JP2006158172A - ケーブル貫通部防水用の端面パッキン - Google Patents

ケーブル貫通部防水用の端面パッキン Download PDF

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Abstract

【課題】 ケーブル外径が大きくなっても、良好な防水性能を確保する。
【解決手段】 端面パッキン32Aは、互いに閉じ合わせた時に中空部34を形成する一対の半部体35、36からなり、両半部体35、36をケーブルを挟むように上下から閉じ合わせることでケーブルを防水状態で貫通させる。各半部体のケーブル貫通方向の両側壁部42、44の中間位置に、側壁面と平行な防水フィン45、46、47、48を設ける。各防水フィン45…は、両半部体35、36を閉じ合わせた時に、ケーブルに先端部が突き当たってケーブル形状に追随変形し、特にケーブルの左右両側で十分に密着する。両側壁部42、44の端縁42a、44bがケーブル外形に良好に追随せず密着不十分となってケーブル両側に隙間が生じても、防水フィン45…がケーブルの両側の隙間からケーブルを伝って浸入する水を遮断し、十分な防水性能を発揮する。
【選択図】 図23

Description

この発明は、光ケーブルや電気ケーブルの接続部を収容するクロージャ等に適用して好適なケーブル貫通部防水用の端面パッキンに関する。
光ケーブルの接続部あるいは電気ケーブルの接続部を開閉可能に収納するクロージャは一般に、接続部を収納する筒状体(いわゆるクロージャスリーブ)の両端に端面部材(いわゆる端面板)を備えた構造であり、ケーブルはこの端面部材を貫通して内部に導入される。端面部材におけるケーブル貫通部には、クロージャ内に水が浸入しないようにゴム状弾性材からなる端面パッキンが設けられ、ケーブルがこの端面パッキンを貫通していることで、クロージャ内に水が浸入することが防止される。図17、図18は本発明の端面パッキンを適用する一例としてのクロージャを示したものであるが、このクロージャ20では、符号21で示したものが端面パッキンを備えた端面部材である。
この種の従来の端面パッキンとして、図27、図28に1本のケーブル1を貫通させる場合として模式的に示した端面パッキン2のように、薄肉ヒンジ部3を介して相対的に回転可能に連結されるとともに箱状をなして互いに閉じ合わせた時に中空部4を形成する一対の半部体5、6からなるものがある。各半部体5、6には、両半部体5、6を閉じ合わせた時にケーブル貫通部7となる薄肉部8、10を、ケーブル貫通方向の両側壁部12、14の端縁12a、14a側に形成している。なお、実際の端面パッキンの各半部体5、6の外形は、通常、底部が平坦で角のある直方体状ではなく、底部が湾曲して角のない丸みを持つ外形である。
上記の端面パッキン2は、ケーブル1のない状態で両半部体5、6を閉じ合わせた時は、各半部体5、6の側壁部12、14の端縁12a、14aどうしが直接接触して開口のない状態となるが、図28のように、ケーブル1を貫通させた状態で両半部体5、6を閉じ合わせた時は、各半部体5、6の側壁部12、14における薄肉部8、10がケーブル1の外形に追随して変形して、その端縁12a、14aなどがケーブル1の外周に接触し、この接触により、中空部4を挟むケーブル貫通方向両側の側壁部12、14でのシール効果が得られて、クロージャの防水が図られることになる。
特開平9−271132号 特開2000−170917号
上記従来の端面パッキン2は、特定のケーブル外径に限定されず異なる外径に対応可能であるが、ケーブル1の径がある程度大きくなると、薄肉部8、10の変形がケーブル形状に細かく追随しなくなり、例えば図28に模式的に示したような隙間aが生じて、防水性能が低下するという問題がある。
本発明は上記従来の欠点を解消するためになされたもので、ケーブル外径が大きくなっても、ケーブル形状に良好に追随して密着して、良好な防水性能を確保できるケーブル貫通部防水用の端面パッキンを提供することを目的とする。
上記課題を解決する請求項1の発明は、弾性材からなり、互いに閉じ合わせた時に中空部を形成する一対の半部体からなり、かつ、両半部体をケーブルを挟むように閉じ合わせることでケーブルを防水状態で貫通させるケーブル貫通部防水用の端面パッキンであって、
前記各半部体の、前記端面パッキン内部の中間位置には、側壁面と対向する防水フィンをそれぞれ備え、
前記各半部体の防水フィンは、両半部体をケーブルを上下から挟むように閉じ合わせた時に、それぞれケーブルに突き当たってケーブルの左右両側面に巻き付くように追随変形することを特徴とする。
請求項2は、請求項1の端面パッキンにおいて、両半部体をケーブルを上下から挟むように閉じ合わせた時に、各半部体の防水フィンのケーブル貫通方向の位置が互いにずれていることを特徴とする。
請求項3は、請求項2の端面パッキンにおいて、両半部体をケーブルを上下から挟むように閉じ合わせた時に、各半部体の防水フィンの先端部どうしがケーブル貫通方向から見てケーブルの左右両側で重なって見える形状及び配置であることを特徴とする。
請求項4は、請求項1〜3の端面パッキンがケーブルの接続部を収容するクロージャのケーブル貫通部に配置される端面パッキンに適用されたことを特徴とする。
請求項5は、請求項1〜4の端面パッキンにおいて、一対の半部体が、薄肉ヒンジ部を介して相対的に回転可能に互いに連結されていることを特徴とする。
請求項6は、請求項1〜5の端面パッキンにおいて、各半部体の防水フィンが、半部体の底部から側壁部と平行に立ち上がっていることを特徴とする。
請求項7は、請求項1〜6の端面パッキンにおいて、各半部体の防水フィンとして、ケーブル貫通部中心の両側からそれぞれ立ち上がる一対の防水フィンを設けたことを特徴とする。
請求項8は、請求項1〜7の端面パッキンにおいて、防水フィンの端縁部が、ケーブル貫通部中心側が低くなるようにフィン幅方向に傾斜していることを特徴とする。
請求項9は、請求項1〜8の端面パッキンにおいて、防水フィンの端縁部が、フィン厚み方向に片側傾斜の鋭角の斜面となっていることを特徴とする。
請求項10は、請求項1〜9の端面パッキンにおいて、各半部体の側壁部の端縁部が、側壁厚み方向に片側傾斜の鋭角の斜面となっていることを特徴とする。
本発明の端面パッキンにおいて、両半部体をケーブルを上下から挟むように閉じ合わせた時、端面パッキンのケーブル貫通方向の両側の側壁部の端縁部がケーブル外形に追随変形してケーブル外周面に接触し防水作用を奏するが、側壁部の端縁部の追随変形が十分でなく密着性が不十分である場合、ケーブルの左右両側面に隙間が生じる。しかし、内部の防水フィンの端縁部がケーブル外周面に巻き付くように追随変形してケーブルの左右両側面に接触するので、側壁部の端縁部が密着不十分でケーブルの両側面部に隙間があっても、ケーブル外周面を伝ってその隙間から浸入する水は、防水フィンによって遮断され、さらに奥に浸入することを防止される。防水フィンで遮断された水は、例えば、端面パッキン内部空間で落下し水抜き穴から外部に排出することができる。このように、防水フィンが側壁部の端縁部による防水性能の不十分さを補う形で、良好な防水性能を発揮する。
この場合、防水フィン自体の剛性はあまり要求されず側壁部より薄くすることができるので、柔軟かつ微妙な変形が可能であり、ケーブル外形に良好に追随して、十分な密着性をもってケーブル外周面の特にケーブル左右側面に接触することができ、良好な防水性能を発揮することができる。
請求項2によれば、各半部体の防水フィンのケーブル貫通方向の位置が互いにずれているので、防水フィンによる水浸入遮断効果が高くなる。
また、請求項3によれば、各半部体の防水フィンの先端部どうしがケーブル貫通方向から見てケーブルの左右両側で重なって見える状態となるので、防水フィンによる水浸入遮断効果がさらに高くなる。
以下、本発明を実施したケーブル貫通部防水用の端面パッキンについて、図面を参照して説明する。
図17、図18は本発明の端面パッキンを適用する対象の一例としての光クロージャ20を示すもので、この光クロージャ20は、光ドロップケーブル分岐用の光クロージャである。図17はクロージャ20の内部構造を示す正面図、図18は同平面図である。図19は図17の主として端面部材21の部分の拡大右側面図であるが、端面部材21としては図19で表されたものを正面図とする。
これらの図において、22は連結棒である。この連結棒22の両端部にケーブル把持金具23、テンションメンバ把持金具24、ドロップケーブル把持金具25がネジで固定される。ケーブル把持金具23に水平なアーム27が固定され、このアーム27に吊り金具26が固定され、この吊り金具26によりメッセンジャワイヤ(支持線)28に吊持される。主ケーブルから取り出した光ファイバ心線と分岐心線(分岐ケーブルの光ファイバ心線又はドロップケーブルの光ファイバ心線)との融着接続部を収納するプラスチック製の心線収納トレイ30は、前記連結棒22に取り付けられる。
上記の各部を覆うクロージャスリーブ(筒状体)29はプラスチック成形品であって、図19で左右のスリーブ片29a、29bが、上部のヒンジ部29cを中心として下部側が左右に開平可能に連結された構造であり、下端側の爪29dと係止部29eとによる係止構造でロックされるようになっている。このクロージャスリーブ29の両端の開口部に、当該開口縁に密着して防水を果たす前記の端面部材21が取り付けられる。
前記端面部材21は、端面パッキン32にプラスチックカバーを被せた構造であるが、この端面パッキン32の一実施例を、1本のケーブルを貫通させる場合として模式的に示した図1〜図9の端面パッキン32を参照して説明する。
この端面パッキン32は、ゴム状弾性材からなる互いに平行な側壁部42、44をケーブル貫通方向(図1、6、8、9等で紙面と直交する方向)の両側に備えた箱状をなすとともに、互いに閉じ合わせた時に中空部34を形成する、例えば薄肉ヒンジ部33を介して相対的に回転可能に連結された一対の半部体35、36からなる。各半部体35、36には、両半部体35、36を閉じ合わせた時にケーブル貫通部37となる薄肉部38、40をケーブル貫通方向の両側壁部42、44の端縁42a、44a側に備えている。そして、前記各半部体35(36)は、その内部の前記両側壁部42、42間(44、44間)の中間位置に、半部体35(36)の内面から突出して側壁面42(44)と対向する防水フィン45、46(47、48)をそれぞれ備えている。図示の通り、この実施例では、それぞれの半部体35(36)に、ケーブル貫通部の左右両側に分離して配される一対の防水フィン45、46(47、48)を設けている。そして、一方の半部体35の防水フィン45、46と他方の半部体36の防水フィン47、48とは、両半部体35、36をケーブルを上下から挟むように閉じ合わせた時に、それぞれケーブルに突き当たってケーブルの左右両側面に巻き付くように追随変形するとともに、一方の半部体35の防水フィン45、46と他方の半部体36の防水フィン47、48との先端部どうしがケーブル貫通方向から見てケーブルの左右両側で重なって見える形状及び配置である。
なお、後述するように、実施例の端面パッキン32はその薄肉ヒンジ部33が上になるようにクロージャに設置される。したがって、クロージャには図6、図8、図9では右側が上、左側が下となって設置される。
端面パッキン32に用いるゴム状弾性材の材質は、対象とするケーブル外径やその他の条件に応じた適度の剛性と適度の柔軟性を持つものを用いるとよいが、例えば、ブタジエンゴムやエチレンプロピレンゴム(特にEPDM)等を用いることができる。
実施例の側壁部42(44)は、厚肉部42’(44’)と、ケーブル貫通部となる薄肉部38(40)とからなり、前記薄肉部38(40)は、小さな略半円状の最薄肉部38a(40a)と、厚肉部42’(44’)の厚みから最薄肉部38a(40a)の厚みへと厚みが外周側から内周側にかけて漸次薄くなる大きな略半円状の漸変薄肉部38b(40b)とからなっている。漸変薄肉部38b(40b)の外面は円錐面をなしている。
また、側壁部42(44)の端縁42a(44a)は、側壁厚み方向(図4、図5で左右方向)に片側傾斜の鋭角の斜面となっている。以下では、この斜面(若しくは斜面部)も、端縁という場合の符号と同じく符号42a(44a)で示す。
この斜面部42a、44aは、薄肉部38(40)の端縁だけでなく厚肉部42’(44’)の端縁にも形成されており、そして、この端縁すなわち斜面部42a(44a)の基部の厚みは最薄肉部38a(40a)の厚みと同じで、かつ、左右の側壁部42(44)のそれぞれ外面側に形成されているので、上面から見た形は図2に示すように、折れ曲がった形状となっている。
また、実施例では両側の側壁部42(44)の斜面42a(44a)の傾斜方向は同じ向きである(但し、反対向きであってもよい)。なお、一方の半部体35の側壁部42の斜面42aの傾斜方向と、他方の半部体36の側壁部44の斜面44aの傾斜方向とは、閉じ合わせた時に互いに斜面どうしが密接する傾斜方向である(図7参照)。
また、各半部体35、36の薄肉ヒンジ部33と反対側の壁部の端縁部には切欠き35b、36bを形成している。
前記の各半部体35(36)におけるそれぞれ2つの防水フィン45、46(47、48)は、ケーブル貫通部中心Cの両側から立ち上がって対をなしており、かつ、それぞれの一対の防水フィン45、46(47、48)は、その端縁(図1、図3〜図5などでは上縁部)が、ケーブル貫通部中心C側が低くなるようにフィン幅方向に傾斜しており、かつ、各防水フィン45、46(47、48)は、フィン厚み方向(図4、図5で左右方向)に片側傾斜の鋭角の斜面45a、46a(47a、48a)となっている。
また、一方の半部体35の防水フィン45、46の位置と他方の半部体36の防水フィン47、48の位置とは、図7に示すように両半部体35、36を閉じ合わせた時に、一方の半部体35における防水フィン45、46と他方の半部体36における防水フィン47、48とが、ケーブル貫通方向(図7で左右方向)に間隔をおいて並ぶような位置関係にある。
上記の端面パッキン32は、ケーブル1のない状態で両半部体35、36を閉じ合わせた時は、図7に示すように、各半部体35、36のケーブル貫通方向両側の側壁部42、44の端縁すなわち斜面42a、44aどうしが直接接触して開口のない状態となる。
ケーブル1を貫通させた状態で両半部体35、36を閉じ合わせた時は、図8に示すように、各半部体35、36の側壁部42、44における薄肉部38、40がケーブル1の外形に追随して変形して、その端縁すなわち斜面部42a、44aがケーブル1の外周に接触する。この接触により、中空部34を挟むケーブル貫通方向両側の側壁部42、44での一応の防水性能が得られる。しかし、この場合、薄肉部38、40がケーブル外形に良好に追随変形せずに、図8でケーブル1の左右側面側(実際にクロージャに設置された状態ではケーブル上下端面側となる)に隙間aが生じる場合がある。
しかし、図9に示すように、内部の防水フィン45、46(47、48)が、ケーブル1の外形に追随して変形して、その端縁すなわち斜面部45a、46a(47a、48a)がケーブル外周面に巻き付くように追随変形してケーブル1の左右両側面に接触する。この防水フィン45、46(47、48)は、半部体35(36)の底部から立ち上がった形状で高さが十分あるので、かつ、防水フィン45、46(47、48)自体の剛性はあまり要求されず側壁部42、44より薄くすることができるので、柔軟かつ微妙な変形が可能であり、ケーブル外形に良好に追随して、ケーブル外周面の特にケーブル左右側面に十分な密着性をもって接触することができる。
また、両半部体35、36の防水フィン45、46(47、48)は、その先端部どうしがケーブル貫通方向から見てケーブル1の左右両側で重なって見える状態となる。したがって、側壁部35、36の端縁部が密着不十分でケーブル1の両側面部に隙間があっても、ケーブル外周面を伝ってその隙間から浸入する水は、防水フィン45、46(47、48)によって遮断され、さらに奥に浸入することを防止される。
上記のように、端面パッキン32における側壁部42、44の薄肉部38、40の追随変形が十分でなく密着性が不十分で、ケーブル1の左右側面部分に隙間が生じる場合でも、内部の防水フィン45、46、47、48がケーブル外形に追随して変形して、その端縁部(斜面部45a、46a(47a、48a))がケーブル外周面の特にケーブル左右側面近傍に接触するので、側壁部42(44)での防水性能の不完全さを補うことができ、端面パッキン32として高い防水性能を発揮できる。
なお、端面パッキン32は、クロージャに薄肉ヒンジ部33側を上にして設置されるので、切欠き35b、36bは両半部体35、36を閉じ合わせた時に下部の開口となり、仮に中空部34内に水が浸入しても、これを直ちに排出することができ、中空部34内に水が溜まることはない。
上記実施例では、各半部体35、36の側壁部42、44の端縁42a、44aを、図4、図5、図7等に示すように片側傾斜の鋭角の斜面としているので、柔軟性が高くケーブル外形に良好に追随するが、必ずしも斜面としなくてもよい。すなわち、図10(イ)に示した側壁部42、44の端縁42a、44aのように平坦であってもよい。また、図10(ロ)に示した側壁部42、44のように、薄肉部や厚肉部のない均一厚みのものであってもよい。この場合、側壁部42、44の厚みは、ケーブル外形に柔軟に追随できるように適度に薄くすることが望ましい。
防水フィン45、46、47、48の端縁についても、図4のように片側傾斜の斜面とすると、柔軟性が高くケーブル外形に良好に追随するので好ましいが、図11に示した防水フィン45、46、47、48の端縁45a、46a、47a、48aのように平坦であってもよい。
防水フィン45、46、47、48の端縁のケーブル貫通方向から見た形状は、図1のように、ケーブル貫通部中心C側が低くなるように傾斜した形状であると、ケーブル外形に良好に追随する上で好ましいが、必ずしも傾斜している必要はなく、図12に示した防水フィン45、46、47、48の端縁45a、46a、47a、48aのように、水平(側壁部42、44の端縁と平行)であってもよい。
上述の実施例では、防水フィン45、46、47、48が、図1、図4等に示すように、半部体35、36の底部35a、36aから立ち上がっているので、高さをかせぐことができ、ケーブル外形に追随する上で良好な柔軟性が得られるが、必ずしも底部35a、36aから立ち上がっている必要はなく、例えば図13に示した防水フィン45、46、47、48のように、半部体35、36の内面のケーブル貫通方向と直交する方向の壁部35c、36cから斜め上向きに突出する形状であってもよい。この場合、防水フィン45、46、47、48の端縁45a、46a、47a、48aの傾斜を急にすることができ、ケーブルの左右側面に密着させる上で好都合である。
また、上述では端面パッキン32の全体を一種類の素材で成形するものとして説明したが、防水フィン45、46、47、48の部分だけを他の部分より柔軟な素材(ヤング率の低い素材)とすることもできる。この場合はいわゆる2色成形となる。
上述の実施例では各半部体35(36)にそれぞれ左右対称の2つの防水フィン45、46(47、48)を設けたが、図14に示した防水フィン45’(47’)のように、ケーブル貫通部の両側の部分が一体連続する左右対称形状の1つの防水フィン45’(47’)とすることもできる。
上述した端面パッキン32の各半部体35、36は、直方体状の箱形のものとして図示したが、通常は、各半部体35、36の外形は、図15に示すように、ケーブル貫通方向から見て底部側に丸みを持つ形状である。要するに、各半部体35、36は、互いに平行な側壁部をケーブル貫通方向両側に備えた略箱状をなして、互いに閉じ合わせた時に中空部を形成するものであればよい。
また、実施例では、両半部体35、36は薄肉ヒンジ部33を介して一体連結されているが、両半部体35、36どうしの結合状態は、これに限らず種々設計変更可能である。例えば、図16(イ)に要部を示したように、両半部体35、36を別体として、一方の半部体36に形成した爪36dと他方の半部体35に形成した引っ掛け部35dとを互いに係合させる構造としてもよいし、また、図16(ロ)に示すように、一方の半部体35に形成した凹所35eに他方の半部体36に形成した凸部36eを単に嵌合させる構造としてもよいし、さらには、図16(ハ)に示すように、一方の半部体35の平坦な端面35fと他方の半部体36の平坦な端面36fとを単に接触させる構造としてもよい。この場合でも、端面パッキン32にプラスチックカバーを被せることで、両半部体35、36を互いに密着させて保持できる。
上述の実施例では、実際に使用される端面パッキンの形状とやや異なる模式的な図面により説明したが、図19〜図26に、実際に使用される形状、構造に即した実施例の端面パッキン32Aを示す。この端面パッキン32Aは、図17、図18に示したクロージャ20における端面部材21に用いられるものである。
前記端面部材21は、図19〜図21に示すように、ゴム製の端面パッキン32Aに、その形状に合わせたプラスチックカバー31を被せた構造である。この実施例の端面パッキン32Aは、ケーブル貫通部防水構造51だけでなく、ドロップケーブル50を防水状態で貫通させるためのドロップケーブル貫通部防水構造52も一体に設けた構造である。端面パッキン32Aの材質は、例えばブタジエンゴムやエチレンプロピレンゴム(特にEPDM)等を用いるとよい。
この実施例の端面パッキン32Aにおけるケーブル貫通部防水構造51の部分は、基本構造としては、図1〜図9の実施例で説明した端面パッキン32と同じであるが、この端面パッキン32Aでは、2つのケーブル貫通部を備え、かつ、アーム27を防水状態で貫通させるアーム貫通部53を備えている。なお、図1〜図9の端面パッキン32と同様な部分には同じ符号を付して説明を簡略化する。
この端面パッキン32Aは、薄肉ヒンジ部33を介して相対的に回転可能に連結されるとともに略箱状をなして互いに閉じ合わせた時に中空部34を形成する一対の半部体35、36からなる。各半部体35、36には、両半部体35、36を閉じ合わせた時にケーブル貫通部37となる薄肉部38、40をケーブル貫通方向の両側壁部42、44の端縁42a、44a側に備えている。この実施例では2つのケーブル貫通部を持つので、薄肉部38、40を各半部体35、36のそれぞれ2箇所(図22等で上下に間隔をあけた2箇所)に設けている。
そして、前記両側壁部42、44の薄肉部38、40間の中間位置に側壁面と平行な防水フィン45、46、47、48を備えている。各防水フィン45、46、47、48は、半部体35、36内の底部35a、36aから立ち上がった形状をなして、両半部体35、36を閉じ合わせた時に、ケーブルに先端部が突き当たってケーブル形状に追随して変形するとともに、一方の半部体35の防水フィン45、46と他方の半部体36の防水フィン47、48との先端部どうしがケーブル貫通方向から見てケーブルの両側(図22では上下両側)で重なって見える形状及び配置である。また、図示のように、端面パッキン32Aの各半部体35、36の外形は丸みを持つ外形である。また、各半部体35、36の底部35a、36aはフラットでなく、各ケーブル貫通部毎に円筒面をなしている(したがって、各防水フィン45、46、47、48は円筒面から立ち上がっている)。
なお、図19、図20に示す通り、端面パッキン32Aはその薄肉ヒンジ部33が上になるようにクロージャに設置される。
前記側壁部42(44)は、厚肉部42’(44’)と、ケーブル貫通部37となる薄肉部38(40)とからなり、前記薄肉部38(40)は、小さな略半円状の最薄肉部38a(40a)と、厚肉部42’(44’)の厚みから最薄肉部38a(40a)の厚みへと厚みが外周側から内周側にかけて漸次薄くなる大きな略半円状の漸変薄肉部38b(40b)とからなっている。漸変薄肉部38b(40b)の外面は円錐面をなしている。
また、側壁部42(44)の端縁42a(44a)は、側壁厚み方向(図25で左右方向)に片側傾斜の鋭角の斜面となっている。以下では、この斜面(若しくは斜面部)も、端縁という場合の符号と同じく符号42a(44a)で示す。
この斜面部42a、44aは、薄肉部38(40)の端縁だけでなく厚肉部42’(44’)の端縁にも形成されており、そして、この端縁すなわち斜面部42a(44a)の基部の厚みは最薄肉部38a(40a)の厚みと同じで、かつ、左右の側壁部42(44)のそれぞれ外面側に形成されているので、上面から見た形は図24に示すように、折れ曲がった形状(ハッチングして示す)となっている。
また、実施例では両側の側壁部42(44)の斜面42a(44a)の傾斜方向は同じ向きである(但し、反対向きであってもよい)。なお、一方の半部体35の側壁部42の斜面42aの傾斜方向と、他方の半部体36の側壁部44の斜面44aの傾斜方向とは、閉じ合わせた時に互いに斜面どうしが密接する傾斜方向である(図26参照)。
また、各半部体35、36の薄肉ヒンジ部33と反対側の壁部の端縁部には切欠き35b、36bを形成している。
前記の各半部体35(36)における各ケーブル貫通部毎のそれぞれ2つの防水フィン45、46(47、48)は、ケーブル貫通部中心の両側から立ち上がって対をなしており、かつ、それぞれの1対の防水フィン45、46(47、48)は、その端縁(図23では上縁部)が、ケーブル貫通部中心側が低くなるようにフィン幅方向に傾斜しており、かつ、各防水フィン45、46(47、48)は、フィン厚み方向(図25で左右方向)に片側傾斜の鋭角の斜面45a、46a(47a、48a)となっている。
また、一方の半部体35の防水フィン45、46の位置と他方の半部体36の防水フィン47、48の位置とは、図26に示すように両半部体35、36を閉じ合わせた時に、一方の半部体35における防水フィン45、46と他方の半部体36における防水フィン47、48とが、ケーブル貫通方向(図26で左右方向)に間隔をおいて並ぶような位置関係にある。
前記ドロップケーブル貫通部防水構造52について説明すると、図25、図26等にも示すように、他方の半部体36の背面から2枚の板状部55が延出している(なお、図20、図21では板状部55の先端を若干薄くしたものとして示されている)。そして、この板状部55に複数のドロップケーブル貫通用の薄肉部56を形成し、各薄肉部56にドロップケーブル貫通用の小孔57をあけている。図19に示すように、ドロップケーブル50をこの小孔57に貫通させることで、クロージャ内に防水状態で導入することができる。
上記の端面パッキン32Aは、ケーブル1のない状態で両半部体35、36を閉じ合わせた時は、図20、図22、図26等に示すように、各半部体35、36のケーブル貫通方向両側の側壁部42、44の端縁すなわち斜面42a、44aどうしが直接接触して開口のない状態となる。
図19のようにケーブル1を貫通させた状態で両半部体35、36を閉じ合わせた時は、実施例1の図8と同様に、各半部体35、36の側壁部42、44における薄肉部38、40がケーブル1の外形に追随して変形して、その端縁すなわち斜面部42a、44aがケーブル1の外周に接触する。この接触により、中空部34を挟むケーブル貫通方向両側の側壁部42、44での一応の防水性能が得られる。しかし、この場合、薄肉部38、40がケーブル外形に良好に追随変形せずに、図19でケーブル1の上下端面側に隙間が生じる場合がある。
しかし、実施例1の図9と同様に、内部の防水フィン45、46(47、48)が、ケーブル1の外形に追随して変形して、その端縁すなわち斜面部45a、46a(47a、48a)がケーブル1の外周面、特にケーブル1の図19で上下端面に接触する。この防水フィン45、46(47、48)は、半部体35(36)の底部から立ち上がった形状であり高さが十分あるので、かつ、防水フィン45、46(47、48)自体の剛性はあまり要求されず側壁部42、44より薄くすることができるので、柔軟かつ微妙な変形が可能であり、ケーブル外形に良好に追随して、ケーブル外周面の特に図19のケーブル上下端面に十分な密着性をもって接触することができ、良好な防水性能を発揮することができる。
また、両半部体35、36の防水フィン45、46(47、48)は、その先端部どうしがケーブル貫通方向から見てケーブル1の図19の上下両側で重なって見える状態となる。したがって、側壁部35、36の端縁部が密着不十分でケーブル1の図19の上下両側に隙間があっても、ケーブル外周面を伝ってその隙間から浸入する水は、防水フィン45、46(47、48)によって遮断され、さらに奥に浸入することを防止される。
上記のように、端面パッキン32Aにおける側壁部42、44の薄肉部38、40の追随変形が十分でなく密着性が不十分で、ケーブル1の図19で上下端面部分に隙間が生じる場合でも、内部の防水フィン45、46、47、48がケーブル外形に追随して変形して、その端縁部(斜面部45a、46a(47a、48a))がケーブル外周面の特に図19でケーブル上下端面近傍に接触するので、側壁部42(44)での防水性能の不完全さを補うことができ、端面パッキン32Aとして高い防水性能を発揮できる。
なお、端面パッキン32Aは、クロージャに薄肉ヒンジ部33側を上にして設置されるので、切欠き35b、36bは両半部体35、36を閉じ合わせた時に下部の開口となり、仮に中空部34内に水が浸入しても、これを直ちに排出することができ、中空部34内に水が溜まることはない。
図19〜図26で説明した端面パッキン32Aは、ドロップケーブル貫通部防水構造52も一体に形成しているが、その部分52は必ずしもなくてもよい。また、この端面パッキン32Aは、2箇所のケーブル貫通部37を有して2本のケーブル1を導入可能な構造であるが、ケーブル貫通部が1箇所のみでもよいし、また3箇所以上でもよい。ケーブル貫通部が2箇所以上の場合に、各ケーブル貫通部の薄肉部の広さをケーブル貫通部毎に変えてもよい。
また、上述の実施例は光ケーブル用のクロージャに適用する場合として説明したが、電気ケーブル用のクロージャにも当然適用できる。さらには、必ずしもケーブル接続部を収容するクロージャに限らず、ケーブルを防水状態で貫通させる必要のある種々の箇所に適用することができる。
本発明のクロージャにおける端面パッキンの基本構造を説明するもので、端面パッキンの両半部体を開いた状態で示した正面図である。 図1の端面パッキンの平面図である。 図1の端面パッキンの一方の半部体のみを示した斜視図である。 図2のA−A断面図である。 図2のB−B断面図である。 図1の端面パッキンを閉じ合わせた状態で示した正面図である。 図6のC−C断面図である。 端面パッキンにケーブルを貫通させた状態で示した図7のD−D断面図である。 端面パッキンにケーブルを貫通させた状態で示した図7のE−E断面図である。 半部体の側壁部の端縁部の断面形状についての他の実施例を示すもので、図4に対応する図である。 防水フィンの端縁部の断面形状についての他の実施例を示すもので、図4に対応する図である。 防水フィンの端縁部のケーブル貫通方向から見た形状についての他の実施例を示すもので、図1に対応する簡略化図である。 防水フィンを立ち上げる箇所についての他の実施例を示すもので、図1に対応する簡略化図である。 防水フィンの他の実施例を示すもので、図1に対応する簡略化図である。 半部体のケーブル貫通方向からみた外面輪郭形状についての他の実施例を示すもので、図1に対応する簡略化図である。 (イ)、(ロ)、(ハ)は、一対の半部体の結合の仕方についてのそれぞれ異なる実施例を示すもので、図8のH部に対応する図である。 本発明の端面パッキンを光クロージャに適用した実施例を説明するためのもので、光クロージャの内部構造を示す正面図である。 図17の光クロージャの平面図である。 図17の主として端面部材の部分の拡大右側面図である(ただし、端面部材としては図19で表された向きを正面図とする)。 図19の端面部材の斜視図である。 図20の端面部材の平面図である。 図17〜図21の端面部材における外枠内の端面パッキンの正面図である。 図22の端面パッキンの開いた状態で内側から見た斜視図である。 図22の端面パッキンのさらに開いた状態で内側から見た平面図である。 (イ)は図24のF−F断面図、(ロ)は同G−G断面図である。 図22のH−H断面図である(但し図25(イ)と同じ向きで示している(図22の左側が図26の上側))。 従来の端面パッキンを模式的に示した斜視図である。 図27の端面パッキンを閉じ合わせかつケーブルを貫通させた状態で示した断面図である。
符号の説明
20 光クロージャ
21 端面部材
22 連結棒
23 ケーブル把持金具
24 テンションメンバ把持金具
25 ドロップケーブル把持金具
26 吊り金具
27 アーム
28 メッセンジャワイヤ(支持線)
29 クロージャスリーブ(筒状体)
29a、29b スリーブ片
29c ヒンジ部
29d 爪
29e 係止部
30 心線収納トレイ
31 プラスチックカバー
32、32A 端面パッキン
33 薄肉ヒンジ部
34 中空部
35、36 半部体
35a、36a 底部
35b、36b 切欠き
37 ケーブル貫通部
38、40 薄肉部
38a、40a 最薄肉部
38b、40b 漸変薄肉部
42、44 側壁部
42a、44a 側壁部の端縁
45、46、47、48 防水フィン
45a、46a、47a、48a 防水フィンの端縁
50 光ドロップケーブル
51 ケーブル貫通部防水構造
52 ドロップケーブル貫通部防水構造
53 アーム貫通部
55 板状部
56 薄肉部
57 (ドロップケーブル貫通用の)小孔

Claims (10)

  1. 弾性材からなり、互いに閉じ合わせた時に中空部を形成する一対の半部体からなり、かつ、両半部体をケーブルを挟むように閉じ合わせることでケーブルを防水状態で貫通させるケーブル貫通部防水用の端面パッキンであって、
    前記各半部体の、前記端面パッキン内部の中間位置には、側壁面と対向する防水フィンをそれぞれ備え、
    前記各半部体の防水フィンは、両半部体をケーブルを上下から挟むように閉じ合わせた時に、それぞれケーブルに突き当たってケーブルの左右両側面に巻き付くように追随変形することを特徴とするケーブル貫通部防水用の端面パッキン。
  2. 両半部体をケーブルを上下から挟むように閉じ合わせた時に、各半部体の防水フィンのケーブル貫通方向の位置が互いにずれていることを特徴とする請求項1記載のケーブル貫通部防水用の端面パッキン。
  3. 両半部体をケーブルを上下から挟むように閉じ合わせた時に、各半部体の防水フィンの先端部どうしがケーブル貫通方向から見てケーブルの左右両側で重なって見える形状及び配置であることを特徴とする請求項2記載のケーブル貫通部防水用の端面パッキン。
  4. ケーブルの接続部を収容するクロージャのケーブル貫通部に配置される端面パッキンに適用されたことを特徴とする請求項1〜3記載のケーブル貫通部防水用の端面パッキン。
  5. 前記一対の半部体は、薄肉ヒンジ部を介して相対的に回転可能に互いに連結されていることを特徴とする請求項1〜4記載のケーブル貫通部防水用の端面パッキン。
  6. 前記各半部体の防水フィンは、半部体の底部から側壁部と平行に立ち上がっていることを特徴とする請求項1〜5記載のケーブル貫通部防水用の端面パッキン。
  7. 前記各半部体の防水フィンとして、ケーブル貫通部中心の両側からそれぞれ立ち上がる一対の防水フィンを設けたことを特徴とする請求項1〜6記載のケーブル貫通部防水用の端面パッキン。
  8. 前記防水フィンの端縁部は、ケーブル貫通部中心側が低くなるようにフィン幅方向に傾斜していることを特徴とする請求項1〜7記載のケーブル貫通部防水用の端面パッキン。
  9. 前記防水フィンの端縁部が、フィン厚み方向に片側傾斜の鋭角の斜面となっていることを特徴とする請求項1〜8記載のケーブル貫通部防水用の端面パッキン。
  10. 前記各半部体の側壁部の端縁部が、側壁厚み方向に片側傾斜の鋭角の斜面となっていることを特徴とする請求項1〜7記載のケーブル貫通部防水用の端面パッキン。
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