JP4641834B2 - ケーブル貫通部防水用の端面パッキン - Google Patents
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Description
前記各半部体の、前記端面パッキン内部の中間位置には、ケーブル貫通部中心の両側に分離して配され、かつ半部体の内面から側壁部と平行に立ち上がる一対の防水フィンをそれぞれ備え、
前記防水フィンの端縁部は、ケーブル貫通部中心側が低くなるようにフィン幅方向に傾斜しており、
両半部体をケーブルを上下から挟むように閉じ合わせた時に、各半部体の防水フィンのケーブル貫通方向の位置が互いにずれているとともに、各半部体の防水フィンの先端部どうしがケーブル貫通方向から見てケーブルの左右両側で重なって見える形状及び配置であり、
前記各半部体の防水フィンは、両半部体をケーブルを上下から挟むように閉じ合わせた時に、それぞれケーブルに突き当たってケーブルの左右両側面に巻き付くように追随変形することを特徴とする。
この場合、防水フィン自体の剛性はあまり要求されず側壁部より薄くすることができるので、柔軟かつ微妙な変形が可能であり、ケーブル外形に良好に追随して、十分な密着性をもってケーブル外周面の特にケーブル左右側面に接触することができ、良好な防水性能を発揮することができる。
これらの図において、22は連結棒である。この連結棒22の両端部にケーブル把持金具23、テンションメンバ把持金具24、ドロップケーブル把持金具25がネジで固定される。ケーブル把持金具23に水平なアーム27が固定され、このアーム27に吊り金具26が固定され、この吊り金具26によりメッセンジャワイヤ(支持線)28に吊持される。主ケーブルから取り出した光ファイバ心線と分岐心線(分岐ケーブルの光ファイバ心線又はドロップケーブルの光ファイバ心線)との融着接続部を収納するプラスチック製の心線収納トレイ30は、前記連結棒22に取り付けられる。
この端面パッキン32は、ゴム状弾性材からなる互いに平行な側壁部42、44をケーブル貫通方向(図1、6、8、9等で紙面と直交する方向)の両側に備えた箱状をなすとともに、互いに閉じ合わせた時に中空部34を形成する、例えば薄肉ヒンジ部33を介して相対的に回転可能に連結された一対の半部体35、36からなる。各半部体35、36には、両半部体35、36を閉じ合わせた時にケーブル貫通部37となる薄肉部38、40をケーブル貫通方向の両側壁部42、44の端縁42a、44a側に備えている。そして、前記各半部体35(36)は、その内部の前記両側壁部42、42間(44、44間)の中間位置に、半部体35(36)の内面から突出して側壁面42(44)と対向する防水フィン45、46(47、48)をそれぞれ備えている。また、図示の通り、それぞれの半部体35(36)に、ケーブル貫通部の左右両側に分離して配される一対の防水フィン45、46(47、48)を設けている。そして、一方の半部体35の防水フィン45、46と他方の半部体36の防水フィン47、48とは、両半部体35、36をケーブルを上下から挟むように閉じ合わせた時に、それぞれケーブルに突き当たってケーブルの左右両側面に巻き付くように追随変形するとともに、一方の半部体35の防水フィン45、46と他方の半部体36の防水フィン47、48との先端部どうしがケーブル貫通方向から見てケーブルの左右両側で重なって見える形状及び配置である。
なお、後述するように、実施例の端面パッキン32はその薄肉ヒンジ部33が上になるようにクロージャに設置される。したがって、クロージャには図6、図8、図9では右側が上、左側が下となって設置される。
端面パッキン32に用いるゴム状弾性材の材質は、対象とするケーブル外径やその他の条件に応じた適度の剛性と適度の柔軟性を持つものを用いるとよいが、例えば、ブタジエンゴムやエチレンプロピレンゴム(特にEPDM)等を用いることができる。
また、側壁部42(44)の端縁42a(44a)は、側壁厚み方向(図4、図5で左右方向)に片側傾斜の鋭角の斜面となっている。以下では、この斜面(若しくは斜面部)も、端縁という場合の符号と同じく符号42a(44a)で示す。
この斜面部42a、44aは、薄肉部38(40)の端縁だけでなく厚肉部42’(44’)の端縁にも形成されており、そして、この端縁すなわち斜面部42a(44a)の基部の厚みは最薄肉部38a(40a)の厚みと同じで、かつ、左右の側壁部42(44)のそれぞれ外面側に形成されているので、上面から見た形は図2に示すように、折れ曲がった形状となっている。
また、実施例では両側の側壁部42(44)の斜面42a(44a)の傾斜方向は同じ向きである(但し、反対向きであってもよい)。なお、一方の半部体35の側壁部42の斜面42aの傾斜方向と、他方の半部体36の側壁部44の斜面44aの傾斜方向とは、閉じ合わせた時に互いに斜面どうしが密接する傾斜方向である(図7参照)。
また、各半部体35、36の薄肉ヒンジ部33と反対側の壁部の端縁部には切欠き35b、36bを形成している。
また、一方の半部体35の防水フィン45、46の位置と他方の半部体36の防水フィン47、48の位置とは、図7に示すように両半部体35、36を閉じ合わせた時に、一方の半部体35における防水フィン45、46と他方の半部体36における防水フィン47、48とが、ケーブル貫通方向(図7で左右方向)に間隔をおいて並ぶような位置関係にある。
ケーブル1を貫通させた状態で両半部体35、36を閉じ合わせた時は、図8に示すように、各半部体35、36の側壁部42、44における薄肉部38、40がケーブル1の外形に追随して変形して、その端縁すなわち斜面部42a、44aがケーブル1の外周に接触する。この接触により、中空部34を挟むケーブル貫通方向両側の側壁部42、44での一応の防水性能が得られる。しかし、この場合、薄肉部38、40がケーブル外形に良好に追随変形せずに、図8でケーブル1の左右側面側(実際にクロージャに設置された状態ではケーブル上下端面側となる)に隙間aが生じる場合がある。
しかし、図9に示すように、内部の防水フィン45、46(47、48)が、ケーブル1の外形に追随して変形して、その端縁すなわち斜面部45a、46a(47a、48a)がケーブル外周面に巻き付くように追随変形してケーブル1の左右両側面に接触する。この防水フィン45、46(47、48)は、半部体35(36)の底部から立ち上がった形状で高さが十分あるので、かつ、防水フィン45、46(47、48)自体の剛性はあまり要求されず側壁部42、44より薄くすることができるので、柔軟かつ微妙な変形が可能であり、ケーブル外形に良好に追随して、ケーブル外周面の特にケーブル左右側面に十分な密着性をもって接触することができる。
また、両半部体35、36の防水フィン45、46(47、48)は、その先端部どうしがケーブル貫通方向から見てケーブル1の左右両側で重なって見える状態となる。したがって、側壁部35、36の端縁部が密着不十分でケーブル1の両側面部に隙間があっても、ケーブル外周面を伝ってその隙間から浸入する水は、防水フィン45、46(47、48)によって遮断され、さらに奥に浸入することを防止される。
上記のように、端面パッキン32における側壁部42、44の薄肉部38、40の追随変形が十分でなく密着性が不十分で、ケーブル1の左右側面部分に隙間が生じる場合でも、内部の防水フィン45、46、47、48がケーブル外形に追随して変形して、その端縁部(斜面部45a、46a(47a、48a))がケーブル外周面の特にケーブル左右側面近傍に接触するので、側壁部42(44)での防水性能の不完全さを補うことができ、端面パッキン32として高い防水性能を発揮できる。
なお、端面パッキン32は、クロージャに薄肉ヒンジ部33側を上にして設置されるので、切欠き35b、36bは両半部体35、36を閉じ合わせた時に下部の開口となり、仮に中空部34内に水が浸入しても、これを直ちに排出することができ、中空部34内に水が溜まることはない。
また、上述では端面パッキン32の全体を一種類の素材で成形するものとして説明したが、防水フィン45、46、47、48の部分だけを他の部分より柔軟な素材(ヤング率の低い素材)とすることもできる。この場合はいわゆる2色成形となる。
前記端面部材21は、図19〜図21に示すように、ゴム製の端面パッキン32Aに、その形状に合わせたプラスチックカバー31を被せた構造である。この実施例の端面パッキン32Aは、ケーブル貫通部防水構造51だけでなく、ドロップケーブル50を防水状態で貫通させるためのドロップケーブル貫通部防水構造52も一体に設けた構造である。端面パッキン32Aの材質は、例えばブタジエンゴムやエチレンプロピレンゴム(特にEPDM)等を用いるとよい。
この端面パッキン32Aは、薄肉ヒンジ部33を介して相対的に回転可能に連結されるとともに略箱状をなして互いに閉じ合わせた時に中空部34を形成する一対の半部体35、36からなる。各半部体35、36には、両半部体35、36を閉じ合わせた時にケーブル貫通部37となる薄肉部38、40をケーブル貫通方向の両側壁部42、44の端縁42a、44a側に備えている。この実施例では2つのケーブル貫通部を持つので、薄肉部38、40を各半部体35、36のそれぞれ2箇所(図22等で上下に間隔をあけた2箇所)に設けている。
そして、前記両側壁部42、44の薄肉部38、40間の中間位置に側壁面と平行な防水フィン45、46、47、48を備えている。各防水フィン45、46、47、48は、半部体35、36内の底部35a、36aから立ち上がった形状をなして、両半部体35、36を閉じ合わせた時に、ケーブルに先端部が突き当たってケーブル形状に追随して変形するとともに、一方の半部体35の防水フィン45、46と他方の半部体36の防水フィン47、48との先端部どうしがケーブル貫通方向から見てケーブルの両側(図22では上下両側)で重なって見える形状及び配置である。また、図示のように、端面パッキン32Aの各半部体35、36の外形は丸みを持つ外形である。また、各半部体35、36の底部35a、36aはフラットでなく、各ケーブル貫通部毎に円筒面をなしている(したがって、各防水フィン45、46、47、48は円筒面から立ち上がっている)。
なお、図19、図20に示す通り、端面パッキン32Aはその薄肉ヒンジ部33が上になるようにクロージャに設置される。
また、側壁部42(44)の端縁42a(44a)は、側壁厚み方向(図25で左右方向)に片側傾斜の鋭角の斜面となっている。以下では、この斜面(若しくは斜面部)も、端縁という場合の符号と同じく符号42a(44a)で示す。
この斜面部42a、44aは、薄肉部38(40)の端縁だけでなく厚肉部42’(44’)の端縁にも形成されており、そして、この端縁すなわち斜面部42a(44a)の基部の厚みは最薄肉部38a(40a)の厚みと同じで、かつ、左右の側壁部42(44)のそれぞれ外面側に形成されているので、上面から見た形は図24に示すように、折れ曲がった形状(ハッチングして示す)となっている。
また、実施例では両側の側壁部42(44)の斜面42a(44a)の傾斜方向は同じ向きである(但し、反対向きであってもよい)。なお、一方の半部体35の側壁部42の斜面42aの傾斜方向と、他方の半部体36の側壁部44の斜面44aの傾斜方向とは、閉じ合わせた時に互いに斜面どうしが密接する傾斜方向である(図26参照)。
また、各半部体35、36の薄肉ヒンジ部33と反対側の壁部の端縁部には切欠き35b、36bを形成している。
また、一方の半部体35の防水フィン45、46の位置と他方の半部体36の防水フィン47、48の位置とは、図26に示すように両半部体35、36を閉じ合わせた時に、一方の半部体35における防水フィン45、46と他方の半部体36における防水フィン47、48とが、ケーブル貫通方向(図26で左右方向)に間隔をおいて並ぶような位置関係にある。
図19のようにケーブル1を貫通させた状態で両半部体35、36を閉じ合わせた時は、実施例1の図8と同様に、各半部体35、36の側壁部42、44における薄肉部38、40がケーブル1の外形に追随して変形して、その端縁すなわち斜面部42a、44aがケーブル1の外周に接触する。この接触により、中空部34を挟むケーブル貫通方向両側の側壁部42、44での一応の防水性能が得られる。しかし、この場合、薄肉部38、40がケーブル外形に良好に追随変形せずに、図19でケーブル1の上下端面側に隙間が生じる場合がある。
しかし、実施例1の図9と同様に、内部の防水フィン45、46(47、48)が、ケーブル1の外形に追随して変形して、その端縁すなわち斜面部45a、46a(47a、48a)がケーブル1の外周面、特にケーブル1の図19で上下端面に接触する。この防水フィン45、46(47、48)は、半部体35(36)の底部から立ち上がった形状であり高さが十分あるので、かつ、防水フィン45、46(47、48)自体の剛性はあまり要求されず側壁部42、44より薄くすることができるので、柔軟かつ微妙な変形が可能であり、ケーブル外形に良好に追随して、ケーブル外周面の特に図19のケーブル上下端面に十分な密着性をもって接触することができ、良好な防水性能を発揮することができる。
また、両半部体35、36の防水フィン45、46(47、48)は、その先端部どうしがケーブル貫通方向から見てケーブル1の図19の上下両側で重なって見える状態となる。したがって、側壁部35、36の端縁部が密着不十分でケーブル1の図19の上下両側に隙間があっても、ケーブル外周面を伝ってその隙間から浸入する水は、防水フィン45、46(47、48)によって遮断され、さらに奥に浸入することを防止される。
上記のように、端面パッキン32Aにおける側壁部42、44の薄肉部38、40の追随変形が十分でなく密着性が不十分で、ケーブル1の図19で上下端面部分に隙間が生じる場合でも、内部の防水フィン45、46、47、48がケーブル外形に追随して変形して、その端縁部(斜面部45a、46a(47a、48a))がケーブル外周面の特に図19でケーブル上下端面近傍に接触するので、側壁部42(44)での防水性能の不完全さを補うことができ、端面パッキン32Aとして高い防水性能を発揮できる。
なお、端面パッキン32Aは、クロージャに薄肉ヒンジ部33側を上にして設置されるので、切欠き35b、36bは両半部体35、36を閉じ合わせた時に下部の開口となり、仮に中空部34内に水が浸入しても、これを直ちに排出することができ、中空部34内に水が溜まることはない。
また、上述の実施例は光ケーブル用のクロージャに適用する場合として説明したが、電気ケーブル用のクロージャにも当然適用できる。さらには、必ずしもケーブル接続部を収容するクロージャに限らず、ケーブルを防水状態で貫通させる必要のある種々の箇所に適用することができる。
21 端面部材
22 連結棒
23 ケーブル把持金具
24 テンションメンバ把持金具
25 ドロップケーブル把持金具
26 吊り金具
27 アーム
28 メッセンジャワイヤ(支持線)
29 クロージャスリーブ(筒状体)
29a、29b スリーブ片
29c ヒンジ部
29d 爪
29e 係止部
30 心線収納トレイ
31 プラスチックカバー
32、32A 端面パッキン
33 薄肉ヒンジ部
34 中空部
35、36 半部体
35a、36a 底部
35b、36b 切欠き
37 ケーブル貫通部
38、40 薄肉部
38a、40a 最薄肉部
38b、40b 漸変薄肉部
42、44 側壁部
42a、44a 側壁部の端縁
45、46、47、48 防水フィン
45a、46a、47a、48a 防水フィンの端縁
50 光ドロップケーブル
51 ケーブル貫通部防水構造
52 ドロップケーブル貫通部防水構造
53 アーム貫通部
55 板状部
56 薄肉部
57 (ドロップケーブル貫通用の)小孔
Claims (6)
- 弾性材からなり、互いに閉じ合わせた時に中空部を形成し、互いに平行な側壁部をケーブル貫通方向に備えた、略箱状の一対の半部体からなり、かつ、両半部体をケーブルを挟むように閉じ合わせることでケーブルを防水状態で貫通させるケーブル貫通部防水用の端面パッキンであって、
前記各半部体の、前記端面パッキン内部の中間位置には、ケーブル貫通部中心の両側に分離して配され、かつ半部体の内面から側壁部と平行に立ち上がる一対の防水フィンをそれぞれ備え、
前記防水フィンの端縁部は、ケーブル貫通部中心側が低くなるようにフィン幅方向に傾斜しており、
両半部体をケーブルを上下から挟むように閉じ合わせた時に、各半部体の防水フィンのケーブル貫通方向の位置が互いにずれているとともに、各半部体の防水フィンの先端部どうしがケーブル貫通方向から見てケーブルの左右両側で重なって見える形状及び配置であり、
前記各半部体の防水フィンは、両半部体をケーブルを上下から挟むように閉じ合わせた時に、それぞれケーブルに突き当たってケーブルの左右両側面に巻き付くように追随変形することを特徴とするケーブル貫通部防水用の端面パッキン。 - 前記各半部体の防水フィンは、半部体の底部内面のみから立ち上がっていることを特徴とする請求項1記載のケーブル貫通部防水用の端面パッキン。
- ケーブルの接続部を収容するクロージャのケーブル貫通部に配置される端面パッキンに適用されたことを特徴とする請求項1〜2記載のケーブル貫通部防水用の端面パッキン。
- 前記一対の半部体は、薄肉ヒンジ部を介して相対的に回転可能に互いに連結されていることを特徴とする請求項1〜3記載のケーブル貫通部防水用の端面パッキン。
- 前記防水フィンの端縁部が、フィン厚み方向に片側傾斜の鋭角の斜面となっていることを特徴とする請求項1〜4記載のケーブル貫通部防水用の端面パッキン。
- 前記各半部体の側壁部の端縁部が、側壁厚み方向に片側傾斜の鋭角の斜面となっていることを特徴とする請求項1〜5記載のケーブル貫通部防水用の端面パッキン。
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