JP2005304104A - シール構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 クロージャに挿入されるケーブルの外周側を確実にシールすることができるシール構造を提供する。
【解決手段】 ヒンジ部11を介して1対のシールベース12を開閉自在に設け、シールベース12の開閉方向接離合わせ面側に弾性を有する部材のシール部13を設ける。シール部13はシールベース12の長手方向に沿って形成し、かつ、互いに間隔を介した壁部2,3,4を有する構成とし、配列中央部に設けた壁部3には互いに壁部長手方向に間隔を介して複数の切り込み5を設け、切り込み5により区画された壁部3にはそれぞれV字形状のケーブル挿通切欠き6を形成する。シールベース12によりケーブルを長手方向に交わる方向から挟んでシールベース12を閉状態としたきに、ケーブル挿通切欠き6でケーブルを挟みこみケーブル挿通切欠き6の内壁がケーブル外周部に周方向に巻き付く態様でケーブル外周部に密着するようにする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、線状体が挿通口から挿通される箱状体の前記挿通口をシールするシール構造に関する。特には、屋外に設置されケーブルの接続部を収容するクロージャのケーブル挿入部に設けられてケーブルを雨水などの侵入からシールするクロージャ用シール構造に関するものである。
例えば、図7(c)に示すように、光通信ケーブル等のケーブル7から引き出された光ファイバ心線17の接続部27は、ケース状のクロージャ10に収容されており、クロージャ10の両端側のケーブル挿入部にはクロージャ用シール構造1が設けられている。なお、図7の図中、符号30は吊線、31は内装金具を示しており、図7(a)はクロージャ10の平面図、図7(b)はクロージャ10を吊線30と共に示す側面図、図7(c)はクロージャ10の断面図を吊線30と共に示す図である。
クロージャ用シール構造1はクロージャ10に着脱自在に設けられており、クロージャ10に挿入されるケーブル7をその長手方向と交わる方向から挟み込みシールするものである(例えば、特許文献1、2参照。)。
図8(a)には、クロージャ用シール構造1の一例が斜視図によって示されている。このクロージャ用シール構造1は、ヒンジ部11を介して開閉自在に設けられたシールベース12を有し、このシールベース12の開閉方向接離合わせ面側に1対のシール部材13を設けて形成されている。
シール部材13には、シールベース12の長手方向(挿通されるケーブルの長手直角方向)に沿って連続的に形成された第1のシールリブ20と、略U字型のケーブル挿通用切欠部19が形成された第2のシールリブ18とを有している。第2のシールリブ18は、シールリブ20側に向けて凹んだすり鉢状部16が形成されている。そのため、ケーブル7を挿通する場合に、図8(d)(図8(a)の破線枠A内拡大模式図)に示すようにX方向に変形できるので、より大きなケーブル7の外径の変化に対応できる。
例えば、ケーブル外径がφ7.2mm〜22mm程度まで変化することを想定した場合、シールリブ18を図8(c)に示すようにすり鉢状部16の外縁が半径11.5mm程度、挿通切欠部19が底部の半径3.5mm程度に形成するのが適当と思われる。なお、図8(b)には、図8(a)の破線枠A内の拡大平面図が示され、図8(c)には、図8(a)の破線枠A内の拡大側面図が示されている。
このクロージャ用シール構造1は、図9に示すように、シールベース12を閉じることにより、ケーブル7をケーブル挿通用切欠部19に挿通して1対のシール部材13で挟む態様としている。このとき、第1、第2のシールリブ18、20がケーブル7の外周部になじんで変形することにより、挿通されるケーブル7の外径がある程度変化する場合であってもシールが可能となっている。さらに、一部のケーブル7が存在しない場合であっても、第1のシールリブ20は連続的に形成され挿通用切欠部を設けていないのでシールが可能である。このようにして、例えば屋外に設置したクロージャ10への雨水などの侵入を防止しようというものである。
特開2003―153424号公報 特開平11―262161号公報
しかしながら、上記のようなクロージャ用シール構造1においては図10(a)に示すようにシールベース12を閉じてケーブル7を挟む場合、ケーブル7の外径がある範囲にある場合は第1のシールリブ20、第2のシールリブ18が図10(a)に示すような状態になる。即ち、挿通用切欠部19が設けられていない第1のシールリブ20はもとより、挿通用切欠部19が設けられた第2のシールリブ18もケーブル7の外径になじみきれず開閉方向接離合わせ面に沿って隙間14ができてしまう。外径がある範囲にある場合とは、例えば上述の挿通切欠部19の底部半径が3.5mm、すり鉢状部16の外縁が半径11.5mmで、挿通するケーブル径が7.2mm〜22mmを想定する場合に、その中間の径である例えば9mm〜24mmの場合である。
なお、図10(c)に示すように、ケーブル7の径が小さい場合は、シールリブ18の変形は少なくてすむので隙間14は生じにくい。また、図10(d)に示すように、ケーブル7の外径が大きい場合、すり鉢状部16の外側の部分は変形しにくいのでやはり隙間14は生じにくい。しかし、いずれにしても従来のシール構造では、開閉方向接離合わせ面に沿って生じる隙間を積極的に埋めようとする作用は無かった。
本発明は、上記従来の課題を解決するために成されたものであり、その目的は、線状体が挿通口から挿通される箱状体の前記挿通口を効果的にシールすることができるシール構造を提供することにある。特には、屋外などに設置されケーブルの接続部を収容するクロージャのケーブル挿入部に設けられてケーブルを雨水などの侵入から効果的にシールするクロージャ用シール構造を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は次のような構成をもって課題を解決するための手段としている。すなわち、第1の発明は、線状体が挿通口から挿通される箱状体の前記挿通口をシールするシール構造であって、前記シール構造は線状体を挟みこむ少なくとも1対のシール部材を有し、前記シール部材は略V形の挿通切欠きを有し、前記線状体が前記挿通切欠きの傾斜面に当接して挟みこまれる第1の当接部位を有することを特徴とする。
第2の発明は、請求項1に記載のシール構造であって、前記第1の当接部位は、前記線状体の長手直角方向に複数箇所設けられ、前記複数の第1の当接部位の間には切り込みが設けられたことを特徴とする。
第3の発明は、請求項1又は2に記載のシール構造であって、前記第1の当接部位と前記線状体の長手方向に並接される第2の当接部位をさらに有することを特徴とする。
第4の発明は、請求項3に記載のシール構造であって、前記第1の当接部位及び/又は前記第2の当接部位は前記線状体長手方向の複数箇所に設けられ、前記第1の当接部位と前記第2の当接部位は前記線状体の長手方向に交互に配置されたことを特徴とする。
第5の発明は、請求項3又は4に記載のシール構造であって、前記第2の当接部位の少なくとも1つは、前記線状体が挿通される箇所を底部とし、前記線状体の長手方向に傾斜するテーパを有するすり鉢上部を備えることを特徴とする。
第6の発明は、請求項1〜5いずれか一つに記載のシール構造であって、前記箱状体はケーブル接続部収納クロージャであることを特徴とする。
第7の発明は、請求項1〜6いずれか一つに記載のシール構造を備えたことを特徴とするケーブル接続部収納クロージャである。
本発明では、シール部材の線状体への当接部位が略V形の挿通切欠きを有し、線状体が前記略V形の挿通切欠きの傾斜面に当接して挟みこまれるので、線状体の当接する力により挿通切欠きの肩部が線状体側に変形しようとする。そして、シール部材の合わせ面に沿った隙間を埋めるように作用するのでクロージャ等への雨水などの侵入防止に寄与する。
さらに、第2の発明のように、複数の線状体を略並行に挿通すべく、前記挿通切欠きを有する第1の当接部位を線状体長手直角方向に複数箇所設ける場合には、各当接部位の間に切り込みを設けることにより、略V字型の各挿通切欠きが当接する力により線状体側に変形しやすくなり、より効果的にクロージャ等への浸水等の防止に寄与する。
第3の発明のように、線状体長手方向に第2の当接部位をさらに備える場合は、挿通されるケーブルが不在の場合や、ケーブルの外径が第1の当接部位では隙間を埋め難い範囲の場合に、第2の当接部位を適宜設計することにより、前記第1の当接部位で生じる隙間をカバーし、より効果的に雨水などの侵入を防止できる。このためには第4の発明のように第1の当接部位と第2の当接部位を交互に配置するのがより効果的である。また、第5の発明のように第2の当接部位をすり鉢状に形成した場合はより効果的である。
これらのシール構造はケーブル接続部収納クロージャのシール構造として好適である。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。なお、本実施形態例の説明において、従来例と同一名称部分には同一符号を付し、その詳細説明は省略または簡略化する。
図1には、本発明に係るクロージャ用シール構造の一実施形態例が示されている。図1(a)は、その平面図であり、図1(b)は、図1(a)のA−A断面図、図1(c)は、図1(a)のB−B断面図、図1(d)は、図1(a)のC−C断面図である。また、図2(a)には、本実施形態例のクロージャ用シール構造1の側面図が、図2(b)には、図2(a)のA側から見た図、図2(c)には、図2(a)のB側から見た図がそれぞれ示されている。
本実施形態例のクロージャ用シール構造1は、ケーブル接続部27を収容するクロージャ10のケーブル挿入部に着脱自在に設けられる。図1、図2に示すように、ヒンジ部11を介して連結された1対のベース部材としてのシールベース12が前記ヒンジ部11を介して開閉自在に設けられている。シールベース12は例えばポリプロピレン等のプラスチックにより形成されており、例えばそれぞれのシールベース12の長さは16cm程度に形成されている。なお、シールベース12の長さや幅等は適宜設定される。
また、シールベース12の開閉方向接離合わせ面側には、弾性を有する部材により形成されたシール部材13が設けられている。シール部材13は、例えばスチレン−エチレン−プロピレン−スチレンブロックの共重合体(SEPS)、パラフィン系オイル、老化防止剤、着色剤を含有しており、コーン針入度が85度前後の低硬度部材により形成されている。なお、図1(c)、図1(d)は、シールベース12を省略して示している。なお、説明上、ケーブル7の挿通方向を縦方向(図中j−k)、これに交わる方向を横方向(図中l−m)とする。
シール部材13は、横方向に沿って形成された、線状体が当接する当接部を含む壁部2,3,4を有している。壁部はこの場合3つ設けられている。これらの壁部2,3,4は互いに縦方向に間隔を介して配置されている。これら複数の壁部2,3,4のうち配列中央部に設けられた壁部3には横方向に互いに間隔を介して複数の切り込み5が形成され、該切り込み5により区画された壁部3にはそれぞれV字形状(略V形)のケーブル挿通切欠き6が形成されている。例えば、ケーブル挿通切欠き6の開口幅は24.5mm、深さは12.5mmである。
本実施形態例は、上記態様の壁部3の構成を有し、シールベース12でケーブル7を挟んでシールベース12を閉状態としたきに、前記ケーブル挿通切欠き6の傾斜部6´がケーブル7と当接し、ケーブル挿通切欠き6の肩部6´´がケーブル7側(Y側)に変形してケーブル挿通切欠き6の面がケーブル外周部に周方向に巻き付く態様でケーブル外周部に密着することを特徴とする。なお、本実施形態例は、例えば8mm〜24mmの径を有するケーブル7をシールする場合に適用することが特に好ましい。
また、シール部材13の複数の壁部2,3,4のうち配列端部側に設けられた壁部2,4は横方向に沿って連続的に形成されており、これらの壁部2,4の壁面には、開閉方向接離合わせ面の端部に壁部2,4の配列端側から配列内側に向けて凹んだすり鉢状部16が形成されている。該すり鉢状部16の底面はケーブル挿通切欠き6の形成位置に対応する位置に形成され、すり鉢状部16の側面はテーパ状に形成されている。つまり、すり鉢状部16は、図8に示した従来例と同様に形成されている。凹部16の外径は例えば23mmである。
また、シールベース12の開閉方向接離合わせ面の一端側には係止用爪部24が形成され、他端側には、シールベース12を閉状態とした時に係止用爪部24を係止する爪被係止部25が形成されており、シールベース12を閉状態とした時に、係止用爪部24が爪被係止部25に係止して固定される。なお、図1の図中、22はシール部材13の開閉方向接離合わせ面側を開口とする凹部を示す。
本実施形態例は以上のように構成されており、ヒンジ部11を介して連結された1対のシールベース12の開閉方向接離合わせ面側に形成されたシール部材13は、横方向に沿って形成された壁部3を有して、壁部3は、横方向に互いに間隔を介して複数の切り込み5により区画した領域に、それぞれV字形状のケーブル挿通切欠き6を有しているので、図3に示すように、シールベース12を閉状態とした時にケーブル7の外周側に密着させることができる。
つまり、シールベース12でケーブル7を長手方向に交わる方向(横方向)から挟んでシールベース12を閉状態とすると、図4(a)に示すように、ケーブル7はケーブル挿通溝6の傾斜面6´に当接する。そうすると、肩部6´´は前記当接する力によりケーブル7側に変形する。この弾性変形によって、図4(b)に示すように、ケーブル挿通切欠き6の内壁がケーブル外周部に周方向に巻き付く態様でケーブル外周部に密着する。
また、例えば図6に示すように、ケーブル挿通切欠き6が、横方向長手方向に沿って連続的に形成され切り込み5が設けられていない場合は、シール部材13が弾性変形しても、ケーブル挿通切欠き6の内壁がケーブル外周部に巻き付いてケーブル外周部に密着するまでには至らない場合があるが、本実施形態例では、複数の切り込み5により区画された壁部3にそれぞれV字形状のケーブル挿通切欠き6を形成してケーブル挿通切欠き6でケーブルを挟み込むので、切り込み5により区画された壁部3は弾性変形しやすい。
そのため、本実施形態例では、図4(a)から(b)に示したように、壁部3の弾性変形によって、ケーブル挿通切欠き6の内壁をケーブル7の外周部に周方向に巻き付く態様でケーブル外周部に密着させることができる。従って、従来のシール構造で生じていた開閉方向接離合わせ面に沿った隙間14を抑制することができる。
なお、シールベース12を閉状態とした時、係止用爪部24が爪被係止部25に係止し、シールベース12とシール部材13は閉状態で固定され、ケーブル7はケーブル挿通切欠き6に固定される。
したがって、本実施形態例のクロージャ用シール構造1をクロージャ10のケーブル挿入部に固定すれば、クロージャ10に挿入されるケーブル7の外周側をより効果的にシールすることができ、クロージャ10への浸水等の防止に寄与することができる。
また、本実施形態例によれば、シール部材13の複数の壁部2,3,4のうち配列端部側に設けられた壁部2,4は横方向に沿って連続的に形成されているので、例えばケーブル7が挿入されないケーブル挿通切欠き6があった場合にも、クロージャ10のケーブル挿入部からクロージャ10への浸水等をより確実に防止することができる。
さらに、本実施形態例によれば、上記壁部2,4の壁面には、開閉方向接離合わせ面の端部に壁部2,4の配列端側から配列内側に向けてへこんだすり鉢状部16が形成されている。壁部3の構成においては、上述のように開閉方向接離合わせ面に沿って生じる隙間14を効果的に埋めるが、図4、5に示す挿通切欠きの頂点付近Cで隙間が生じる場合がある。すり鉢状部16の底面はケーブル挿通切欠き6の形成位置に対応する位置に形成されており、すり鉢状部16がテーパ部を有するためケーブル外径の大小に応じてケーブル外周になじみ、特に頂点付近Cに対応する箇所を効果的にシールすることができる。また、ケーブル7の径が想定したケーブル外径の最大値に近い場合や最小値に近い場合にケーブル外周部になじんで変形し、開閉方向接離合わせ面に沿った隙間14も生じにくくなり、より一層確実にケーブル外周部をシールでき、クロージャ10への浸水等をより一層確実に防止することができる。
なお、本発明は、上記実施形態例に限定されることはなく、様々な態様を採り得る。例えば、上記実施形態例では、壁部3に形成したケーブル挿通切欠きの線端部は鋭尖に形成したが、図5(a)に示すように、丸みをもって形成してもよい。この場合も、ケーブル挿通切欠き6でケーブル7を挟みこむと、壁部3の弾性変形によって、図5(a)から図5(b)に示すように、ケーブル挿通切欠き6の内壁をケーブル外周部に周方向に巻き付く態様でケーブル外周部に密着させることができる。
また、上記実施形態例では、壁部2,4の壁面には、開閉方向接離合わせ面の端部に壁部2,4の配列端側から配列内側に向けてへこんだすり鉢状部16を形成したが、すり鉢状部16は省略することもできる。
さらに、シール部材13は弾性を有している適宜の部材により形成されるものであり、例えばHs10°以下のエチレン−プロピレン−ジエンゴム(EPDM)等のゴムなどにより形成することもできる。
さらに、上記実施形態例では、横方向に沿って3つの壁部2,3,4を設けたが、4つ以上の壁部を縦方向に互いに間隔を介して配置してもよく、この場合も、いずれかの壁部を、上記実施形態例の壁部3のような、V字形状のケーブル挿通切欠き6を設けた壁部とすることにより、上記実施形態例と同様の効果を奏することができる。
本発明に係るシール構造の一実施形態例の構成を模式的に示す要部構成図である。 上記実施形態例のシール構造の外観図を模式的に示す説明図である。 上記実施形態例のシール構造によりケーブルを挟む動作に示す説明図である。 上記実施形態例のシール構造によりケーブルを挟んだ時のケーブル挿通切欠きとケーブル挿通切欠きを有する壁部の弾性変形状態を示す説明図である。 本発明に係るシール構造のその他の実施形態例によりケーブルを挟んだ時のケーブル挿通切欠きとケーブル挿通切欠きを有する壁部の弾性変形状態を示す説明図である。 連続的に形成された壁部に、長手方向に互いに間隔を介してケーブル挿通切欠きを形成した例を示す説明図である。 ケーブルを挿入したクロージャを示す説明図である。 従来のシール構造の例を示す説明図である。 図8に示したシール構造によりケーブルを挟んだ状態を示す斜視説明図である。 図8に示したシール構造によりケーブルを挟んだ状態のときに隙間が生じる様子を示す説明図である。
符号の説明
1 クロージャ用シール構造
2,3,4 壁部
5 切り込み
6 ケーブル挿通切欠き
7 ケーブル
10 クロージャ
11 ヒンジ部
12 シールベース
13 シール部材
16 凹部

Claims (7)

  1. 線状体が挿通口から挿通される箱状体の前記挿通口をシールするシール構造であって、前記シール構造は線状体を挟みこむ少なくとも1対のシール部材を有し、前記シール部材は略V形の挿通切欠きを有し、前記線状体が前記挿通切欠きの傾斜面に当接して挟みこまれる第1の当接部位を有することを特徴とするシール構造。
  2. 請求項1に記載のシール構造であって、前記第1の当接部位は、前記線状体の長手直角方向に複数箇所設けられ、前記複数の第1の当接部位の間には切り込みが設けられたことを特徴とするシール構造。
  3. 請求項1又は2に記載のシール構造であって、前記第1の当接部位と前記線状体の長手方向に並接される第2の当接部位をさらに有することを特徴とするシール構造。
  4. 請求項3に記載のシール構造であって、前記第1の当接部位及び/又は前記第2の当接部位は前記線状体長手方向の複数箇所に設けられ、前記第1の当接部位と前記第2の当接部位は前記線状体の長手方向に交互に配置されたことを特徴とするシール構造。
  5. 請求項3又は4に記載のシール構造であって、前記第2の当接部位の少なくとも1つは、前記線状体が挿通される箇所を底部とし、前記線状体の長手方向に傾斜するテーパを有するすり鉢状部を備えることを特徴とするシール構造。
  6. 請求項1〜5いずれか一つに記載のシール構造であって、前記箱状体はケーブル接続部収納クロージャであることを特徴とするシール構造。
  7. 請求項1〜6いずれか一つに記載のシール構造を備えたことを特徴とするケーブル接続部収納クロージャ。
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