JP6472095B2 - 連続ベルトスクリーン - Google Patents

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Description

[関連出願の相互参照]
本出願は、2013年6月3日に提出され「CONTINUOUS BELT SCREEN」というタイトルが付けられた米国特許仮特許出願61/830,519号からの優先権を主張し、その内容はその全体が参照により本明細書に組み込まれる。
[発明の分野]
一般に、本明細書に開示される実施形態は、流体から固形廃棄物を抽出するためのシステムおよび方法に関する。より具体的には、このシステムおよび方法は、水、廃水、産業廃水、および固体廃棄物を含む他の流体の選別を対象としており、下流の処理プロセスを改善することができる。
ベルトスクリーン組立体は、様々な都市および産業用に取り込み流体を濾過するのに利用される。流体は典型的には水または廃水であるが、他の流体も濾過することができる。流体はベルトスクリーン組立体を通過し、ベルトスクリーン上のスクリーンパネルにある穿孔のサイズを超えるいずれの細片もベルトスクリーンの内側の面に保持される。ベルトスクリーンは、上向きに進み、その頂点において、または頂点付近において、細片がスクリーンから落下することができるように構成されている。ベルトスクリーンはその後、清浄システムを通って進み、そこに付着する残りの物質を除去する。
ベルトスクリーン組立体のスクリーンパネルは時には、修理する必要がある、あるは修理またはメンテナンス工程のために取り外す必要がある。ベルトスクリーン組立体は、それらを併せて結合するために相互接続要素を必要とする1セットの個別のスクリーンパネルを含む場合がある。個々のスクリーンパネルまたはベルトスクリーン組立体の他の要素の交換または取り外しは、作動のその場所に(チャネルである可能性がある)設置された設備によって行なうことが不可能である場合もあり、システム全体の取り外しおよび長期間の停止事態を必要とすることが多い。
本明細書に開示される一実施形態によって、チャネル内の流体から固体廃棄物を除去するための連続ベルトスクリーン組立体が提供される。組立体は、一対の離間した対向するエンドレスベルトと、複数のリフターと、複数のスクリーンパネルとを含む。各々のリフターは、一対のベルトに作動可能に設置され、チャネル内の流体から固体廃棄物を持ち上げるように構成される。各々のスクリーンパネルは、一対のリフターの間に配置され、リフターと係合することによって所定の場所に固定される。
いくつかの実施形態において、および上記の実施形態との組み合わせにおいて、複数の軸ピンがエンドレスベルトの間に延在しており、各々の軸ピンは2つの端部を有し、少なくとも1つのリフターが各々の軸ピンに旋回(枢動)可能に設置される。一部のこのような実施形態では、各々のリフターは、軸ピンに平行でありリフターの対向する側にある2つのスロットを画定することで、隣接するリフターからのスロットが互いに向かって開放し、複数のスクリーンパネルが、スロット内に収容されることで所定の場所に固定される。一部のこのような実施形態では、スクリーンパネルは、スロットの壁によって物理的に遮られることによってスロット内で所定の場所に固定される。いくつかの実施形態において、および上記の実施形態のいずれかとの組み合わせにおいて、スクリーンパネルは、エンドレスベルトに対する張力を緩め、リフターおよびスクリーンパネルを操作することによって、スロットから解放させることができる。
いくつかの実施形態において、および上記の実施形態のいずれかとの組み合わせにおいて、各々のエンドレスベルトは、各端部において開口部を各々画定する複数の駆動リンクを備え、各々の開口部が軸ピンを受けることで、一方のエンドレスベルトが、各々の軸ピンの一端に位置決めされ、他方のエンドレスベルトが各々のそれぞれの軸ピンの他端に位置決めされる。一部のこのような実施形態において、各々の駆動リンクは、エンドレスベルトの回転を生じさせるために歯付きの駆動歯車と係合するように構成された歯付きの面を画定し、駆動リンクの歯付きの面の歯の端部は、インボリュート状の外形を画定するように延在している。
いくつかの実施形態において、および上記の実施形態のいずれかとの組み合わせにおいて、組立体は、2つの端部を有する複数のベルトリンクを有し、各々のベルトリンクの端部は、隣接する軸ピンに各々設置される。各々のベルトリンクは、それぞれのベルトリンクが設置される軸ピンに実質的に直交する。一部のこのような実施形態において、各々の軸ピンを旋回するように係合した状態で受ける複数のリフターが存在する。一部のこのような実施形態において、軸ピンに設置された隣接するリフターは、その間に配置されたベルトリンクの一端を有する。
いくつかの実施形態において、および上記の実施形態のいずれかとの組み合わせにおいて、リフターは、軸ピンを受けるスリーブ部と、スリーブ部から延出し自由端において終端するパドル部とを含む。一部のこのような実施形態において、リフターのパドル部は、スリーブ部の反対側に起伏の付いた縁部を画定する。一部のこのような実施形態において、パドル部の起伏の付いた縁部は、歯を形成する。いくつかの実施形態において、および上記の実施形態のいずれかとの組み合わせにおいて、リフターは、ベルトスクリーン組立体が湾曲した経路の周りを進む際にたわむように構成された可撓性の材料を含む。一部のこのような実施形態において、可撓性の材料は、ショアA硬度計のおおよそ70からおおよそ90を有する。いくつかの実施形態において、および上記の実施形態のいずれかとの組み合わせにおいて、可撓性の材料はポリウレタンである。
本明細書に開示される別の実施形態によって、チャネル内の流体から固体廃棄物を除去するための別の連続ベルトスクリーン組立体が提供される。組立体は、一対の離間した対向するエンドレスベルトと、複数のリフターと、複数のスクリーンパネルとを含む。各々のリフターは、一対のベルトに作動可能に設置され、チャネル内の流体から固体廃棄物を持ち上げるように構成され、リフターは各々、起伏の付いた自由端または縁部を画定する。各々のスクリーンパネルは、一対のリフターの間に配置され、エンドレスベルトに作動可能に設置される。一部のこのような実施形態において、リフターは各々、軸ピンを受けるスリーブ部と、スリーブ部から延出し、スリーブ部の反対側で自由端または縁部において終端するパドル部とを含み、各々の軸ピンは、一方のエンドレスベルトに係合する一端と、他方のエンドレスベルトに係合する別の端部とを含む。一部のこのような実施形態において、パドル部の起伏の付いた縁部は、歯を形成する。いくつかの実施形態において、および上記の実施形態のいずれかとの組み合わせにおいて、リフターは、ベルトスクリーン組立体が湾曲した経路の周りを進む際にたわむように構成された可撓性の材料を含む。一部のこのような実施形態において、可撓性の材料は、ショアA硬度計のおおよそ70からおおよそ90を有し、ポリウレタンであってよい。
本明細書に開示される別の実施形態によって、チャネルの流体から固体廃棄物を除去するための連続ベルトスクリーン組立体のためのリフターが提供される。リフターは、軸を受けるように構成されたスリーブ部と、スリーブ部から延出しスリーブ部の反対側で起伏が付いた端部または縁部を画定するパドル部とを含み、パドル部は、チャネル内の液体から固体廃棄物を持ち上げるように構成される。一部のこのような実施形態において、パドル部の起伏の付いた端部または縁部は歯を形成する。
本明細書に開示される別の実施形態によって、チャネル内の流体から固体廃棄物を除去するための別の連続ベルトスクリーン組立体が提供される。組立体は、複数の駆動リンクを備える一対の離間した対向するエンドレスベルトを含み、駆動リンクは各々2つの端部を有し、各々の端部において開口部を画定する。複数の軸ピンが設けられ、各々の軸ピンは、一方のエンドレスベルトに係合する一端と、他方のエンドレスベルトに係合する別の端部とを含む。複数の軸ピンは、隣接する駆動リンクに接続することでエンドレスベルトを形成し、各々の開口部が軸ピンを受けることで、一方のエンドレスベルトが各々の軸ピンの一端に位置決めされ、他方のエンドレスベルトが、各々のそれぞれの軸ピンの他端に位置決めされる。複数のリフターの各々が、軸ピンの1つに旋回可能に設置され、チャネル内の流体から固体廃棄物を持ち上げるように構成される。複数のスクリーンパネルが設けられ、各々のスクリーンパネルが一対のリフターの間に配置され、エンドレスベルトに作動可能に設置される。各々の駆動リンクが、エンドレスベルトの回転を生じさせるために歯付きの駆動歯車と係合するように構成された歯付きの面を画定し、駆動リンクの歯付きの面の歯の端部は、駆動リンクの端部と共にインボリュート状の外形を画定するように延在する。
本明細に開示される別の実施形態によって、チャネル内の流体から固体廃棄物を除去するための連続ベルトスクリーン組立体のための駆動リンクが提供される。駆動リンクは、2つの端部を有し、各々の端部において軸を受け隣接する駆動リンクに接続するように構成された開口部を画定する本体を含む。本体はさらに、接続された駆動リンクのエンドレスベルトの回転を生じさせるために歯付きの駆動歯車と係合するように構成された歯付きの面を画定する。駆動リンクの歯付きの面の歯の端部は、駆動リンクの端部と共にインボリュート状の外形を画定するように延在する。
本明細に開示される別の実施形態によって、チャネル内の流体から固体廃棄物を除去するための連続ベルトスクリーンシステムが提供される。システムは、一対の離間した対向する軌道を備える支持構造と、ベルトスクリーン組立体とを含む。ベルトスクリーン組立体は、一対の離間した対向するエンドレスベルトを含み、これは一対の軌道の一方に収容され、複数の駆動リンクを備えており、駆動リンクは各々2つの端部と、歯とを有し、各々の端部において開口部を画定する。複数の軸ピンが設けられ、各々の軸ピンは、一方のエンドレスベルトに係合する一端と、他方のエンドレスベルトに係合する別の端部とを含む。複数の軸ピンが、隣接する駆動リンクを接続することでエンドレスベルトを形成する。各々の開口部が軸ピンを受けることで、一方のエンドレスベルトが各々の軸ピンの一端に位置決めされ、他方のエンドレスベルトが、各々のそれぞれの軸ピンの他端に位置決めされる。複数のリフターが設けられ、各々のリフターが軸ピンの1つに旋回可能に設置され、チャネル内の流体から固体廃棄物を持ち上げるように構成され、リフターは各々、歯を形成する起伏の付いた自由端を画定する。複数のスクリーンパネルが設けられ、各々のスクリーンパネルが一対のリフターの間に配置され、エンドレスベルトに作動可能に設置される。駆動シャフトおよび歯車を回転させるためにモータが設けられ、歯車が駆動リンクの歯と係合することで軌道内でエンドレスベルトを回転させる。フリュームがベルトスクリーン組立体によって画定される空間内に設けられる。ベルトスクリーン組立体は、軌道の範囲内で回転し、リフター上に固体廃棄物を収集し、リフターは回転サイクルの頂点部分にあるときに反転して、固体廃棄物をフリュームへと落下させるように構成される。
本明細に開示される別の実施形態によって、チャネル内の流体から固体廃棄物を除去するための連続ベルトスクリーン組立体からスクリーンパネルを取り外す方法が提供され、この場合連続ベルトスクリーン組立体は、連続ベルトスクリーンシステムの一部である。連続ベルトスクリーンシステムは、一対の離間した対向する軌道を備える支持構造と、ベルトスクリーン組立体とを含む。ベルトスクリーン組立体は、一対の離間した対向するエンドレスベルトを含み、その各々が一対の軌道の一方に収容され、複数の駆動リンクを含んでいる。エンドレスベルトは、最初は張力を受けており、内側面と外側面とを画定する。複数の軸ピンが設けられ、各々の軸ピンは、一方のエンドレスベルトと係合する一端と、他方のエンドレスベルトに係合する別の端部とを含み、複数の軸ピンが隣接する駆動リンクを接続することでエンドレスベルトを形成する。複数のリフターが設けられ、各々のリフターは、軸ピンの1つに旋回可能に設置され、チャネル内の流体から固体廃棄物を持ち上げるように構成される。各々のリフターは、軸ピンに平行でありリフターの対向する側にある2つのスロットを画定することで、隣接するリフターからのスロットが互いに向かって開放する。複数のスクリーンパネルが設けられ、各々のスクリーンパネルは、ある長さを有し、一対のリフターの間に配置され、リフターとの係合によって所定の場所に固定される。複数のスクリーンパネルは、スロット内で所定の場所に固定される。方法は、エンドレスベルトに対する張力を緩和させるステップを含む。スクリーンパネル、駆動リンクおよびスクリーンパネルを受けるスロットを画定するリフターが、エンドレスベルトの内側に向かう方向に回転されることで、スロットを内側に向けて回転させる。スクリーンパネルはスロットから取り外される。
より完全に理解するために、次に添付の図面に示され以下に記載される実施形態を参照されたい。
本発明の一実施形態による連続ベルトスクリーンシステムの斜視図である。 図1の連続ベルトスクリーンシステムの前方入口の図である。 図1の連続ベルトスクリーンシステムの側面図である。 図1の連続ベルトスクリーンシステムの後方図である。 図1の連続ベルトスクリーンシステムの分解組立図である。 図1の連続ベルトスクリーンシステムのベルトスクリーン組立体の下部内側面を示す図である。 図1の連続ベルトスクリーンシステムの上部内側面を示す図である。 図5のベルトスクリーン組立体の前方図である。 図5のベルトスクリーン組立体の側面図である。 図5のベルトスクリーン組立体の一部の分解組立図である。 図5のベルトスクリーン組立体の隣接するように結合された駆動リンクの前方図である。 図5のベルトスクリーン組立体の隣接するように結合された駆動リンクと、対応付けられたリフターと、ワイパーブレードのクローズアップした前方図である。 図5のベルトスクリーン組立体の隣接するように結合された駆動リンクの部分断面図である。 図5のベルトスクリーン組立体の一方の駆動リンクの斜視図である。 図13の駆動リンクの前方図である。 図13の駆動リンクの側面図である。 図13の駆動リンク別の前方図である。 図17の線18−18に沿って切り取った図13の駆動リンクの断面図である。 図5のベルトスクリーン組立体の一部の斜視図である。 図5のベルトスクリーン組立体のスクリーンパネルの平面図である。 図20のスクリーンパネルのスクリーンパネル穿孔のクローズアップした図である。 図5のベルトスクリーン組立体のリフターの斜視図である。 図22のリフターの前方斜視図である。 図22のリフターの後方斜視図である。 図22のリフターの頂面図である。 図22のリフターの底面図である。 図22のリフターの前方図である。 図22のリフターの側面図である。
本発明の実施形態を添付の図面を参照して以下でより完全に記載するが、そこでは全てではなく一部の実施形態が示されている。当然のことながら、本発明は、多くの異なる形態で具現化することができ、本明細書に記載される実施形態に限定されるように解釈すべきではなく、むしろこれらの実施形態が提供されることで、本開示は、適用可能な法的要件を満たすことができる。異なる構造および作動を有する他の実施形態も、本開示の範囲から逸脱するものではない。同様の数字は、全体を通して同様の要素を示す。
特定の専門用語は、本明細書において単に簡便化するために使用されており、記載される実施形態に対する限定として採るべきではない。例えば、「頂部」、「底部」、「上部」、「下部」、「左」、「右」、「水平方向」、「垂直方向」、「側方」、「上方」および「下方」などの単語は単に、図面に示される構成または設置される位置における部品の配向を記述するものである。当然のことながら、参照される構成要素は、いずれの方向にも配向される可能性があり、したがって専門用語は、そうでないことが特定されなければこのような変形形態を包含するように理解すべきである。プロセスまたは方法が示され記載される本開示を通して、方法が最初に行なわれる特定の動作によって決まることが文脈から明らかでなければ、方法は、任意の順番でまたは同時に行なわれる可能性がある。
可能であれば、記載されるおよび/または本明細書で企図される実施形態のいずれかの利点、特徴、機能、デバイスおよび/または実用可能な態様のいずれも、本明細書に記載されるまたは企図される他の実施形態のいずれかに含まれる場合もあることを理解されたい。加えて、場合によって本明細書の単数形態で表現されるいずれの用語も、そうでないことが明らかに述べられなければ複数形態も含めることが意図されており、逆もまた同様である。したがって用語「a」および「an」は、「1つまたは複数の」を意味する。
本明細書で使用されるように、用語「流体」は、いずれのタイプの液体も指す可能性があり、これに限定するものではないが水、廃水、未処理水、処理水、均質混合物、不均質な混合物、汚泥、汚水、油、潤滑剤、あるいは何らかの種類の固体廃棄物、例えば細片、汚泥、鉱物、微砂、泥、汚水、砂、汚染物質、葉または別の同様の非液体物質などを含む可能性のある他の同様の液体が含まれる。このような用語は、互いに代用することができ、全体を通して相互交換できるように使用されてよい。
特定の連続ベルトスクリーンまたは進行バンドスクリーンは、元々はJohnson Screens社から、現在はBilfinger Water Technologies社からのCentre-Flo Band Screenである(CENTRE-FLOは、Bilfinger Water Technologies社の商標である)。 Centre-Floのモジュール式の設計は、選別、搬送および排水作業を単一の設置し易いユニットに統合する。流入水がチャネル内のインラインに進入し、半ば沈められたスクリーンは、それがさらなる処理のために連続して移動するスクリーンベルトを通り抜けて流れる際も90度の方向の変更を受ける。洗浄液散布システムが、流入水の流れに呈されるスクリーンの面を清浄する。再循環した排出水が、好適であれば、散布水として使用される場合もあり、作動コストの削減につながる可能性がある。スクリーンによって捕捉された固体は、リフターの助けを借りて搬送され、排出フリュームに落下される。水または再循環排水を使用して、選別物をフリュームから、例えばねじプレスコンパクターなどによって実現され得る別の処理のために移動させ、そこでそれらは流出され、排出の前にコンパクトにされる。再循環フリューム水はさらに、選別された固体を有機物から洗い流し、これは下流のねじプレス機器を介してチャネルに戻されてよい。これは、有機/無機固体分離を改善させ、さらなる洗浄の必要性を無くし、廃棄コストを下げることができる。
本明細書に開示される実施形態は、様々な都市のおよび産業目的で取り込み流体を濾過する連続ベルトスクリーンシステムを対象としており、Centre-Flo Band Screenならびに他の連続ベルトスクリーンおよびたいていの連続ベルトシステムに適用可能であり得る。流体は、ベルトスクリーン組立体を通過することができ、これはスクリーンパネルの内側面に寄せるようにスクリーンパネルにある穿孔のサイズを超えるいかなる細片も保持することができる。ベルトスクリーン組立体が、モータによって駆動される駆動リンクを介して回転されることで、保持される細片が、ベルトスクリーン組立体に結合されたリフターによって垂直方向に持ち上げられる。ベルトスクリーン組立体は連続して回転し続け、これによりリフターが、ベルトの回転サイクルの頂点において反転し、有効な抽出のためにフリューム内に保持した細片を空ける。ベルトスクリーン組立体はその後、清浄システムを通過して進み、スクリーンの内側面から残った細片を取り除くことでスクリーンパネルの清潔さが流動する流体の経路内で保持される。
システム100を見ることができるように側壁94の一部が取り外されている図1に示されるように、床92と、直立する側壁94とによって形成されたチャネル90が、連続ベルトスクリーンシステム100を収容することができる。連続ベルトスクリーンシステム100はこれにより、チャネル90内に配設され、床92および側壁94に設置され、チャネル90は、流体をそこに誘導することができる。連続ベルトスクリーンシステム100は、既存のチャネル90にレトロフィットさせるまたは新たに構築されたチャネル90内に配設させることができ、様々なチャネルの寸法(例えば幅および深さ)および水力要件に対応するように構成することができる。流体流れ101は、チャネル90から連続ベルトスクリーンシステム100の内部へと進むことができ、スクリーンの内部からスクリーンの外部の方向でスクリーンを通過し、組立体の後部から出ていくことによって選別することができる。
システム100に関する支持構造の一実施形態は、底部組立体104に対しておよびその上に設置された頂部組立体102を含む場合がある。底部組立体104は、ベース106、流れダイバータ108、前方フレーム組立体110、後方フレーム組立体112、水平方向の横筋交い116、角度付きの横筋交い118および囲い部120を含むことができる。頂部組立体102および底部組立体104は、連続ベルトスクリーン組立体130を位置決めし、作動を可能にするように構成される。スクリーン組立体130の特定の機構は、明確にするために図1から図5では省略されている。
いくつかの実施形態において、ベース106が、チャネル床92に設置されてよい。図1から図5に示されるベース106は、ほぼ矩形の平坦な面、例えばフレーム(図1から図4)またはプレート(図5)を含む場合があり、これは、チャネル90の床92に設置されるように構成されている。底部組立体104の寸法は、チャネル90の寸法に応じて必要に応じて変動する可能性がある。2つの流れダイバータ108は各々、側壁94の対向する垂直方向の面に設置されてよく、これにより流体の流れ130を連続ベルトスクリーンシステム100の内部に誘導する。ベース106および流れダイバータ108は、チャネル挿入ガイドプレート組立体を構成することができ、これは、システム100の残りの部分を収容し整列させることでベース106の上に載り、装着されずに流れダイバータ108と摺動式に係合するガイド機構を含むことができる。一実施形態において、床92およびチャネル90の側壁94に装着される唯一の機構はベース106と、流れダイバータ108であり、作業員がチャネル90に入る必要なしにシステム100の残りをチャネル90および/または底部組立体104から完全に取り外すことを可能にし、一部の潜在的な限られた空間問題をなくす。
締結されるべき構成要素は典型的には、1つまたは複数の締め具を受けるように構成された1つまたは複数の穴を含み、これらの締め具(例えばボルト、ねじ、ピン、支柱、ワイヤ、リベットなど)は図面には示されていない。ガスケット、接着剤、シーラント、充填材、コンクリート、セメント、エポキシ、溶接部または硬化剤などの物質を使用することで、連続ベルトスクリーンシステム100全体を通して様々な場所における用途に基づいて所望されるように機構を密閉および結合することもできる。
ベース106の水平方向の平坦な面から上向きに、および好ましくは実質的に垂直方向に延在するのは、図1から図5に示されるように前方フレーム組立体110と、後方フレーム組立体112である。前方フレーム組立体110は、チャネル90内で上流(接近する流れ101に向かう)に向いており、後方フレーム組立体112は、反対側または下流側にある。前方フレーム組立体110および後方フレーム組立体112は各々、2つの離間した垂直部材134(例えばチャネル、梁または他の剛性の長さのもの)を含んでおり、これは連続ベルトスクリーンシステム100を支持し、それに対する構造体を提供するように構成されている。前方フレーム組立体110は、スクリーン組立体130に対する入口である細長い開口136を画定し、後方フレーム組立体112は、スクリーン組立体130の後ろ側を通る流れを封鎖する壁138を含む。
前方ベースフレーム組立体110および後方ベースフレーム組立体112は各々底部において、図1、図2および図4から図6に描かれるように軌道140に適合する丸められた部分、例えば半円を含む。軌道140は、スクリーン組立体130を受け、その回転を可能にするように構成された回転誘導面として機能する。軌道140は、スクリーン組立体130の垂直方向および水平方向の位置決めを精密に制御するために表面が硬化された高い耐摩耗性のガイドバーを含む。軌道140は、前方フレーム組立体110および後方フレーム組立体112の内側の面に位置決めされ、前方および後方フレーム組立体110、112の垂直部材の各々に沿って垂直方向に伸び、前方および後方フレーム組立体110、112の丸められた部分の底部の各々まで下がることができる。各々の軌道140は、一体式のベルトシーリング142によって覆われる場合があり、これは、軌道140に沿って細片が蓄積しないように回転するスクリーン組立体130を保護する連続するリップシールである。後方フレーム組立体112内で軌道140によって形成される形状は、垂直方向に延長した「U字」型に独立して似ており、頂部フレーム組立体110において軌道140は、より短い「U字」型に似ている可能性がある。
前方フレーム組立体110および後方フレーム組立体112の高さおよび幅は、チャネル90の寸法に基づいて変動する可能性がある。前方フレーム組立体110および後方フレーム組立体112は、複数の水平方向の横筋交い116および角度付きの横筋交い118と結合される場合があり、これらは、図1および図3に最も明確に示されるように垂直方向に離間され、各々の端部において垂直部材134に締結されてよい。
また、図1、図2および図4から図6に図示されるように、前方フレーム組立体110および後方フレーム組立体112はまた、下部摩耗リング144を各々含む場合があり、これは、摩耗する高い可能性を持っている前方および後方フレーム組立体110、112にある1つまたは複数の領域に挿入される交換可能なインサートであり、下部摩耗リング144は、前方フレーム組立体110および後方フレーム組立体112の各々の丸められた下部の外側面に結合されてよい。いくつかの実施形態において、下部摩耗リング144は、ベルトスクリーンシステム100がその設置位置に在る状態で取り外され交換することができるため、システム100をチャネル90から取り外す必要がない。
いくつかの実施形態において、シートまたは他の薄い平坦な材料であり得る囲い部150が、前方フレーム組立体110および後方フレーム組立体112の外側面に設置される場合もある。図1から図5に示される収容部150は、前方および後方フレーム組立体110、112の頂部から下方に延在し、連続ベルトスクリーンシステム100の上部を囲むことができる。図5に示されるように、囲い部150はさらに、4つの突出した到達可能なロック式のジャックねじ継手を含むベルト引っ張り装置152を含み、1つのねじが前方および後方フレーム組立体110、112の頂部の各々の角にあり、頂部組立体102と接続し、頂部組立体102を底部組立体104に対して垂直方向に調節することを可能にする。ベルト引っ張り機構152のねじ継手を回転させることによって、頂部組立体102を上下させ、ベルトスクリーン組立体112が進む軌道110の長さを増減させる。この点において、ベルトスクリーン組立体130の張力は、容易に増減させることができる。
2つの設置部材154がこの実施形態ではアングル材として示されており、図1から図4に見られるように頂部組立体102および/または前方フレーム組立体110および後方フレーム組立体112の各々の頂部に設置することができる。一方の設置部材154は、連続ベルトスクリーンシステム100の上流の側で入口側に位置決めされてよく、第2の設置部材154は、連続ベルトスクリーンシステム100の下流および後方に位置決めされてよい。設置部材154は、チャネル90にまたがり、側壁94の頂部面に設置することができ、連続ベルトスクリーンシステム100が適切なほぼ垂直な位置合わせを維持し、チャネル90および任意の周辺の下部構造の支持システム内でしっかりと結合されたままであることを保証することができる。
頂部組立体102は、ベルトスクリーン組立体130の頂部を囲い、連続ベルトスクリーンシステム100の作動中の漏れ止めを最大限にするように設計された4つの側部と頂部とを備えた筐体として機能することができる。頂部組立体102は、開放した底部を介してベルトスクリーン組立体130を受けるように構成されている。
ベルトスクリーン組立体130は、頂部組立体126の内側面に含まれる半円の軌道140を介して頂部組立体102に作動可能に結合する。頂部組立体にある軌道140は、図2、図5および図7に示されるようにベルトスクリーン組立体130を受け、底部組立体104の軌道140と実質的に整列した状態になるように構成される。頂部組立体102に含まれる軌道140は典型的には、一方の軌道140は頂部組立体102の前方側(例えば底部組立体104に流れ込むために入口を備えた上流側)に位置決めされ、第2の軌道140は、頂部組立体102の後方側(例えば反対側、下流側)に位置決めされる。頂部組立体102の各々の軌道140は、一体式のベルトシーリング(図示せず)も含む場合があり、実質的に逆さまの「U字」型に似ている場合がある。頂部組立体102にある軌道140を前方および後方フレーム組立体110、112にある軌道140と位置合わせすることによって、ベルトスクリーン組立体130が伸張した楕円形の経路において軌道140に沿って継続して回転することが可能になる。
頂部組立体102はさらに、種々の要素が頂部フレーム組立体102の内部を通過するまたはその中に収容されることを可能にする複数の開口部(例えば、図1〜図5に示されるドア、スロット、穴、切欠き、ベントなど)を含む。例えば、頂部組立体102の頂部面は、フランジ付きの噴霧抽出出口160を含んでおり、これは、連続ベルトスクリーンシステム100の作動中に生成されるいずれの噴霧も囲まれた頂部組立体102の外部に誘導するように構成されたベントとして機能する。頂部組立体102はまた、1つまたは複数のクイックリリース(ボルト締めされないフランジタイプ)のアクセスパネル162を含む場合がある。アクセスパネル162は、パネルサイズならびに点検およびメンテナンス要求のためのアクセスを最大限にするように設計されており、頂部組立体102の4つの側部全ての設けられる場合もある。
図1から図5に示されるように、頂部組立体102はまた、駆動組立体164を受けるように構成された開口部を含み、この駆動組立体には、スクリーン組立体130の回転を駆動するように構成されたモータ166が含まれる。駆動組立体164は、調節可能な軸ピンの位置決めを補助し、作動中のベルトスクリーン組立体130に作動可能に結合しこれを回転させるために頂部組立体102の内部へと延びる駆動シャフト168を含む。モータ166は、速度が可変であり、多方向性であってよい(例えば前方に作動することができ、多様な速度で反転することができる)。駆動組立体164はまた、2つの駆動歯車170を含み、すなわち一方はスクリーン組立体130の前方ループに作動可能に結合しこれと係合し、一方はスクリーン組立体130の後方ループに作動可能に結合しこれと係合する2つの駆動歯車170を含んでおり、駆動シャフト168に作動可能に結合されこれによって駆動される。駆動歯車170の各々は好ましくは、極めて低い摩擦のために、かつスクリーン組立体130の駆動リンク172に係合するためにインボリュート状の外形を有する。モータは、駆動シャフト168を回転させ、この駆動シャフトが駆動歯車170を回転させ、この駆動歯車が、スクリーン組立体130の駆動リンク172に係合し、これによりスクリーン組立体130を回転させる。
これに加えて、頂部組立体102は、頂部組立体102から前方および後方フレーム組立体110、112によって画定される連続ベルトスクリーンシステム100の下部へと延び、頂部組立体102内の全ての開口部、ハッチおよび開口を密閉するための包括的なガスケット作用も行なう完全に入れ子式の内部の幅木(描かれない)を含んでいる可能性がある。
頂部組立体102はさらに、その4つの角の各々に持ち上げつまみ174を含む場合があり、このつまみによって、設置または取り外しの際にクレーンまたは他の持ち上げ装置によって頂部組立体102(およびしたがって、組み立てた際の連続ベルトスクリーンシステム100)を安全に持ち上げることを可能にする。
フリューム178は、図3から図5に描かれる前方ベースフレーム組立体106の外側面の囲い部150に含まれる開口部179を通過することができる。フリューム178は、頂部組立体102の中に延出するように全体に傾斜が付けられ、それらが図6に見られるようにベルトスクリーン組立体130のベルトの回転サイクルの頂点においてリフター180によって持ち上げられ降ろされる際、固体を捕えるように構成されている。フリューム178は、傾斜が付けられることで捕えた固体が下方に流れ、安全かつ制御されたやり方で連続ベルトスクリーンシステム100から出て行くことを可能にすることができる。捕えた固体は、フリュームから出て、コンベヤベルトまたは別の安全な固体廃棄物取り出し方法によって連続ベルトスクリーンシステム100から取り出すことができる。フリューム178の設計は、ベルトスクリーン組立体130を出て行く固体の捕捉を最大限にするように最適化することができ、好ましくは最大の断面積と急勾配(例えば傾斜)を含むことで、固体の極端な流れ(例えば大きな体積)においても、固体の有効な除去を保証することができる。同一平面のノズル配管(図示せず)が、ベルトスクリーン組立体の固体落下軌道の後ろに完全に隠され、フリューム178に水または別の液体を噴霧することでフリューム178内に固体収集区域のキャッチポイントが形成されるのを阻止するように構成される。したがって連続ベルトスクリーンシステム100からのフリューム178を介する固体の除去は、フリューム178上またはフリューム178内の固体の蓄積によって抑制されず、固体除去プロセスにおける清潔さおよび効率を高めることができる。
図6および図7は、スクリーン組立体130を横切るように設置された複数のリフター180を示している。リフター180は、図1から図5には明確にするために示されていない。図6において、図面は、後方フレーム組立体112および壁138に向かっており、ベルトの回転181は時計周りであり、図7では、図面は、ベルトスクリーン組立体130内から前方または上流であり、入口開口136から外を見ており、ベルトの回転181は反時計周りである。リフター180は、細片を捕捉し、持ち上げ、廃棄するために内向きに延在しており、図6は、頂部組立体102におけるサイクルの頂点を示しており、図7は、底部組立体104におけるサイクルの底部を示している。
後方フレーム組立体112はまた、図5に描かれるように1つまたは複数のベルト清浄スパージャ182を収容するように構成された開口部を含む場合がある。ベルト清浄スパージャ182は、ベルトスクリーン組立体130の全幅にわたって効率的な清浄をするように選択された噴霧ノズルを含むことができる。ベルト清浄スパージャ182は、場所の要件に適合するようにサイクルのオンオフに対して調節することできる。清潔さおよび円滑な機能性を最大限にするために、頂部組立体102における軌道140と係合する、または軌道によって収容されるまえに補助スパージャ184が駆動リンク172(ならびにベルトスクリーン組立体130の他の要素)の事前清浄面に設けられる場合もある。ベルト清浄スパージャ182は、指定された清浄サイクルにおいて使用されてよく、これは連続ベルトスクリーンシステム100の作動モードの1つである。
頂部組立体102および底部組立体104は、それぞれの締め具を含んでおり、例えばステンレス鋼から作製することができるが、材料は、これに限定するものではないが流体およびその内容物に対する適切な剛性、強度および腐食耐性を含めた基準によってその用途に関してそれぞれ見合うように当業者によって選択されてよい。
ベルトスクリーン組立体130は、前方および後方フレーム組立体110、112および頂部組立体102の内側面内に位置する軌道140と係合し、軌道によって収容され、軌道に沿って回転するように構成される。ベルトスクリーン組立体130は、図8および図9に示され、図10に一部が示される2つの平行なエンドレスループを形成するように併せて結合された複数の駆動リンク172を含む。
図10は、複数のベルトリンク200が軸ピン194(例えばナット、ロック、ピンなどの締め具を受けるように構成された2つの端部を有する円筒形のロッド)の長さに沿って設置されることで、隣接する駆動リンク172の適切な間隔を保証することを示している。典型的にはステンレス鋼または別の剛性の材料から作製されるが、各々のベルトリンク200は、2つの開口を画定する本体を含むことができ、すなわち軸ピン194を受けるように各々構成された各々のベルトリンク172の各々の端部に1つずつの開口がある。軸ピン194を隣接する駆動リンク172の開口部に挿入するまたは固定することによって、2つの駆動リンク172は、互いに接続される。ベルトリンク200によって、隣接する駆動リンク172が隣接する駆動リンク172に対して軸ピン194の周りで旋回することが可能になる。ベルトリンク172はまた、穿孔されたスクリーンパネル210のための支持を提供する場合もある。各々の軸ピン194が、軸ピン194の各々の端部に1つずつある2つの駆動リンク200を適切に離間することで、駆動リンク172の2つの平行なループが、2つの駆動歯車170、ならびに頂部組立体102および底部組立体104の軌道140と整列する。各々の軸ピン194の長さは典型的には、ベルトスクリーン組立体130の幅を画定する。
駆動リンク172は、高密度のプラスチックまたは別の剛性材料から作製することができ、各々の端部において(図14から図18)オフセット接続部220を有することで、隣接する駆動リンク172を接続する際、(図11から13および図19)ベルトスクリーン組立体130の回転面に平行な実質的に同一平面の対向する面を提供することができる。したがって各々の駆動リンク接続部220のオフセット距離および幅は、例えば隣接する駆動リンク172の幅の1/2であるため、隣接する駆動リンク172が併せて結合される際、2つの隣接する駆動リンク172の外側の面は互いに同一平面であり、これによりベルトスクリーン組立体130の軌道140に沿った円滑な回転を可能にする。
図12に図示されるように、ベルトスクリーン組立体130はまたワイパーブレード222を含む。ワイパーブレード222は、これもベルトスクリーン組立体130に設置された支持体に設置されてよい。ワイパーブレード222は、ベルトスクリーン組立体130の内側面に適合した低密度のプラスチックワイパーであってよく、内向きに伸張するように構成されてよい。ワイパーブレード222の目的は、フリューム178の前縁および後縁を一掃しフリューム縁部の清潔さを維持することである。そのようにして、ベルトスクリーン組立体130がベルト回転サイクルの頂点まで回転される際、ワイパーブレード222は、ベルトスクリーン組立体130に結合されており、固体が経時的に蓄積する可能性のあるフリューム178の縁部をぬぐう。よって、フリューム178の縁部にあるいかなる蓄積した固体もフリューム178に入るように拭き取られて除去される、あるいは流体に戻されて後に除去される。
図8から図19の駆動リンク172に関して示されるように駆動組立体174の駆動歯車170に係合する各々の駆動リンク172の表面にインボリュート状の外形が形成される場合がある。各々の駆動リンク172のインボリュート状の外形は、いくつかの実質的に三角形の頂点と、谷または歯224を含む場合がある。インボリュート状の外形は、歯224の端部にわたる湾曲部によって画定されてよく、これはその後、例えば駆動リンク172の各々の端部において実質的に円形になり得る湾曲部へと移行する。駆動歯車170の歯が、ベルトリンク172の歯224と係合することでベルトスクリーン組立体130の回転を生じさせる。
図14から図18に示されるように、各々の駆動リンク172は、2つの開口部226を含み、軸ピン194はこの開口部を通って、隣接する駆動リンク172を併せて接続するために通過するように構成されてよく、この軸ピンの周りで駆動リンク172が旋回することができる(図10)。締め具(ナイロックナット、スペーサワッシャなど)が、図16から図18に示されるように各々の駆動リンク開口部226に対応付けられた領域228内で完全にひっこんだ場所に置かれることで、そうでければ露出する結合構成要素から細片キャッチポイントをなくす。
図17および図18は、駆動リンク172の一実施形態に関して何らかの寸法的な指示を与える。図18における全体の長さYは、250〜300mm程であってよく、一実施形態では273mmであり、開口部226の間の距離Xは、150〜200mm程であってよく、一実施形態ではおおよそ160mmである。インボリュート状の歯付きの面の直径Φ1は、1300〜1400mmであってよく、一実施形態ではおおよそ1,350mmである。各々のリンク172の接続部220の外側湾曲部の直径Φ2は、100〜130mm程であってよく、一実施形態ではおおよそ112mmであり、内側湾曲部の直径Φ3は、100〜130mm程であってよく、一実施形態ではおおよそ113mmであってよい。歯付きの面の反対側の面の直径Φ4は、1,100〜1,200mm程であってよく、一実施形態ではおおよそ1,140mmである。
リフター180は、明確にするために図8および図9から省略されており、図10および図19における一実施形態では、矩形として示されるが、以下で考察されるように他の形状が提供される場合もあることに留意されたい。
スクリーン組立体のモジュール性が、図19に示されている。1つの結果は、ベルトスクリーン組立体130全体を分解せずに、またはベルトスクリーン組立体130をその設置された位置から取り外さずにスクリーンパネル210を交換することができる点である。リフター180は、ベルトスクリーン組立体130内の所定の場所にスクリーンパネル210を物理的に閉じ込めるように構成される。対向する駆動リンク172が軸ピン194を中心にベルトスクリーン組立体103の内側から離れるような方向に適切に回転される際、軸ピン194を取り外さずにスクリーンパネル210を解放することができる。したがってベルトスクリーン組立体130は、このような回転およびスクリーンの交換を可能にするために駆動リンク172を単に緩めるだけでよい。ベルトスクリーン組立体130の張力は、ベルト引っ張り装置152および関連するジャック式ねじ継手(図1)を調節することによって頂部組立体102を下げることにより緩めることができる。通常の作動とは反対方向のスクリーンパネル210の旋回とは、スクリーンパネルを外向きに、すなわち未濾過の液体に隣接する内側面196から離して、濾過後の液体に隣接する外側面198に向かうように旋回させることを意味しており、これによりスクリーンパネル210を解放し交換を可能にする。
スクリーンパネル210の交換は、壁94(図示せず)からチャネル90にまたがるデッキからチャネル90から外に出されて完了させることができる。既存のスクリーンパネルと相互に交換可能である代替のスクリーンパネルが設けられ、システム100は、スクリーンパネル交換のコスト効果および効率的な方法を提供することができる。スクリーンパネル210は、ベルトスクリーン組立体130全体を分解せずに交換することができるため、メンテナンスによる停止時間が延びることがなくなる。
図20および図21を参照すると、スクリーンパネル210は、最適化されカスタマイズ可能な穿孔された穴230を備えた、例えば高い強度および/または高い耐久性のプラスチックで構築されてよい。各々のスクリーンパネル210は、流体の流れが穿孔された穴230を通過することを可能にするように設計され、その一方でスクリーンパネル210は、穿孔された穴230を通過するには大きすぎる流体中のいかなる固体も捕えるまたは保持する。スクリーンパネル210は、図10および図19に見られるようにモジュラー式であるように設計され、何らかの好みの代替のスクリーン媒体が適応される場合もある。スクリーンパネル210は、一実施形態において実質的に矩形の平坦な面であってよく、この面は、駆動リンク172の2つの平行なループと2つの隣接する軸ピン194の間に画定された空間に延在する。図21に詳細に見られるスクリーンパネル210の穿孔された穴230は典型的には、スクリーンパネル210の端から端まで等しく離間され、等しくサイズが決められ(例えば1から6ミリメートルの直径の間)、まくれがない。
リフター180は、図22から図28に詳細に示される。複数のリフター180が、一実施形態において、軸ピン194の長さに沿って設置される。リフター180は各々、各々のリフター180の幅に沿って延在するスリーブ232によって形成される長手方向の開口部231、例えば長手方向軸に沿った円筒形の開口と、スリーブ232から延び軸ピン194およびスクリーンパネル210から離れるように延在するウェブまたはパドル部234とを画定する。示される実施形態において、リフター180は、別個の部分から成るスクリーンパネル210とは別の要素である。軸ピン194は、スリーブ232を通り抜けて供給されてよく、この実施形態に示されるように、スリーブ232および開口部231の一部に対して開放した側部を有する。軸ピン194の各々の端部は、ベルトスクリーン組立体130の各々の端部においてリフター180およびベルトリンク200を過ぎて延びることで、駆動リンク172に対応付けられた開口部226に収容される。
自由端、すなわち本実施形態におけるリフターの自由縁部は、起伏が付けられている。この起伏が付いた自由端部または縁部236は、4つの実質的に三角形の歯238を画定しているが、他の数の歯または全く歯がないものも可能である。このような起伏形成および歯238によって固体廃棄物を効果的に掴み解放することを実現することができる。起伏形成は、三角形以外の異なる形状を採る場合もあり、パドル部234の形状は、直線の前縁を備えた矩形である場合もある。複数の強化機構がリフター180に設けられる。頂部面にスリーブ232から横方向に離れる方向に延びるリブ237がある。パドル部234の底部側は、垂直の強化リブ240を有することで、堅固な部品を設ける必要なしにさらなる強度を与えることができる。長手方向のリブ242が、スリーブ232に隣接するように設けられる場合もある。
リフター180の頂部および底部においてスリーブ232とパドル部234の間に、スクリーンパネル210の縁部を受けるためのスロット250が形成される。スクリーンパネル210が、隣接するリフター180の隣接するスロット250内に受けられる際、スクリーンパネル210は、いずれの締め具も使用せずにベルトスクリーン組立体130に固定され、スロット250の壁252がスクリーンパネル210を捕捉することで移動を抑制する。駆動リンク172を操作することによって、スロット250が回転され、ベルトスクリーン組立体130を分解せずにスクリーンパネル210が解放される。
ベルトスクリーン組立体130が軌道に沿って回転する際、リフター180は、流体内に入るように回転され、その後流体から出てくる。リフター180が流体から出る際、それらは流体中の固体を捕え、捕えた固体を流体から外に出すように持ち上げて抽出する。リフター180の高い頻度が、固体の迅速な除去を実現し、スクリーンパネルの表面の清潔さを保ち易くし、これによりスクリーンパネル210の穿孔230を高い流量が通過することを可能にする。
リフター180の形状は、それらがベルトスクリーン組立体130の回転と共に上向きに進む際、リフター180が実質的にスクリーンパネル210に直交するようなものである。ベルトの回転サイクルの頂点において、リフター180は反転され、いかなる捕捉した固体も重力によって、ならびにベルト清浄スパージャ182からの洗浄液によってフリューム178内に処分される。
リフター180は、図22から図28の実施形態に示されるように起伏が付いた縁部と組み合わせて低摩擦面を含む場合があり、これは変化する固体の収集に対して効果的な組み合わせを提供し、同時にリフター180がベルトの回転サイクルの頂点において反転する際に(例えばリフター180が反転し、固体をフリューム178へと解放する際)効果的に固体を解放することを実現することができる。
リフター180は、一実施形態において射出成型された硬いプラスチックである場合がある。あるいはそれらは、応力下に置かれた際、破損せずに曲がるように可撓性の材料から作製される場合もある。リフター180は、ベルトスクリーン組立体130が一対の軌道140の湾曲した部分の周りを進む際、たわむように構成された可撓性の材料から形成される場合もある。可撓性の材料は、例えば、ショアA硬度計のおおよそ70から90、より詳細には、ショアA硬度計のおおよそ80を有する場合がある。材料は一実施形態では、ポリウレタンであってよい。
比較的安価で短い複数のリフター180を利用することは、リフター180が破損した場合、より大型でより高価なリフターまたはベルトスクリーン組立体130全体とは対照的に、小さな破損したリフター180のみを交換する必要があるため有利である。加えて、一部の他のシステムは、1つの部品としてそれらに組み込まれたリフターを有するスクリーンパネルを使用しており、そのためリフターが破損した場合、リフターと、有意により高価なスクリーンパネルの両方を交換する必要がある。
スクリーンパネル210に関連する極めて清潔な内側面およびリフター180(これは典型的には、連続ベルトスクリーンシステム100の内部に延在する)は、ベルトの回転サイクルの頂点において解放しない固体および細片に対するキャッチポイントの大きさを大きく削減する。さらに、ベルトスクリーン組立体130上のリフター180の配置によって、穿孔されたスクリーンパネル210がベルトスクリーン組立体130の全長および幅に及ぶことを可能にするため、極めて高いスクリーンパネル開放面積を達成することが可能である。ベルトスクリーン組立体130上のリフター180の設計は、平坦な穿孔されたスクリーンパネル210を容易に受け入れる。したがってスクリーンパネル210を成型したり、流れの成形制約を取り除く必要がない。流れの制約なしに、スクリーンパネル210内の穿孔された穴230は、より近づけて一緒に配置することができるため、流体が中を通って流れることができるより大きな開放面積が可能になる。リフター180と駆動リンク172の構成要素を組み合わせることで、メンテナンス問題を緩和させ、同様の構成に対してデバイスの性能を高めることができる。
特定の例示の実施形態を記載し、添付の図面に示してきたが、このような実施形態は、広範な発明の単なる例示であり、それを制限するものではなく、様々な他の変更、組み合わせ、省略、修正および代替が上記の段落に記載されるものの他に可能であるため、本発明は、示され記載される特有の構造および構成に限定されないことを理解されたい。当業者は、本発明の範囲から逸脱することなく、正に記載される実施形態の種々の適合、修正および組み合わせを構成することができることを理解するであろう。したがって添付の特許請求の範囲の範囲内で、本発明は、本明細書に具体的に記載されるもの以外で実施される場合もあることを理解されたい。

Claims (27)

  1. チャネル内の流体から固体廃棄物を除去するための連続ベルトスクリーン組立体において、
    一対となるように間隔を空けて対向しているエンドレスベルトと、
    各々が前記一対のベルトに作動可能に設置され、前記チャネル内の前記流体から固体廃棄物を持ち上げるように構成された複数のリフターと、
    各々が前記一対のリフターの間に配置され、前記リフターと係合することによって所定の場所に固定される複数のスクリーンパネルと、を備えていることを特徴とする連続ベルトスクリーン組立体。
  2. 前記エンドレスベルトの間に延在し、各々が2つの端部を有する複数の軸ピンをさらに備えており、少なくとも1つのリフターが、各々の軸ピンに旋回可能に設置されていることを特徴とする、請求項1に記載の連続ベルトスクリーン組立体。
  3. 各々のリフターが、前記軸ピンに平行であり前記リフターの対向する側にある2つのスロットを画定することで、隣接するリフターからのスロットが互いに向かって開放し、前記複数のスクリーンパネルが、前記スロット内に収容されることで所定の場所に固定されることを特徴とする、請求項2に記載の連続ベルトスクリーン組立体。
  4. 前記スクリーンパネルが、前記スロットの壁によって物理的に遮られることによって前記スロット内で所定の場所に固定されることを特徴とする、請求項3に記載の連続ベルトスクリーン組立体。
  5. 前記スクリーンパネルが、前記エンドレスベルトに対する張力を緩め、前記リフターおよびスクリーンパネルを操作することによって前記スロットから解放させることができることを特徴とする、請求項3に記載の連続ベルトスクリーン組立体。
  6. 各々のエンドレスベルトが、各端部において開口部を各々画定する複数の駆動リンクを備え、各々の開口部が軸ピンを受けることで、一方のエンドレスベルトが、各々の軸ピンの一端に位置決めされ、他方のエンドレスベルトが各々のそれぞれの軸ピンの他端に位置決めされることを特徴とする、請求項2に記載の連続ベルトスクリーン組立体。
  7. 各々の駆動リンクが、前記エンドレスベルトの回転を生じさせるために歯付きの駆動歯車と係合するように構成された歯付きの面を画定し、前記駆動リンクの前記歯付きの面の歯の端部は、インボリュート状の外形を形成するように延在することを特徴とする、請求項6に記載の連続ベルトスクリーン組立体。
  8. 2つの端部を有する複数のベルトリンクをさらに備え、各々のベルトリンクの前記端部は、隣接する軸ピンに各々設置され、各々のベルトリンクは、前記それぞれのベルトリンクが設置される前記軸ピンに実質的に直交することを特徴とする、請求項2に記載の連続ベルトスクリーン組立体。
  9. 各々の軸ピンを旋回するように係合した状態で受ける複数のリフターが存在することを特徴とする、請求項8に記載の連続ベルトスクリーン組立体。
  10. ベルトリンクの一端は、前記軸ピンの1つ置された隣接するリフターの間に配置されていることを特徴とする、請求項9に記載の連続ベルトスクリーン組立体。
  11. 前記リフターは、前記軸ピンを受けるスリーブ部と、前記スリーブ部から延出し自由端において終端するパドル部とを備えることを特徴とする、請求項2に記載の連続ベルトスクリーン組立体。
  12. 前記リフターの前記パドル部は、前記スリーブ部の反対側に起伏の付いた縁部を画定することを特徴とする、請求項11に記載の連続ベルトスクリーン組立体。
  13. 前記パドル部の前記起伏の付いた縁部は、歯を形成することを特徴とする、請求項12に記載の連続ベルトスクリーン組立体。
  14. 前記リフターは、前記ベルトスクリーン組立体が湾曲した経路の周りを進む際にたわむように構成された可撓性の材料を含むことを特徴とする、請求項11に記載の連続ベルトスクリーン組立体。
  15. 前記可撓性の材料は、ショアA硬度計の70から90を有することを特徴とする、請求項14に記載の連続ベルトスクリーン組立体。
  16. 前記可撓性の材料はポリウレタンであることを特徴とする、請求項14に記載の連続ベルトスクリーン組立体。
  17. チャネル内の流体から固体廃棄物を除去するための連続ベルトスクリーン組立体において、
    一対となるように間隔を空けて対向しているエンドレスベルトと、
    各々が前記一対のベルトに作動可能に設置され、前記チャネル内の前記流体から固体廃棄物を持ち上げるように構成された複数のリフターであって、起伏が付いた自由端を画定する複数のリフターと、
    各々が、前記一対のリフターの間に配置され、前記エンドレスベルトに作動可能に設置される複数のスクリーンパネルと、を備えていることを特徴とする連続ベルトスクリーン組立体。
  18. 前記リフターは各々、軸ピンを受けるスリーブ部と、前記スリーブ部から延出し、前記スリーブ部の反対側で自由端において終端するパドル部とを含み、
    各々の軸ピンは、一方のエンドレスベルトに係合する一端と、他方のエンドレスベルトに係合する別の端部とを含んでいることを特徴とする、請求項17に記載の連続ベルトスクリーン組立体。
  19. 前記パドル部の起伏の付いた自由端は、歯を形成することを特徴とする、請求項18に記載の連続ベルトスクリーン組立体。
  20. 前記リフターは、前記ベルトスクリーン組立体が湾曲した経路の周りを進む際にたわむように構成された可撓性の材料を含むことを特徴とする、請求項19に記載の連続ベルトスクリーン組立体。
  21. 前記可撓性の材料は、ショアA硬度計の70から90を有することを特徴とする、請求項20に記載の連続ベルトスクリーン組立体。
  22. 前記可撓性の材料はポリウレタンであることを特徴とする、請求項20に記載の連続ベルトスクリーン組立体。
  23. チャネルの流体から固体廃棄物を除去するための連続ベルトスクリーン組立体のためのリフターにおいて、
    軸を受けるように構成されたスリーブ部と、
    前記スリーブ部から延出し前記スリーブ部の反対側の起伏の付いた縁部を画定し、前記チャネル内の前記液体から固体廃棄物を持ち上げるように構成されているパドル部と、を備えていることを特徴とするリフター。
  24. 前記パドル部の前記起伏の付いた縁部は歯を形成することを特徴とする、請求項23に記載の連続ベルトスクリーン組立体。
  25. チャネル内の流体から固体廃棄物を除去するための連続ベルトスクリーン組立体において、
    複数の駆動リンクを備え、前記駆動リンクが各々2つの端部を有し各々の端部において開口部を画定し、一対となるように間隔を空けて対向しているエンドレスベルトと、
    各々が一方のエンドレスベルトに係合する一端と、他方のエンドレスベルトに係合する別の端部とを含んでおり、隣接する駆動リンクに接続することで前記エンドレスベルトを形成する複数の軸ピンであって、各々の開口部が軸ピンを受けることで、一方のエンドレスベルトが各々の軸ピンの一端に位置決めされ、他方のエンドレスベルトが、各々のそれぞれの軸ピンの他端に位置決めされる複数の軸ピンと、
    各々が、前記軸ピンの1つに旋回可能に設置され、前記チャネル内の前記流体から固体廃棄物を持ち上げるように構成される複数のリフターであって、前記各リフターは、互いに向かって開放する隣接するリフターから、前記軸ピンに沿って延びる一対のスロットを画定する複数のリフターと、
    各々が一対の隣接するリフターの間に配置され、前記エンドレスベルトに作動可能に設置される複数のスクリーンパネルであって、少なくとも1つの前記スクリーンパネルが前記リフターの間の位置に取外し可能に固定された前記隣接するリフターの前記スロットに受け入れられる、複数のスクリーンパネルと、を備えており、
    各々の駆動リンクは、前記エンドレスベルトの回転を生じさせるために歯付きの駆動歯車と係合するように構成された歯付きの面を画定し、前記駆動リンクの前記歯付きの面の歯の端部は、前記駆動リンクの端部と共にインボリュート状の外形を形成するように延在していることを特徴とする連続ベルトスクリーン組立体。
  26. チャネル内の流体から固体廃棄物を除去するための連続ベルトスクリーンシステムにおいて、
    一対の離間した対向する軌道を備える支持構造と、
    ベルトスクリーン組立体と、を備えており、
    前記ベルトスクリーン組立体は、
    各々が一対の軌道の一方に収容され複数の駆動リンクを備えており、前記駆動リンクは各々2つの端部と歯とを有し各々の端部において開口部を画定し、一対となるように間隔を空けて対向しているエンドレスベルトと、
    各々が一方のエンドレスベルトに係合する一端と、他方のエンドレスベルトに係合する別の端部とを含んでおり、隣接する駆動リンクを接続することで前記エンドレスベルトを形成する複数の軸ピンであって、各々の開口部が軸ピンを受けることで、一方のエンドレスベルトが前記軸ピンの一端に位置決めされ、他方のエンドレスベルトが、前記軸ピンの他端に位置決めされる複数の軸ピンと、
    各々が前記軸ピンの1つに旋回可能に設置され、前記チャネル内の前記流体から固体廃棄物を持ち上げるように構成された複数のリフターであって、各々が歯を形成する起伏の付いた自由端を画定する複数のリフターと、
    各々が一対のリフターの間に配置され、前記エンドレスベルトに作動可能に設置される複数のスクリーンパネルと、
    駆動シャフトおよび歯車を回転させ、前記歯車が前記駆動リンクの前記歯と係合することで前記軌道内で前記エンドレスベルトを回転させるモータと、
    ベルトスクリーン組立体によって画定される空間内のフリュームと、を備えており、
    前記ベルトスクリーン組立体は、前記軌道の範囲内で回転し、前記リフター上に固体廃棄物を収集し、前記リフターは回転サイクルの頂点部分にあるときに反転して、前記固体廃棄物を前記フリュームへと落下させるように構成されていることを特徴とする連続ベルトスクリーンシステム。
  27. チャネル内の流体から固体廃棄物を除去するための連続ベルトスクリーン組立体からスクリーンパネルを取り外す方法において、
    前記連続ベルトスクリーン組立体は、連続ベルトスクリーンシステムの一部であり、前記連続ベルトスクリーンシステムは、
    一対の離間した対向する軌道を備える支持構造と、
    ベルトスクリーン組立体と、を備えており、
    前記ベルトスクリーン組立体は、
    各々が一対の軌道の一方に収容され、複数の駆動リンクを備え、前記ベルトスクリーン組立体の操作中に張力を受けており、内側面と外側面とを画定し、一対となるように間隔を空けて対向しているエンドレスベルトと、
    各々が一方のエンドレスベルトに係合する一端と、他方のエンドレスベルトに係合する別の端部とを含んでおり、隣接する駆動リンクを接続することで前記エンドレスベルトを形成する複数の軸ピンと、
    各々が前記軸ピンの1つに旋回可能に設置され、前記チャネル内の前記流体から固体廃棄物を持ち上げるように構成された複数のリフターであって、各々が前記軸ピンに平行であり前記リフターの対向する側にある2つのスロットを画定することで、隣接するリフターからのスロットが互いに向かって開放する複数のリフターと、
    各々がある長さを有し、一対のリフターの間に配置され、前記リフターとの係合によって所定の場所に固定される複数のスクリーンパネルであって、前記スロット内で所定の場所に取外し可能に固定される複数のスクリーンパネルとを備えており、
    当該方法は、
    前記エンドレスベルトに対する張力を緩和させるステップと、
    取り外すために前記スクリーンパネルの端部を露出すると共に前記リフターのスロットを前記スクリーンパネルから外すために、前記軸ピンを中心に前記ベルトスクリーン組立体の内側から離れる方向に、前記駆動リンクを回転させるステップと、
    前記スクリーンパネルを前記スロットから取り外すステップと、
    を含むことを特徴とする方法。
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