JP2001334304A - 熱間仕上圧延機の出側温度制御装置 - Google Patents

熱間仕上圧延機の出側温度制御装置

Info

Publication number
JP2001334304A
JP2001334304A JP2000149604A JP2000149604A JP2001334304A JP 2001334304 A JP2001334304 A JP 2001334304A JP 2000149604 A JP2000149604 A JP 2000149604A JP 2000149604 A JP2000149604 A JP 2000149604A JP 2001334304 A JP2001334304 A JP 2001334304A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spray
control information
control device
rolling
rolled material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000149604A
Other languages
English (en)
Inventor
Naohiro Kubo
直博 久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2000149604A priority Critical patent/JP2001334304A/ja
Publication of JP2001334304A publication Critical patent/JP2001334304A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Metal Rolling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 尾端部の急激な減速に対して、コストアップ
を招くことなく仕上圧延出側温度を目標値に制御すると
ともに、圧延材の尾端部での絞り現象の発生を回避した
熱間仕上圧延機の出側温度制御装置を得る。 【解決手段】 複数の圧延スタンド1の各間に配設され
て圧延材7を冷却するための中間スタンドスプレー10
1と、中間スタンドスプレーに対するスプレー制御情報
を生成するためのスプレー制御情報制御装置104と、
圧延材の尾端部が複数の圧延スタンドの少なくとも1つ
を抜け出たことを示す圧延スタンドオフ信号を生成する
ための尾端トラッキング装置103と、中間スタンドス
プレーを制御するスプレー制御装置102とを備え、ス
プレー制御情報は、圧延材の尾端部での絞り現象の発生
を回避するための温度制御情報を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、連続配置された
複数の圧延スタンドを介して鋼板(圧延材)を連続的に
圧延する熱間仕上圧延機の出側温度を制御する装置に関
し、特に鋼板の尾端部の仕上出側温度を目標値に正確に
制御することにより、鋼板の尾端部における絞り現象の
発生を回避した熱間仕上圧延機の出側温度制御装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、鋼板を熱間仕上圧延する際に
は、たとえば1000℃程度に加熱された厚さ数10m
m(長さ数10m)程度の鋼板が、厚さ数mm(長さ数
km)程度まで圧延されるが、鋼板の材質を確保するた
めには、仕上圧延機の出側における鋼板温度を±50℃
程度の範囲内で目標値に制御することが必要となる。
【0003】しかしながら、通常、熱間仕上圧延機にお
いては、鋼板の先端部の噛み込み後から加速し、鋼板の
尾端部で減速しているので、鋼板の先端部から尾端部ま
での全長にわたる温度を目標値に制御することは困難で
ある。
【0004】特に、鋼板の尾端部においては、減速が急
激であるため、仕上圧延出側温度を目標値に制御するこ
とが困難である。また、鋼板の尾端部においては、仕上
出側温度を目標値に制御する必要があるうえ、絞り現象
の発生を回避するための温度制御も要求されている。
【0005】従来の熱間仕上圧延機の出側温度制御装置
においては、鋼板の仕上圧延出側温度を測定し、この測
定値と目標値との偏差をフィードバック制御して、鋼板
の圧延速度または各圧延スタンド間の冷却スプレー流量
を制御することにより、仕上圧延出側温度を目標値に制
御している。
【0006】しかしながら、上記従来の温度制御装置に
よれば、鋼板圧延速度の加減速に対して温度制御の追従
性が不足するうえ、特に尾端部の急減速に対する温度制
御の追従性が不足するので、仕上圧延出側温度を高精度
に目標値に制御することが困難である。
【0007】また、上記従来の温度制御装置によれば、
鋼板の尾端部に至るまでの加速時や高速圧延時に対応し
て、各圧延スタンド間の冷却スプレー数または流量が増
量されているので、尾端部の急減速時において、仕上圧
延出側温度が目標値に対して著しく低くなるうえ、過低
温によって絞り現象が発生し易くなってしまう。
【0008】そこで、上記従来の温度制御装置の問題点
を解決するために、種々の熱間仕上圧延機の出側温度制
御装置が提案されている。図5はたとえば特開平11−
77134号公報に記載された従来の改良後の熱間仕上
圧延機の出側温度制御装置を示す構成図である。
【0009】図5においては、上記問題点を解決するた
めに、仕上出側温度のフィードバック(FB)制御のみ
ならず仕上入側温度を利用したフィードフォワード(F
F)制御が追加されている。
【0010】図5において、1〜6は順次に設けられた
圧延スタンド、7は鋼板などの圧延材であり、圧延材7
は、各圧延スタンド1〜6を介して圧延される。
【0011】8は入側の圧延スタンド1の手前に設けら
れたスケールブレーカであり、圧延材7の入側におい
て、高圧の水を圧延材7の上下面に噴射し、圧延材7の
表面のスケールを除去する。
【0012】9a〜13aおよび9b〜13bは、各圧
延スタンド1〜6の間に設けられた冷却スプレー(圧延
材冷却装置)であり、それぞれ、圧延材7の上下面側か
ら冷却水を噴射する。
【0013】14a〜18aおよび14b〜18bは流
量制御装置であり、各冷却スプレー9a〜13aおよび
9b〜13bから噴射される冷却水の流量を調節する。
【0014】冷却スプレー9a〜13a、9b〜13b
は、流量制御装置14a〜18a、14b〜18bの制
御下で圧延材冷却手段を構成しており、各圧延スタンド
1〜6の間で冷却水の噴射量を調整している。
【0015】19および20は圧延材7の入側温度およ
び出側温度を検出する仕上入側温度計および仕上出側温
度計であり、それぞれ、熱間仕上圧延機の入側および出
側に設けられている。
【0016】21は熱間仕上圧延機の出側温度制御装置
の制御部本体となる圧延機設定部であり、各温度計19
および20からの検出温度を取り込んでいる。
【0017】22はFF制御用流量演算部であり、仕上
入側温度計19からの検出温度と圧延機設定部21から
の速度パターンとが入力される。FF制御用流量演算部
22は、あらかじめ設定された圧延材7毎の圧延速度パ
ターンに基づき冷却水流量を演算する。
【0018】23はFF制御用流量制御部であり、FF
制御用流量演算部22により制御されて、各流量制御装
置14a〜17aおよび14b〜17bを制御し、各冷
却スプレー9a〜12aおよび9b〜12bの流量を制
御する。
【0019】FF制御用流量制御手段23は、圧延材7
の圧延中において、圧延材7の長手方向の複数位置にあ
るFF制御点が各圧延スタンド1〜6を通過する間に、
演算された冷却水流量で冷却されるように、各圧延スタ
ンド1〜6の間の各冷却スプレー9a〜12aの流量を
操作する。
【0020】32は出側の圧延スタンド6を駆動するモ
ータ、33はモータ32の回転速度を制御する速度制御
装置、34は速度制御装置に対する指令を出力する圧延
機速度主幹部である。
【0021】35は圧延機速度主幹部34を制御するF
B制御部であり、仕上出側温度計20からの検出温度と
圧延機設定部21からの指令信号とが入力されており、
圧延機設定部21の制御下で圧延材7の温度をフィード
バック制御する。
【0022】FB制御部35は、圧延材7の出側での温
度の実績値(仕上入側温度計20からの検出温度)と目
標値との偏差を少なくするように、1つ以上の圧延スタ
ンド間の冷却スプレー11a〜13aの流量を修正す
る。
【0023】図5に示した従来装置においては、圧延材
7を圧延長手方向に沿って複数の切り板に分割して制御
点とし、各制御点を仕上圧延機の入側から出側までトラ
ッキングして、圧延材7の圧延速度パターンに基づいて
制御点の温度変化を予測し、FF制御によって圧延スタ
ンド1〜6の間の冷却スプレー流量を制御している。
【0024】この場合、圧延材7の長手方向に分割され
た制御点を、仕上圧延機の入側から出側まで高精度にト
ラッキングするための記録装置と、短く分割された各制
御点に対する圧延スタンド1〜6の間の各冷却スプレー
制御量を高速に演算するための演算装置とが必要とな
り、制御装置が複雑且つ高価なものとなる。
【0025】また、図5に示した従来装置においては、
圧延材7の尾端部に対して、温度を目標値に確保するこ
とは記載されているものの、尾端部における絞り現象の
発生を回避することについては何ら言及されていない。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】従来の熱間仕上圧延機
の出側温度制御装置は以上のように、圧延材7の尾端部
の絞り現象を回避する必要があるにもかかわらず、回避
手段が考慮されていないので、圧延材7の尾端部での絞
り現象を回避することができないという問題点があっ
た。
【0027】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、尾端部の急激な減速に対して、
コストアップを招くことなく仕上圧延出側温度を目標値
に制御するとともに、圧延材の尾端部での絞り現象の発
生を回避した熱間仕上圧延機の出側温度制御装置を得る
ことを目的とする。
【0028】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る熱間仕上圧延機の出側温度制御装置は、圧延材を入側
から出側に向けて圧延しながら送出するための複数の圧
延スタンドと、圧延材の出側での仕上出側温度を検出す
る仕上出側温度計と、複数の圧延スタンドの各間に配設
されて圧延材を冷却するための中間スタンドスプレー
と、中間スタンドスプレーに対するスプレー制御情報を
生成するためのスプレー制御情報制御装置と、圧延材の
尾端部が複数の圧延スタンドの少なくとも1つを抜け出
たことを示す圧延スタンドオフ信号を生成するための尾
端トラッキング装置と、仕上出側温度、スプレー制御情
報および圧延スタンドオフ信号に基づいて中間スタンド
スプレーを制御するスプレー制御装置とを備え、スプレ
ー制御情報は、圧延材の尾端部での絞り現象の発生を回
避するための温度制御情報を含むものである。
【0029】また、この発明の請求項2に係る熱間仕上
圧延機の出側温度制御装置は、請求項1において、スプ
レー制御情報は、圧延材の尾端部での仕上出側温度を目
標値に確保するための温度制御情報を含むものである。
【0030】また、この発明の請求項3に係る熱間仕上
圧延機の出側温度制御装置は、請求項1または請求項2
において、スプレー制御装置は、スプレー制御情報にし
たがって、圧延材の尾端部に対する中間スタンドスプレ
ーの少なくとも1つのスプレー流量のオフタイミング
を、複数の圧延スタンドの少なくとも1つに関連付けて
指定するものである。
【0031】また、この発明の請求項4に係る熱間仕上
圧延機の出側温度制御装置は、請求項1から請求項3ま
でのいずれかにおいて、スプレー制御装置は、スプレー
制御情報にしたがって、圧延材の尾端部に対する中間ス
タンドスプレーの少なくとも1つのスプレー流量の減量
率および減量開始タイミングを、複数の圧延スタンドの
少なくとも1つに関連付けて指定し、中間スタンドスプ
レーに対して任意のタイミングと減量率で減量するもの
である。
【0032】また、この発明の請求項5に係る熱間仕上
圧延機の出側温度制御装置は、請求項1から請求項4ま
でのいずれかにおいて、オペレータにより操作されるオ
ペレータ入力装置を備え、オペレータ入力装置は、スプ
レー制御情報制御装置に対して圧延材毎のスプレー制御
情報を設定するものである。
【0033】また、この発明の請求項6に係る熱間仕上
圧延機の出側温度制御装置は、請求項1から請求項4ま
でのいずれかにおいて、スプレー制御情報制御装置に対
して圧延材毎のスプレー制御情報を設定するためのスプ
レー制御情報記憶装置を備え、スプレー制御情報記憶装
置は、中間スタンドスプレーの制御に必要なデータベー
スを格納したものである。
【0034】また、この発明の請求項7に係る熱間仕上
圧延機の出側温度制御装置は、請求項6において、スプ
レー制御情報記憶装置は、圧延材の圧延条件毎に、圧延
材の板厚、板幅、鋼種および圧延最高速度と、仕上出側
温度を目標値に確保する目的および絞り現象の発生を防
止する目的との組み合わせをデータベースとして格納し
ており、スプレー制御情報制御装置は、スプレー制御情
報記憶装置から圧延条件にしたがってデータベースを読
み出すものである。
【0035】また、この発明の請求項8に係る熱間仕上
圧延機の出側温度制御装置は、請求項6または請求項7
において、スプレー制御情報記憶装置内のデータベース
を学習制御して更新する学習制御装置を備えたものであ
る。
【0036】また、この発明の請求項9に係る熱間仕上
圧延機の出側温度制御装置は、請求項8において、学習
制御装置は、スプレー制御装置から出力されるスプレー
制御情報と、仕上出側温度計から出力される仕上出側温
度計とを取り込み、スプレー制御装置による制御結果が
仕上出側温度の目標値を達成できたか否かを判定するこ
とにより、圧延材に対する温度制御の達成確率を管理
し、記スプレー制御情報記憶装置は、学習制御装置によ
って更新されたデータベースのうち、最も達成確率が高
いものを次回のスプレー制御情報として適用するもので
ある。
【0037】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、この発明の
実施の形態1を図について説明する。図1はこの発明の
実施の形態1を示す構成図であり、1、7および20は
前述(図5参照)と同様のものである。また、図5と同
様の一部の構成については、ここでは図示されていな
い。
【0038】図1において、101は冷却用の中間スタ
ンドスプレーであり、図5内の冷却スプレー9a〜13
aおよび9b〜13bに対応している。102は中間ス
タンドスプレー101を制御するスプレー制御装置であ
り、前述のFF制御用流量制御部23などに対応してい
る。
【0039】スプレー制御装置102は、仕上出側温度
計20からの検出温度(仕上出側温度)、スプレー制御
情報および圧延スタンドオフ信号(後述する)に基づい
て、中間スタンドスプレー101のオンオフおよび流量
を任意のタイミングで制御する。
【0040】103は尾端トラッキング装置であり、圧
延材7(鋼材)の尾端部が各圧延スタンドを抜け出たこ
とを示す圧延スタンドオフ信号をスプレー制御装置10
2にフィードバックする。
【0041】尾端トラッキング装置103は、圧延スタ
ンドオフ信号により、任意の圧延スタンドのメタルオフ
(圧延材7の尾端部が抜け出るタイミング)に関連付け
て指定可能にしている。
【0042】これにより、スプレー制御装置102は、
圧延材7の尾端部において、少なくとも1つの圧延スタ
ンド間のスプレー流量オフタイミングを、任意のスタン
ドのメタルオフに関連付けて指定して、全てのスタンド
間スプレーに対してを任意のタイミングで停止できるよ
うになっている。
【0043】104はスプレー制御情報制御装置であ
り、スプレー制御装置102にスプレー制御情報を入力
する。
【0044】105はオペレータにより操作されるオペ
レータ入力装置であり、オペレータからの入力情報は、
スプレー制御情報制御装置104を介してスプレー制御
装置102に入力される。
【0045】また、中間スタンドスプレー101の制御
情報は、スプレー制御情報制御装置104からスプレー
制御装置102に入力される。
【0046】スプレー制御装置102は、スプレー制御
情報制御装置104からの制御情報と、尾端トラッキン
グ装置103で検出された圧延材7の尾端部の圧延スタ
ンドオフ信号とを受けて、中間スタンドスプレー101
を制御する。
【0047】次に、図1に示したこの発明の実施の形態
1による制御動作について説明する。まず、オペレータ
は、オペレータ入力装置105を操作して、圧延材7毎
の制御方式を入力するとともに、スプレー制御情報制御
装置104に対して、各圧延スタンド後の中間スタンド
スプレー101の流量オフタイミング(以下、単に「オ
フタイミング」という)を指定する。
【0048】たとえば、オペレータは、各圧延スタンド
間の中間スタンドスプレー101毎に、任意の圧延スタ
ンドのメタルオフ(尾端部の抜け出るタイミング)に関
連付けることにより、中間スタンドスプレー101のオ
フタイミングを指定する。
【0049】すなわち、圧延材7の尾端部において、少
なくとも1つの圧延スタンド間の中間スタンドスプレー
101のオフタイミングを指定することにより、全ての
圧延スタンド間の中間スタンドスプレー101に対し
て、任意のタイミングで流量オフを可能にする。
【0050】これにより、オペレータは、全ての圧延ス
タンド間の中間スタンドスプレー101に対して、任意
のスプレー流量のオフタイミングを指定することができ
る。
【0051】また、オペレータ入力装置105を介し
て、各スプレー流量のオフパターンを入力することによ
り、圧延材7の尾端部の仕上出側温度を製品目標値に確
保するとともに、仕上出側温度を絞り現象を防止できる
温度に確保することができる。
【0052】また、このとき、中間スタンドスプレー1
01のオフタイミング制御のみにより、正確な温度制御
を確保することができる。
【0053】したがって、コストアップを招くことなく
仕上圧延出側温度を目標値に制御するとともに、圧延材
7の尾端部での絞り現象の発生を回避するための温度制
御を行うことができる。
【0054】また、圧延材7の尾端部の急激な減速に対
して、仕上圧延出側温度を目標値に正確に制御すること
ができ、尾端部の絞り現象のい発生を防止するための温
度制御を行うことができる。
【0055】実施の形態2.なお、上記実施の形態1で
は、オペレータ入力装置105を介して、中間スタンド
スプレー101の各スプレー流量のオフタイミングを指
定したが、中間スタンドスプレー101の各スプレー流
量の減量率および減量開始タイミングを指定してもよ
い。
【0056】図2は中間スタンドスプレー101の流量
減量率および減量開始タイミングを指定したこの発明の
実施の形態2を示す構成図であり、前述(図1参照)と
同様のものについては、同一符号を付して詳述を省略す
る。
【0057】図2において、前述と異なる点は、オペレ
ータ入力装置105からスプレー制御情報制御装置10
4への入力情報、すなわちスプレー制御情報制御装置1
04を介したスプレー制御装置102への入力情報が、
スプレー流量オフタイミングではなく、流量減量率およ
び減量開始タイミングを含むことのみである。
【0058】以下、図2に示したこの発明の実施の形態
2による制御動作について説明する。この場合、目的は
前述と同様であるが、制御動作が改善されているので、
前述よりもきめ細かな制御が可能となる。
【0059】まず、オペレータは、圧延材7毎の制御方
式を入力するとともに、圧延材7の尾端部における少な
くとも1つの圧延スタンド間の中間スタンドスプレー1
01の流量減量率および減量開始タイミングを指定す
る。
【0060】たとえば、オペレータは、各圧延スタンド
間の中間スタンドスプレー101毎に、任意の圧延スタ
ンドのメタルオフに関連付けることにより、中間スタン
ドスプレー101の流量減量率および減量開始タイミン
グを指定する。
【0061】このように、スプレー制御情報として、具
体的な流量制御情報(流量減量率および減量開始タイミ
ング)を入力することにより、全ての圧延スタンド間の
中間スタンドスプレー101に対して、任意の減量率お
よび流量低減タイミングで減量させることができる。
【0062】また、このとき、中間スタンドスプレー1
01の減量率および流量低減タイミングの制御のみによ
り、正確な温度制御を確保することができる。したがっ
て、前述と同様の作用効果に加えて、きめ細かな温度制
御が可能となる。
【0063】実施の形態3.なお、上記実施の形態2で
は、オペレータ入力装置105を介してスプレー制御情
報を指定したが、オペレータ入力装置105に代えてス
プレー制御情報記憶装置を介在させることにより、オペ
レータの操作によることなく自動的にスプレー制御情報
を指定してもよい。
【0064】図3はスプレー制御情報記憶装置を介して
自動的にスプレー制御情報を指定したこの発明の実施の
形態3を示す構成図であり、前述(図2参照)と同様の
ものについては、同一符号を付して詳述を省略する。
【0065】図3において、前述と異なる点は、オペレ
ータ入力装置105に代えて、スプレー制御情報記憶装
置106を設けたことのみである。以下、図3に示した
この発明の実施の形態3による制御動作について説明す
る。
【0066】この場合、目的は前述と同様であるが、ス
プレー制御情報記憶装置106が設けられているので、
中間スタンドスプレー101の自動制御が可能となる。
まず、オペレータは、スプレー制御情報記憶装置106
内に、圧延材7毎の制御方式に必要なデータをあらかじ
め記憶させておく。
【0067】スプレー制御情報記憶装置106内に格納
されるデータとしては、板厚、板幅、鋼種および圧延最
高速度などがある。これらのデータは、圧延条件毎に、
仕上出側温度の目標値の確保を目的とした値および絞り
現象の防止を目的とした値として、目的毎の組み合わせ
データとして記憶される。
【0068】以下、スプレー制御情報記憶装置106か
ら、目的に応じた制御情報を、圧延条件にしたがって読
み出すことにより、全ての圧延スタンド間の中間スタン
ドスプレー101に対して、任意の減量率および流量低
減タイミングで減量させることができる。
【0069】このとき、スプレー制御情報(各圧延スタ
ンド間のスプレー毎にスプレー流量低減タィミングおよ
び低減率)は、圧延条件にしたがって、任意の圧延スタ
ンドのメタルオフに関連付けられており、スプレー制御
情報記憶装置106からスプレー制御情報制御装置10
4に対して自動的に読み出されて指定される。
【0070】これにより、前述と同様の作用効果に加え
て、オペレータ入力に依存することなく、自動的に全て
の圧延スタンド間スプレーに対して、任意のスプレー流
量の低減タイミングおよび低減率を指定することができ
る。
【0071】また、計算機などを介してスプレー制御情
報記憶装置106にスプレー制御情報を格納することに
より、データ入力の信頼性が向上するので、さらに高精
度の自動制御を実現することができる。
【0072】実施の形態4.なお、上記実施の形態3で
は、単にスプレー制御情報記憶装置106を設けたが、
学習制御装置を追加することにより、さらに温度制御の
信頼性を向上させてもよい。
【0073】図4は学習制御装置を追加したこの発明の
実施の形態4を示す構成図であり、前述(図3参照)と
同様のものについては、同一符号を付して詳述を省略す
る。図4において、前述と異なる点は、学習制御装置1
07を追加したことのみである。
【0074】以下、図4に示したこの発明の実施の形態
4による制御動作について説明する。図4において、学
習制御装置107は、スプレー制御情報記憶装置106
内のスプレー制御情報のデータベースを、前述した各目
的毎の組み合わせで分類して学習し、スプレー制御情報
記憶装置106内のデータベースを学習制御により更新
する。
【0075】すなわち、学習制御装置107は、スプレ
ー制御装置102から出力される各圧延スタンド間のス
プレー流量の低減タイミングおよび低減率を制御実績と
して取り込むとともに、仕上出側温度計20から出力さ
れる圧延材7の尾端部の実績温度を制御結果として取り
込む。
【0076】以下、学習制御装置107は、スプレー制
御装置102によるスプレー制御実績に基づく圧延材7
の温度制御結果が、目標とする温度制御を達成できたか
否かを判定し、各圧延スタンド間のスプレーパターン毎
に目標温度の達成確率を管理する。
【0077】学習制御装置107は、上記制御実績と制
御結果との管理結果に応じて、スプレー制御情報記憶装
置106内のデータベースを学習制御する。スプレー制
御情報記憶装置106は、学習制御装置107によって
更新されたデータベースのうち、最も達成確率が高いス
プレーパターンを、次回の圧延材7に対するスプレー制
御情報として適用する。
【0078】これにより、前述と同様の作用効果に加え
て、温度制御精度の向上および温度制御の安定化を実現
することができ、スプレー制御情報記憶装置106内の
スプレー制御情報の信頼性をさらに向上させることがで
きる。
【0079】なお、上記各実施の形態3、4、5では、
スプレー制御情報として、流量減量率および減量開始タ
イミングを入力したが、他の情報であってもよく、上記
各実施の形態1のように、オフタイミングであってもよ
い。また、上記各実施の形態を組み合わせることによ
り、相乗的な作用効果が得られることは言うまでもな
い。
【0080】
【発明の効果】以上のようにこの発明の請求項1によれ
ば、圧延材を入側から出側に向けて圧延しながら送出す
るための複数の圧延スタンドと、圧延材の出側での仕上
出側温度を検出する仕上出側温度計と、複数の圧延スタ
ンドの各間に配設されて圧延材を冷却するための中間ス
タンドスプレーと、中間スタンドスプレーに対するスプ
レー制御情報を生成するためのスプレー制御情報制御装
置と、圧延材の尾端部が複数の圧延スタンドの少なくと
も1つを抜け出たことを示す圧延スタンドオフ信号を生
成するための尾端トラッキング装置と、仕上出側温度、
スプレー制御情報および圧延スタンドオフ信号に基づい
て中間スタンドスプレーを制御するスプレー制御装置と
を備え、スプレー制御情報は、圧延材の尾端部での絞り
現象の発生を回避するための温度制御情報を含むので、
尾端部の急激な減速に対して、コストアップを招くこと
なく仕上圧延出側温度を目標値に制御するとともに、圧
延材の尾端部での絞り現象の発生を回避した熱間仕上圧
延機の出側温度制御装置が得られる効果がある。
【0081】また、この発明の請求項2によれば、請求
項1において、スプレー制御情報は、圧延材の尾端部で
の仕上出側温度を目標値に確保するための温度制御情報
を含むので、尾端部の急激な減速に対して、コストアッ
プを招くことなく仕上圧延出側温度を目標値に制御する
とともに、圧延材の尾端部での絞り現象の発生を回避し
た熱間仕上圧延機の出側温度制御装置が得られる効果が
ある。
【0082】また、この発明の請求項3によれば、請求
項1または請求項2において、スプレー制御装置は、ス
プレー制御情報にしたがって、圧延材の尾端部に対する
中間スタンドスプレーの少なくとも1つのスプレー流量
のオフタイミングを、複数の圧延スタンドの少なくとも
1つに関連付けて指定するようにしたので、尾端部の急
激な減速に対して、コストアップを招くことなく仕上圧
延出側温度を目標値に制御するとともに、圧延材の尾端
部での絞り現象の発生を回避した熱間仕上圧延機の出側
温度制御装置が得られる効果がある。
【0083】また、この発明の請求項4によれば、請求
項1から請求項3までのいずれかにおいて、スプレー制
御装置は、スプレー制御情報にしたがって、圧延材の尾
端部に対する中間スタンドスプレーの少なくとも1つの
スプレー流量の減量率および減量開始タイミングを、複
数の圧延スタンドの少なくとも1つに関連付けて指定
し、中間スタンドスプレーに対して任意のタイミングと
減量率で減量するようにしたので、尾端部の急激な減速
に対して、コストアップを招くことなく仕上圧延出側温
度を目標値に制御するとともに、圧延材の尾端部での絞
り現象の発生を回避した熱間仕上圧延機の出側温度制御
装置が得られる効果がある。
【0084】また、この発明の請求項5によれば、請求
項1から請求項4までのいずれかにおいて、オペレータ
により操作されるオペレータ入力装置を備え、オペレー
タ入力装置は、スプレー制御情報制御装置に対して圧延
材毎のスプレー制御情報を設定するようにしたので、尾
端部の急激な減速に対して、コストアップを招くことな
く仕上圧延出側温度を目標値に制御するとともに、圧延
材の尾端部での絞り現象の発生を回避した熱間仕上圧延
機の出側温度制御装置が得られる効果がある。
【0085】また、この発明の請求項6によれば、請求
項1から請求項4までのいずれかにおいて、スプレー制
御情報制御装置に対して圧延材毎のスプレー制御情報を
設定するためのスプレー制御情報記憶装置を備え、スプ
レー制御情報記憶装置は、中間スタンドスプレーの制御
に必要なデータベースを格納したので、尾端部の急激な
減速に対して、コストアップを招くことなく仕上圧延出
側温度を目標値に制御するとともに、圧延材の尾端部で
の絞り現象の発生を回避した熱間仕上圧延機の出側温度
制御装置が得られる効果がある。
【0086】また、この発明の請求項7によれば、請求
項6において、スプレー制御情報記憶装置は、圧延材の
圧延条件毎に、圧延材の板厚、板幅、鋼種および圧延最
高速度と、仕上出側温度を目標値に確保する目的および
絞り現象の発生を防止する目的との組み合わせをデータ
ベースとして格納しており、スプレー制御情報制御装置
は、スプレー制御情報記憶装置から圧延条件にしたがっ
てデータベースを読み出すようにしたので、尾端部の急
激な減速に対して、コストアップを招くことなく仕上圧
延出側温度を目標値に制御するとともに、圧延材の尾端
部での絞り現象の発生を回避した熱間仕上圧延機の出側
温度制御装置が得られる効果がある。
【0087】また、この発明の請求項8によれば、請求
項6または請求項7において、スプレー制御情報記憶装
置内のデータベースを学習制御して更新する学習制御装
置を備えたので、尾端部の急激な減速に対して、コスト
アップを招くことなく仕上圧延出側温度を目標値に制御
するとともに、圧延材の尾端部での絞り現象の発生を回
避した熱間仕上圧延機の出側温度制御装置が得られる効
果がある。
【0088】また、この発明の請求項9によれば、請求
項8において、学習制御装置は、スプレー制御装置から
出力されるスプレー制御情報と、仕上出側温度計から出
力される仕上出側温度計とを取り込み、スプレー制御装
置による制御結果が仕上出側温度の目標値を達成できた
か否かを判定することにより、圧延材に対する温度制御
の達成確率を管理し、記スプレー制御情報記憶装置は、
学習制御装置によって更新されたデータベースのうち、
最も達成確率が高いものを次回のスプレー制御情報とし
て適用するようにしたので、尾端部の急激な減速に対し
て、コストアップを招くことなく仕上圧延出側温度を目
標値に制御するとともに、圧延材の尾端部での絞り現象
の発生を回避した熱間仕上圧延機の出側温度制御装置が
得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1の概略構成を示すブ
ロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態2の概略構成を示すブ
ロック図である。
【図3】 この発明の実施の形態3の概略構成を示すブ
ロック図である。
【図4】 この発明の実施の形態4の概略構成を示すブ
ロック図である。
【図5】 従来の熱間仕上圧延機の出側温度制御装置の
概略構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 圧延スタンド、7 圧延材、20 仕上出側温度
計、101 中間スタンドスプレー、102 スプレー
制御装置、103 尾端トラッキング装置、104 ス
プレー制御情報制御装置、105 オペレータ入力装
置、106 スプレー制御情報記憶装置、107 学習
制御装置。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧延材を入側から出側に向けて圧延しな
    がら送出するための複数の圧延スタンドと、 前記圧延材の出側での仕上出側温度を検出する仕上出側
    温度計と、 前記複数の圧延スタンドの各間に配設されて前記圧延材
    を冷却するための中間スタンドスプレーと、 前記中間スタンドスプレーに対するスプレー制御情報を
    生成するためのスプレー制御情報制御装置と、 前記圧延材の尾端部が前記複数の圧延スタンドの少なく
    とも1つを抜け出たことを示す圧延スタンドオフ信号を
    生成するための尾端トラッキング装置と、 前記仕上出側温度、前記スプレー制御情報および前記圧
    延スタンドオフ信号に基づいて前記中間スタンドスプレ
    ーを制御するスプレー制御装置とを備え、 前記スプレー制御情報は、前記圧延材の尾端部での絞り
    現象の発生を回避するための温度制御情報を含むことを
    特徴とする熱間仕上圧延機の出側温度制御装置。
  2. 【請求項2】 前記スプレー制御情報は、前記圧延材の
    尾端部での仕上出側温度を目標値に確保するための温度
    制御情報を含むことを特徴とする請求項1に記載の熱間
    仕上圧延機の出側温度制御装置。
  3. 【請求項3】 前記スプレー制御装置は、前記スプレー
    制御情報にしたがって、前記圧延材の尾端部に対する前
    記中間スタンドスプレーの少なくとも1つのスプレー流
    量のオフタイミングを、前記複数の圧延スタンドの少な
    くとも1つに関連付けて指定することを特徴とする請求
    項1または請求項2に記載の熱間仕上圧延機の出側温度
    制御装置。
  4. 【請求項4】 前記スプレー制御装置は、前記スプレー
    制御情報にしたがって、前記圧延材の尾端部に対する前
    記中間スタンドスプレーの少なくとも1つのスプレー流
    量の減量率および減量開始タイミングを、前記複数の圧
    延スタンドの少なくとも1つに関連付けて指定し、前記
    中間スタンドスプレーに対して任意のタイミングと減量
    率で減量することを特徴とする請求項1から請求項3ま
    でのいずれかに記載の熱間仕上圧延機の出側温度制御装
    置。
  5. 【請求項5】 オペレータにより操作されるオペレータ
    入力装置を備え、 前記オペレータ入力装置は、前記スプレー制御情報制御
    装置に対して前記圧延材毎のスプレー制御情報を設定す
    ることを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれ
    かに記載の熱間仕上圧延機の出側温度制御装置。
  6. 【請求項6】 前記スプレー制御情報制御装置に対して
    前記圧延材毎のスプレー制御情報を設定するためのスプ
    レー制御情報記憶装置を備え、 前記スプレー制御情報記憶装置は、前記中間スタンドス
    プレーの制御に必要なデータベースを格納したことを特
    徴とする請求項1から請求項4までのいずれかに記載の
    熱間仕上圧延機の出側温度制御装置。
  7. 【請求項7】 前記スプレー制御情報記憶装置は、前記
    圧延材の圧延条件毎に、前記圧延材の板厚、板幅、鋼種
    および圧延最高速度と、前記仕上出側温度を目標値に確
    保する目的および前記絞り現象の発生を防止する目的と
    の組み合わせを前記データベースとして格納しており、 前記スプレー制御情報制御装置は、前記スプレー制御情
    報記憶装置から前記圧延条件にしたがって前記データベ
    ースを読み出すことを特徴とする請求項6に記載の熱間
    仕上圧延機の出側温度制御装置。
  8. 【請求項8】 前記スプレー制御情報記憶装置内のデー
    タベースを学習制御して更新する学習制御装置を備えた
    ことを特徴とする請求項6または請求項7に記載の熱間
    仕上圧延機の出側温度制御装置。
  9. 【請求項9】 前記学習制御装置は、前記スプレー制御
    装置から出力されるスプレー制御情報と、前記仕上出側
    温度計から出力される仕上出側温度計とを取り込み、前
    記スプレー制御装置による制御結果が前記仕上出側温度
    の目標値を達成できたか否かを判定することにより、前
    記圧延材に対する温度制御の達成確率を管理し、 前記スプレー制御情報記憶装置は、前記学習制御装置に
    よって更新されたデータベースのうち、最も達成確率が
    高いものを次回のスプレー制御情報として適用すること
    を特徴とする請求項8に記載の熱間仕上圧延機の出側温
    度制御装置。
JP2000149604A 2000-05-22 2000-05-22 熱間仕上圧延機の出側温度制御装置 Pending JP2001334304A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000149604A JP2001334304A (ja) 2000-05-22 2000-05-22 熱間仕上圧延機の出側温度制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000149604A JP2001334304A (ja) 2000-05-22 2000-05-22 熱間仕上圧延機の出側温度制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001334304A true JP2001334304A (ja) 2001-12-04

Family

ID=18655437

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000149604A Pending JP2001334304A (ja) 2000-05-22 2000-05-22 熱間仕上圧延機の出側温度制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001334304A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102665948A (zh) * 2009-10-21 2012-09-12 东芝三菱电机产业系统株式会社 控制设定装置及控制设定方法
KR101192476B1 (ko) 2010-04-13 2012-10-17 도시바 미쓰비시덴키 산교시스템 가부시키가이샤 마무리 연속 압연기의 제어 장치, 제어 방법 및 제어 패턴 작성 방법
WO2017046846A1 (ja) * 2015-09-14 2017-03-23 東芝三菱電機産業システム株式会社 圧延材の温度制御装置
CN114453428A (zh) * 2022-01-12 2022-05-10 首钢京唐钢铁联合有限责任公司 一种防止带钢在精轧卷取中发生追尾的方法

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102665948A (zh) * 2009-10-21 2012-09-12 东芝三菱电机产业系统株式会社 控制设定装置及控制设定方法
KR101192476B1 (ko) 2010-04-13 2012-10-17 도시바 미쓰비시덴키 산교시스템 가부시키가이샤 마무리 연속 압연기의 제어 장치, 제어 방법 및 제어 패턴 작성 방법
WO2017046846A1 (ja) * 2015-09-14 2017-03-23 東芝三菱電機産業システム株式会社 圧延材の温度制御装置
CN107614135A (zh) * 2015-09-14 2018-01-19 东芝三菱电机产业系统株式会社 轧制件的温度控制装置
JPWO2017046846A1 (ja) * 2015-09-14 2018-02-15 東芝三菱電機産業システム株式会社 圧延材の温度制御装置
CN107614135B (zh) * 2015-09-14 2019-07-23 东芝三菱电机产业系统株式会社 轧制件的温度控制装置
CN114453428A (zh) * 2022-01-12 2022-05-10 首钢京唐钢铁联合有限责任公司 一种防止带钢在精轧卷取中发生追尾的方法
CN114453428B (zh) * 2022-01-12 2024-05-10 首钢京唐钢铁联合有限责任公司 一种防止带钢在精轧卷取中发生追尾的方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6121729B2 (ja)
JPS587366B2 (ja) ストリツプオ レイキヤクスル ホウホウ
JPH0732024A (ja) 熱延鋼材の温度制御方法
EP0715550B1 (en) Rolling of metal strip
US6185967B1 (en) Strip threading speed controlling apparatus for tandem rolling mill
JP2001334304A (ja) 熱間仕上圧延機の出側温度制御装置
JPS60255209A (ja) 圧延機におけるエツジヤ開度制御方法
JP2001300628A (ja) 接合鋼板の冷却方法
JPH08281313A (ja) フォイル圧延における厚さ予制御方法及び装置
JP3109067B2 (ja) 熱間連続圧延における板幅制御方法
JPH0890036A (ja) 熱間圧延巻取温度制御方法
JPH0716635A (ja) 圧延材の冷却制御装置
JP3767832B2 (ja) 熱間圧延における板厚制御方法
JPH08252624A (ja) 熱間連続圧延における仕上温度制御方法
JP3345101B2 (ja) 金属帯板の冷間タンデム圧延制御方法及びその装置
JP2653128B2 (ja) 冷間タンデム圧延機の制御方法
JP2760292B2 (ja) タンデム圧延機の制御方法
JP2642834B2 (ja) 熱間圧延方法
JPH08243620A (ja) 熱間仕上圧延機の温度制御装置
JP2004268084A (ja) タンデム圧延機の板厚制御方法
JPH06142731A (ja) 圧延における反り制御方法
JP2003025008A (ja) 熱間圧延における被圧延金属材の冷却制御方法
JPH07214125A (ja) タンデム圧延機における板厚制御方法
JPH08168804A (ja) 熱延鋼材の巻取温度制御装置
JPH0262327B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040206

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040309

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20040312

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20041130