JP6477620B2 - シート搬送装置、シート積層装置および積層型電子部品の製造方法 - Google Patents

シート搬送装置、シート積層装置および積層型電子部品の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、シートを搬送するシート搬送装置、このシート搬送装置を備えるシート積層装置、および、積層型電子部品の製造方法に関する。
従来、セラミックグリーンシートなどを搬送するシート搬送装置およびこのシート搬送装置を備えるシート積層装置が知られている。
この種のシート搬送装置およびシート積層装置の一例として、特許文献1には、セラミックグリーンシートを供給する供給テーブル(第1保持部)と、この供給テーブルからセラミックグリーンシートを受け取って搬送し、積層治具に積み重ねる圧着ヘッド(第2保持部)とを備える装置が開示されている。この装置では、加熱された圧着ヘッドを用いてセラミックグリーンシートを積み重ねることで、短時間でセラミックグリーンシートを積層圧着している。
特開2003−145522号公報
しかしながら、特許文献1に開示されたシート搬送装置およびシート積層装置では、供給テーブルからセラミックグリーンシートを受け渡す際に、加熱された圧着ヘッドが供給テーブルに接近し、供給テーブルの温度が上昇する場合がある。供給テーブルの温度が上昇すると、供給テーブル上に載置されたセラミックグリーンシートが熱膨張して変形するという問題が起きる。
そこで、本発明は、熱によるシートの変形を抑制することができるシート搬送装置等を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係るシート搬送装置は、シートを搬送するシート搬送装置であって、前記シートを保持する第1の保持面を有する第1保持部と、前記シートを保持する第2の保持面を有し、加熱された状態で、前記第1保持部に保持された前記シートを介して前記第1の保持面に接し、前記シートを前記第1保持部から受け取って前記第2の保持面で保持する第2保持部と、前記第1保持部が前記シートを保持していない状態において、前記第1の保持面に接触して前記第1保持部を冷却する冷却部とを備える。
このように、シート搬送装置が第1保持部を冷却する冷却部を備えているので、例えば、加熱された状態の第2保持部が第1保持部に接し、第1保持部が温度上昇するような場合が起きても、第1保持部を冷却して第1保持部の温度を下げることができる。これにより、第1保持部に保持されるシートの熱変形を抑制することができる。
また、第1の保持面には、複数の吸引穴が形成されていてもよい。
このように、第1の保持面に吸引穴が設けられているので、吸引を用いてシートを安定して保持することができる。また、例えば、冷却部を吸引した場合には、第1の保持面と冷却部との密着性を向上させることができる。これにより、第1の保持面を均一に冷却することができ、第1保持部に保持されるシートの熱変形を抑制することができる。
また、前記第1保持部は、前記冷却部と前記第1の保持面とが接触している際に、前記複数の吸引穴を用いて前記冷却部を吸引してもよい。
この構成によれば、冷却部と第1の保持面が接触している際の互いの密着性を向上させることができる。これにより、第1の保持面を密着させ、第1の保持面を均一に冷却することができるので、第1保持部に保持されるシートの熱変形を抑制することができる。
また、前記第1保持部は、温度センサを有していてもよい。
これによれば、例えば、温度センサの計測値に基づいて、冷却部と第1保持部とを接触させる時間を変えることが可能となる。これにより、第1保持部の温度を均一に保つことができ、第1保持部に保持されるシートの熱変形を抑制することができる。
また、さらに、前記第1保持部、あるいは、前記第2保持部に保持されている前記シートの保持位置を検出する位置検出部を備えていてもよい。
これによれば、例えば、位置検出部で検出したシートの保持位置をもとに、シートの位置を補正することが可能となる。これにより、シートを高精度に搬送することができる。
また、本発明の一態様に係るシート積層装置は、上記シート搬送装置と、前記第2保持部で保持した前記シートを所定位置に積み重ねる積み重ね部とを備えている。
これによれば、熱変形が抑制されたシートを積層することがき、積層精度を向上させることができる。
また、本発明の一態様に係る積層型電子部品の製造方法は、複数のシートが積層されることで形成される積層型電子部品の製造方法であって、前記シートを保持する第1保持部にて、前記シートを保持する第1保持工程と、加熱された状態で、前記シートを前記第1保持部から受け取って保持する第2保持工程と、前記第2保持工程で保持したシートを所定位置に積み重ねるシート積み重ね工程と、前記第1保持工程および前記第2保持工程が行われていないときに、前記第1保持部を冷却する冷却工程とを含む。
これによれば、熱によるシートの変形を抑制できるので、積層型電子部品の品質低下を抑制することができる。
また、前記第1保持工程において、あるいは、前記第2保持工程と前記シート積み重ね工程との間に、前記シートの保持位置を検出してもよい。
これによれば、シートの積層精度を向上させることができ、積層型電子部品を高品質化することができる。
本発明のシート搬送装置等によれば、熱によるシートの変形を抑制することができる。
実施の形態1に係るシート搬送装置を含むシート積層装置の斜視図である。 実施の形態1に係るシート積層装置の各ステージの関係を示す模式図である。 実施の形態1に係るシート搬送装置の供給ステージを示す正面図である。 実施の形態1に係るシート搬送装置の受け渡しステージを示す正面図である。 実施の形態1に係るシート搬送装置の冷却ステージを示す正面図である。 実施の形態1に係るシート積層装置の位置検出ステージを示す図であり、(a)は正面図、(b)は下側から見た図である。 実施の形態1に係るシート積層装置の制御構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係るシート積層装置の動作を示すフローチャートである。 実施の形態2に係る積層型電子部品の製造方法を示すフローチャートである。 実施の形態3に係るシート搬送装置の冷却ステージを示す図であり、(a)は平面図、(b)は正面図である。
本実施の形態のシート搬送装置は、セラミックグリーンシートなど、電子部品材料として用いられる薄状のシートを搬送する装置である。本実施の形態のシート搬送装置は、シートを積層するためのシート積層装置に組み込まれている。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも包括的または具体的な例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置および接続形態、製造工程、および製造工程の順序などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。以下の実施の形態における構成要素のうち、独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
なお、各図は模式図であり、図面に示される構成要素の大きさまたは大きさの比は、必ずしも厳密ではない。また、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付しており、重複する説明は省略または簡略化する。
(実施の形態1)
[1−1.シート搬送装置およびシート積層装置の全体構成]
図1は、実施の形態1に係るシート搬送装置2を含むシート積層装置1の斜視図である。図2は、シート積層装置1の各ステージの関係を示す模式図である。
シート搬送装置2は、図1および図2に示すように、シート5を第1保持部10上に供給する供給ステージSA、シート5を第1保持部10から第2保持部20に受け渡す受け渡しステージSB、および、第1保持部10を冷却部30で冷却する冷却ステージSCを備えている。
シート積層装置1は、前述した供給ステージSA、受け渡しステージSB、冷却ステージSCに加え、シート5の保持位置を位置検出部40で検出する位置検出ステージSD、および、シート5を積み重ね部50で積層する積み重ねステージSEを備えている。
第1保持部10は、図2に示すように、供給ステージSA、受け渡しステージSB、冷却ステージSCをこの順に、繰り返し移動する。第1保持部10は、一軸テーブルなどの第1移動手段により、上記ステージ間を移動可能となっている。
第2保持部20は、受け渡しステージSB、位置検出ステージSD、積み重ねステージSEをこの順に、繰り返し移動する。第2保持部20は、垂直一軸ロボットおよび水平一軸ロボットで構成される第2移動手段により、上記ステージ間を移動可能となっている。
[1−2.シート搬送装置およびシート積層装置の各構成]
以下、シート搬送装置2およびシート積層装置1の各構成について説明する。
図3Aは、シート搬送装置2の供給ステージSAを示す正面図である。図3Aを参照しながら、第1保持部10について説明する。
第1保持部10は直方体状であり、耐摩耗性を有する金属材料により形成されている。第1保持部10は、その上面に、シート5を保持する第1の保持面11を有している。第1の保持面11は、平面状であり、複数の吸引穴12が形成されている。複数の吸引穴12には、電磁弁などの第1吸引手段が接続されている。第1吸引手段をオンまたはオフすることにより、第1の保持面11でシート5を保持または保持解除することができる。
搬送対象であるシート5は、キャリアフィルム7と、キャリアフィルム7に形成されたグリーンシート6とにより構成される複合シートである。シート5は、平面視して矩形状をしている。シート5は、グリーンシート6が第1の保持面11に接し、キャリアフィルム7がグリーンシート6の上側に位置する状態で、第1保持部10に保持されている。
第1保持部10の内部であって第1の保持面11の近傍には、熱電対などの温度センサ13が設けられている。この温度センサ13によって、第1の保持面11の近傍の温度をモニタすることができる。
図3Bは、シート搬送装置2の受け渡しステージSBを示す正面図である。図3Bを参照しながら、第2保持部20について説明する。
第2保持部20は直方体状であり、耐摩耗性を有する金属材料により形成されている。第2保持部20は、その下面に、シート5を保持する第2の保持面21を有している。第2の保持面21は、平面状であり、複数の吸引穴22が形成されている。複数の吸引穴22には、電磁弁などの第2吸引手段が接続されている。第2吸引手段をオンまたはオフすることにより、第2の保持面21でシート5を保持または保持解除することができる。
第2保持部20の内部には、温度センサ付きのヒータ23が設けられている。ヒータ23は、第2保持部20で保持したグリーンシート6を、積み重ね部50上のグリーンシート6に熱圧着するために設けられている。ヒータ23は、温度調節器(図示省略)に接続され、第2保持部20は、グリーンシート6に含まれるバインダのガラス転移点付近の温度となるように温度制御される。第2保持部20の温度は、例えば、40℃以上70℃以下のうちの所定の温度となるように設定される。
シート5を第1保持部10から第2保持部20に受け渡す場合、第1の保持面11と第2の保持面21とが、第1保持部10に保持されたシート5を介して接する。その際、第1保持部10は、加熱された状態の第2保持部20から熱を受け温度上昇する。本実施の形態のシート搬送装置2では、第1保持部10の温度上昇を抑制するため、冷却部30が設けられている。
図3Cは、シート搬送装置2の冷却ステージSCを示す正面図である。図3Cを参照しながら、冷却部30について説明する。
冷却部30は、直方体状であり、耐摩耗性を有する金属材料により形成されている。冷却部30は、第1保持部10の第1の保持面11と接触する冷却接触面31を有している。冷却接触面31は、吸引穴等が形成されておらず平坦状である。冷却接触面31の外形は、第1保持部10の第1の保持面11の外形よりも大きい。
冷却部30には冷却手段32が設けられている。冷却手段32は、冷却部30の内部に設けられた配管と、配管に流れる冷却媒体とにより構成される。冷却媒体は、例えば、15℃以上20℃以下の水である。
冷却部30は、垂直一軸ロボットなどの冷却部移動手段により、第1保持部10に対して接近または離反可能となっている。冷却部30は、第1保持部10がシート5を保持していない状態において、第1保持部10の第1の保持面11に接触する。第1保持部10と冷却部30とが接触している際に、第1保持部10の吸引穴12を用いて冷却部30を吸引することで、第1保持部10と冷却部30との密着性を向上させ、第1保持部10を効率的に冷却することができる。
図4は、シート積層装置1の位置検出ステージSDを示す図であり、(a)は正面図、(b)は下側から見た図である。図4を参照しながら、複数の位置検出部40について説明する。
複数の位置検出部40のそれぞれは、例えば、光学カメラまたは光学センサであり、第2保持部20に保持されているシート5の保持位置を検出する。シート5の保持位置とは、第2保持部20の所定位置を基準としたシート5の位置をいう。シート5には、予め2つのセンシングマーク5aが形成されている。複数の位置検出部40のそれぞれは、2つのセンシングマーク5aに対応する位置に配置されている。位置検出部40によって検出されたシート5の保持位置情報は、シート5を積み重ねる際の位置補正に用いられる。
なお、シート5の位置検出は、第2保持部20にて保持されている状態のシート5に限られず、第1保持部10にシート5が保持されている状態で、シート5の保持位置を検出してもよい。
次に、図1および図2を参照しながら、積み重ねステージSEについて説明する。
積み重ねステージSEは、積み重ね部50と、シート5を押圧して積み重ねる押圧手段70とを有している。
第2保持部20により保持されたシート5は、積み重ね部50の上側に搬送される。積み重ねが行われる前に、シート5または積み重ね部50は、位置検出部40にて検出した保持位置情報に基づいて位置補正される。位置補正の方法としては、積み重ね部50によりXYθ方向の位置補正を行ってもよいし、積み重ね部50でYθ方向の位置補正を行い第2移動手段でX方向の位置補正を行ってもよい。
押圧手段70は、例えば、油圧シリンダである。押圧手段70は、押圧パンチ71を介して第2保持部20を下降させる。第2保持部20は、第2移動手段にばね等を介して上下移動自在に支持されており、押圧パンチ71の下降により、積み重ね部50に向かって押し下げられる。第2保持部20に保持されたシート5は、積み重ね部50に予め載置されているシート5等に圧着され、積み重ねられる。
なお、図1に示すシート積層装置1では、第2保持部20と異なる圧接ヘッド60を備えている。圧接ヘッド60の下面である圧接面は、吸引穴がなく平坦状となっている。圧接ヘッド60は、第2保持部20がシート5の積み重ねを行った後であって積み重ねステージSEから退避しているときに、積み重ね部50に載置されたグリーンシート6を再び押圧する。この圧接ヘッド60の押圧により、吸引穴等を起因とするグリーンシート6の変形を抑制しつつ、グリーンシート6同士の密着性を向上させることができる。
次に、シート積層装置1の制御構成について説明する。図5は、シート積層装置の制御構成を示すブロック図である。
シート積層装置1は、図5に示されるように、温度センサ13および位置検出部40を備えている。温度センサ13は、第1保持部10の温度を計測するセンサである。位置検出部40は、第2保持部20に保持されたシート5の保持位置を検出する検出器である。
また、シート積層装置1は、制御部100、第1移動手段15、第1吸引手段16、第2移動手段25、第2吸引手段26、ヒータ23、冷却部移動手段35、位置補正手段55および押圧手段70を備えている。
第1移動手段15は、第1保持部10を、供給ステージSA、受け渡しステージSB、冷却ステージSCの順に移動させる手段である。第1吸引手段16は、第1保持部10の吸引をオンオフする手段である。第2移動手段25は、第2保持部20を受け渡しステージSB、位置検出ステージSD、積み重ねステージSEの順に移動させる手段である。第2吸引手段26は、第2保持部20の吸引をオンオフする手段である。ヒータ23は、第2保持部20を加熱する手段である。冷却部移動手段35は、冷却部30を第1保持部10に接近または離反させる手段である。
位置補正手段55は、シート5の保持位置が目標値からずれている場合に、シート5の保持位置を相対的に補正する手段である。制御部100は、位置検出部40により検出した保持位置情報に基づき、目標値に対するシート5のずれ量を求め、ずれ量に対応した位置補正指令を位置補正手段55に出力する。
押圧手段70は、押圧パンチ71を介して押圧力を第2保持部20に伝達し、積み重ね部50に載置されたグリーンシート6に、第2保持部20で保持したシート5(グリーンシート6)を積層し、圧着する手段である。
制御部100は、上記の第1移動手段15、第1吸引手段16、第2移動手段25、第2吸引手段26、ヒータ23、冷却部移動手段35、位置補正手段55および押圧手段70を統括的に制御する。制御部100は、例えばCPU、RAM及びROMなどを備えており、CPUがROMに格納されたプログラムをRAMに展開して実行することで、第1移動手段15、第1吸引手段16、第2移動手段25、第2吸引手段26、ヒータ23、冷却部移動手段35、位置補正手段55および押圧手段70の作動を制御する。また、制御部100は、第1吸引手段16および第2吸引手段26の吸引オンオフタイミング、および、冷却部移動手段35の駆動タイミングなどを制御する。
[1−3.シート積層装置およびシート搬送装置の動作]
次に、シート搬送装置2およびシート積層装置1の動作について説明する。図6は、シート積層装置1の動作を示すフローチャートである。
先に、第1保持部10の動作を中心に説明する。
まず、供給ステージSAにて、第1保持部10の第1の保持面11上にシート5を載置し供給する(S11)。供給されたシート5は、第1吸引手段16を吸引オンすることで第1の保持面11に保持される(第1保持工程)。
次に、第1移動手段15を駆動し、第1保持部10を受け渡しステージSBに移動させる。第1保持部10の移動が完了した後、第2移動手段25を駆動し、第2保持部20を下降させる。これにより、第1保持部10によるシート受け渡し(S12)、および、第2保持部20によるシート受け取り(S22)を行う。
具体的には、まず、第2保持部20の第2の保持面21を、シート5を介した状態で、第1保持部10の第1の保持面11に当接させる。次に、第2吸引手段26の吸引をオンした後、第1吸引手段16の吸引をオフする。次に、第2移動手段25を駆動し、第2保持部20を上昇させ、第2保持部20の第2の保持面21と、第1保持部10の第1の保持面11とを離反させる。これらの動作により、第1保持部10によるシート受け渡し、および、第2保持部20によるシート受け取りが完了する(第2保持工程)。このように、シート5の受け渡しの際に、第1の保持面11および第2の保持面21の少なくとも一方が吸引オンした状態で、シート5を保持するので、シート5の熱変形が抑制される。
次に、第1移動手段15を駆動し、第1保持部10を冷却ステージSCに移動させる。そして、冷却部移動手段35を駆動することで冷却部30を下降させ、冷却部30の冷却接触面31を第1保持部10の第1の保持面11に接触させる。この動作により、第1保持部10を冷却する(S13:冷却工程)。このとき、第1保持部10の第1吸引手段16をオンさせ、冷却部30の冷却接触面31を第1の保持面11に密着させる。これにより、第1保持部10の冷却効率が向上する。
冷却部30を第1保持部10に接触させた後、第1保持部10の温度センサ13が目標温度を示したときに、冷却部移動手段35を駆動して冷却部30を第1保持部10から引き離す。例えば、第1保持部10の冷却前の温度が約22℃で、冷却部30の温度が約17℃である場合、冷却部30に当接された第1保持部10の温度が20℃になった時点で、冷却部30を第1保持部10から引き離す。
このように、第1保持部10の温度センサ13の計測値に基づいて、冷却部30を引き離すタイミングを決めているので、第1保持部10の温度を均一に保つことが可能となる。また、冷却部30の温度を、第1保持部10を冷却する際の目標温度(例えば、20℃)よりも低い温度(例えば、17℃)に設定することで、第1保持部10の冷却時間を短縮することができる。
冷却が完了すれば、第1移動手段15を駆動し、第1保持部10を供給ステージSAに移動させる。以降、第1保持部10は、第2保持部20と動作サイクルを合わせながら、供給ステージSA、受け渡しステージSB、冷却ステージSCの順に同様の動作を行う。
次に、シート積層装置1の動作について、第2保持部20の動作を中心に説明する。
まず、第2移動手段25を駆動し、受け渡しステージSBに配置された第2保持部20を位置検出ステージSDに移動させる。そして、位置検出部40にてシート5のセンシングマーク5aを読み取り、シート5の保持位置を検出する(S23)。シート5の保持位置に関する情報は、制御部100に入力され、位置補正指令として位置補正手段55に出力される。位置補正手段55は、位置補正指令に基づいて位置補正を行う。
次に、第2移動手段25のさらなる駆動により、第2保持部20を積み重ねステージSEに移動させる。具体的には、シート5を保持した第2保持部20を積み重ね部50の上側に位置させた状態で、押圧手段70により押圧パンチ71および第2保持部20を押し下げ、第2保持部20に保持されたシート5を積み重ね部50上のグリーンシート6に押圧する。そして、所定の時間経過後、押圧パンチ71および第2保持部20を上昇させる。上昇の際、第2保持部20のグリーンシート6は、積み重ね部50上のグリーンシート6に圧着された状態で、積み重ね部50上に残る。一方、キャリアフィルム7は、第2保持部20に保持された状態で、第2保持部20とともに上昇する。すなわち、この動作により、グリーンシート6からキャリアフィルム7が剥離される。剥離されたキャリアフィルム7は、他の場所に置かれた回収箱に投入される。これらの動作により、シート積層の1サイクルが完了する(S24)。
積み重ねが完了すれば、第2移動手段25を駆動させ、第2保持部20を、受け渡しステージSBに移動させる。以降、第2保持部20は、第1保持部10と動作サイクルを合わせながら、受け渡しステージSB、位置検出ステージSD、積み重ねステージSEの順に同様の動作を行う。
そして、積み重ね部50にて、グリーンシート6を所定の枚数積み重ねることで、シート積層に関する動作を終了する。
[1−4.効果等]
本実施の形態に係るシート搬送装置2は、シート5を保持する第1の保持面11を有する第1保持部10と、シート5を保持する第2の保持面21を有し、加熱された状態で、第1保持部10に保持されたシート5を介して第1の保持面11に接し、シート5を第1保持部10から受け取って第2の保持面21で保持する第2保持部20と、第1保持部10がシート5を保持していない状態において、第1の保持面11に接触して第1保持部10を冷却する冷却部30とを備えている。
このように、シート搬送装置2が第1保持部10を冷却する冷却部30を備えているので、例えば、加熱された状態の第2保持部20が第1保持部10に接し、第1保持部10が温度上昇するような場合が起きても、第1保持部10を冷却して第1保持部10の温度を下げることができる。これにより、第1保持部10に保持されるシート5の熱変形を抑制することができる。
また、熱膨張率が異なる材質で形成された複数種類のシート5を積み重ねる場合であっても、熱膨張によるシート5のサイズの変化を抑制することができる。
また、例えば、第1保持部10に冷却機能を持たせた場合と比較して、本実施の形態では、第1保持部10とは異なる冷却部30に冷却機能を持たせているので、第1保持部10の構造を簡略化することができる。また、本実施の形態では、冷却部30と第1保持部10とを接触させて、第1の保持面11を直接冷却できるため、冷却温度の精度を向上させることができる。
また、本実施の形態に係るシート積層装置1は、シート搬送装置2と、第2保持部20で保持したシート5を所定位置に積み重ねる積み重ね部50とを備えている。
これによれば、熱変形が抑制されたシート5を積層することがき、積層精度を向上させることができる。また、例えば、第1保持部10の冷却と、シート5の積み重ねを並行して行うことが可能となり、生産効率を向上させることができる。
(実施の形態2)
実施の形態2では、積層型電子部品の製造方法について説明する。図7は、積層型電子部品の製造方法を示すフローチャートである。
積層型電子部品は、例えば、積層コンデンサ、積層インダクタ、LTCCセラミックス(Low Temperature Co-fired Ceramics)などである。積層型電子部品は、セラミック基材が積層されたセラミック積層体と、セラミック積層体の内部に形成された内部導体と、セラミック積層体の表面に形成され、内部導体と導通する外部端子とを有している。
この積層型電子部品を作製するにあたり、まず、キャリアフィルム7上にグリーンシート6を成形する(S1)。具体的には、キャリアフィルム7上にシート材料をリップ塗工、スクリーン印刷、インクジェット印刷等で塗布し、乾燥する。
次にグリーンシート6上に内部導体を形成する(S2)。内部導体を形成するために、例えば、スクリーン印刷、グラビア印刷、インクジェット印刷等の印刷手段を用いることができる。
次に、内部導体が形成されたグリーンシート6を積層する(S3)。このS3工程で、実施の形態1で示したシート積層装置1が用いられる。具体的には、内部導体が形成されたグリーンシート6を第1保持部10に保持させた後、第2保持部20に受け渡し、第2保持部20に保持されたグリーンシート6を積み重ね部50で積層する。一方、グリーンシート6を積み重ねている間に、第1保持部10を冷却部30で冷却する。そして、これらの動作を繰り返す。
所定枚数のグリーンシート6の積層を終え、積層体ブロックを形成した後、積層体ブロックに対してプレス加工を行う。プレス加工は、平板プレス、あるいは静水圧プレスを用いることができる。プレス加工では、S3工程よりも高圧力で積層体ブロックを圧接する。
次に、積層体ブロックをカットして個片化する(S4)。カット方式としてはカット刃を用いた押し切り、または、ダイシング等などが挙げられる。
次に個片化したワークを焼成する(S5)。この高温焼成処理により、グリーンシート中のセラミック粉末が焼結するとともに、内部導体中の金属粉末が焼結する。
次に、焼成されたワークに外部端子を形成する(S6)。これにより、積層型電子部品が作製される。
なお、上記では、積層型電子部品がセラミック基材の積層体により構成される例を示したが、それに限られず、積層型電子部品は、樹脂基材の積層体により構成されていてもよい。その場合、上記S5工程の後の高温焼成処理を行わずに積層型電子部品を形成することができる。
実施の形態2に係る積層型電子部品の製造方法は、複数のシート5が積層されることで形成される積層型電子部品の製造方法であって、シート5を保持する第1保持部10にて、シート5を保持する第1保持工程と、加熱された状態で、シート5を第1保持部10から受け取って保持する第2保持工程と、第2保持工程で保持したシート5を所定位置に積み重ねるシート積み重ね工程と、第1保持工程および第2保持工程が行われていないときに、第1保持部10を冷却する冷却工程とを含む。
なお、上記において、第1保持工程および第2保持工程が行われていないときとは、第1保持工程および第2保持工程以外のときであり、少なくともシート積み重ね工程を含むときである。
実施の形態2では、第1保持工程、第2保持工程、シート積み重ね工程および冷却工程において、実施の形態1に係るシート搬送方法およびシート積層方法が用いられるので、シート5の熱変形を抑制でき、積層型電子部品の品質低下を抑制することができる。また、シート積層時のシート5の位置決め時間を短縮することができるので、積層型電子部品の生産性を向上させることができる。
また、上記では、シート搬送装置2をシート積層装置1に組み込んだ例を示したが、それに限られず、シート搬送装置2は、印刷装置、露光装置、レーザー加工装置、機械加工、外観検査装置など、熱源を有する装置に組み込んで用いることができる。
(実施の形態3)
図8は、実施の形態3に係るシート搬送装置の冷却ステージSCを示す図であり、(a)は平面図、(b)は正面図である。
実施の形態3では、冷却ステージSCの位置制御部材に応力が付加された場合について説明する。位置制御部材とは、例えば、サーボモータ116、スライダ117を有するリニアガイド112、ボールネジ111、リニアスケール113などの一軸ロボットに用いられる部材である。
冷却ステージSCでは、冷却部30の冷却接触面31と第1保持部10の第1の保持面11とを密着させるために、冷却部30および第1保持部10を互いに圧接する。その際、冷却部30および第1保持部10のそれぞれは傾きを有し、平行度が完全な0ではないため、位置制御部材に応力が生じる場合がある。
実施の形態3では、このような応力の発生を抑制するため、冷却部30と第1保持部10とを密着させ圧接する際に、サーボモータ116による位置制御を解除、あるいは、位置制御の動力源にトルク制限(モータトルクの10%程度目安)をかける。
例えば、冷却部30および第1保持部10の圧接に伴ってスライダ117に水平方向の力が加わると、ボールネジ111にトルクが発生する。このトルクが制限値を越えると、サーボモータ116はこのトルクを打消す方向に回転し、制限値を下回ったところで停止する。本実施の形態では、このトルクの制限値(制限トルク)を、下記に示す大小関係とすることで、サーボモータ116のトルクに起因するボールネジ111の変形、および、スライダ117の変形を抑制している。
制限トルク<ボールネジに変形が生ずるトルク
また、本実施の形態では、冷却部30と第1保持部10とを密着させた際、スライダ117の左方向への移動は停止するが、このスライダ117の移動が停止した状態でも、ボールネジ111はトルクを打消す方向に回転するので、ボールネジ111の変形が解消され、リニアガイド112に過大な力が加わることを抑制できる。これにより、位置ずれ等が生じることを抑制することができる。
さらに、ボールネジ111およびリニアガイド112に変形が生じにくいことから、冷却部30および第1保持部10が離反した直後に動き出すスライダ117のオーバーシュートに起因する振動も低減できる。
なお、上記では冷却ステージSCにおける冷却部30と第1保持部10との関係を例に挙げて説明したが、積み重ねステージSEの第2保持部20と積み重ね部50との関係にも適用することができる。
(その他の形態)
以上、本発明の実施の形態に係るシート搬送装置2、シート積層装置1および積層型電子部品の製造方法について説明したが、本発明は、個々の実施の形態及びその変形例には限定されない。本発明の趣旨を逸脱しない限り、当業者が思いつく各種変形を本実施の形態及びその変形例に施したものや、異なる実施の形態及びその変形例における構成要素を組み合わせて構築される形態も、本発明の一つ又は複数の態様の範囲内に含まれてもよい。
例えば、シート搬送装置2において、冷却部30の冷却接触面31と第1保持部10の第1の保持面11との密着性を向上させるために、冷却部30の冷却接触面31を、樹脂などの軟質材料(第1保持部10よりも柔らかい材料)により構成してもよい。
また、シート搬送装置2において、第1の保持面11と冷却接触面31とをほぼ平行にするように、冷却部30を球面ベアリングなどの自由関節により支持してもよい。
また、シート搬送装置2において、第1保持部10および第2保持部20が、上下逆であってもよい。すなわち、上側に配置された第1保持部10から、下側に配置された第2保持部20にシート5を受け渡してもよい。
また、シート積層装置1において、第2保持部20が積み重ね部50を有していてもよい。すなわち、第2保持部20がシート5を受け取り、そのシート5を第2保持部20上に順次積層してもよい。
また、第2保持部20は、内部に設けられたヒータ23により自身が加熱された状態となるが、それに限られず、受け渡しステージSBよりも後のステージ(第2保持工程よりも後工程)で配置された熱源に直接的または間接的に接触して加熱された状態となってもよい。
また、シート積層装置1におけるグリーンシート6の積み重ね方式は、第2保持部20で押圧した後にグリーンシート6とキャリアフィルム7とを剥離するのでなく、圧接ヘッド60で押圧した後にキャリアフィルム7とグリーンシート6とを剥離する方式でもよい。また、第1保持部10にシート5が保持されている時点など、シート積み重ね工程よりも前に、グリーンシート6からキャリアフィルム7を剥離し、その後、積み重ね部50でグリーンシート6のみを積み重ねてもよい。また、圧接ヘッド60による圧接を行わず、第2保持部20のみでシート5を圧着してもよい。
また、シート5の材質はセラミックグリーンシートに限られず、樹脂シート、金属箔であってもよい。シート5に貫通孔や貫通溝、凹凸形状などが設けられていてもよい。シート5に金属ペースト等のパターン(乾燥後あるいは未乾燥、半乾燥)が形成されていてもよい。シート5は、キャリアフィルム7に液状材料を供給して形成してもよいし、別工程で形成したグリーンシート6をキャリアフィルム7に貼り付けてもよい。シート5は、キャリアフィルム7に形成されている必要はなく、自立したシートであってもよい。キャリアフィルム7の材質は、樹脂、金属など、変形可能なフィルムでもよいし、剛体でもよい。
本発明のシート搬送装置等は、セラミックグリーンシート、磁性体シート、樹脂シートなど、電子部品材料として用いられる薄板状のシートを搬送するための装置として広く利用できる。
1 シート積層装置
2 シート搬送装置
5 シート
5a センシングマーク
6 グリーンシート
7 キャリアフィルム
10 第1保持部
11 第1の保持面
12 吸引穴
13 温度センサ
15 第1移動手段
16 第1吸引手段
20 第2保持部
21 第2の保持面
22 吸引穴
23 ヒータ
25 第2移動手段
26 第2吸引手段
30 冷却部
31 冷却接触面
32 冷却手段
35 冷却部移動手段
40 位置検出部
50 積み重ね部
55 位置補正手段
60 圧接ヘッド
70 押圧手段
71 押圧パンチ
SA 供給ステージ
SB 受け渡しステージ
SC 冷却ステージ
SD 位置検出ステージ
SE 積み重ねステージ

Claims (8)

  1. シートを搬送するシート搬送装置であって、
    前記シートを保持する第1の保持面を有する第1保持部と、
    前記シートを保持する第2の保持面を有し、加熱された状態で、前記第1保持部に保持された前記シートを介して前記第1の保持面に接し、前記シートを前記第1保持部から受け取って前記第2の保持面で保持する第2保持部と、
    前記第1保持部が前記シートを保持していない状態において、前記第1の保持面に接触して前記第1保持部を冷却する冷却部と
    を備えるシート搬送装置。
  2. 前記第1の保持面には、複数の吸引穴が形成されている
    請求項1に記載のシート搬送装置。
  3. 前記第1保持部は、前記冷却部と前記第1の保持面とが接触している際に、前記複数の吸引穴を用いて前記冷却部を吸引する
    請求項2に記載のシート搬送装置。
  4. 前記第1保持部は、温度センサを有している
    請求項1〜3のいずれか1項に記載のシート搬送装置。
  5. さらに、
    前記第1保持部、あるいは、前記第2保持部に保持されている前記シートの保持位置を検出する位置検出部を備える
    請求項1〜4のいずれか1項に記載のシート搬送装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載のシート搬送装置と、
    前記第2保持部で保持した前記シートを所定位置に積み重ねる積み重ね部と
    を備えるシート積層装置。
  7. 複数のシートが積層されることで形成される積層型電子部品の製造方法であって、
    前記シートを保持する第1保持部にて、前記シートを保持する第1保持工程と、
    加熱された状態で、前記シートを前記第1保持部から受け取って保持する第2保持工程と、
    前記第2保持工程で保持したシートを所定位置に積み重ねるシート積み重ね工程と、
    前記第1保持工程および前記第2保持工程が行われていないときに、前記第1保持部を冷却する冷却工程と
    を含む積層型電子部品の製造方法。
  8. 前記第1保持工程において、あるいは、前記第2保持工程と前記シート積み重ね工程との間に、前記シートの保持位置を検出する
    請求項7に記載の積層型電子部品の製造方法。
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