JP3360022B2 - 両開き窓の召合せ構造 - Google Patents

両開き窓の召合せ構造

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JP3360022B2 JP11624198A JP11624198A JP3360022B2 JP 3360022 B2 JP3360022 B2 JP 3360022B2 JP 11624198 A JP11624198 A JP 11624198A JP 11624198 A JP11624198 A JP 11624198A JP 3360022 B2 JP3360022 B2 JP 3360022B2
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昭男 渕上
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複合構造の両開き
窓の上下端部に取付けるカバー体等に特徴を有する両開
き窓の召合せ構造に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、アルミサッシ等の金属枠体からな
る窓枠に対し、その屋内側露出部分に樹脂枠体を備えた
複合型の窓枠が考えられている。これは、金属枠体の屋
内側を金属に比して熱伝導率が極めて低い樹脂により覆
うことによって、サッシ窓の断熱性の向上を図ると共に
屋内側への結露を抑え、また金属枠の視覚的な冷たさを
排除すると共に屋内装飾との一体性を持たせることによ
って意匠の向上を図るものである。このような複合型の
窓枠を応用したものとして、屋外側の金属枠体と屋内側
の樹脂枠体からなる複合枠体内に、屋外側の金属框と屋
内側の樹脂框とを枠組してなる固定側扉及び開き側扉を
設け、上記固定側扉及び開き側扉の互いに隣接する召合
せ框を召合せてなる両開き窓が提案されている。ここで
従来の両開き窓においては、開き側扉を開いた状態にお
いて該開き側扉の縦框の上下端部が露出することを防止
するため、該上下端部を覆う樹脂性のカバー体を設けて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
召合せ構造には、種々の問題があった。従来の召合せ
構造は、上述のようにカバー体によって単に開き側扉の
上下端部を覆っていたので、開き側扉と固定側扉との間
に隙間が生じ、この隙間から外気等が侵入して断熱性が
低下するという問題があった。特に上記複合構造を採用
する両開き窓は断熱性の向上が最大の目的であるため、
このように断熱性が低下することは大きな問題となって
いた。したがって断熱性を低下させることのない召合せ
構造が切望されていた。
【0004】本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなさ
れたものであり、カバー体にて召合せ部を完全に覆うこ
とにより優れた断熱性を維持することのできる両開き窓
の召合せ構造を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1に記載の本発明は、屋外側の金属枠体と屋内側
の樹脂枠体からなる複合枠体内に、屋外側の金属框と屋
内側の樹脂框とを枠組してなる固定側扉及び開き側扉を
設け、上記固定側扉及び開き側扉の互いに隣接する召合
せ框を召合せてなる両開き窓の召合せ構造であって、上
記固定側扉の召合せ框の樹脂縦框には、上記開き側扉へ
向けて延出される延出部を長手方向に沿って設けると共
に、該延出部の上記開き側扉側の側面に第1の気密材を
設け、上記固定側扉及び開き側扉の閉状態において上記
第1の気密材を上記開き側扉の召合せ框の屋内側面に当
接自在とし、上記固定側扉の召合せ框の樹脂縦框には、
該樹脂縦框の上端部又は下端部を略覆う第1のカバー体
を設け、該第1のカバー体には、上記固定側扉及び開き
側扉の閉状態において上記開き側扉の召合せ框の屋内側
面に略当接することにより、上記第1の気密材と上記開
き側扉の召合せ框との当接個所を略覆う第1のフィンを
設け、上記開き側扉の召合せ框の金属縦框にはその長手
方向に沿って第2の気密材を設け、上記固定側扉及び開
き側扉の閉状態において上記第2の気密材を上記固定側
扉の召合せ框の屋外側面に当接自在とし、上記固定側扉
の召合せ框の金属縦框には、該金属縦框の上端部又は下
端部を 略覆う第2のカバー体を設け、該第2のカバー体
には、上記固定側扉及び開き側扉の閉状態において上記
開き側扉の召合せ框の第2の気密材に略当接することに
より、上記第2の気密材と上記固定側扉の召合せ框との
当接個所を略覆う第2のフィンを設けたことを特徴とし
て構成されている。
【0006】また請求項2記載の本発明は、請求項1に
記載の発明において、上記複合枠体の上下枠にはその長
手方向に沿って第3の気密材を設け、上記固定側扉及び
開き側扉の閉状態において上記第3の気密材を上記開き
側扉の召合せ框の屋内側面、上記第1のカバー体の第1
のフィンの屋内側面及び上記固定側扉の召合せ框の屋内
側面に当接自在としたことを特徴として構成されてい
る。
【0007】また請求項3記載の本発明は、請求項2
記載の発明において、上記固定側扉及び開き側扉の金属
上框及び金属下框にはその長手方向に沿って第4の気密
材を設け、上記固定側扉及び開き側扉の閉状態において
上記複合枠体の上下枠を上記第4の気密材及び上記第2
のカバー体の第2のフィンの屋内側面に当接自在とした
ことを特徴として構成されている。
【0008】また請求項4記載の本発明は、請求項1乃
至3に記載の発明において、上記第1のカバー体と上記
第2のカバー体とを一体としたことを特徴として構成さ
れている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に沿って詳細に説明する。図1は本実施形態における両
開き窓の縦断面図であり図2のA−A矢視断面図、図2
は図1の両開き窓の横断面図、図3は図2の召合せ部周
辺の拡大図である。これら各図において、両開き窓は、
建屋の窓開口部に装着された金属枠体10に樹脂枠体2
0を取付けてなる複合枠体1内に、固定側扉3と開き側
扉4とを外開き自在に納めてなるものである。なお図1
〜3において屋外側を符号A、屋内側を符号Bにて示
し、また「左」又は「右」という場合には屋内側から屋
外側を見た状態を基準とする。
【0010】図1及び図2に示すように、複合枠体1を
構成する金属枠体10は、構造的なベースとなるもの
で、金属上枠11、金属下枠12、左の金属縦枠13及
び右の金属縦枠14を方形に枠組みして構成されてい
る。また上記樹脂枠体20は、金属枠体10の屋内側露
出部分を覆うもので、樹脂上枠21、樹脂下枠22、左
の樹脂縦枠23及び右の樹脂縦枠24により方形状にて
構成される。
【0011】そして樹脂上枠21を金属上枠11に、樹
脂下枠22を金属下枠12に、左の樹脂縦枠23を左の
金属縦枠13に、右の樹脂縦枠24を右の金属縦枠14
にそれぞれ取付けることにより、上述のように複合枠体
1が構成されている。なお、上記金属枠体10は通常ア
ルミの押出し型材にて成型され、また樹脂枠体20は塩
化ビニルやアクリル樹脂等から成型される。また、これ
らの樹脂材には、木材粉等を混入させて、外観上あたか
も木材で形成されているかの観を呈させこともできる。
【0012】固定側扉3は、図1〜3及び後述する図
4、5に示すように、金属框30と樹脂框35とからな
る複合框内にガラス体5を納めてなるものである。金属
框30は、構造的なベースとなるもので、金属上框3
1、金属下框32、右の金属縦框33及び左の金属縦框
34からなる。また樹脂框35は、金属框30の屋内側
露出部分を覆うもので、樹脂上框36、樹脂下框37、
右の樹脂縦框38及び左の樹脂縦框39からなる。そし
て、樹脂上框36を金属上框31に、樹脂下框37を金
属下框32に、樹脂縦框38を金属縦框33に、樹脂縦
框40を金属縦框34にそれぞれ取付けることにより、
上述のように複合框が構成されている(なお金属下框3
2及び樹脂下框37は図示せず)。この固定側扉3の上
下側面には、金属縦枠13近傍の位置に図示しない縦滑
り出しアームが設けられており、このアームを支点とし
て外側に縦滑り自在とされている。
【0013】一方、開き側扉4は、図1〜3及び後述す
る図4、5に示すように、金属框40と樹脂框45とか
らなる複合框内にガラス体5を納めてなるものである。
なお開き側扉4について特に説明なき構造については固
定側扉3に対して左右対称をなすものとする。金属框4
0は、構造的なベースとなるもので、金属上框41、金
属下框42、左の金属縦框43及び右の金属縦框44か
らなる。また樹脂框45は、金属框40の屋内側露出部
分を覆うもので、樹脂上框46、樹脂下框47、左の金
属縦框48及び右の樹脂縦框49からなる。そして、樹
脂上框46を金属上框41に、樹脂下框47を金属下框
42に、樹脂縦框48を金属縦框43に、樹脂縦框49
を金属縦框44にそれぞれ取付けることにより、上述の
ように複合框が構成されている。
【0014】ここで図3に拡大して示すように、固定側
扉3の金属縦框33及び樹脂縦框38にて構成される複
合縦框と、開き側扉4の金属縦框43及び樹脂縦框48
にて構成される複合縦框とは互いに隣接して召合せ状に
配置され、各複合縦框は召合せ框として機能する。以
下、この召合せ構造について説明する。図3に示すよう
に、固定側扉3の樹脂縦框38には、開き側扉4へ向け
て延出される延出部38aが設けられている。この延出
部38aは、樹脂縦框38の長手方向に沿ってかつ樹脂
縦框38の全長に渡って、樹脂縦框38と一体に形成さ
れている。このように延出部38aが設けられることに
よって、該延出部38aにて固定側扉3と開き側扉4と
の召合せ部が屋内側に非露出状とされると共に、該延出
部38aを含めた樹脂縦框38全体が固定側扉3と開き
側扉4との見付方向の略中央に位置して、両開き窓全体
の屋内側の外観が左右対称をなす。
【0015】この延出部38aの開き側扉4側の側面に
は、図3に示すように、該延出部38aの長手方向に沿
ってかつ該延出部38aの全長に渡ってビード材等から
なる第1の気密材38bが設けられており、固定側扉3
及び開き側扉4を閉じた状態において該第1の気密材3
8bが開き側扉4の樹脂縦框48の屋内側の側面に当接
し、固定側扉3と開き側扉4との間の気密及び断熱が維
持されている。
【0016】また図3に示すように、固定側扉3の金属
縦枠33には、その屋外側かつ開き側扉4側の隅部を、
金属縦枠33の長手方向に沿ってかつ金属縦枠33の全
長に渡って屋内側に凹ませて空間部33aが形成され、
一方、開き側扉4の金属縦枠43には、該金属縦枠43
の長手方向に沿ってかつ金属縦枠43の全長に渡って、
固定側扉3側に延出して上記空間部33aに至る第2の
延出部43aが形成されている。この延出部43aの固
定側扉3側の側面には、該延出部43aの長手方向に沿
ってかつ延出部43aの全長に渡って第2の気密材43
bが設けられており、固定側扉3及び開き側扉4を閉じ
た状態において該第2の気密材43bが固定側扉3の金
属縦枠33の屋外側の側面に当接し、固定側扉3と開き
側扉4との間の気密及び断熱が維持されている。
【0017】次に、このような召合せ構造における召合
せ框の上下端部のカバー構造について説明する。図4は
召合せ部分の上端部の斜視図、図5は図4の分解斜視図
である。なお召合せ部分の下端部におけるカバー構造は
上端部におけるカバー構造と上下対称をなすものであ
り、個別の説明は省略する。図4に示すように、固定側
扉3の樹脂縦框38には、樹脂縦框38の上端部を略覆
う第1のカバー体50が設けられている(なお後述する
が、第1のカバー体50には第2のカバー体55が一体
に設けられている。これら第1のカバー体50及び第2
のカバー体55は樹脂からなる)。この第1のカバー体
50はその底面に設けられた後述する挿入片53を樹脂
縦框38の中空部に上方から挿入されることによって該
樹脂縦框38に固定されるもので、該樹脂縦框38の横
断面形状に略対応した平面形状に形成され、該樹脂縦框
38の上端部を外部に対し非露出状に覆ってなる。
【0018】この第1のカバー体50には、第1の気密
材38bと開き側扉4の樹脂縦框48との当接個所の上
方に延出する第1のフィン51が設けられている。この
第1のフィン51は横長薄厚状の外観をなし上記第1の
カバー体50と一体に形成されている。そして図4に示
すように、固定側扉3及び開き側扉4を閉じた状態にお
いて、第1のフィン51の屋外側の側面が開き側扉4の
樹脂縦框48の屋内側面に略当接し、第1の気密材38
bと樹脂縦框48との当接個所を外部に対し非露出状に
覆ってなる。したがって外気が第1の気密材38bと樹
脂縦框48との当接個所から屋内に流入すること等を防
止でき、高断熱性を維持することができる。
【0019】また固定側扉3の金属縦框33には、該金
属縦框33の上端部を略覆う第2のカバー体55が設け
られている。この第2のカバー体55はその底面に設け
られた後述する挿入片57を金属縦框33の中空部に上
方から挿入されることによって該金属縦框33に固定さ
れるもので、該金属縦框33の横断面形状に略対応した
平面形状に形成され、該金属縦框33の上端部を外部に
対し非露出状に覆ってなる。
【0020】この第2のカバー体55には、第2の気密
材43bと固定側扉3の金属縦框33との当接個所の上
方に延出する第2のフィン56が設けられている。この
第2のフィン56は横長薄厚状の外観をなし上記第2の
カバー体55と一体に形成されている。そして図4に示
すように、固定側扉3及び開き側扉4を閉じた状態にお
いて、第2のフィン56の屋外側の側面が第2の気密材
43bの上端部に略当接し、第2の気密材43bと金属
縦框33との当接個所を外部に対し非露出状に覆ってな
る。したがって外気が第2の気密材43bと金属縦框3
3との当接個所から框の内部空間に流入すること等を防
止でき、高断熱性を維持することができる。
【0021】図6は第1のカバー体50及び第2のカバ
ー体55の部品図であり、(a)は側面図、(b)は屋
内側から見た正面図、(c)は底面図である。上述のよ
うに第1のカバー体50と第2のカバー体55とはその
間に配置された中間片52を介して一体に連結されてい
る。したがって第1のカバー体50と第2のカバー体5
5とを一括して取付け等することができ、取扱いが容易
である。この図6に示すように第1のカバー体50の底
面には挿入片53が設けられており、この挿入片を樹脂
縦框38の中空部に挿入することによって第1のカバー
体50の取付けが行われる。また第2のカバー体55の
底面には挿入片57が設けられており、この挿入片57
を金属縦框33の中空部に挿入することによって第2の
カバー体55の取付けが行われる。
【0022】ここで図1に示すように、複合枠体1の樹
脂上枠21にはその長手方向に沿ってかつその略全長に
至って第3の気密材21aが設けられている。この第3
の気密材21aは固定側扉3及び開き側扉4を閉じた状
態において、固定側扉3の樹脂上框36及び開き側扉4
の樹脂上框46の屋内側の側面に当接するもので、該当
接によって断熱性を維持するものである。図6(a)に
は樹脂上枠21及び第3の気密材21aを想像線にて示
す。この図6(a)に示すように、第3の気密材21a
は、固定側扉3及び開き側扉4を閉じた状態において、
上述のように樹脂上框36及び樹脂上框46に当接する
と同時に、第1のカバー体50の第1のフィン51の屋
内側の側面に当接する。したがってこれら第3の気密材
21a、樹脂上框36、樹脂上框46及び第1のフィン
51が互いに連係して、これらの間における断熱性が保
持されている。
【0023】また図1に示すように、開き側扉4の金属
上框41には、その長手方向に沿ってかつその略全長に
渡って第4の気密材41aが設けられている。また図示
は省略するが、固定側扉3の金属上框31にも、その長
手方向に沿ってかつその略全長に渡って第4の気密材4
1aが設けられている。この第4の気密材41aは固定
側扉3及び開き側扉4を閉じた状態において、金属上枠
11に設けた垂下片11aの屋外側の側面に当接するも
ので、該当接によって断熱性を維持するものである。
【0024】ここで図6(a)に示すように、垂下片1
1aは、固定側扉3及び開き側扉4を閉じた状態におい
て、上述のように第4の気密材41aに当接すると同時
に、第2のカバー体55の第2のフィン56の屋内側の
側面に当接する。したがってこれら第4の気密材41
a、垂下片11a及び第2のフィン56が互いに連係し
て、これらの間における断熱性が保持されている。なお
第2のフィン56の厚みは、垂下片11aが第4の気密
材41aに当接した際にその押圧によって該第4の気密
材41aが変形することを考慮して決定されている。す
なわち第4の気密材41aが見込方向に若干押しつぶさ
れた状態において、第4の気密材41aの屋内側の側面
と第2のフィン56の屋内側の側面とが互いに略面一状
とされる。したがって一層高度な気密性を得ることがで
きる。
【0025】次に、本窓における施錠構造について説明
する。固定側扉3と開き側扉4にはそれぞれグレモン機
構が設けられており、固定側扉3はそのグレモン機構に
よって複合枠体1に係脱自在に係止され、開き側扉4は
そのグレモン機構によって固定側扉3に係脱自在に係止
されている。このうち開き側扉4のグレモン機構は従来
と同様の構造であるためその詳細な説明は省略するが、
概略的には図3に示すように、開き側扉4の金属縦框4
3には固定側扉3側の側面に突出する係止突起43cを
設け、また固定側扉3の金属縦框33にはその開き側扉
4側の側面に受金具33bを設け、係止突起43cをハ
ンドル4aにて上下動させることによって受金具33b
に係脱させるものである。
【0026】以下、固定側扉3のグレモン機構について
説明する。図7は固定側扉3の召合せ框の上部周辺を示
す図であり、(a)は平面図、(b)は屋内側から見た
正面図、(c)は(b)のB−B矢視断面図である。な
お固定側扉3のグレモン機構は上下略対称をなすもので
あり、召合せ框の下部については、個別の説明を省略す
る。図7に示すように、固定側扉3の金属縦框33内に
はグレモン本体60が納められている。またグレモン本
体60には該グレモン本体60から金属上框31の上端
外側にまで至るロッド棒61が連係されている。ここで
グレモン本体60は従来と同様の構造をなすものであ
り、図2、3に示すハンドル3aを操作することによっ
て、ロッド棒61を上下動させるものである。そして金
属上框31から突出したロッド棒61の端部を、金属上
枠11に設けた図示しない受孔部に挿脱させることによ
って固定側扉3を複合枠体1に係脱させる。
【0027】これらグレモン本体60とロッド棒61と
の連係は従来と同様であり、グレモン本体60には図示
しないネジ孔を設けると共に、ロッド棒61のグレモン
本体60近傍位置の周面には図示しないネジ溝を設け、
ネジ溝をネジ孔に螺合させることによって両者が連係さ
れている。したがってロッド棒61をその長手方向を軸
として時計回り又は反時計回りのいずれか一方に回転さ
せるとロッド棒61がグレモン本体60に対して上方に
移動し、他方に回転させるとロッド棒61がグレモン本
体60に対して下方に移動する。すなわちロッド棒61
を回転させることによって、該ロッド棒61を上下に調
整自在である。
【0028】ここで従来と異なり、ロッド棒61とグレ
モン本体60との連結部にはロッド棒61の回転を規制
するためのナットは設けられておらず、金属上框31の
内部に、ロッド棒61の回動を任意に規制する規制機構
が設けられている。図8は規制機構の要部を示す図であ
り、(a)は側面図、(b)は平面図である。この図8
に示すように、規制機構は樹脂からなるスライドブロッ
ク63を備えてなる。このスライドブロック63は図7
(c)に示すように、金属上框31の中空部に納まる幅
及び高さに形成される短尺状のもので、金属上框31の
長手方向に沿って該金属上框31の中空部内をスライド
自在である。
【0029】このスライドブロック63の長手方向の端
部近傍にはナット63aが回転不能に埋め込まれてお
り、またナット63aに挿通するネジ孔63bが形成さ
れている。そして図7に示すように、このネジ孔63b
を介して、ナット63aに操作部たる操作ネジ64がネ
ジ込まれている。この操作ネジ64はその頭部64aを
金属上框31に設けた長孔31aを介して外部に露出さ
せており、したがって操作ネジ64を緩めた状態におい
て、その頭部64aを金属上框31の長手方向に沿って
スライドさせることによって、スライドブロック63を
スライド操作することができる。また操作ネジ64を締
めると、その頭部64aが金属上框31に強固に当接し
てスライド操作不能となり、ひいてはスライドブロック
63のスライド操作を不能とする。
【0030】ここで図9はロッド棒61の上端部を示す
図であり、(a)は平面図、(b)は正面図である。こ
の図9に示すように、ロッド棒61の先端部のうちスラ
イドブロック63に対応する個所には、ロッド棒61の
長手方向に沿って平面にて該ロッド棒61の両側面を切
欠くことによって、該長手方向に沿った一対の平面部6
1a、61bが形成されている。
【0031】一方、上記スライドブロック63には、図
8に示すように、貫通孔たる第1の孔部65と第2の孔
部66とが形成されている。このうち第1の孔部65
は、ロッド棒61の一対の平面部61a、61bの外径
(幅)D1に略対応した内径D2を有するものであり、
したがって第1の孔部65内に挿通されたロッド棒61
は、その回動を不能とされる。また第2の孔部66は、
上記外径D1に対して広い内径D3を有するものであ
り、したがって第2の孔部66内に挿通されたロッド棒
61は、その回動を可能とされる。したがってロッド棒
61を第1の孔部65と第2の孔部66のいずれか任意
の一方に挿通させることによって、ロッド棒61の回動
を任意に解除し、又は規制することができる。
【0032】ここで図8(b)に示すように、第1の孔
部65と第2の孔部66とは互いに連通して形成されて
おり、したがってロッド棒61を金属縦框33に対して
固定した状態において、スライドブロック63を上記操
作ネジ64を介してスライド動作させることにより、第
1の孔部65に挿通されていたロッド棒61を第2の孔
部66に挿通させ、あるいは第2の孔部66に挿通され
ていたロッド棒61を第1の孔部65に挿通させること
ができる。すなわちロッド棒61を動かすことなくスラ
イドブロック63をスライドさせるだけで、ロッド棒6
1を第1の孔部65又は第2の孔部66のいずれか任意
の一方に挿通自在である。
【0033】以上、本発明の実施形態を図面に沿って説
明した。しかしながら、本発明は上記実施形態に記載さ
れた事項に限定されず、特許請求の範囲の記載に基づい
てその変更、改良が可能である。まず上記実施形態にお
いては第1のカバー体と第2のカバー体とを一体に設け
たが、別体でもよく、またいずれか一方のみを設けても
よい。また上記の施錠機構は両開き窓に限らず、片開き
等の他の種類の窓に用いられてもよい。また上記実施形
態においては図示のように框体を横通しとしたので規制
機構を金属上框に設けたが、縦通しにした場合には、規
制機構を小型化して金属縦框に設けることも可能であ
る。
【0034】
【発明の効果】以上のように請求項1に記載の本発明に
よれば、固定側扉の召合せ框の樹脂縦框には、開き側扉
へ向けて延出される延出部を長手方向に沿って設けると
共に、該延出部の開き側扉側の側面に第1の気密材を設
け、固定側扉及び開き側扉の閉状態において第1の気密
材を開き側扉の召合せ框の屋内側面に当接自在とし、固
定側扉の召合せ框の樹脂縦框には、該樹脂縦框の上端部
又は下端部を略覆う第1のカバー体を設け、該第1のカ
バー体には、固定側扉及び開き側扉の閉状態において開
き側扉の召合せ框の屋内側面に略当接することにより、
第1の気密材と開き側扉の召合せ框との当接個所を略覆
う第1のフィンを設けたことにより、外気が第1の気密
材と開き側扉の召合せ框との当接個所から屋内に流入す
ること等を防止でき、高断熱性を維持することができ
る。
【0035】しかも、開き側扉の召合せ框の金属縦框に
はその長手方向に沿って第2の気密材を設け、固定側扉
及び開き側扉の閉状態において第2の気密材を固定側扉
の召合せ框の屋外側面に当接自在とし、固定側扉の召合
せ框の金属縦框には、該金属縦框の上端部又は下端部を
略覆う第2のカバー体を設け、該第2のカバー体には、
固定側扉及び開き側扉の閉状態において開き側扉の召合
せ框の第2の気密材に略当接することにより、第2の気
密材と固定側扉の召合せ框との当接個所を略覆う第2の
フィンを設けたことにより、外気が第2の気密材と固定
側扉の召合せ框との当接個所から框の内部空間に流入す
ること等を防止でき、高断熱性を維持することができ
る。
【0036】しかもまた請求項に記載の本発明によれ
ば、複合枠体の上下枠にはその長手方向に沿って第3の
気密材を設け、固定側扉及び開き側扉の閉状態において
第3の気密材を開き側扉の召合せ框の屋内側面、第1の
カバー体の第1のフィンの屋内側面及び固定側扉の召合
せ框の屋内側面に当接自在としたことにより、第3の気
密材、開き側扉及び固定側扉の召合せ框、及び第1のカ
バー体が互いに連係して、これらの間における断熱性が
保持されている。
【0037】さらに請求項に記載の本発明によれば、
固定側扉及び開き側扉の金属上框及び金属下框にはその
長手方向に沿って第4の気密材を設け、固定側扉及び開
き側扉の閉状態において複合枠体の上下枠を第4の気密
材及び第2のカバー体の第2のフィンの屋内側面に当接
自在としたことにより、第4の気密材、上下枠及び第2
のカバー体が互いに連係し、これらの間における断熱性
が保持されている。
【0038】さらにまた請求項に記載の本発明によれ
ば、第1のカバー体と第2のカバー体とを一体としたこ
とにより、第1のカバー体と第2のカバー体とを一括し
て取付け等することができ、取扱いが容易である。また
これら第1のカバー体と第2のカバー体との間における
断熱性を保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における両開き窓の縦断面
図であり図2のA−A矢視断面図である。
【図2】図1の両開き窓の横断面図である。
【図3】図2の召合せ部周辺の拡大図である。
【図4】召合せ部分の上端部の斜視図である。
【図5】図4の分解斜視図である。
【図6】第1のカバー体及び第2のカバー体の部品図で
あり、(a)は側面図、(b)は屋内側から見た正面
図、(c)は底面図である。
【図7】固定側扉の召合せ框の上部周辺を示す図であ
り、(a)は平面図、(b)は屋内側から見た正面図、
(c)は(b)のB−B矢視断面図である。
【図8】規制機構の要部を示す図であり、(a)は側面
図、(b)は平面図である。
【図9】ロッド棒の上端を示す図であり、(a)は平面
図、(b)は正面図である。
【図10】従来のグレモン機構の要部正面図である。
【符号の説明】
A 屋外側 B 屋内側 1 複合枠体 3 固定側扉 3a ハンドル 4 開き側扉 4a ハンドル 5 ガラス体 10 金属枠体 11 金属上枠 11a 垂下片 12 金属下枠 13、14 金属縦枠 20 樹脂枠体 21 樹脂上枠 21a 第3の気密材 22 樹脂下枠 23、24 樹脂縦枠 30 金属框 31 金属上框 32 金属下框 33、34 金属縦框 35 樹脂框 36 樹脂上框 37 樹脂下框 38、39 樹脂縦框 38a 延出部 38b 第1の気密材 40 金属框 41 金属上框 41a 第4の気密材 42 金属下框 43、44 金属縦框 43a 延出部 43b 第2の気密材 43c 係止突起 45 樹脂框 46 樹脂上框 47 樹脂下框 48、49 樹脂縦框 50 第1のカバー体 51 第1のフィン 53 挿入片 52 中間片 55 第2のカバー体 56 第2のフィン 57 挿入片 60 グレモン本体 61 ロッド棒 63 スライドブロック 65 第1の孔部 66 第2の孔部 64 操作ネジ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−217560(JP,A) 実開 昭60−84691(JP,U) 実開 昭58−45893(JP,U) 実開 昭54−29565(JP,U) 実開 昭56−16783(JP,U) 実開 昭56−139793(JP,U) 実開 昭55−132274(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E06B 7/16 - 7/22 E05B 15/02 E05C 9/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屋外側の金属枠体と屋内側の樹脂枠体か
    らなる複合枠体内に、屋外側の金属框と屋内側の樹脂框
    とを枠組してなる固定側扉及び開き側扉を設け、上記固
    定側扉及び開き側扉の互いに隣接する召合せ框を召合せ
    てなる両開き窓の召合せ構造であって、 上記固定側扉の召合せ框の樹脂縦框には、上記開き側扉
    へ向けて延出される延出部を長手方向に沿って設けると
    共に、該延出部の上記開き側扉側の側面に第1の気密材
    を設け、上記固定側扉及び開き側扉の閉状態において上
    記第1の気密材を上記開き側扉の召合せ框の屋内側面に
    当接自在とし、 上記固定側扉の召合せ框の樹脂縦框には、該樹脂縦框の
    上端部又は下端部を略覆う第1のカバー体を設け、該第
    1のカバー体には、上記固定側扉及び開き側扉の閉状態
    において上記開き側扉の召合せ框の屋内側面に略当接す
    ることにより、上記第1の気密材と上記開き側扉の召合
    せ框との当接個所を略覆う第1のフィンを設け、上記開き側扉の召合せ框の金属縦框にはその長手方向に
    沿って第2の気密材を設け、上記固定側扉及び開き側扉
    の閉状態において上記第2の気密材を上記固定側扉の召
    合せ框の屋外側面に当接自在とし、 上記固定側扉の召合せ框の金属縦框には、該金属縦框の
    上端部又は下端部を略覆う第2のカバー体を設け、該第
    2のカバー体には、上記固定側扉及び開き側扉の閉状態
    において上記開き側扉の召合せ框の第2の気密材に略当
    接することにより、上記第2の気密材と上記固定側扉の
    召合せ框との当接個所を略覆う第2のフィンを設けたこ
    と、 を特徴とする両開き窓の召合せ構造。
  2. 【請求項2】 上記複合枠体の上下枠にはその長手方向
    に沿って第3の気密材を設け、上記固定側扉及び開き側
    扉の閉状態において上記第3の気密材を上記開き側扉の
    召合せ框の屋内側面、上記第1のカバー体の第1のフィ
    ンの屋内側面及び上記固定側扉の召合せ框の屋内側面に
    当接自在としたことを特徴とする請求項1に記載の両開
    き窓の召合せ構造。
  3. 【請求項3】 上記固定側扉及び開き側扉の金属上框及
    び金属下框にはその長手方向に沿って第4の気密材を設
    け、上記固定側扉及び開き側扉の閉状態において上記複
    合枠体の上下枠を上記第4の気密材及び上記第2のカバ
    ー体の第2のフィンの屋内側面に当接自在としたことを
    特徴とする請求項2に記載の両開き窓の召合せ構造。
  4. 【請求項4】 上記第1のカバー体と上記第2のカバー
    体とを一体としたことを特徴とする請求項1乃至3に記
    載の両開き窓の召合せ構造。
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