JP6460769B2 - 飲料製造装置 - Google Patents

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Description

本発明は、撹拌槽に供給される加熱された液体を所定の温度に冷却することができる飲料製造装置に関する。
従来から、生成された飲料を所定の温度まで冷却することが可能な飲料製造装置が各種開発されている。この種の飲料製造装置が開示された文献として、たとえば実開平4−044840号公報(特許文献1)が挙げられる。
また、飲料製造装置ではないが、熱湯を所定の温度まで冷却可能な電気ジャーポットも各種開発されている。この種の電気ジャーポットが開示された文献として、たとえば特開平6−269354号公報(特許文献2)が挙げられる。
特許文献1に開示の飲料製造装置にあっては、本体内部に設けられた送風機を用いて容器を冷却することにより、容器内部に抽出された高温の飲料を室温近傍の温度まで冷却する。
特許文献2に開示の電気ジャーポットにあっては、電動ポンプを用いて容器内で沸騰されたお湯を第1の熱交換器および第2の熱交換器のいずれか一方に循環させる。この際、第1の熱交換器および第2の熱交換器が取り付けられた放熱フィンを送風機にて冷却することにより、放熱フィンを介してお湯の温度を外部に放熱して容器内のお湯を所定の温度まで冷却する。
実開平4−044840号公報 特開平6−269354号公報
特許文献1に記載の飲料製造装置は、容器を冷やすことにより間接的に容器内の飲料を冷却するため、熱伝導性が悪い容器を使用するような場合には冷却時間が長くなり、不向きである。
特許文献2に記載の電気ジャーポットにあっては、熱交換器にお湯を循環させるために、熱交換器、ポンプおよび送風機を必要とするため、装置が大掛かりとなり、また製造コストも増加してしまう。また、いずれの手段においても、お湯の顕熱を奪って温度を下げる手段であり、お湯が保持している大きな蒸発潜熱を奪って温度を下げるものではない。
本発明は、上記のような問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、簡易な構成を有し、冷却時間を増加させることなく液体の温度を調整することができる飲料製造装置を提供することにある。
本発明に基づく飲料製造装置は、液体を貯留する液体貯留タンクと、上記液体を加熱する加熱手段と、上記加熱手段によって加熱された上記液体が供給される槽と、一端が上記液体貯留タンクに接続され、他端が上記槽に上記液体を供給する供給口となる液体供給経路と、吸込口および吹出口を含み、上記槽内に空気を送出するための送風経路と、上記送風経路内に配置される送風機と、を備え、上記吹出口は、上記加熱手段によって加熱された上記液体を上記槽に供給する際に少なくとも上記供給口から上記槽に向けて供給されている上記液体へ送風するように設けられている。上記吹出口は、上記供給口の周囲の少なくとも一部を取り囲むように設けられている。
上記本発明に基づく飲料製造装置にあっては、上記送風経路は、上記吹出口側において上記吹出口に連通し、上記送風機によって送風される空気の送風方向を上記槽に向かうように変換する吹出室を含むことが好ましい。この場合には、上記吹出室は、上記槽内に供給された上記液体からの蒸気が上記吹出口から上記吹出室に侵入して結露することにより上記吹出室に付着する結露水を上記吹出口から上記槽に向けて排出可能に設けられていることが好ましい。
上記本発明に基づく飲料製造装置は、上記液体供給経路および上記送風経路を収容する筐体をさらに備えることが好ましい。この場合には、上記筐体は、上記供給口および上記吹出口が上記槽に面することとなるように貫通孔を有することが好ましい。また、上記液体供給経路は、上記供給口が設けられた供給ノズルと、上記供給ノズルと上記液体貯留タンクとを接続する接続配管とを含むことが好ましく、上記供給ノズルは、上記接続配管に着脱可能に嵌合する嵌合部を有するとともに、上記供給口が上記貫通孔に連通するように上記貫通孔に対して回動可能に取付けられることが好ましい。さらにこの場合には、上記供給ノズルを上記貫通孔に取付けた後に上記供給ノズルを回動させて上記嵌合部を上記接続配管に嵌め込むことにより上記液体供給経路が形成されることが好ましい。また、上記送風経路は、上記吹出口が設けられた吹出ダクトと、上記吹出ダクトと上記吸込口とを接続する接続ダクトとを含むことが好ましく、上記吹出ダクトは、上記接続ダクトに着脱可能に挿入される挿入部を有するとともに、上記吹出口が上記貫通孔に連通するように上記貫通孔に対して回動可能に取付けられることが好ましい。この場合には、上記吹出ダクトを上記貫通孔に取付けた後に上記吹出ダクトを回動させて上記挿入部を上記接続ダクトに挿入することにより上記送風経路が形成されることが好ましい。
上記本発明に基づく飲料製造装置にあっては、上記供給ノズルと上記吹出ダクトとが二重構造を構成することが好ましく、上記供給ノズルと上記吹出ダクトとが同時に上記貫通孔に取付けられることが好ましい。
上記本発明に基づく飲料製造装置は、上記加熱手段の動作および上記送風機の動作を制御する制御部をさらに備えることが好ましい。この場合には、上記制御部は、上記加熱手段の動作および上記送風機の動作を制御することにより、上記槽に供給された上記液体の温度を調整することが好ましい。
上記本発明に基づく飲料製造装置にあっては、上記制御部は、上記槽に所定の量の上記液体が供給された後から上記槽への上記液体の供給が終了するまで、上記送風機を連続して駆動させることにより、上記槽に供給された上記液体の温度を70℃以下に調整することが好ましい。
本発明によれば、簡易な構成を有し、冷却時間を増加させることなく液体の温度を調整することができる飲料製造装置を提供する。
実施の形態1に係る飲料製造装置の全体斜視図である。 図1に示す飲料製造装置の構成要素を示す全体斜視図である。 図1に示す飲料製造装置に具備される粉挽きユニットの斜視図である。 図3に示す粉挽きユニットの分解斜視図である。 図3に示す粉挽きユニットの縦断面図である。 図1に示す飲料製造装置の概略構成を示す断面図である。 図1に示す飲料製造装置の内部構造をタンク側から見た斜視図である。 図1に示す飲料製造装置の内部構造を撹拌槽側から見た斜視図である。 図8に示す経路形成部材を示す斜視図である。 図8に示す経路形成部材を吹出口および供給口側から見た場合の斜視図である。 図8に示す経路形成部材の分解斜視図である。 図8に示す経路形成部材の内部を示す図である。 図9に示すXIII−XIII線に沿った断面図である。 図9に示すXIV−XIV線に沿った断面図である。 図8に示す経路形成部材を取り付ける際の動作を説明する図である。 図1に示す飲料製造装置においてお湯を撹拌槽に供給する際の状態を示す断面図である。 図1に示す飲料製造装置を用いてお茶を製造する際のタイムチャートである。 実施の形態2に係る飲料製造装置を用いてお茶を製造する際のタイムチャートである。 実施の形態3に係る飲料製造装置を用いてお茶を製造する際のタイムチャートである。 実施の形態4に係る飲料製造装置を用いてお茶を製造する際のタイムチャートである。 本発明の効果を検証するために行なった検証実験1の条件および結果を示す図である。 本発明の効果を検証するために行なった検証実験2の条件および結果を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図を参照して詳細に説明する。なお、以下に示す実施の形態においては、同一のまたは共通する部分について図中同一の符号を付し、その説明は繰り返さない。
(実施の形態1)
図1は、本実施の形態に係る飲料製造装置の全体斜視図である。図2は、図1に示す飲料製造装置の構成要素を示す全体斜視図である。図1および図2を参照して、本実施の形態に係る飲料製造装置1について説明する。
図1および図2に示すように、本実施の形態に係る飲料製造装置1は、粉砕対象物として茶葉を用い、この茶葉を粉砕して茶葉粉末を得る。この得られた茶葉粉末を用いて、飲料としてお茶を製造する。飲料製造装置1は、筐体としての装置本体100、粉挽きユニット300、撹拌ユニット500、液体貯留タンク700、茶葉粉末受皿800、および、載置ベース900を備える。載置ベース900は、装置本体100の前側下方において、前側に突出するように設けられており、カップ(図示省略)および茶葉粉末受皿800の載置が可能である。茶葉粉末受皿800は、利用者が把持して移動できるように設けられている。
(粉挽きユニット300)
粉挽きユニット300は、装置本体100の前面側に設けられた粉挽きユニット装着部180に対して、着脱可能に装着される。粉挽きユニット300は、たとえば正面から見た場合に撹拌ユニット500に含まれる撹拌槽510の下方において撹拌槽510と重ならないように撹拌槽510から離れて配置される。
粉挽きユニット装着部180には、粉挽駆動力連結機構130が前方に突出するように設けられ、この粉挽駆動力連結機構130に粉挽きユニット300が着脱可能に装着される。粉挽きユニット300は、粉挽駆動力連結機構130に連結されることにより、粉砕対象物である茶葉を挽くための駆動力を得る。
粉挽きユニット300の上部から粉挽きユニット300の内部に投入された茶葉は、粉挽きユニット300の内部において細かく粉砕される。粉砕された茶葉は、粉挽きユニット300の下方に載置された茶葉粉末受皿800に茶葉粉末として落下して集められる。なお、粉挽きユニット300の詳細構造については、図3から図5を用いて後述する。
(液体貯留タンク700)
液体貯留タンク700は、装置本体100の上面側に設けられた液体貯留タンク装着部195に着脱可能に装着される。液体貯留タンク700は、上面開口を有するタンク本体710と、タンク本体710の上面開口を塞ぐ蓋部720とを含む。液体貯留タンク700は、撹拌ユニット500の撹拌槽510内に供給するための水等の液体を貯留する。
(撹拌ユニット500)
撹拌ユニット500は、後述する加熱手段200(図6参照)によって加熱されたお湯が供給される槽としての撹拌槽510と、後述する撹拌羽根550(図6参照)を含む。撹拌槽510は、液体と粉末とを撹拌するための容器である。撹拌槽510は、装置本体100の前面側に設けられた撹拌槽装着部190に対して、着脱可能に装着される。装置本体100から鉛直方向と交差する方向に突出するように、撹拌槽510は撹拌槽装着部190に装着されている。具体的には、撹拌槽510の一部が装置本体100の前面から前方へ突出するように、撹拌槽510が装着される。なお、撹拌ユニット500の詳細構造については、図6を用いて後述する。
撹拌槽装着部190には、撹拌モータ非接触テーブル140Aが設けられている。撹拌ユニット500は、撹拌モータ非接触テーブル140A上に載置される。撹拌ユニット500の内部に設けられた撹拌羽根550は、撹拌モータ非接触テーブル140Aの下方に位置するように装置本体100内に収容された撹拌モータユニット140(図6参照)およびこれに連結された磁石141(図6参照)によって回転する。
(粉挽きユニット300の構造)
図3は、図1に示す飲料製造装置に具備される粉挽きユニットの斜視図である。図4は、図3に示す粉挽きユニットの分解斜視図である。図5は、図3に示す粉挽きユニットの縦断面図である。図3から図5を参照して、粉挽きユニット300の構造について説明する。
図3から図5に示すように、粉挽きユニット300は、全体として円筒形状を有する粉挽きケース310を有し、下方の側面には、粉挽駆動力連結機構130が内部に挿入される連結用窓310Wが設けられている。粉挽きケース310の最下端部には、粉挽きユニット300により粉砕された茶葉粉末が取り出される(落下する)取り出し口310aが形成されている。
粉挽きケース310の内部には、下方から、下臼支持部340、下臼350、上臼360が順番に設けられている。下臼支持部340の下面には下方に延びる粉挽き軸345が設けられ、この粉挽き軸345が粉挽駆動力連結機構130に連結し、下臼350を回転駆動させる。下臼支持部340の周縁には、水平方向に突出するように粉掻き取り部343が設けられている。
下臼350の中央部には、回転軸芯に沿って上方に向かって延びるコア355が設けられている。上臼360は、上臼保持部材370により保持されており、上臼保持部材370の内部には、上臼360を下方に向けて押圧するバネ380およびバネ保持部材390が収容されている。下臼350に設けられるコア355は、上臼360を貫通するように上方に延びている。コア355の先端側は、ホッパー320内に位置する。
コア355上部には、上方に凸形状の安全リブ315が形成されている。安全リブ315は、ホッパー320内に茶葉を投入可能となるように所定の大きさで設けられている。安全リブ315は、上方に向けて鋭角な断面が略三角形状を有しているが、この形状には限定されない。
粉挽きケース310の上端開口部310b側には、粉砕対象物を上臼360と下臼350との間に供給するためのホッパー320が取り付けられている。ホッパー320は、ロート形状を有する。
茶葉を粉砕する際には、ホッパー320は、カバー部330によって覆われることが好ましい。これにより、茶葉をホッパー320内に投入した後に、粉挽きユニット300内に異物が侵入することを防止することができる。また、粉砕された茶葉が外部へ飛散することを防止することができる。なお、茶葉を投入する際には、カバー部330は、ホッパー320から取り外される。
ホッパー320内に投入された茶葉は、螺旋羽根355aが下臼350の回転に伴って回転することにより、上臼360と下臼350との間に案内される。上臼360と下臼350との間に案内された茶葉は、粉砕されて茶葉粉末としてこれら上臼360と下臼350との周縁から下方へ落下する。
落下した茶葉粉末の一部は、排出経路312を通って排出口312aから茶葉粉末受皿800に排出される。落下した茶葉粉末のその他の部分は、貯留部311に貯留される。貯留部311内の茶葉粉末は、粉掻き取り部343が下臼支持部340の回転に伴って回転することにより、排出経路312に搬送されて排出口312aから茶葉粉末受皿800に排出される。
(撹拌ユニット500の構造および飲料製造装置1の内部構造)
図6は、図1に示す飲料製造装置の概略構成を示す断面図である。図7は、図1に示す飲料製造装置の内部構造をタンク側から見た斜視図である。図8は、図1に示す飲料製造装置の内部構造を撹拌槽側から見た斜視図である。図6から図8を参照して、撹拌ユニット500の構造および飲料製造装置1の内部構造について説明する。
(撹拌ユニット500の構造)
図6に示すように、撹拌ユニット500は、撹拌槽510、撹拌羽根550、撹拌カバー530および吐出口開閉機構540を含む。撹拌槽510は、上面が開口する容器形状を有する。撹拌槽510は、撹拌羽根550を収容する。撹拌槽510は、たとえば樹脂製の外装ホルダー(不図示)と、この外装ホルダーに保持される保温タンクとによって構成されている。撹拌槽510には、グリップ520が設けられている。グリップ520は、樹脂によって外装ホルダーと一体成形されている。
撹拌カバー530は、撹拌槽510の開口部に着脱可能に取付けられる。撹拌カバー530には、装置本体100内で形成されたお湯が後述の供給ノズル152から注がれる給湯口531、および粉挽きユニット300により粉砕された茶葉粉末を投入する粉末投入口532が設けられている。給湯口531は、後述する供給ノズル152の供給口153に対向可能に設けられている。
撹拌槽510の底部には、撹拌羽根550が載置される。撹拌槽510の底部には、上方に延びる回転軸560が設けられ、この回転軸560に撹拌羽根550の筒状芯551が挿入される。
撹拌羽根550には、磁石552が埋め込まれている。撹拌モータ非接触テーブル140A上において、撹拌羽根550に埋め込まれた磁石552と、撹拌モータユニット140側に設けられた磁石141とが非接触の状態で磁気結合することで、撹拌モータユニット140の回転駆動力が、撹拌羽根550に伝達される。
なお、撹拌羽根550は、外周部に撹拌要素を有する撹拌部材であれば適宜変更することができる。撹拌要素としては、トロイダル形状のワイヤからなる巻回部、インペラ等を採用することができる。
吐出口開閉機構540は、撹拌槽510の底部に設けられた吐出口541を開閉可能に塞ぐ開閉ノズル543と、開閉ノズル543の位置を制御する操作レバー542とを含む。開閉ノズル543は、通常状態においてはバネ等の付勢部材(図示省略)により吐出口541を塞ぐように付勢されている。利用者が、操作レバー542を付勢力に対抗して移動させた場合には、開閉ノズル543が移動し、吐出口541が開放される。これにより、撹拌槽510内のお茶が、載置ベース900に載置されたカップ(図示省略)に注出される。
上述した撹拌ユニット500においては、撹拌槽510が外装ホルダーと保温タンクによって構成される場合を例示して説明したが、これに限定されず、保温タンクのみから構成されていてもよい。また、保温タンクに代えて、保温性を有さず耐熱性を有する容器が使用されてもよい。
上述した撹拌ユニット500においては、撹拌槽510が装置本体100に着脱可能に装着される場合を例示して説明したが、これに限定されず、粉末およびお湯を投入可能であるとともに撹拌槽510内が清掃可能に構成される限り、装置本体100に固定されていてもよい。
(飲料製造装置1の内部構造)
図6から図8に示すように、飲料製造装置1は、制御部110、液体供給経路150、送風経路160、加熱手段200、サーミスタ210および送風機250を備える。制御部110は、加熱手段200、送風機250、粉挽駆動力連結機構130および撹拌モータユニット140等の動作を制御する。
液体供給経路150は、装置本体100内に収容されている。液体供給経路150は、液体貯留タンク700に接続される。液体供給経路150には、液体貯留タンク700が接続された側とは反対側に供給口153が設けられている。すなわち、液体供給経路150は、一端が液体貯留タンク700に接続され、液体供給経路150の他端が撹拌槽510にお湯を供給する供給口となる。
液体供給経路150は、供給ノズル152および接続配管151を含む。供給ノズル152は、先端側に供給口153を有し、接続配管151側に嵌合部155を有する。供給口153は、撹拌槽510が撹拌槽装着部190に装着された状態において、撹拌槽510の底部に対向するように設けられている。
嵌合部155は、接続配管151の一端151a側に着脱可能に嵌合するように設けられている。嵌合部155は、円筒形状を有する。嵌合部155の内径は、接続配管151の一端151aの外径よりもわずかに大きくなっている。嵌合部155を接続配管151の一端151a側に嵌め込むことにより、接続配管151が供給ノズル152に接続される。
接続配管151は、供給ノズル152と液体貯留タンク700とを接続する。接続配管151は、液体貯留タンク700の底面から下方に一旦延び、U字形状に上向きに延びる。接続配管151の他端151b側には逆止弁730が設けられている。逆止弁730は、液体供給路150内の液体が液体貯留タンク700に逆流することを防止する。
加熱手段200は、液体供給経路150の接続配管151の途中領域に設けられている。加熱手段200は、液体供給経路150内の水(液体)を加熱する。加熱手段200によって液体供給経路150内の液体が加熱され、液体供給経路150内の圧力が所定の圧力以上となった場合に当該液体が撹拌槽510に供給される。この際、水を殺菌するために、水の温度が80℃以上となるように加熱する。
サーミスタ210は、加熱手段200近傍に設けられる。サーミスタ210は、加熱手段200の温度情報を制御部110に入力する。制御部110は、サーミスタ210からの温度情報に基づいて加熱手段200の温度が所定の温度以上か否かを判断する。
液体供給経路150内の水が全て撹拌槽510に供給された場合には、加熱手段200の熱が水に伝達されなくなり、加熱手段200の温度が上昇する。このため、加熱手段200の温度が所定の温度以上か否かを判断することにより、液体供給経路150内の水が撹拌槽510に供給されたか否かを判断する。液体供給経路150内の水が撹拌槽510に供給されたと判断した場合には、制御部110は、加熱手段200による加熱を停止する。
送風経路160は、撹拌槽510内に空気を送出するための経路である。送風経路160は、装置本体100内に収容されている。送風経路160は、吸込口111および吹出口163を含む。吸込口111は、装置本体100の背面側に設けられている。吸込口111には、空気中に含まれる塵埃を捕集するエアフィルタ112が設けられていてもよい。
吹出口163は、撹拌槽510が撹拌槽装着部190に装着された状態において、撹拌槽510の底部に対向するように設けられている。吹出口163は、供給口153の周囲の少なくとも一部を取り囲むように設けられている。この場合には、吹出口163の中心軸と供給口153の中心軸とは同軸であることが好ましい。
吹出口163は、加熱手段200によって加熱されたお湯を撹拌槽510に供給する際に少なくとも供給口153から撹拌槽510に向けて供給されているお湯(撹拌槽510に向けて落下しているお湯)に向けて空気を吹き当て可能に設けられている。
送風経路160は、吹出ダクト162および接続ダクト161を含む。吹出ダクト162は、先端側に上述の吹出口163を有し、接続ダクト161側に挿入部165を有する。挿入部165は、円筒形状を有する。挿入部165の内径は、接続ダクト161の一端161aの外径よりもわずかに大きくなっている。挿入部165を接続ダクト161の一端161a側に挿入することにより、接続ダクト161が吹出ダクト162に接続される。接続ダクト161は、吹出ダクト162と吸込口111とを接続する。
送風機250は、送風経路160内に配置されている。送風機250は、吸込口111から吸い込んだ空気を吹出口163に向けて送風する。送風機250としては、シロッコファン、プロペラファン、ターボファン形式の送風機を適宜採用することができる。
供給ノズル152および吹出ダクト162は、経路形成部材170によって構成されている。
(経路形成部材170)
図9は、図8に示す経路形成部材を示す斜視図である。図10は、図8に示す経路形成部材を吹出口および供給口側から見た場合の斜視図である。図11および図12は、図8に示す経路形成部材の分解斜視図および内部を示す図である。図13および図14は、図9に示すXIII−XIII線およびXIV−XIV線に沿った断面図である。図9から図14を参照して、経路形成部材170について説明する。
経路形成部材170は、上部側部材171、下部側部材172および中間部材152A(図11参照)を有する。経路形成部材170は、略L字形状を有する。経路形成部材170の一端170a側には、供給口153(図10参照)および吹出口163(図10参照)が設けられている。
経路形成部材170の屈曲部近傍には、円筒形状の嵌合部155が設けられている。嵌合部155は、上述のように供給ノズル152の一部であり、お湯を排出するための液体供給経路150の一部を構成する。
経路形成部材170の他端170b側には、円筒形状の挿入部165が設けられている。挿入部165は、上述のように吹出ダクト162の一部であり、空気を送風するための送風経路160の一部を構成する。
屈曲部から一端170aに至るまでの経路形成部材170の内部は、二重構造となっている。当該内部において、供給ノズル152(図14参照)の周囲を取り囲むように吹出ダクト162(図14参照)の一部が設けられている。
下部側部材172は、上方に向けて開口するように設けられている。下部側部材172は、上述の嵌合部155、挿入部165、隔壁部152B、底部172Aおよび周壁部172Bを含む。
隔壁部152Bは、環状形状を有し、上方に向けて開口する。隔壁部152Bは、屈曲部から一端170a側に至るまでの下部側部材172の略中央部において底部172Aから起立するように設けられている。隔壁部152Bは、嵌合部155と供給口153とを接続しつつ、供給口153と吹出口163とを隔てるように設けられている。
周壁部172Bは、底部172Aの周縁から起立するように設けられている。周壁部172Bは、挿入部165と吹出口163とを接続しつつ、隔壁部152Bを取り囲むように設けられている。
中間部材152Aは、隔壁部152Bの上面開口を塞ぐ部位である。中間部材152Aが隔壁部152Bの上面開口を塞ぐことにより、隔壁部152B、中間部材152Aおよび底部172Aによって供給口153と嵌合部155とに連通する空間が形成される。これにより、供給ノズル152が形成される。
上部側部材171は、下部側部材172の上面開口を塞ぐ部位である。供給ノズル152が形成された状態で、上部側部材171が下部側部材172の上面開口を塞ぐことにより、上述の供給口153と嵌合部155とに連通する空間とは分離された空間が経路形成部材170内に形成される。これにより、吹出ダクト162が形成される。
なお、当該分離された空間は、底部172A側を除く供給ノズル152の周囲を取り囲むように形成される。このため、供給口153からお湯を撹拌槽510に向けて供給する前に、供給ノズル152内を通過するお湯を、供給ノズル152を構成する隔壁部152Bおよび中間部材152Aを介して吹出ダクト162内を送風する空気によって冷却することができる。
また、上部側部材171が下部側部材172の上面開口を塞ぐことにより、送風経路160には、吹出口163側において吹出口163に連通し、送風機250によって送風される空気の送風方向を撹拌槽510に向かうように変換する吹出室154(図14参照)が形成される。
吹出室154は、撹拌槽510内に供給されたお湯からの蒸気が吹出口163から吹出室154に侵入して結露することにより吹出室154に付着する結露水を吹出口163から撹拌槽510に向けて排出可能に設けられている。
具体的には、たとえば吹出口163を規定する部分の吹出ダクト162の内壁部164が下方に向かうにつれて内径が小さくなるように傾斜する。また、屈曲部から一端170a側に至る部分における下部側部材172の底部172Aも屈曲部側から吹出口163側に向かうにつれて下方に傾斜するように設けられることが好ましい。
吹出室154に付着した結露水は、底部172Aの傾斜面および内壁部164の傾斜面を伝って吹出口163から排出される。このように構成することにより、結露水が送風機250側に移動することを防止できる。この結果、送風機250の駆動部が短絡することを防止することができる。
(経路形成部材170の取り付け動作)
図15は、図8に示す経路形成部材を取り付ける際の動作を説明する図である。図15を参照して、経路形成部材170を取り付ける際の動作について説明する。
図15に示すように、経路形成部材170を装置本体100に取付ける場合には、撹拌槽装着部190の上壁部190aに設けられた貫通孔191に供給口153および吹出口163が連通するように経路形成部材170が撹拌槽装着部190の上壁部190aに取付けられる。
経路形成部材170の一端170a側の下端部は、下方に向けて突出するように設けられており、この突出する下端部が貫通孔191に挿入される。これにより、供給ノズル152および吹出ダクト162の先端が同時に貫通孔191に挿入されることとなり、供給ノズル152および吹出ダクト162が貫通孔191に取付けられる。
経路形成部材170が上壁部190aに取付けられた取付状態にあっては、底部172Aが上壁部190aに面するとともに、嵌合部155および挿入部165が周壁部190cに面する。このため、上述の下端部を、貫通孔191を規定する上壁部190aの周面に摺動させることにより、経路形成部材170を貫通孔191の中心軸を中心にして周方向に回転させることができる。経路形成部材170の回転に伴って、供給ノズル152および吹出ダクト162が同時に回転する。
続いて、経路形成部材170をDR1方向に回転させる。経路形成部材170を所定の位置まで回転させた後、経路形成部材170の嵌合部155を接続配管151に嵌め込むとともに、挿入部165を接続ダクト161に挿入する。これにより、供給ノズル152と接続配管151とが接続され液体供給経路150が形成されるとともに、吹出ダクト162と接続ダクト161とが接続され送風経路160が形成される。
このように、吹出ダクト162と供給ノズル152とが一体に形成された経路形成部材170を用いるとともに、経路形成部材170が貫通孔191に対して回動可能に取付けられることにより、飲料製造装置1の組立性を向上させることができる。
(お湯の供給)
図16は、図1に示す飲料製造装置においてお湯を撹拌槽に供給する際の状態を示す断面図である。図16を参照して、飲料製造装置1において、お湯を撹拌槽510に供給する際の状態について説明する。
図16に示すように、お湯を撹拌槽510に供給する際には、吹出口163から吹き出される空気を供給口153から撹拌槽510に向けて供給されている液体に向けて吹き当てる。また、吹出口163から吹き出される空気は、撹拌槽510内に供給されたお湯にも吹き当てることが好ましい。
これにより、撹拌槽510内に供給されたお湯の温度を所望の温度に冷却することができる。また、撹拌槽510に供給途中のお湯も冷却することができるため、お湯が比較的高温である部分で積極的に直接空気と接触させることによりお湯の蒸発潜熱を奪って、効率よくお湯を冷却することができる。
図17は、図1に示す飲料製造装置を用いてお茶を製造する際のタイムチャートを示す図である。図17を参照して、飲料製造装置1を用いてお茶を製造する際の制御部110による制御について説明する。
図17に示すように、まず撹拌槽510内に茶葉粉末を投入する。続いて使用者が装置本体100に設けられた給湯開始ボタンを押すことにより、給湯開始信号が制御部110に入力される。
制御部110は、給湯開始信号に基づいて加熱手段200を駆動させる。加熱手段200によって液体供給経路150内の水が加熱されることにより、液体供給経路150内の圧力が所定の圧力以上となった場合にお湯が撹拌槽510に供給される。
撹拌槽510へのお湯の供給が開始された時点から所定の時間(t1秒)経過後に、制御部110は、送風機250を駆動させる。撹拌槽510にお湯をt1秒間供給することにより、茶葉粉末の高さを超えるように撹拌槽510内にお湯が供給される。これにより、送風機250の駆動に伴って撹拌槽510内に吹出される空気によって、茶葉粉末が飛散することを防止することができる。なお、t1秒とは、水を420ccとし、加熱手段200の出力を900Wとした場合に、30秒程度であることが好ましい。
制御部110は、液体供給経路150内のお湯が所望の量撹拌槽510内に供給されるまで加熱手段200および送風機250を連続して駆動させる。すなわち、制御部110は、液体供給経路150内のお湯が所望の量撹拌槽510内に供給された時点で加熱手段200の駆動および送風機250の駆動を停止する。
送風機250を駆動させることにより、上述のように少なくとも供給口153から撹拌槽510に向けて供給されているお湯に向けて空気を吹き当ててこれを冷却するとともに、撹拌槽510に供給されたお湯を冷却することができる。この結果、撹拌槽510に供給されたお湯の温度を調整することが可能となる。
なお、お湯が所望の量撹拌槽510内に供給されたか否かは、上述のようにサーミスタ210によって測定される加熱手段200の温度が所定の温度以上に到達したか否かによって制御部110が判断する。たとえば、加熱手段200の温度が103℃以上であるか否かを判断する。
液体供給経路150内のお湯が所望の量撹拌槽510内に供給された時点から所定の時間(t2秒)経過後に制御部110は、撹拌モータユニット140を駆動させることにより、撹拌羽根550を回転させる。ここで、t2秒とは、たとえば5秒程度が好ましい。
液体供給経路150内のお湯が所望の量撹拌槽510内に供給された時点から所定の時間(t2秒)経過させることにより、沸騰した状態のお湯を安定させることができる。これにより、沸騰が激しい状態で撹拌羽根550を回転させた場合に発生するお湯の飛び散りを抑制することができる。
制御部110は、撹拌羽根550を所定の時間(t4秒)回転させる。t4秒のうち最初のt3秒においては、制御部110は、撹拌モータユニット140の出力を強くして、撹拌羽根550の回転を速くする。たとえば撹拌羽根550は、2000rpm程度で回転されることが好ましい。なお、t4秒は、90秒程度であることが好ましく、t3秒は、45秒程度あることが好ましい。
撹拌羽根550を速く回転させることにより、液中に空気を効率よく取り込みつつ、撹拌槽510の底部に溜まっている茶葉粉末をお湯中に効率よく溶解および拡散させることができる。
t3秒経過後においては、制御部110は、撹拌モータユニット140の出力を弱くして、撹拌羽根550の回転を遅くする。たとえば撹拌羽根550は、1000rpm程度で回転されることが好ましい。
撹拌羽根550を遅く回転させることにより、液中に取り込まれた空気を撹拌羽根550で粉砕し、きめ細やかな泡を生成することができる。また、撹拌羽根550の回転速度を低下させて水流を変化させることにより、茶葉粉末を効果的に拡散させることができる。
なお、撹拌羽根550を遅く回転させる場合の撹拌羽根550の回転方向は、撹拌羽根550を速く回転させる場合の回転方向と同じであってもよいし、逆であってもよい。回転方向を逆にする場合には、進行方向の異なる水流が衝突することにより、茶葉粉末をより効果的に拡散させることができる。
制御部110は、所定の時間(t4秒)撹拌モータユニット140を駆動した後、撹拌モータユニット140の駆動を停止し、撹拌羽根550による茶葉粉末とお湯との撹拌を終了する。
以上のように、本実施の形態に係る飲料製造装置1にあっては、送風機250を設け、加熱手段200によって加熱されたお湯を撹拌槽510に供給する際に少なくとも供給口153から撹拌槽510に向けて供給されているお湯に向けて空気を吹き当て可能となるように吹出口163を設けた構成とすることにより、撹拌槽510内に供給されたお湯を所望の温度に調整することができる。
また、送風機を用いることにより、熱交換機やポンプ等を用いてお湯の温度を予め制御して撹拌槽内に所望の温度のお湯を供給する構成と比較して、簡易な構成で液体の温度を調整することができる。さらに、供給途中のお湯にも空気を吹き当てることにより、効率よくお湯を冷却することができる。
加えて、所望の温度に調整されたお湯に茶葉粉末を拡散させることにより、使用者の嗜好に応じたお茶を製造することができる。
一般的に、お湯の温度が高温(たとえば略90℃)となる場合には、茶葉粉末からタンニン等の渋み成分がお湯中に多量に溶け出すため、苦みで渋みが強いお茶が製造される。
本実施の形態においては、お湯の温度を所望の温度に調整することにより、タンニン等の渋み成分が溶け出すことを抑制し、テアニン等の甘み成分の割合を多くすることができる。これにより、旨みがあり甘みのあるお茶を製造することができる。なお、お湯の温度を70℃以下とすることにより、旨みおよび甘味が引き立ったお茶を製造することができるとともに、飲みやすい温度のお茶を製造することができる。
なお、本実施の形態においては、送風機250の駆動時間および/または送風機250の回転数を適宜調整することにより、撹拌槽510内に供給されたお湯の温度を適宜調整することができる。
また、上述の実施の形態1においては、供給ノズル152と吹出ダクト162とが二重構造で構成されている場合を例示して説明したが、これに限定されず、供給ノズル152から撹拌槽510に供給されるお湯に空気を吹き当て可能に構成される限り、供給ノズル152と吹出ダクト162とがそれぞれ独立して設けられていてもよい。
この場合には、装置本体100の撹拌槽装着部190の上壁部190aに供給ノズル152取付け用の貫通孔および吹出ダクト162取付け用の貫通孔が設けられていてもよく、供給口153および吹出口163が各貫通孔に面するように供給ノズル152および吹出ダクト162が貫通孔に対して回動可能に取付けられる。
なお、単数の貫通孔が設けられており、当該単数の貫通孔に供給口153および吹出口163が面するように供給ノズル152および吹出ダクト162が貫通孔に対して回動可能に取付けられてもよい。
このように、供給ノズル152および吹出ダクト162が撹拌槽装着部190の上壁部190aに回動可能に取付けられることにより、液体供給経路150および送風経路160の組立性を向上させることができる。
また、上述の実施の形態1においては、供給口153から撹拌槽510に供給されているお湯(撹拌槽に向けて落下しているお湯)に向けて空気を吹き当てる場合を例示して説明したが、これに限定されず、供給口153から撹拌槽510に供給されているお湯に空気が接触するように、吹出口163が当該お湯へ空気を送風可能に設けられていればよい。たとえば、供給口153から撹拌槽510に供給されているお湯に沿って空気を送風するように吹出口163が設けられていてもよい。このような場合においても、空気をお湯に直接接触させることによりお湯の蒸発潜熱を奪うことで、お湯の温度を所望の温度に調整することができる。
(実施の形態2)
図18は、本実施の形態に係る飲料製造装置を用いてお茶を製造する際のタイムチャートである。図18を参照して、本実施の形態に係る飲料製造装置を用いてお茶を製造する際の制御部による制御について説明する。なお、本実施の形態に係る飲料製造装置は、実施の形態1に係る飲料製造装置1とほぼ同様の構成を有する。
図18に示すように、本実施の形態に係る飲料製造装置を用いてお茶を製造する際の制御部による制御は、実施の形態1に係る飲料製造装置を用いてお茶を製造する際の制御部による制御と比較した場合に、送風機250の駆動方法が相違する。
本実施の形態に係る制御においては、撹拌槽510へのお湯の供給が開始されt1秒経過した後から撹拌槽510へのお湯の供給が停止するまでの制御部110は、送風機250を断続的に駆動させる。なお、送風機250を駆動させる時間および停止させる時間は、適宜設定することができる。
撹拌槽510へのお湯の供給が開始された時点から所定の時間(t1秒)経過後から撹拌槽510へのお湯の供給が終了するまでの時間を実施の形態1と同様とした場合には、送風機250の駆動時間が減少するため、本実施の形態にあっては、実施の形態1と比較して、撹拌槽510に供給されたお湯の温度を高くすることができる。
このように本実施の形態に係る飲料製造装置にあっても、撹拌槽510に供給されたお湯の温度を調整することができ、実施の形態1に係る飲料製造装置とほぼ同様の効果を得ることができる。
(実施の形態3)
図19は、本実施の形態に係る飲料製造装置を用いてお茶を製造する際のタイムチャートである。図19を参照して、本実施の形態に係る飲料製造装置を用いてお茶を製造する際の制御部による制御について説明する。なお、本実施の形態に係る飲料製造装置は、実施の形態1に係る飲料製造装置1とほぼ同様の構成を有する。
図19に示すように、本実施の形態に係る飲料製造装置を用いてお茶を製造する際の制御部による制御は、実施の形態1に係る飲料製造装置を用いてお茶を製造する際の制御部による制御と比較した場合に、加熱手段200の駆動方法が相違する。
本実施の形態に係る制御においては、制御部110は、加熱手段200を断続的に駆動させる。加熱手段200を駆動させる時間および停止させる時間は適宜設定することができる。
この場合には、加熱手段200を断続的に駆動させることにより、実施の形態1と比較して、撹拌槽510へのお湯の供給が終了するまでの時間は長くなるが、お湯も断続的に撹拌槽510に供給されることとなるため、冷却効果を高めることができる。このため、本実施の形態にあっては、実施の形態1と比較して、撹拌槽510に供給されたお湯の温度を低くすることができる。
このように本実施の形態に係る飲料製造装置にあっても、撹拌槽510に供給されたお湯の温度を調整することができ、実施の形態1に係る飲料製造装置とほぼ同様の効果を得ることができる。
(実施の形態4)
図20は、本実施の形態に係る飲料製造装置を用いてお茶を製造する際のタイムチャートである。図20を参照して、本実施の形態に係る飲料製造装置を用いてお茶を製造する際の制御部による制御について説明する。なお、本実施の形態に係る飲料製造装置は、実施の形態1に係る飲料製造装置1とほぼ同様の構成を有する。
図20に示すように、本実施の形態に係る飲料製造装置を用いてお茶を製造する際の制御部による制御は、実施の形態1に係る飲料製造装置を用いてお茶を製造する際の制御部による制御と比較した場合に、撹拌モータユニット140の駆動方法が相違する。
本実施の形態における制御においては、制御部110は、撹拌槽510へのお湯の供給が開始して所定の時間(t5秒)経過した後から撹拌槽510へのお湯の供給が終了するまでに撹拌モータユニット140を駆動させる。
具体的には、制御部110は、撹拌槽510へのお湯の供給が開始して所定の時間(t5秒)経過した後から所定の時間(t6秒)経過するまで、撹拌モータユニット140の出力を弱くして、撹拌羽根550を遅い速度で回転させる。撹拌羽根550を遅い速度で回転させた後、撹拌槽510へのお湯の供給が終了するまでの時間においては、制御部110は、撹拌モータユニット140の出力を強くして撹拌羽根550を速い速度で回転させる。この場合において、たとえば、t5秒は、60秒であることが好ましく、t6秒は、60秒であることが好ましい。
制御部110は、撹拌槽510へのお湯の供給が開始して所定の時間(t5秒)経過させることにより、撹拌羽根550を低速で回転させてもお湯の飛散および騒音を抑制可能な量のお湯を撹拌槽510内に供給することができる。
また、撹拌羽根550を低速で回転させてから所定の時間(t6秒)経過させることにより、撹拌羽根550を高速で回転させてもお湯の飛散および騒音を抑制可能な量のお湯を撹拌槽510に供給することができる。
撹拌槽510に供給されたお湯を撹拌しながら空気を撹拌槽510に供給されたお湯に吹き当てることにより、撹拌しない場合と比較して、全体的に撹拌槽510内のお湯を冷却することができる。このため、本実施の形態にあっては、実施の形態1と比較して、撹拌槽510に供給されたお湯の温度を低くすることができる。
このように本実施の形態に係る飲料製造装置にあっても、撹拌槽510に供給されたお湯の温度を調整することができ、実施の形態1に係る飲料製造装置とほぼ同様の効果を得ることができる。
(検証実験)
図21は、本発明の効果を検証するために行なった検証実験1の条件および結果を示す図である。図22は、本発明の効果を検証するために行なった検証実験2の条件および結果を示す図である。図21および図22を参照して、本発明の効果を検証するために行なった検証実験1および検証実験2について説明する。
検証実験1においては、実施例A〜実施例D、比較例Eを用いて撹拌槽510へのお湯の供給開始から撹拌終了までの撹拌槽510の内部底付近のお湯の温度を測定した。水420ccを沸かすことによりお湯を製造し、加熱手段200として出力が900Wのヒータを用いた。
温度測定に際して、撹拌槽510の内部底付近に熱電対等の温度センサを設置して撹拌槽510のお湯の温度を直接測定した。また、温度センサは、お湯の撹拌時にも常時、お湯に直接接触するように設置した。
なお、実施例A,B,Dおよび比較例Eにおいては、略3分で撹拌槽510へのお湯の供給が終了し、実施例Cにおいては、略5分で撹拌槽510へのお湯の供給が終了し、このお湯の温度が最も高い時点まで測定した。この後、いずれの実施例および比較例においてもお湯の供給が終了してから数秒経過後に撹拌を開始したが、お湯の温度は撹拌により徐々に低下していくため、測定は割愛した。
実施例Aについては、実施の形態1の飲料製造装置を用いてお茶を製造した。実施例Bについては、実施の形態2の飲料製造装置を用いてお茶を製造した。この際、送風機250を断続的に駆動させる制御としては、送風機250を10秒間駆動させた後20秒間停止させた。
実施例Cについては、実施の形態3の飲料製造装置を用いてお茶を製造した。この際、加熱手段200を断続的に駆動させる制御としては、加熱手段200を20秒間駆動させた後20秒間停止させることを2〜3回繰り返した。
実施例Dについては、実施の形態4の飲料製造装置を用いてお茶を製造した。比較例Eとしては、実施の形態1の飲料製造装置を用い、送風機250を駆動させない状態でお茶を製造した。
実施例Aでは、撹拌槽510に供給されたお湯の温度を略70℃に調整することができた。
実施例Bでは、撹拌槽510に供給されたお湯の温度を略80℃に調整することができた。
実施例Cでは、撹拌槽510に供給されたお湯の温度を略60℃に調整することができた。
実施例Dでは、撹拌槽510にお湯を供給しながら、撹拌槽510内に供給されたお湯を撹拌することにより実施例Aよりも低い温度に調整することができた。
比較例Eでは、撹拌槽510に供給されたお湯の温度は略90℃であり、高温の状態が維持された。
以上の結果から、送風機250を設け、加熱手段200によって加熱されたお湯を撹拌槽510に供給する際に少なくとも供給口153から撹拌槽510に向けて供給されているお湯に向けて空気を送風可能となるように吹出口163を設けた構成とすることにより、簡易な構成で撹拌槽510内に供給されたお湯を所望の温度に調整することができることが実験的にも確認されたと言える。
また、送風機250を断続的に駆動させたり、加熱手段200を断続的に駆動させたり、撹拌槽510へのお湯の供給が終了するまでに撹拌を行なったりすることにより、温調範囲を広げられることが実験的にも確認されたと言える。
検証実験2においては、実施例A,B,C1および比較例Eにおいて、お茶の泡立ち状態、色および味を評価した。泡立ち状態に関しては、泡立ちの優れたお茶を「優」と判定し、泡立ちのやや良好なお茶を「可」と判定し、泡立ちの悪いお茶を「不可」と判定した。
色および味に関しては、鮮やかな緑色を有し、旨みおよび甘みに優れたお茶を「優」と判定し、やや鮮やかな緑色を有し、旨みおよび甘みの良好なお茶を「良」と判定し、やや褐色を帯び、やや渋みおよび苦みがあるお茶を「可」と判定し、褐色を帯び、渋みおよび苦みがあるお茶を「不可」と判定した。
実施例A,Bおよび比較例Eにおいては、上述の検証実験1と同様にお茶を製造することにより、温度が略70℃、略80℃、略90°のお茶を製造した。実施例C1においては、検証実験1の場合と比較して加熱手段200の駆動時間を調整することにより、温度が略65℃のお茶を製造した。
実施例Aにおいては、きめ細やかな泡が多量に生成され、口当たりが優れ、また、のどごしが優れたお茶が製造された。また、実施例Aにおいては、やや鮮やかな緑色を有し、旨みおよび甘みの良好なお茶が製造された。これにより、実施例Aにおいては、泡立ち状態に関して「優」と判定され、色および味に関して「良」と判定された。
実施例Bにおいては、きめ細やかな泡が実施例Aと比較してやや少なめに生成され、口当たりがやや良好で、のどごしもやや良好なお茶が製造された。また、実施例Bにおいては、やや褐色を帯び、やや渋みおよび苦みがあるお茶が製造された。これにより、実施例Bにおいては、泡立ち状態に関して「可」と判定され、色および味に関して「可」と判定された。
実施例C1においては、きめ細やかな泡が多量に生成され、口当たりが優れ、また、のどごしが優れたお茶が製造された。また、実施例C1においては、鮮やかな緑色を有し、旨みおよび甘みに優れたお茶が製造された。これにより、実施例C1においては、泡立ち状態に関して「優」と判定され、色および味に関して「優」と判定された。
比較例Eにおいては、きめ細やかな泡の量が少なく、泡立ちの悪いお茶が製造された。また、比較例Eにおいては、褐色を帯び、渋みおよび苦みがあるお茶が製造された。これにより、比較例Eにおいては、泡立ち状態に関して「不可」と判定され、色および味に関して「不可」と判定された。
以上の結果から、送風機250を設け、簡易な構成で撹拌槽510に供給されたお湯の温度を調整することにより、使用者の嗜好に合わせて、泡立ち状態、色および味の異なるお茶を製造できることが実験的にも確認されたと言える。
また、撹拌槽510に供給されたお湯の温度が70℃以下となるように調整することにより、泡立ちが優れ、鮮やかな緑色を有し、旨みおよび甘みの良好なお茶を製造できることが実験的にも確認されたと言える。また、水を80℃以上となるように加熱してから70℃以下となるように温度を調整することで、水を殺菌する効果も有している。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではない。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
1 飲料製造装置、100 装置本体、110 制御部、111 吸込口、112 エアフィルタ、130 粉挽駆動力連結機構、140 撹拌モータユニット、140A 非接触テーブル、141 磁石、150 液体供給経路、151 接続配管、152 供給ノズル、152A 中間部材、152B 隔壁部、153 供給口、154 吹出室、155 嵌合部、160 送風経路、161 接続ダクト、162 吹出ダクト、163 吹出口、164 内壁部、165 挿入部、170 経路形成部材、171 上部側部材、172 下部側部材、172A 底部、172B 周壁部、180 粉挽きユニット装着部、190 撹拌槽装着部、190a 上壁部、190c 周壁部、191 貫通孔、195 液体貯留タンク装着部、200 加熱手段、210 サーミスタ、250 送風機、300 粉挽きユニット、310 ケース、310W 連結用窓、310a 取り出し口、310b 上端開口部、311 貯留部、312 排出経路、312a 排出口、315 安全リブ、320 ホッパー、330 カバー部、340 臼支持部、343 粉掻き取り部、345 粉挽き軸、350 下臼、355 コア、355a 螺旋羽根、360 上臼、370 上臼保持部材、380 バネ、390 バネ保持部材、500 撹拌ユニット、510 撹拌槽、520 グリップ、530 撹拌カバー、531 給湯口、532 粉末投入口、540 吐出口開閉機構、541 吐出口、542 操作レバー、543 開閉ノズル、550 撹拌羽根、551 筒状芯、552 磁石、560 回転軸、700 液体貯留タンク、710 タンク本体、720 蓋部、730 逆止弁、800 茶葉粉末受皿、900 載置ベース。

Claims (6)

  1. 液体を貯留する液体貯留タンクと、
    前記液体を加熱する加熱手段と、
    前記加熱手段によって加熱された前記液体が供給される槽と、
    一端が前記液体貯留タンクに接続され、他端が前記槽に前記液体を供給する供給口となる液体供給経路と、
    吸込口および吹出口を含み、前記槽内に空気を送出するための送風経路と、
    前記送風経路内に配置される送風機と、を備え、
    前記吹出口は、前記加熱手段によって加熱された前記液体を前記槽に供給する際に少なくとも前記供給口から前記槽に向けて供給されている前記液体へ送風するように設けられており、
    前記吹出口は、前記供給口の周囲の少なくとも一部を取り囲むように設けられている、飲料製造装置。
  2. 前記送風経路は、前記吹出口側において前記吹出口に連通し、前記送風機によって送風される空気の送風方向を前記槽に向かうように変換する吹出室を含み、
    前記吹出室は、前記槽内に供給された前記液体からの蒸気が前記吹出口から前記吹出室に侵入して結露することにより前記吹出室に付着する結露水を前記吹出口から前記槽に向けて排出可能に設けられている、請求項1に記載の飲料製造装置。
  3. 前記液体供給経路および前記送風経路を収容する筐体をさらに備え、
    前記筐体は、前記供給口および前記吹出口が前記槽に面することとなるように貫通孔を有し、
    前記液体供給経路は、前記供給口が設けられた供給ノズルと、前記供給ノズルと前記液体貯留タンクとを接続する接続配管とを含み、
    前記供給ノズルは、前記接続配管に着脱可能に嵌合する嵌合部を有するとともに、前記供給口が前記貫通孔に連通するように前記貫通孔に対して回動可能に取付けられ、
    前記供給ノズルを前記貫通孔に取付けた後に前記供給ノズルを回動させて前記嵌合部を前記接続配管に嵌め込むことにより前記液体供給経路が形成され、
    前記送風経路は、前記吹出口が設けられた吹出ダクトと、前記吹出ダクトと前記吸込口とを接続する接続ダクトとを含み、
    前記吹出ダクトは、前記接続ダクトに着脱可能に挿入される挿入部を有するとともに、前記吹出口が前記貫通孔に連通するように前記貫通孔に対して回動可能に取付けられ、
    前記吹出ダクトを前記貫通孔に取付けた後に前記吹出ダクトを回動させて前記挿入部を前記接続ダクトに挿入することにより前記送風経路が形成される、請求項1または2に記載の飲料製造装置。
  4. 前記供給ノズルと前記吹出ダクトとが二重構造を構成し、
    前記供給ノズルと前記吹出ダクトとが同時に前記貫通孔に取付けられる、請求項に記載の飲料製造装置。
  5. 前記加熱手段の動作および前記送風機の動作を制御する制御部をさらに備え、
    前記制御部は、前記加熱手段の動作および前記送風機の動作を制御することにより、前記撹拌槽に供給された前記液体の温度を調整する、請求項1から4のいずれか1項に記載の飲料製造装置。
  6. 前記制御部は、前記撹拌槽に所定の量の前記液体が供給された後から前記撹拌槽への前記液体の供給が終了するまで、前記送風機を連続して駆動させることにより、前記撹拌槽に供給された前記液体の温度を70℃以下に調整する、請求項5に記載の飲料製造装置。
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