JP2003154512A - セラミックグリーンシート積層装置および同積層方法 - Google Patents

セラミックグリーンシート積層装置および同積層方法

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JP2003154512A JP2001359167A JP2001359167A JP2003154512A JP 2003154512 A JP2003154512 A JP 2003154512A JP 2001359167 A JP2001359167 A JP 2001359167A JP 2001359167 A JP2001359167 A JP 2001359167A JP 2003154512 A JP2003154512 A JP 2003154512A
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carrier film
peeling
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Hiroshi Tomioka
弘嗣 冨岡
Hideyuki Mori
英行 森
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 上下面とも電極を有するセラミック積層体を
製造可能とする。第1層の積層時に積層ジグと第1層と
の間に剥離が生じるのを防止する。 【解決手段】 セラミックグリーンシート積層装置は、
キャリアフィルムの片側の面にセラミックグリーンシー
トが付いたものである供給フィルム10を上記キャリア
フィルム側が上になるように保持して、所定の積層位置
に積層し、上記キャリアフィルムを剥離するための第1
の処理手段と、上記供給フィルム10を上記キャリアフ
ィルム側が下になるように保持して、上記キャリアフィ
ルムを剥離し、残った上記セラミックグリーンシートを
上記積層位置に積層するための第2の処理手段と、上記
第1の処理手段および上記第2の処理手段のいずれを用
いるかを任意に選択するための処理選択手段とを備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、セラミック電子部
品の製造に用いられるセラミックグリーンシート積層装
置およびセラミックグリーンシート積層方法に関するも
のである。なお、セラミック電子部品は、セラミックグ
リーンシートを複数枚積層して焼成することによって得
られるものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、セラミック電子部品は、セラミ
ックグリーンシートを複数枚積み重ねて圧着すること
で、セラミック積層体とし、このセラミック積層体を焼
成することで製造される。個々のセラミックグリーンシ
ートは薄くて破れやすいため、セラミックグリーンシー
トは、キャリアフィルム上に形成された状態で供給さ
れ、キャリアフィルムから剥がされて、順次、積層体と
して積み重ねられるのが一般的である。
【0003】積層に用いるセラミックグリーンシートに
は、予め電極が印刷されている場合があり、たとえば、
図18に示すように、キャリアフィルム1の片面にセラ
ミックグリーンシート2が形成されたもの(以下、「供
給フィルム」10という。)の状態では、セラミックグ
リーンシート2のキャリアフィルム1と反対側の表面に
電極4が印刷されていることが一般的である。セラミッ
クグリーンシート2には、前工程で切込みが入れられ、
実際に使用する部分とセラミックグリーンシートの不要
部分2eとに分断されている。
【0004】図19〜図21を参照して、従来のセラミ
ックグリーンシートの第1の積層方法として、剥離後積
層方式について説明する。図19に示すように、供給フ
ィルム10を、圧着ヘッド21によってセラミックグリ
ーンシート2側を吸着することによって保持し、チャッ
ク32aによってキャリアフィルム1とセラミックグリ
ーンシートの不要部分2eとを下方に引っ張って剥離さ
せる。図20に示すように、剥離されたセラミックグリ
ーンシート2を積層ジグ5上に積層し、圧着ヘッド21
によって上からプレスして圧着する。図19、図20の
例では、積層ジグ5の上に既にセラミックグリーンシー
ト2がある程度積層されているが、そのような場合は、
その積層体の上に重ねて置く。これらの工程を所望回数
繰返し、図21に示すように圧着ヘッド21を上昇させ
ると、積層ジグ5上には、セラミックグリーンシート2
を所望枚数だけ積み重ねた積層体201が得られる。
【0005】図22〜図24を参照して、従来のセラミ
ックグリーンシートの第2の積層方法として、積層後剥
離方式について説明する。図22に示すように、積層ジ
グ5の上に、供給フィルム10をキャリアフィルム1が
上側になるように置く。図22の例では、既にセラミッ
クグリーンシート2がある程度積層されているが、その
ような場合は、その積層体の上に重ねて置く。図23に
示すように、上面にキャリアフィルム1が付いたまま、
圧着ヘッド21で加圧し、圧着する。この後、図24に
示すように、チャック33aでキャリアフィルム1とセ
ラミックグリーンシートの不要部分2eを把持して剥離
させる。これらの工程を所望回数繰返し、圧着ヘッド2
1を上昇させると、図24に示すように、積層ジグ5上
には、セラミックグリーンシート2を所望枚数だけ積み
重ねた積層体202が得られる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】セラミック電子部品の
小型化、高密度化を図る上では、上下面ともに電極を配
置し、有効に利用できることが望まれる。しかし、上述
の説明のうち、剥離後積層方式で得られた積層体201
では、含まれるセラミックグリーンシート2は、いずれ
も電極4を印刷された面が上側になるように積層されて
いる。そのため、積層体201をセラミック電子部品と
して利用する際には、上面には電極4があっても下面に
電極4のない構造になってしまう。また、積層後剥離方
式で得られた積層体202では、含まれるセラミックグ
リーンシート2は、いずれも電極4を印刷された面が下
側になるように積層されている。そのため、積層体20
2をセラミック電子部品として利用する際には、下面に
は電極4があっても上面に電極4のない構造になってし
まう。結局、従来の積層方法では、いずれの方式を採用
しても、積層体の上下いずれか一方の面は電極のない面
となってしまい、上下面ともに電極を有する積層体を得
ることができなかった。
【0007】また、上下面いずれにも電極を配置されな
いセラミック電子部品を得たい場合、従来の積層方法で
は、積層体の上下いずれか一方の面には電極が露出して
しまうため、これを覆い隠すために電極を形成していな
いセラミックグリーンシートを別途用意し、これを最下
層または最上層に積層する必要があった。
【0008】そこで、本発明は、上下面とも電極を有す
るセラミック電子部品や上下面とも電極を有しないセラ
ミック電子部品であっても容易に製造できるセラミック
グリーンシート積層装置およびセラミックグリーンシー
ト積層方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に基づくセラミックグリーンシート積層装置
は、セラミックグリーンシートを積層して圧着するため
のセラミックグリーンシート積層装置であって、キャリ
アフィルムの片側の面に上記セラミックグリーンシート
が付いたものである供給フィルムを上記キャリアフィル
ム側が上になるように保持して、所定の積層位置に積層
し、上記キャリアフィルムを剥離するための第1の処理
手段と、上記供給フィルムを上記キャリアフィルム側が
下になるように保持して、上記キャリアフィルムを剥離
し、残った上記セラミックグリーンシートを上記積層位
置に積層するための第2の処理手段と、上記第1の処理
手段および上記第2の処理手段のいずれを用いるかを任
意に選択するための処理選択手段とを備える。この構成
を採用することにより、処理選択手段によって積層後剥
離方式と剥離後積層方式との2つの方式の中から適宜選
択することができるので、上下面とも電極を配置したセ
ラミック積層体を得ることができる。あるいは、片面に
電極を有するセラミックグリーンシートの1種類だけが
供給されている場合でも、上下面いずれにも電極を配置
されないセラミック積層体を得ることができる。
【0010】上記発明において好ましくは、上記供給フ
ィルムを上記キャリアフィルム側が上になるように供給
する第1の供給手段と、上記供給フィルムを上記キャリ
アフィルム側が下になるように供給する第2の供給手段
とをさらに備え、上記処理選択手段は、上記第1および
第2の処理手段の選択に対応して、上記第1および第2
の供給手段のいずれから上記供給フィルムを取得するか
を選択することができる。この構成を採用することによ
り、その都度、表裏いずれか好ましい向きの供給フィル
ムを選択して取得して、これらを組み合わせて積層する
ことができる。
【0011】上記発明において好ましくは、上記第1お
よび第2の処理手段は、積層した上記セラミックグリー
ンシートを押圧する手段を共有する。この構成を採用す
ることにより、押圧する手段は共有であるので、限られ
たスペースと設備を有効利用して、2つの処理手段を稼
動させることができる。
【0012】上記目的を達成するため、本発明に基づく
セラミックグリーンシート積層方法は、セラミックグリ
ーンシートを積層して圧着するためのセラミックグリー
ンシート積層方法であって、キャリアフィルムの片側の
面に上記セラミックグリーンシートが付いたものである
供給フィルムを上記キャリアフィルム側が上になるよう
に保持して、所定の積層位置に積層し、上記キャリアフ
ィルムを剥離するための第1の処理工程と、上記供給フ
ィルムを上記キャリアフィルム側が下になるように保持
して、上記キャリアフィルムを剥離し、残った上記セラ
ミックグリーンシートを上記積層位置に積層するための
第2の処理工程とを含む。この方法を採用することによ
り、上下両面ともに電極を露出させたセラミック積層体
を製作することが可能となる。また、片面に電極を有す
るセラミックグリーンシートの1種類だけが積層装置に
供給されている場合でも、上下面いずれにも電極を配置
されないセラミック積層体を得ることができる。
【0013】上記発明において好ましくは、最初の層の
積層時には第1の処理工程を行ない、最後の層の積層時
には第2の処理工程を行なう。この方法を採用すること
により、上下面ともに電極を配置したセラミック積層体
を得ることができる。
【0014】上記発明において好ましくは、最初の層の
積層時には第2の処理工程を行ない、最後の層の積層時
には第1の処理工程を行なう。この方法を採用すること
により、片面に電極を有するセラミックグリーンシート
の1種類だけが積層装置に供給されている場合でも、上
下面いずれにも電極を配置されないセラミック積層体を
得ることができる。
【0015】上記発明において好ましくは、上記第1お
よび第2の処理工程の後には、共通の押圧手段によって
押圧する圧着工程を含む。この方法を採用することによ
り、双方の処理工程における加圧条件を等しくすること
ができる。また、押圧手段の設置スペースや付帯設備を
節減することができる。
【0016】上記発明において好ましくは、上記供給フ
ィルムを上記キャリアフィルム側が上になるように供給
する第1の供給手段から上記供給フィルムを取得する第
1取得工程と、上記供給フィルムを上記キャリアフィル
ム側が下になるように供給する第2の供給手段から上記
供給フィルムを取得する第2取得工程とを含む。この方
法を採用することにより、各層の積層の度に、いずれの
向きの供給フィルムを用いるかを判断して選択し、状況
に応じた最適な積層を行なうことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】(実施の形態1) (構成および動作)図1を参照して、本発明に基づく実
施の形態1におけるセラミックグリーンシート積層装置
の構成および動作について説明する。このセラミック積
層体製造装置は、X方向に移動可能なように圧着ヘッド
21を備えている。圧着ヘッド21は、図2に示すよう
に、セラミックグリーンシート2を吸着するための吸引
穴3を下面に備えている。図4に示すように、圧着ヘッ
ド21は、Xテーブル21aと、圧着ヘッドガイドポス
ト21bとを含む。圧着ヘッド21は、Xテーブル21
aがX軸テーブルリニアガイド54に載ることによって
支持されており、Xテーブル21aに設けられた4本の
圧着ヘッドガイドポスト21bによって水平方向の動き
を拘束されている。プレス機53は、パンチ53aと、
油圧シリンダ53bと、ベース53cとを含む。プレス
機53は、ベース53cの上方で、油圧シリンダ53b
によってパンチ53aを押し下げることができるように
なっている。したがって、圧着ヘッド21がパンチ53
aの真下に位置するときにパンチ53aを下げれば、圧
着ヘッド21が積層ジグ5に向けて押し下げられる。
【0018】このセラミック積層体製造装置は、図1に
示すように、第1キャリアフィルム剥離ブロック32
と、第2キャリアフィルム剥離ブロック33とを備えて
いる。第1キャリアフィルム剥離ブロック32は、圧着
ヘッド21に保持された供給フィルム10からキャリア
フィルム1を剥離させるためのものであり、第2キャリ
アフィルム剥離ブロック33は、積層ジグ5の上に置か
れた供給フィルム10からキャリアフィルム1を剥離さ
せるためのものである。第1キャリアフィルム剥離ブロ
ック32は、図3に示すように、チャック32aと、ロ
ール32bと、剥離ブロックベース32cとを含む。第
2キャリアフィルム剥離ブロック33は、キャリアフィ
ルム1とセラミックグリーンシートの不要部分2eを把
持して剥離させるためのチャック33a(図6〜図8参
照)を含む。
【0019】供給フィルム10は、図1に示すように、
一定形状のシート状で、供給手段としてのYθテーブル
51に載せられて供給される。供給フィルム10は、Y
θテーブル51によって下側から吸引保持されている。
Yθテーブル51は、Y方向に沿って圧着ヘッド21の
下方に移動する。圧着ヘッド21が供給フィルム10の
上面に向けて降下する。圧着ヘッド21は切断刃(図示
省略)を備えており、この切断刃によって、図2に示す
ように、供給フィルム10のうち上側に位置するセラミ
ックグリーンシート2だけに切込みが入れられる。圧着
ヘッド21の吸引穴でセラミックグリーンシート2を吸
着し、Yθテーブル51による吸引をやめることによっ
て、圧着ヘッド21によって供給フィルム10全体が持
ち上げられる。このように圧着ヘッド21は供給フィル
ム10を保持したままでX方向に移動し、積層ジグ5に
向かう途中、第1キャリアフィルム剥離ブロック32に
よってキャリアフィルム1が剥離される。この剥離作業
は、具体的には、図2、図3に示すように行なわれる。
すなわち、図2に示すように、チャック32aが供給フ
ィルム10の進行方向前方で待ち構えており、圧着ヘッ
ド21が移動してくることによって、供給フィルム10
の前端がチャック32aによって把持される。図3に示
すように、チャック32aは圧着ヘッド21の移動と同
期するように下に向けて移動し、剥離ブロックベース3
2cに支持されたロール32bによってキャリアフィル
ム1を曲げながらキャリアフィルム1をセラミックグリ
ーンシート2から剥離させる。
【0020】供給フィルム10からキャリアフィルム1
を剥離させるために、第1キャリアフィルム剥離ブロッ
ク32と第2キャリアフィルム剥離ブロック33とのい
ずれを使用するかは、処理選択手段(図示省略)によっ
て適宜選択できるようになっている。処理選択手段とし
ては、たとえば、セラミック積層体製造装置に制御用の
信号を送るためのコンピュータが挙げられる。
【0021】(作用・効果)このセラミック積層体製造
装置は、供給フィルム10が圧着ヘッド21に保持され
た状態で下側に位置するキャリアフィルム1を剥離させ
る第1キャリアフィルム剥離ブロック32と、供給フィ
ルム10を積層ジグ5上に置いた後で上側に位置するキ
ャリアフィルム1を剥離させる第2キャリアフィルム剥
離ブロック33とを両方とも備えており、処理選択手段
によっていずれを用いて剥離を行なうかを選択できるよ
うになっているので、Yθテーブル51に載せられて供
給された供給フィルム10が、表裏いずれの向きで載せ
られていても、適切に対応して、正しくセラミックグリ
ーンシート2の積層作業を行なうことができる。
【0022】上述の説明では、Yθテーブル51のみを
用いて、供給フィルム10の載せ方がその都度表裏変更
される場合を想定したが、図5に示すように、供給手段
として、第1Yθテーブル35と第2Yθテーブル36
とを備えるものであってもよい。図5に示すセラミック
グリーンシート積層装置の例では、各Yθテーブルごと
に供給フィルム10の載せられてくる表裏の向きが決ま
っており、第1Yθテーブル35と第2Yθテーブル3
6とでは、供給フィルム10の表裏の向きが異なってい
る。たとえば、第1Yθテーブル35から供給される供
給フィルム10はキャリアフィルム1が下側になる向き
であり、第2Yθテーブル36から供給される供給フィ
ルム10はキャリアフィルム1が上側になる向きである
とすれば、いずれのYθテーブルから供給フィルム10
を取得するかも含めて処理選択手段によって選択するこ
とが望ましい。ある時点では、第1Yθテーブル35か
ら供給フィルム10を取得し、第1キャリアフィルム剥
離ブロック32で下方からキャリアフィルム1を剥離さ
せた後に、セラミックグリーンシート2だけを積層ジグ
5に設置する。また他のある時点では、第2Yθテーブ
ル36から供給フィルム10を取得し、供給フィルム1
0ごと積層ジグ5に置いた後に第2キャリアフィルム剥
離ブロック33で上側からキャリアフィルム1を剥離さ
せる。
【0023】以上のように、本実施の形態におけるセラ
ミックグリーンシート積層装置では、2つの処理方法を
選択できるので、セラミックグリーンシート2を、キャ
リアフィルム1についていた面が上下いずれの側になる
ようにも積層することができる。
【0024】(実施の形態2) (積層方法)図6〜図11を参照して、本発明に基づく
実施の形態2におけるセラミックグリーンシート積層方
法について説明する。まず、第1層は、キャリアフィル
ム1が上側となるように供給された供給フィルム10を
用いる。図6に示すように、供給フィルム10は、圧着
ヘッド21によってキャリアフィルム1を吸引保持さ
れ、積層ジグ5の上方まで搬送される。この状態では、
電極4は、セラミックグリーンシート2のキャリアフィ
ルム1と反対側の面に形成されているため、電極4は下
側に露出している。図7に示すように、圧着ヘッド21
は降下し、プレス機53(図1、図5参照)によって圧
着ヘッド21が下向きに加圧されることでプレスが行な
われ、セラミックグリーンシート2が積層ジグ5に対し
て圧着される。第2キャリアフィルム剥離ブロック33
のチャック33aがこの供給フィルム10に対して側方
から近づき、キャリアフィルム1とセラミックグリーン
シートの不要部分2eとを把持する。図8に示すよう
に、圧着ヘッド21が上昇し、チャック33aがキャリ
アフィルム1とセラミックグリーンシートの不要部分2
eとを持ち上げる。このことによって、キャリアフィル
ム1はセラミックグリーンシート2から剥離する。積層
ジグ5の上には、電極4が下側になった状態でセラミッ
クグリーンシート2が残る。この後、第2層以降とし
て、このセラミックグリーンシート2の上に、電極が上
になる状態で他のセラミックグリーンシート2を所望枚
数だけ積層する。具体的には、図9に示すように、キャ
リアフィルム1が下側になるような状態で供給された供
給フィルム10を用いる。この供給フィルム10は、上
側のセラミックグリーンシート2の面を吸引保持され、
積層ジグ5の上方に向けて搬送される。搬送途中で第1
キャリアフィルム剥離ブロック32のチャック32aが
キャリアフィルム1とセラミックグリーンシートの不要
部分2eとを把持し、下方に移動する。このことによっ
て、キャリアフィルム1はセラミックグリーンシート2
から剥離する。圧着ヘッド21の下面には、電極4が上
側になった状態でセラミックグリーンシート2が残る。
この後、このセラミックグリーンシート2は、積層ジグ
5上の他のセラミックグリーンシート2の上に積層され
る。積層された後には、図10に示すように、プレス機
53(図1、図5参照)によって圧着ヘッド21が下向
きに加圧されることで、セラミックグリーンシート2同
士が圧着される。図11に示すように、すべてのセラミ
ックグリーンシート2の積層および圧着が終わり、圧着
ヘッド21が上昇した後に、セラミックグリーンシート
2の積層体203が得られる。
【0025】(作用・効果)本実施の形態におけるセラ
ミックグリーンシート積層方法によれば、第1層は、電
極4が下向きになるように積層ジグ5の上に設置するこ
とができ、第2層以降は電極4が上向きになるように積
層していくことができるので、最終的に積層体203
は、上下両面に電極4を露出した形にすることができ
る。すなわち、この積層体203をセラミック電子部品
としたときに、上下両面に電極4が露出していること
で、限られた表面積を有効に利用することができる。
【0026】なお、本実施の形態では、第1層のみを電
極4が下向きになる向きとし、第2層以降をすべて電極
4が上向きになる向きとしたが、これに限らず、たとえ
ば、全部でn層からなるときに、第1層から第n−1層
までを電極4が下向きになる向きとし、第n層だけを電
極4が上向きになる向きとしてもよい。また、この向き
の切替えを途中の任意の層から行なってもよい。
【0027】(実施の形態3) (積層方法)図12〜図17を参照して、本発明に基づ
く実施の形態3におけるセラミックグリーンシート積層
方法について説明する。ここでは、片面に電極4を有す
るセラミックグリーンシートの1種類だけを用いて、両
面いずれにも電極を露出させないセラミック積層体を得
る方法について説明する。
【0028】本実施の形態におけるセラミックグリーン
シート積層方法では、第1層と第2層以降とで方式を切
り替える。第1層のセラミックグリーンシートは、図1
2〜図14に示すように剥離後積層方式を採用すること
とし、より上層の電極のある部分のセラミックグリーン
シートは、図15〜図17に示すように積層後剥離方式
を採用することとすればよい。以下、詳しく述べる。
【0029】図12に示すように、第1層となるべきセ
ラミックグリーンシート2hを有する供給フィルム10
を圧着ヘッド21に保持して積層ジグの上方まで搬送す
る。ここで、セラミックグリーンシート2hは上側を向
いており、セラミックグリーンシート2hの側が圧着ヘ
ッド21に吸着されている。この状態でチャック32a
がキャリアフィルム1とセラミックグリーンシートの不
要部分2eを把持して、下方に移動することで、キャリ
アフィルム1がセラミックグリーンシート2hから剥離
する。図13に示すように、セラミックグリーンシート
2hを積層ジグ5に載せ、圧着ヘッド21でプレスす
る。図14に示すように、圧着ヘッド21が上昇する。
図15に示すように、第2層となるべきセラミックグリ
ーンシート2iを圧着ヘッド21に保持して積層ジグの
上方まで搬送する。ここでは、セラミックグリーンシー
ト2iは下側を向いており、キャリアフィルム1の側が
圧着ヘッド21に吸着されている。図16に示すよう
に、セラミックグリーンシート2iをセラミックグリー
ンシート2hの上に積層し、圧着ヘッド21によってプ
レスする。図17に示すようにチャック33aがキャリ
アフィルム1とセラミックグリーンシートの不要部分2
eとを把持して持ち上げる。その結果、キャリアフィル
ム1はセラミックグリーンシート2iから剥離し、セラ
ミックグリーンシート2iは第2層として、セラミック
グリーンシート2hの上に残る。以下、同様に繰り返
す。
【0030】(作用・効果)本実施の形態に説明したよ
うな積層方法をとることで、片面に電極4を有するセラ
ミックグリーンシートの1種類だけしか積層装置に供給
されない場合であっても、両面いずれにも電極を露出さ
せないセラミック積層体を容易に得ることができる。
【0031】(実施の形態4)図12〜図17を参照し
て、本発明に基づく実施の形態4におけるセラミックグ
リーンシート積層方法について説明する。
【0032】第1層のセラミックグリーンシート2を設
置する際に、積層後剥離方式の場合、図26に示すよう
な剥離箇所7が生じる場合がある。このトラブルは、少
なくとも第1層は、剥離後積層方式を採用することで回
避できる。しかし、第2層以後も同様に剥離後積層方式
を採用し続けると、キャリアフィルム1の剥離時に電極
4に歪みが生じる場合がある。この電極4の歪みが各セ
ラミックグリーンシートごとに異なるため、セラミック
積層体としたときに、各層の電極の相対位置が変化する
原因となる。
【0033】そこで、セラミック電子部品のうち、積層
セラミックコンデンサや積層チップインダクタのよう
に、セラミック積層体の上面または下面が電極の形成さ
れていない1枚以上のセラミックグリーンシートで覆わ
れる構造の場合、実施の形態1または2で説明したセラ
ミックグリーンシート積層装置または積層方法を適用す
ることで、電極に生じる歪みの問題を解決できる。すな
わち、第1層などの電極のない部分のセラミックグリー
ンシートは、図12〜図14に示すように剥離後積層方
式を採用することとし、より上層の電極のある部分のセ
ラミックグリーンシートは、図15〜図17に示すよう
に積層後剥離方式を採用することとすればよい。
【0034】(実施の形態5)本発明に基づく実施の形
態5におけるセラミックグリーンシート積層方法につい
て説明する。
【0035】積層後剥離方式の場合、キャリアフィルム
1剥離の際の引張力によって、既に積層されたセラミッ
クグリーンシート2同士の間に剥離が生じる場合があ
る。これを避けるため、積層後剥離方式における圧着の
圧力P2は、剥離後積層方式における圧着の圧力P1よ
り高く設定される。
【0036】積層体の最下面に電極を露出させたい場合
は、少なくとも第1層は積層後剥離方式が採用されるこ
ととなるが、このまますべての層を積層後剥離方式で積
層していくとなると毎回高い圧力であるP2が加圧され
ることとなり、下層のセラミックグリーンシートほど加
圧される量が累積的に多くなることから、各セラミック
グリーンシートの側方への不所望な伸びが問題となる。
そこで、第1層は積層後剥離方式とし、第2層以後を剥
離後積層方式で積層することとすれば、第1層のみP
2、第2層以後はP1の圧力がかかることとなり、すべ
ての層をP2で加圧した場合に比べて積層体全体として
はかかる圧力の総和を小さくすることができる。その結
果、セラミックグリーンシートの伸びの問題を軽減する
ことができる。
【0037】(実施の形態6)図12〜図17を参照し
て、本発明に基づく実施の形態6におけるセラミックグ
リーンシート積層方法について説明する。
【0038】積層後剥離方式を採用して第1層を設置す
る場合、キャリアフィルム1の剥離時に上向きに引っ張
られることにより、図26に示したようにセラミックグ
リーンシート2と積層ジグ5との間で剥離箇所7が生じ
る場合がある。これを防止するためには、第1層のセラ
ミックグリーンシート2と積層ジグ5との間を十分強固
に接着する必要があり、そのためには、直前の図25に
示した時点での圧着が問題となる。この圧着に適用でき
る圧力が一定であるならば、第1層に剥離後圧着方式を
適用する場合に比べて、第1層に積層後剥離方式を適用
する場合は、第1層の加圧時間を長くする必要がある。
これを避けるには、第1層だけは剥離後圧着方式を適用
すればよい。
【0039】そこで、セラミック電子部品のうち、積層
セラミックコンデンサや積層チップインダクタのよう
に、セラミック積層体の上面または下面が電極の形成さ
れていない1枚以上のセラミックグリーンシートで覆わ
れる構造の場合、実施の形態1または2で説明したセラ
ミックグリーンシート積層装置または積層方法を適用す
ることで、所要時間の短縮を図ることができる。すなわ
ち、第1層などの電極のない部分のセラミックグリーン
シートは、図12〜図14に示すように剥離後積層方式
を採用することとし、より上層の電極のある部分のセラ
ミックグリーンシートは、図15〜図17に示すように
積層後剥離方式を採用することとすればよい。剥離後積
層方式の場合は、圧着に時間をかける必要はないので、
第1層などの電極のない部分のセラミックグリーンシー
トの積層および圧着に要する所要時間は短くなり、全体
として作業時間を短くすることができる。なお、上層に
なってくると積層後剥離方式に移行することとなり、第
1層のセラミックグリーンシートと積層ジグとの間の剥
離が懸念されるが、第1層のセラミックグリーンシート
にはそれまでに何回も繰返し圧力が加わっていることに
より、既に積層ジグに対して十分強固に圧着されている
と考えられる。したがって、ある程度積層した後に積層
後剥離方式に移行したとしても、もはや第1層のセラミ
ックグリーンシートと積層ジグとの間の剥離のおそれは
解消されている。
【0040】なお、積層後剥離方式では、セラミックグ
リーンシートを互いに密着させた状態でキャリアフィル
ムを剥離させるので、剥離後積層方式の場合に比べて、
電極に歪みが生じにくくなる。
【0041】なお、今回開示した上記実施の形態はすべ
ての点で例示であって制限的なものではない。本発明の
範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって
示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での
すべての変更を含むものである。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、供給された供給フィル
ムが、表裏いずれの向きであっても、適切に対応して、
正しくセラミックグリーンシートの積層作業を行なうこ
とができる。あるいは、供給フィルムの供給する向きを
一定の順序に設定し、これに合わせて処理選択手段を制
御することによって、上下両面ともに電極を露出させた
セラミック積層体を製作することができる。また、第1
層の積層時に積層ジグと第1層との間に剥離を生じると
いう問題や、下層のセラミックグリーンシートに生じる
不所望な伸びの問題や、電極に生じる歪みの問題にも、
適宜処理工程を選択して組み合わせることで、対処する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に基づく実施の形態1におけるセラミ
ックグリーンシート積層装置の斜視図である。
【図2】 本発明に基づく実施の形態1におけるセラミ
ックグリーンシート積層装置の圧着ヘッドの動作を示す
説明図である。
【図3】 本発明に基づく実施の形態1におけるセラミ
ックグリーンシート積層装置の第1キャリアフィルム剥
離ブロックの動作を示す説明図である。
【図4】 本発明に基づく実施の形態1におけるセラミ
ックグリーンシート積層装置のプレス機近傍の側面図で
ある。
【図5】 本発明に基づく実施の形態1におけるセラミ
ックグリーンシート積層装置の変形例の斜視図である。
【図6】 本発明に基づく実施の形態2におけるセラミ
ックグリーンシート積層方法の第1の工程の説明図であ
る。
【図7】 本発明に基づく実施の形態2におけるセラミ
ックグリーンシート積層方法の第2の工程の説明図であ
る。
【図8】 本発明に基づく実施の形態2におけるセラミ
ックグリーンシート積層方法の第3の工程の説明図であ
る。
【図9】 本発明に基づく実施の形態2におけるセラミ
ックグリーンシート積層方法の第4の工程の説明図であ
る。
【図10】 本発明に基づく実施の形態2におけるセラ
ミックグリーンシート積層方法の第5の工程の説明図で
ある。
【図11】 本発明に基づく実施の形態2におけるセラ
ミックグリーンシート積層方法の第6の工程の説明図で
ある。
【図12】 本発明に基づく実施の形態3〜6における
セラミックグリーンシート積層方法の第1の工程の説明
図である。
【図13】 本発明に基づく実施の形態3〜6における
セラミックグリーンシート積層方法の第2の工程の説明
図である。
【図14】 本発明に基づく実施の形態3〜6における
セラミックグリーンシート積層方法の第3の工程の説明
図である。
【図15】 本発明に基づく実施の形態3〜6における
セラミックグリーンシート積層方法の第4の工程の説明
図である。
【図16】 本発明に基づく実施の形態3〜6における
セラミックグリーンシート積層方法の第5の工程の説明
図である。
【図17】 本発明に基づく実施の形態3〜6における
セラミックグリーンシート積層方法の第6の工程の説明
図である。
【図18】 一般的な供給フィルムの断面図である。
【図19】 従来技術に基づくセラミックグリーンシー
トの積層方法のうち剥離後積層方式の第1の工程の説明
図である。
【図20】 従来技術に基づくセラミックグリーンシー
トの積層方法のうち剥離後積層方式の第2の工程の説明
図である。
【図21】 従来技術に基づくセラミックグリーンシー
トの積層方法のうち剥離後積層方式の第3の工程の説明
図である。
【図22】 従来技術に基づくセラミックグリーンシー
トの積層方法のうち積層後剥離方式の第1の工程の説明
図である。
【図23】 従来技術に基づくセラミックグリーンシー
トの積層方法のうち積層後剥離方式の第2の工程の説明
図である。
【図24】 従来技術に基づくセラミックグリーンシー
トの積層方法のうち積層後剥離方式の第3の工程の説明
図である。
【図25】 従来技術に基づくセラミックグリーンシー
トの積層方法においてセラミックグリーンシートの第1
層の積層時に生じる問題点の第1の説明図である。
【図26】 従来技術に基づくセラミックグリーンシー
トの積層方法においてセラミックグリーンシートの第1
層の積層時に生じる問題点の第2の説明図である。
【符号の説明】
1 キャリアフィルム、2,2h,2i セラミックグ
リーンシート、2eセラミックグリーンシートの不要部
分、3 吸引穴、4 電極、5 積層ジグ、7 剥離、
10 供給フィルム、21 圧着ヘッド、21a X軸
テーブル、21b 圧着ヘッドガイドポスト、32 第
1キャリアフィルム剥離ブロック、32a チャック、
32b ロール、32c 剥離ブロックベース、33
第2キャリアフィルム剥離ブロック、33a チャッ
ク、35 第1Yθテーブル、36 第2Yθテーブ
ル、51 Yθテーブル、53 プレス機、53a パ
ンチ、53b 油圧シリンダ、53c ベース、54
X軸テーブルリニアガイド、201,202,203
積層体。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セラミックグリーンシートを積層して圧
    着するためのセラミックグリーンシート積層装置であっ
    て、 キャリアフィルムの片側の面に前記セラミックグリーン
    シートが付いたものである供給フィルムを前記キャリア
    フィルム側が上になるように保持して、所定の積層位置
    に積層し、前記キャリアフィルムを剥離するための第1
    の処理手段と、 前記供給フィルムを前記キャリアフィルム側が下になる
    ように保持して、前記キャリアフィルムを剥離し、残っ
    た前記セラミックグリーンシートを前記積層位置に積層
    するための第2の処理手段と、 前記第1の処理手段および前記第2の処理手段のいずれ
    を用いるかを任意に選択するための処理選択手段とを備
    える、 セラミックグリーンシート積層装置。
  2. 【請求項2】 前記供給フィルムを前記キャリアフィル
    ム側が上になるように供給する第1の供給手段と、 前記供給フィルムを前記キャリアフィルム側が下になる
    ように供給する第2の供給手段とをさらに備え、 前記処理選択手段は、前記第1および第2の処理手段の
    選択に対応して、前記第1および第2の供給手段のいず
    れから前記供給フィルムを取得するかを選択することが
    できる、 請求項1に記載のセラミックグリーンシート積層装置。
  3. 【請求項3】 前記第1および第2の処理手段は、積層
    した前記セラミックグリーンシートを押圧する手段を共
    有する、請求項1または2に記載のセラミックグリーン
    シート積層装置。
  4. 【請求項4】 セラミックグリーンシートを積層して圧
    着するためのセラミックグリーンシート積層方法であっ
    て、 キャリアフィルムの片側の面に前記セラミックグリーン
    シートが付いたものである供給フィルムを前記キャリア
    フィルム側が上になるように保持して、所定の積層位置
    に積層し、前記キャリアフィルムを剥離するための第1
    の処理工程と、 前記供給フィルムを前記キャリアフィルム側が下になる
    ように保持して、前記キャリアフィルムを剥離し、残っ
    た前記セラミックグリーンシートを前記積層位置に積層
    するための第2の処理工程とを含む、 セラミックグリーンシート積層方法。
  5. 【請求項5】 最初の層の積層時には第1の処理工程を
    行ない、最後の層の積層時には第2の処理工程を行な
    う、請求項4に記載のセラミックグリーンシート積層方
    法。
  6. 【請求項6】 最初の層の積層時には第2の処理工程を
    行ない、最後の層の積層時には第1の処理工程を行な
    う、請求項4に記載のセラミックグリーンシート積層方
    法。
  7. 【請求項7】 前記第1および第2の処理工程の後に
    は、共通の押圧手段によって押圧する圧着工程を含む、
    請求項4から6のいずれかに記載のセラミックグリーン
    シート積層方法。
  8. 【請求項8】 前記供給フィルムを前記キャリアフィル
    ム側が上になるように供給する第1の供給手段から前記
    供給フィルムを取得する第1取得工程と、前記供給フィ
    ルムを前記キャリアフィルム側が下になるように供給す
    る第2の供給手段から前記供給フィルムを取得する第2
    取得工程とを含む、請求項4から7のいずれかに記載の
    セラミックグリーンシート積層方法。
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