JP6473547B2 - 撮影装置及びその制御方法、並びに交換レンズ - Google Patents

撮影装置及びその制御方法、並びに交換レンズ Download PDF

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Description

本発明は、複数種類の交換レンズが選択的に装着される撮影装置及びその制御方法、並びに交換レンズに関するものである。
デジタルカメラ等の撮影装置には、高品質な画像を撮影するために、様々な撮影機能を有しているものがある。このような撮影装置では、表示パネルに設定メニューを表示し、設定メニューに基づいて撮影機能を設定可能とすることが一般的である。
一方、カメラ本体に対して複数種類の交換レンズが選択的に装着されるレンズ交換式デジタルカメラが知られている。特許文献1、2には、カメラ本体に交換レンズが装着された場合、交換レンズに設けられた記憶手段にアクセスし、交換レンズの固有情報を自動的に取得するデジタルカメラについて開示されている。これらのデジタルカメラは、交換レンズの固有情報に応じて設定メニューを変更する。
特開2004−247983号公報 特開2012−95167号公報
レンズ交換式デジタルカメラのような上級者向けの撮影装置では、撮影機能の増加に伴い、設定メニューにおける設定項目も増加する傾向にある。このため、ユーザーが使用したい撮影機能を設定するための設定項目がなかなか見つけられないという問題がある。
上記特許文献1,2に記載されたデジタルカメラでは、交換レンズの固有情報に応じて設定メニューが変更されるため、ユーザーが使用したい撮影機能を設定するための設定項目が表示されない場合もあった。特に、ユーザーが通常使用しているものとは異なる交換レンズを装着した場合、設定メニューも通常とは異なるものに変更されるため、使い勝手が良くない。
本発明は、ユーザーの使用状況に合わせて設定メニューの表示内容を適切に変更することができる撮影装置及びその制御方法、並びに交換レンズを提供することを目的とする。
本発明の撮影装置は、レンズ装着部と、撮影部と、レンズ種別検出部と、制御部と、メニュー表示部と、レンズ種別と、設定メニュー変更部とを備える。レンズ装着部は、複数種類の交換レンズが選択的に装着される。撮影部は、レンズ装着部に交換レンズが装着された状態で撮影を行う。レンズ装着部に装着された交換レンズのレンズ種別を検出する。制御部は、レンズ種別検出部によって検出された交換レンズのレンズ種別毎に、レンズ装着部に装着された装着回数、および撮影部による撮影回数をカウントして装置本体または交換レンズに設けられた記憶部に記憶させる。メニュー表示部は、撮影部の撮影機能を設定可能とする設定メニューを表示する。設定メニュー変更部は、レンズ装着部に交換レンズが装着された場合に、レンズ種別検出部によって検出されたレンズ種別と、記憶部に記憶された装着回数および撮影回数のうちのレンズ種別検出部によって検出されたレンズ種別に対応する装着回数および撮影回数とに応じて、設定メニューを変更する。
メニュー表示部は、設定メニューとして、複数の設定項目から選択された複数の表示用設定項目を表示することが好ましい。設定メニュー変更部は、レンズ種別と装着回数とに応じて、設定メニューとして表示する表示用設定項目を変更することが好ましい。
設定メニュー変更部は、レンズ種別と装着回数とに応じて、設定メニューとして表示する表示用設定項目を変更することが好ましい。設定メニュー変更部は、レンズ種別と装着回数とに応じて、設定メニューとして表示する表示用設定項目の数を変更することが好ましい。設定メニュー変更部は、撮影回数に比例する重み値に基づいて重み付けした装着回数を用いることが好ましい。
設定メニュー変更部は、レンズ種別と撮影回数とに応じて、設定メニューとして表示する表示用設定項目を変更することが好ましい。設定メニュー変更部は、レンズ種別と撮影回数とに応じて、設定メニューとして表示する表示用設定項目を変更することが好ましい。
設定メニュー変更部は、レンズ種別と撮影回数とに応じて、設定メニューとして表示する表示用設定項目の数を変更することが好ましい。設定メニュー変更部は、装着回数に比例する重み値に基づいて重み付けした撮影回数を用いることが好ましい。
制御部は、レンズ種別検出部によって検出された交換レンズのレンズ種別毎に、レンズ装着部に交換レンズが装着された装着累積時間をカウントして記憶部に記憶させ、設定メニュー変更部は、装着回数および撮影回数に加えて、装着累積時間に応じて設定メニューを変更することが好ましい。
設定メニュー変更部は、レンズ種別と装着累積時間とに応じて、設定メニューとして表示する表示用設定項目を変更することが好ましい。設定メニュー変更部は、レンズ種別と装着累積時間とに応じて、設定メニューとして表示する表示用設定項目の順序を変更することが好ましい。
設定メニュー変更部は、レンズ種別と装着累積時間とに応じて、設定メニューとして表示する表示用設定項目の数を変更することが好ましい。設定メニュー変更部は、装着回数または撮影回数のいずれか1つに比例する重み値を用いて重み付した装着累積時間を用いることが好ましい。
設定メニュー変更部は、レンズ種別検出部によって検出されたレンズ種別が特定のレンズ種別であって、特定のレンズ種別に対応する装着回数、装着累積時間、および撮影回数の少なくともいずれか1つが設定値以上である場合、設定メニューを変更することが好ましい。
設定メニュー変更部は、レンズ種別検出部によって検出されたレンズ種別が特定のレンズ種別であって、特定のレンズ種別である複数種類の交換レンズに対応する装着回数、装着累積時間、および撮影回数の少なくともいずれか1つの合計が設定値以上である場合に、設定メニューを変更することが好ましい。
設定メニュー変更部は、特定のレンズ種別である複数種類の交換レンズに対応する装着回数、装着累積時間、および撮影回数のいずれか2つ以上の合計が設定値以上である場合に、設定メニューを初期値にリセットし、制御部は、設定メニュー変更部によって設定メニューが初期値にリセットされた場合に、記憶部に記憶されたカウント数を初期値にリセットすることが好ましい。
装置本体または交換レンズに設けられた記憶部とは異なる履歴記憶部を備え、制御部は、設定メニュー変更部によって設定メニューが初期値にリセットされた場合に、記憶部に記憶されたカウント数を初期値にリセットし、かつレンズ種別毎に記憶したリセット前の装着回数、装着累積時間、および撮影部による撮影回数を履歴記憶部に記憶させることが好ましい。
位置情報を取得する位置情報取得部と、レンズ装着部に交換レンズが装着された際の装着時刻、レンズ装着部から交換レンズが取り外された際の装着解除時刻、および撮影部による撮影時刻を取得する時刻取得部とを備え、制御部は、交換レンズのレンズ種別毎に、装着時刻、装着解除時刻および撮影時刻において位置情報取得部で取得した位置情報と、装着時刻と、装着解除時刻と、撮影時刻とを関連付けて記憶部に記憶させることが好ましい。
制御部は、レンズ種別検出部によって検出されたレンズ種別が特定のレンズ種別であって、特定のレンズ種別に対応し、かつ位置情報取得部で取得した現在の位置情報および現在時刻の少なくとも一方と、記憶部に記憶された位置情報および撮影時刻とが一致する場合に、位置情報および撮影時刻と関連付けられた装着時刻および装着解除時刻を読み出してレンズ装着部に交換レンズが装着された装着累積時間を算出し、設定メニュー変更部は、装着回数、装着累積時間、および撮影回数の少なくともいずれか1つが設定値以上の場合、設定メニューを変更することが好ましい。
制御部は、レンズ種別検出部によって検出されたレンズ種別が特定のレンズ種別である複数種類の交換レンズに対応し、かつ位置情報取得部で取得した現在の位置情報および現在時刻の少なくとも一方と、記憶部に記憶された位置情報および撮影時刻とが一致する場合に、位置情報および撮影時刻と関連付けられた装着時刻および装着解除時刻を読み出してレンズ装着部に交換レンズが装着された装着累積時間を算出し、設定メニュー変更部は、装着回数、装着累積時間、および撮影回数の少なくともいずれか1つが設定値以上の場合、設定メニューを変更することが好ましい。
設定メニュー変更部は、装着回数、装着累積時間、および撮影回数の少なくともいずれか2つが設定値以上の場合、設定メニューを初期値にリセットし、制御部は、設定メニュー変更部によって設定メニューが初期値にリセットされた場合に、記憶部に記憶されたカウント数を初期値にリセットすることが好ましい。
装置本体または交換レンズに設けられた記憶部とは異なる履歴記憶部を備え、制御部は、設定メニュー変更部によって設定メニューが初期値にリセットされた場合に、記憶部に記憶されたカウント数を初期値にリセットし、かつレンズ種別毎に記憶したリセット前の装着回数、装着累積時間、および撮影回数を履歴記憶部に記憶させることが好ましい。
設定メニュー変更部は、レンズ種別検出部によって検出されたレンズ種別が特定のレンズ種別である複数種類の交換レンズに対応し、かつ位置情報取得部で取得した現在の位置情報、および現在時刻の少なくとも一方と、記憶部に記憶された位置情報、および撮影時刻が一致する場合における装着回数、装着累積時間、および撮影回数の全てが設定値未満の場合、履歴記憶部に記憶されたリセット前の装着回数、装着累積時間、および撮影回数に応じて設定メニューを変更することが好ましい。
設定メニュー変更部は、変倍レンズの移動により撮影光学系の焦点が可変であるズームレンズを特定のレンズ種別とすることが好ましい。設定メニュー変更部は、レンズ種別検出部によって検出されたレンズ種別がズームレンズであって、ズームレンズに対応する装着回数、装着累積時間、および撮影回数の少なくともいずれか1つが設定値以上である場合、設定メニューとして表示する表示用設定項目の数を初期値よりも少なくすることが好ましい。
設定メニュー変更部は、設定メニューとして表示する表示用設定項目の数を初期値よりも少なくする場合に、フォーカス設定項目、フラッシュ設定項目、動画設定項目の少なくともいずれか1つの表示用設定項目を削除することが好ましい。
設定メニュー変更部は、撮影光学系の焦点が固定された固定焦点レンズを特定のレンズ種別とすることが好ましい。設定メニュー変更部は、レンズ種別検出部によって検出されたレンズ種別が固定焦点レンズであって、固定焦点レンズである複数種類の交換レンズに対応する撮影回数の合計が一定回数以上である場合、設定メニューとして表示する表示用設定項目の数を初期値よりも多くすることが好ましい。
設定メニュー変更部は、広角レンズを特定のレンズ種別とする請求項21〜25のいずれか1項に記載の撮影装置。設定メニュー変更部は、レンズ種別検出部によって検出されたレンズ種別が広角レンズであって、広角レンズである複数種類の交換レンズに対応する装着回数、装着累積時間、および撮影回数の少なくともいずれか1つの合計が設定値以上である場合、設定メニューとして風景撮影に適した表示用設定項目を表示させることが好ましい。
設定メニュー変更部は、大口径レンズを特定のレンズ種別とすることが好ましい。設定メニュー変更部は、レンズ種別検出部によって検出されたレンズ種別が大口径レンズであって、大口径レンズである複数種類の交換レンズに対応する装着回数、装着累積時間、および撮影回数の少なくともいずれか1つの合計が設定値以上である場合、設定メニューとして夜景撮影またはポートレート撮影に適した表示用設定項目を表示させることが好ましい。
本発明の交換レンズは、撮影装置のレンズ装着部に装着され、記憶部が設けられている。
本発明の撮影装置の制御方法は、レンズ装着部に装着された交換レンズのレンズ種別を検出するステップと、交換レンズのレンズ種別毎に、レンズ装着部に装着された装着回数、およびレンズ装着部に交換レンズが装着された状態で撮影を行う撮影回数をカウントするステップと、装着回数および撮影回数を記憶させるステップと、撮影機能を設定可能とする設定メニューを表示するステップと、レンズ装着部に交換レンズが装着された場合に、レンズ種別と、レンズ種別に対応する装着回数および撮影回数とに応じて、設定メニューを変更するステップとを行う。
本発明によれば、ユーザーの使用状況に合わせて設定メニューの表示内容を適切に変更することができる。
レンズ交換式デジタルカメラの正面側外観斜視図である。 交換レンズおよびカメラ本体の外観斜視図である。 レンズ交換式デジタルカメラの背面側外観斜視図である。 レンズ交換式デジタルカメラの構成を示すブロック図である。 設定メニューの一例を示す表示画面の説明図である。 設定メニューで画質モードの表示用設定項目を選択した場合の選択候補一覧を示す表示画面の説明図である。 設定メニューで顔検出/瞳AF設定の表示用設定項目を選択した場合の選択候補一覧を示す表示画面の説明図である。 設定メニューでセルフタイマーの表示用設定項目を選択した場合の選択候補一覧を示す表示画面の説明図である。 設定メニューでシャッタ方式の表示用設定項目を選択した場合の選択候補一覧を示す表示画面の説明図である。 設定メニューで感度AUTO設定の表示用設定項目を選択した場合の選択候補一覧を示す表示画面の説明図である。 設定メニューでフラッシュモードの表示用設定項目を選択した場合の選択候補一覧を示す表示画面の説明図である。 設定メニューで動画モードの表示用設定項目を選択した場合の選択候補一覧を示す表示画面の説明図である。 設定メニューの別の例を示す表示画面の説明図である。 本体側記憶部にレンズ種別毎の装着回数および撮影回数をカウントして記憶する構成を説明する概略図である。 設定モード下で設定メニューを表示する際の処理を説明するフローチャートである。 第2実施形態の本体側記憶部にレンズ種別毎の装着回数および撮影回数をカウントして記憶する構成を説明する概略図である。 第2実施形態の設定モード下で設定メニューを表示する際の処理を説明するフローチャートである。 第3実施形態の本体側記憶部にレンズ種別毎の装着回数および撮影回数をカウントして記憶する構成を説明する概略図である。 第3実施形態の設定モード下で設定メニューを表示する際の処理を説明するフローチャートである。 第4実施形態のレンズ交換式デジタルカメラの構成を示すブロック図である。 第4実施形態の設定モード下で設定メニューを表示する際の処理を説明するフローチャートである。 第5実施形態のレンズ交換式デジタルカメラの構成を示すブロック図である。 第5実施形態の本体側記憶部にレンズ種別毎の装着回数および撮影回数をカウントして記憶する構成を説明する概略図である。 第5実施形態の設定モード下で設定メニューを表示する際の処理を説明するフローチャートである。 第6実施形態の設定モード下で設定メニューを表示する際の処理を説明するフローチャートである。 第6実施形態の変形例の設定モード下で設定メニューを表示する際の処理を説明するフローチャートである。
[第1実施形態]
図1および図2において、レンズ交換式デジタルカメラ(以下、カメラと称する)10は、カメラ本体11と、交換レンズ12とを備える。カメラ10は、いわゆるミラーレス一眼タイプのデジタルカメラである。交換レンズ12としては、後述するように、標準レンズや、広角レンズ、望遠レンズなど複数種類のものが存在する。
カメラ本体11は、その上面に電源レバー13、レリーズスイッチ14、露出補正ダイヤル15、シャッタスピード/ISO感度ダイヤル16、ホットシュー17などを備える。レリーズスイッチ14は、いわゆる「半押し」と「全押し」とを可能とする2段ストローク式のスイッチである。レリーズスイッチ14は、半押しされることによってS1オンの信号を出力し、半押しから更に押し込む全押しが行われることによってS2オンの信号を出力する。カメラ10は、レリーズスイッチ14からS1オン信号が出力されると自動焦点調節(AF(Auto Focus)処理)や自動露出制御などの撮影準備処理を実行し、S2オン信号が出力されると撮影処理を実行する。
ホットシュー17は、外付けフラッシュ装置18(図3参照)を装着するための装着部である。ホットシュー17に外付けフラッシュ装置18を装着することにより、カメラ10と外付けフラッシュ装置18とが電気的に接続される。
カメラ本体11の前面には、マウント19と、光学ファインダ窓20とが設けられている。マウント19は、本発明のレンズ装着部に相当し、複数種類の交換レンズ12が選択的に装着される。交換レンズ12が取り付けられるマウント19の内部には、交換レンズ12と電気的に接続するためのボディ側信号接点19Aと、固体撮像素子21とが設けられている。
図3に示すように、カメラ本体11の背面には、背面表示部22と、複数の操作ボタン23と、ファインダ接眼部24などが設けられている。背面表示部22は、ライブビュー画像の表示、撮影済み画像の再生、および設定メニューの表示などに用いられるメニュー表示部である。複数の操作ボタン23は、各種設定操作などに用いられる。背面表示部22は、例えばLCDパネルで構成されている。ファインダ接眼部24は、光学ファインダ窓20を通した像を用いる光学ファインダと、固体撮像素子21により撮像した画像を用いる電子ファインダとに切り換え可能である。電子ファインダに切り換えられた場合には、ファインダ接眼部24の奥に配置したLCDからなるEVF(Electronic View Finder)パネル59(図4参照)に、固体撮像素子21で撮像したライブビュー画像が表示される。
図2に示すように、交換レンズ12は、鏡筒部25、撮影光学系26、フォーカスリング27、絞り操作リング28、ズームリング29、レンズマウント30などを備える。鏡筒部25は、円筒形状で内部に撮影光学系26を収納し、後端にレンズマウント30が設けられている。撮影光学系26は、交換レンズ12がカメラ本体11に装着された場合、固体撮像素子21に被写体光を結像する。固体撮像素子21は、交換レンズ12から射出された光を撮像する撮像部である。
レンズマウント30は、カメラ本体11のマウント19に着脱自在に結合される。レンズマウント30には、レンズ側信号接点30Aが設けられている。レンズ側信号接点30Aは、交換レンズ12のレンズマウント30がカメラ本体11のマウントに結合された際にボディ側信号接点19Aと接触し、交換レンズ12とカメラ本体11とを電気的に接続する。
図4に示すように、交換レンズ12は、撮影光学系26、フォーカスリング27、絞り操作リング28などの他、レンズ制御部31、モータドライバ32,モータ33,34、レンズ側記憶部35、ズーム機構36、およびセンサ37,38などを備える。レンズ側記憶部35は、例えばEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)などの不揮発性メモリから構成される。レンズ側記憶部35には、交換レンズ12のレンズ種別とレンズID(Identification Data)とが記憶されている。なお、これに限らず、レンズIDの中にレンズ種別の情報が含まれるようにしてもよい。
レンズ制御部31は、CPU(Central Processing Unit)と、このCPUで使用されるプログラムやパラメータを記憶したROM(Read Only Memory)と、CPUのワークメモリとして使用されるRAM(Random Access Memory)(いずれも図示せず)などを備えたマイクロコンピュータからなり、交換レンズ12の各部を制御する。レンズ制御部31には、モータドライバ32、レンズ側記憶部35、およびセンサ37,38が接続されている。
撮影光学系26は、フォーカスレンズ39、変倍レンズ40を含む複数のレンズ、絞りユニット41などを備える。フォーカスレンズ39は、モータ33の駆動により光軸Lの方向に移動し、撮影距離を調節する。絞りユニット41は、モータ34の駆動により複数枚の絞り羽根41aを移動させ、固体撮像素子21への入射光量を変化させる。モータドライバ32は、レンズ制御部31の制御に基づき、モータ33,34の駆動を制御する。
ズーム機構36は、ズームリング29の回転動作を直線移動に変換して変倍レンズ40を移動させるマニュアルズーム機構である。変倍レンズ40は、ズーム機構36の駆動により光軸L方向に移動し、画角を変更する。
カメラ本体11は、上述したレリーズスイッチ14、固体撮像素子21、背面表示部22、およびEVFパネル59の他、本体制御部50、シャッタユニット51、モータドライバ52、画像メモリ53、画像データ処理部54、AF処理部55、LCDドライバ56、およびカードI/F(Interface)57、本体側記憶部58などを有し、これらはバスライン60により接続されている。
本体制御部50は、本発明の制御部に相当し、CPUと、このCPUで使用されるプログラムやパラメータを記憶したROMと、CPUのワークメモリとして使用されるRAM(いずれも図示せず)などを備えている。本体制御部50は、カメラ本体11と、カメラ本体11に接続された交換レンズ12の各部を制御する。本体制御部50には、レリーズスイッチ14からS1信号およびS2信号が入力される。また、本体制御部50には、ボディ側信号接点19Aが接続されている。
本体制御部50は、レンズ制御部31が検出するフォーカスリング27の回転方向および回転量の情報に応じてフォーカスレンズ39を移動させる制御信号をレンズ制御部31に送信する。レンズ制御部31は、制御信号に基づいてモータドライバ32を制御し、フォーカスレンズ39を移動させる。
本体制御部50は、レンズ制御部31が検出する絞り操作リング28の回転位置の情報に応じて絞りユニット41を動作させ、絞り径を変更するための制御信号をレンズ制御部31に送信する。レンズ制御部31は、本体制御部50からの制御信号に基づいてモータドライバ32を制御し、絞り操作リング28の回転位置に対応する絞り値が得られるように絞りユニット41の絞り径を制御する。
シャッタユニット51は、いわゆるフォーカルプレーンシャッターであり、マウント19と固体撮像素子21との間に配置されている。シャッタユニット51は、撮影光学系26と固体撮像素子21との間の光路を遮断可能に設けられており、開口状態と閉口状態との間で変化する。シャッタユニット51は、ライブビュー画像および動画撮影時に開口状態とされる。シャッタユニット51は、静止画撮影時には、開口状態から一時的に閉口状態になる。このシャッタユニット51は、シャッタモータ61により駆動される。モータドライバ52は、シャッタモータ61の駆動を制御する。
固体撮像素子21は、本体制御部50により駆動制御される。固体撮像素子21は、シャッタユニット51、画像データ処理部54などとともに撮影部を構成する。撮影部は、マウント19に交換レンズ12が装着された状態で撮影を行う。固体撮像素子21は、例えば、CMOS型イメージセンサであり、2次元マトリクス状に配列された複数の画素(図示せず)により構成された受光面を有している。各画素は、光電変換素子を含んでおり、交換レンズ12により受光面に結像された被写体像を光電変換して撮像信号を生成する。また、固体撮像素子21は、電子シャッタ機能を有しており、シャッタ速度(電荷蓄積時間)が調整可能である。
また、固体撮像素子21は、ノイズ除去回路、オートゲインコントローラ、A/D変換回路等の信号処理回路(いずれも図示せず)を備える。ノイズ除去回路は、撮像信号にノイズ除去処理を施す。オートゲインコントローラは、撮像信号のレベルを最適な値に増幅する。A/D変換回路は、撮像信号をデジタル信号に変換して固体撮像素子21からバスライン60に出力する。固体撮像素子21の出力信号は、画素ごとに1つの色信号を有する画像データ(いわゆるRAWデータ)である。
画像メモリ53は、バスライン60に出力された1フレーム分の画像データを格納する。画像データ処理部54は、画像メモリ53から1フレーム分の画像データを読み出し、マトリクス演算、デモザイク処理、γ補正、輝度・色差変換、リサイズ処理などの公知の画像処理を施す。
LCDドライバ56は、画像データ処理部54で画像処理された1フレーム分の画像データを順次に背面表示部22に入力する。背面表示部22は、ライブビュー画像を一定の周期で順次に表示する。カードI/F57は、カメラ本体11に設けられたカードスロット(図示せず)内に組み込まれており、カードスロットに挿入されたメモリカード62と電気的に接続する。カードI/F57は、画像データ処理部54で画像処理された画像データをメモリカード62に格納する。また、メモリカード62に格納されている画像データを再生表示する際には、カードI/F57は、メモリカード62から画像データを読み出す。
操作ボタン23の操作により設定モードが選択された場合、本体制御部50は、LCDドライバ56を駆動制御して背面表示部22に設定メニューを表示させる。この設定メニューは、固体撮像素子21、シャッタユニット51、画像データ処理部54などからなる撮影部の撮影機能を設定可能とする。設定メニューには、本体制御部50が後述する設定メニュー変更部として機能した場合、複数の設定項目からユーザーの使用状況に合わせて選択された複数の表示用設定項目が表示される。
図5は、背面表示部22に表示される設定メニューの一例であり、初心者向けの基本メニューM1を示している。この基本メニューM1では、画質モード、顔検出/瞳AF設定、セルフタイマー、シャッタ方式、感度AUTO設定、フラッシュモード、動画モードなどの複数の表示用設定項目が表示される。
ユーザーが基本メニューM1に基づき、撮影機能を設定する場合、例えば、操作ボタン23を操作することにより複数の表示用設定項目から、1つの表示用設定項目を選択する。図5に示す例では、網掛け表示された画質モードの表示用設定項目が選択される。
画質モードの表示用設定項目が選択された場合、図6に示すように、FINE、NORMAL、FINE+RAW、NORMAL+RAW、RAWなどの選択候補からなる画質モードの選択候補一覧が表示される。操作ボタン23を操作することにより、この選択候補一覧から画質モードの設定が選択される。この選択候補一覧において、FINEは、NORMALよりもデータの圧縮率が低い画像を取得する高画質のモードである。RAWは、データを圧縮せずに画像を記録するため、FINEよりもさらに高画質のモードである。また、FINE+RAWは、FINEとRAWの両方の画像を取得し、NORMAL+RAWは、NORMALとRAWの両方の画像を記録するモードである。
顔検出/瞳AF設定の表示用設定項目が選択された場合、図7に示すように、顔検出ON/瞳AF_OFF、顔検出ON/瞳AF_ON、顔検出OFF/瞳AF_OFFなどの選択候補からなる顔検出/瞳AF設定の選択候補一覧が表示される。選択候補一覧から、顔検出ON/瞳AF_OFFを選択すると、人物の顔を検出し、顔にピントを合わせることができる。また、顔検出ON/瞳AF_ONを選択すると、人物の顔を検出し、目の位置にピントを合わせることができる。顔検出OFF/瞳AF_OFFを選択すると、顔検出を行わない。
セルフタイマーの表示用設定項目が選択された場合、図8に示すように、OFF、2S、10Sなどの選択候補からなるセルフタイマーの選択候補一覧が表示される。選択候補一覧から、OFFを選択するとセルフタイマーを使用しない。一方、2Sまたは10Sを選択するとレリーズスイッチ14を全押ししてから2秒後または10秒後に撮影を行うセルフタイマーを使用することができる。
また、シャッタ方式の表示用設定項目が選択された場合、図9に示すように、MS、ES、MS+ESなどの選択候補からなるシャッタ方式の選択候補一覧が表示される。選択候補一覧から、MSを選択するとシャッタユニット51によるメカシャッタで撮影を行うことができ、ESを選択すると、電子シャッタで撮影を行うことができる。また、MS+ESを選択すると、メカシャッタと電子シャッタのうち、例えば、シャッタスピードに適した一方が自動的に選択された状態で撮影を行うことができる。
感度AUTO設定の表示用設定項目が選択された場合、図10に示すように、AUTO1〜AUTO3からなる感度AUTO設定の選択候補一覧が表示される。この感度AUTO設定は、シャッタスピード/ISO感度ダイヤル16の操作によりISO感度の設定をAUTOに合わせた場合の上限ISO感度の設定である。この例では、AUTO1がISO800、AUTO2がISO1600、AUTO3がISO3200となっている。ISO感度の設定をAUTOに合わせた場合、感度AUTO設定で選択された上限ISO感度以下の範囲内で固体撮像素子21の感度が自動的に調節される。
フラッシュモードの表示用設定項目が選択された場合、図11に示すように、AUTO、強制発光、スローシンクロ、後幕シンクロ、コマンダー、発光禁止などのフラッシュモードの選択候補一覧が表示される。なお、カメラ10では、内蔵ストロボを備えていないため、ホットシュー17に外付けフラッシュ装置18が装着された場合に、フラッシュモードが選択可能となる。
選択候補一覧からAUTOを選択すると、図示しない測光センサにより被写体が暗いと判断した場合にフラッシュが自動的に発光する。一方、強制発光を選択すると、周囲の明るさに関わらず、強制的にフラッシュが発光する。また、スローシンクロを選択すると、シャッタスピードを遅く、且つシャッタにフラッシュを同期させて発光する。後幕シンクロを選択すると、シャッタが閉じる直前にフラッシュを発光させる。また、発光禁止が選択された場合、周囲の明るさに関わらず、フラッシュを発光させない。
動画モードの表示用設定項目が選択された場合、図12に示すように、FULLHD60fps、FULLHd30fps、HD60fps、HD30fpsなどの動画モードの選択候補一覧が表示される。選択候補一覧からFULLHD60fpsが選択された場合、フレームレートが60fps(1秒間あたりのフレーム数が60)のフルハイビジョン動画を撮影するモードである。同様に、FULLHD30fpsはフレームレートが30fpsのフルハイビジョンの動画を、HD60fpsはフレームレートが60fpsのハイビジョン動画を、HD30fpsはフレームレートが30fpsのハイビジョン動画を撮影するモードである。
また、図13は、背面表示部22に表示される設定メニューの別の一例であり、上級者向けの詳細メニューM2を示している。この詳細メニューM2では、画像サイズ、画質モード、記録方式、フィルムシミュレーション、ダイナミックレンジ、ホワイトバランス、ハイライトゾーンなどの複数の表示用設定項目が表示される。なお、図13に示す表示用設定項目は、詳細メニューM2の一部分であり、例えば画質に関する設定項目のみが表示されている。詳細メニューM2は、例えば、複数ページから構成され、各ページに複数の表示用設定項目が表示される。また、この場合、操作ボタン23により詳細メニューM2のページを切り換えることができる。なお、詳細メニューとしては、上述した画質に関する設定項目の他に、例えば、フォーカス、ブラケティング、自動調光に関する設定項目がある。
図14に示すように、本体制御部50は、マウント19に装着された交換レンズ12のレンズ種別を検出するレンズ種別検出部として機能する。具体的には、本体制御部50は、マウント19に交換レンズ12が装着された場合、交換レンズ12のレンズ側記憶部35から、信号接点19A,30Aおよびレンズ制御部31を介して交換レンズ12のレンズ種別を取得する。
本体制御部50は、レンズ側記憶部35から取得された交換レンズ12のレンズ種別毎に、交換レンズ12がマウント19に装着された装着回数、および撮影部による撮影回数をカウントして本体側記憶部58に記憶させる。本体側記憶部58は、例えば、レンズ側記憶部35と同様の不揮発性メモリから構成される。
図14に示す例では、標準レンズ、広角レンズ、望遠レンズなどのレンズ種別を取得し、これらのレンズ種別毎に、装着回数、および撮影回数をカウントして本体側記憶部58に記憶されている。
さらに、本体制御部50は、設定メニュー変更部として機能する。具体的には、本体制御部50は、マウント19に交換レンズ12が装着された場合に、レンズ側記憶部35から取得された交換レンズ12のレンズ種別と、本体側記憶部58に記憶された装着回数および撮影回数のうちの交換レンズ12のレンズ種別に対応する装着回数および撮影回数とに応じて、設定メニューを変更する。
本体制御部50は、レンズ側記憶部35から取得されたレンズ種別が特定のレンズ種別である場合に設定メニューを変更する。本実施形態では、標準レンズを特定のレンズ種別として検出する。標準レンズとは、本実施形態の交換レンズ12のように、撮影光学系の焦点が可変であるズームレンズであって、且つカメラ本体11とセットで販売されるような標準的なズームレンズである。
本実施形態では、本体制御部50は、レンズ側記憶部35から取得されたレンズ種別が標準レンズである場合に、上述した本体側記憶部58から読み出した装着回数に対して、撮影回数に比例する重み値で重み付けする。そして、この重み付けした装着回数に応じて設定メニューを変更する。具体的には、重み付けした装着回数が設定値以上の場合、設定メニューを変更するものであり、さらに具体的には、上述した詳細メニューM2から基本メニューM1へ変更する。すなわち、本体制御部50は、設定メニューとして表示する表示用設定項目を変更する。
交換レンズ12のレンズ種別と、交換レンズ12のレンズ種別に対応する装着回数および撮影回数とに応じて、設定メニューを変更する処理手順について、図15に示すフローチャートに沿って説明する。なお、この図15に示す例では、交換レンズ12が装着される前は、設定メニューとして詳細メニューM2が表示される初期設定となっている。
カメラ10が設定モード下で、カメラ本体11に交換レンズ12が装着状態の場合(S11でY)、本体制御部50は、装着された交換レンズ12のレンズ側記憶部35からレンズ種別を取得し、交換レンズ12のレンズ種別を検出する(S12)。
次に検出されたレンズ種別が標準レンズであるか否かを判定する(S13)。レンズ種別が標準レンズである場合(S13でY)、本体側記憶部58から標準レンズに対応する装着回数および撮影回数を読み出す(S14)。なお、レンズ種別が標準レンズではない場合(S13でN)、設定メニューを変更しない。すなわち、詳細メニューM2を表示する(S17)。
S14で読み出された装着回数および撮影回数に基づき、撮影回数に比例する重み値に基づいて装着回数を重み付けする(S15)。S15で重み付けした装着回数が設定値以上の場合(S16でY)、設定メニューを変更する。本実施形態では、初期設定として表示されていた詳細メニューM2から基本メニューM1に設定メニューを変更する(S18)。一方、S15で重み付けした装着回数が設定値未満の場合(S16でN)、設定メニューを変更しない(S17)。
カメラ10を使用するユーザーのうち、特に初心者のユーザーやカメラ10を購入して間もないユーザーなどは、標準レンズを使用することが多いため、初心者向けの基本メニューM1が適している。これにより、カメラ10は、ユーザーの使用状況に合わせた適正な設定メニューを表示することができる。
また、撮影回数に比例する重み値で重み付けした装着回数に応じて設定メニューを変更しているので、より精度の高い判断でユーザーの使用状況に合わせた設定メニューを表示することができる。なお、本実施形態では、本体側記憶部58から読み出した装着回数に対して、撮影回数に比例する重み値で重み付けしているが、これに限らず、本体側記憶部58から読み出した撮影回数に対して、装着回数に比例する重み値で重み付けしてもよい。この場合、重み付けした撮影回数が設定値以上の場合、設定メニューを変更する。
上記第1実施形態では、レンズ側記憶部35から取得された交換レンズ12のレンズ種別と、本体側記憶部58に記憶された装着回数および撮影回数のうちの交換レンズ12のレンズ種別に対応する装着回数および撮影回数とに応じて、設定メニューを詳細メニューから基本メニューに変更している。すなわち、設定メニューとして表示する表示用設定項目を変更しているが、これに限るものではなく、表示用設定項目の順序を変更してもよい。例えば、特定のレンズ種別が標準レンズであり、重み付けした装着回数または重み付した撮影回数が設定値以上の場合、初心者向けの表示用設定項目を変更前の設定メニューよりも上の位置にする。
あるいは、設定メニューとして表示する表示用設定項目の数を変更してもよい。例えば、レンズ側記憶部35から取得されたレンズ種別が特定のレンズ種別である標準レンズであり、重み付けした装着回数または重み付した撮影回数が設定値以上の場合、初心者向けではない表示用設定項目を変更前の設定メニューから削除する。このように設定メニューとして表示する表示用設定項目の数を初期値よりも少なくする場合、フォーカス設定項目、フラッシュ設定項目、動画設定項目の少なくともいずれか1つの表示用設定項目を削除することが好ましい。
[第2実施形態]
上記第1実施形態では、特定のレンズ種別として1種類の交換レンズ12を対象とし、レンズ側記憶部35から取得されたレンズ種別が特定のレンズ種別である場合、交換レンズ12のレンズ種別に対応する装着回数および撮影回数に応じて、設定メニューを変更する例を上げているが、これに限るものでは無く、以下で説明する第2実施形態では、特定のレンズ種別である複数種類の交換レンズ12を対象とし、レンズ側記憶部35から取得されたレンズ種別が特定のレンズ種別である場合、特定のレンズ種別である複数種類の交換レンズ12に対応する装着回数および撮影回数の合計に応じて、設定メニューを変更する。
第2実施形態では、図16に示すように、特定のレンズ種別として固定焦点レンズを対象としている。固定焦点レンズとは、変倍レンズおよびズーム機構を持たず、撮影光学系の焦点距離が固定された交換レンズ12である。また、レンズ側記憶部35には、レンズ種別とレンズIDとが記憶されている。本体制御部50は、マウント19に交換レンズ12が装着された場合に、レンズ側記憶部35から交換レンズ12のレンズ種別とレンズIDとを取得する。
本体制御部50は、レンズ側記憶部35から取得された交換レンズ12のレンズ種別およびレンズID毎に、交換レンズ12がマウント19に装着された装着回数、および撮影部による撮影回数をカウントして本体側記憶部58に記憶させる。図16に示す例では、ズーレンズ、固定焦点レンズなどのレンズ種別と、レンズIDとを取得し、装着回数、および撮影回数が本体側記憶部58に記憶されている。また、レンズIDがA001のズームレンズ、レンズIDがB001〜B003の固定焦点レンズについて、装着回数、および撮影回数が本体側記憶部58に記憶されている。
本体制御部50は、レンズ側記憶部35から取得されたレンズ種別が固定焦点レンズである場合に、本体側記憶部58から固定焦点レンズである複数種類の交換レンズ12に対応する装着回数および撮影回数を読み出す。そして、本体制御部50は、上述した本体側記憶部58から読み出した装着回数の合計に対して、撮影回数の合計に比例する重み値で重み付けする。そして、この重み付けした装着回数の合計に応じて設定メニューを変更する。具体的には、重み付けした装着回数の合計が設定値以上の場合、設定メニューを変更するものであり、さらに具体的には、上述した基本メニューM1から詳細メニューM2へ変更する。
検出された交換レンズ12が特定のレンズ種別である場合、特定のレンズ種別である複数種類の交換レンズ12に対応する装着回数および撮影回数の合計に応じて、設定メニューを変更する処理手順について、図17に示すフローチャートに沿って説明する。なお、この図17に示す例では、交換レンズ12が装着される前は、設定メニューとして基本メニューM1が表示される初期設定となっている。
カメラ10が設定モード下で、カメラ本体11に交換レンズ12が装着状態の場合(S21でY)、本体制御部50は、装着された交換レンズ12のレンズ側記憶部35から交換レンズ12のレンズ種別およびレンズIDを検出する(S22)。
次に検出されたレンズ種別が固定焦点レンズであるか否かを判定する(S23)。レンズ種別が固定焦点レンズである場合(S23でY)、本体側記憶部58から複数種類の固定焦点レンズに対応する装着回数および撮影回数を読み出す(S24)。図16に示す例では、B001〜B003の固定焦点レンズについて、装着回数、および撮影回数を読み出す。なお、レンズ種別が固定焦点レンズではない場合(S23でN)、設定メニューを変更しない(S27)。
S24で読み出された装着回数および撮影回数に基づき、撮影回数の合計に比例する重み値に基づいて装着回数の合計を重み付けする(S25)。S25で重み付けした装着回数の合計が設定値以上の場合(S26でY)、設定メニューを変更する。本実施形態では、初期設定として表示されていた基本メニューM1から詳細メニューM2に設定メニューを変更する(S28)。一方、S25で重み付けした装着回数の合計が設定値未満の場合(S26でN)、設定メニューを変更しない(S27)。
カメラ10を使用するユーザーのうち、上級者といわれるユーザーなどは、被写体に応じて固定焦点レンズを交換して使用することが多いため、上級者向けの詳細メニューM2が適している。これにより、カメラ10は、ユーザーの使用状況に合わせた適正な設定メニューを表示することができる。
上記第2実施形態では、レンズ側記憶部35から取得された種別が特定のレンズ種別である固定焦点レンズであり、本体側記憶部58から読み出され、固定焦点レンズである複数種類の交換レンズ12に対応する装着回数および撮影回数に応じて、設定メニューを基本メニューから詳細メニューに変更しているが、これに限るものではなく、表示用設定項目の順序を変更してもよい。例えば、特定のレンズ種別が固定焦点レンズであり、重み付けした装着回数の合計が設定値以上の場合、上級者向けの表示用設定項目を変更前の設定メニューよりも上の位置にする。
あるいは、設定メニューとして表示する表示用設定項目の数を変更してもよい。例えば、レンズ側記憶部35から取得されたレンズ種別が特定のレンズ種別である固定焦点レンズであり、重み付けした装着回数の合計が設定値以上の場合、上級者向けの表示用設定項目を変更前の設定メニューに対して追加する。すなわち、設定メニューとして表示する表示用設定項目の数を初期値よりも多くする。
上記第2実施形態では、本体側記憶部58から読み出した装着回数の合計に対して、撮影回数の合計に比例する重み値で重み付けしているが、これに限らず、本体側記憶部58から読み出した撮影回数の合計に対して、装着回数の合計に比例する重み値で重み付けしてもよい。この場合、重み付けした撮影回数が設定値以上の場合、設定メニューを変更する。
[第3実施形態]
上記第1および第2実施形態では、特定のレンズ種別または特定のレンズ種別である複数種類の交換レンズに対応する装着回数および撮影回数に応じて、設定メニューを変更する例を上げているが、以下で説明する第3実施形態では、装着回数および撮影回数に加えて、装着累積時間をカウントし、装着回数、装着累積時間、および撮影回数に応じて設定メニューを変更する。
第3実施形態では、図18に示すように、本体制御部50は、タイマ50Aを有する。これにより、本体制御部50は、レンズ側記憶部35から取得された交換レンズ12のレンズ種別毎に、マウント19に交換レンズ12が装着された装着累積時間をカウントして本体側記憶部58に記憶させる。なお、本体制御部50が交換レンズ12のレンズ種別毎に、装着回数、および撮影部による撮影回数をカウントして本体側記憶部58に記憶させる点については、上記第1実施形態と同様である。
本実施形態では、本体制御部50は、レンズ側記憶部35から取得されたレンズ種別が特定のレンズ種別である標準レンズの場合に、本体側記憶部58から標準レンズに対応する装着回数、撮影回数、および装着累積時間を読み出す。そして、読み出した装着回数、装着累積時間、および撮影回数の少なくともいずれか1つが設定値以上の場合、設定メニューを変更する。具体的には、読み出した装着回数、装着累積時間、および撮影回数の少なくともいずれか1つが設定値以上の場合、上述した詳細メニューM2から基本メニューM1へ変更する。
交換レンズ12のレンズ種別と、交換レンズ12のレンズ種別に対応する装着回数、撮影回数、および装着累積時間とに応じて、設定メニューを変更する処理手順について、図19に示すフローチャートに沿って説明する。なお、この図19に示す例では、交換レンズ12が装着される前は、設定メニューとして詳細メニューM2が表示される初期設定となっている。
カメラ10が設定モード下で、カメラ本体11に交換レンズ12が装着状態の場合(S31でY)、本体制御部50は、装着された交換レンズ12のレンズ側記憶部35からレンズ種別を取得し、交換レンズ12のレンズ種別を検出する(S32)。
次に検出されたレンズ種別が標準レンズであるか否かを判定する(S33)。レンズ種別が標準レンズである場合(S33でY)、本体側記憶部から標準レンズに対応する装着回数、装着累積時間、および撮影回数を読み出す(S34)。なお、レンズ種別が標準レンズではない場合(S33でN)、設定メニューを変更しない(S36)。
S34で読み出された装着回数、装着累積時間、および撮影回数の少なくともいずれか1つが設定値以上の場合(S35でY)、設定メニューを変更する。本実施形態では、初期設定として表示されていた詳細メニューM2から基本メニューM1に設定メニューを変更する(S37)。一方、S34で読み出された装着回数、装着累積時間、および撮影回数の全てが設定値未満の場合(S35でN)、設定メニューを変更しない(S36)。
装着回数、撮影回数に加えて、装着累積時間によって、設定メニューの変更を判断しているため、上記第1および第2実施形態よりも精度の高い判断でユーザーの使用状況に合わせた設定メニューを表示することができる。
上記第3実施形態では、装着回数、撮影回数、および装着累積時間の少なくともいずれか1つが設定値以上の場合設定メニューを変更しているが、これに限るものではなく、例えば、本体側記憶部58から読み出した装着累積時間に対して、装着回数、撮影回数のいずれか一方に比例する重み値で重み付けしてもよい。この場合、重み付けした装着累積時間が設定値以上の場合、設定メニューを変更する。また、特定のレンズ種別と、特定のレンズ種別に対応する装着累積時間とに応じて行う設定メニューの変更では、上記第1実施形態と同様に、設定メニューとして表示する表示用設定項目を変更すること、あるいは、設定メニューとして表示する表示用設定項目の順序を変更すること、設定メニューとして表示する表示用設定項目の数を変更することなどが好ましい。
上記第3実施形態では、特定のレンズ種別である1種類の交換レンズ12を対象とし、検出された交換レンズ12が特定のレンズ種別である場合、交換レンズ12のレンズ種別に対応する装着回数、撮影回数、および装着累積時間に応じて、設定メニューを変更する例を上げているが、これに限るものでは無く、第2実施形態と同様に、特定のレンズ種別である複数種類の交換レンズを対象とし、検出された交換レンズ12が特定のレンズ種別である場合、特定のレンズ種別である複数種類の交換レンズ12に対応する装着回数、撮影回数、および装着累積時間の合計に応じて、設定メニューを変更してもよい。この場合、例えば装着回数、撮影回数、および装着累積時間の少なくとも1つの合計が設定値以上の場合、設定メニューを変更する。
あるいは、本体側記憶部58から読み出した装着累積時間の合計に対して、装着回数、撮影回数のいずれか一方の合計に比例する重み値で重み付けしてもよい。この場合、重み付けした装着累積時間の合計が設定値以上の場合、設定メニューを変更する。
[第4実施形態]
上記第3実施形態では、装着回数、装着累積時間、および撮影回数に応じて設定メニューを変更する例を上げているが、以下で説明する第4実施形態では、単に設定メニューを変更するのではなく、装着回数、装着累積時間、および撮影回数に応じて設定メニューを初期値に戻す。図20に示すように、本実施形態のカメラ本体71では、レンズ側記憶部35および本体側記憶部58とは異なる履歴記憶部72を備える。なお、第1〜第3実施形態と同一構成部品には同一符号を付して重複した説明を省略している。
本実施形態では、本体制御部50は、上記第2実施形態と同様に特定のレンズ種別である複数種類の交換レンズ12を対象とし、且つ上記第3実施形態と同様に、装着回数、撮影回数、および装着累積時間をカウントして本体側記憶部58に記憶する。そして、本体制御部50は、特定のレンズ種別である複数種類の交換レンズ12に対応する装着回数、装着累積時間、および撮影回数のいずれか2つ以上の合計が設定値以上である場合に、設定メニューを初期値にリセットする。また、特定のレンズ種別として固定焦点レンズを対象としている。
さらに、本体制御部50は、設定メニュー変更部として設定メニューが初期値にリセットされた場合に、本体側記憶部58に記憶されたカウント数を初期値にリセットし、かつレンズ種別毎に記憶されたリセット前の装着回数、装着累積時間、および撮影部による撮影回数を履歴記憶部72に記憶させる。
交換レンズ12のレンズ種別と、特定のレンズ種別である複数種類の交換レンズ12に対応する装着回数、撮影回数、および装着累積時間とに応じて、設定メニューを初期値に戻す処理手順について、図21に示すフローチャートに沿って説明する。なお、この図21に示す例では、設定メニューがリセットされる前、基本メニューM1が初期値となっている。
カメラ10が設定モード下で、カメラ本体11に交換レンズ12が装着状態の場合(S41でY)、本体制御部50は、装着された交換レンズ12のレンズ側記憶部35からレンズ種別を取得し、交換レンズ12のレンズ種別を検出する(S42)。
次に検出されたレンズ種別が固定焦点レンズであるか否かを判定する(S43)。レンズ種別が固定焦点レンズである場合(S43でY)、本体側記憶部58から複数種類の固定焦点レンズに対応する装着回数、撮影回数、および装着累積時間を読み出す(S44)。なお、レンズ種別が固定焦点レンズではない場合(S43でN)、設定メニューを変更しない(S45)。
S44で読み出された装着回数、装着累積時間、および撮影回数のいずれか2つ以上の合計が設定値以上の場合(S45でY)、設定メニューを初期値にリセットする(S46)。本実施形態では、初期値に設定された基本メニューM1に設定メニューを戻す。一方、S44で読み出された装着回数、装着累積時間、および撮影回数のいずれか2つ以上の合計が設定値未満の場合(S45でN)、上記第1〜第3実施形態と同様の処理を行い、装着回数、装着累積時間、および撮影回数に応じて設定メニューを変更する(S47)。
設定メニューをリセットした場合(S46)、本体側記憶部58に記憶された装着回数、装着累積時間、および撮影回数もリセットする(S48)。さらに、レンズ種別毎に記憶されたリセット前の装着回数、装着累積時間、および撮影部による撮影回数を履歴記憶部72に記憶させる(S49)。
特定のレンズ種別である複数種類の交換レンズ12を対象とし、装着回数、撮影回数、および装着累積時間のいずれか2つ以上の合計が設定値以上となった場合、カメラ10を通常使用しているユーザーではない異なるユーザーが使用した可能性が高い。よって、この場合、設定メニューを初期値に戻すため、通常使用しているユーザーの使用状況に合わせた適正な設定メニューを表示することができる。
[第5実施形態]
上記第1〜第4実施形態では、特定のレンズ種別、または特定のレンズ種別である複数種類の交換レンズに対応する装着回数、撮影回数、装着累積時間に応じて、設定メニューを変更する例を上げているが、以下で説明する第5実施形態では、位置情報および時刻情報を取得し、関連付けて記憶された撮影位置、撮影時刻などに基づき、設定メニューを変更する。図22に示すように、本実施形態のカメラ本体76では、GPS(global positioning system)信号受信部77を備える。なお、第1〜第4実施形態と同一構成部品には同一符号を付して重複した説明を省略している。
GPS信号受信部77は、カメラ10の現在の位置情報を取得する位置情報取得部である。本実施形態では、本体制御部50は、マウント19に交換レンズ12が装着された際の装着時刻、マウント19から交換レンズ12が取り外された際の装着解除時刻、および撮影部による撮影時刻を取得する時刻取得部として機能する。
図23の一例に示すように、本体制御部50は、交換レンズ12のレンズ種別毎に、装着時刻、装着解除時刻および撮影時刻においてGPS信号受信部77で取得した位置情報と、装着時刻と、装着解除時刻と、撮影時刻とを関連付けて本体側記憶部58に記憶させる。なお、これに限らず、上記第1〜第4実施形態と同様に、交換レンズ12のレンズ種別毎に、装着回数、撮影回数をカウントして、位置情報、装着時刻などとともに本体側記憶部58に記憶させてもよい。
図23に示す例では、標準レンズ、広角レンズ、望遠レンズなどのレンズ種別を取得し、これらのレンズ種別毎に、装着時刻、装着解除時刻および撮影時刻を取得し、さらに装着時刻、装着解除時刻および撮影時刻においてGPS信号受信部77で取得した位置情報が本体側記憶部58に記憶されている。なお、本体側記憶部58に記憶される位置情報は、例えば、緯度と経度とからなる位置情報である。
本体制御部50は、レンズ側記憶部35から取得されたレンズ種別が特定のレンズ種別であって、特定のレンズ種別に対応し、GPS信号受信部77で取得した現在の位置情報、および現在時刻の少なくとも一方と一致する位置情報および撮影時刻と関連付けて記憶された情報を本体側記憶部58から読み出す。なお、ここでいう「一致」とは、ほぼ一致する場合を含むものであり、例えば、現在の位置情報および現在時刻の少なくとも一方と、本体側記憶部58に記憶された位置情報および撮影時刻とが、所定の時間差内または所定の距離範囲内にあることをいう。また、本実施形態では、特定のレンズ種別は標準レンズである。
さらに、本体制御部50は、本体側記憶部58から読み出された情報に基づき、特定のレンズ種別に対応し、現在の位置情報、および現在時刻の少なくとも一方と、本体側記憶部58に記憶された位置情報、および撮影時刻が一致する場合における装着回数、装着累積時間、および撮影回数の少なくともいずれか1つが設定値以上の場合、設定メニューを変更する。
位置情報および時刻情報を取得し、過去の撮影場所、撮影時刻などに基づき、設定メニューを変更する処理手順について、図24に示すフローチャートに沿って説明する。なお、この図24に示す例では、交換レンズ12が装着される前は、設定メニューとして詳細メニューM2が表示される初期設定となっている。
カメラ10が設定モード下で、カメラ本体11に交換レンズ12が装着状態の場合(S51でY)、本体制御部50は、装着された交換レンズ12のレンズ側記憶部35からレンズ種別を取得し、交換レンズ12のレンズ種別を検出する(S52)。
次に検出されたレンズ種別が標準レンズであるか否かを判定する(S53)。レンズ種別が標準レンズである場合(S53でY)、本体制御部50は、現在の位置情報、および現在時刻を取得する(S54)。なお、レンズ種別が標準レンズではない場合(S53でN)、設定メニューを変更しない(S59)。
標準レンズに対応し、S54で取得した現在の位置情報、および現在時刻の少なくとも一方と一致する位置情報および撮影時刻と関連付けられて記憶された情報を本体側記憶部58から読み出す(S55)。S55で読み出した装着時刻、装着解除時刻および撮影時刻の時刻情報から装着回数、撮影回数、装着累積時間を算出する(S56)。なお、装着回数、撮影回数については、上記第1〜第4実施形態と同様に、本体制御部50がカウントして本体側記憶部58に記憶したものを用いてもよい。
S56で算出された装着回数、装着累積時間、および撮影回数の少なくともいずれか1つが設定値以上の場合(S57でY)、設定メニューを変更する。本実施形態では、初期設定として表示されていた詳細メニューM2から基本メニューM1に設定メニューを変更する(S58)。一方、S58で算出された装着回数、装着累積時間、および撮影回数の全てが設定値未満の場合(S57でN)、設定メニューを変更しない(S59)。
以上のように、現在の位置情報、および現在時刻の少なくとも一方と一致する位置情報および撮影時刻と関連付けられて記憶された装着時刻、装着解除時刻および撮影時刻の時刻情報などに基づき、設定メニューを変更しているので、上記各実施形態に加えて位置情報および時刻情報も加味して判断しているため、より精度の高い判断でユーザーの使用状況に合わせた設定メニューを表示することができる。
[第6実施形態]
上記第5実施形態では、位置情報および時刻情報を取得し、関連付けて記憶された撮影位置、撮影時刻などに基づき、設定メニューを変更する例を上げているが、以下で説明する第6実施形態では、単に設定メニューを変更するのではなく、現在の位置情報および時刻情報の少なくとも一方と一致する撮影位置、撮影時刻に基づき、設定メニューを初期値に戻す。本実施形態のカメラ本体は、上記第5実施形態の各構成部品に、第4実施形態の履歴記憶部72を加えたものである。
本実施形態では、本体制御部50は、上記第2および第4実施形態と同様に特定のレンズ種別である複数種類の交換レンズ12を対象とし、且つ上記第5実施形態と同様に、レンズ種別毎に、装着時刻、装着解除時刻および撮影時刻を取得し、さらに装着時刻、装着解除時刻および撮影時刻においてGPS信号受信部77で取得した位置情報を関連付けて本体側記憶部58に記憶する。
そして、本体制御部50は、特定のレンズ種別に対応し、現在の位置情報、および現在時刻の少なくとも一方と、本体側記憶部58に記憶された位置情報、および撮影時刻が一致する場合における装着回数、装着累積時間、および撮影回数のいずれか2つ以上の合計が設定値以上である場合に、設定メニューを初期値にリセットし、かつレンズ種別毎に記憶されたリセット前の装着回数、装着累積時間、および撮影部による撮影回数を履歴記憶部72に記憶させる。また、特定のレンズ種別として固定焦点レンズを対象としている。
位置情報および時刻情報を取得し、過去の撮影場所、撮影時刻などに基づき、設定メニューを初期値に戻す処理手順について、図25に示すフローチャートに沿って説明する。なお、この図25に示す例では、設定メニューがリセットされる前、基本メニューM1が初期値となっている。
カメラ10が設定モード下で、カメラ本体11に交換レンズ12が装着状態の場合(S61でY)、本体制御部50は、装着された交換レンズ12のレンズ側記憶部35からレンズ種別を取得し、交換レンズ12のレンズ種別を検出する(S62)。
次に検出されたレンズ種別が固定焦点レンズであるか否かを判定する(S63)。レンズ種別が標準レンズである場合(S63でY)、本体制御部50は、現在の位置情報、および現在時刻を取得する(S64)。なお、レンズ種別が固定焦点レンズではない場合(S63でN)、設定メニューを変更しない(S65)。
固定焦点レンズに対応し、S64で取得した現在の位置情報、および現在時刻の少なくとも一方と一致する位置情報および撮影時刻と関連付けられて記憶された情報を本体側記憶部58から読み出す(S66)。S66で読み出した装着時刻、装着解除時刻および撮影時刻の時刻情報から装着回数、撮影回数、装着累積時間を算出する(S67)。なお、装着回数、撮影回数については、上記第1〜第5実施形態と同様に、本体制御部50がカウントして本体側記憶部58に記憶したものを用いてもよい。
S67で算出された装着回数、装着累積時間、および撮影回数のいずれか2つ以上が設定値以上の場合(S68でY)、設定メニューを初期値にリセットする(S69)。本実施形態では、初期値に設定された基本メニューM1に設定メニューを戻す。一方、S67で算出された装着回数、装着累積時間、および撮影回数のいずれか2つ以上が設定値未満の場合(S68でN)、上記第5実施形態と同様の処理を行い、装着回数、装着累積時間、および撮影回数に応じて設定メニューを変更する(S70)。
設定メニューをリセットした場合(S69)、本体側記憶部58に関連付けて記憶されたレンズ種別毎の装着時刻、装着解除時刻、撮影時刻、位置情報もリセットする(S71)。さらに、S67で算出されたリセット前の装着回数、装着累積時間、および撮影部による撮影回数を履歴記憶部72に記憶させる(S72)。
以上のように、現在の位置情報、および現在時刻の少なくとも一方と一致する位置情報および撮影時刻と関連付けられて記憶された時刻情報などに基づき、設定メニューをリセットしており、上記第4実施形態に加えて位置情報および時刻情報も加味して判断しているため、より精度の高い判断でユーザーの使用状況に合わせた設定メニューを表示することができる。
上記第6実施形態の変形例として、一度リセットされたレンズ種別毎の位置情報および時刻情報を読み出し、リセット前の装着回数、装着累積時間、および撮影部による撮影回数に基づき、設定メニューを変更する例を図26に示すフローチャートに沿って説明する。なお、この図26に示す例では、設定メニューがリセットされる前、基本メニューM1が初期値となっている。
カメラ10が設定モード下で、カメラ本体11に交換レンズ12が装着状態の場合(S81でY)、本体制御部50は、装着された交換レンズ12のレンズ側記憶部35からレンズ種別を取得し、交換レンズ12のレンズ種別を検出する(S82)。
次に検出されたレンズ種別が固定焦点レンズであるか否かを判定する(S83)。レンズ種別が標準レンズである場合(S83でY)、本体制御部50は、現在の位置情報、および現在時刻を取得する(S84)。なお、レンズ種別が固定焦点レンズではない場合(S83でN)、設定メニューを変更しない(S85)。
固定焦点レンズに対応し、S84で取得した現在の位置情報、および現在時刻の少なくとも一方と一致する位置情報および撮影時刻と関連付けられて記憶された情報を本体側記憶部58から読み出す(S86)。S86で読み出した装着時刻、装着解除時刻および撮影時刻の時刻情報から装着累積時間などを算出する(S87)。
S87で算出された装着回数、装着累積時間、および撮影回数の全てが設定値未満か否かを判定する(S88)。装着回数、装着累積時間、および撮影回数の全てが設定値未満である場合(S88でY)、本体側記憶部58に関連付けて記憶されたレンズ種別毎の装着時刻、装着解除時刻、撮影時刻、位置情報がリセット済みか否かの判定に進む(S89)。
一方、装着回数、装着累積時間、および撮影回数の少なくともいずれか1つが設定値以上である場合(S88でN)、上記第6実施形態と同様に、装着回数、装着累積時間、および撮影回数に応じて設定メニューを変更、またはリセットする(S90)。S89でリセット済みでは無い場合(S89でN)も、上記第6実施形態と同様に、装着回数、装着累積時間、および撮影回数に応じて設定メニューを変更、またはリセットする(S90)。
レンズ種別毎の装着時刻、装着解除時刻、撮影時刻、位置情報がリセット済みの場合(S89でY)、履歴記憶部72にレンズ種別毎に記憶されたリセット前の装着回数、装着累積時間、および撮影部による撮影回数を読み出す(S91)。そしてS91で読み出したレンズ種別毎の装着回数、装着累積時間、および撮影部による撮影回数に基づき、上記第5実施形態と同様の処理を行い、設定メニューを変更する(S92)。
以上のように、ユーザーの使用状況によって、リセット前の装着回数、装着累積時間、および撮影部による撮影回数などに基づき、設定メニューを変更することがきるので、より精度の高い判断でユーザーの使用状況に合わせた設定メニューを表示することができる。
上記第1、第3および第5実施形態では、特定のレンズ種別としてズームレンズである標準レンズを対象としているが、これに限らず、特定のレンズ種別として固定焦点レンズを対象としてもよい。例えば、マウント19に装着された交換レンズ12として検出されたレンズ種別が固定焦点レンズであって、本体側記憶部58から読み出され、固定焦点レンズに対応する装着回数などが設定値以上である場合に、上記第2実施形態と同様に、設定メニューを上級者向けの詳細メニューにすること、あるいは、上級者向けの表示用設定項目を変更前の設定メニューよりも上の位置にすること、上級者向けの表示用設定項目を変更前の設定メニューに対して追加することなどが好ましい。
なお、上級者向けの表示用設定項目としては、上記各実施形態で説明したものの他に、AF+MFモード、MFアシスト、被写界深度スケールに関する設定などがある。AF+MFモードは、オートフォーカスとマニュアルフォーカスの両方の機能を用いる撮影モードであり、表示用設定項目で、AF+MFモードをONにした場合、レリーズスイッチ14を半押し状態で、オートフォーカスでフォーカス調節を行い、さらに、レリーズスイッチ14を半押し状態にしたままフォーカスリング27を回転させるとマニュアルフォーカスでフォーカス調節を行うことができる。
また、MFアシストに関する設定は、例えば、マニュアルフォーカスでフォーカス量の確認を行う表示方法に関する設定であり、フォーカス量を互いに離間した2つの指標で表すスプリットイメージや、ライブビュー画像の表示でピントが合った部分の輪郭を強調するフォーカスピーキングなどの表示方法がある。
また、上記第2、第4および第6実施形態では、特定のレンズ種別として固定焦点レンズを対象としているが、これに限らず、特定のレンズ種別としてズームレンズを対象としてもよい。例えば、マウント19に装着された交換レンズ12として検出されたレンズ種別がズームレンズであって、本体側記憶部58から読み出され、ズームレンズである複数種類の交換レンズ12に対応する装着回数の合計などが設定値以上である場合に、上記第1実施形態と同様に、設定メニューを初心者向けの基本メニューにすること、あるいは、初心者向けの表示用設定項目を変更前の設定メニューよりも上の位置にすること、初心者向けではない表示用設定項目を変更前の設定メニューから削除することなどが好ましい。
上記第1〜第6実施形態では、標準レンズ、固定焦点レンズを特定のレンズ種別として検出しているが、これに限るものではなく、広角レンズや大口径レンズを特定のレンズ種別としてもよい。
広角レンズを特定のレンズ種別とした場合、例えば、マウント19に装着された交換レンズ12として検出されたレンズ種別が広角レンズであって、広角レンズである複数種類の交換レンズ12に対応する装着回数の合計などが設定値以上である場合、設定メニューとして風景撮影に適した表示用設定項目を表示することが好ましい。なお、風景撮影としては、自然撮影、スナップショットなどが含まれる。風景撮影に適した表示用設定項目としては、例えばフォーカスや、測光モードに関する設定などがある。
大口径レンズを特定のレンズ種別とした場合、例えば、マウント19に装着された交換レンズ12として検出されたレンズ種別が大口径レンズであって、大口径レンズである複数種類の交換レンズ12に対応する装着回数、撮影回数、および装着累積時間の少なくともいずれか1つの合計が設定値以上である場合、設定メニューとして夜景撮影またはポートレート撮影に適した表示用設定項目を表示することが好ましい。設定メニューとして夜景撮影またはポートレート撮影に適した表示用設定項目としては、ダイナミックレンジ、フラッシュに関する設定などがある。
上記各実施形態では、マウント19に装着された交換レンズ12として検出された交換レンズ12のレンズ種別毎に、装着回数、撮影回数、装着累積時間などをカウントして本体側記憶部58に記憶させているが、これに限らず、本体制御部50でカウントしたレンズ種別毎の装着回数、撮影回数、装着累積時間などを、マウント19に装着状態の交換レンズ12に転送し、レンズ側記憶部35に記憶させてもよい。この場合、本体制御部50は、交換レンズ12のレンズ側記憶部35から読み出されたレンズ種別毎の装着回数、撮影回数、装着累積時間などに応じて設定メニューを変更する。
上記各実施形態では、ミラーレス一眼タイプのデジタルカメラを例に説明したが、一眼レフタイプのデジタルカメラなどその他のレンズ交換型デジタルカメラにも適用することができる。
10 レンズ交換式デジタルカメラ
11,71,76 カメラ本体
12 交換レンズ
13 電源レバー
14 レリーズスイッチ
15 露出補正ダイヤル
16 シャッタスピード/ISO感度ダイヤル17 ホットシュー
18 外付けフラッシュ装置
19 マウント
19A ボディ側信号接点
20 光学ファインダ窓
21 固体撮像素子
22 背面表示部
23 操作ボタン
24 ファインダ接眼部
25 鏡筒部
26 撮影光学系
27 フォーカスリング
28 絞り操作リング
29 ズームリング
30 レンズマウント
30A レンズ側信号接点
31 レンズ制御部
32 モータドライバ
33,34 モータ
35 レンズ側記憶部
36 ズーム機構
37,38 センサ
39 フォーカスレンズ
40 変倍レンズ
41 絞りユニット
41a 絞り羽根
50 本体制御部
50A タイマ
51 シャッタユニット
52 モータドライバ
53 画像メモリ
54 画像データ処理部
55 処理部
56 LCDドライバ
57 カードI/F
58 本体側記憶部
59 EVFパネル
60 バスライン
61 シャッタモータ
61 シャッタユニット
62 メモリカード
72 履歴記憶部
77 GPS信号受信部
77 履歴記憶部

Claims (36)

  1. 複数種類の交換レンズが選択的に装着されるレンズ装着部と、
    前記レンズ装着部に前記交換レンズが装着された状態で撮影を行う撮影部と、
    前記レンズ装着部に装着された前記交換レンズのレンズ種別を検出するレンズ種別検出部と、
    前記レンズ種別検出部によって検出された前記交換レンズの前記レンズ種別毎に、前記レンズ装着部に装着された装着回数、および前記撮影部による撮影回数をカウントして装置本体または前記交換レンズに設けられた記憶部に記憶させる制御部と、
    前記撮影部の撮影機能を設定可能とする設定メニューを表示するメニュー表示部と、
    前記レンズ装着部に前記交換レンズが装着された場合に、前記レンズ種別検出部によって検出された前記レンズ種別と、前記記憶部に記憶された前記装着回数および前記撮影回数のうちの前記レンズ種別検出部によって検出された前記レンズ種別に対応する装着回数および撮影回数とに応じて、前記設定メニューを変更する設定メニュー変更部と、
    を備えた撮影装置。
  2. 前記メニュー表示部は、前記設定メニューとして、複数の設定項目から選択された複数の表示用設定項目を表示する請求項1に記載の撮影装置。
  3. 前記設定メニュー変更部は、前記レンズ種別と前記装着回数とに応じて、前記設定メニューとして表示する前記表示用設定項目を変更する請求項2に記載の撮影装置。
  4. 前記設定メニュー変更部は、前記レンズ種別と前記装着回数とに応じて、前記設定メニューとして表示する前記表示用設定項目を変更する請求項2に記載の撮影装置。
  5. 前記設定メニュー変更部は、前記レンズ種別と前記装着回数とに応じて、前記設定メニューとして表示する前記表示用設定項目の数を変更する請求項2に記載の撮影装置。
  6. 前記設定メニュー変更部は、前記撮影回数に比例する重み値に基づいて重み付けした前記装着回数を用いる請求項3〜5のいずれか1項に記載の撮影装置。
  7. 前記設定メニュー変更部は、前記レンズ種別と前記撮影回数とに応じて、前記設定メニューとして表示する前記表示用設定項目を変更する請求項2に記載の撮影装置。
  8. 前記設定メニュー変更部は、前記レンズ種別と前記撮影回数とに応じて、前記設定メニューとして表示する前記表示用設定項目を変更する請求項2に記載の撮影装置。
  9. 前記設定メニュー変更部は、前記レンズ種別と前記撮影回数とに応じて、前記設定メニューとして表示する前記表示用設定項目の数を変更する請求項2に記載の撮影装置。
  10. 前記設定メニュー変更部は、前記装着回数に比例する重み値に基づいて重み付けした前記撮影回数を用いる請求項7〜9のいずれか1項に記載の撮影装置。
  11. 前記制御部は、前記レンズ種別検出部によって検出された前記交換レンズの前記レンズ種別毎に、前記レンズ装着部に前記交換レンズが装着された装着累積時間をカウントして前記記憶部に記憶させ、
    前記設定メニュー変更部は、前記装着回数および前記撮影回数に加えて、前記装着累積時間に応じて設定メニューを変更する請求項1〜10のいずれか1項に記載の撮影装置。
  12. 前記設定メニュー変更部は、前記レンズ種別と前記装着累積時間とに応じて、前記設定メニューとして表示する表示用設定項目を変更する請求項11に記載の撮影装置。
  13. 前記設定メニュー変更部は、前記レンズ種別と前記装着累積時間とに応じて、前記設定メニューとして表示する表示用設定項目の順序を変更する請求項11に記載の撮影装置。
  14. 前記設定メニュー変更部は、前記レンズ種別と前記装着累積時間とに応じて、前記設定メニューとして表示する表示用設定項目の数を変更する請求項11に記載の撮影装置。
  15. 前記設定メニュー変更部は、前記装着回数または前記撮影回数のいずれか1つに比例する重み値を用いて重み付した前記装着累積時間を用いる請求項12〜14のいずれか1項に記載の撮影装置。
  16. 前記設定メニュー変更部は、前記レンズ種別検出部によって検出された前記レンズ種別が特定のレンズ種別であって、前記特定のレンズ種別に対応する前記装着回数、前記装着累積時間、および前記撮影回数の少なくともいずれか1つが設定値以上である場合、前記設定メニューを変更する請求項11〜15のいずれか1項に記載の撮影装置。
  17. 前記設定メニュー変更部は、前記レンズ種別検出部によって検出された前記レンズ種別が特定のレンズ種別であって、前記特定のレンズ種別である複数種類の前記交換レンズに対応する前記装着回数、前記装着累積時間、および前記撮影回数の少なくともいずれか1つの合計が設定値以上である場合に、前記設定メニューを変更する請求項11〜15のいずれか1項に記載の撮影装置。
  18. 前記設定メニュー変更部は、前記特定のレンズ種別である複数種類の前記交換レンズに対応する前記装着回数、前記装着累積時間、および前記撮影回数のいずれか2つ以上の合計が設定値以上である場合に、前記設定メニューを初期値にリセットし、
    前記制御部は、前記設定メニュー変更部によって前記設定メニューが初期値にリセットされた場合に、前記記憶部に記憶されたカウント数を初期値にリセットする請求項17に記載の撮影装置。
  19. 前記装置本体または前記交換レンズに設けられた前記記憶部とは異なる履歴記憶部を備え、
    前記制御部は、前記設定メニュー変更部によって前記設定メニューが初期値にリセットされた場合に、前記記憶部に記憶されたカウント数を初期値にリセットし、かつ前記レンズ種別毎に記憶したリセット前の前記装着回数、前記装着累積時間、および前記撮影部による撮影回数を前記履歴記憶部に記憶させる請求項18に記載の撮影装置。
  20. 位置情報を取得する位置情報取得部と、
    前記レンズ装着部に交換レンズが装着された際の装着時刻、前記レンズ装着部から前記交換レンズが取り外された際の装着解除時刻、および前記撮影部による撮影時刻を取得する時刻取得部とを備え、
    前記制御部は、前記交換レンズの前記レンズ種別毎に、前記装着時刻、装着解除時刻および前記撮影時刻において前記位置情報取得部で取得した前記位置情報と、前記装着時刻と、前記装着解除時刻と、前記撮影時刻とを関連付けて前記記憶部に記憶させる請求項1〜10のいずれか1項に記載の撮影装置。
  21. 前記制御部は、前記レンズ種別検出部によって検出された前記レンズ種別が特定のレンズ種別であって、前記特定のレンズ種別に対応し、かつ前記位置情報取得部で取得した現在の位置情報および現在時刻の少なくとも一方と、前記記憶部に記憶された前記位置情報および前記撮影時刻とが一致する場合に、前記位置情報および前記撮影時刻と関連付けられた前記装着時刻および前記装着解除時刻を読み出して前記レンズ装着部に前記交換レンズが装着された装着累積時間を算出し、
    前記設定メニュー変更部は、前記装着回数、前記装着累積時間、および前記撮影回数の少なくともいずれか1つが設定値以上の場合、前記設定メニューを変更する請求項20に記載の撮影装置。
  22. 前記制御部は、前記レンズ種別検出部によって検出された前記レンズ種別が特定のレンズ種別である複数種類の前記交換レンズに対応し、かつ前記位置情報取得部で取得した現在の位置情報および現在時刻の少なくとも一方と、前記記憶部に記憶された前記位置情報および前記撮影時刻とが一致する場合に、前記位置情報および前記撮影時刻と関連付けられた前記装着時刻および前記装着解除時刻を読み出して前記レンズ装着部に前記交換レンズが装着された装着累積時間を算出し、
    前記設定メニュー変更部は、前記装着回数、前記装着累積時間、および前記撮影回数の少なくともいずれか1つが設定値以上の場合、前記設定メニューを変更する請求項20に記載の撮影装置。
  23. 前記設定メニュー変更部は、前記装着回数、前記装着累積時間、および前記撮影回数の少なくともいずれか2つが設定値以上の場合、前記設定メニューを初期値にリセットし、
    前記制御部は、前記設定メニュー変更部によって前記設定メニューが初期値にリセットされた場合に、前記記憶部に記憶されたカウント数を初期値にリセットする請求項21または22に記載の撮影装置。
  24. 前記装置本体または前記交換レンズに設けられた前記記憶部とは異なる履歴記憶部を備え、
    前記制御部は、前記設定メニュー変更部によって前記設定メニューが初期値にリセットされた場合に、前記記憶部に記憶されたカウント数を初期値にリセットし、かつ前記レンズ種別毎に記憶したリセット前の前記装着回数、前記装着累積時間、および前記撮影回数を前記履歴記憶部に記憶させる請求項23に記載の撮影装置。
  25. 前記設定メニュー変更部は、前記レンズ種別検出部によって検出された前記レンズ種別が前記特定のレンズ種別である複数種類の前記交換レンズに対応し、かつ前記位置情報取得部で取得した現在の位置情報、および現在時刻の少なくとも一方と、前記記憶部に記憶された前記位置情報、および前記撮影時刻が一致する場合における前記装着回数、前記装着累積時間、および前記撮影回数の全てが設定値未満の場合、前記履歴記憶部に記憶された前記リセット前の前記装着回数、前記装着累積時間、および前記撮影回数に応じて前記設定メニューを変更する請求項24に記載の撮影装置。
  26. 前記設定メニュー変更部は、変倍レンズの移動により撮影光学系の焦点が可変であるズームレンズを前記特定のレンズ種別とする請求項21〜25のいずれか1項に記載の撮影装置。
  27. 前記設定メニュー変更部は、前記レンズ種別検出部によって検出された前記レンズ種別が前記ズームレンズであって、前記ズームレンズに対応する前記装着回数、前記装着累積時間、および前記撮影回数の少なくともいずれか1つが設定値以上である場合、前記設定メニューとして表示する表示用設定項目の数を初期値よりも少なくする請求項26に記載の撮影装置。
  28. 前記設定メニュー変更部は、前記設定メニューとして表示する前記表示用設定項目の数を初期値よりも少なくする場合に、フォーカス設定項目、フラッシュ設定項目、動画設定項目の少なくともいずれか1つの表示用設定項目を削除する請求項27に記載の撮影装置。
  29. 前記設定メニュー変更部は、撮影光学系の焦点が固定された固定焦点レンズを前記特定のレンズ種別とする請求項21〜25のいずれか1項に記載の撮影装置。
  30. 前記設定メニュー変更部は、前記レンズ種別検出部によって検出された前記レンズ種別が前記固定焦点レンズであって、前記固定焦点レンズである複数種類の前記交換レンズに対応する前記撮影回数の合計が一定回数以上である場合、前記設定メニューとして表示する表示用設定項目の数を初期値よりも多くする請求項29に記載の撮影装置。
  31. 前記設定メニュー変更部は、広角レンズを前記特定のレンズ種別とする請求項21〜25のいずれか1項に記載の撮影装置。
  32. 前記設定メニュー変更部は、前記レンズ種別検出部によって検出された前記レンズ種別が前記広角レンズであって、前記広角レンズである複数種類の前記交換レンズに対応する前記装着回数、前記装着累積時間、および前記撮影回数の少なくともいずれか1つの合計が設定値以上である場合、前記設定メニューとして風景撮影に適した表示用設定項目を表示させる請求項31に記載の撮影装置。
  33. 前記設定メニュー変更部は、大口径レンズを前記特定のレンズ種別とする請求項21〜25のいずれか1項に記載の撮影装置。
  34. 前記設定メニュー変更部は、前記レンズ種別検出部によって検出された前記レンズ種別が前記大口径レンズであって、前記大口径レンズである複数種類の前記交換レンズに対応する前記装着回数、前記装着累積時間、および前記撮影回数の少なくともいずれか1つの合計が設定値以上である場合、前記設定メニューとして夜景撮影またはポートレート撮影に適した表示用設定項目を表示させる請求項33に記載の撮影装置。
  35. 請求項1〜34のいずれか1項に記載の撮影装置の前記レンズ装着部に装着され、前記記憶部が設けられた交換レンズ。
  36. 複数種類の交換レンズが選択的に装着されるレンズ装着部に装着された前記交換レンズのレンズ種別を検出するステップと、
    前記交換レンズの前記レンズ種別毎に、前記レンズ装着部に装着された装着回数、および前記レンズ装着部に前記交換レンズが装着された状態で撮影を行う撮影回数をカウントするステップと、
    前記装着回数および前記撮影回数を記憶させるステップと、
    撮影機能を設定可能とする設定メニューを表示するステップと、
    前記レンズ装着部に前記交換レンズが装着された場合に、前記レンズ種別と、前記レンズ種別に対応する装着回数および撮影回数とに応じて、前記設定メニューを変更するステップとを行う撮影装置の制御方法。
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