JP2019055023A - 飲料生成装置 - Google Patents

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Koji Murakami
浩二 村上
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繁幸 岩井
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Yukari MORIOKA
愉狩 森岡
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慎二 長井
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Abstract

【課題】調乳用ポット外への蒸気の漏れを防止しつつ、適温でミルクを生成することができる。【解決手段】粉末乳調乳装置1Aは、供給配管10を含み、供給配管は貯留槽3とノズル14を連結し、貯留槽3から供給される液体Lは金属管(10a)の部分においてヒータ12によって沸騰され、沸騰された液体は金属管に接続される第2管部(10b、10c、10d)を通して、ノズルの下端の給湯口13から調乳用ポット4に供給される。【選択図】図1

Description

この発明は、飲料生成装置に関し、特にたとえば、沸騰させた液体に粉ミルクを溶かして生成したミルクを適切な温度に冷却する、飲料生成装置に関する。
この種の飲料生成装置の一例が特許文献1に開示される。特許文献1に開示される飲料生成装置では、供給配管は、フロート式逆止弁が容器側に接続されたU字管となっており、ヒータはこの供給配管内を通る液体を沸騰させ蒸気圧を利用してファンネルおよび調乳用ポットに供給する。調乳用ポットは、予め内部にセットしておいた乾燥粉末乳つまり粉ミルクとミルク生成用の煮沸済の液体とを調整混合することにより、ミルクを生成するものである。
特開2016−131859号公報
しかしながら、引用文献1の飲料生成装置では、ファンネルは、散水ノズルによって分散され温度低下された液体を集め、下部に設けた出口から下方に設けられた調乳用ポットに液体を滴下する。このように、散水ノズル及びファンネルは、ヒータにて沸騰された液体を冷ますため、粉ミルクが液体に溶け難い場合がある。また、散水ノズルから沸騰された液体がファンネルに噴出されるため、そのときに発生する蒸気が筐体内部などに漏れる虞があり、飲料生成装置を制御する制御部の故障を未然に防止するための対策が必要であった。このため、改善の余地がある。
それゆえに、この発明の主たる目的は、新規な、飲料生成装置を提供することである。
また、この発明の他の目的は、飲料調整部外への蒸気の漏れを防止し、適温で飲料を生成することができる、飲料生成装置を提供することである。
第1の発明は、供給配管と、加熱部と、給湯部材を備える、飲料生成装置である。供給配管は、容器に貯留された液体を飲料調整部に供給するためのものである。加熱部は、供給配管内を通る液体を沸騰させて飲料調整部に供給する。給湯部材は、飲料調節部と連通される。給湯部材は、縦方向に延びる縦長部、および加熱部によって沸騰された液体を縦長部の下端から飲料調整部に供給する給湯口を含む。したがって、加熱部で沸騰された液体は、飲料調節部に出来るだけ近い位置から供給される。このため、飲料調節部外に蒸気が漏れることがない。また、沸騰された液体がほとんど冷却されること無く飲料調整部に供給される。
第2の発明は、第1の発明に従属し、供給配管は、一方端が容器に接続されるU字状の第1配管部、および第1配管部の他方端と給湯部材の間に接続される第2配管部を含む。第2配管部の一部は、容器に貯留された液体の最大水位よりも高い位置に配置される。給湯部材の上端部は、容器に貯留された液体の最大水位と同等以上の高さであり、第2配管部の一部よりも低い位置に配置される。
第3の発明は、第2の発明に従属し、第2配管部は、第1配管部の他方端に接続され、容器に貯留された液体の最大水位よりも高い位置まで延びる第1部材、一方端が給湯部材の上端部に連結される第2部材および第1部材と第2部材を連結する第3部材を含む。
第4の発明は、第3の発明に従属し、第3部材の一部は他の部分よりも縮径される。
第5の発明は、第2から第4の発明までのいずれかに従属し、縦長部と上端部はL字状に連結される。縦長部は上端部よりも拡径される。
第6の発明は、第1から第5の発明までのいずれかに従属し、給湯口の高さは、飲料調整部の上面の高さと同じであるまたは稍高い。
第7の発明は、第1から第6の発明までのいずれかに従属し、飲料調整部の上面を覆う蓋を備え、蓋は第1の孔部を有し、給湯口は第1の孔部に連通する。
第8の発明は、第7の発明に従属し、蓋は第1の孔部とは異なる第2の孔部を有し、第2の孔部から飲料調整部内部の蒸気を外部に排出する。
第9の発明は、第8の発明に従属し、第2の孔部から飲料調整部内部の蒸気を外部に排出することを促進するための気流を発生させる送風部をさらに備える。
この発明によれば、飲料調整部外への蒸気の漏れを防止し、適温で飲料を生成することができる。
この発明の上述の目的、その他の目的、特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
図1は本発明の一実施例に係る粉末乳調乳装置の概略を示す模式図である。 図2は図1に示す粉末乳調乳装置の外観構成を斜め上方から見た斜視図である。 図3は図1に示す粉末乳調乳装置の外観構成を斜め下方から見た斜視図である。 図4(a)は蓋が装着された調乳用ポットを斜め上方から見た斜視図であり、図4(b)は調乳用ポットを斜め下方から見た斜視図である。 図5は図2に示す粉末乳調乳装置に調乳用ポットを取り付けた状態のV-V断面を示す断面図である。 図6(a)は図1に示す粉末乳調乳装置における冷却部と調乳用ポットの概略構成を斜め上方から見た斜視図であり、図6(b)は図6(a)のVI(b)-VI(b)断面を示す断面図であり、図6(c)は図6(a)のVI(c)-VI(c)断面を示す断面図である。 図7は図1に示す粉末乳調乳装置における貯留槽、供給配管、ヒータ、ノズルおよび調乳用ポットの構成を上方から見た上面図である。 図8は図7のVIII-VIII断面を示す断面図である。 図9は図7のIX-IX断面を示す断面図である。 図10は図7のX-X断面を示す断面図である。 図11は第2実施例における供給配管の第3部材の断面を示す断面図である。
[第1実施例]
第1実施例では、混合抽出用原料としての乳児用の粉ミルクと加熱した液体とを自動で混合して飲料としてのミルクを生成する粉末乳調乳装置(飲料生成装置)、及びその配管構造について説明する。
なお、第1実施例では、飲料生成装置として、粉末乳調乳装置を例に挙げて説明するが、本発明の飲料生成装置は、必ずしもこれに限らない。たとえば、混合抽出用原料としての挽きコーヒー豆に加熱した液体を注いで混合物としてのコーヒーを自動で生成する飲料生成装置としてのコーヒーメーカーに適用することができる。その他、混合抽出用原料としての茶葉に加熱した液体を注いで混合物としての日本茶又は紅茶を自動で生成する飲料生成装置としての茶メーカーに適用することができる。
図1は、第1実施例に係る粉末乳調乳装置1Aの概要を示す模式図である。第1実施例の粉末乳調乳装置1Aは、筐体としての装置本体2(図2および図3も参照)と、液体Lを貯留する貯留槽(容器)3と、飲料調製部としての調乳用ポット4とを備えている。
貯留槽3は、装置本体2の上部に配置されていると共に、装置本体2に対して着脱可能となっている。貯留槽3には、調乳に用いるための液体Lが貯留される。液体Lとしては、例えば、水道水の他、乳児用の飲用水、純水又は天然水といった乳児が飲むのに適した水等が挙げられる。
また、貯留槽3の下部には給水弁3aが設けられている。給水弁3aは、貯留槽3が装置本体2から取り外されたときに閉まる。このため、貯留槽3を装置本体2から取り外して水道から給水すること、及び給水後持ち運びをすることができる。その後、貯留槽3を装置本体2に設置すると給水弁3aは開き、供給配管10及びヒータ12に液体Lが供給される。
ここで、貯留槽3の側面には水量を把握できるように目盛りが付けられている。ユーザは、この目盛を用いて調乳量を調節することができる。なお、目盛りは貯留槽3の内側側面に付けてもよいし、貯留槽3を透明にして外側から確認できるようにしてもよい。
装置本体2には、調乳用ポット4を載置する載置部21が設けられている。ユーザは、調乳用ポット4にて、加熱(沸騰)された液体Lと予め内部にセットしておいた乾燥粉末乳(飲料原料)つまり粉ミルクPMとの調製混合といったミルクMの生成作業を行う。また、調乳用ポット4内の底には、液体Lと粉ミルクPMとを混合するための撹拌子4aが設けられている。
装置本体2には、ユーザが粉末乳調乳装置1Aを操作するための操作パネル6が設けられている。この操作パネル6は、装置本体2の各部の動作を制御する制御部7に接続されている。なお、図1では、操作パネル6が装置本体2の下部に設けられるように記載してあるが、後述するように、規制部24(装置本体2)の上部に設けられる。また、制御部7は実際には装置本体2の内部に組み込まれている。
上記装置本体2の内部には、供給配管10、供給配管10に供給された液体Lを加熱するヒータ12、ヒータ12により加熱された液体Lを調乳用ポット4へ供給するノズル(給湯部材)14および該ノズル14の下部に設けられる給湯口13と、調乳用ポット4内の撹拌子4aを回転させるための回転駆動部5(撹拌部)と、調乳用ポット4内のミルクMの温度を測定するサーミスタTMなどが設けられている。
供給配管10は、液体Lの貯留槽3への逆流を防ぐフロート式逆止弁11を備えている。また、装置本体2には、調乳用ポット4内にて生成されるミルクMを冷却する冷却部30A(送風部)が組み込まれている。このため、貯留槽3に貯留された液体Lは、貯留槽3から供給配管10の内部において、フロート式逆止弁11を経由してヒータ12の入口側へと流入され、ヒータ12の出口側から給湯口13へ流出される。ただし、ヒータ12の入口側とは、ヒータ12のうち貯留槽3側の端部(一方端)を意味し、ヒータ12の出口側とは、ヒータ12のうち調乳用ポット4側の端部(他方端)を意味する。
供給配管10としては、後で詳細に説明するが、例えばステンレス鋼(SUS)、アルミニウム等の金属管と、シリコン系、ポリプロピレン、若しくはテフロン(登録商標)系の樹脂管等を組み合わせて構成することができる。供給配管10のうちの樹脂管の材質としては、食品用途の供給に適した例えばシリコン系の部材を選定することが望ましい。
フロート式逆止弁11は、液体Lの供給配管10から貯留槽3への逆流を防止する機能を有している。
ヒータ12は、第1実施例では、図1に示すように、例えばU字状に形成され、供給配管10に接触して設けられている(図7および図9参照)。ヒータ12は、例えば、ニクロム線を内蔵しており、ミルク生成用の液体Lを加熱して沸騰させ、殺菌し、給湯口13へ供給する機能を有している。具体的には、以下の(1)〜(5)のとおりである。
(1)貯留槽3から液体Lが、フロート式逆止弁11を通して、供給配管10における、ヒータ12に接触する部分である、U字状の部分(後述する金属管10a)へ流入する。
(2)供給配管10における、ヒータ12に接触する部分である、U字状の部分へ流入された液体Lは、フロート式逆止弁11が取り付けられている高さあるいはそれ以上まで満たされる。
(3)ヒータ12による加熱が開始されると、液体Lは沸騰し、その蒸気圧でヒータ12から押し上げられる。
(4)供給配管10においては、ヒータ12の一方端(入口側)にフロート式逆止弁11が配置されるため、ヒータ12によって沸騰された液体Lおよび蒸気は、その蒸気圧によってヒータ12の他方端(出口側)に押し出され、該液体Lおよび蒸気は供給配管10を通って給湯口13に供給される。
(5)供給配管10におけるヒータ12の近傍部内の液体Lが減少することによって、供給配管10におけるヒータ12の近傍部内部の圧力が低下し、フロート式逆止弁11が開く。この結果、(1)に戻って加熱前の液体Lが供給配管10のU字状の部分へ流入する。
なお、第1実施例のヒータ12には、図示しない温度センサが設置されており、ヒータ12の加熱温度を常に測定できるようになっている。
以上の(1)〜(5)が、液体Lが貯留槽3から無くなるまで繰り返され、ヒータ12にて加熱された液体Lが給湯口13に圧送される。供給配管10の内部に液体Lが無くなると、ヒータ12からの熱が外部に伝わり難くなり、ヒータ12自体の温度が液体Lの沸騰温度以上まで上昇し易くなる。このため、温度センサの検出結果が、予め設定しておいた上限の温度まで上昇したことに応じて、ヒータ12の加熱が停止されるようになっている。
また、調乳用ポット4は、給湯口13の下側において、装置本体2の載置部21に載置される。撹拌子4aは、内部に磁石が配されており、磁石の表面が樹脂により覆われた形態となっている。磁石の表面を覆う樹脂は、食品用に適した樹脂であることが好ましく、材料として、例えば、前述した供給配管10の一部であるチューブの材質と同様のシリコン系若しくはテフロン(登録商標)系の樹脂、またはポリプロピレンなどを用いることが望ましい。
撹拌子4aの形状は、細長い繭状、八角棒状、円盤状、風車の羽根状など、様々な形状であってもよい。第1実施例では、撹拌子4aとして、Φ70〜Φ90mmの円盤状のものが用いられる。
撹拌子4a内部の磁石は、調乳用ポット4の下方の装置本体2の内部に配置される回転駆動部5の回転軸に配置された図示しない磁石と磁気結合される。回転駆動部5は、モータと上述の磁石とを具備しており、モータが回転することにより磁石が回転する。この磁石の回転によって、撹拌子4aが回転する。すなわち、回転駆動部5は撹拌子4aを回転させる機能を有している。したがって、撹拌子4a及び回転駆動部5は、液体Lと粉ミルクPMとを回転させて混合する回転機構としての機能を有している。これにより、調乳用ポット4内の液体Lを簡易な回転機構で撹拌することができる。
第1実施例において、回転駆動部5は、粉末乳調乳装置1Aの動作における、調乳用ポット4へ液体Lを供給する動作と独立して制御される。すなわち、液体Lの供給時に回転駆動部5が動いていてもよいし、停まっていてもよい。加えて、回転駆動部5の回転方向及び回転速度は可変となっており、後述するように、ミルクMを生成する際に制御部7により適時制御される。また、回転駆動部5が制御されることによって、撹拌子4aの回転方向および回転速度が制御される。
冷却部30Aは、吸気口部31と、送風用のファン32と、孔部33を有する送風流路34と、を備え、混合後のミルクMを冷ます温度調節部として機能している。また、送風流路34には、下流側出口34cが設けられている。この冷却部30Aの構成について、詳しくは後述する。
サーミスタTMは、調乳用ポット4内の液体LまたはミルクMの温度を間接的に計測するためのものである。サーミスタTMの計測温度に対応する調乳用ポット4内のミルクMの温度を予め計測し、たとえば、サーミスタTMでの計測温度と調乳用ポット4内のミルクMの温度の関係を示すテーブルデータを記憶しておくことにより、ユーザが出来上がり(調乳完了)のミルクMの温度を設定することができる。これにより、サーミスタTMの計測温度から調乳完了の判断を行い、音の出力または/およびランプの表示を行うことにより、ユーザにミルクMの出来上がりを知らせることができる。
このような飲料生成装置としての粉末乳調乳装置1Aでは、所望の量のミルクMを調乳するために必要な液体Lと粉ミルクPMとを、それぞれ貯留槽3と調乳用ポット4とに秤量し、粉末乳調乳装置1Aを動作させることによって、自動でミルクMを調乳することができる。
図2は第1実施例に係る粉末乳調乳装置1Aの外観構成を斜め上方から見た斜視図である。図3は第1実施例に係る粉末乳調乳装置1Aの外観構成を斜め下方から見た斜視図である。図4(a)は蓋45が装着された調乳用ポット4を斜め上方から見た斜視図であり、図4(b)は調乳用ポット4を斜め下方から見た斜視図である。図5は図2に示す粉末乳調乳装置1Aに調乳用ポット4を取り付けた状態のV-V断面を示す断面図である。ただし、図5では、供給配管10を省略してある。
図2および図3に示すように、装置本体2は、上述の載置部21と、壁部22、台部23、および規制部24(対向部)によって構成されている。なお、以下では、装置本体2に対し調乳用ポット4が挿入される側を前側とする。前側の反対側が後側である。また、装置本体2の前側を正面から見た場合の上下左右を装置本体2の上側、下側、左側および右側とする。さらに、調乳用ポット4の上下の向きは、調乳用ポット4を装置本体2に取り付けた場合の上下の向きとする。
載置部21は、調乳用ポット4が載置される載置面211を有している。載置部21の内部には、上述したように、回転駆動部5およびサーミスタTMなどが設けられている。
図2に示すように、載置部21の載置面211には、中央部から後部にかけて、凸形状のガイド212が設けられている。ガイド212は、幅が略一定であり、載置面211の中央部に位置する先端部212a(第1端部)は、平面視で半円形状となっている。なお、先端部212aの形状は、上記半円形状以外にも楕円形状の一部でもよく、丸みを帯びた形状であればよい。
壁部22は、載置部21の後方に設けられている。載置部21および壁部22は、装置本体2における略L字状の主要な筐体である。壁部22の内部には、ヒータ12の一部、供給配管10の一部、冷却部30Aの一部、および制御部7の他、粉末乳調乳装置1Aの各部に電力を供給するための電源部などが設けられている。第1実施例では、壁部22は、調乳用ポット4が接触する領域に凹部221が形成されている。
台部23は、載置部21の左後部に設けられており、台部23の上面に貯留槽3が配置される。台部23の内部には、ヒータ12の他の一部および逆止弁11などが設けられている。
規制部24は、壁部22の上部から前方に延びており、載置部21の載置面211と対向する位置に設けられている。規制部24の下面は、載置面211と対向する対向面となっている。また、規制部24の上面には、操作パネル6が設けられている。規制部24の内部には、供給配管10の他の一部、冷却部30Aの他の一部などが設けられている。
規制部24は、調乳用ポット4を載置部21に出入するとき、調乳用ポット4が上方に移動することを規制するものである。これにより、載置部21と規制部24との間では、ユーザは、調乳用ポット4を水平方向に移動することになり、調乳用ポット4に入った液体(ミルクM)が零れる可能性を低減することができる。
調乳用ポット4は、図2、図4(a)および図4(b)に示すように、下面部41を有し、上部に開放部42を有する円筒容器である。開放部42の周縁の形状は、円形状となっているが、これに限定されるものではなく、例えば、楕円形状、多角形状であってもよい。
調乳用ポット4の開放部42の適所には、調乳用ポット4内の液体を外部の容器(例えば哺乳瓶)に注ぐための注ぎ口43が設けられている。また、調乳用ポット4は、注ぎ口43の位置とは反対側の側面に、ユーザが調乳用ポット4を把持するための取っ手44が設けられている。また、調乳用ポット4には、開放部42を覆うための蓋45(上端部)が設けられている。蓋45には、装置本体2の給湯口13と対向する部分に孔部451が設けられている。また、蓋45には、孔部451の周囲に複数の孔部452が設けられる。複数の孔部452は、冷却部30Aによる主気流AF1を分離し、分離された副気流AF2を調乳用ポット4内に取り込み、さらに、調乳用ポット4から副気流AF2を排出するために設けられている。
また、蓋45は、少なくとも押下げ可能なレバー450a、レバー450aの上面から上方に突出する突出部450bおよびレバー450aとは反対側に配置されるガイド溝450cを備える。上記の孔部452は、レバー450aを挟んで左右に2つずつ分離される。
ガイド溝450cは、その後端部に配置されるすり鉢状の凹部4500と、この凹部4500から蓋45の外周(前端)に向かって延びる溝4502で構成される。つまり、ガイド溝450cは、蓋45の前後方向に延びて形成される。ただし、凹部4500と溝4502の連結部分は、凹部4500の底面よりも上方にある。また、溝4502は、凹部4500側から外周に(後方から前方に)向かうに従って下る勾配を有している(下方に傾斜される)。
また、図4(b)に示すように、調乳用ポット4の下面部41には、載置部21のガイド212に嵌合するための溝411が形成される。第1実施例では、下面部41において、注ぎ口43の側から取っ手44の側への方向の両側部と、取っ手44の側の部分とに、U字状の突出部412が設けられることにより、溝411が形成される。これにより、溝411は、注ぎ口43の側から取っ手44の側への方向に開設している。また、溝411は、注ぎ口43の側が開放しており、取っ手44の側が閉鎖している。
突出部412の間隔は、載置部21のガイド212の幅に対応しているが、注ぎ口43の側の先端部412a・412aが稍広くなっている。また、突出部412における取っ手44の側の部分である基部412bは、ガイド212の先端部212aが嵌合する形状となっている。また、突出部412は、周縁部以外の部分は凹んでいる。
また、調乳用ポット4は、突出部412の基部412bから注ぎ口43の側へ、2本の線状のリブ413・413が延びている。このリブ413の高さは、載置面211における勾配に対応するように、取っ手44の側から注ぎ口43の側に向かうにつれて低くなっている。
これにより、調乳用ポット4を載置面211の所定位置に設置したときに、調乳用ポット4内の下面を水平方向とすることができ、調乳用ポット4の下面部41の厚さを変更する必要が無い。
また、図3および図5に示すように、規制部24の下面、すなわち、載置面211と対向する対向面には、蓋45が装着された調乳用ポット4が載置部21の正しい位置(定位置)に載置された場合に、蓋45に設けられたガイド溝450cの凹部4500と対向する位置に接触ピン241aが配置される検出部241が設けられる。検出部241は、接触ピン241aが押圧されることによりオンまたはオフする機械的なスイッチを含み、スイッチのオン/オフに対応する電気信号が、制御部7に入力される。
検出部241は、主として、蓋45が調乳用ポット4に装着されているかどうかを蓋45の上側(上方)から検出するための装置である。ただし、上述したように、接触ピン241aは調乳用ポット4が載置部21の正しい位置に載置された場合に、蓋45に設けられたガイド溝450cの凹部4500と対向する位置に設けられるため、検出部241は、調乳用ポット4が正しく載置されているかどうかを検出するための装置でもある。
蓋45が装着された調乳用ポット4が装置本体2に取り付けられる場合には、接触ピン241aはガイド溝450cの溝4502を摺動する。ただし、実際に移動しているのは、ガイド溝450cを有する蓋45である。したがって、取り付ける際に、調乳用ポット4の向きを誤ることを防止することができる。
図示は省略するが、接触ピン241aは、ゴムまたはばねのような弾性部材によって下向きに付勢されている。したがって、蓋45が装着された調乳用ポット4が装置本体2に取り付けられると、接触ピン241aは弾性部材の復元力によって下方に押下げられ、凹部4500に嵌る(収まる)。このため、凹部4500の深さは、スイッチがオンまたはオフされ、蓋45が正しく装着されていることを検出可能な深さに設定されている。このように、蓋45は、溝4502が接触ピン241aに沿って移動され、検出部241による検出位置に導かれる。
ユーザが、装置本体2の載置面211に調乳用ポット4を取り付ける場合には、まず、調乳用ポット4の取っ手44を把持し、注ぎ口43を装置本体2に向け、調乳用ポット4を、装置本体2の前方から載置部21と規制部24との間に向けて移動させる。調乳用ポット4が載置面211上を摺動すると、突出部412の先端部412aがガイド212の先端部212aと嵌合する。また、このとき、ガイド溝450cの先端部に接触ピン241aが接触される。調乳用ポット4が載置面211上をさらに摺動すると、突出部412がガイド212と嵌合し、調乳用ポット4は、載置面211上をガイド212の長手方向(長軸の方向)に摺動する。また、調乳用ポット4が移動されることにより、接触ピン241aが相対的にガイド溝450cに沿って摺動する。
そして、調乳用ポット4は、ガイド212の先端部212aが突出部412の基部412bに接触することで止まり、調乳用ポット4の装置本体2への取り付け(設置)が完了する。また、調乳用ポット4は、リブ413がガイド212に接触することにより、調乳用ポット4の装置本体2への取り付け動作の後半において、装置本体2の後方のみならず、上方にも次第に移動される。したがって、蓋45の上面が規制部24の下面に次第に接近し、取り付けが完了すると、蓋45の上面の一部が規制部24の下面に接触する。
また、規制部24の下面には、凹部35が形成される。凹部35は、蓋45が装着された調乳用ポット4が正しい位置に取り付けられた場合に、突出部450bと対向する位置に設けられる。したがって、蓋45が装着された調乳用ポット4が正しい位置に取り付けられると、突出部450bは凹部35に係合する。つまり、蓋45が装着された調乳用ポット4が装置本体2に固定(ロック)される。
なお、蓋45が装着された調乳用ポット4が装置本体2から取り出される場合には、レバー450aが押下げられ、突出部450bの凹部35への係合が解除される。
さらに、図3および図5からも分かるように、壁部22には、凹部221が形成されている。この凹部221には、調乳用ポット4が載置部21の正しい位置に載置された場合に、調乳用ポット4の注ぎ口43が収納される。ここで、正しい位置とは、図5に示すように、縦(上下)方向において、給湯口13と孔部451が重なる位置であり、給湯口13の中心と孔部451の中心とが重なる位置が最良である。
また、規制部24の下面(対向面)には、給湯口13が設けられ、対向面の一部であり、給湯口13の周囲には上方に窪んだ凹部242が形成される。したがって、給湯口13およびノズル14の下端部が対向面から突出して露出している。このため、調乳用ポット4(粉ミルクPM)に出来る限り近い位置から給湯することができる。また、給湯口13から横方向に液体が飛び散ったとしても、対向面に付着しにくく、かつ、ノズル14自身に液滴が付着した場合にノズル14の下端部から下方の調乳用ポット4に落下するので、液切れが良くなる。
つまり、沸騰された液体Lはほとんど冷却されずに、調乳用ポット4に供給される。また、沸騰された液体Lと同様に、沸騰時に発生される蒸気は調乳用ポット4に供給される。したがって、蒸気が調乳用ポット4外に漏れることはない。
ただし、給湯口13は対向面と同じ面内または対向面よりも上方に配置される。これは、調乳用ポット4を平行移動させながら装置本体2に取り付けられる際に、ノズル14の下端部(給湯口13)が蓋45の上面に接触するなど邪魔にならないようにするためである。
なお、対向面に凹部242が形成されておらず、完全に平坦である場合、対向面と蓋45の上面の間には殆ど隙間が無いため、ノズル14の下端部(給湯口13)を対向面から突出させた場合、ノズル14の下端部が蓋45の上面に接触してしまう。これを防ぐことが凹部242を形成したことの効果の1つである。
また、凹部242はすり鉢状に形成され、凹部242の開口と孔部451の開口とが同じまたはほぼ同じ大きさに設定される。また、孔部451には、環状の突出部451aが設けられ、蓋45が装着された調乳用ポット4が装置本体2に取り付けられた場合には、突出部451aは規制部24の下面に接触する。つまり、凹部242と孔部451が連結(接合)される。また、このとき、給湯口13の高さは、調乳用ポット4の上面(開放部42)の高さと同じである、または、稍高くされる。言い換えると、高さ方向において、給湯口13の位置と孔部451の位置は一致または略一致する。よって、給湯口13と孔部451が連通される。たとえば、給湯口13と調乳用ポット4の蓋45に設けられた孔部451との隙間(距離)は、5mm以下であり、さらに望ましくは1mm以下である。
第1実施例の撹拌システムは、使用時に調乳用ポット4と規制部24の隙間からの高温の蒸気の漏れをできる限り低減するように考慮されている。そのためには、調乳用ポット4を載置部21の正しい位置(定位置)に取り付けるだけでなく、蓋45を調乳用ポット4に正しく装着する必要がある。第1実施例の撹拌システムでは、調乳用ポット4が載置部21の正しい位置(定位置)に取りけられているかどうかについての載置状態だけでなく、蓋45が正しく装着されているかどうかについての蓋45の装着状態も同時に判定することができ、蓋45を誤装着した状態での使用など不適当な状態での使用を未然に防ぐことができ、安全に配慮した構造となっている。
なお、第1実施例では、接触ピン241aおよび機械的なスイッチを有する検出部241を設けるようにしたが、これに限定される必要はない。光学式のセンサまたは磁気センサを用いるようにしてもよい。
また、第1実施例では、ガイド溝450cを蓋45に設けるようにしてあるが、上述したように、調乳用ポット4の下面部41には、U字状の突出部412が設けられ、この突出部412がガイド212に嵌合するため、調乳用ポット4はガイド212に対して正しい向きで取り付けられる。このため、ガイド溝450cは必ずしも設けられなくてもよい。かかる場合であっても、蓋45の上面で接触ピン241aを押圧することができ、蓋45が装着されていることなどを検出することができる。
また、第1実施例では、図3に示すように、規制部24の下面(対向面)には、送風流路34を開放する開口34aが形成され、したがって、規制部24の下面のうち、開口34aが形成される部分において上方に窪んだ溝部が形成される。この開口34aと蓋45の孔部452とによって上述した孔部33が形成される。この孔部33は、風路方向に長尺な形状である。第1実施例のように送風流路34の形状が円環状の形状の場合、それに対応して孔部33は円弧状に長尺な形状である。送風流路34は、その一部が開口34aによって開放されているので、開口34aが形成される部分において、装置本体2単体では送風流路34としては機能しない。ただし、装置本体2の載置面211に調乳用ポット4が取り付けられると、蓋45の上面によって開口34aの一部が覆われるため、開口34aが設けられる部分においても、略中空の管状(ダクト状)となり、送風流路34として機能する。
また、図3に示すように、送風流路34の内部には、ファン32が稼働しているときに発生する主気流AF1を、一方の傾斜面に沿って下方の調乳用ポット4内にガイドするためのガイド部34hが設けられる。また、主気流AF1のうち、副気流AF2とならなかった気流成分は、ガイド部34hと蓋45の間隙を通過して、ガイド部34hを越えて、他方の傾斜面に沿って送風流路34の上面へと案内される。このとき、気流成分は、流速を或る程度維持した状態で、ミルクMの熱気を誘引した副気流AF2と再び合流し、スムーズに下流側へ流れて行く。これにより、ミルクMの熱気を誘引した副気流AF2の排出を促進することができる。
図6(a)は蓋45が装着された調乳用ポット4を載置部21の定位置に載置した場合における調乳用ポット4と冷却部30Aの概略構成を斜め上方から見た斜視図であり、図6(b)は、図6(a)のVI(b)-VI(b)断面を示す断面図であり、図6(c)は、図6(a)のVI(c)-VI(c)断面を示す断面図である。
図6(a)〜図6(c)に示すように、冷却部30Aは、吸気口部31と、送風用のファン32と、送風流路34(通風路)と、を備え、混合後のミルクMを冷ます温度調節部として機能している。送風流路34の下面には、装置本体2に調乳用ポット4が取り付けられた場合に、調乳用ポット4の蓋45と接触する領域に開口34aが形成されている。また、送風流路34には、吸気口部31と連通する上流側入口34b、および、外部の空間と連通する下流側出口34cが設けられている。下流側出口34cは、送風流路34内の空気を装置本体2の外部へ吐き出すための出口である。
調乳用ポット4の蓋45には、規制部24の下面に形成された開口34aに対応して、縁部に沿って孔部452が形成されている。この第1実施例では、孔部452は複数個形成されているが、1個のみ形成されてもよい。
吸気口部31は、その内部にファン32が収容されており、ファン32により外部から空気を吸気し、送風流路34へ送風するように構成されている。ファン32は、調乳用ポット4内のミルクMを目的の温度まで空冷するための送風機能を有している。図6(a)に示すように、ファン32はフィルタ31aを介して外部の空気を吸い込む。また、ファン32は、送風流路34の上流側入口34bと接続している。このように、冷却部30Aでは、フィルタ31aによって、送風流路34の内部に大きな埃や異物等が送風流路34へ入り込むことを防止している。
また、送風流路34は、調乳用ポット4の真上に、かつ、調乳用ポット4の蓋45に隣接して設けられている。調乳用ポット4を密閉状態に近づけるため、蓋45と開口34aとの間の隙間d(距離)は、5mm(所定の距離)以下であることが好ましく、具体的には1mmであることがなお好ましい。この隙間dを確保するために、調乳用ポット4は、スライド操作のみで装置本体2の載置部21に設置できる構造になっている。
さらに、調乳用ポット4の蓋45には、送風流路34が存在しない部分は、孔部451を除いて、孔が設けられていない。これにより、調乳用ポット4内の密封性が更に向上するとともに、送風流路34が存在しない部分を通って調乳用ポット4の上方からミルクMに埃等の異物が降下し、ミルクMに混入する恐れが無くなる。
なお、図6(a)〜(c)では、送風流路34は、上方から見た場合、少なくとも一部が円環形状であるが、このような構成に限定されず、少なくとも一部の外周が蓋45の周縁に沿って延びた構成であればよく、蓋45の周縁の形状に依存する。また、図6(b)からも分かるように、送風流路34は略中空であるため、管状(ダクト状)に形成されているとも言える。
ファン32が稼働しているとき、送風流路34内に水平方向の成分の比較的流速が速い主気流AF1が発生する。この主気流AF1は、図6(c)に示されるように、送風流路34の外周内壁34fに沿った旋回気流であり、上流側入口34bから下流側出口34cへ向かって水平方向に流れる。換言すると、主気流AF1は、調乳用ポット4内にて静置されたミルクMの液面と略平行な面内を流れる旋回流である。それゆえ、ファン32により発生した気流は調乳用ポット4内のミルクMに直接当たることが無く、気流の一部がミルクMの液面と略平行な面内を流れる旋回流である主気流AF1に変換された上で、調乳用ポット4内のミルクMの液面上を旋回しながらミルクMの液面に間接的に接することとなる。
また、図1および図6(a)〜図6(c)に示されるように、孔部452を介して、送風流路34内と調乳用ポット4内との間で空気の交換が行われる。この空気の交換により、主気流AF1は、送風流路34の外周内壁34fに沿って、孔部452から調乳用ポット4内へ分流し、副気流AF2が発生する。副気流AF2は、水平成分の流速が比較的速く維持されており、図1に示されるように、調乳用ポット4内のミルクMの液面上を旋回する旋回流である。
調乳用ポット4内にて、旋回流である副気流AF2がミルクMの液面に対して接することによって、ミルクMは冷却される。より詳細には、調乳用ポット4内に分流された旋回流である副気流AF2は、調乳用ポット4の内壁に沿って旋回しながらミルクMの液面にあたり、ミルクMの熱気を誘引する。これにより、ミルクMから熱が奪われる。このようにミルクMから熱を奪った副気流AF2は、暖気となるため、送風流路34へ向けて上昇する。そして、副気流AF2は、孔部452を介した送風流路34内の空気との交換により、主気流AF1と合流し、最終的に下流側出口34cから装置本体2の外部へ排出される。
ただし、図1にも示すように、主気流AF1および副気流AF2の旋回方向は、撹拌子4aすなわち調乳用ポット4内の液体(ミルクM)が回転される方向とは逆向きである。
調乳用ポット4内にて発生する旋回流である副気流AF2は、送風流路34内の旋回流である主気流AF1の分流である。それゆえ、副気流AF2は、主気流AF1と同様に、主気流AF1の上流側から下流側へ向かって、ミルクMの液面に対して水平にあたる。このため、主気流AF1の上流側にあるミルクMの液面にあたった副気流AF2は、ミルクMから熱を奪い、暖気となって、主気流AF1の下流側へ流れる。
ここで、上述のように孔部452は、上流側入口34bに対応する位置から下流側出口34cに対応する位置に亘って複数個所に設けられている。そのため、主気流AF1の上流側にあるミルクMの液面にあたった副気流AF2は、ミルクMから熱を奪い、主気流AF1の下流側にある孔部452へ排出される。すなわち、副気流AF2には、送風流路34の上流側にて、送風流路34から孔部452を通じて調乳用ポット4に入り、調乳用ポット4の上部を流れて、送風流路34の下流側にて孔部452を通じて送風流路34に戻るという気流成分ができる。この気流成分により、副気流AF2により誘引されたミルクMの熱気を、円滑に孔部452から送風流路34へ排出することができる。同様に、給湯口13から調乳用ポット4に供給された蒸気も孔部452から送風流路34へ排出することができる。したがって、蒸気の温度は低下されて、装置本体2の外部に排出される。このように、冷却部30Aは、調乳用ポット4内部におけるミルクMの熱気および蒸気の排出を促進するための気流を発生させる送風部としても機能する。
このように、冷却部30Aは、ミルクMの液面に対し垂直な方向から直接的にファン32により発生した気流をあてるのではなく、ファン32により発生した水平方向の主気流AF1を間接的に分流して調乳用ポット4内にて副気流AF2を発生させる構成である。そして、冷却部30Aでは、間接的に分流した副気流AF2をミルクMの液面にあてることによってミルクMを冷却している。調乳用ポット4内の副気流AF2は、ミルクMの液面に沿って流れる水平方向の気流成分の流速が比較的速いので、液面の一部分ではなく、液面全体にあたる。その結果、冷却部30Aによれば、ミルクMの液面全体から効率的よく熱を奪うことができ、効率的なミルクMの冷却を実現できる。
また、孔部452の周縁の形状は、送風流路34の延びる方向に長尺な形状である。これにより、主気流AF1と副気流AF2の気流の交換がおこりやすくなり、ミルクMを効率的に冷却することができる。
また、蓋45と開口34aとの間の隙間dは、5mm以下であり、極めて微小である。このため、隙間dから調乳用ポット4内部へ外気とともに埃等の異物が混入する危険が低減される。また、蓋45と開口34aとの間の隙間dが5mm以上である場合、隙間dから気流が漏れてしまい、調乳用ポット4内にて、ミルクMの液面に沿った旋回流である副気流AF2が発生しにくくなる。従って、送風効率を向上することができる。
また、第1実施例の冷却部30Aは、送風用のファン32が気流発生部として送風流路34の上流側入口34bと接続されている構成である。しかし、第1実施例に係る冷却部30Aの気流発生部は、ファン32に限定されず、送風流路34内に主気流AF1を発生させることができる構成であれば特に限定されない。例えば、気流発生部は、送風流路34の下流側出口34cに接続された吸引ポンプであってもよい。
図7は、粉末乳調乳装置1Aのうち、ヒータ12、貯留槽3、調乳用ポット4、供給配管10および蓋45を上方から見た上面図であり、図8は図7のVIII-VIII断面を示す断面図であり、図9は、図7のIX-IX断面を示す断面図であり、図10は、図7のX-X断面を示す断面図である。
図7〜図10を参照して、供給配管10について説明する。供給配管10は、貯留槽3とノズル14を連通させる管であり、U字状に形成された第1配管部(金属管)10aを含み、この金属管10aの一方の端部は貯留槽3の下部に接続され、他方端は貯留槽3よりも後側に配置される。上述したように、ヒータ12は、U字状に形成され、U字状の金属管10aに重なるように接触して配置される。
また、供給配管10は、金属管10aとノズル14を連結するための第2配管部を含み、第2配管部は第1部材10b、第2部材10cおよび第3部材10dで構成される。
第1部材10bは、シリコンチューブであり、上下方向に延びて配置され、その一方端は金属管10aの他方端に接続される。第2部材10cもまた、シリコンチューブであり、上方から見た場合に、緩やかな曲線を描くように配置され、その一方端はノズル14の上端部14bに接続される。つまり、第2部材10cは、貯留槽3の後側から右側に延びて、その後、ノズル14に向けて前側に延びるとともに、ノズル14に向かうに従って下側に向かうように傾斜される。
ノズル14は、L字状に形成され、上下方向に延びる縦長部14aと、この縦長部14aの上端に連結される上端部14bを含む。図5および図6(a)に示したように、ノズル14の周囲には、送風流路34が設けられるため、縦長部14aは送風流路34の縦幅以上の長さに設定される。また、上端部14bは、縦長部14aの上端から後側に延びて形成される。上述したように、給湯口13は孔部451に連通される。また、給湯口13と調乳用ポット4の蓋45に設けられた孔部451と隙間(距離)は、5mm以下であり、さらに望ましくは1mm以下であり、極めて微小となっており、これにより給湯口13と孔部451との間で蒸気の漏れが非常に少なくされる。
第3部材10dは、ポリプロピレンで形成された樹脂管であり、L字状または不等号の記号のような折れ線状に形成され、第1部材10bと第2部材10cを連結する。つまり、第1部材10bの他方端が第3部材10dの一方端に接続され、第2部材10cの他方端が第3部材10dの他方端に接続される。したがって、沸騰された液体Lおよび蒸気の流路が、縦方向(上向き)から横方向(斜め下向き)に変換される。
なお、シリコンチューブである第1部材10bおよび第2部材10cは、伸縮可能であり、第1部材10bおよび第2部材10cの端部が金属管10a、第3部材10dおよびノズル14の端部を覆うように接続される。つまり、金属管10a、第3部材10dおよびノズル14の端部が第1部材10bおよび第2部材10cの端部に挿し込まれる。
また、図9および図10から分かるように、第3部材10dは、貯留槽3に入れられた液体Lの最高水位Hよりも高い位置に配置される。このような位置に第3部材10dを配置するのは、貯留槽3に液体Lが入れられた際に、貯留槽3から液体Lが、フロート式逆止弁11を通して供給配管10の中に貯留槽3の水位と同じ水位まで液体Lが流入し、供給配管10の最大高さが貯留槽3の水位よりも低い場合は供給配管10の末端である給湯口13から液体Lが自動的に流出してしまうからである。このため、供給配管10の最大高さを貯留槽3に入れられた液体Lの最高水位Hよりも高い位置に配置することにより、この液体Lの自動的な流出を防止してある。つまり、沸騰されていない液体Lが調乳用ポット4に供給されてしまうのが防止される。
また、図9から分かるように、ノズル14の上端部14bは、貯留槽3に入れられた液体Lの最高水位Hと同等の高さの位置に配置される。このような位置にノズル14の上端部14bを配置するのは、上記のような液体Lの自動的な流出を抑制するためである。したがって、ノズル14の上端部14bは、貯留槽3に入れられた液体Lの最高水位Hよりも高い位置に配置されてもよい。
ただし、沸騰した液体Lが第2部材10cおよびノズル14を通って調乳用ポット4に供給されるため、高低差を作るために、ノズル14の上端部14bは、第3部材10dよりも低い位置に配置される。
つまり、第3部材10dおよびノズル14の上端部14bは、液体Lの自動的な流出を抑制するために、貯留槽3に入れられた液体Lの最高水位Hと同等の高さ以上の位置に配置するべきであり、さらに、第3部材10d、第2部材10cおよびノズル14を通して沸騰された液体Lを給湯するため、ノズル14の上端部14bよりも高い位置に第3部材10dが配置される。
このように供給配管10を構成するため、ヒータ12で沸騰された液体Lは間欠流となり、第2管部すなわち第1部材10b、第3部材10dおよび第2部材10cを順に通ってノズル14の給湯口13から調乳用ポット4に供給される。
また、ノズル14の縦長部14aは略垂直(少なくとも傾斜45度以上)方向であり、第2部材10cと接続される上端部14bから下方に向けて伸びた形状となっており、縦長部14aの管の内部が空気の通り道がない状態で液体Lにより占められた場合、内部の液体の自重により供給配管10(金属管10aおよび第1部材10b)内部の液体Lを吸い上げる、いわゆるサイフォン効果が発生しやすい構造となってしまう。上記のサイフォン効果が発生した場合、ヒータ12で加熱される前の液体Lを、ヒータ12での沸騰による蒸気圧によらず、サイフォン効果で吸い上げることとなるため、ヒータ12で加熱される前の未加熱の液体Lがノズル14の給湯口13から調乳用ポット4に供給されてしまい、粉ミルクPMが液体Lに溶けないまたは溶けにくいという問題がある。
この第1実施例においては、図8および図9に示すように、ノズル14では、上端部14bの内径は縦長部14aの内径よりも大きくされ、縦長部14aと上端部14bが連結される部分(折り曲げられる部分)において次第に径が変化する。すなわち、縦長部14aの管の内部に空気の通り道が発生しやすい構造となっている。したがって、縦長部14aでは、沸騰された液体Lと空気の通り道が確保されるため、ノズル14の内径の変化によっても、サイフォン効果が抑制される。
第1実施例では、金属管10a、第1部材10b、第2部材10c、第3部材10dおよびノズル14の上端部14bの内径はΦ9.5mmに設定され、ノズル14の縦長部14aの内径はΦ11mmに設定される。したがって、ノズル14では、縦長部14aと上端部14bの連結部において、上端部14bから縦長部14aに向かうに従って拡径される。
第1実施例によれば、供給配管10によって貯留槽3の下部からノズル14まで連結し、ノズル14の下端(給湯口13)は調乳用ポット4の蓋45に設けられた孔部451まで延びているので、液体Lを沸騰させたことにより発生する蒸気が調乳用ポット4の内部以外に漏れることはない。
また、第1実施例によれば、供給配管10の一部を貯留槽3に入れられた液体Lの最高水位Hよりも高い位置に配置するとともに、ノズル14の上端部14bを最高水位Hと同等以上の高さの位置に配置するので、液体Lの自動的な流出を抑制し、沸騰した液体Lを調乳用ポット4に供給することができる。したがって、粉ミルクPMを確実に溶かすことができ、生成したミルクを所望の温度に調整することができる。
[第2実施例]
第2実施例の粉末乳調乳装置1Aは、供給配管10の一部の構成が異なる以外は第1実施例と同じであるため、重複した説明は省略する。
図11は第2実施例の第3部材10dの断面を示す断面図である。図11に示すように、第2実施例の第3部材10dでは、内径の一部が他の部分よりも縮径される(絞られている)。具体的には、第3部材10dは、第1部材10bと連結される第1部分100と第2部材10cと連結される第2部分102とが不等号記号のような形状になるように連結され、この連結部分の内径が他の部分の内径よりも小さくされる。つまり、第1部分100の上端部とこの上端部と連結される第2部分102の一方の端部の内径が絞られ、通路が一部狭くされる。
このように一部の流路を絞ることより、ヒータ12によって沸騰された液体Lをより確実に間欠流にすることができる。
第2実施例では、第1部分100と第2部分102との連結部の内径はΦ7mmに設定され、連結部以外の内径はΦ11mmに設定される。
なお、第1部分100と第2部分102とが連結されている部分であり、それらの間に挟まれる部分には、第3部材10dを装置本体(筐体)2に取り付けるためのねじを通す孔部104が形成される。
第2実施例においても、第1実施例と同様の効果を奏し、さらに、ヒータ12によって沸騰された液体Lをより確実に間欠的に調乳用ポット4に供給することができる。
なお、上述の各実施例では、沸騰された液体Lに粉ミルクPMを溶かしたミルクMを冷却する冷却機能(冷却部30A)を備える粉末乳調乳装置1A(飲料生成装置)について説明したが、調乳用ポット4内のミルクMを冷却することと、調乳用ポット4内のミルクMの熱気および蒸気の排出を促進することを考慮しない場合には、冷却機能は無くてもよい。
また、上述の各実施例で示した具体的な数値および装置の構成は単なる例示で限定される必要はなく、実施例の効果を奏する限りにおいては、実際の製品に応じて適宜変更可能である。
さらに、本発明は上述した各実施例に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施例にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施例についても本発明の技術的範囲に含まれる。また、各実施例にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
1A …粉末乳調乳装置(撹拌システム)
2 …装置本体(撹拌装置)
4 …調乳用ポット(容器)
4a …撹拌子
5 …回転駆動部(撹拌部)
13 …給湯口
21 …載置部
22 …壁部
23 …台部
24 …規制部(対向部)
30A …冷却部(送風部)
33 …孔部
34 …送風流路
35 …凹部(被係合部)
45 …蓋(上端部)
211 …載置面
212 …ガイド
241 …検出部
241a …接触ピン
242 …凹部
411 …溝
412 …突出部
413 …リブ
451、452 …孔部
450a …レバー
450b …突出部(係合部)
450c …ガイド溝

Claims (9)

  1. 容器に貯留された液体を飲料調整部に供給するための供給配管と、
    前記供給配管内を通る前記液体を沸騰させて前記飲料調整部に供給する加熱部と、
    前記飲料調節部と連通される給湯部材を備え、
    前記給湯部材は、縦方向に延びる縦長部、および前記加熱部によって沸騰された前記液体を前記縦長部の下端から前記飲料調整部に供給する給湯口を含む、飲料生成装置。
  2. 前記供給配管は、一方端が前記容器に接続されるU字状の第1配管部、および前記第1配管部の他方端と前記給湯部材の間に接続される第2配管部を含み、
    前記第2配管部の一部は、前記容器に貯留された液体の最大水位よりも高い位置に配置され、
    前記給湯部材の上端部は、前記容器に貯留された液体の最大水位と同等以上の高さであり、前記第2配管部の一部よりも低い位置に配置される、請求項1記載の飲料生成装置。
  3. 前記第2配管部は、前記第1配管部の他方端に接続され、前記容器に貯留された液体の最大水位よりも高い位置まで延びる第1部材、一方端が前記給湯部材の上端部に連結される第2部材および前記第1部材と前記第2部材を連結する第3部材を含む、請求項2記載の飲料生成装置。
  4. 前記第3部材の一部は他の部分よりも縮径される、請求項3記載の飲料生成装置。
  5. 前記縦長部と前記上端部はL字状に連結され、
    前記縦長部は前記上端部よりも拡径される、請求項2から4までのいずれかに記載の飲料生成装置。
  6. 前記給湯口の高さは、前記飲料調整部の上面の高さと同じであるまたは稍高い、請求項1から5までのいずれかに記載の飲料生成装置。
  7. 前記飲料調整部の上面を覆う蓋を備え、
    前記蓋は第1の孔部を有し、
    前記給湯口は前記第1の孔部に連通する、請求項1から6までのいずれかに記載の飲料生成装置。
  8. 前記蓋は前記第1の孔部とは異なる第2の孔部を有し、
    前記第2の孔部から前記飲料調整部内部の蒸気を外部に排出する、請求項7に記載の飲料生成装置。
  9. 前記第2の孔部から前記飲料調整部内部の蒸気を外部に排出することを促進するための気流を発生させる送風部をさらに備える、請求項8に記載の飲料生成装置。
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