JP5903343B2 - 吸収性物品に係る伸縮性の単票状シートの加工装置、及び加工方法 - Google Patents
吸収性物品に係る伸縮性の単票状シートの加工装置、及び加工方法 Download PDFInfo
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Description
搬送方向に搬送される伸縮性の単票状シートにおいて所定部分の伸縮性を低下させる加工装置であって、
前記搬送方向と交差する交差方向に伸長された伸長状態で前記搬送方向に沿って搬送される前記単票状シートを、外周面の吸着部にて、前記交差方向に沿った回転軸周りに回転しながら吸着して受け取る第1ロールと、
前記第1ロールの前記外周面に、加熱部を具備した外周面を対向させながら前記第1ロールと連動して回転する第2ロールと、を有し、
前記第1ロールの前記吸着部に伸長状態で保持された前記単票状シートにおける前記所定部分を、前記第2ロールの前記加熱部で加熱することにより、前記所定部分の伸縮性を低下させることを特徴とする吸収性物品に係る伸縮性の単票状シートの加工装置である。
搬送方向に搬送される伸縮性の単票状シートにおいて所定部分の伸縮性を低下させる加工方法であって、
前記搬送方向と交差する交差方向に伸長された伸長状態で前記搬送方向に沿って搬送される前記単票状シートを、前記交差方向に沿った回転軸周りに第1ロールを回転しながら該第1ロールの外周面の吸着部で吸着して受け取ることと、
前記第1ロールの前記外周面に外周面を対向させながら前記第1ロールと連動して回転する第2ロールの前記外周面の加熱部で、前記吸着部によって伸長状態に保持された前記単票状シートにおける前記所定部分を加熱することと、を有することを特徴とする吸収性物品に係る伸縮性の単票状シートの加工方法である。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
搬送方向に搬送される伸縮性の単票状シートにおいて所定部分の伸縮性を低下させる加工装置であって、
前記搬送方向と交差する交差方向に伸長された伸長状態で前記搬送方向に沿って搬送される前記単票状シートを、外周面の吸着部にて、前記交差方向に沿った回転軸周りに回転しながら吸着して受け取る第1ロールと、
前記第1ロールの前記外周面に、加熱部を具備した外周面を対向させながら前記第1ロールと連動して回転する第2ロールと、を有し、
前記第1ロールの前記吸着部に伸長状態で保持された前記単票状シートにおける前記所定部分を、前記第2ロールの前記加熱部で加熱することにより、前記所定部分の伸縮性を低下させることを特徴とする吸収性物品に係る伸縮性の単票状シートの加工装置。
また、交差方向に伸長状態で受け取った単票状シートを、第1ロールは外周面の吸着部で吸着してほぼそのまま交差方向に伸長した状態に維持するので、第2ロールの加熱部による加熱処理中も伸長状態に保たれる。よって、単票状シートの交差方向の伸縮性を全体的に確保しつつ、所定部分の伸縮性のみを確実に低下することができる。
前記吸着部は、前記第1ロールの前記外周面に設けられて、前記単票状シートを面接触状態で当接して保持する保持面と、前記保持面に形成されて前記単票状シートを吸着する複数の吸気孔と、を有し、
前記保持面は、その表面にゴム製又は樹脂製の被覆層を有し、
前記外周面において前記単票状シートの前記所定部分が対向する部分は、前記保持面よりもへこんだ凹部に形成されており、
前記第1ロールの前記凹部の底面は、前記第1ロールの内部から加熱されているのが望ましい。
また、単票状シートのうちで所定部分以外の部分、つまり伸縮性低下処理の対象外部分は、加熱される凹部の底面よりも第1ロールの半径方向の外方に突出した保持面に、ゴム製又は樹脂製の被覆層を介して保持されている。よって、単票状シートのうちで伸縮性を維持すべき部分に対する入熱起因の伸縮性低下や熱損傷を有効に防ぐことができる。
前記凹部の底面は、その表面に、前記保持面の前記被覆層よりも厚さの薄いゴム製又は樹脂製の被覆層を有するのが望ましい。
また、凹部の底面の被覆層の厚さは、保持面の被覆層の厚さよりも薄いので、保持面での単票状シートへの入熱を抑制しつつ、所定部分への入熱を大きくすることができて、このことも、単票状シートのうちで所定部分の伸縮性を選択的に低下することに有効に寄与する。
更に、凹部の底面は、ゴム製又は樹脂製の被覆層を有している。よって、何らかの原因で第1ロールの温度変動が大きくなった場合でも、その温度変動の影響は、当該ゴム製又は樹脂製の被覆層を通して緩和されて単票状シートにおける所定部分へ伝えられ、これにより、当該所定部分の伸縮性低下処理を安定して行うことができる。
前記所定部分を前記加熱部によって加熱する際には、当該加熱部が前記第1ロールの前記凹部に入り込んで該凹部の前記底面とで前記所定部分を挟圧し、
前記第2ロールにおける前記加熱部の周囲部分は、前記所定部分の挟圧時に、前記単票状シートにおける前記所定部分以外の部分に接触しないように凹形状に形成されているのが望ましい。
また、所定部分を加熱部で加熱する際には、第2ロールの加熱部が第1ロールの凹部に入り込んでその底面とで所定部分を挟圧するので、当該所定部分の伸縮性を確実に低下させることができる。
前記第1ロールの前記凹部の前記底面の温度は、前記第2ロールの前記加熱部の温度よりも低いのが望ましい。
このような吸収性物品に係る伸縮性の単票状シートの加工装置によれば、第1ロールの凹部の底面の温度を第2ロールの加熱部の温度よりも低くしている。よって、第2ロールよりも単票状シートに長時間接触する第1ロールからの単票状シートへの入熱を軽減できて、その結果、単票状シートにおける所定部分以外の部分の伸縮性の低下や熱損傷をより確実に防ぐことができる。
前記搬送方向において前記第1ロールよりも上流側の位置には、カッター装置が配置され、
前記カッター装置の下流側に隣接してCD方向伸長装置が配置され、
前記CD方向伸長装置の下流側に隣接して前記第1ロールが配置され、
前記第1ロールの下流側に隣接して接合装置が配置され、
前記カッター装置は、前記伸長状態にする前の未伸長状態の前記単票状シートを、前記搬送方向に沿って搬送される第1連続シートから分断して生成し、
前記CD方向伸長装置は、前記カッター装置から前記未伸長状態の前記単票状シートを受け取って該単票状シートを前記交差方向に伸長して、伸長状態で前記第1ロールに引き渡し、
前記接合装置は、前記第1ロールによって前記所定部分が加熱された前記単票状シートを伸長状態で前記第1ロールから受け取って、搬送中の第2連続シートに接合するのが望ましい。
このような吸収性物品に係る伸縮性の単票状シートの加工装置によれば、交差方向に伸縮性を有し所定部分については伸縮性が低下した単票状シートと第2連続シートとを接合してなる連続シートの複合体を、第1及び第2連続シートという二つの連続シートを原反として速やかに製造可能となる。
前記カッター装置は、前記第1連続シートから分断して生成した前記単票状シートを、円形の周回軌道に沿って搬送する間に、前記単票状シートの上流側に隣り合うべき後行の単票状シートとの間に間隔を形成して、前記周回軌道上の引き渡し位置において前記CD方向伸長装置の円形の周回軌道を移動する保持部へ前記単票状シートを引き渡し、
前記CD方向伸長装置の前記保持部は、前記円形の周回軌道に沿って前記単票状シートを搬送する間に、前記単票状シートを前記交差方向に伸長して、前記周回軌道上の引き渡し位置において、前記第1ロールの前記外周面の前記吸着部へ引き渡すのが望ましい。
このような吸収性物品に係る伸縮性の単票状シートの加工装置によれば、カッター装置とCD方向伸長装置との間、及び、CD方向伸長装置と第1ロールとの間といった装置同士の間の単票状シートの受け渡しを、円形の周回軌道上で行うので、当該受け渡しを円滑に行うことができる。
前記単票状シートは、熱可塑性で且つ非弾性的に伸長可能な伸長性樹脂シートと、弾性的に伸縮可能な伸縮性樹脂シートと、を接合したラミネートシートであり、
前記未伸長状態の前記単票状シートを、前記CD方向伸長装置で前記交差方向に伸長することにより、前記交差方向の伸縮性を前記単票状シートに発現させるのが望ましい。
このような吸収性物品に係る伸縮性の単票状シートの加工装置によれば、CD方向伸長装置での伸長処理を、単票状シートの伸縮性の発現のための伸長処理に兼用することができる。よって、予め、第1連続シートに対して交差方向の伸長処理を行って伸縮性を発現せずに済み、少なくともその分の工程省略を図れる。
搬送方向に搬送される伸縮性の単票状シートにおいて所定部分の伸縮性を低下させる加工方法であって、
前記搬送方向と交差する交差方向に伸長された伸長状態で前記搬送方向に沿って搬送される前記単票状シートを、前記交差方向に沿った回転軸周りに第1ロールを回転しながら該第1ロールの外周面の吸着部で吸着して受け取ることと、
前記第1ロールの前記外周面に外周面を対向させながら前記第1ロールと連動して回転する第2ロールの前記外周面の加熱部で、前記吸着部によって伸長状態に保持された前記単票状シートにおける前記所定部分を加熱することと、を有することを特徴とする吸収性物品に係る伸縮性の単票状シートの加工方法。
また、交差方向に伸長状態で受け取った単票状シートを、第1ロールは外周面の吸着部で吸着してほぼそのまま交差方向に伸長した状態に維持するので、第2ロールの加熱部による加熱処理中も伸長状態に保たれる。よって、単票状シートの交差方向の伸縮性を全体的に確保しつつ、所定部分の伸縮性のみを確実に低下することができる。
本実施形態の伸縮性の単票状シート3の加工装置40は、例えば使い捨ておむつ1の製造に使用される。図1Aは、オープン型の使い捨ておむつ1の概略平面図であり、図1Bは、単票状シート3の一例の伸縮性フィルム3の概略側面図である。
図2Aに示すように、カッター装置20は、連続フィルム3aをMD方向に沿って搬送する連続フィルム搬送機構22と、CD方向に沿った回転軸C24回りに駆動回転するカッターロール24と、CD方向に沿った回転軸C26回りに駆動回転するアンビルロール26と、を有する。
図3Aは、図2A中のIII−III矢視図であり、つまりCD方向伸長装置30を上方から見た概略図である。また、図3Bは、CD方向伸長装置30によって単票状フィルム3が伸長される様子を示すイメージ図である。
図2Aに示すように、伸縮性低下処理装置40は、互いに外周面42a,46aを対向させつつCD方向に沿った回転軸C42,C46回りに駆動回転する上下一対の鋼製等の金属製のロール42,46を有する。上ロール42(第1ロールに相当)は、その外周面42aを前述のCD方向伸長装置30の一対の円盤部材32,32の各外周縁部に対向させて配置されている。また、同外周面42aには、単票状フィルム3を吸着して保持する吸着部43が回転方向Dc42に製品ピッチP3で複数(図2Aの例では二つ)設けられており、各吸着部43は、上ロール42の駆動回転によって円形の周回軌道を周回する。そして、この周回軌道には、既述のCD方向伸長装置30の引き渡し位置P34dに対応させて、同装置30から単票状フィルム3を受け取る受け取り位置P42rが設置されている。
図4に示すように上ロール42の吸着部43は、単票状フィルム3を面接触状態で当接して保持する保持面43aと、保持面43aに形成されて単票状フィルム3を吸着する複数の吸気孔43h,43h…と、を有している。
図2Aに示すように、接合装置50は、伸縮性低下処理装置40から製品ピッチP3で搬送されるCD方向に伸長状態の各単票状フィルム3,3…を受け取って、MD方向に走行する外装シート2に係る連続シート2aに製品ピッチP3で接合する装置である。かかる接合装置50は、CD方向に沿った回転軸C52回りに駆動回転する回転ドラム52を本体とする。そして、回転ドラム52は、その外周面52aを、前述の伸縮性低下処理装置40の上ロール42の外周面42aに対向させて配置されている。また、外周面52aは吸着機能を有し、この吸着機能によって外周面52aに所定の巻き付き角度で上記連続シート2aを巻き付けながら、回転ドラム52が駆動回転することにより、同連続シート2aをMD方向に搬送している。
先ず、単票状フィルム3を連続シート2aに接合した後には、CD方向に伸長状態の単票状フィルム3の収縮力が連続シート2aに作用する。そのため、この収縮力に起因して、連続シート2aにおけるCD方向の所定位置に、MD方向に沿った皺が生じる虞があるが、この点につき、上述のように、回転ドラム52の外周面52aのうちで単票状フィルム3からCD方向の外側にはみ出す部分52apにも吸気孔52h,52h…を設けておけば、連続シート2aのうちで単票状フィルム3からCD方向の外側にはみ出す部分2apを、上記吸気孔52hからの吸気によって外周面52aに保持することができる。そして、これにより、CD方向に伸長状態の単票状フィルム3から連続シート2aに付与されるCD方向の収縮力に連続シート2aは有効に対抗することができて、結果、単票状フィルム3の接合後に連続シート2aに生じ得る皺を有効に防ぐことができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。また、本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更や改良され得るとともに、本発明にはその等価物が含まれるのはいうまでもない。例えば、以下に示すような変形が可能である。
2 外装シート、2a 外装シートに係る連続シート、2a3 塗布部分、
2ap 部分、
2f 腹側部、2m 股下部、2b 背側部、
3 単票状フィルム(単票状シート)、
3Ld 下層、3Lm 中間層、3Lu 上層、
3a 連続フィルム(第1連続シート)、3e 部分、
3e1 端部、
3k 伸縮性低下部分、
3kp 伸縮性低下処理の対象部分(所定部分)、
3n 伸縮性低下処理の対象外部分、
5 吸収体、5eb 端部、5ef 端部、
12 予熱装置、14 加熱ロール、14a 外周面、
16 加熱ロール、16a 外周面、
20 カッター装置、
22 連続フィルム搬送機構(サクションベルトコンベア)、23 無端ベルト、
24 カッターロール、24c カッター刃、
26 アンビルロール、26a 外周面、26c 受け刃、
30 CD方向伸長装置、32 円盤部材、
34 保持部、34a 保持面、34h 吸気孔、
40 伸縮性低下処理装置(加工装置)、
42 上ロール(第1ロール)、
42a 外周面、42ea 端面、
43 吸着部、43a 保持面、43h 吸気孔、43L 被覆層、
44 凹部、44L 被覆層、44a 底面、
46 下ロール(第2ロール)、46a 外周面
47 加熱部、47a 加熱面、47L 被覆層、
48 周囲部分、48a 表面、48L 被覆層、
50 接合装置、52 回転ドラム、52a 外周面、52ap 部分、
52h 吸気孔、
58 接着剤塗布装置、
C14 回転軸、C16 回転軸、C24 回転軸、C26 回転軸、
C32 水平軸、C42 回転軸、C52 回転軸、
G10 装置群、
P26r 受け取り位置、P26d 引き渡し位置、P24 設置位置、
P34r 受け取り位置、P34d 引き渡し位置、
P42r 受け取り位置、P42d 引き渡し位置、P42w 設置位置、
P52r 受け取り位置、
Claims (9)
- 搬送方向に搬送される伸縮性の単票状シートにおいて所定部分の伸縮性を低下させる加工装置であって、
前記搬送方向と交差する交差方向に伸長された伸長状態で前記搬送方向に沿って搬送される前記単票状シートを、外周面の吸着部にて、前記交差方向に沿った回転軸周りに回転しながら吸着して受け取る第1ロールと、
前記第1ロールの前記外周面に、加熱部を具備した外周面を対向させながら前記第1ロールと連動して回転する第2ロールと、を有し、
前記第1ロールの前記吸着部に伸長状態で保持された前記単票状シートにおける前記所定部分を、前記第2ロールの前記加熱部で加熱することにより、前記所定部分の伸縮性を低下させることを特徴とする吸収性物品に係る伸縮性の単票状シートの加工装置。 - 請求項1に記載の吸収性物品に係る伸縮性の単票状シートの加工装置であって、
前記吸着部は、前記第1ロールの前記外周面に設けられて、前記単票状シートを面接触状態で当接して保持する保持面と、前記保持面に形成されて前記単票状シートを吸着する複数の吸気孔と、を有し、
前記保持面は、その表面にゴム製又は樹脂製の被覆層を有し、
前記外周面において前記単票状シートの前記所定部分が対向する部分は、前記保持面よりもへこんだ凹部に形成されており、
前記第1ロールの前記凹部の底面は、前記第1ロールの内部から加熱されていることを特徴とする吸収性物品に係る伸縮性の単票状シートの加工装置。 - 請求項2に記載の吸収性物品に係る伸縮性の単票状シートの加工装置であって、
前記凹部の底面は、その表面に、前記保持面の前記被覆層よりも厚さの薄いゴム製又は樹脂製の被覆層を有することを特徴とする吸収性物品に係る伸縮性の単票状シートの加工装置。 - 請求項2又は3に記載の吸収性物品に係る伸縮性の単票状シートの加工装置であって、
前記所定部分を前記加熱部によって加熱する際には、当該加熱部が前記第1ロールの前記凹部に入り込んで該凹部の前記底面とで前記所定部分を挟圧し、
前記第2ロールにおける前記加熱部の周囲部分は、前記所定部分の挟圧時に、前記単票状シートにおける前記所定部分以外の部分に接触しないように凹形状に形成されていることを特徴とする吸収性物品に係る伸縮性の単票状シートの加工装置。 - 請求項4に記載の吸収性物品に係る伸縮性の単票状シートの加工装置であって、
前記第1ロールの前記凹部の前記底面の温度は、前記第2ロールの前記加熱部の温度よりも低いことを特徴とする吸収性物品に係る伸縮性の単票状シートの加工装置。 - 請求項1乃至5の何れかに記載の吸収性物品に係る伸縮性の単票状シートの加工装置であって、
前記搬送方向において前記第1ロールよりも上流側の位置には、カッター装置が配置され、
前記カッター装置の下流側に隣接してCD方向伸長装置が配置され、
前記CD方向伸長装置の下流側に隣接して前記第1ロールが配置され、
前記第1ロールの下流側に隣接して接合装置が配置され、
前記カッター装置は、前記伸長状態にする前の未伸長状態の前記単票状シートを、前記搬送方向に沿って搬送される第1連続シートから分断して生成し、
前記CD方向伸長装置は、前記カッター装置から前記未伸長状態の前記単票状シートを受け取って該単票状シートを前記交差方向に伸長して、伸長状態で前記第1ロールに引き渡し、
前記接合装置は、前記第1ロールによって前記所定部分が加熱された前記単票状シートを伸長状態で前記第1ロールから受け取って、搬送中の第2連続シートに接合することを特徴とする吸収性物品に係る伸縮性の単票状シートの加工装置。 - 請求項6に記載の吸収性物品に係る伸縮性の単票状シートの加工装置であって、
前記カッター装置は、前記第1連続シートから分断して生成した前記単票状シートを、円形の周回軌道に沿って搬送する間に、前記単票状シートの上流側に隣り合うべき後行の単票状シートとの間に間隔を形成して、前記周回軌道上の引き渡し位置において前記CD方向伸長装置の円形の周回軌道を移動する保持部へ前記単票状シートを引き渡し、
前記CD方向伸長装置の前記保持部は、前記円形の周回軌道に沿って前記単票状シートを搬送する間に、前記単票状シートを前記交差方向に伸長して、前記周回軌道上の引き渡し位置において、前記第1ロールの前記外周面の前記吸着部へ引き渡すことを特徴とする吸収性物品に係る伸縮性の単票状シートの加工装置。 - 請求項6又は7に記載の吸収性物品に係る伸縮性の単票状シートの加工装置であって、
前記単票状シートは、熱可塑性で且つ非弾性的に伸長可能な伸長性樹脂シートと、弾性的に伸縮可能な伸縮性樹脂シートと、を接合したラミネートシートであり、
前記未伸長状態の前記単票状シートを、前記CD方向伸長装置で前記交差方向に伸長することにより、前記交差方向の伸縮性を前記単票状シートに発現させることを特徴とする吸収性物品に係る伸縮性の単票状シートの加工装置。 - 搬送方向に搬送される伸縮性の単票状シートにおいて所定部分の伸縮性を低下させる加工方法であって、
前記搬送方向と交差する交差方向に伸長された伸長状態で前記搬送方向に沿って搬送される前記単票状シートを、前記交差方向に沿った回転軸周りに第1ロールを回転しながら該第1ロールの外周面の吸着部で吸着して受け取ることと、
前記第1ロールの前記外周面に外周面を対向させながら前記第1ロールと連動して回転する第2ロールの前記外周面の加熱部で、前記吸着部によって伸長状態に保持された前記単票状シートにおける前記所定部分を加熱することと、を有することを特徴とする吸収性物品に係る伸縮性の単票状シートの加工方法。
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