JP6023652B2 - 上げ下げ窓 - Google Patents
上げ下げ窓 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6023652B2 JP6023652B2 JP2013101743A JP2013101743A JP6023652B2 JP 6023652 B2 JP6023652 B2 JP 6023652B2 JP 2013101743 A JP2013101743 A JP 2013101743A JP 2013101743 A JP2013101743 A JP 2013101743A JP 6023652 B2 JP6023652 B2 JP 6023652B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- shoji
- metal fitting
- collar
- raising
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Special Wing (AREA)
- Wing Frames And Configurations (AREA)
Description
一般的な上げ下げ窓(建具)では、外障子の上框が、上枠の下端に嵌合した構造となっている。また、枠体の上枠内に、障子を支持するためのバランサを納めた構造を有する上げ下げ窓では、上枠の見付けが幅広に構成されている。
外障子2は、外障子2の上框21の室外側面21aから上方に張り出す延出片21bを有し、外障子2の上框21の室外側面21aと延出片21bとで、垂下片11cの下端を呑み込む溝260(嵌合溝部)を形成しており、その溝260内に、垂下片11cに対して見込み方向で係止可能な離れ防止金具60を有する。
本実施形態では、外障子2がサッシ枠1内の上部に固定され、内障子3がサッシ枠1内の下部に嵌め込まれ、内障子3が上下移動自在に配置されている。内障子3を上げた場合、内障子3の下方に形成される開口部を通じて採風を行えるように、上げ下げ窓100が構成されている。外障子2と内障子3は、引違い状に配置されている。上げ下げ窓100は、シングルハングであってもよいし、ダブルハングであってもよい。本実施形態では、上げ下げ窓100はシングルハングである。
サッシ枠1は、上枠11と、下枠12と、左右の竪枠13,14とを有し、それらが四方枠組みして構成されている。上枠11、下枠12、竪枠13,14の内周部には、外障子2や内障子3に嵌合する凹部(嵌合溝部)が形成されている。
図1、図2、図3に示したように、外障子2は、上障子として機能し、上框21、下框22、竪框23,24を四周枠組みして構成されている。外障子2は、各框により区画された区画内にガラスパネル25(パネル)を装着して構成されている。
内障子3は、下障子として機能し、上框31、下框32、竪框33,34を四周枠組みして構成されている。内障子3は、各框により区画された区画内にガラスパネル35(パネル)を装着して構成されている。
また、内障子3及び外障子2は、アルミニウム合金などの押出形材の金属框と、その金属框の室内側面等に設けられた樹脂框となどで構成されていてもよい。
下枠12は、金属下枠121と、その金属下枠121の室内側に配設した樹脂下枠122と、などで構成されている。
竪枠13(14)は、金属竪枠131(141)と、その金属竪枠131(141)の室内側に配設した樹脂竪枠132(142)と、などで構成されている。
外障子2の竪框23(24)は、金属竪框231(241)と、金属竪框231(241)の室内側に配設した樹脂上框232(242)と、などで構成されている。
内障子3の下框32は、金属下框321と、その金属下框321の室内側に配設した樹脂下框322と、などで構成されている。
内障子3の竪框33(34)は、金属竪框331(341)の室内側に配設した樹脂竪框332(342)と、などで構成されている。
サッシ枠1の竪枠13,14の上部、または、上枠11の左右両端部付近に、渦巻バネ式バランサ装置などのバランサ5が設けられている。バランサ5から繰り出された吊りワイヤ5wに、可動障子としての内障子3(下障子)が吊設されている。本実施形態では、可動障子である内障子3(下障子)は、内障子3の下端部付近に設けられた係止部材5sにワイヤ5wにより係止されることで吊設されている。内障子3(下障子)の重力と、バランサ5による上方向への付勢力とが力学的に平衡関係となるように構成され、可動障子である内障子3を小さな力で簡単に上下方向に移動させて開閉可能であり、且つ、内障子3を任意の高さ位置に停止できるように構成されている。
本実施形態では、内障子3(下障子)の下框の中央部付近に、把持部37(把手)が設けられている。操作者が把持部37を上下方向に操作することで、内障子3を簡単に開閉自在となるように構成されている。
図1、図2、図3に示したように、外障子2(上障子)の下框22(召し合せ框)と、内障子3(下障子)の上框31(召し合せ框)は、施錠金具7(クレセント)により施錠可能に構成されている。詳細には、内障子3(下障子)の上框31(召し合せ框)の略上端中央部にクレセント本体金具71が設けられている。クレセント本体金具71とクレセント受け金具72とが係合することで、内障子3を閉鎖位置に固定することができる。
以下、本発明の実施形態に係る上げ下げ窓100の外障子2の上框21に設けられた離れ防止金具60について、詳細に説明する。
外障子2の上框21には、ガラスパネル25を嵌合する溝部21eが形成されている。溝部21eは、金属上框211の室外側側面から下方に延出する延出部211eと、樹脂上框212の室内側側面から下方に延びる延出部212eとを有し、延出部211e,212eにより、シール部材6(グレージングチャンネル)を介してガラスパネル25を嵌合するように構成されている。
尚、本実施形態では、垂下片11cの室内側側面に熱膨張耐火材9が設けられている。熱膨張耐火材9は、火災時など、200℃以上に加熱されると発泡して、厚さ方向に5〜40倍に膨張し、断熱層を形成する。垂下片11cの室内側側面に設けられた熱膨張耐火材9は、火災時、金属上枠111の垂下片11cと、外障子2の上框21の室外側面21a(本体部211aの上面部211cよりも、上方に向けて突出した突出部211gの室外側面21a)との間に、断熱層を形成する。
また、図4に示したように、上枠11の下部において、上框21を呑み込む溝に熱膨張耐火材9が、上枠11の長手方向に沿って設けられている。具体的には、図4に示したように、金属上枠111の下部において、上框21に設けられた離れ防止金具60と対向する位置付近に、上枠11の長手方向に沿って熱膨張耐火材9が設けられている。このため、火災時には、熱膨張耐火材9が発泡し、上枠11と上框21との間の隙間を埋めるように断熱層を形成することで、上枠11と上框21との間に隙間が生じることを防止する。
図4に示したように、外障子2の金属上框211は、断面略四角形状の本体部211aの室外側面21aは、断面略四角形状の本体部211aの上面部211cよりも、上方に向けて突出した部分を有し、その突出部211gの上端部21dが、金属上枠111に設けられた気密材81に当接するように構成されている。
また、外障子2の金属上框211は、金属上框211の室外側面21aから室外側に突出し且つ上方に張り出す延出片21bを有する。
この室外側面21aと延出片21bとで、垂下片11cの下端を呑み込む溝260(嵌合溝)が形成されている。延出片21bは、上枠11の長手方向に沿って形成されている。この上框21の延出片21bは、外障子2の上框21と上枠11との間の隙間への雨や風の侵入を防いでいる。
室外側係合立設部60bは、連結部60cの端部から垂直に上方に延出した形状に形成されている。本実施形態では、室外側係合立設部60bは、連結部60cと比較して幅広に形成されており、固定板部60aと略同じ幅に形成されている。
詳細には、例えば、火災時、その熱で、上枠11が外障子2の上框21に対して室外側に離間するように反りなどが生じる場合、上枠11の垂下片11cが、離れ防止金具60の室外側係合立設部60bに当接するように構成されている。また、火災時、その熱で、上枠11が外障子2の上框21に対して室内側に離間するように反りなどが生じる場合、上枠11の垂下片11cが、離れ防止金具60の室内側係合立設部60dに当接するように構成されている。
尚、1つ、または、2つ以上の複数の離れ防止金具60を、外障子2の上框21に設けてもよい。
外障子2の下框22は、内障子側の側面部に煙返し22bが設けられており、煙返し22bの近傍に、先端部が室内側に向かって延びるモヘヤなどの気密部材971を備える。
本実施形態では、外障子2の下框22には、図7に示したように、室内側角部に切り欠け状の段部が形成されている。外障子側金具82(上障子側金具)は、外障子2の下框22の下面側の段部に対応する形状に形成されており、下框22の下面側の段部に固定部材902,903,904などにより固定さている。
金属上框311の中空部311k内に、断面U字形状の金属材料からなる補強部材313が備えられている。
また、内障子3の上框31(樹脂上框312)の室外側の側面部の上部には、先端部が室外側に向かって延びるパッキンなどの気密部材951が設けられている。
内障子3の上框31(金属上框311)の室外側の側面部に、内障子側金具83が設けられている。
以下、反り防止金具80の各部材について、詳細に説明する。
図7、図8、図9、図10に示したように、反り防止金具80の内障子側金具83は、内障子3の竪框34(33)の上部(召し合せ部)の外障子2側(室外側)に設けられている。詳細には、内障子側金具83は、本体部83aと、段部83bと、係合突起部83cと、などを有する。竪框33の上部に設けた内障子側金具83については、同様な構成であるので、説明を省略する。
また、本体部83aは、その端部に屈曲した形状の係合部83fが形成されている。係合部83fは、内障子3の竪框34(金属竪框341)に形成された孔形状の被係合部341dに係合するように構成されている(図8参照)。内障子側金具83は、固定用ネジなどの固定部材901と係合部83fとにより、内障子3の竪框34(金属竪框341)の屋外側側面341cに固定された構造となっているので、内障子側金具83に外力が加わった場合であっても、内障子側金具83の回転を防止することができる。
係合突起部83cは、段部83bから下方へ向けて延出した形状に形成されるとともに、その先端部に、召し合せ部の端部に向けて屈曲した突出部83dを有する。この係合突起部83cの突出部83dは、火災などの場合に外障子側金具82に係合するように形成されている。
図7、図8、図11に示したように、外障子側金具82は、本体部82aと、段部82bと、平坦部82cと、立設部82dと、屈曲部82eと、などを有する。
屈曲部82eは、立設部82dの上部から室外方向に延出する形状に形成されている。
反り防止金具80である外障子側金具82と内障子側金具83の取付構造を説明する。
図7、図8に示したように、外障子側金具82は、本体部82aおよび平坦部82cが、外障子2の下框22bの下面に固定部材902,903,904により固定され、立設部82d及び屈曲部82eが、外障子2の下框22の室内側側面と内障子3の竪框34(金属竪框341)の室外側側面部との間に配置される。金属竪框341の室内側には樹脂竪框342が設けられている。
内障子側金具83は、本体部83aが、内障子3の竪框34(金属竪框341)の外障子2側(室外側)に、固定部材901により固定されており、段部83bが本体部83aの下端から外障子2側へ屈曲して所定距離だけ延出し、係合突起部83cが段部83bから下方へ向けて延出した形状に形成され、先端部の突出部83dが召し合せ部の端部側に向けて屈曲している。
図12は火災時の上げ下げ窓100の反り防止金具80の係合状態の一例を示す拡大横断面図である。内障子3が閉鎖状態、外障子2及び内障子3の召し合せ框の中央部に設けられた施錠金具7が施錠状態、且つ、火災時などで内障子3の上框31が長手方向に熱伸びするとともに、竪框33,34が熱伸びした場合、図12に示したように、内障子側金具83と外障子側金具82とが室内外方向に係合し、且つ、内障子側金具83と外障子側金具82とが係合して上下方向の移動を規制するように構成されている。
詳細には、図12に示したように、内障子側金具83の係合突起部83c、突出部83dが、外障子側金具82の立設部82dに対して室内外方向に係合自在となっており、且つ、内障子側金具83の突出部83dが、外障子側金具82の屈曲部82eに対して上下方向に係合可能な状態となっており、上下方向の移動を規制するように構成されている。
図12に示したように、内障子側金具83と外障子側金具82とが係合した状態では、内障子3の上框31(召し合せ框)の両端部に関して、内障子側金具83と外障子側金具82により上下方向の移動が規制され、且つ、内障子3の上框31(召し合せ框)の両端部に関して、室内外方向への移動が規制される。詳細には、内障子3の上框31の両端部の室内側への移動が規制される。
このため、火災時であって、外障子2と内障子3の召し合せ部の気密性を確実に維持することができる。
また、図4に示したように、離れ防止金具60の固定板部60aが、外障子2の延出片21bよりも室内側で、金属上框211および補強部材970に固着されて取り付けてあることで、延出片21bが溶融したとしても、離れ防止金具60は落下せず、垂下片11cとの係合状態を維持することができるので、長時間に亘り上枠11と上框21の見込方向の離反を防止することができる。
詳細には、例えば、火災時、その熱で、上枠11が外障子2の上框21に対して室外側に離間するように反りなどが生じる場合、上枠11の垂下片11cが、離れ防止金具60の室外側係合立設部60bに当接することで、上枠11と上框21の見込方向の離反を防止することができる。
また、火災時、その熱で、上枠11が外障子2の上框21に対して室内側に離間するように反りなどが生じる場合、上枠11の垂下片11cが、離れ防止金具60の室内側係合立設部60dに当接することで、上枠11と上框21の見込方向の離反を防止することができる。
つまり、火災時であっても、枠体であるサッシ枠1の上枠11と外障子2の上框21の見込み方向の離間を防止可能な上げ下げ窓100を提供することができる。
つまり、内障子3と外障子2とを備える上げ下げ窓において、火災時に召し合せ部同士が離れないように、框が熱伸びしたときにのみ係合する反り防止金具80を設けている。
内障子側金具83と外障子側金具82とが、火災時にのみ上下方向に係合自在となり、内外障子(3,2)の召し合せ部が互いに離間する方向へ移動するのを阻止することができる。すなわち、本実施形態に係る上げ下げ窓100は、通常時には、内障子側金具83の突出部83dと外障子側金具82の屈曲部82eとが上下方向に対向しない位置にあるため、これらが上下方向に係合せず、内障子3の開方向への移動が妨げられることはない。
火災時に内障子3の召し合せ框が熱伸びしたときには、内障子側金具83の位置が左右端部方向に移動し、内障子側金具83の突出部83dと外障子側金具82の屈曲部82eとが上下方向に対向する位置に配置されるため、内障子側金具83と外障子側金具82とが上下方向に係合自在な状態となる。ここで、火災時に内外障子(3,2)の竪框が熱伸びすると、内障子3の召し合せ部は上方向に、外障子2の召し合せ部は下方向に(それぞれ、召し合せ框の煙返し(22b,31b)の掛かりと逆方向に)移動しようとするが、内障子側金具83の突出部83dの上面と、外障子側金具82の屈曲部82eの下面とが掛かるため、この移動が阻止され、内外障子(3,2)の召し合せ部が上下方向に離間するのを防止できる。
よって、本発明の実施形態に係る上げ下げ窓100は、内障子側金具83と外障子側金具82とが、火災時にのみ上下方向に係合自在、且つ室内外方向に係合自在であることで、通常時には内障子3の開方向への移動を妨げず、火災時にのみ、内外障子(3,2)の召し合せ部の離間を防止することができる。
また、竪枠14(13)に設けられた、外障子2を嵌め込む外障子案内溝14U(13U)内に設けられた補強板には、熱膨張耐火材9が設けられている。
A.この補強板は、金属竪枠141から外障子2側に延びる突条部(不図示)の内側面に沿って設けられた室外側板部分を有し、この室外側板部分により、竪枠の突条部を補強することができる。このため、突条部を有する外障子案内溝14Uを補強することができ、火災時に竪枠が熱のびした場合であっても、補強板の室外側板部分により補強された外障子案内溝14Uにより、外障子2と竪枠との間の隙間が生じることを低減することができる。
B.例えば屋外の火災時に、枠体1の竪枠の外障子案内溝14Uの室外側の突条部が溶融した場合であっても、残った補強板の室外側板部分と突条部により、外障子2の竪框を保持することができる。
C.この補強板に熱膨張耐火材9を設けたことにより、火災時、熱膨張耐火材9が膨張するので、外障子2の竪框23(24)と竪枠13(14)との間を埋めることで、外障子2の竪框23(24)と竪枠13(14)との間に隙間が生じることを防止することができる。
図13は、本発明の実施形態に係る上げ下げ窓100の内障子3の下框32と枠体1の下枠12の隙間を塞ぐ塞ぎ材(下枠遮蔽材65)の一例を示す拡大断面図。
断面略U字形状の溝12U(凹部)の室外側に、下方に傾斜した傾斜面部121cが形成され、傾斜面部121cの室外側には、水平方向に室外側に延出する水平板部121dが形成されている。
傾斜面部121cの室内側の端部は、溝12Uの室外側上端部より僅かに下部に接続された構造となっている。
金属下枠121の傾斜面部121cの下部は、中空となっており、裏板985や補強板986などが配置されている。補強板には、熱膨張耐火材9が設けられている。
金属下枠121の下部の室外側端部には、金属下枠121の中空部と連通する排水弁8が設けられている。
気密部材975、気密部材976、タイト材981により、下枠12と下框32の間の気密性を確保している。
詳細には、立設部65aの開口部65dは、下框32(金属下框321)の室外側面から下方へ延出する延出部321bの下部321aの室外側面に向けて開口するように構成されている。
このように、本発明の実施形態に係る上げ下げ窓100は、内障子3の下框32の下部321aと下枠12に設けられたタイト材981との突き合わせ部を覆うように、長尺の下枠遮蔽材65を有するので、火災時に、内障子3の下框32や下枠12が熱伸びした場合であっても、内障子3の下框32と下枠12との間に隙間が生じることを防止することができる。
例えば、下枠遮蔽材65を設けない比較例の上げ下げ窓では、下枠12と内障子3の下框32は、単純に突き合わせた構造であり、火災時、下枠12と内障子3の下框32との間に隙間が生じやすい。
このため、火災時であっても、外障子の四周に隙間が生じにくいため、延焼を防止することができる。
例えば、可動障子は、1枚又は3枚以上の可動障子により構成されていてもよい。
また、外障子2、内障子3に設けられるパネル(ガラス)は3枚以上とすることもできる。
また、本発明に係る上げ下げ窓は、建物の窓に限らず、電車等の乗り物の窓等に用いることもできる。
[付記1]
枠体と内障子と外障子とを備え、
枠体の上枠は、室外側に垂下片を有し、
外障子は、上框の室外側面から上方に張り出す延出片を有し、外障子の上框の室外側面と延出片とで、垂下片の下端を呑み込む溝(嵌合溝部)を形成しており、
その溝内に、垂下片に対して見込み方向で係止可能な離れ防止金具を有することを特徴とする
上げ下げ窓。
[付記2]
枠体の竪枠は、外障子の竪框を呑み込むように(嵌合するように)構成され、
外障子の下框と内障子の上框は、見込み方向に離反しないように、見込み方向に係合自在に構成されていることを特徴とする付記1に記載の上げ下げ窓。
[付記3]
枠体と内障子と外障子とを備え
枠体の下枠は、内障子の下框と対向する立設部(下枠遮蔽材)を有し、
立設部は、内障子対向面に内障子下框に向けて開口した開口部を有し、
その開口部内に熱膨張耐火材を備える
ことを特徴とする付記1または付記2に記載の上げ下げ窓。
また、上述の各図で示した実施形態は、その目的及び構成等に特に矛盾や問題がない限り、互いの記載内容を組み合わせることが可能である。
また、各図の記載内容はそれぞれ独立した実施形態になり得るものであり、本発明の実施形態は各図を組み合わせた一つの実施形態に限定されるものではない。
2 外障子(上障子)
3 内障子(下障子)
5 バランサ
5s 係止部材
5w ワイヤ
6 シール部材(グレージングチャンネル)
7 施錠金具(クレセント)
9 熱膨張耐火材
11 上枠
11c 垂下片
12 下枠
13 右竪枠
14 左竪枠
21 上框
21b 延出片
22 下框
23 竪框
24 竪框
31 上框
32 下框
33 竪框
34 竪框
35 パネル(ガラスパネル)
37 把持部(把手)
60 離れ防止金具(外障子上框と枠体の上枠を係合)
60b 係合立設部(室外側)
60d 係合立設部(室内側)
65 下枠遮蔽材
65d 開口部
100 上げ下げ窓(防火用上げ下げ窓)
260 溝
Claims (1)
- 枠体と内障子と外障子とを備え、
枠体の上枠は、室外側に垂下片を有し、
外障子は、上框の室外側面から上方に張り出す延出片を有し、外障子の上框の室外側面と延出片とで、垂下片の下端を呑み込む溝を形成しており、
その溝内に、垂下片に対して見込み方向で係止可能な離れ防止金具を有することを特徴とする
上げ下げ窓。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013101743A JP6023652B2 (ja) | 2013-05-13 | 2013-05-13 | 上げ下げ窓 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013101743A JP6023652B2 (ja) | 2013-05-13 | 2013-05-13 | 上げ下げ窓 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014221986A JP2014221986A (ja) | 2014-11-27 |
JP6023652B2 true JP6023652B2 (ja) | 2016-11-09 |
Family
ID=52121615
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013101743A Expired - Fee Related JP6023652B2 (ja) | 2013-05-13 | 2013-05-13 | 上げ下げ窓 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6023652B2 (ja) |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6379028B2 (ja) * | 2014-12-25 | 2018-08-22 | Ykk Ap株式会社 | 上げ下げ窓 |
JP6554318B2 (ja) * | 2015-04-06 | 2019-07-31 | 三協立山株式会社 | 断熱サッシ |
JP6442354B2 (ja) * | 2015-04-20 | 2018-12-19 | 三協立山株式会社 | 建具 |
JP6649061B2 (ja) * | 2015-11-30 | 2020-02-19 | 株式会社Lixil | 建具及び建具の施工方法 |
JP6763695B2 (ja) * | 2016-05-31 | 2020-09-30 | 株式会社Lixil | 建具 |
JP6715728B2 (ja) * | 2016-08-19 | 2020-07-01 | 三協立山株式会社 | 防火サッシ |
EP3594424B1 (en) * | 2017-03-06 | 2022-12-28 | Sekisui Chemical Co., Ltd. | Multicolor molded article molding material with excellent rigidity and fire resistance |
JP6371893B2 (ja) * | 2017-08-28 | 2018-08-08 | 三協立山株式会社 | 建具 |
JP6435433B2 (ja) * | 2018-04-19 | 2018-12-05 | 三協立山株式会社 | 建具 |
JP7432425B2 (ja) * | 2020-03-31 | 2024-02-16 | 株式会社Lixil | 建具 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5847689U (ja) * | 1981-09-28 | 1983-03-31 | ワイケイケイ株式会社 | 断熱サツシ |
AU553378B2 (en) * | 1983-03-01 | 1986-07-10 | James Hardie Research Pty Limited | Ventilation apparatus |
JP3816215B2 (ja) * | 1997-10-28 | 2006-08-30 | 三菱電機株式会社 | エレベータのドア装置 |
JP4229286B2 (ja) * | 2005-04-28 | 2009-02-25 | Ykk Ap株式会社 | 樹脂製窓 |
-
2013
- 2013-05-13 JP JP2013101743A patent/JP6023652B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014221986A (ja) | 2014-11-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6023652B2 (ja) | 上げ下げ窓 | |
JP6023647B2 (ja) | 上げ下げ窓 | |
JP5658079B2 (ja) | サッシ | |
JP2012122310A (ja) | サッシ | |
JP2014152442A (ja) | サッシ | |
JP5981288B2 (ja) | 建具 | |
JP6026352B2 (ja) | 上げ下げ窓 | |
JP5689046B2 (ja) | 開口部建材 | |
JP6502051B2 (ja) | 断熱サッシ | |
JP2019196702A (ja) | 断熱サッシ | |
JP5638474B2 (ja) | 建具 | |
JP6023648B2 (ja) | 上げ下げ窓 | |
JP6346646B2 (ja) | 上げ下げ窓 | |
JP6286221B2 (ja) | サッシ | |
JP2018031190A (ja) | 防火サッシ | |
JP6385758B2 (ja) | 建具 | |
JP6315577B2 (ja) | アタッチメント、複層ガラス、およびサッシ | |
JP5285801B2 (ja) | 間口用防災枠体及びこの間口用防災枠体と併設する防災用ドア | |
JP6535372B2 (ja) | サッシ | |
JP6542310B2 (ja) | サッシ | |
JP2019065486A (ja) | 建具 | |
JP6895419B2 (ja) | サッシ | |
JP6836578B2 (ja) | サッシ | |
JP2017133263A (ja) | 建具 | |
JP2017066747A (ja) | 複合建具 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20151130 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160915 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160927 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20161007 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6023652 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |