JP6467522B2 - トンネル空間を有する複合伸縮部材の製造方法、製造装置およびトンネル空間を有する複合伸縮部材 - Google Patents

トンネル空間を有する複合伸縮部材の製造方法、製造装置およびトンネル空間を有する複合伸縮部材 Download PDF

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Description

本発明は、第1基材の非伸縮性シートと第2基材の伸縮性シートとより構成される複合伸縮部材において、前記二シート間に形成されるところの、トンネル空間を形成するための、複合伸縮部材の製造方法、製造装置、複合伸縮部材に関する。
なお、第1基材および第2基材として、不織布、紙等が適用される。
トンネル空間(ブリーツ(襞))を形成し得る複合伸縮部材の使用例として、使い捨ておむつ、生理用ナプキン等の吸収性物品においては、シート材に弾性部材を伸長状態で接合し、その弾性部材を収縮させて該シート材にギャザー(多数の襞を有する伸縮部)を形成することが広く行われている。
この種の複合伸縮部材として、複数のシート層の相互間に、部材長手方向を伸縮方向とする弾性部材と、該弾性部材の伸縮方向と直交方向に位置する線状接合部分とを介装してなる弾性伸縮部を備えた使い捨ておむつが公知である。
公開実用新案公報:実開平4−71922号公報 特許公報第5928469号
発明が解決すべき課題
特許文献1(考案の名称:使い捨て物品のギャーザー)は、2枚のシート材と、これら両シート材間に配された複数本の弾性部材とを有する複合伸縮部材であって、前記2枚のシート材は、部分的に接合されて複数の接合部を形成しており、複数の前記接合部によって、前記弾性部材の伸縮方向に交差する方向に延びる接合ラインが複数本形成されており、前記各弾性部材Rは、少なくとも一部の前記接合部において前記両シート材間に固定されており、前記両シート材それぞれが、隣接する前記接合ライン間においてギャーザー(襞)T‘を形成している複合伸縮部材を開示している(図10参照)。
更に、両シート材間に配された複数本の弾性部材(糸ゴム)が存在することで、前記接合ラインの位置においては、複数本の弾性部材(糸ゴム)を介在した状態で、2枚のシート材を固定している。
よって、複数本の弾性部材(糸ゴム)を必要とする問題点が存在する。
特許文献2(ホットメルト接着剤のロール転写塗布方法および塗布装置)は、本願発明の発明者による先発明で、特許権者は本願出願人であり、図11を参照して、パターンロールの凸部に塗布されたホットメルト接着剤をパターンロールの凸部表面12から前記塗布基材の表面に転写させる工程を含む、ホットメルト接着剤のロール転写塗布方法において、スロット溝をパターンロールの軸心方向としたコーターヘッドを、パターンロールのパターン面に対向して設け、ホットメルト接着剤供給装置から供給されるホットメルト接着剤HMを、パターンロール10のパターン表面に薄膜状態で供給することにより、パターンロールの凸部表面12のみに、薄膜のホットメルト接着剤を供給することを特徴とする、ホットメルト接着剤のロール転写塗布方法を開示している。
本願発明は、二枚のシート(第1基材の非伸縮性シートと第2基材の伸縮性シート)の接合にあたり、前記先発明を適用して、基材シートの所定箇所に薄膜ホットメルト接着剤のパターン塗布を行うことにより、接合のためのホットメルト接着剤の使用量の削減を行うこと、および特許文献1における複数本の弾性部材(糸ゴム)を不用として、製品コストの低減をはかることを課題とする。
更に、トンネル空間(ブリーツ(襞))としての機能を高めることを課題とする。
課題の解決手段
本願請求項1の発明は、
第1基材の非伸縮性シートの裏面に、薄膜ホットメルト接着剤を、パターンロールの凸部表面によるパターン分布で塗布するところの。転写工程と、
前記工程により裏面に薄膜ホットメルト接着剤を塗布した第1基材と、第1基材に対し1/2以下の走行速度で送込まれる第2基材の伸縮性シートとを張り合わせるところの、貼合工程とを含み、
転写工程においてパターンロールの凸部表面によるパターン分布が、第1基材の走行方向と直交方向の細幅直線であり、第1基材と第2基材との接合部は、塗布基材長手方向と直交方向の細幅直線で間欠存在し、かつ細幅直線の間隔を異にする複数区間に区分され、
伸縮性不織布シートを自然長とすることにより形成されるトンネル空間は、塗布基材の走行方向と直交方向に間欠存在であり、かつトンネル空間の断面形状を異にする複数塗布区間に区分されることを特徴とする、トンネル空間を有する複合伸縮部材の製造方法を提供する。
本願請求項2の発明は、
第1基材の非伸縮性シートの供給装置と。
第1基材に薄膜ホットメルト接着剤を転写塗布する転写装置と、
第2基材の伸縮性シートの供給装置と、
第1基材と第2基材との貼り合せ装置とを含み、
第2基材の供給装置の駆動ローラの回転数を、第1基材の供給装置の駆動ローラの回転数の二分の一以下とし、
転写装置のパターンロールの凸部表面によるパターン分布が、ロール回転方向と直交方向の細幅直線であり、かつロール回転方向に、細幅直線の相互間隔を異にする複数区間に区分されていることを特徴とする、トンネル空間を有する複合伸縮部材の製造装置を提供する。
本願請求項4の発明は、
第1基材の非伸縮性シートと第2基材の伸縮性とを、薄膜ホットメルト接着剤による接合固定部を介して積層して構成され、
ホットメルト接着剤の塗布範囲である塗布エリヤの周囲を拡大して形成されている接合固定範囲であるところの固定エリヤを有し、
記第1基材の非伸縮性シートと前記した第2基材の伸縮性シートとの間に形成されるトンネル空間の相互間に前記固定エリヤが存在すること
を特徴とする、トンネル空間を有する複合伸縮部材を提供する。
本願発明は、第1基材の非伸縮性シートと、第2基材の伸縮性シートとを、パターンロールの凸部表面によるパターン分布で、薄膜ホットメルト接着剤により固定することにより、弾性部材(糸ゴム)を不用として、製造コストを低減し、 且つ柔軟で感触が良く、肌触りも良好なトンネル空間[ブリーツ(襞)]を形成した複合伸縮部材を提供できることの効果を有する。
さらに、複合伸縮部材と積層するシート状部材との接合性の良いトンネル空間を有する複合伸縮部材提供できることの効果を有する
本願発明を第1実施例を示す、トンネル空間を有する複合伸縮部材の製造装置の略図。 パターンロールの凸部表面の展開図。 塗布エリヤの説明図で、a図は平面図、b図は側面図、c図は塗布エリヤの拡大断面図。 接着固定エリヤの説明図で、a図は平面図、b図は側面図、c図は固定エリヤの拡大断面図。 トンネル空間の説明図説明図で、a図は断面図、b図は斜視図。 パターンロールの凸部表面のパターン分布について、他の実施例を示す展開図。 本願発明を第2実施例を示す、トンネル空間を有する複合伸縮部材の製造装置の平面略図。 パターンロールの凸部表面のパターン分布について、更に他の実施例を示す展開図。 図8に示すパターン分布の実施例におけるトンネル空間の分布および形状の説明図てa図は平面図、b図は平面図の中央部における縦断面図、c図は平面図の側部における縦断面図。 特許文献1の複合伸縮部材の斜視図。 特許文献2における、パターンロールの凸部表面のみに、薄膜のホットメルト接着剤を供給することを示す説明図説明図で、a図は断面図、b図は平面図

転写工程において、第1基材の非伸縮性シート(不織布)の裏面に、薄膜ホットメルト接着剤を、パターンロールの凸部表面によるパターン分布で塗布する。
II
次の貼合工程において、前記工程により裏面に薄膜ホットメルト接着剤を塗布した第1基材の非伸縮性シート(不織布)と、
減速駆動ロール間を通過させて、第2基材の伸縮性シート(不織布)を、第1基材の非伸縮性シート(不織布)に対し1/2以下の走行速度で、、延圧ロール間を通過することにより、第1基材であるところの、非伸縮性シート(不織布)と第2基材の伸縮性シート(不織布)とを貼り合わせる。
III
貼合工程により進行して、第2基材の伸縮性シート(不織布)が自然長となることで
第1基材の非伸縮性シート(不織布)の下面と第2基材の伸縮性シート(不織布)の上面との間で、パターンロールの凸部表面によるパターン分布のホットメルト接着剤による固定エリヤが形成される。
IV
さらに、固定エリヤの相互間にトンネル空間が形成される。

上記転写工程Iにおける、パターンロールの凸部表面によるパターン分布について、部材長手方向と直交方向の細幅直線で間欠存在する形状とする。
図1ないし図5に示す本願発明のトンネル空間を有する複層伸縮部材製造装置を説明する。
まず、図1を参照して、第1基材の非伸縮性シートの供給装置1と、第1基材Aに薄膜ホットメルト接着剤を転写塗布する転写装置2と、第2基材の伸縮性シートの減速供給装置3と、第1基材Aと第2基材Bとの貼り合せ装置4とにより構成する。
第1基材の非伸縮性シートの供給装置1は、上下一対の駆動ロール5,5で構成する。転写装置2は、パターンロール10と圧延ロール6とで構成する。
第2基材の伸縮性シートBに対する減速供給装置3は、減速駆動ロール7,7およびテンションロール8とで構成する。
第1基材と第2基材との貼り合せ装置4は、圧延ロール9,9で構成する。
第1基材の非伸縮性シートの供給装置1の上下一対の駆動ロール5,5と、貼り合せ装置4の圧延ロール9,9とは、サーボ機構を介して同期運転して、ほぼ同一回転数で運転する。
転写装置2のパターンロール10と圧延ロール6は、フリーロールとし、第1基材Aの移送速度に対応することで、貼り合せ装置4の圧延ロール9,9と同一速度である。
減速供給装置3の減速駆動ロール7,7の駆動回転数を、貼り合せ装置4の圧延ロール9,9の回転数の1/2以下に設定する。すなわち、第2基材Bの移送速度を、第1基材Aの移送速度の1/2以下に設定する。
転写装置2のパターンロール10について、そのロール表面には、凸部表面12と凹部表面13が形成されている。
そのパターン表面の凸部表面12には、ホットメルト接着剤供給装置の塗布ヘッド11から供給される薄膜ホットメルト接着剤HMが塗布される。
転写装置のパターンロールの凸部表面12によるパターン分布は、ロール回転方向と直交方向の細幅直線である。
図2は、パターン分布の一例を示すロール表面の展開図であり、a図は、凸部表面12の幅巾dを0.3mm、ピッチpを4mmとし、b図は、凸部表面12の幅巾dを0.3mm、ピッチpを7mmとし、c図は、凸部表面12の幅巾dを0.3mmないし0.5mm、ピッチpを10mmとする。
つぎに、塗布作業の各部の条件例を示す。
ピッチp: 0.2mmないし0.5mm
塗布面の幕厚:5μないし30μ
基材Aの移送速度:400m/min
ホットメルト接着剤供給装置のホットメルト供給路の温度: 160℃
パターンロールの温度: 130℃ないし65℃
上記は、塗布条件の一例を示すものであり、限定条件を示すものではない事を付記する。
次に本発明によるトンネル空間の形成について説明する。
図3、転写工程E1と貼合工程E2との間における薄膜ホットメルト接着剤HMの塗布状態を示す。
図3に示す展開図の塗布パターンで第1基材Aの下面に、薄膜ホットメルト接着剤HMが、エリヤQの範囲で塗布されている。
図4、貼合工程E2の直後の薄膜ホットメルト接着剤HMの塗布状態を示す。
延圧ロール間を通過することにより、薄膜ホットメルト接着剤HMの塗布範囲は、塗布エリヤQの周囲に拡大し、固定エリヤQQの範囲となる。よって、第1基材Aと第2基材Bとの接合固定範囲すなわち、固定エリヤQQが完成する。
図5を参照して、第2基材の伸縮性シート(布織布不)が自然長に変化することにより、固定エリヤQQの相互間に、トンネル空間Tが形成されることとなる。
トンネル空間Tは、塗布基材の走行方向と直交方向に間欠存在する。
図6は、パターンロール1のパターン分布について、ロール回転方向と直交方向(パターン展開図に縦方向)に、凸部表面12の細幅直線の間隔を異にする複数個の区分に分割した実施例を示す。図7において、10A、10B、10Cは塗布ヘッド、13A、13B、13Cはホットメルト供給装置、14はホットメルトタンクである。
図7は、ホットメルト接着剤供給装置10およびパターンロール6を、複数個(6A、6B、6C)併設し、それぞれのパターンロール10について、細幅直線の間隔を異にする実施例を示す。
図8は、パターンロール1のパターン分布について、ロール回転方向と直交方向(パターン展開図に縦方向)に形成した多数の細幅直線12Aに加えて、傾斜方向に形成した多数の細幅直線12B、12B‘が存在する実施例を示す。
図9は、図8のパターン分布布で塗布された薄膜ホットメルト接着剤HMにより構成された塗布エリヤQが存在する基材Aが、基材Bが自然長に変化することで、隣接相互の固定エリヤQQの接近にもとづき、トンネル空間Tの分布を示し、図9において、トンネル空間は、T1、T2、T3、T3‘が存在する。
傾斜方向に形成した多数の細幅直線による固定エリヤQQについては、基材Bの自然長への変化に対し、傾斜方向の直交方向の変化成分が作用することとなる。
トンネル空間Tの分布、形状が基材の位置により変化することで、トンネル空間[ブリーツ(襞)]を形成した複合伸縮部材の中間製品に積層するシート状部材(例えば、体液吸収マット、治療薬液塗布シート))との接合を良好にする効果を有する。
本発明は、トンネル空間[ブリーツ(襞)]を形成した複合伸縮部材の製造コストを低減するとともに、柔軟で感触が良く、肌触りも良好な複合伸縮部材を提供できることにより、複合伸縮部材を中間製品とするところの、紙おむつ等の体液吸収製品等の製造業の発展に寄与するものである。
A 第1基材
B 第2基材
HM 薄膜ホットメルト接着剤
Q 塗布エリヤ
QQ 固定エリヤ
T トンネル空間
1 非伸縮性シートの供給装置
2 転写装置、
3 伸縮性シートの減速供給装置
4 貼り合せ装置
5 駆動ロール
6 圧延ロール
7 減速駆動ロール
8 テンションロール
9 圧延ロール
10 パターンロール
12 凸部表面

Claims (4)

  1. 第1基材の非伸縮性シートの裏面に、薄膜ホットメルト接着剤を、パターンロールの凸部表面によるパターン分布で塗布するところの、転写工程と、
    前記工程により裏面に薄膜ホットメルト接着剤を塗布した第1基材と、第1基材に対し1/2以下の走行速度で送込まれる第2基材の伸縮性シートとを張り合わせるところの、貼合工程とを含み、
    転写工程においてパターンロールの凸部表面によるパターン分布が、第1基材の走行方向と直交方向の細幅直線であり、第1基材と第2基材との接合部は、塗布基材長手方向と直交方向の細幅直線で間欠存在し、かつ細幅直線の間隔を異にする複数区間に区分され、
    伸縮性不織布シートを自然長とすることにより形成されるトンネル空間は、塗布基材の走行方向と直交方向に間欠存在であり、かつトンネル空間の断面形状を異にする複数塗布区間に区分されることを特徴とする、トンネル空間を有する複合伸縮部材の製造方法。
  2. 第1基材の非伸縮性シートの供給装置と。
    第1基材に薄膜ホットメルト接着剤を転写塗布する転写装置と、
    第2基材の伸縮性シートの供給装置と、
    第1基材と第2基材との貼り合せ装置とを含み、
    第2基材の供給装置の駆動ローラの回転数を、第1基材の供給装置の駆動ローラの回転数の二分の一以下とし、
    転写装置のパターンロールの凸部表面によるパターン分布が、ロール回転方向と直交方向の細幅直線であり、かつロール回転方向に、細幅直線の相互間隔を異にする複数区間に区分されていることを特徴とする、トンネル空間を有する複合伸縮部材の製造装置。
  3. 転写装置のパターンロールの凸部表面によるパターン分布が、ロール回転方向と直交方向の細幅直線であるとともに、細幅直線の相互間隔(細幅直線のピッチ)を異にする複数区間が存在することを特徴とする請求項2に記載するトンネル空間を有する複合伸縮部材の製造装置。
  4. 第1基材の非伸縮性シートと第2基材の伸縮性とを、薄膜ホットメルト接着剤による接合固定部を介して積層して構成され、
    ホットメルト接着剤の塗布範囲である塗布エリヤの周囲を拡大して形成されている接合固定範囲であるところの固定エリヤを有し、
    前記第1基材の非伸縮性シートと前記した第2基材の伸縮性シートとの間に形成されるトンネル空間の相互間に前記固定エリヤが存在すること
    を特徴とする、トンネル空間を有する複合伸縮部材。
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