JP6477900B2 - 圧延材の温度制御装置 - Google Patents

圧延材の温度制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6477900B2
JP6477900B2 JP2017540359A JP2017540359A JP6477900B2 JP 6477900 B2 JP6477900 B2 JP 6477900B2 JP 2017540359 A JP2017540359 A JP 2017540359A JP 2017540359 A JP2017540359 A JP 2017540359A JP 6477900 B2 JP6477900 B2 JP 6477900B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
value
rolled material
feedback
thermometer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017540359A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2017046846A1 (ja
Inventor
鈴木 敦
敦 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Mitsubishi Electric Industrial Systems Corp
Original Assignee
Toshiba Mitsubishi Electric Industrial Systems Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Mitsubishi Electric Industrial Systems Corp filed Critical Toshiba Mitsubishi Electric Industrial Systems Corp
Publication of JPWO2017046846A1 publication Critical patent/JPWO2017046846A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6477900B2 publication Critical patent/JP6477900B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B37/00Control devices or methods specially adapted for metal-rolling mills or the work produced thereby
    • B21B37/74Temperature control, e.g. by cooling or heating the rolls or the product
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B38/00Methods or devices for measuring, detecting or monitoring specially adapted for metal-rolling mills, e.g. position detection, inspection of the product
    • B21B38/006Methods or devices for measuring, detecting or monitoring specially adapted for metal-rolling mills, e.g. position detection, inspection of the product for measuring temperature
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B2261/00Product parameters
    • B21B2261/20Temperature

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Control Of Metal Rolling (AREA)

Description

この発明は、圧延材の温度制御装置に関する。
特許文献1は、圧延材の温度制御装置を開示する。当該温度制御装置は、制御モデルを用いて圧延材の温度を制御する。当該温度制御装置は、実績制御量が安定しているときにオンラインで制御モデルを修正する。その結果、モデル誤差値の影響が抑制される。
日本特開2011−008437号公報
しかしながら、特許文献1に記載のものにおいては、実績制御量が安定していないときに制御モデルが修正されない。このため、制御モデルの誤差の影響が抑制されるまでに時間がかかる。
この発明は、上述の課題を解決するためになされた。この発明の目的は、モデル誤差値の影響を短時間で抑制することができる圧延材の温度制御装置を提供することである。
この発明に係る圧延材の温度制御装置は、熱間圧延ラインの仕上圧延機の複数のスタンドに対して隣接したスタンドの間にそれぞれ設けられた複数の冷却装置により冷却された圧延材が前記仕上圧延機の出側に設けられた温度計に到達した際における当該圧延材の温度の目標値とフィードバック値との偏差を入力として前記複数の冷却装置の各々に対する制御量を演算する複数の制御器と、前記複数の制御器の各々により演算された制御量に基づいてむだ時間を含まない温度モデルを用いて前記複数の冷却装置により冷却された圧延材が前記温度計に到達した際における当該圧延材の温度の予測値を演算し、当該予測値を前記複数の制御器の各々に対応したフィードバック値の一部としてフィードバックする複数の第1フィードバック部と、前記複数の冷却装置の各々に対応したむだ時間モデルを用いて前記複数の第1フィードバック部の各々により演算された圧延材の温度の予測値に対して前記複数の冷却装置の各々に対応したむだ時間の分だけ位相を遅らせた値を演算し、前記温度計による圧延材の温度の計測値と前記複数の第1フィードバック部の各々により演算された圧延材の温度の予測値に対して前記複数の冷却装置の各々に対応したむだ時間の分だけ位相を遅らせた値との偏差を演算し、当該偏差に対してローパスフィルタを通過させた値を前記複数の制御器の各々に対応したフィードバック値の他部としてフィードバックする複数の第2フィードバック部と、を備え、前記複数の第2フィードバック部の各々は、圧延材が前記温度計に到達した際における当該圧延材の温度の目標値と前記温度計による圧延材の温度の計測値との間の偏差が予め設定された閾値よりも小さくなった際に、より出側の冷却装置に対応した第2フィードバック部のローパスフィルタから優先的にカットオフ周波数を上げる
これらの発明によれば、モデル誤差値は、不安定になりにくい低周波数の領域において制御器にフィードバックされる。このため、低周波数の領域において、圧延材の温度の計測値と圧延材の温度の目標値との定常的な偏差を解消することができる。その結果、モデル誤差値の影響を短時間で抑制することができる。
この発明の実施の形態1における圧延材の温度制御装置が適用された熱間圧延ラインの構成図である。 この発明の実施の形態1における圧延材の温度制御装置が適用された熱間圧延ラインの要部の構成図である。 この発明の実施の形態1における圧延材の温度制御装置によるフィードバック制御を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1における圧延材の温度制御装置による制御のシミュレーション結果を示す図である。 この発明の実施の形態1における圧延材の温度制御装置のハードウェア構成図である。 この発明の実施の形態2における圧延材の温度制御装置によるフィードバック制御を示すブロック図である。 この発明の実施の形態3における圧延材の温度制御装置が適用された熱間圧延ラインの要部の構成図である。 この発明の実施の形態3における圧延材の温度制御装置によるフィードバック制御を示すブロック図である。 この発明の実施の形態4における圧延材の温度制御装置によるフィードバック制御を示すブロック図である。
この発明を実施するための形態について添付の図面に従って説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号が付される。当該部分の重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1における圧延材の温度制御装置が適用された熱間圧延ラインの構成図である。
図1において、加熱炉1は、熱間圧延ラインの入側に設けられる。粗圧延機2は、加熱炉1の出側に設けられる。誘導加熱装置3は、粗圧延機2の出側に設けられる。仕上圧延機4は、誘導加熱装置3の出側に設けられる。仕上圧延機4は、複数のスタンド4aを備える。例えば、仕上圧延機4は、5台から7台のスタンド4aを備える。図1の仕上圧延機4は、6台のスタンド4aを備える。冷却装置5は、仕上圧延機4の出側に設けられる。巻取機6は、冷却装置5の出側に設けられる。
圧延材7は、加熱炉1の内部に装入される。その後、圧延材7は、加熱炉1により加熱される。その後、圧延材7は、加熱炉1から抽出される。その後、圧延材7は、粗圧延機2により圧延される。その後、圧延材7の端部は、誘導加熱装置3により加熱される。その後、圧延材7は、仕上圧延機4の各スタンド4aにより圧延される。その後、圧延材7は、冷却装置5に冷却される。その後、当該圧延材7は、巻取機6により巻き取られる。
次に、図2を用いて、熱間圧延ラインの要部を説明する。
図2はこの発明の実施の形態1における圧延材の温度制御装置が適用された熱間圧延ラインの要部の構成図である。
図2において、速度検出器8は、仕上圧延機4における最も出側のスタンド4aに対応して設けられる。仕上温度計9は、仕上圧延機4における最も出側のスタンド4aと冷却装置5との間に設けられる。仕上温度計9は、仕上圧延機4における最も出側のスタンド4aの出側に設けられる。巻取温度計10は、冷却装置5と巻取機6との間に設けられる。巻取温度計10は、巻取機6の入側に設けられる。
冷却装置5は、第1注水設備5aと第2注水設備5bとを備える。第1注水設備5aは、冷却装置5の入側に配置される。第2注水設備5bは、冷却装置5の出側に配置される。
温度制御装置11の入力部は、速度検出器8の出力部と仕上温度計9の出力部と巻取温度計10の出力部とに接続される。温度制御装置11の出力部は、第1注水設備5aの入力部と第2注水設備5bの入力部とに接続される。
速度検出器8は、仕上圧延機4における最も出側のスタンド4aの回転速度ω(rad/s)を検出する。仕上温度計9は、仕上圧延機4における最も出側のスタンド4aの出側における圧延材7の仕上温度T(℃)を計測する。巻取温度計10は、巻取機6の入側における圧延材7の巻取温度T(℃)を計測する。
温度制御装置11は、仕上圧延機4における最も出側のスタンド4aの回転速度ωと仕上圧延機4における最も出側のスタンド4aの出側における圧延材7の仕上温度Tとに基づいて第1注水設備5aの所要注水量を演算する。温度制御装置11は、第1注水設備5aの所要注水量に対応した信号VFWDを出力することにより第1注水設備5aの注水バルブに対してフィードフォワード制御を行う。
温度制御装置11は、圧延材7の巻取温度の目標値Ttarget(℃)と巻取機6の入側における圧延材7の巻取温度Tとの偏差に基づいて第2注水設備5bの所要注水量を演算する。温度制御装置11は、第2注水設備5bの所要注水量に対応した信号VFBKを出力することにより第2注水設備5bの注水バルブに対してフィードバック制御を行う。
次に、図3を用いて、温度制御装置11によるフィードバック制御を説明する。
図3はこの発明の実施の形態1における圧延材の温度制御装置によるフィードバック制御を示すブロック図である。
図3に示すように、温度制御装置11は、PI制御器12と第1フィードバック部13と第2フィードバック部14とを備える。
PI制御器12の伝達関数は、CFBKで表される。第1フィードバック部13は、むだ時間を含まない温度モデル13aを備える。第2フィードバック部14は、むだ時間モデル14aとローパスフィルタ14bとを備える。むだ時間モデル14aの伝達関数は、総合的なむだ時間の予測値T´ALLとラプラス演算子sとを用いて表される。ローパスフィルタ14bの伝達関数は、LPFで表される。
第1ブロック15は、第2注水設備5bの注水バルブの応答を示す。第1ブロック15の伝達関数は、第2注水設備5bの注水バルブの操作における制御遅れTSC(s)と当該注水バルブの時定数T(s)とラプラス演算子sとを用いて表される。第2ブロック16は、冷却プロセスを示す。第2ブロック16の伝達関数は、冷却プロセスのゲインKと冷却プロセスの時定数T(s)とラプラス演算子sとを用いて表される。第3ブロック17は、移送遅れによるむだ時間を示す。第3ブロック17の伝達関数は、移送遅れによるむだ時間T(s)とラプラス演算子sとを用いて表される。第4ブロック18は、巻取温度計10の応答を示す。第4ブロック18の伝達係数は、巻取温度計10に計測された圧延材7の巻取温度T(s)とラプラス演算子sを用いて表される。
温度制御装置11において、PI制御器12は、当該圧延材7の温度の目標値Ttargetとフィードバック値との偏差を入力として冷却装置5に対する制御量を演算する。例えば、PI制御器12は、当該圧延材7の温度の目標値Ttargetとフィードバック値との偏差を入力として第2注水設備5bの所要注水量を演算する。第2注水設備5bの所要注水量に対応した信号VFBKは、第1ブロック15と第2ブロック16とを経由する。その結果、圧延材7の温度降下T FBK(℃)が得られる。
圧延材7の温度降下T FBKは、第1注水設備5aによる圧延材7の温度降下T FWD(℃)に加わる。圧延材7の温度降下T FWDと圧延材7の温度降下T FBKとは、圧延材7の仕上温度Tに加わる。その結果、圧延材7の温度は、(T+T FWD+T FBK)となる。圧延材7の温度(T+T FWD+T FBK)は、第3ブロック17と第4ブロック18とを経由する。その結果、圧延材7の巻上温度Tが得られる。
第1フィードバック部13は、PI制御器12により演算された制御量に基づいて温度モデル13aを用いて冷却装置5により冷却された圧延材7が巻取温度計10に到達した際における当該圧延材7の温度の予測値を演算する。例えば、第1フィードバック部13は、第2注水設備5bの所要注水量に対応した信号VFBKに基づいて圧延材7の温度の予測値T´を演算する。第1フィードバック部13は、圧延材7の温度の予測値T´をフィードバック値の一部としてフィードバックする。その結果、温度制御装置11の応答性が決定する。
第2フィードバック部14は、むだ時間モデル14aを用いて第1フィードバック部13により演算された圧延材7の温度の予測値T´に対してむだ時間の分だけ位相を遅らせた値を演算する。第2フィードバック部14は、巻取温度計10により計測された圧延材7の巻取温度Tと第1フィードバック部13により演算された圧延材7の温度の予測値T´に対してむだ時間の分だけ位相を遅らせた値との偏差を演算する。第2フィードバック部14は、当該偏差に対してローパスフィルタ14bを通過させた値をフィードバック値の他部としてフィードバックする。
次に、図4を用いて、温度制御装置11による制御のシミュレーション結果を説明する。
図4はこの発明の実施の形態1における圧延材の温度制御装置による制御のシミュレーション結果を示す図である。図4の横軸は時間を表す。図4の縦軸は温度を表す。
シミュレーションにおいて、仕上温度Tは900(℃)に設定される。第2注水設備5bの注水バルブの操作における制御遅れTSCは1.5(s)に設定される。第2注水設備5bの注水バルブの時定数Tは0.5(s)に設定される。冷却プロセスの時定数Tは2(s)に設定される。第1注水設備5aによる圧延材7の温度降下T FWDは100(℃)に設定される。移送遅れによるむだ時間Tは3(s)に設定される。
むだ時間モデル14aにおいて、第2注水設備5bの注水バルブの操作における制御遅れの推定値T´SCは0.5(s)に設定される。第2注水設備5bの注水バルブの時定数の推定値T´は0.3(s)に設定される。冷却プロセスの時定数の推定値T´は1.5(s)に設定される。第1注水設備5aによる圧延材7の温度降下の推定値T´ FWDは200()に設定される。移送遅れによるむだ時間の推定値T´は2.4(s)に設定される。
ローパスフィルタ14bにおいて、カットオフ周波数は0.12(rad/s)に設定される。
図4において、圧延材7の温度の目標値Ttargetは600(℃)に設定される。図4に示すように、圧延材7の巻取温度Tにおいて、アンダーシュートは生じない。このため、圧延材7の巻取温度Tは、安定かつ正確に目標値Ttargetに追従する。
以上で説明した実施の形態1によれば、モデル誤差値は、不安定になりにくい低周波数の領域においてPI制御器12にフィードバックされる。このため、低周波数の領域において、圧延材7の巻取温度Tと圧延材7の温度の目標値Ttargetとの定常的な偏差を解消することができる。その結果、安定した応答性を保ちつつ、モデル誤差値の影響を短時間で抑制することができる。
なお、第2フィードバック部14において、ローパスフィルタ14bのカットオフ周波数の初期値を0(rad/s)に設定し、圧延材7の温度制御開始後にローパスフィルタ14bのカットオフ周波数を調整してもよい。
例えば、圧延材7の巻取温度Tの変化率が予め設定された閾値以下になった時点から定常偏差が生じたと判定して、ローパスフィルタ14bのカットオフ周波数の値を0から連続的に上げていけばよい。その後、定常偏差が予め設定された値よりも小さくなった時点でカットオフ周波数の変化を終了させればよい。
例えば、圧延材7の巻取温度Tと目標値Ttargetとの偏差が予め設定された閾値よりも小さくなった時点からローパスフィルタ14bのカットオフ周波数の値を0から連続的に上げていけばよい。その後、定常偏差が予め設定された値よりも小さくなった時点でカットオフ周波数の変化を終了させればよい。
次に、図5を用いて、温度制御装置11の例を説明する。
図5はこの発明の実施の形態1における圧延材の温度制御装置のハードウェア構成図である。
温度制御装置11の各機能は、処理回路により実現し得る。例えば、処理回路は、少なくとも1つのプロセッサ19aと少なくとも1つのメモリ19bとを備える。例えば、処理回路は、少なくとも1つの専用のハードウェア20を備える。
処理回路が少なくとも1つのプロセッサ19aと少なくとも1つのメモリ19bとを備える場合、温度制御装置11の各機能は、ソフトウェア、ファームウェア、又はソフトウェアとファームウェアとの組み合わせにより実現される。ソフトウェアおよびファームウェアの少なくとも一方は、プログラムとして記述される。ソフトウェアおよびファームウェアの少なくとも一方は、少なくとも1つのメモリ19bに格納される。少なくとも1つのプロセッサ19aは、少なくとも1つのメモリ19bに記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、温度制御装置11の各機能を実現する。少なくとも1つのプロセッサ19aは、CPU(Central Processing Unit)、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、DSPともいう。例えば、少なくとも1つのメモリ19bは、RAM、ROM、フラッシュメモリ、EPROM、EEPROM等の、不揮発性又は揮発性の半導体メモリ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD等である。
処理回路が少なくとも1つの専用のハードウェア20を備える場合、処理回路は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC、FPGA、又はこれらを組み合わせたものである。例えば、温度制御装置11の各機能は、それぞれ処理回路で実現される。例えば、温度制御装置11の各機能は、まとめて処理回路で実現される。
温度制御装置11の各機能について、一部を専用のハードウェア20で実現し、他部をソフトウェア又はファームウェアで実現してもよい。例えば、PI制御器12の機能については専用のハードウェア20としての処理回路で実現し、PI制御器12以外の機能については少なくとも1つのプロセッサ19aが少なくとも1つのメモリ19bに格納されたプログラムを読み出して実行することによって実現してもよい。
このように、処理回路は、ハードウェア20、ソフトウェア、ファームウェア、又はこれらの組み合わせによって、温度制御装置11の各機能を実現する。
実施の形態2.
図6はこの発明の実施の形態2における圧延材の温度制御装置によるフィードバック制御を示すブロック図である。なお、実施の形態1と同一又は相当部分には、同一符号が付される。当該部分の説明は省略される。
実施の形態2において、第1フィードバック部13は、ローパスフィルタ14bを通過した値に基づいて温度モデル13aを修正する。第2フィードバック部14は、ローパスフィルタ14bを通過した値に基づいてむだ時間モデル14aを修正する。
以上で説明した実施の形態2によれば、温度モデル13aおよびむだ時間モデル14aは、ローパスフィルタ14bを通過した値に基づいて修正される。このため、温度モデル13aおよびむだ時間モデル14aを急激に変化させることなく安定して修正することができる。
実施の形態3.
図7はこの発明の実施の形態3における圧延材の温度制御装置が適用された熱間圧延ラインの要部の構成図である。なお、実施の形態1と同一又は相当部分には、同一符号が付される。当該部分の説明は省略される。
図7において、仕上入側温度計21は、仕上圧延機4の入側に設けられる。仕上出側温度計22は、仕上圧延機4の出側に設けられる。
複数の冷却装置23a〜23fは、隣接したスタンド4aの間に設けられる。複数の冷却装置23a〜23fは、冷却装置23の入側から順々に並ぶ。
温度制御装置11の入力部は、仕上入側温度計21の出力部と仕上出側温度計22の出力部とに接続される。温度制御装置11の出力部は、冷却装置23aの入力部と冷却装置23bの入力部と冷却装置23cの入力部と冷却装置23dの入力部と冷却装置23eの入力部と冷却装置23fの入力部とに接続される。
仕上入側温度計21は、仕上圧延機4の入側における圧延材7の温度T(℃)を計測する。仕上出側温度計22は、仕上圧延機4の出側における圧延材7の温度T(℃)を計測する。
温度制御装置11は、仕上圧延機4の入側における圧延材7の温度Tに基づいて冷却装置23aの所要注水量と冷却装置23bの所要注水量と冷却装置23cの所要注水量とを演算する。温度制御装置11は、冷却装置23aの所要注水量に対応した信号VISC1を出力することにより冷却装置23aの注水バルブに対してフィードフォワード制御を行う。温度制御装置11は、冷却装置23bの所要注水量に対応した信号VISC2を出力することにより冷却装置23bの注水バルブに対してフィードフォワード制御を行う。温度制御装置11は、冷却装置23cの所要注水量に対応した信号VISC3を出力することにより冷却装置23cの注水バルブに対してフィードフォワード制御を行う。
温度制御装置11は、仕上圧延機4の出側における圧延材7の温度に基づいて冷却装置23dの所要注水量と冷却装置の所要注水量と冷却装置23fの所要注水量とを演算する。温度制御装置11は、冷却装置23dの所要注水量に対応した信号VISC4を出力することにより冷却装置23dの注水バルブに対してフィードバック制御を行う。温度制御装置11は、冷却装置23eの所要注水量に対応した信号VISC5を出力することにより冷却装置23eの注水バルブに対してフィードバック制御を行う。温度制御装置11は、冷却装置23fの所要注水量に対応した信号VISC6を出力することにより冷却装置23fの注水バルブに対してフィードバック制御を行う。
次に、図8を用いて、温度制御装置11によるフィードバック制御を説明する。
図8はこの発明の実施の形態3における圧延材の温度制御装置によるフィードバック制御を示すブロック図である。
仕上出側温度計22に対し、冷却装置23dからの距離と冷却装置23eからの距離と冷却装置23fからの距離とは互いに異なる。このため、冷却装置23dと冷却装置23eと冷却装置23fとにおいては、移送遅れによるむだ時間も互いに異なる。
これに対し、温度制御装置11は、複数のPI制御器12と複数の第1フィードバック部13と複数の第2フィードバック部14とを備える。例えば、一組目のPI制御器12と第1フィードバック部13と第2フィードバック部14とは、冷却装置23dに対応して設けられる。例えば、二組目のPI制御器12と第1フィードバック部13と第2フィードバック部14とは、冷却装置23eに対応して設けられる。例えば、三組目のPI制御器12と第1フィードバック部13と第2フィードバック部14とは、冷却装置23fに対応して設けられる。
複数のPI制御器12の各々は、複数の冷却装置23a〜23fにより冷却された圧延材7が仕上出側温度計22に到達した際における当該圧延材7の温度の目標値Ttargetとフィードバック値との偏差を入力として対応した冷却装置に対する制御量を演算する。
複数の第1フィードバック部13の各々は、複数のPI制御器12の各々により演算された制御量に基づいてむだ時間を含まない温度モデル13aを用いて複数の冷却装置23a〜23fにより冷却された圧延材7が仕上出側温度計22に到達した際における当該圧延材7の温度の予測値を演算する。複数の第1フィードバック部13の各々は、当該予測値を複数のPI制御器12の各々に対応したフィードバック値の一部としてフィードバックする。
複数の第2フィードバック部14の各々は、むだ時間モデル14aを用いて複数の第1フィードバック部13の各々により演算された圧延材7の温度の予測値に対して冷却装置23d〜23fの各々に対応したむだ時間の分だけ位相を遅らせた値を演算する。複数の第2フィードバック部14の各々は、仕上出側温度計22による圧延材7の温度の計測値と第1フィードバック部13の各々により演算された圧延材7の温度の予測値に対して冷却装置23d〜23fの各々に対応したむだ時間の分だけ位相を遅らせた値との偏差を演算する。複数の第2フィードバック部14の各々は、当該偏差に対してローパスフィルタ14bを通過させた値を複数のPI制御器12の各々に対応したフィードバック値の他部としてフィードバックする。
図8は、冷却装置23fに対応したPI制御器12と第1フィードバック部13と第2フィードバック部14とを示す。PI制御器12の伝達関数は、CISC6で表される。
第5ブロック24は、冷却装置23fの注水バルブの応答を示す。第5ブロック24の伝達関数は、冷却装置23fの注水バルブの操作における制御遅れTSC(s)と当該注水バルブの時定数T(s)とラプラス演算子sとを用いて表される。第6ブロック25は、冷却プロセスを示す。第6ブロック25の伝達関数は、冷却プロセスのゲインKと冷却プロセスの時定数T(s)とラプラス演算子sとを用いて表される。第7ブロック26は、移送遅れによるむだ時間を示す。第7ブロック26の伝達関数は、移送遅れによるむだ時間TISC6(s)とラプラス演算子sを用いて表される。第8ブロック27は、仕上出側温度計22の応答を示す。第4ブロック18は、仕上出側温度計22により計測された圧延材7の温度Tとラプラス演算子sを用いて表される。
温度制御装置11において、PI制御器12は、当該圧延材7の温度の目標値Ttargetとフィードバック値との偏差を入力として冷却装置23fの所要注水量VISC6を演算する。冷却装置23fの所要注水量に対応した信号VISC6は、第5ブロック24と第6ブロック25とを経由する。その結果、圧延材7の温度降下T ISC6(℃)が得られる。
圧延材7の温度降下T ISC6は、冷却装置23a〜23eによる圧延材7の温度降下T ISC1−5(℃)に加わる。圧延材7の温度降下T ISC1−5と圧延材7の温度降下T ISC6とは、仕上圧延機4の入側における圧延材7の温度Tに加わる。その結果、圧延材7の温度は、(T+T ISC1−5+T ISC6)となる。圧延材7の温度(T+T ISC1−5+T ISC6)は、第7ブロック26と第8ブロック27とを経由する。その結果、仕上圧延機4の出側における圧延材7の温度Tが得られる。
第1フィードバック部13は、冷却装置23aの所要注水量に対応した信号VISC6に基づいて圧延材7の温度の予測値T´を演算する。第1フィードバック部13は、圧延材7の温度の予測値T´fをフィードバック値の一部としてフィードバックする。その結果、温度制御装置11の応答性が決定する。
第2フィードバック部14は、むだ時間モデル14aを用いて第1フィードバック部13により演算された圧延材7の温度の予測値T´に対してむだ時間の分だけ位相を遅らせた値を演算する。第2フィードバック部14は、仕上出側温度計22により計測された圧延材7の温度Tと第1フィードバック部13により演算された圧延材7の温度の予測値T´に対してむだ時間の分だけ位相を遅らせた値との偏差を演算する。第2フィードバック部14は、当該偏差に対してローパスフィルタ14bを通過させた値をフィードバック値の他部としてフィードバックする。
以上で説明した実施の形態3によれば、モデル誤差値は、不安定になりにくい低周波数の領域においてPI制御器12にフィードバックされる。このため、低周波数の領域において、圧延材7の温度Tと圧延材7の温度の目標値Ttargetとの定常的な偏差を解消することができる。その結果、安定した応答性を保ちつつ、モデル誤差値の影響を短時間で抑制することができる。
なお、第2フィードバック部14において、ローパスフィルタ14bのカットオフ周波数の初期値を0(rad/s)に設定し、圧延材7の温度制御開始後にローパスフィルタ14bのカットオフ周波数を調整してもよい。
例えば、圧延材7の温度Tの変化率が予め設定された閾値以下になった時点から定常偏差が生じたと判定して、ローパスフィルタ14bのカットオフ周波数の値を0から連続的に上げていけばよい。その後、定常偏差が予め設定された値よりも小さくなった時点でカットオフ周波数の変化を終了させればよい。
例えば、圧延材7の温度Tと目標値Ttargetとの偏差が予め設定された閾値よりも小さくなった時点からローパスフィルタ14bのカットオフ周波数の値を0から連続的に上げていけばよい。その後、定常偏差が予め設定された値よりも小さくなった時点でカットオフ周波数の変化を終了させればよい。
例えば、圧延材7の温度Tと目標値Ttargetとの偏差が予め設定された閾値よりも小さくなった際により出側の冷却装置に対応した第2フィードバック部14のローパスフィルタ14bから優先的にカットオフ周波数を上げればよい。例えば、冷却装置23fのローパスフィルタ14bのカットオフ周波数が予め設定された周波数に到達しても圧延材7の温度Tと目標値Ttargetとの偏差が残る場合、冷却装置23のカットオフ周波数を上げればよい。
実施の形態4.
図9はこの発明の実施の形態4における圧延材7の温度制御装置11によるフィードバック制御を示すブロック図である。なお、実施の形態3と同一又は相当部分には、同一符号が付される。当該部分の説明は省略される。
実施の形態4において、第1フィードバック部13の各々は、対応したローパスフィルタ14bを通過した値に基づいて対応した温度モデル13aを修正する。第2フィードバック部14の各々は、対応したローパスフィルタ14bを通過した値に基づいて対応したむだ時間モデル14aを修正する。
以上で説明した実施の形態4によれば、温度モデル13aおよびむだ時間モデル14aは、ローパスフィルタ14bを通過した値に基づいて修正される。このため、温度モデル13aおよびむだ時間モデル14aを急激に変化させることなく安定して修正することができる。
なお、1つの冷却装置に対して、実施の形態3と実施の形態4とのPI制御器12と第1フィードバック部13と第2フィードバック部14と同様のPI制御器と第1フィードバック部と第2フィードバック部を適用してもよい。この場合も、安定した応答性を保ちつつ、モデル誤差値の影響を短時間で抑制することができる。
以上のように、この発明に係る圧延材の温度制御装置は、モデル誤差値の影響を短時間で抑制するシステムに利用できる。
1 加熱炉、 2 粗圧延機、 3 誘導加熱装置、 4 仕上圧延機、 4a スタンド、 5 冷却装置、 5a 第1注水設備、 5b 第2注水設備、 6 巻取機、 7 圧延材、 8 速度検出器、 9 仕上温度計、 10 巻取温度計、 11 温度制御装置、 12 PI制御器、 13 第1フィードバック部、 13a 温度モデル、 14 第2フィードバック部、 14a むだ時間モデル、 14b ローパスフィルタ、 15 第1ブロック、 16 第2ブロック、 17 第3ブロック、 18 第4ブロック、 19a プロセッサ、 19b メモリ、 20 ハードウェア、 21 仕上入側温度計、 22 仕上出側温度計、 23a〜23f 冷却装置、 24 第5ブロック、 25 第6ブロック、 26 第7ブロック、 27 第8ブロック

Claims (2)

  1. 熱間圧延ラインの仕上圧延機の複数のスタンドに対して隣接したスタンドの間にそれぞれ設けられた複数の冷却装置により冷却された圧延材が前記仕上圧延機の出側に設けられた温度計に到達した際における当該圧延材の温度の目標値とフィードバック値との偏差を入力として前記複数の冷却装置の各々に対する制御量を演算する複数の制御器と、
    前記複数の制御器の各々により演算された制御量に基づいてむだ時間を含まない温度モデルを用いて前記複数の冷却装置により冷却された圧延材が前記温度計に到達した際における当該圧延材の温度の予測値を演算し、当該予測値を前記複数の制御器の各々に対応したフィードバック値の一部としてフィードバックする複数の第1フィードバック部と、
    前記複数の冷却装置の各々に対応したむだ時間モデルを用いて前記複数の第1フィードバック部の各々により演算された圧延材の温度の予測値に対して前記複数の冷却装置の各々に対応したむだ時間の分だけ位相を遅らせた値を演算し、前記温度計による圧延材の温度の計測値と前記複数の第1フィードバック部の各々により演算された圧延材の温度の予測値に対して前記複数の冷却装置の各々に対応したむだ時間の分だけ位相を遅らせた値との偏差を演算し、当該偏差に対してローパスフィルタを通過させた値を前記複数の制御器の各々に対応したフィードバック値の他部としてフィードバックする複数の第2フィードバック部と、
    を備え
    前記複数の第2フィードバック部の各々は、圧延材が前記温度計に到達した際における当該圧延材の温度の目標値と前記温度計による圧延材の温度の計測値との間の偏差が予め設定された閾値よりも小さくなった際に、より出側の冷却装置に対応した第2フィードバック部のローパスフィルタから優先的にカットオフ周波数を上げる圧延材の温度制御装置。
  2. 前記複数の第1フィードバック部の各々は、対応したローパスフィルタを通過した値に基づいて対応した温度モデルを修正し、
    前記複数の第2フィードバック部の各々は、対応したローパスフィルタを通過した値に基づいて対応したむだ時間モデルを修正する請求項に記載の圧延材の温度制御装置。
JP2017540359A 2015-09-14 2015-09-14 圧延材の温度制御装置 Active JP6477900B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2015/076013 WO2017046846A1 (ja) 2015-09-14 2015-09-14 圧延材の温度制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2017046846A1 JPWO2017046846A1 (ja) 2018-02-15
JP6477900B2 true JP6477900B2 (ja) 2019-03-06

Family

ID=58288202

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017540359A Active JP6477900B2 (ja) 2015-09-14 2015-09-14 圧延材の温度制御装置

Country Status (5)

Country Link
JP (1) JP6477900B2 (ja)
KR (1) KR102058786B1 (ja)
CN (1) CN107614135B (ja)
TW (1) TWI590881B (ja)
WO (1) WO2017046846A1 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108710392B (zh) * 2018-04-26 2020-12-22 广东美的厨房电器制造有限公司 烤箱预热控制方法、装置及计算机可读存储介质
CN110802115B (zh) * 2019-11-13 2020-12-22 北京科技大学 基于数据驱动的热连轧精轧入口温度预测方法
TWI747774B (zh) * 2021-03-26 2021-11-21 中國鋼鐵股份有限公司 精軋機出口溫度估算方法
US20230249235A1 (en) 2021-06-15 2023-08-10 Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial Systems Corporation Control device for cooling apparatus
TWI763578B (zh) * 2021-08-04 2022-05-01 中國鋼鐵股份有限公司 鋼胚的粗軋出口溫度的預測方法
TWI830575B (zh) * 2023-01-11 2024-01-21 中國鋼鐵股份有限公司 鋼材軋延的方法

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5858926A (ja) * 1981-10-01 1983-04-07 Sumitomo Metal Ind Ltd 自動板厚制御方法
JPS63171215A (ja) * 1987-01-08 1988-07-15 Kawasaki Steel Corp 圧延材の水冷制御方法
JPH03198905A (ja) * 1989-12-26 1991-08-30 Sumitomo Metal Ind Ltd 圧延材の冷却制御方法
JPH0535306A (ja) * 1991-07-29 1993-02-12 Toshiba Corp むだ時間補償制御装置
JP2617649B2 (ja) * 1992-03-18 1997-06-04 新日本製鐵株式会社 板厚偏差外乱除去制御方法
JP3266028B2 (ja) * 1997-01-22 2002-03-18 日本鋼管株式会社 仕上圧延機の温度制御方法
JP2000167615A (ja) * 1998-12-03 2000-06-20 Toshiba Corp 巻取温度制御方法及び制御装置
JP3859921B2 (ja) * 1999-12-14 2006-12-20 株式会社日立製作所 内燃機関の空燃比制御装置
DE10018551A1 (de) * 2000-04-14 2001-10-18 Bosch Gmbh Robert Verfahren und Vorrichtung zur Steuerung einer Antriebseinheit eines Fahrzeuges
JP2001334304A (ja) * 2000-05-22 2001-12-04 Mitsubishi Electric Corp 熱間仕上圧延機の出側温度制御装置
JP3552646B2 (ja) * 2000-06-09 2004-08-11 Jfeスチール株式会社 熱延鋼帯の温度制御方法
JP5329995B2 (ja) * 2009-01-22 2013-10-30 国立大学法人長岡技術科学大学 インバータシステムの無駄時間補償装置及び無駄時間補償方法
CN102069097B (zh) * 2011-01-20 2012-09-05 马鞍山钢铁股份有限公司 一种热轧h型钢轧后冷却系统及工艺
JP6094494B2 (ja) * 2014-01-15 2017-03-15 東芝三菱電機産業システム株式会社 圧延材の板厚制御装置
CN105960293B (zh) * 2014-02-04 2017-12-15 东芝三菱电机产业系统株式会社 热轧机的温度控制装置
CN103861875B (zh) * 2014-03-05 2016-01-20 辽宁科技大学 冷轧机工艺冷却系统的优化控制方法

Also Published As

Publication number Publication date
TWI590881B (zh) 2017-07-11
KR102058786B1 (ko) 2019-12-23
CN107614135B (zh) 2019-07-23
WO2017046846A1 (ja) 2017-03-23
JPWO2017046846A1 (ja) 2018-02-15
TW201709993A (zh) 2017-03-16
CN107614135A (zh) 2018-01-19
KR20180004789A (ko) 2018-01-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6477900B2 (ja) 圧延材の温度制御装置
JP6642289B2 (ja) 圧延ラインの数学モデル算出装置および圧延材の温度制御装置
JP6435234B2 (ja) 熱間圧延仕上げミル出側温度制御装置およびその制御方法
JP6447710B2 (ja) 温度計算方法、温度計算装置、加熱制御方法、及び加熱制御装置
JPWO2017130508A1 (ja) 鋼板の温度制御装置及び温度制御方法
WO2017130508A1 (ja) 鋼板の温度制御装置及び温度制御方法
US10416612B2 (en) Control device and method for tuning a servo motor
KR101821089B1 (ko) 압연 시스템
JPWO2015198424A1 (ja) ヒートポンプ装置
JP6075178B2 (ja) 板厚制御方法および板厚制御装置
JP5768467B2 (ja) 熱間圧延ラインにおける圧延鋼板の仕上げ出側温度制御方法
JPH1177134A (ja) 熱間仕上圧延機の温度制御装置及び記録媒体
JP6173773B2 (ja) 可変速制御装置及び運転方法
CN112437702A (zh) 热轧生产线的温度控制装置
JP7077929B2 (ja) 圧延ラインの数学モデル算出装置および制御装置
WO2019180961A1 (ja) 熱処理炉の運転支援装置及び運転支援方法並びに熱処理設備及びその運転方法
JP6391175B2 (ja) 誘導加熱装置
JP6299641B2 (ja) ブライドルロールの張力制御方法および装置
JP5761091B2 (ja) 熱間圧延ラインの温度制御方法および温度制御システム
JP5891060B2 (ja) 電力推定装置、制御装置および方法
WO2020179531A1 (ja) 外乱抑制装置、外乱抑制方法、およびプログラム
KR101428305B1 (ko) 미니밀 공정의 피드백 제어 장치 및 방법
KR101439700B1 (ko) 피드백 제어 주기 변경을 통한 압연재의 온도 제어 장치 및 방법
JPWO2022264248A5 (ja)
JPH0896943A (ja) 誘導加熱装置の入熱制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171025

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180918

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181019

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190108

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190121

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6477900

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250