JP6467799B2 - ロールイン用乳化油脂組成物 - Google Patents
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また、特許文献2及び特許文献3では、油脂中のトリグリセリド組成を規定したロールイン用乳化油脂組成物及びロールインマーガリンが開示されている。
特許文献1記載の発明では、チョコレート用対称型油脂であるカカオバター代用脂が必須であるために低温で硬くなり、展延性が不十分であった。また、硬化油及びエステル交換油を一切使用しないことを特徴とするなど、配合上の制限が多く、さらに、実施例では加圧晶析による製造法が開示されているのみである。
そこで、特許文献3記載の発明では、パームステアリンのエステル交換分別液状部を30重量%以上含有することによって、SSU/(SUS+USU)の比率を1.0以上としている。しかし、特許文献2と同様に、油相の飽和脂肪酸はパルミチン酸が主体であるために、ロールインマーガリンの結晶粗大化などの組織状態を十分に改良するには至っておらず、経時的に組織が硬くなるという欠点があった。なお、ここで、Sとは、C16〜22の飽和脂肪酸、Uとは、C16〜22の不飽和脂肪酸を示し、SSUとは、Uがα位に結合している1,2‐飽和‐3‐不飽和グリセリドであり、SUSとは、Uがβ位に結合している1,3‐飽和‐2‐不飽和グリセリドであり、USUとは、Sがβ位に結合している1,3‐不飽和‐2‐飽和グリセリドである。
特許文献5記載の発明では、豚脂、パームの分別中部油及びパーム極度硬化油を用いて、規定のトリグリセリド組成を満たしている。しかし、豚脂を規定量含有することが好ましいと記載されていることから、油相配合上の制限が多いものである。また、パームの分別中部油を用いると、トリグリセリド組成に偏りが生じやすくなるために、特に低温で組織が硬くなり十分な展延性が得られない場合があった。さらに、実施例では構成脂肪酸中のラウリン酸含有量が1重量%以下の組成物が開示されているのみである。
すなわち、トランス酸を実質的に含まない配合でありながら、低温での展延性が良好であり、焼成した層状膨化小麦粉食品においてはきれいな層を形成し、かつ良好な口溶けとジューシーな食感を発現するロールイン用乳化油脂組成物は得られていなかった。
(1)下記の(i)〜(v)の条件をすべて満たすことを特徴とする、ロールイン用乳化油脂組成物、
(i)油相の構成トリグリセリド組成におけるX3含有量が8〜30重量%
(ii)油相の構成トリグリセリド組成におけるPPP含有量が3重量%未満
(iii)油相の構成脂肪酸中のステアリン酸/パルミチン酸の重量比(St/P)が0.2〜1.0
(iv)油相の構成脂肪酸としてラウリン酸含有量が2〜18重量%
(v)油相の構成脂肪酸としてトランス酸含有量が5重量%未満
(但し、X : 炭素数が4〜24の偶数である飽和脂肪酸、P : パルミチン酸、St : ステアリン酸を意味する。)
(2)油相のSFCが10℃で35〜60%、35℃で7%以下である、(1)記載のロールイン用乳化油脂組成物、
(3)油相に、下記に示す油脂A、油脂B及び油脂Cを含有する(1)または(2)記載のロールイン用乳化油脂組成物、
油脂Aは、構成トリグリセリド組成におけるSUS/SSUの重量比が0.4〜0.8、SSS含有量が4〜20重量%、S2U含有量が50〜80重量%であり、構成脂肪酸中のステアリン酸/パルミチン酸の重量比が0.1〜0.4である、エステル交換油の高融点部を除去した分別画分
油脂Bは、液状植物油
油脂Cは、ラウリン酸を含有する油脂
(但し、S : 炭素数が14〜24の飽和脂肪酸、U : 炭素数が14〜24の不飽和脂肪酸を意味する。)
(4)油相に、油脂Aを7〜45重量%、油脂Bを10〜50重量%及び油脂Cを10〜75重量%含有する、(3)記載のロールイン用乳化油脂組成物、
(5)油脂Aが、パーム油、及び/又はパーム分別油に、構成脂肪酸中にステアリン酸を25重量%以上含有する油脂を配合して、エステル交換した後、高融点部及び低融点部を除去した中融点画分である、(3)または(4)記載のロールイン用乳化油脂組成物、
(6)(1)乃至(5)の何れか1つに記載のロールイン用乳化油脂組成物を使用した、層状膨化小麦粉食品、
に関するものである。
本発明でいう油相とは、ロールイン用乳化油脂組成物における、油脂および油脂に溶解する成分が混合した状態のものであり、乳化油脂組成物を加熱溶解して乳化状態を破壊した際に、油脂を主体とした部分として分離し、認識されるものである。
本発明の乳化とは、油中水型乳化であり、油中水型または油中水中油型の何れでも構わない。
また、本発明の油脂Aを構成する飽和脂肪酸は、実質的にステアリン酸とパルミチン酸で構成されるが、飽和脂肪酸のうちステアリン酸とパルミチン酸の合計含有量が90重量%以上であることが好ましく、より好ましくは95重量%以上である。さらに、本発明の油脂Aは、構成脂肪酸組成中にラウリン酸含有量が5重量%未満であることが好ましく、より好ましくは3重量%未満である。
ここで、油脂中のトランス酸含有量を含む構成脂肪酸組成は、AOCS Ce1f-96に準じて測定した。
ここで、本発明における融点及び沃素価は、社団法人日本油化学会制定の基準油脂分析試験法2.2.4.2-1996 融点(上昇融点)及び2.3.4 ヨウ素価に準じて測定したものである。
このような、構成脂肪酸中にステアリン酸を高濃度に含有する油脂とパーム油、及び/又はパーム分別油を混合することで、上記のようなステアリン酸とパルミチン酸の含有量となる油脂を得ることができる。
パーム油(ヨウ素価52)60重量%、パームステアリン(ヨウ素価31)20重量%、パーム極度硬化油(ヨウ素価1以下)20重量%からなる配合油を、ナトリウムメチラートによりエステル交換を行い、さらにアセトン分別により高融点部と低融点部を除去した中融点画分を得て、油脂Aとした。得られた中融点画分Aは、構成トリグリセリド組成におけるX3含有量が13重量%、PPP含有量が5重量%、S2U含有量が75重量%及びSUS/SSUの重量比が0.5であり、構成脂肪酸中のラウリン酸、及びトランス酸含有量が0.5重量%未満、ステアリン酸/パルミチン酸の重量比が0.3であった。
この精製ナタネ油は、構成トリグリセリド組成におけるX3含有量及びPPP含有量が0重量%であり、構成脂肪酸中のラウリン酸含有量が0.5重量%未満、トランス酸含有量が1重量%、ステアリン酸/パルミチン酸の重量比が0.4であった。
ラウリン系油脂であるパーム核分別低融点部とパーム油を混合した後、触媒としてナトリウムメチラートを混合油に添加し、80℃、真空度20Torr、40分間攪拌してエステル交換反応を行った後、水洗、脱水し、通常の精製工程を施すことにより、エステル交換油脂C−1を得た。この油脂C−1は、構成トリグリセリド組成におけるX3含有量が22重量%、PPP含有量が3重量%であり、構成脂肪酸中のラウリン酸含有量が17重量%、トランス酸含有量が0.5重量%未満、ステアリン酸/パルミチン酸の重量比が0.1であった。
(油脂C−2)
油脂C−2としては、乳脂を使用した。この油脂C−2は、構成脂肪酸中のラウリン酸含有量が4重量%、ステアリン酸/パルミチン酸の重量比が0.4であり、構成トリグリセリド組成におけるX3含有量が33重量%、PPP含有量が0.3重量%であった。ここで、乳脂は天然油脂であるため、トランス酸含有量は考慮しない。
(油脂C‐3)
ナタネ油、パーム核油、ハイエルシン菜種極度硬化油をランダムエステル交換した後、水洗、脱水し、沃素価0.5まで水素添加した。さらに精製を施して、エステル交換油脂C−3を得た。この油脂C−3は、構成トリグリセリド組成におけるX3含有量が100重量%、PPP含有量が0.5重量%未満であり、構成脂肪酸中のラウリン酸含有量が20重量%、トランス酸含有量が0.5重量%未満、ステアリン酸/パルミチン酸の重量比が8であった。
(油脂C−4)
油脂C−4としては、パーム核分別高融点部を使用した。この油脂C−4は、構成脂肪酸中のラウリン酸含有量が55重量%、トランス酸含有量が0.5重量%未満、ステアリン酸/パルミチン酸の重量比が0.2であり、構成トリグリセリド組成におけるX3含有量が80重量%、PPP含有量が0.5重量%であった。
表1に示す配合において、以下に記載する「ロールイン用乳化油脂組成物の調製法」に従い、ロールイン用乳化油脂組成物を調製した。
・ 単位は重量%である。
・ 乳化剤としては、飽和モノグリセリド(「エマルジーMS」理研ビタミン株式会社製)、大豆レシチン(「SLPペースト」辻製油株式会社製)を使用した。
1.油脂及び油脂に溶解する乳化剤を融解、混合して油相とした。
2.水及び水に溶解する成分を混合し水相とした。
3.油相を55〜70℃で攪拌しつつ水相を投入し、略乳化した。
4.掻き取り式急冷混和機「コンビネーター」、休止管、成型機を通してシート状のロールイン用乳化油脂組成物を得た。
5.3〜7℃の冷蔵庫にて保管した。
表2 ロールイン用乳化油脂組成物の油脂配合
・単位は重量%である。
・ラードは、精製ラードを使用した。このラードは、構成トリグリセリド組成におけるX3含有量が6.5重量%、PPP含有量が0.5重量%であり、構成脂肪酸中のラウリン酸含有量が0.5重量%未満、トランス酸含有量が1.0重量%であり、ステアリン酸/パルミチン酸の重量比が0.5であった。
表3 ロールイン用乳化油脂組成物の油脂配合
・単位は重量%である。
・エステル交換油Dは、パーム油、ハイエルシン菜種極度硬化油等をランダムエステル交換した、構成トリグリセリド組成におけるX3含有量が25重量%、PPP含有量が16重量%であり、構成脂肪酸中のラウリン酸、及びトランス酸含有量が0.5重量%未満、ステアリン酸/パルミチン酸の重量比が0.1であった。
・エステル交換油Eは、パーム低融点部、ハイエルシン菜種極度硬化油をランダムエステル交換した、構成トリグリセリド組成におけるX3含有量が10重量%、PPP含有量が5重量%であり、構成脂肪酸中のラウリン酸、及びトランス酸含有量が0.5重量%未満、ステアリン酸/パルミチン酸の重量比が0.1であった。
・ここで、油相とは油脂配合に乳化剤を加えたものである。
・St/Pは、構成脂肪酸中のステアリン酸/パルミチン酸の重量比を示す。
・天然油脂である乳脂(油脂C-2)は、トランス酸含有量(%)を考慮していない。
表5 クロワッサン生地配合
・単位は重量部である。
・強力粉としては、日本製粉株式会社製「イーグル」を使用した
・練り込み用油脂としては、不二製油株式会社製「デリソフト」を使用した。
上表5に記載の小麦粉生地原料を練り上げ、28℃、湿度75%の庫内にて60分間発酵させた後、−18℃のフリーザーで60分間リタードをとった。次に、実施例1〜5及び比較例1〜4のロールイン用乳化油脂組成物(10℃で温調)を折り込み、リバースシーターで3つ折りを2回行った後、−7℃のフリーザーで60分間リタードをとり、リバースシーターで3つ折りを1回行った後、−7℃のフリーザーで45分間リタードをとり、リバースシーターで生地厚4mmまで延ばして成形し、32℃、湿度75%のホイロで60分間発酵させた後、庫内温度200℃のオーブンで16分間焼成し、クロワッサンを得た。これを室温で18〜24保管後に焼成品の評価を行った。
「ロールイン用乳化油脂組成物の評価」
充填適正の評価基準
◎ : 充填時の組織に十分な硬さがあり、安定した充填が可能
○ : 充填時の組織はやや軟らかいものの、充填が可能な範囲である
× : 充填時の組織が軟らかい又は不均一で、安定した充填が困難
組織状態の評価基準
◎ : 低温でも軟らかく滑らかで、コシもある
○ : 低温でやや硬いものの、脆さはなく滑らかさがあり、コシもある
× : 低温で硬くて脆い。
作業性の評価基準
◎ : 生地とともに非常によく伸び、割れもなく、良好な展延性を示す
○ : 割れずに生地とともに伸びており、許容範囲の展延性である
△ : 伸びがやや悪く、僅かに割れがみられて展延性が劣る
× : 伸びが悪く、割れが発生する
「焼成後のクロワッサン評価」
口溶けの評価基準 クロワッサンを実際に食して評価した。
◎ : 良好な口溶けで、非常にジューシー感がある
○ : 良好な口溶けで、ジューシー感がある
△ : 口溶けは許容範囲内であるが、ジューシー感はない
× : 口溶けが悪く、油性感がある。やや乾燥している感じでジューシー感はない
外観(浮き)及び内層の評価基準 内層はクロワッサンを切断して評価した。
◎ : 非常に浮きが良く、きれいな内層が形成されている
○ : 浮きが良く、きれいな内層が形成されている
△ : 浮いているが、不均一な内層である
× : 浮きが不十分で、目が詰まってパン目になっているところがあり、内層の出来も悪い
表6 ロールイン用乳化油脂組成物及び焼成後のクロワッサン(焼成品)の評価結果
・比較例1は、製造時の充填適正、組織状態、低温での作業性、クロワッサンの外観、および内層は優れるものの、得られた焼成品の口溶けが劣り、ジューシーな食感を得ることができなかった。これは、エステル交換油の高融点部を除去した分別画分である本願発明の油脂Aではなく、単にエステル交換油を配合したため、油相のPPP含有量、St/P値及びSFC(35℃)の値が高くなってしまったためである。
・比較例2、3では、本願発明の油脂Aと油脂Bを組み合わせたが、油相の構成脂肪酸としてラウリン酸を規定量含有しないため、得られたロールイン用乳化油脂組成物の組織状態及び低温での良好な作業性が劣る結果であった。特に、比較例2は、実施例3の油相物性であるSFC値、PPP含有量及びSt/P値は同等である。しかし、構成脂肪酸であるラウリン酸を規定量含有せず、かつ構成トリグリセリド組成におけるX3含有量も規定量より少ないために、充填適正が悪く、組織状態、作業性も悪化しただけでなく、焼成品の浮きや層の出来が不十分で、ジューシーな食感も得られなかった。
・比較例4は、製造時の充填適正、組織状態、低温での作業性はいずれも良好で、クロワッサンの外観および内層も優れているものの、得られた焼成品の口溶けが劣り、ジューシーな食感を得ることができなかった。これは、乳脂を使用した場合でも、比較例1と同様に高融点部を除去していないエステル交換油を配合したため、油相のPPP含有量及びSFC(35℃)の値が高くなってしまったためである。
・一方、実施例にあるとおり、油相の構成トリグリセリド組成におけるX3含有量及びPPP含有量、St/P値(構成脂肪酸中のステアリン酸/パルミチン酸の重量比)、ラウリン酸及びトランス酸含有量の各値が、特定条件を満たした場合に初めて、製造時の充填適正、組織状態、低温での作業性、クロワッサンの外観、及び内層が優れ、かつ得られたクロワッサンは良好な口溶けとジューシーな食感を示していた。
Claims (5)
- 油相に、下記に示す油脂A、油脂B及び油脂Cを含有し、かつ下記の(i)〜(v)の条件をすべて満たすことを特徴とする、ロールイン用乳化油脂組成物。
油脂Aは、構成トリグリセリド組成におけるSUS/SSUの重量比が0.4〜0.8、SSS含有量が4〜20重量%、S2U含有量が50〜80重量%であり、構成脂肪酸中のステアリン酸/パルミチン酸の重量比が0.1〜0.4である、エステル交換油の高融点部を除去した分別画分
油脂Bは、液状植物油
油脂Cは、ラウリン酸を含有する油脂であり、
(i)油相の構成トリグリセリド組成におけるX3含有量が8〜21重量%
(ii)油相の構成トリグリセリド組成におけるPPP含有量が3重量%未満
(iii)油相の構成脂肪酸中のステアリン酸/パルミチン酸の重量比(St/P)が0.2〜1.0
(iv)油相の構成脂肪酸としてラウリン酸含有量が2〜18重量%
(v)油相の構成脂肪酸としてトランス酸含有量が5重量%未満
(但し、X : 炭素数が4〜24の偶数である飽和脂肪酸、P : パルミチン酸、St : ステアリン酸を意味する。S : 炭素数が14〜24の飽和脂肪酸、U : 炭素数が14〜24の不飽和脂肪酸を意味する。以下、同じ。) - 油相のSFCが10℃で35〜60%、35℃で7%以下である、請求項1記載のロールイン用乳化油脂組成物。
- 油相に、油脂Aを7〜45重量%、油脂Bを10〜50重量%及び油脂Cを10〜75重量%含有する、請求項1記載のロールイン用乳化油脂組成物。
- 油脂Aが、パーム油、及び/又はパーム分別油に、構成脂肪酸中にステアリン酸を25重量%以上含有する油脂を配合して、エステル交換した後、高融点部及び低融点部を除去した中融点画分である、請求項1または3記載のロールイン用乳化油脂組成物。
- 請求項1乃至4の何れか1項に記載のロールイン用乳化油脂組成物を使用した、層状膨化小麦粉食品。
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