JP6482679B2 - 室外ユニット - Google Patents

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Description

この発明は、側方から吸い込んだ空気を上方から吹き出す室外ユニットに関する。
従来から、側方から吸い込んだ空気を上方から吹き出す室外ユニットが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許第5398283号公報
しかしながら、特許文献1に記載されているような従来の室外ユニットでは、本体ケースに取り付けられた直線形状の取付部材に、ファンユニットが取り付けられているため、室外ユニットが大型化している。
この発明は、上記のような課題を背景としてなされたものであり、小型化された室外ユニットを得ることを目的としている。
この発明に係る室外ユニットは、側方に空気を吸い込む吸気部が形成され、上方に吸気部から吸い込まれた空気を吹き出す吹出部が形成され、吸気部と吹出部との間に風路が形成された本体ケースと、風路に配設された熱交換器と、熱交換器の上方で風路に配設されたファンユニットと、ファンユニットを、本体ケースに取り付けている取付部材と、を備え、取付部材は、ファンユニットを載置させて保持する平板状のユニット保持部と、ユニット保持部が載置された連結部、及び連結部の一端及び他端のそれぞれに接続された固定部を備える2つの支持部材と、を有し、本体ケースは、側方に4つの側面を含む形状を有し、吸気部は、4つの側面のそれぞれに形成されており、熱交換器は、吸気部のそれぞれと対向し、それぞれの吸気部から吸い込まれた空気と熱交換する、4つの熱交換部を有し、固定部は、対向する側面の両側で、本体ケースに固定されており、連結部は、ユニット保持部が載置される載置部と、載置部と各固定部とをつなぐ中継部と、を有し、2つの支持部材は、一定の間隔をあけて互いに平行に配置されており、ユニット保持部は、固定部に対して下方に窪んでいるものである。
この発明によれば、固定部から下方に窪んだユニット保持部にファンユニットが保持されているため、小型化された室外ユニットを得ることができる。
この発明の実施の形態1に係る室外ユニットの構成の一例を示す図である。 図1に記載の室外ユニットと接続される室内ユニットの構成の一例を示す図である。 この発明の実施の形態1に係る室外ユニットの前面および左側面を斜めから見た図である。 図3に記載の室外ユニットの背面および右側面を斜めから見た図である。 図3および図4に記載の室外ユニットの熱交換室の断面を模式的に記載した図である。 図3および図4に記載の室外ユニットのファンユニットが収容された部分の断面を模式的に記載した図である。 図6に記載の取付部材の本体ケースへの取り付けの状態を説明する図である。 図7に記載のファンモータおよび取付部材を拡大した図である。 ファンの径方向位置とファンの吸気の速度との関係を説明する図である。 図5の比較例である比較例1の図である。 図6の比較例である比較例2の図である。 室外ユニットの吸気排気ロスについて、実施の形態1の室外ユニットと、比較例1と、比較例2と、を比較した図である。
以下、図面を参照して、この発明の実施の形態について説明する。なお、各図中、同一または相当する部分には、同一符号を付して、その説明を適宜省略または簡略化する。また、各図に記載の構成について、その形状、大きさおよび配置等は、この発明の範囲内で適宜変更することができる。
実施の形態1.
[冷凍サイクル装置]
図1は、この発明の実施の形態1に係る室外ユニットの構成の一例を示す図であり、図2は、図1に記載の室外ユニットと接続される室内ユニットの構成の一例を示す図である。図1に記載の室外ユニット1と図2に記載の室内ユニット200とが冷媒配管で接続されることによって、図示を省略してある冷凍サイクル装置が構成される。図示を省略してある冷凍サイクル装置は、例えば、ビルまたは商業施設等の空調を行う空気調和装置に適用される。室外ユニット1と室内ユニット200とが冷媒配管で接続されることによって、少なくとも圧縮機12と流路切替装置14と利用側熱交換器202と膨脹装置204と熱交換器18とが冷媒配管で接続され、冷媒が循環する冷媒回路が形成される。
[室内ユニット]
図2に記載の室内ユニット200は、空調対象である室内等に設置されるものであり、例えば、利用側熱交換器202と膨脹装置204とを備えている。利用側熱交換器202は、例えば冷媒を空気と熱交換させるものであり、例えば、冷媒が流れる伝熱管と、伝熱管に取り付けられた複数のフィンと、を含んで構成されている。利用側熱交換器202の近傍には、利用側熱交換器202への送風を行う室内ファン(図示を省略)が設置されている。膨脹装置204は、冷媒を膨脹させるものであり、例えば、開度を調整できるLEV(リニア電子膨張弁)であるが、開度を調整できないキャピラリーチューブ等であってもよい。
[室外ユニット]
図1に記載の室外ユニット1は、部屋の外部の屋外に設置され、空調の熱を廃熱または供給する熱源機として機能するものである。室外ユニット1は、圧縮機12と第1流路切替装置14Aと第2流路切替装置14Bと第1減圧装置16Aと第2減圧装置16Bと第1熱交換器18Aと第2熱交換器18Bとアキュムレータ26とを備えている。なお、以下では、この実施の形態の理解を容易にするため、第1流路切替装置14Aおよび第2流路切替装置14Bを、単に流路切替装置14として説明を行う場合があり、第1減圧装置16Aおよび第2減圧装置16Bを、単に減圧装置16として説明を行う場合があり、第1熱交換器18Aおよび第2熱交換器18Bを、単に熱交換器18として説明を行う場合もある。
圧縮機12は、冷媒を吸入し圧縮して高温高圧の状態で吐出するものである。圧縮機12は、例えば、容量制御可能なインバータ圧縮機であるが、一定速タイプのものであってもよい。流路切替装置14は、冷房運転または暖房運転の運転モードの切替に応じて、暖房流路と冷房流路との切替を行うものであって、例えば四方弁で構成されている。流路切替装置14は、例えば複数の二方弁等を組み合わせて構成されてもよい。
減圧装置16は、熱交換器18に流入させる冷媒を減圧するものであり、例えば、開度を調整できる電動弁であるが、開度を調整できないキャピラリーチューブ等であってもよい。熱交換器18は、冷媒を空気と熱交換させるものであり、例えば、冷媒が流れる伝熱管と、伝熱管に取り付けられた複数のフィンと、を含んで構成されている。なお、伝熱管は、例えば円または扁平の形状を有している。フィンは、空気が流れる方向と平行に配設されている。アキュムレータ26は、冷媒を貯留するものであり、圧縮機12の吸入側に接続されている。圧縮機12は、アキュムレータ26に貯留された冷媒のうちガス冷媒を吸入する。
次に、室外ユニット1および室内ユニット200の動作の一例について説明する。
[冷房運転]
まず、冷房運転時の室外ユニット1および室内ユニット200の動作の一例について説明する。冷房運転を行うときは、図1に記載の第1流路切替装置14Aおよび第2流路切替装置14Bが破線で示すように流路を接続している。すなわち、第1流路切替装置14Aおよび第2流路切替装置14Bは、圧縮機12の吐出側を、第1熱交換器18Aおよび第2熱交換器18Bに接続し、圧縮機12の吸入側を、アキュムレータ26を介して、図2に示す室内ユニット200の利用側熱交換器202に接続している。図1に示す圧縮機12で圧縮された冷媒は、第1流路切替装置14A、第2流路切替装置14Bを介して、第1熱交換器18A、第2熱交換器18Bを流れる。第1熱交換器18A、第2熱交換器18Bを流れて凝縮された冷媒は、室外ユニット1から流出して、図2に示す室内ユニット200に流入する。室内ユニット200に流入した冷媒は、膨脹装置204で膨脹され、利用側熱交換器202を流れる。利用側熱交換器202を流れて蒸発した冷媒は、室内ユニット200から流出して、図1に示す室外ユニット1に流入する。室外ユニット1に流入した冷媒は、第1流路切替装置14Aを介して、アキュムレータ26に貯留される。アキュムレータ26に貯留された冷媒は、圧縮機12に吸入され、再び圧縮される。
[暖房運転]
次に、暖房運転時の室外ユニット1および室内ユニット200の動作の一例について説明する。暖房運転を行うときは、図1に記載の第1流路切替装置14Aおよび第2流路切替装置14Bが実線で示すように流路を接続している。すなわち、第1流路切替装置14Aおよび第2流路切替装置14Bは、圧縮機12の吐出側を、図2に示す室内ユニット200の利用側熱交換器202に接続し、図1に示す圧縮機12の吸入側を、アキュムレータ26を介して、第1熱交換器18Aおよび第2熱交換器18Bに接続している。圧縮機12で圧縮された冷媒は、第1流路切替装置14Aを介して、室外ユニット1から流出し、図2に示す室内ユニット200に流入する。室内ユニット200に流入した冷媒は、利用側熱交換器202に流れて凝縮して、膨脹装置204で膨脹される。膨脹装置204で膨脹された冷媒は、室内ユニット200から流出して、図1に示す室外ユニット1に流入する。室外ユニット1に流入した冷媒は、第1減圧装置16A、第2減圧装置16Bで減圧されて、第1熱交換器18A、第2熱交換器18Bを流れる。第1熱交換器18A、第2熱交換器18Bを流れて蒸発した冷媒は、第1流路切替装置14A、第2流路切替装置14Bを介して、アキュムレータ26に貯留される。アキュムレータ26に貯留された冷媒は、圧縮機12に吸入され、再び圧縮される。
[室外ユニットの構造]
図3は、この発明の実施の形態1に係る室外ユニットの前面および左側面を斜めから見た図であり、図4は、図3に記載の室外ユニットの背面および右側面を斜めから見た図であり、図5は、図3および図4に記載の室外ユニットの熱交換室の断面を模式的に記載した図であり、図6は、図3および図4に記載の室外ユニットのファンユニットが収容された部分の断面を模式的に記載した図であり、図7は、図6に記載の取付部材の本体ケースへの取り付けの状態を説明する図であり、図8は、図7に記載のファンモータおよび取付部材を拡大した図である。図3〜図8を用いて、この実施の形態に係る室外ユニット1の具体的な構造について説明する。
図3および図4に示すように、この実施の形態に係る室外ユニット1は、本体ケース101を有しており、本体ケース101の内部に、圧縮機12、流路切替装置14、減圧装置16、熱交換器18、およびアキュムレータ26等を収容している。本体ケース101は、例えば略直方体の形状を有しており、側方に空気を吸い込む吸気部104が形成され、上方に空気を吹き出す吹出部109が形成されている。つまり、この実施の形態に係る室外ユニット1は、側方から吸い込んだ空気を上方から吹き出すものである。
本体ケース101の下部は、開閉パネル102Aと左側面下部パネル102Bと背面下部パネル102Cと右側面下部パネル102Dとで覆われており、例えば圧縮機12等が収容された機械室103を形成している。開閉パネル102A、左側面下部パネル102B、背面下部パネル102C、および右側面下部パネル102Dは、略平板状の部材であって、室外ユニット1の下部の外郭を構成するものである。開閉パネル102Aは、室外ユニット1の前面の下部に配設され、左側面下部パネル102Bは、室外ユニット1の左側面の下部に配設され、背面下部パネル102Cは、室外ユニット1の背面の下部に配設され、右側面下部パネル102Dは、室外ユニット1の右側面の下部に配設されている。図3に記載の開閉パネル102Aは、本体ケース101に開閉自在に取り付けられている。開閉パネル102Aを開けることによって、本体ケース101の内部に配設された圧縮機12および電装品箱(図示を省略)等のメンテナンス等を行うことができるようになっている。なお、この実施の形態の例の室外ユニット1は、開閉パネル102A、左側面下部パネル102B、背面下部パネル102C、および右側面下部パネル102Dの、全てまたは一部が省略されたものであってもよい。
図3〜図5に示すように、本体ケース101の機械室103の上部には、熱交換器18が収容された熱交換室105が形成されている。この実施の形態の例の本体ケース101は、本体ケース101の全周に、空気を吸い込む吸気部104を有している。つまり、本体ケース101は、前面から空気を吸い込む前面吸気部104Aと、左側面から空気を吸い込む左側面吸気部104Bと、背面から空気を吸い込む背面吸気部104Cと、右側面から空気を吸い込む右側面吸気部104Dと、を有している。例えば、前面吸気部104A、左側面吸気部104B、背面吸気部104C、および右側面吸気部104Dのそれぞれには、空気を通過させる複数の空気吸込口が形成されたパネルが配設されている。なお、この実施の形態に係る室外ユニット1は、パネルが省略されたフレーム型の室外ユニットであってもよい。
図3および図4に示すように、本体ケース101の熱交換室105の上部は、ベルマウス部106を形成している。ベルマウス部106は、円筒の形状を有しており、上方に空気を吹き出す吹出部109が形成されている。図6に示すように、ベルマウス部106の内部には、ファン22が収容されている。ベルマウス部106には、ファン22の上方を覆うファンガード部110が取り付けられている。ファンガード部110は、その外周部がベルマウス部106に固定されている。
ファン22が動作することによって、図3〜図5に示す前面吸気部104A、左側面吸気部104B、背面吸気部104C、および右側面吸気部104Dから空気が吸い込まれる。吸い込まれた空気は、熱交換器18を通過して熱交換されたのちに、図3および図4に記載の吹出部109から排気される。
図5に示すように、この実施の形態の例の熱交換器18は、4つの側面に形成された吸気部104から吸い込まれた空気と熱交換する4つの熱交換部を有している。すなわち、前面吸気部104Aから取り込まれた空気は、第1熱交換器18Aの前面吸気部104Aと対向する部分を通過して熱交換される。左側面吸気部104Bから取り込まれた空気は、第2熱交換器18Bの左側面吸気部104Bと対向する部分を通過して熱交換される。背面吸気部104Cから取り込まれた空気は、第2熱交換器18Bの背面吸気部104Cと対向する部分を通過して熱交換される。右側面吸気部104Dから取り込まれた空気は、第1熱交換器18Aの右側面吸気部104Dと対向する部分を通過して熱交換される。そして、熱交換器18を通過して熱交換された空気は、図3および図4に記載の吹出部109から吹き出される。この実施の形態の例では、室外ユニット1の前面、両側面および背面の全周方向から、空気が均一に吸い込まれるため、空力性能が向上されている。この実施の形態の例の室外ユニット1では、空力性能が向上されているため、ファンを駆動する電力が低減され、さらにファンを駆動したときの騒音が低減される。
[ファンユニットの設置]
図6に示すように、ファンユニット24は、ファン22とファンモータ23とを有している。ファンユニット24は、取付部材90によって、本体ケース101に取り付けられている。図6および図7に示すように、取付部材90は、本体ケース101に固定された固定部92と、ファンユニット24のファンモータ23を保持しているユニット保持部94と、を含んでいる。固定部92は、ユニット保持部94の両側に形成されており、本体ケース101に固定されている。すなわち、固定部92は、本体ケース101の前面側上部の前面側フレーム86と、本体ケース101の背面側上部の背面側フレーム87と、に固定されている。なお、固定部92は、本体ケース101の左側面のフレームと、本体ケース101の右側面のフレームと、に固定されていてもよい。図7および図8に示すように、固定部92とユニット保持部94とは連結部93で連結されており、ユニット保持部94は、固定部92から下方に窪んでいる。つまり、取付部材90は、固定部92から、ユニット保持部94が下方に飛び出た形状を有している。例えば、取付部材90は、曲げ加工等によって形成されており、固定部92と連結部93とユニット保持部94とが一体的に形成されている。そして、ファンモータ23は、固定部92から下方に窪んだユニット保持部94に固定されている。
ファンモータ23は、上方に突出した駆動軸23Aを有している。図6に示すように、ファン22は、ファンモータ23の駆動軸23Aに取り付けられている。ファン22は、中央のボス部22Aと、ボス部22Aの周囲に形成された翼部22Bとを有している。ボス部22Aの上部は、翼部22Bの頂部よりも下方に窪んでおり、ファンガード部110とファン22との接触のおそれが低減されている。なぜなら、ファンガード部110は、外周部がベルマウス部106に固定されている。したがって、仮想線110Aで示すように、ファンガード部110に力が加わったときは、ファンガード部110の中央部が最も撓みやすい。この実施の形態の例では、ファン22の中央のボス部22Aが、翼部22Bから下方に窪んでいるため、ファンガード部110とファン22との接触のおそれが抑制されている。
図9は、ファンの径方向位置とファンの吸気の速度との関係を説明する図である。図9に示すように、ファン22の吸入側において、翼部22Bのボス部22Aに近い側で吸入速度が遅くなり、翼部22Bのボス部22Aから遠い側で吸入速度が速くなる。したがって、翼部22Bの外方側において、翼部22Bと取付部材90との間の距離を大きくとることによって、ファン22の吸気のロスを低減することができる。図6に示すように、この実施の形態の例では、固定部92と連結部93との連結位置が、ボス部22Aと翼部22Bとの接続部と翼部22Bの端部とを結ぶ直線の中間位置よりも、外方に位置している。つまり、取付部材90は、翼部22Bの中間位置よりも外方で、固定部92から下方に曲がり始めた形状を有している。例えば、連結部93は、固定部92から垂直に下方に曲げられた形状を有しているが、連結部93は、固定部92から傾斜して下方に曲げられた形状を有するものであってもよい。この実施の形態の例では、翼部22Bの外方側において、翼部22Bの下部と取付部材90との間の距離が、翼部22Bの下部とユニット保持部94との間の長さとなるため、ファン22の吸気のロスを低減することができる。なお、固定部92と連結部93との連結位置を、ボス部22Aと翼部22Bとの接続部と翼部22Bの端部とを結ぶ直線の中間位置よりも、外方に位置させることでファン22の吸気のロスを低減することができるが、さらに好適には、固定部92と連結部93との連結位置を、翼部22Bの端部よりも、外方に位置させることで、ファン22の吸気のロスを低減することができる。
[比較例との対比]
図10は、図5の比較例である比較例1の図であり、図11は、図6の比較例である比較例2の図であり、図12は、室外ユニットの吸気排気ロスについて、実施の形態1の室外ユニットと、比較例1と、比較例2と、を比較した図である。なお、図12において、Aはファン自体の吸気ロスを示し、Bは取付部材によって発生するファンの吸気ロスを示し、Cは熱交換器の配置によって発生する吸気ロスを示し、Dは排気時に発生する排気ロスを示している。
図10に示すように、比較例1では、熱交換室150に配設された熱交換器180は、2回曲げ形状を有している。比較例1では、側面140A、側面140B、および側面140Cの、3つの側面から吸い込まれた空気が熱交換器180を通過するように構成されている。比較例1では、熱交換室150の周方向から空気が均一に吸い込まれないため吸気バランスが悪く、図12に示すように、熱交換器の配置による吸気ロスCが大きくなっている。比較例1と比較して、この実施の形態の室外ユニット1は、図5に示すように、前面、両側面および背面の全周方向から、空気が均一に吸い込まれる構成であるため、熱交換器の配置による吸気ロスCが改善されている。
図11に示すように、比較例2では、ファン220とファンモータ230とを有するファンユニット240が、直線形状の取付部材190によって、本体ケースに取り付けられている。比較例2では、ファン220の中央部のボス部220Aが、翼部220Bよりも上方に位置しており、ファンガード部111と最も近接している。ファンガード部111は、仮想線111Aで示すように、中央部が最も撓みやすくなっている。したがって、比較例2では、ファンガード部111とボス部220Aとの接触のおそれが高まっている。比較例2と比較して、この実施の形態の室外ユニット1は、図6に示すように、ボス部22Aが、翼部22Bから下方に窪んでいるため、ファンガード部110とファン22との接触のおそれが低減されている。
また、図11に示すように、比較例2では、ファン220のボス部220Aが、翼部220Bよりも上方に位置しているため、空力特性を得るために、翼部220Bの下部が下方に大きく突出し、翼部220Bの下部と取付部材190との間が近接している。比較例2では、翼部220Bの下部と取付部材190との間が近接しているため、ファン220の吸気が妨げられており、図12に示すように、取付部材によって発生するファンの吸気ロスBが大きくなっている。比較例2と比較して、この実施の形態の室外ユニット1は、図6に示すように、ボス部22Aが、翼部22Bの上部から下方に窪んでおり、翼部22Bがボス部22Aの上方にも形成されている。この実施の形態の室外ユニット1では、比較例2とは異なり、空力特性を得るために、翼部22Bの下部を下方に大きく突出させる必要性がない。したがって、この実施の形態の室外ユニット1では、翼部22Bの下部と取付部材90との間の距離を大きくとることができるため、図12に示すように、取付部材によって発生するファンの吸気ロスBが低減されている。
なお、図10に記載された比較例1のように、空気が熱交換室150の周方向から均一に吸い込まれない室外ユニットにおいては、図12に示すように、熱交換器の配置による吸気ロスCが大きく、取付部材によって発生するファンの吸気ロスBは相対的に小さい。したがって、比較例1のような室外ユニットでは、取付部材によって発生するファンの吸気ロスBを改善することで得られる効果が小さい。しかしながら、図5に示すように、前面、両側面および背面の全周方向から、空気が均一に吸い込まれる室外ユニットにおいては、図12示すように、取付部材によって発生するファンの吸気ロスBの影響が大きくなるため、取付部材によって発生するファンの吸気ロスBを低減する効果が顕著となる。
上記のように、この実施の形態の室外ユニット1では、ファンユニット24が、取付部材90によって、本体ケース101に取り付けられている。取付部材90は、本体ケースに固定された固定部92と、ファンユニット24を保持しているユニット保持部94と、を含んでおり、ユニット保持部94は、固定部92から窪んでいる。この実施の形態では、ファンユニット24が固定部92から下方に窪んだユニット保持部94に保持されているため、高さ方向に小型化された室外ユニット1を得ることができる。また、ファンユニット24が固定部92から下方に窪んだユニット保持部94に保持されることによって、室外ユニット1の低重心化が達成されている。
また、この実施の形態の室外ユニット1では、ファン22の中央のボス部22Aが、翼部22Bの頂部から下方に窪んでいる。ファン22の上方を覆うファンガード部111は、外周部が本体ケース101のベルマウス部106に固定されているため、ファンガード部111は中央部が撓みやすくなっている。この実施の形態の室外ユニット1では、ファン22の中央のボス部22Aが窪んでいるため、ファン22とファンガード部111との接触のおそれが抑制されており、安全性が向上されている。
また、この実施の形態の室外ユニット1では、ファン22のボス部22Aが、翼部22Bの頂部から下方に窪んでおり、翼部22Bは、ボス部22Aの上方に形成された部分を含んでいる。したがって、この実施の形態では、翼部22Bの下部を上方に位置させることができるため、翼部22Bの下部と取付部材90との間の距離を大きくとることができる。したがって、この実施の形態では、取付部材90によって発生するファン22の吸気ロスが低減されており、さらに吸気ロスが低減されることによって低騒音化が達成されている。
この発明は、上記の実施の形態に限定されるものではなく、この発明の範囲内で種々に改変することができる。すなわち、上記の実施の形態の構成を適宜改良してもよく、また、少なくとも一部を他の構成に代替させてもよい。さらに、その配置について特に限定のない構成要件は、実施の形態で開示した配置に限らず、その機能を達成できる位置に配置することができる。
1 室外ユニット、12 圧縮機、14 流路切替装置、14A 第1流路切替装置、14B 第2流路切替装置、16 減圧装置、16A 第1減圧装置、16B 第2減圧装置、18 熱交換器、18A 第1熱交換器、18B 第2熱交換器、22 ファン、22A ボス部、22B 翼部、23 ファンモータ、24 ファンユニット、26 アキュムレータ、86 前面側フレーム、87 背面側フレーム、90 取付部材、92 固定部、93 連結部、94 ユニット保持部、101 本体ケース、102A 開閉パネル、102B 左側面下部パネル、102C 背面下部パネル、102D 右側面下部パネル、103 機械室、104 吸気部、104A 前面吸気部、104B 左側面吸気部、104C 背面吸気部、104D 右側面吸気部、105 熱交換室、106 ベルマウス部、109 吹出部、110 ファンガード部、110A 仮想線、111 ファンガード部、111A 仮想線、140A 側面、140B 側面、140C 側面、150 熱交換室、180 熱交換器、190 取付部材、200 室内ユニット、202 利用側熱交換器、204 膨脹装置、220 ファン、220A ボス部、220B 翼部、230 ファンモータ、240 ファンユニット。

Claims (6)

  1. 側方に空気を吸い込む吸気部が形成され、上方に前記吸気部から吸い込まれた前記空気を吹き出す吹出部が形成され、前記吸気部と前記吹出部との間に風路が形成された本体ケースと、
    前記風路に配設された熱交換器と、
    前記熱交換器の上方で前記風路に配設されたファンユニットと、
    前記ファンユニットを、前記本体ケースに取り付けている取付部材と、を備え、
    前記取付部材は、
    前記ファンユニットを載置させて保持する平板状のユニット保持部と、
    前記ユニット保持部が載置された連結部、及び前記連結部の一端及び他端のそれぞれに接続された固定部を備える2つの支持部材と、を有し、
    前記本体ケースは、側方に4つの側面を含む形状を有し、
    前記吸気部は、4つの前記側面のそれぞれに形成されており、
    前記熱交換器は、前記吸気部のそれぞれと対向し、それぞれの前記吸気部から吸い込まれた前記空気と熱交換する、4つの熱交換部を有し、
    前記固定部は、対向する前記側面の両側で、前記本体ケースに固定されており、
    前記連結部は、前記ユニット保持部が載置される載置部と、前記載置部と各固定部とをつなぐ中継部と、を有し、
    2つの前記支持部材は、一定の間隔をあけて互いに平行に配置されており、
    前記ユニット保持部は、前記固定部に対して下方に窪んでいる、
    室外ユニット。
  2. 前記ファンユニットは、上方に突出した駆動軸を有するファンモータと、前記駆動軸に取り付けられたファンと、を含み、
    前記ファンは、中央のボス部と、前記ボス部の周囲に形成された翼部と、を有し、
    前記ボス部の上部が、前記翼部の頂部から下方に窪んでいる、
    請求項1に記載の室外ユニット。
  3. 前記ファンの上方を覆うファンガード部をさらに備え、
    前記ファンガード部の外周部が、前記本体ケースに固定されている、
    請求項2に記載の室外ユニット。
  4. 前記支持部材は、前記ボス部と前記翼部との接続部と前記翼部の端部とを結ぶ直線の中間位置よりも外方で、前記固定部から下方に曲げられた形状を有している、
    請求項2または請求項3に記載の室外ユニット。
  5. 前記本体ケースは、直方体形状で構成されており、
    前記固定部は、前記本体ケースの対向する長辺側の両側面で、前記本体ケースと固定されている、
    請求項1〜請求項4の何れか一項に記載の室外ユニット。
  6. 前記本体ケースは、4つの前記側面を形成するフレームを有し、
    前記支持部材は、対向する前記側面を形成する前記フレームの上部に、前記固定部が固定されて、前記本体ケースと固定されている、
    請求項1〜請求項5の何れか一項に記載の室外ユニット。
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