JP2007279465A - デジタル一眼レフカメラ - Google Patents

デジタル一眼レフカメラ Download PDF

Info

Publication number
JP2007279465A
JP2007279465A JP2006106977A JP2006106977A JP2007279465A JP 2007279465 A JP2007279465 A JP 2007279465A JP 2006106977 A JP2006106977 A JP 2006106977A JP 2006106977 A JP2006106977 A JP 2006106977A JP 2007279465 A JP2007279465 A JP 2007279465A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
photographing
lens
mode
image
optical system
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006106977A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoji Watanabe
洋二 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Imaging Corp
Original Assignee
Olympus Imaging Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Imaging Corp filed Critical Olympus Imaging Corp
Priority to JP2006106977A priority Critical patent/JP2007279465A/ja
Publication of JP2007279465A publication Critical patent/JP2007279465A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

【課題】スルー画表示中に自動焦点調節を行うことができなくても、撮影モードにより焦点位置を調節することにより、使い易いスルー画表示機能付きデジタルカメラを提供する。
【解決手段】撮像素子にて取得した被写体像を液晶モニタに連続的に表示するスルー画表示モードを有し、このスルー画表示モードの動作開始に応答してレンズ駆動ステップにおいて、撮影光学系を所定の焦点位置に移動させている。撮影モードがマクロ撮影に適したモードの場合は撮影光学系を近距離側の所定位置に移動させ(#121)、撮影モードが風景撮影に適したモードの場合は撮影光学系を遠距離側の所定位置に移動させ(#123)、また撮影モードがポートレート撮影に適したモードの場合は上記撮影光学系を中間距離位置に移動させる(#125)。さらに、所定位置として撮影レンズの過焦点距離に基づいて設定された位置に移動させている(#120)。
【選択図】 図6

Description

本発明は、スルー画表示機能を有するデジタルカメラに関し、詳しくは、撮像素子で繰り返し取得した画像を表示装置に動画像として表示する所謂スルー画表示機能(ライブビュー表示機能、電子ファインダ機能とも言う)を有するデジタル一眼レフカメラに関する。
従来のコンパクトデジタルカメラにおいては、被写体像の観察は、光学式ファインダにより行っていたが、最近は、光学式ファインダをなくし、または光学式ファインダと共に被写体画像データの記録用に設けられている撮像素子の出力を表示にも利用している。即ち、撮像素子で取得した画像を、被写体像観察用に液晶モニタ等の表示装置によって表示するスルー画像表示機能を有しているものが多くなってきている。
このようなスルー画表示機能は、例えば、パララックスが生じないためマクロ撮影時等に有効であり、このためデジタル一眼レフカメラに搭載した例も種々提案されている。例えば、光学ファインダ表示モードと電子ファインダ表示モードを選択可能とし、電子ファインダ表示モードが選択されたときには、可動ミラーを撮影光路から退避させるとともにフォーカルプレーンシャッタを全開状態にして被写体像を撮像素子に導き、それによって得られた被写体像を観察用に液晶モニタに表示するようにしたデジタル一眼レフカメラが提案されている(特許文献1)
特開2002−369042号公報
しかしながら、この種のデジタル一眼レフカメラの場合、スルー画表示中は可動ミラーを撮影光路外に退避させなければならないため、従来の一眼レフカメラで一般的に採用されているTTL位相差AFを行うことができない。このため、撮影者は液晶モニタ画面を見ながら手動で焦点調節を行うことになり、迅速な焦点調節を行うことが困難であった。
本発明は、このような事情を鑑みてなされたものであり、使い易いスルー画表示機能付きデジタルカメラを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため第1の発明に係わるデジタル一眼レフカメラは、撮影光路内にて被写体光束をファインダ光学系に導く第1の位置と、撮影光路外に退避した第2の位置とに移動可能なミラー手段と、このミラー手段を上記第1の位置から上記第2の位置に移動させ、撮像素子にて取得した被写体像を表示装置に連続的に表示するスルー画表示手段と、このスルー画表示手段の動作開始に応答して、撮影光学系を所定の焦点位置に移動させるレンズ駆動制御手段を具備する。
また、第2の発明に係わるデジタル一眼レフカメラは、上記第1の発明において、上記レンズ駆動制御手段は、撮影モードに応じて上記所定の焦点位置を決定する。
さらに、第3の発明に係わるデジタル一眼レフカメラは、上記第2の発明において、上記レンズ駆動制御手段は、上記撮影モードがマクロ撮影に適したモードの場合は上記撮影光学系を近距離側の所定位置に移動させる。
また、第4の発明に係わるデジタル一眼レフカメラは、上記第2の発明において、上記レンズ駆動制御手段は、上記撮影モードが風景撮影に適したモードの場合は上記撮影光学系を遠距離側の所定位置に移動させる。
さらに、第5の発明に係わるデジタル一眼レフカメラは、上記第2の発明において、上記レンズ駆動制御手段は、上記撮影モードがポートレート撮影に適したモードの場合は上記撮影光学系を中間距離位置に移動させる。
さらに、第6の発明に係わるデジタル一眼レフカメラは、上記第1の発明において、上記所定の焦点位置は、上記撮影レンズの過焦点距離に基づいて設定された位置である。
上記目的を達成するため第7の発明に係わるデジタカメラは、撮影モードを設定するための撮影モード設定部材と、被写体像を受光し光電変換信号を出力する撮像素子と、上記光電変換信号に基づいて被写体像をスルー画表示する表示装置と、撮影レンズを駆動するレンズ駆動装置と、上記スルー画表示にあたって、上記撮影モードもしくは撮影レンズ固有の情報に応じて上記撮影レンズを予め決められた焦点位置に駆動させる制御手段を具備する。
本発明によれば、スルー画表示手段の動作開始に応答して、撮影光学系を所定の焦点位置に移動させるレンズ駆動制御手段を具備するようにしたので、使い易いスルー画表示機能付きデジタル一眼レフカメラを提供することができる。また、スルー画表示にあたって、撮影モードに応じて撮影レンズを予め決められた焦点位置に駆動させるようにしたので、使い易いスルー画表示機能付きデジタルカメラを提供することができる。
以下、図面に従って本発明を適用したデジタル一眼レフカメラを用いて好ましい一実施形態について説明する。図1は、本発明の実施形態に係るデジタル一眼レフカメラについて背面からみた外観斜視図である。
カメラ本体200の上面にはレリーズ釦21、モードダイヤル22、コントロールダイヤル24等が配置されている。レリーズ釦21は、撮影者が半押しするとオンする第1レリーズスイッチと、全押しするとオンする第2レリーズスイッチを有している。この第1レリーズスイッチ(以下、1Rと称する)のオンによりカメラは焦点検出、撮影レンズのピントあわせ、被写体輝度の測光等の撮影準備動作を行い、第2レリーズスイッチ(以下、2Rと称する)のオンにより撮像素子としてのCCD(Charge Coupled Devices)221(図3参照)の出力に基づいて被写体像の画像データの取り込みを行う撮影動作を実行する。
モードダイヤル22は回転可能に構成された操作部材であり、モードダイヤル22上に設けられた撮影モードを表す絵表示または記号(図2参照)を指標51に合致させることにより、フルオート撮影モード(AUTO)52、プログラム撮影モード(P)53、絞り優先撮影モード(A)54、シャッタ撮影優先モード(S)55、マニュアル撮影モード(M)56、ポートレート撮影モード57、風景撮影モード58、マクロ撮影モード59、スポーツ撮影モード60、夜景撮影モード61の各撮影モードを選択することができる。ここで、フルオート撮影モード(AUTO)は、レンズの絞り値、シャッタ速度をカメラで自動的に設定し、暗いときにはフラッシュ(不図示)が自動的にポップアップし、フラッシュ撮影を可能とするモードである。一般的な記念撮影にはこのモードで十分である。プログラム撮影モード(P)は適正露光となる絞り値とシャッタ速度をカメラが自動的に決めて設定するモードである。絞り優先撮影モード(A)は、絞り値を撮影者が設定すると、適正露光となるシャッタ速度をカメラ自動的に決めて設定するモードである。シャッタ優先撮影モード(S)は、シャッタ速度を撮影者が設定すると、適正露光となる絞り値をカメラが自動的に決めて設定するモードである。マニュアル撮影モード(M)は、絞り値とシャッタ速度を撮影者が設定するモードである。
ポートレート撮影モード57は、人物撮影をするのに最適なモードであり、風景撮影モード58は、風景を撮影するのに最適なモードであり、マクロ撮影モード59は被写体に近接した撮影を行うのに最適なモードであり、スポーツ撮影モード60はスポーツなどの動きのある被写体を撮影するのに最適なモードであり、夜景撮影モード61は、夜景と人物を一緒に撮影するのに最適なモードである。コントロールダイヤル24は、シャッタ速度、絞り値、ISO感度、補正値等の撮影情報の設定を行うための操作部材であり、回転操作により種々の設定値の変更を行うことができる。
カメラ本体200の背面には、液晶モニタ26、再生釦27、メニュー釦28、アップ用十字釦30U、ダウン用十字釦30D、右用十字釦30R、左用十字釦30L(これらの各十字釦30U、30D、30R、30Lを総称する際には、十字釦30と称する)、OK釦31、表示モード切換釦34が配置されている。液晶モニタ26は、スルー画を表示し、撮影済みの被写体像を再生表示し、また、撮影条件やメニューを表示するための表示装置である。これらの表示を行うことができるものであれば、液晶に限らない。再生釦27は、撮影後に記録した被写体画像を液晶モニタ26に表示させることを指示するための操作釦である。後述するSDRAM237、記録媒体245にJPEG等の圧縮モードで記憶されている被写体の画像データを伸張して表示する。
十字釦30は液晶モニタ26上で、X方向とY方向の2次元方向にカーソルの移動を指示するための操作部材である。なお、アップ、ダウン、左、右用の4つの釦を設ける以外にも、タッチスイッチのように2次元上で操作方向を検出できるスイッチ等の2次元方向に操作できるスイッチに置き換えることも可能である。OK釦31は、十字釦30やコントロールダイヤル24等によって選択された各種項目を確定するための操作部材である。メニュー釦28は、このデジタルカメラの各種モードを設定するためのメニューモードに切換えるための釦であり、このメニュー釦28の操作によってメニューモードを選択すると、液晶モニタ26にメニュー画面が表示される。メニュー画面は複数の階層構造となっており、十字釦30で各種項目を選択し、OK釦31の操作により選択を決定する。
接眼部33は、ファインダ光学系の接眼部であって、撮影者はこの接眼部33を覗いて被写体像の確認を行うことができる。表示モード切換釦34は、後述するスルー画表示と情報表示とを切り換えるための操作釦であって、スルー画表示は、被写体像記録用のCCD221の出力に基づいて液晶モニタ26に被写体像を観察用に表示するモードであり、情報表示はカメラの撮影情報を表示設定するために液晶モニタ26に表示されるモードである。
カメラ本体200の側面には、記録媒体収納蓋40が開閉自在に取り付けられている。この記録媒体収納蓋40を開放すると、この内部に記録媒体245用の装填スロットが設けられており、記録媒体245はカメラ本体200に対して、脱着自在に装填可能となっている。また、レンズ鏡筒100にはピント合わせ用の手動操作環11が設けられている。この手動操作環11は、パワーフォーカス(PFと称す場合もある)用の操作環であって、撮影者によって手動で回転操作されると、回転方向、回転速度、回動操作量等に応じて撮影レンズがモータ駆動され、焦点調節レンズの繰り出しや繰り込みが行われる。
次に、図3を用いて、デジタル一眼レフカメラの電気系を主とする全体構成を説明する。本実施形態に係わるデジタル一眼レフカメラは、交換レンズ100とカメラ本体200とから構成される。本実施形態では、交換レンズ100とカメラ本体200は別体で構成され、通信接点300にて電気的に接続されているが、交換レンズ100とカメラ本体200を一体に構成することも可能である。
交換レンズ100の内部には、焦点調節および焦点距離調節用のレンズ101、102と、開口量を調節するための絞り103が配置されている。レンズ101およびレンズ102はレンズ駆動機構107によって駆動され、絞り103は絞り駆動機構109によって駆動されるよう接続されている。また、手動操作環11に連動し、その回動に応じてパルス等を発生するPF操作部材112が配置されている。レンズ駆動機構107、絞り駆動機構109、PF操作部材112はそれぞれレンズCPU111に接続されており、このレンズCPU111は通信接点300を介してカメラ本体200に接続されている。レンズCPU111は交換レンズ100内の制御を行うものであり、レンズ駆動機構107を制御してピント合わせや、ズーム駆動を行うとともに、絞り駆動機構109を制御して絞り値制御を行う。さらに、後述するシーケンスコントローラ(以下、「ボディCPU」と称す)229から許可されている場合には、PF操作部材112からの出力に応じてレンズ駆動機構107を駆動させ、レンズ101や102の駆動を行う。
カメラ本体200内には、被写体像を観察光学系に反射するためにレンズ光軸に対して45度傾いた位置と、被写体像を撮像素子(後述のCCD221)に導くために跳ね上がった位置との間で、回動可能な可動ミラー201が設けられている。この可動ミラー201の上方には、被写体像を結像するためのフォーカシングスクリーン205が配置され、このフォーカシングスクリーン205の上方には、被写体像を左右反転させるためのペンタプリズム207が配置されている。このペンタプリズム207の出射側(図1で右側)には被写体像観察用の接眼レンズ209が配置され、この脇であって被写体像の観察に邪魔にならない位置に測光センサ211が配置されている。この測光センサ211は被写体像を分割して測光する多分割測光素子で構成されている。
上述の可動ミラー201の中央付近はハーフミラーで構成されており、この可動ミラー201の背面には、ハーフミラー部で透過した被写体光をカメラ本体200の下部に反射するためのサブミラー203が設けられている。このサブミラー203は、可動ミラー201に対して回動可能であり、可動ミラー201が跳ね上がっているときには、ハーフミラー部を覆う位置に回動し、可動ミラー201が被写体像観察位置にあるときには、図示する如く可動ミラー201に対して垂直となる位置にある。この可動ミラー201はミラー駆動機構219によって駆動されている。また、サブミラー203の下方には測距用センサを含む測距回路217が配置されており、この回路は、レンズ101、102によって結像される被写体像の焦点ズレ量をいわゆるTTL位相差法により測定するための回路である。なお、可動ミラー201は本実施形態では、カメラ本体200に対して上昇位置と下降位置の2つの位置をとっていたが、これに限らず、本体200の右方または左方に対して回動することにより、ファインダ光学系に被写体光束を導き、また撮影光路から退避するようにしても良い。
可動ミラー201の後方には、露光時間制御用のフォーカルプレーンタイプのシャッタ213が配置されており、このシャッタ213はシャッタ駆動機構215によって駆動制御される。シャッタ213の後方には撮像素子としてのCCD221が配置されており、レンズ101、102によって結像される被写体像を電気信号に光電変換する。なお、本実施形態では撮像素子としてCCDを用いているが、これに限らずCMOS(Complementary Metal Oxide
Semiconductor)等の二次元撮像素子を使用できることはいうまでもない。CCD221はCCD駆動回路223に接続され、このCCD駆動回路223によってアナログデジタル変換(AD変換)がなされる。CCD駆動回路223はCCDインターフェース225を介して画像処理回路227に接続されている。この画像処理回路227は色補正、ガンマ(γ)補正、コントラスト補正といった各種の画像処理を行う。また、液晶モニタ26におけるスルー画表示用の画像データの生成も行う。
画像処理回路227は、ASIC(Application Specific Integrated
Circuit 特定用途向け集積回路)271内のデータバス261に接続されている。このデータバス261には、画像処理回路227の他、ボディCPU229、圧縮回路231、フラッシュメモリ制御回路233、SDRAM制御回路236、入出力回路239、通信回路241、記録媒体制御回路243、ビデオ信号出力回路247、スイッチ検出回路253が接続されている。
データバス261に接続されているボディCPU229は、このデジタル一眼レフカメラのフローを制御するものである。またデータバス261に接続されている圧縮回路231はSDRAM237に記憶された画像データをJPEGやTIFFで圧縮するための回路である。なお、画像圧縮はJPEGやTIFFに限らず、他の圧縮方法も適用できる。データバス261に接続されているフラッシュメモリ制御回路233は、フラッシュメモリ(Flash Memory)235に接続され、このフラッシュメモリ235は、一眼レフカメラのフローを制御するためのプログラムが記憶されており、ボディCPU229はこのフラッシュメモリ235に記憶されたプログラムに従ってデジタル一眼レフカメラの制御を行う。なお、フラッシュメモリ235は、電気的に書換可能な不揮発性メモリである。SDRAM237は、SDRAM制御回路236を介してデータバス261に接続されており、このSDRAM237は、画像処理回路227によって画像処理された画像データまたは圧縮回路231によって圧縮された画像データを一時的に記憶するためのバッファメモリである。
上述の測光センサ211、シャッタ駆動機構215、測距回路217およびミラー駆動機構219に接続される入出力回路239は、データバス261を介してボディCPU229等の各回路とデータの入出力を制御する。レンズCPU111と通信接点300を介して接続された通信回路241は、データバス261に接続され、ボディCPU229等とのデータのやりとりや制御命令の通信を行う。データバス261に接続された記録媒体制御回路243は、記録媒体245に接続され、この記録媒体245への画像データ等の記録の制御を行う。記録媒体245は、xDピクチャーカード(登録商標)、コンパクトフラッシュ(登録商標)、SDメモリカード(登録商標)またはメモリスティック(登録商標)等の書換え可能な記録媒体のいずれかが装填可能となるように構成され、カメラ本体200に対して着脱自在となっている。その他、通信接点を介してハードディスクを接続可能に構成してもよい。
データバス261に接続されたビデオ信号出力回路247は液晶モニタ駆動回路249を介して液晶モニタ26に接続される。ビデオ信号出力回路247は、SDRAM237、記録媒体245に記憶された画像データを、液晶モニタ26に表示するためのビデオ信号に変換するための回路である。液晶モニタ26はカメラ本体200の背面に配置されるが、撮影者が観察できる位置であれば、背面に限らないし、また液晶に限らず他の表示装置でも構わない。シャッタレリーズ釦の第1ストロークや第2ストロークを検出するスイッチ、再生モードを指示するスイッチ、液晶モニタ26の画面でカーソルの動きを指示するするスイッチ、撮影モードを指示するスイッチ、選択された各モード等を決定するOKスイッチ、表示モード切換を指示するスイッチ等の各種スイッチ255は、スイッチ検出回路253を介してデータバス261に接続されている。
次に、図4を用いて、カメラ本体200の表示および動作モードの概略について説明する。
情報表示M100はカメラ本体200の電源スイッチがオンとなったときの状態であり、カメラの撮影にあたって基本的な情報の表示を行うものであって、液晶モニタ26に、図9(A)に図示するような撮影モード、シャッタスピード、絞り、AFモード、フラッシュ、画素数等の情報表示の画面が表示される。プログラムモード、シャッタ速度優先モードといった撮影モードはモードダイヤル22の回動操作によって設定される。また、感度、シャッタ速度、絞り値、補正値、画素数といった項目は、情報表示画面において十字キー30を操作することによって項目を選択し、コントロールダイヤル24の操作で数値を設定する。
情報表示M100の状態において、レリーズ釦21を半押しすることによって、1Rスイッチがオンとなり、撮影動作A M130に入り、レリーズ釦21から手を離し、半押しが解除されることによって情報表示M100に戻る。この撮影動作A M130では、測光・測距等の撮影のための準備動作を行う。この後、レリーズ釦21を全押しすると、撮影動作を行う。この撮影動作では、CCD221から被写体像の光電変換信号を取り込み、画像処理回路227によって画像処理の上、画像データを記録媒体245に記録動作を行うが、詳細は後述する。
また、情報表示モードM100において、表示モード切換釦34を操作すると、スルー画表示モードM300となる。このスルー画表示モードでは、前述したように被写体像記録用のCCD221の出力を用いて観察用に被写体像を液晶モニタ26に図9(B)の如く表示する。なお、スルー画表示中であることを示すために、ここでは符号307の如く、「LV」の文字を重畳させている。このスルー画表示モードM300において、レリーズ釦21を半押しした状態では特に動作は何も行われないが、さらにレリーズ釦21を全押しすると、撮影動作B M330が実行される。撮影動作Bでは、CCD221によって取得した被写体画像データを記録媒体245に記録するが、詳細は後述する。撮影動作Bが終了すると、スルー画表示モードに戻る。
次に、前述のスルー画表示モードM300について、図5に示すフローチャートを用いて、その詳細を説明する。
表示モード切換釦34の操作により、スルー画表示モードM300に入ると、ステップ#57において、レンズ駆動を行う。これは撮影レンズを所定の焦点位置に駆動するものであるが、その詳細なステップは図6を用いて後述する。このレンズ駆動が終わると、手動操作環11の操作に応じて撮影レンズのピント合わせを行わせるパワーフォーカス(PF)動作の許可信号をレンズCPU111に送信する(#59)。レンズCPU111は、撮影者による手動操作環11の回動操作があった場合には、その回動方向、回動速度、回動量に応じて撮影レンズ101、102の駆動を行う。続いて、測光センサ211の出力に基づいて被写体輝度の測定を行い、ここで得た被写体輝度に基づいてシャッタ速度及び/又は絞り値を演算により求める露光量演算を行う(#61)。なお、ここで、求めるシャッタ速度及び/または絞り値は、前述の撮影モードにしたがって行う。この後、CCD221の出力に基づいて被写体像を得るための準備を行う。まず、可動ミラー201をアップさせ(#63)、レンズ101,102からの被写体光束をファインダ光学系からCCD221側に導くようにする。続いて、シャッタ213を開放状態とし(#65)、これによりCCD221上に被写体像が結像する。
この後、CCD221の駆動にあたっての電子シャッタスピードと感度の条件設定を行うために、ステップ#61で求めた測光・露光量の演算結果を用いてスルー画条件設定1のサブルーチンを実行する(S9)。このサブルーチンの実行によって液晶モニタ26に適切な明るさ(明度)の像を表示することができるが、このサブルーチンの詳細は図8を用いて後述する。スルー画条件設定1が終了すると、液晶モニタ26にて図9(B)に示すようなスルー画表示を開始する。なお、スルー画表示動作は、前述したように、この開始指示を受けて画像処理回路227にて行われる。
次に、ステップ#71において、レリーズ釦21が全押しされたか、すなわち2Rがオンか否かの判定を行う。オンであった場合には、撮影動作B M330を行うための準備動作として、スルー画表示の停止のための一連の動作をステップ#73から#77において行う。まず、CCD221への電源供給を停止し、液晶モニタ26でのスルー画表示を停止する(#73)。続いて、シャッタ213を閉じ(#75)、可動ミラー201をダウンさせ、被写体光束をCCD221側からファインダ光学系側に切り換える(#77)。可動ミラー201のダウンが完了したら、撮影動作B M330のルーチンに移行する。この撮影動作Bの詳細なステップは、図7を用いて後述する。撮影動作Bが終了すると、ステップ#57に戻り、前述のステップを繰り返す。
ステップ#71に戻り、2Rがオフであった場合には、ステップ#81に進み、表示モード切換釦34がオンか否かの判定を行う。判定の結果、表示モード切換釦34が操作されておりオンであった場合には、情報表示モードM100に戻るための準備動作を行う。この準備動作の内のステップ#83から#87は、前述のステップ#73からステップ#77と同様の処理なので、詳細は省略する。ステップ#87にて可動ミラー201のダウンを行うと、次に、ステップ#59にて許可していたパワーフォーカス(PF)を禁止してから情報表示モードM100に移行する。本実施形態では、パワーフォーカスは、情報表示モードM100においては禁止されており、一方、スルー画表示モードにおいては許可されているためである。なお、情報表示モードM100においてもパワーフォーカスを許容する場合には、このステップは不要である。
ステップ#81に戻り、判定の結果、表示モード切換釦34が操作されておらずオフであった場合には、ステップ#91に進み、電源スイッチ〈不図示〉がオフか否かの判定を行う。電源スイッチがオフであった場合には、カメラ動作を停止するための処理を行うが、この処理の内のステップ#93から#99は、前述のステップ#83からステップ#89と同様の処理なので、詳細は省略する。ステップ#99でのパワーフォーカス禁止を行うと、カメラの動作を停止する。
ステップ#91に戻り、判定の結果、電源スイッチがオンであった場合には、ステップ#101に進み、スルー画条件の設定2のサブルーチンを実行する。スルー画条件の設定1はスルー画表示を開始する前であったので、測光素子211の出力に基づいて液晶モニタ26の明度を調整していたが、スルー画条件の設定2は既に液晶モニタ26で表示を行っていることから狙いとする明度と前回の液晶モニタ26の明度との差分を基に電子シャッタ速度を決めている。詳細は、図8を用いて後述する。
次に、ステップ#57の「レンズ駆動」のサブルーチンについて図6を用いて説明する。このサブルーチンに入ると、ステップ#111において、撮影モードのチェックを行う。これは前述したモードダイヤル22によって設定された撮影モードを読み出す。ステップ#113から#117において、設定されていたモードの判定を行う。まず、設定撮影モードがマクロモードか否かを判定し(#113)、マクロモードであった場合には、ステップ#121に進み、レンズCPU111を通じてレンズ駆動機構107によって撮影レンズの焦点位置を30cmに駆動する。マクロモードに設定されている場合は、近接撮影を主として行うので、最頻出距離である30cmにピント合わせを行うようにしている。なお、この焦点位置は、30cm以外の近距離でもよく、マクロモードに相応しい焦点位置であれば良いことは勿論である。
ステップ#113に戻り、設定撮影モードがマクロモードでなかった場合には、ステップ#115に進み、設定撮影モードが風景モードか否かの判定を行う。風景モードが設定されていた場合には、ステップ#123に進み、レンズCPU111を通じてレンズ駆動機構107によって撮影レンズの焦点位置を無限遠に駆動する。風景モードに設定されている場合は、遠方の山や海といった風景を撮影することが多いことから、無限遠に駆動するようにしている。なお、この焦点位置は無限遠位置以外の遠距離でもよく、風景モードに相応しい焦点位置であれば良いことは勿論である。
ステップ#115に戻り、設定撮影モードが風景モードでなかった場合には、ステップ#117に進み、設定撮影モードがポートレートモードか否かの判定を行う。ポートレートモードが設定されていた場合には、ステップ#125に進み、レンズCPU111を通じてレンズ駆動機構107によって撮影レンズの焦点位置を3mに駆動する。ポートレートモードに設定されている場合は、人物を撮影することが多いことから、3mに駆動するようにしている。なお、この焦点位置は3m以外の中距離でもよく、ポートレートモードに相応しい焦点位置であれば良いことは勿論である。ステップ#117に戻り、設定撮影モードがポートレートモードでなかった場合には、ステップ#119に進み、レンズCPU111と通信を行い、交換レンズ100の固有レンズ情報の一つである過焦点距離情報を取得する。過焦点距離情報は、無限円が被写界深度内に入る一番近い距離であり、この過焦点距離に焦点調節すれば、過焦点距離の1/2から無限遠までを被写体深度内に入れることができる。続いて、ステップ#120において、取得した過焦点距離情報に基づき、撮影レンズの焦点調節を行う。ステップ#120、#121、#123、#125のいずれかのステップを終了すると、元のルーチンに戻る。なお、撮影レンズの焦点位置への駆動は、撮影レンズを一旦、無限遠位置に移動させ、そこからの繰り出し量をカウントして焦点位置を判定するようにしている。絶対距離エンコーダを有している場合には、このような方法をとらずとも、直接、焦点位置を検出することができる。
このように、スルー画表示モードM300に入ると、まずステップ#57において、レンズ駆動のサブルーチンに入り、撮影モードに応じた焦点位置、または、その撮影レンズの過焦点距離に基づく焦点位置に撮影レンズが駆動される。このため撮影モードでしばしば常用されている焦点位置に撮影レンズが駆動されているので、手動でピント合わせを始めるにあたって大変便利である。なお、本実施形態では、マクロモード、風景モードおよびポートレートモードが設定されている場合に、所定の焦点位置にピント合わせを行うようしていたが、これに限らず、他の撮影モードにおいても所定の焦点位置にレンズを駆動するようにしても良いことは勿論である。
また、レンズ駆動のサブルーチンはスルー画表示モードのフローに入ると最初に行っているが、ここに限らず、例えば、ステップ#69のスルー画表示の開始前までに行っても構わない。さらに、変形例として、1Rまたは他の操作釦が操作された際に実行するようにしても構わない。
次に、前述の撮影動作A M130と撮影動作B M330について、図7に示すフローチャートを用いて、その詳細を説明する。
撮影動作Aに入ると、まず、測光センサ211の出力に基づいて被写体輝度の測定を行う(#221)。ここで得た被写体輝度に基づいてシャッタ速度及び/又は絞り値を演算により求める(#223)。なお、ここで、求めるシャッタ速度及び/または絞り値は、設定された撮影モードにしたがったP線図に基づいて行う。この後、測距回路217の出力に基づいて撮影レンズ101、102のピントズレ量を演算で求め、このズレ量に基づいて、レンズCPU111を介してレンズ駆動回路107を駆動しピント合わせを行う(#225)。
次に、レリーズ釦21の全押しによってオンとなる第2レリーズスイッチがオンか否かかの判定を行い(#231)、オンではない場合には、レリーズ釦21の半押しによってオンとなる第1レリーズスイッチがオンか否かかの判定を行う(#229)。判定の結果、オンであった場合には、レリーズ釦は半押し状態ではあるが、全押し状態とはなっていないので、ステップ#229と#231を繰り返し行う待機状態となる。ステップ#229にてレリーズ釦21から手が離れ、第1レリーズスイッチがオフとなった場合には、NOで抜けて元のルーチンに戻る。
一方、レリーズ釦21が全押しされると、第2レリーズスイッチがオンとなり、ステップ#231をYesで抜けて、ステップ#233以下において、実際に撮像を行い画像データの記録を行うための処理、すなわち撮影動作を実行する。まず、可動ミラー201のアップ動作を行い(#233)、これによって、撮影レンズ101、102を透過した被写体光束はCCD221側に導かれる〈但し、この時点ではシャッタ213が閉じているので、CCD221上には結像していない〉。続いて、絞り103の絞込み動作を開始し(#235)、CCD221による撮像を開始する(#237)。この後、シャッタ213の先幕が走行を開始し、所定時間経過後に後幕が走行を開始する(#239)。
続いて、CCD221による撮像を停止し(#241)、CCD駆動回路223は画像信号の読み出しを行い、画像処理回路227による画像処理を実行する(#243)。この画像処理された画像データはバッファメモリとしてのSDRAM237に格納される(#245)。この後、絞り103を開放状態に復帰させ(#247)、可動ミラー201をダウンさせ(#249)、ファインダ光学装置を被写体像観察状態にする。次に、SDRAM237等のバッファメモリに記憶していた画像データを記録媒体(メモリカード)245に記録し(#251)、元のルーチンに戻る。
また、スルー画表示モードM300において、レリーズ釦21が全押しされ、2Rがオンとなると、撮影動作B M330に入り、前述のステップ#233以下を実行する。各ステップについては、前述している通りであるので説明を繰り返さない。
次に、「スルー画条件の設定1」と「スルー画条件設定2」について図8を用いて説明する。このサブルーチンは前述したように、液晶モニタ26に被写体画像を表示する際の画像明度の調整を行うためのものである。まず、スルー画条件設定1のサブルーチンに入ると、ステップS201において、測光センサ281の出力BVsに基づいて次回撮像時の電子シャッタスピードTV1と感度SV1の決定を行う。スルー画表示時における絞り値は開放絞りであるので、この絞り値をAVsとすると、
AVs+TV1=BVs+SV1
の関係があり、
BVs−AVs=TV1−SV1
となる。この式の左辺は既知の値であるので、左辺の値からTV1とSV1を適宜、プログラムラインやテーブルに従って求めればよい。この後、決定された電子シャッタスピードTV1と感度SV1をそれぞれのレジスタに記憶・設定する(S207)。CCD駆動回路223又はCCD駆動回路283は、ここで設定・記憶されたTV1とSV1に基づいてCCD221又は279の駆動制御を行い、光電変換信号の読み出しを行う。ステップS207にてTV1およびSV1の設定が終了すると元のフローに戻る。
次に、「スルー画条件設定2」を説明する。設定2のサブルーチンに入ると、まず、狙いの画像明度(所定値)と前回撮像時の画像明度との差ΔEVを算出する(S203)。続いて、画像明度が一定となるように、次回撮像時の電子シャッタスピードTV1と感度SV1を決定する(S205)。この決定にあたっては、次の要素から求める。
・開放絞り値AVs
・前回撮像時の電子シャッタスピードTV0
・前回撮像時の感度SV0
・狙いの画像明度と前回撮像時の画像明度との差ΔEV
まず、露出条件の基本式として
AVs+TV0=BV0+SV0
である。
ここで、BV0は前回の輝度であるが、真の値は分からず、上記基本式では仮の値としている。真の輝度値BV0は、狙いとの差、即ち、ΔEVだけ外れていることから、
BV0=AVs+TV0−SV0+ΔEV
=AV1+TV1−SV1
となり、この関係式からTV1とSV1を求める。ここで、差ΔEVは、例えば、撮像素子の各画素の出力の加重平均と狙いとする値との差から求めればよい。このステップS205を終了すると、前述したステップS207に進み、元のフローに戻る。
本実施形態では、撮影光路内にて被写体光束をファインダ光学系に導くアップ位置と、撮影光路外に退避したダウン位置とに移動可能な可動ミラー201と、この可動ミラー201をアップ位置からダウン位置に移動させ、撮像素子としてのCCD221にて取得した被写体像を液晶モニタ26に連続的に表示するスルー画表示モードM300を有し、このスルー画表示モードM300の動作開始に応答してステップ#57において、撮影光学系を所定の焦点位置に移動させているので、スルー画表示モードの動作開始にあたって撮影レンズが所定位置にあることから、自動焦点調節装置が使用できない場合であっても手動でピント合わせを行うにあたって使い易いデジタル一眼レフカメラとなる。
また、本実施形態では、レンズ駆動のサブルーチン(図6参照)において撮影モードに応じて所定の焦点位置を決定するようにしており、撮影モードに応じて常用されるような焦点位置に撮影レンズが駆動されるので、狙いとする被写体にピントを合わせやすく、シャッタチャンスを逃すことを少なくすることができる。
さらに、本実施形態では、撮影モードがマクロ撮影に適したモードの場合は撮影光学系を近距離側の所定位置に移動させており(図6ステップ#121参照)、撮影モードが風景撮影に適したモードの場合は撮影光学系を遠距離側の所定位置に移動させており(図6のステップ#123参照)、また撮影モードがポートレート撮影に適したモードの場合は上記撮影光学系を中間距離位置に移動させている(図6のステップ#125参照)ことから、それぞれの撮影モードに相応しい距離に駆動することができ、狙いとする被写体にピントを合わせやすく、シャッタチャンスを逃すことを少なくすることができる。
さらに、本実施形態では、撮影レンズの過焦点距離に基づいて設定された位置に駆動しており(図6のステップ#119、120参照)、被写体のピントが合っている可能性の高い焦点位置に撮影レンズを駆動するので、狙いとする被写体にピントを合わせやすく、シャッタチャンスを逃すことを少なくすることができる。特に本実施形態では、判定対象とならなかった撮影モードが設定されていた場合に、過焦点距離に焦点調節するようにしたので、これらの撮影モードの場合であっても、狙いとする被写体にピントを合わせ易くすることができる。
なお、本実施形態においては、デジタルカメラとして一眼レフタイプに適用した例を説明したが、本発明はデジタル一眼レフカメラに限らず、例えば、コンパクトタイプ等のデジタルカメラにも適用でき、さらには、携帯電話に設けられたデジタルカメラにも適用できることは勿論である。いずれにしても撮像素子の出力を用いて被写体像を観察用としてモニタに表示するデジタルカメラ、電子撮像装置であればよい。
本発明の一実施形態におけるデジタル一眼レフカメラを背面から見た外観斜視図である。 本発明を適用した一実施形態におけるデジタル一眼レフカメラのモードダイヤルの平面図である。 本発明を適用した一実施形態におけるデジタル一眼レフカメラの主として電気系の全体構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態における表示モードと動作モードを示すブロック図である。 本発明の一実施形態におけるスルー画表示モードの動作を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態におけるレンズ駆動の動作を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態における撮影動作Aおよび撮影動作Bの動作を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態におけるスルー画条件の設定1とスルー画条件の設定2のフローチャートである。 本発明の一実施形態における液晶モニタにおける表示形態を示し、(A)は情報表示モードにおける表示、(B)はスルー画表示モードにおける画面を示す図である。
符号の説明
11 手動操作環
21 レリーズ釦
22 モードダイヤル
24 コントロールダイヤル
26 液晶モニタ
27 再生釦
28 メニュー釦
30 十字釦
31 OK釦
34 表示モード切換釦
40 記録媒体収納蓋
100 交換レンズ
101 102 レンズ
103 絞り
107 レンズ駆動回路
112 PF操作部
201 可動ミラー
211 測光センサ
213 シャッタ
217 測距回路
219 ミラー駆動機構
221 CCD
227 画像処理回路
229 シーケンスコントローラ(ボディCPU)

Claims (7)

  1. 撮影光路内にて被写体光束をファインダ光学系に導く第1の位置と、撮影光路外に退避した第2の位置とに移動可能なミラー手段と、
    このミラー手段を上記第1の位置から上記第2の位置に移動させ、撮像素子にて取得した被写体像を表示装置に連続的に表示するスルー画表示手段と、
    このスルー画表示手段の動作開始に応答して、撮影光学系を所定の焦点位置に移動させるレンズ駆動制御手段と、
    を具備したことを特徴とするデジタル一眼レフカメラ。
  2. 上記レンズ駆動制御手段は、撮影モードに応じて上記所定の焦点位置を決定することを特徴とする請求項1に記載のデジタル一眼レフカメラ。
  3. 上記レンズ駆動制御手段は、上記撮影モードがマクロ撮影に適したモードの場合は上記撮影光学系を近距離側の所定位置に移動させることを特徴とする請求項2に記載のデジタ一眼レフルカメラ。
  4. 上記レンズ駆動制御手段は、上記撮影モードが風景撮影に適したモードの場合は上記撮影光学系を遠距離側の所定位置に移動させることを特徴とする請求項2に記載のデジタル一眼レフカメラ。
  5. 上記レンズ駆動制御手段は、上記撮影モードがポートレート撮影に適したモードの場合は上記撮影光学系を中間距離位置に移動させることを特徴とする請求項2に記載のデジタル一眼レフカメラ。
  6. 上記所定の焦点位置は、上記撮影レンズの過焦点距離に基づいて設定された位置であることを特徴とする請求項1に記載のデジタル一眼レフカメラ。
  7. 撮影モードを設定するための撮影モード設定部材と、
    被写体像を受光し、光電変換信号を出力する撮像素子と、
    上記光電変換信号に基づいて被写体像をスルー画表示する表示装置と、
    撮影レンズを駆動するレンズ駆動装置と、
    上記スルー画表示にあたって、上記撮影モードもしくは撮影レンズの固有情報に応じて上記撮影レンズを予め決められた焦点位置に駆動させる制御手段と、
    を具備したことを特徴とするデジタルカメラ。
JP2006106977A 2006-04-07 2006-04-07 デジタル一眼レフカメラ Pending JP2007279465A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006106977A JP2007279465A (ja) 2006-04-07 2006-04-07 デジタル一眼レフカメラ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006106977A JP2007279465A (ja) 2006-04-07 2006-04-07 デジタル一眼レフカメラ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007279465A true JP2007279465A (ja) 2007-10-25

Family

ID=38680966

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006106977A Pending JP2007279465A (ja) 2006-04-07 2006-04-07 デジタル一眼レフカメラ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007279465A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20220353429A1 (en) * 2021-04-30 2022-11-03 Canon Kabushiki Kaisha Control apparatus and method, and storage medium

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20220353429A1 (en) * 2021-04-30 2022-11-03 Canon Kabushiki Kaisha Control apparatus and method, and storage medium
US11696026B2 (en) * 2021-04-30 2023-07-04 Canon Kabushiki Kaisha Control apparatus and method, and storage medium

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2009036986A (ja) 撮影装置および撮影装置の制御方法
JP2009048125A (ja) 撮影装置および撮影装置の制御方法
JP5364245B2 (ja) カメラシステム
JP2008145465A (ja) 撮影装置の被写界深度調整方法及びユーザインターフェイス
JP5203657B2 (ja) 拡大表示機能付きカメラ
JP2009069170A (ja) 撮影装置および撮影装置の制御方法
JP2009036985A (ja) 撮影装置および撮影装置の制御方法
JP4956403B2 (ja) 撮像装置及びその制御方法及びプログラム
JP2009053296A (ja) 撮影装置および撮影装置の制御方法
JP2009017517A (ja) 撮像装置
JP4910989B2 (ja) 撮像装置
JP2006157225A (ja) 撮像装置
JP2009219085A (ja) 撮像装置
JP2007281974A (ja) デジタルカメラ
JP2007267330A (ja) デジタル一眼レフカメラ
JP2010212827A (ja) 撮像装置および撮像装置の制御方法
JP2009048123A (ja) 撮影装置および撮影装置の制御方法
JP2008193622A (ja) デジタルカメラ
JP2009036987A (ja) 撮影装置および撮影装置の制御方法
JP2009086036A (ja) 撮影装置および撮影装置の制御方法
JP2010224290A (ja) カメラ
JP2009088679A (ja) 撮影装置および撮影装置の制御方法
JP2007279465A (ja) デジタル一眼レフカメラ
JP2007282063A (ja) デジタル一眼レフカメラ
JP2007258978A (ja) デジタル一眼レフカメラ