JP7351663B2 - ケーブルダクト - Google Patents

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Description

本開示は、ケーブルダクトに関するものである。
長さ方向に連続する底板と、底板の幅方向両側に一体に構成されるとともに、長さ方向に断続して並設された側板とを有し、側板の上部に開閉可能な開口部を形成するくびれ部が設けられたケーブルダクトが知られている(例えば、特許文献1参照。)。このケーブルダクトは全体的に弾性力を有する絶縁体により構成されており、開口部を広げてケーブルを内部に収容することができる他、長さ方向に隣接する側板間の隙間から内外にケーブルを配線することができる。
特開平11-289612号公報
特許文献1のケーブルダクトを制御盤内部の壁面に、底板の長さ方向を水平方向に配置する場合、底板の幅方向の一方の側板が上部に配置される。このため、制御盤内における配線作業中に、誤ってネジ等を落下させると、側板間の隙間からケーブルダクト内に入ってしまうことがある。
一方、側板間の隙間を閉じてしまうとケーブルダクトの長さ方向の途中位置においてケーブルをケーブルダクト内外に配線することができず不便である。したがって、側板からのネジ等の内部への侵入を防止しつつ、長さ方向の途中位置におけるケーブルのケーブルダクト内外の配線を容易に行えることが望ましい。
本開示の一態様は、長さ方向に連続し、壁面に固定可能な底板と、該底板の幅方向両側に配置される一対の側板と、該側板どうしを連結する天板とを備え、内部にケーブルを収容可能な空間を画定するケーブルダクトであって、少なくとも一方の前記側板が、前記長さ方向の少なくとも一部において、前記底板に対して離間可能に設けられ、前記底板と少なくとも一方の前記側板との間隔を埋める位置に、弾性変形可能なパッキン部材が配置され、前記間隔を小さくする方向に少なくとも一方の前記側板を付勢する付勢手段を備えるケーブルダクトである。
本開示の一実施形態に係るケーブルダクトを示す斜視図である。 図1のケーブルダクトを示す正面図である。 図1のケーブルダクトの天板を弾性変形させて、側板と底板との隙間を広げ、内部空間内にケーブルを配線している様子を示す正面図である。 図2のケーブルダクトの天板の弾性復元力により、側板と底板との隙間を閉じた状態を示す正面図である。 図4の状態において、側板を横断する位置にケーブルを配線した状態を示す斜視図である。 図1のケーブルダクトの第1の変形例を示す正面図である。 図6のケーブルダクトの側板を取り外して、内部空間内にケーブルを配線している様子を示す正面図である。 図7のケーブルダクトの天板の溝に側板を嵌め込んだ状態を示す正面図である。 図1のケーブルダクトの第2の変形例を示す正面図である。 図8のケーブルダクトの変形例であって、天板に設けたアリ溝を示す斜視図である。 図1のケーブルダクトの第3の変形例を示す斜視図である。 図1のケーブルダクトの第4の変形例を示す正面図である。
本開示の一実施形態に係るケーブルダクト1について、図面を参照して以下に説明する。
本実施形態に係るケーブルダクト1は、図1に示されるように、長さ方向に連続する帯板状の底板2と、底板2の幅方向の両側に、平行に配置される一対の帯板状の側板3と、側板3どうしを連結する帯板状の天板4とを備えている。
また、ケーブルダクト1は、一対の側板3の間に側板3と平行に配置され、底板2と天板4とを連結する隔壁5を備えている。
これにより、ケーブルダクト1は、図2に示されるように、底板2、側板3、天板4および隔壁5によって囲まれ、全長にわたって平行に延びる2つの内部空間(空間)を形成している。
底板2、側板3、天板4および隔壁5は、電気的なシールド効果を有する絶縁材質により構成されている。絶縁材質は、例えば、導電性を有する金属板の表面を電気的な絶縁性を有する樹脂材料によって被覆したものである。側板3および天板4には孔は設けられていない。隔壁5には、図1に示されるように、長さ方向に間隔をあけて複数のスリット6が設けられている。
図1から図5に示す例では、天板4と側板3の幅方向の一端とが一体的に連結されている。側板3の幅方向の他端には、長さ方向の全長にわたって弾性変形可能なパッキン部材7が配置されている。パッキン部材7は、例えば、ウレタンゴムにより構成されている。
天板4は隔壁5によって幅方向の途中位置、例えば、中央位置が支持されている。天板4は、図3に示されるように、外力が加えられることによって、隔壁5による支持位置を基準として厚さ方向に弾性変形させられる。これにより、天板4は、側板3との連結位置を天板4の厚さ方向に移動させることができ、側板3を底板2の方向に付勢する付勢手段として機能する。
このように天板4を弾性変形させると、側板3は、図3に示されるように、底板2に対して隙間をあけた位置に、パッキン部材7が設けられている端部を配置することができる。そして、この隙間を経由して、図4に示されるように、外部からケーブル10等の線条体をケーブルダクト1の内部空間内に収容することができる。
ケーブル10が、ケーブルダクト1の全長にわたって内部空間内に収容される場合には、天板4を弾性変形させていた外力を解放することにより、天板4は弾性復元力によって復元し、かつ、パッキン部材7と底板2との隙間を閉鎖して、パッキン部材7を底板2に密着させる。
一方、ケーブル10が、ケーブルダクト1の長さ方向の途中位置から内部空間内に収容される場合には、図4および図5に示されるように、パッキン部材7を部分的に弾性変形させて、ケーブル10がパッキン部材7と底板2との間に挟まれる。パッキン部材7を弾性変形させることにより、内部空間の内外へのケーブル10の側板3の横断を許容しつつ、その他の部分の隙間を閉塞することができる。
本実施形態に係るケーブルダクト1は、図2から図4に示されるように、底板2を制御盤内部の壁面Aあるいは制御盤のドア内面に、底板2の長さ方向を水平方向に配置して固定される。この場合、底板2の幅方向の一方の側板3が上部に配置される。本実施形態に係るケーブルダクト1によれば、側板3に孔が形成されておらず、かつ、ケーブル10を配線した後の、側板3と底板2との間の隙間はパッキン部材7によって閉塞される。
したがって、制御盤内における他の作業中に誤ってネジ等を落下させても、ネジがケーブルダクト内に入ってしまう不都合を防止することができるという利点がある。
また、本実施形態に係るケーブルダクト1によれば、電気的なシールド効果を有する絶縁材質により構成されているので、2つの内部空間に配置されているケーブル10間におけるノイズ信号の伝播を遮断することができる。また、ケーブルダクト1の外部からの内部空間のケーブル10へのノイズ信号の伝播を遮蔽することができる。
また、隔壁5に設けられたスリット6を経由して隔壁5を横断する位置にケーブル10を配置することもできる。
なお、本実施形態に係るケーブルダクト1においては、天板4と側板3とを一体的に形成し、ケーブル10の収容作業の際に、天板4の弾性変形によって側板3と底板2との間に隙間を形成することとした。これに代えて、図6から図8に示されるように、側板3を天板4から分離可能に設けてもよい。例えば、天板4の幅方向の両端に、底板2に対向する方向に開口する溝8を設け、その溝8に側板3を着脱可能に嵌め込むことにしてもよい。
このようにすることで、ケーブル10の収容時には天板4から側板3を取り外して、内部空間を大きく開口させて収容作業を容易にすることができる。また、収容作業終了後には、天板4を若干弾性変形させた状態で、側板3を天板4の溝8に嵌め込み、天板4の弾性復元力によってパッキン部材7を底板2に押し付ければよい。
また、付勢手段として、図9に示されるように、取り外した側板3を、側板3または天板4の一方に設けた磁石9aと他方に設けた磁性材料9bとの間の磁気吸引力によって、パッキン部材7を底板2に押し付ける方向に付勢することにしてもよい。
側板3を側板3の幅方向に移動させて、内部空間を開閉することによって、ケーブルダクト1の周りの作業空間を最小限に抑えることができ、外部の装置が近接していても、配線作業を容易に行うことができるという利点がある。
また、この場合に、天板4に対する側板3の移動を側板3の幅方向に案内するガイド11を天板4および側板3に設けてもよい。ガイド11としては、例えば、図10に示されるように、天板(または側板3の一方)4にアリ溝12を設け、(他方の天板4または)側板3にアリ溝12に噛み合うアリ構造(図示略)を設ければよい。
また、本実施形態においては、側板3の全長にわたってパッキン部材7を配置したが、これに代えて、図11に示されるように、側板3の幅方向の端部にケーブル10を通過可能な1以上の凹部13を、部分的に設け、凹部13の部分のみにパッキン部材7を設けてもよい。
また、側板3の一端にパッキン部材7を設け、パッキン部材7と底板2との間の隙間を開閉することとしたが、これに代えて、底板2にパッキン部材7を配置し、パッキン部材7と側板3との間の隙間を開閉することにしてもよい。
また、一対の側板3の両方とも孔を有しない場合を例示したが、制御盤の内壁に設置したときに下側に配置されることとなる他方の側板3については、ケーブル10を貫通させることができるスリット6を設けることにしてもよい。下側についてはネジ等が入り込む可能性が低いため、スリット6を設けることによって、側板3と底板2との間の隙間を閉じたままでも、配線作業を容易にすることができる。
また、本実施形態においては、隔壁5によって区画された2つの内部空間を有するケーブルダクト1を例示したが、これに限定されるものではなく、3以上あるいは単一の内部空間を有するケーブルダクト1を採用してもよい。単一の内部空間を有するケーブルダクト1の場合には、図12に示されるように、一方の側板3については、底板2および天板4に一体的に構成されていればよい。図12は一方の側板3を天板4に一体的に構成した例であるが、図6あるいは図9のような分離可能な構造を採用してもよい。
1 ケーブルダクト
2 底板
3 側板
4 天板(付勢手段)
5 隔壁
7 パッキン部材
9a 磁石(付勢手段)
9b 磁性材料(付勢手段)
10 ケーブル
A 壁面

Claims (5)

  1. 長さ方向に連続し、壁面に固定可能な底板と、該底板の幅方向両側に配置される一対の側板と、該側板どうしを連結する天板とを備え、内部にケーブルを収容可能な空間を画定するケーブルダクトであって、
    少なくとも一方の前記側板が、前記長さ方向の少なくとも一部において、前記底板に対して離間可能に設けられ、
    前記底板と少なくとも一方の前記側板との間隔を埋める位置に、弾性変形可能なパッキン部材が配置され、
    前記間隔を小さくする方向に少なくとも一方の前記側板を付勢する付勢手段を備えるケーブルダクト。
  2. 前記天板が弾性変形可能な材質により構成され、
    前記付勢手段が、弾性復元力によって前記側板を付勢する前記天板によって構成されている請求項1に記載のケーブルダクト。
  3. 前記底板、前記側板および前記天板がシールド効果を有する材質により構成されている請求項1または請求項2に記載のケーブルダクト。
  4. 前記底板の前記幅方向の途中位置において、一対の前記側板と平行に延び、前記底板と前記天板とを連結する隔壁を備える請求項1または請求項2に記載のケーブルダクト。
  5. 前記底板、前記側板、前記天板および前記隔壁がシールド効果を有する材質により構成されている請求項4に記載のケーブルダクト。
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