JP6477455B2 - ワイヤハーネス用のプロテクタ - Google Patents

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Description

本発明はワイヤハーネス用のプロテクタに関し、特に、ワイヤハーネスの幹線から分岐する枝線の有無に対応できる構造としている。
自動車等の車両に配索するワイヤハーネスは経路規制およびワイヤハーネスの保護を図る必要がある領域では、樹脂成形品からなるプロテクタで外装している。
この種のプロテクタは、ワイヤハーネスの幹線から分岐する枝線があり、該枝線も幹線と同様にプロテクタで保護する必要がある場合、図9に示すように、プロテクタ100にワイヤハーネスの幹線150を貫通する幹線挿通部111と、枝線160を挿通する枝線挿通部112を設けている。
前記プロテクタ100で外装するワイヤハーネスが、車種の相違やグレードの相違で幹線から枝線160が分岐されておらず、プロテクタ100の枝線挿通部112に枝線160が配線されない場合がある。その場合、枝線挿通部112の出口112aが空いた状態となり、浸水および埃等の異物がプロテクタ100の内部に入り込み易くなり、プロテクタ100内に貫通する幹線150に悪影響を及ぼす恐れがある。該問題を解消するには、枝線用の分岐部分を設けていないプロテクタを別に設ければ良いが、枝線の有無で別種のプロテクタを設けると部品点数が増加し、コスト高になる。
従来、本出願人は特開平8−251754号公報において、図10に示すプロテクタ200を提供している。該プロテクタ200はワイヤハーネスの設計変更に対応できる構成としており、本体部210の両側壁211、212を複数に分割した側壁211A、212Aで構成している。これら分割した各側壁211A、212Aは底壁215から外方へ倒伏自在に独立して立設し、ワイヤハーネスの幹線150から枝線160が分岐する位置に対応した側壁211A、212Aを選択して外方へ倒伏させて、枝線160をプロテクタ200から引き出している。
特開平8−251754号公報
図10に示すプロテクタ200を用いると、幹線から分岐する枝線が無い場合には、側壁211A、212Aを倒伏させないだけでよいが、所要の側壁211A、212Aを選択して倒伏させて枝線160を引き出す場合、枝線160の下面だけが倒された側壁で支持されるだけで、枝線160の全周が保護されない。よって、周辺に外部干渉材がある場合には使用することができない。かつ、両側壁の分割した複数の側壁211A、212Aを起立状態に保持するために、蓋218と係止する必要があり、作業手数がかかると共に構造が複雑になる問題がある。さらに、幹線の端末側で電線群が分割されて枝線に別れる場合等にも前記プロテクタ200を採用できない。
本発明は前記問題に鑑みてなされたもので、枝線用の分岐部分を幹線用の本体部分から分岐して設けているが、該分岐部分に通る枝線が無い場合に、分岐部分の出口からの浸水および異物の侵入を防止できるプロテクタを提供することを課題としている。
前記課題を解決するため、本発明は、幹線挿通路から枝線挿通路が連続して設けられていると共に、前記幹線挿通路および枝線挿通路は底壁の幅方向の両端から側壁を立設している本体と、該本体の上面開口を閉鎖する蓋で構成されているワイヤハーネス用のプロテクタであって、
前記幹線挿通路に挿通するワイヤハーネスの幹線から分岐して前記枝線挿通路を挿通する枝線の有無が発生し得る前記枝線挿通路には、前記蓋の下面に閉鎖板をヒンジ部を介して下向きと蓋下面に沿った横向きに回転自在に突設しており、該枝線挿通路に挿通する枝線は前記閉鎖板を撥ね上げて横向きとして引き出すと共に、枝線が無い場合は前記閉鎖板は下向きとなって枝線挿通路を閉鎖する構造としていることを特徴とするワイヤハーネス用のプロテクタを提供している。
車種や車格等に応じて、該車両に配索するワイヤハーネスの幹線から分岐する枝線が有る場合と無い場合が生じるが、該ワイヤハーネス用のプロテクタの枝線挿通路の蓋に閉鎖板を開閉自在に取り付けておくと、枝線が無い時は閉鎖板で枝線挿通路を閉鎖して、出口からの浸水および異物の侵入を防止できる。また、枝線が有る時は閉鎖板を枝線で跳ね上げることができる。よって、枝線の有無によってプロテクタを別部品として設ける必要はなく、部品点数の削減ができる。なお、幹線から分岐する枝線が車種や車格が相違しても必ず有る場合には、該枝線挿通路の蓋に閉鎖板を設けていない。
本発明の前記プロテクタでは、前記本体と蓋とは別体とし、該本体にワイヤハーネスを挿通した後に前記蓋を被せてロック結合するものであり、
前記閉鎖板は前記枝線挿通路を横断して全閉できる矩形状平板とし、該閉鎖板の上端と前記蓋の下面との間に薄肉とした前記ヒンジ部を設ける一方、
前記本体の両方の側壁内面に、前記閉鎖板を下向きの閉鎖位置とする際に挟持する一対のガイド枠をそれぞれ突設し、これら一対のガイド枠の上端位置を前記側壁の上端から前記閉鎖板の厚さ以上の隙間をあけて位置させ、前記閉鎖板を前記枝線挿通路を挿通する枝線の上面で支持して横向きの開放姿勢に保持できる構造としていることが好ましい。
なお、本体と蓋とは幅方向の一端を薄肉ヒンジ部を介して連結し、一体成形してもよい。この場合、蓋に設ける閉鎖板を蓋下面に当接させた状態で本体側に回転させて閉鎖し、閉鎖状態で閉鎖板を下向きに回転させることにより枝線挿通路を閉鎖することができる。
前記のように、枝線挿通路を塞ぐ閉鎖板を一対のガイド枠で挟持して位置決め保持する代わりに、前記閉鎖板の下面に係止突起を設ける一方、本体の底壁に係止突起が挿入する係止穴を設けてもよい。
前記枝線挿通路を開閉する閉鎖板は、枝線挿通路の幹線との分岐位置、先端の出口位置、あるいは、その間の中間位置のいずれに設けてもよいが、出口近傍に設けると閉鎖板の状態を外観検査できるために好ましい。
本発明のワイヤハーネス用のプロテクタでは、枝線挿通路の蓋に閉鎖板を開閉自在に取り付けているため、枝線が無い時は閉鎖板で枝線挿通路を閉鎖して、出口からの浸水および異物の侵入を防止できる。また、枝線が有る時は閉鎖板を枝線で跳ね上げることができる。よって、枝線の有無によってプロテクタを別部品として設ける必要はなく、部品点数の削減ができ、コスト低下および部品管理を容易とすることができる。かつ、枝線の使い分けが発生する箇所をプロテクタで保護および経路規制を行うことができる。
本発明の第1実施形態のプロテクタを示し、(A)は本体と蓋との分解斜視図、(B)は本体と蓋とを組み付けた状態の斜視図である。 前記本体を示し、(A)は平面図、(B)は(A)の要部拡大平面図、(C)は要部拡大断面図である。 前記蓋を示し、(A)は底面図、(B)は(A)の断面図、(C)は要部拡大断面図である。 前記プロテクタに2本の枝線があるワイヤハーネスを挿通する場合を示し、(A)は本体にワイヤハーネスを通した状態の平面図、(B)は枝線により閉鎖板が開かれている状態を示す断面図、(C)は(B)の蓋を除いた斜視図、(D)はプロテクタでワイヤハーネスを外装した状態の斜視図である。 前記プロテクタに1本の枝線があるワイヤハーネスを挿通する場合を示し、(A)は本体にワイヤハーネスを通した状態の平面図、(B)は(A)の断面図、(C)はプロテクタでワイヤハーネスを外装した状態の斜視図である。 第1実施形態の第1変形例を示し、(A)はプロテクタの分解斜視図、(B)は(A)の断面図である。 第1実施形態の第2変形例を示すプロテクタの概略図である。 本発明の第2実施形態のプロテクタを示し、(A)は要部斜視図、(B)は閉鎖板で枝線挿通路を閉鎖している状態の断面図である。 (A)(B)は従来例を示す図面である。 (A)(B)は他の従来例を示す図面である。
以下、本発明のワイヤハーネス用のプロテクタを図面を参照して説明する。
図1乃至図5に第1実施形態を示す。
第1実施形態のワイヤハーネス用のプロテクタ1は樹脂成形品からなり、ワイヤハーネス50の幹線51(図4に示す)を通す幹線挿通路2と、該幹線挿通路2の一側より2本の枝線52と53とが通る第1枝線挿通路3と第2枝線挿通路4とを連続して設けている。該幹線挿通路2と第1枝線挿通路3および第2枝線挿通路4を備えたプロテクタ1は、別体とした本体10と蓋15とから構成し、本体10は底壁11の幅方向の両端から側壁12と13を立設した断面凹形状としている。第1枝線挿通路3と第2枝線挿通路4との間には仕切壁14を立設している。
前記本体10の底壁11および側壁12、13で囲んだ幹線挿通路2に幹線51を通すと共に、第1、第2枝線挿通路3、4に枝線を挿通した後に、本体10の上面開口に蓋15を被せて閉鎖し、ロック結合している。即ち、蓋15の周壁16に設けたロック爪(図示せず)を本体10の両側壁12、13に設けたロック枠(図示せず)に挿入係止してロック結合している。
前記第1枝線挿通路3に通す第1枝線52は、ワイヤハーネス50を配索する全車両に設けているが、第2枝線挿通路4に通す第2枝線53は、ハイグレード車に設けているが、ローグレード車には設けていない。よって、第2枝線挿通路4に第2枝線53を通す場合と、通さない場合がある。この第2枝線53の有無に対応するため、第2枝線挿通路4の通路を開閉する手段を設けている。
前記通路の開閉手段は、第2枝線挿通路4の上壁として位置させる蓋部分15aの下面に薄肉ヒンジ部21を介して突設した閉鎖板20と、第2枝線挿通路4の両側壁部分14、12aの内面にそれぞれ突設する一対のガイド枠22(22Aと22B)、23(23Aと23B)とからなる。
前記薄肉ヒンジ部21および閉鎖板20は蓋15と同時に一体成形で設けており、同様に、前記ガイド枠22、23は本体10と同時に一体成形で設けている。
前記閉鎖板20およびガイド枠22、23からなる開閉手段を設ける位置は、第2枝線挿通路4の先端の出口4bに近接した位置で且つ底壁11と側壁12、仕切壁14で囲まれた位置としている。閉鎖板20は第2枝線挿通路4を横断して閉鎖する平板形状とし、図3(C)に示すように、下端縁20aを円弧形状とし、第2枝線53に接した際に電線に損傷を与えないようにしている。
蓋15に設ける閉鎖板20は、その上端縁の全長を蓋15の下面に薄肉ヒンジ部21を介して連続して設け、図3(B)に示すように、下向き垂直姿勢の閉鎖位置P1と、蓋15の下面に沿う横向き姿勢の開放位置P2に回転自在に変位できるようにしている。該横向き姿勢の開放位置P2では、図4(D)に示すように、蓋15の出口側より閉鎖板20が外方に突出するようにしている。
一方、本体10の側壁12の内面に一対のガイド枠23(23Aと23B)を閉鎖板20を挟む隙間Cをあけて底壁11との境界位置から側壁上縁より寸法L2をあけた位置まで高さ方向に突設している。前記寸法L2は閉鎖板20の厚さ(t)の約2倍(2t)としている。他方の仕切壁14の内面の対向位置にも同様に、一対のガイド枠22(22Aと22B)を隙間をあけて設けている。
前記構成としたプロテクタ1を用いると、図4(A)に示すように、ワイヤハーネス50の幹線51から第1枝線52と第2枝線53が分岐する場合、幹線51を本体10の幹線挿通路2に通し、幹線51から分岐する第1枝線52を第1枝線挿通路3に通すと共に第2枝線53を第2枝線挿通路4に通す。この本体10へのワイヤハーネス50の挿通は本体10の上面開口より挿入している。
ワイヤハーネスを本体10に通した後に、図4(B)に示すように、蓋15で上面開口を閉鎖して、本体10と蓋15とをロック結合する。其の際、第2枝線挿通路4の上面位置となる蓋15の下面には閉鎖板20を設けているため、蓋15を本体10に取り付ける過程で、蓋15に下向きに吊り下げられる閉鎖板20の下端が第2枝線53の上面に接触すると、薄肉ヒンジ部21で横向きに跳ね上げられる。横向きとなる閉鎖板20は、その幅方向の両端のヒンジ側基端部分がガイド枠22、23の上面に乗った状態となって横向きの開放姿勢に保持される。このように、閉鎖板20が開放位置P2に回転変位された状態で、蓋15は本体10の上面開口を閉鎖してロック結合される。
一方、ワイヤハーネス50の幹線51から第1枝線52のみが分岐し、第2枝線53が無い場合、図5(A)に示すように、プロテクタ1の本体10の第2枝線挿通路4に第2枝線53は通されない。
この場合、図5(B)に示すように、本体10に蓋15を被せる際、蓋15の下面に吊り下げられている閉鎖板20の幅方向両端の下端を、本体10の仕切壁14の一対のガイド枠22Aと22Bの隙間に挿入すると共に、側壁12の一対のガイド枠23Aと23Bの隙間に挿入して閉鎖板20を下降させる。閉鎖板20の下端が底壁11の表面に接すると閉鎖板20により第2枝線挿通路4が閉鎖される。この状態で、蓋15と本体10とをロック結合する。
前記のように、第2枝線挿通路4に第2枝線53が通らない時、蓋15を本体10に被せる作業時に、蓋15に設けた閉鎖板20で第2枝線挿通路4を閉鎖する。該閉鎖板20を第2枝線挿通路4の出口4bに近接しているため、出口4bが閉鎖された状態となり、出口4bから浸水や異物の侵入を防止することができ、プロテクタ1の内部に挿通しているワイヤハーネス50への悪影響を防止できる。
図6(A)(B)に前記第1実施形態の第1変形例を示す。
第1変形例のプロテクタでは、第1枝線挿通路3と第2枝線挿通路4の両方に通路開閉手段となる閉鎖板20−1、20−2を蓋15に設け、本体10の第1枝線挿通路3の両側壁の内面にも第2枝線挿通路4と同様に一対のガイド枠24とガイド枠25を設けている。
前記のように、第1、第2枝線挿通路3、4にそれぞれ通路開閉手段を設けておくと、第1枝線挿通路3に通る第1枝線が無い場合にも共通のプロテクタで対応することができる。
図7に第2変形例を示す。
第2変形例のプロテクタでは、幹線挿通路2の長さ方向の一端の出口側に2つに分岐した第1枝線挿通路3−1と第2枝線挿通路4−1を設け、蓋も本体と対応した形状とし、第2枝線挿通路4−1の上面となる蓋の下面に薄肉ヒンジ部を介して閉鎖板20を設け、対応位置の第2枝線挿通路4−1の両側壁の内面に一対のガイド枠22、23を設けている。前記構成とすると、ワイヤハーネス50の幹線51の先端で2つに分岐して第1枝線52と第2枝線53を設ける場合と、第1枝線52のみを設ける場合に対応することができる。
図8(A)(B)に第2実施形態のプロテクタを示す。
該プロテクタは、第1実施形態のプロテクタと同様に、本体10と蓋15とからなり、幹線挿通路の側壁から1つの枝線挿通路30が分岐しており、該枝線挿通路30にワイヤハーネスの幹線から分岐する枝線が通る場合と通らない場合に対応できるものとしている。
枝線挿通路30の出口30aの近傍には、本体10の底壁11に係止穴33を設けると共に、両側壁12、13に1本の位置決め枠35A、35Bを設けている。蓋15には第1実施形態と同様に薄肉ヒンジ部21を介して閉鎖板20−2を吊り下げ、該閉鎖板20−2の下端に前記係止穴33に挿入する係止突起34を設けている。
プロテクタでは、枝線挿通路30に枝線が通る時は、枝線により閉鎖板20−2が跳ね上げられ、該閉鎖板20−2の幅方向両端の基部側が位置決め枠35(35A、35B)の上面に乗り上げて横向き開放位置となる。一方、枝線挿通路30に枝線が無い時は、閉鎖板20−2の出口側面の幅方向の両側を位置決め枠35A、35Bに沿わせて本体10に挿入していくと、閉鎖板20−2の下端の係止突起34が係止穴33に挿入し、閉鎖板20−2は枝線挿通路30を閉鎖した位置で保持される。
このように、閉鎖板20−2で枝線挿通路30を閉鎖することで、浸水および異物の侵入を防止できる。
1 プロテクタ
2 幹線挿通路
3 第1枝線挿通路
4 第2枝線挿通路
10 本体
15 蓋
20 閉鎖板
21 薄肉ヒンジ部
22、23 ガイド枠
50 ワイヤハーネス
51 幹線
52 第1枝線
53 第2枝線

Claims (2)

  1. 幹線挿通路から枝線挿通路が連続して設けられていると共に、前記幹線挿通路および枝線挿通路は底壁の幅方向の両端から側壁を立設している本体と、該本体の上面開口を閉鎖する蓋で構成されているワイヤハーネス用のプロテクタであって、
    前記幹線挿通路に挿通するワイヤハーネスの幹線から分岐して前記枝線挿通路を挿通する枝線の有無が発生し得る前記枝線挿通路には、前記蓋の下面に閉鎖板をヒンジ部を介して下向きと蓋下面に沿った横向きに回転自在に突設しており、該枝線挿通路に挿通する枝線は前記閉鎖板を撥ね上げて横向きとして引き出すと共に、枝線が無い場合は前記閉鎖板は下向きとなって枝線挿通路を閉鎖する構造としていることを特徴とするワイヤハーネス用のプロテクタ。
  2. 前記本体と蓋とは別体とし、該本体にワイヤハーネスを挿通した後に前記蓋を被せてロック結合するものであり、
    前記閉鎖板は前記枝線挿通路を横断して全閉できる矩形状平板とし、該閉鎖板の上端と前記蓋の下面との間に薄肉とした前記ヒンジ部を設ける一方、
    前記本体の両方の側壁内面に、前記閉鎖板を下向きの閉鎖位置とする際に挟持する一対のガイド枠をそれぞれ突設し、これら一対のガイド枠の上端位置を前記側壁の上端から前記閉鎖板の厚さ以上の隙間をあけて位置させ、前記閉鎖板を前記枝線挿通路を挿通する枝線の上面で支持して横向きの開放姿勢に保持できる構造としている請求項1に記載のワイヤハーネス用のプロテクタ。
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