JP6460546B2 - 消火栓口金用蓋体および空気弁 - Google Patents

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Description

本発明は、消火栓口金用蓋体および空気弁に関する。
概ね水平方向に埋設される水道管路に対して所定の部位にて鉛直方向上方に分岐させて空気弁を装着し、水道管路中の空気を排出したり、同水道管路内に空気を導入したりしている。
このような空気弁に対して、非常時に消火栓として使用できるものが利用され始めている。この空気弁は上面に蓋体を設け、同蓋体の上面に消火栓用口金を装着してある。通常時は空気弁として使用されるが、消火栓として使用したいときには同蓋体を取り外し、内部に収容されている空気弁の機能を奏する空気弁機能部を外部に取り出し、再度、蓋体を装着する。空気弁機能部が除かれることにより、当該空気弁は水道管路から消火栓用口金へと連通するため、消火用ホースを消火栓用口金に装着して消火活動に使用することができる。なお、空気弁と水道管路との間には補修弁が介在されており、空気弁と水道管路との間を連通させたり閉塞させることが自在となっている。
特開2015-117827号公報
上述した従来の空気弁は、消火活動を開始するにあたり、1)蓋体の取り外し、2)空気弁機能部の取り外し、3)蓋体の再装着、という手順が必要である。しかし、これらの作業は緊急時には煩雑であった。
本発明は、通常時は空気弁として機能するものの、非常時には迅速に消火栓として利用することができる空気弁と、消火栓用口金の消火栓用口金蓋体を提供する。
本発明は、根元側にフランジを備えた消火栓口金に装着される消火栓口金用蓋体であって、蓋体本体と、この蓋体本体から前記消火栓口金に向けて突き出る突出部とを備え、前記突出部は、同消火栓口金の周面と水密性を確保して合体する水密合体部と、前記蓋体本体から前記消火栓口金の周縁に向けて突き出て同消火栓口金の根元側のフランジに当接して係合固定される当接脚部とを備える構成としてある。
その一態様として、前記水密合体部は、前記消火栓口金の内部に挿入可能であって、外周面に水密性を確保する水密部材を配置した第1の突出部と、前記第1の突出部における前記消火栓口金に入らない側の端部と一体的に形成されて拡径方向に延設して前記消火栓口金よりも大径とする拡径部を備え、前記当接脚部は、前記拡径部から前記消火栓口金の周縁に向けて突き出る構成としても良い。
前記構成において、第1の突出部を消火栓口金の内部に挿入すると、第1の突出部の外周面に配置した水密部材により、第1の突出部の外周面と消火栓口金の内周面との間の水密性は確保され、水漏れはしない。一方、第1の突出部を消火栓口金の内部に挿入していくとき、拡径部から突き出ている当接脚部は、同消火栓口金の根元側のフランジに向かって近づいていく。このとき、拡径部は消火栓口金よりも大径とするように拡径方向に延設されているから、当接脚部は消火栓口金に突き当たることはない。
そして、第1の突出部を必要量だけ消火栓口金の内部に挿入した時点で、当接脚部の先端は消火栓口金の周縁に対して当接して係合固定される。当接脚部が係合固定されることで、拡径部と共に一体的に形成されている第1の突出部は消火栓口金に入った状態で固定される。
なお、当接脚部は消火栓口金の周縁に対して係合しているだけであるから、係合解除も可能である。係合解除して消火栓口金から引き抜くように取り出せば、第1の突出部も同時に引き抜かれ、消火栓口金は開放される。
また、他の一態様として、前記水密合体部は、前記消火栓口金を挿入可能な筒状に形成された筒体部を有し、前記筒体部は、内周面に前記消火栓口金の外周面と水密性を確保する水密部材を配置した第1の筒状部を備える構成としても良い。
前記構成において、前記筒体部を前記消火栓口金に被せていくと、当該筒体部の内側に前記消火栓口金が徐々に挿入されていく。さらに、この筒体部は第1の筒状部を備えており、内周面に配置した水密部材により、前記消火栓口金の外周面と水密性を確保され、水漏れはしない。
そして、前記筒体部に必要量だけ消火栓口金を挿入した時点で、当接脚部の先端は消火栓口金の周縁に対して当接して係合固定される。
本発明の他の態様として、前記蓋体本体は、前記突出部と連通するとともに、空気弁機能部を収容する構成としても良い。
前記構成において、前記突出部は、水密合体部を介して前記消火栓口金の周面と水密性を確保して合体する。従って、水道管路から前記突出部へと連通路が形成され、内部に収容された空気弁機能部により、全体として空気弁として作用する。
この場合、前記突出部を取り外したときに、前記蓋体本体と共に空気弁機能部も取り外されるので、空気弁機能部だけを別個の作業で取り外す必要はない。
以上説明したように、本発明によれば、前記突出部が消火栓口金と水密性を確保して固定され、水漏れが生じない。また、当接脚部の係合を解除して引き抜けば容易に消火栓口金を開放することができる。
また、前記蓋体本体に空気弁機能部を収容して全体として空気弁として機能させることができ、当接脚部の係合を解除して引き抜くという一つの作業だけで、即座に、消火栓口金を露出させて消火栓として利用することができる。
本発明の一実施形態にかかる空気弁の断面図である。 同空気弁を取り外した状態の側面図である。 同空気弁の側面と断面を示す側面断面図である。 同空気弁の通常状態と一部部品を除去した状態の部分平面図である。 同空気弁の部分底面図である。 本発明の他の実施形態にかかる空気弁の断面図である。 同空気弁の側面と断面を示す側面断面図である。 同空気弁を下部の水密結合部の拡大断面図である。 同空気弁の通常状態と一部部品を除去した状態の部分平面図である。 同空気弁の部分底面図である。
(第1実施例)
以下、図面にもとづいて本発明の実施形態を説明する。
図1は、本発明の一実施形態にかかる空気弁を断面図により示しており、図2は、同空気弁を離脱した状態を側面図により示しており、図3は、同空気弁の側面と断面を示す側面断面図により示している。
また、図4は、同空気弁の通常状態と一部部品を除去した状態を部分平面図により示しており、図5は、同空気弁を部分底面図により示している。
なお、各図において、一点鎖線は中心線であり、部分断面図においては、一部は外観、一部は断面の状態を示している。
同図において、消火栓口金10は、概ね水平方向に埋設される水道管路に対して所定の部位にて鉛直方向上方に分岐させ、補修弁を介して同水道管路に接続される。このため、消火栓口金10は、図示しない補修弁と接続させるためのフランジ11と、フランジ11の中央にて垂直方向に起立して接続された口金12と、フランジ11の上面に4カ所に形成されたロック爪13と、一つのロック爪13に形成されたインデックスプランジャ14を備えている。ロック爪13とインデックスプランジャ14については、後述する。口金12は差し金具とも呼ばれ、消火栓の口金に相当する。本実施形態では、町野式の口金を想定しているが、規格品に相当するものであれば他の形式の口金であっても良い。
口金12は、その開口や外周面等の形状は各規格で定められているものとするが、先端の開口の内周面12aの形状については、開口端ほど径が拡径し、内側に向かうにつれて徐々に規格の内径となるようにテーパー形状としてある。テーパー形状は、面取りも含む。これについては、後述する。
この消火栓口金10に対して、空気弁20を装着する。本実施例は、空気弁として機能させるものの、一部の構成は単に消火栓口金10の蓋としても機能するため蓋体本体に相当する。以下、詳細に説明する。なお、設置状態を基準としたときの上下方向に基づいて、空気弁20の形状についても上下方向と呼ぶことにする。なお、消火栓としての機能を例にして説明しているが、農業用として給水するための給水ホースを取り付けて使用することも可能であり、狭義の消火栓に限定されるものではない。
空気弁20は、前記口金12内に挿入可能な筒状に形成された第1の突出部30を有している。この第1の突出部30は、下端がやや小径となるように円錐状の外形形状としてあるが、筒体であって上下方向に貫通している。先端をやや小径としているのは、第1の突出部30を口金12内に誘導しやすくするためである。下端の円錐形状部位につながる上方の部位では外形がほぼ一致しており、円筒状となっている。円筒状の周面には高さの異なる三カ所に溝31が形成されている。それぞれの溝31には水密部材としてのOリング32が収容されており、第1の突出部30を口金12内に挿入すると、Oリング32が第1の突出部30と口金12との間で一定比で押しつぶされて水密状態を確保する。
上述したように開口の内周面12aはテーパー形状となっており、開口端自体はやや拡径されているため、第1の突出部30を口金12内に挿入するときにOリング32は引っかかることなく開口の内周面12a内に誘導され、さらに押し込んでいくとテーパー形状に沿って均一に押しつぶされながら口金12の奥へと移動する。そして、テーパー形状となっていない部位に至ることで所定の一定比で押しつぶされるので、期待どおりの水密性を確保することができる。
このように、第1の突出部30は、消火栓口金10の内部に挿入可能であって、外周面に水密性を確保する水密部材(Oリング32)を配置しており、水密結合部を構成している。
第1の突出部30は、上端でフランジ状に拡径しており、外周の筒状部位50と接続している。このフランジ状となっている部位を拡径部40と呼ぶ。拡径部40が拡径方向に拡径する径の長さは、口金12を収容するのに必要な厚みを確保できる程度の大径となればよい。
このように、拡径部40は、第1の突出部30における消火栓口金10に入らない側の端部と一体的に形成されて拡径方向に延設して消火栓口金10よりも大径としている。また、水密結合部を構成している。
筒状部位50のうち、拡径部40から下方側、すなわち口金12の側に向かう部位を当接脚部60と呼ぶ。なお、本実施例では、拡径部40と当接脚部60とを別個に形成しているが、当接脚部60が口金12と干渉することなくフランジに当接できるようにすればよい。そのためには、当接脚部60は筒状ではなく、第1の突出部30の上端から徐々に拡径しながらフランジの側に向けて延設させることも可能である。この場合の当接脚部60は、拡径部40も兼ねた形状であり、分別することはできないが、両方の構成を有しているといえる。
この当接脚部60は筒状となっており、第1の突出部30を覆う状態で、消火栓口金10に向かって延設される。筒状とはしているが、図3に示すように、側面にいくつかの貫通窓61を形成してある。貫通窓61により、第1の突出部30が口金12に正しく入るように確認しながら操作することができる。
当接脚部60の先端が、消火栓口金10のフランジ11に突き当たる状態では、第1の突出部30が口金12内の所定位置まで挿入された状態となる。また、当接脚部60の先端の4カ所には、前記ロック爪13に対応する位置で拡径する係合突起62が形成されている。ロック爪13は消火栓口金10から、前記係合突起62の厚み分だけ上方に突き出た後、消火栓口金10のある内側に向かって、前記当接脚部60の外周面に隣接する位置まで突き出ている。一方、係合突起62はこのロック爪13とフランジ11の間の隙間に入る厚みであるため、係合突起62がロック爪13の下側に入り込んだ状態となると、互いに係合し、当接脚部60およびこれと一体的に形成されている本空気弁20は消火栓口金10から離脱しなくなる。なお、係合突起62がロック爪13の下に入り込んだ後、そのまま回転して抜け出てしまわないように、ロック爪13は一方向のみから入り込めるようにしておいてもよい。
このように、拡径部40から消火栓口金10の周縁に向けて突き出て同消火栓口金10の根元側のフランジ11に当接して係合固定される当接脚部60を備えている。また、当接脚部60は筒状でなければならないのではなく、独立した4本の脚が前記拡径部40から延設されているようにしても良い。
係合突起62とロック爪13は、概ね均等な位置に、合計4カ所、形成されている。4カ所であるから、まず、係合突起62とロック爪13とが重なり合わない位置で空気弁20を消火栓口金10に近接させ、当接脚部60がフランジ11に突き当たったら、消火栓口金10に対して当接脚部60を回転させると、係合突起62がロック爪13の下に入り込み、係合する。係合を解除するには、反対方向に回転させればよい。このように、当接脚部60は、空気弁20(口金用蓋体および蓋体本体に相当する)を回転させることによりフランジ11に係合および係合解除可能となっている。
このように、消火栓口金10のフランジ11には、当接脚部60の先端部分と係合する係合突起としてのロック爪13が形成されている。
4つのロック爪13のうち、1つには、インデックスプランジャ14が形成されているが、このインデックスプランジャ14は、ロック爪13の外周側から内周側に向けて貫通して支持されている。通常時、インデックスプランジャ14の先端は、ロック爪13の内側に突き出ており、この状態では上述した係合突起62と干渉し、係合突起62がこのロック爪13の下に入り込むことはできない。しかし、インデックスプランジャ14は図示しないスプリングによって内側に付勢されているものの、同スプリングに抗して外側に所定距離だけ引き出すことができる。このようにすると、インデックスプランジャ14の先端は、ロック爪13の内側から完全に待避し、この状態では上述した係合突起62と干渉しなくなるので、係合突起62はこのロック爪13の下に入り込むことができるようになる。一方、係合突起62の側でも周方向の中央の位置に外側から内側に向けて凹部62aを形成してある。この凹部62aはインデックスプランジャ14の先端が入り込めるだけの大きさになっている。従って、係合突起62がロック爪13の下に入り込んで両者が最も重なる位置となった時点で凹部62aとインデックスプランジャ14の先端が対面し、スプリングによってインデックスプランジャ14の先端を同凹部62a内に引き込ませる。すると、係合突起62はロック爪13に対して回転不能となり、空気弁20と消火栓口金10との係合状態は解除されなくなる。
なお、凹部62aとインデックスプランジャ14とにより、当接脚部60が係合状態となった状態で、当接脚部60を回転を不能にするロック機構を構成している。
筒状部位50のうち、拡径部40から上方側、すなわち口金12と反対の側に向かう部位を第2の突出部70と呼ぶ。すなわち、第2の突出部70は、拡径部40から第1の突出部30と反対の側に突き出て筒状に形成されている。第2の突出部70は、筒状となっているので、拡径部40を介して第1の突出部30と連通しており、その内部は所定の収容空間となっており、空気弁機能部80を収容している。
空気弁機能部80は、通常の空気弁における主な機能を奏する部分であり、水抜きされた水道管路に注水されたときには同水道管路にたまっていた空気を所定の排気口から排気し、そのような空気が無くなって水が入ってきたときにはフロートの浮力によって同排気口は閉じる。また、少しずつではあるが空気がたまってくると、少量の空気だけを排気し、水は漏洩させない。空気弁機能部80の具体的な構造はここでは省略し、特に限定されることもない。
空気弁機能部80は、第2の突出部70とは独立して形成され、第2の突出部70内の収容空間に収容された状態で、蓋部71によって第2の突出部70の上端の開口を閉じてある。むろん、蓋部71を取り外すことにより、空気弁機能部80を取り外し、補修作業を行うことも可能である。すなわち、空気弁機能部80は、第2の突出部内70に対して着脱可能に装着されている。
第2の突出部70の周面には、互いに反対側となる連結部分で回転可能に支持された概略U字形のハンドル72が支持されている。通常のバケツなどのハンドルのようなものであり、ハンドル72は略U字形あるいは半円形である。両端を回転可能に支持されているので、通常時はハンドル72の中央部分が下方におりた状態としておけばよい。
一方、第1の突出部30を消火栓口金10から外すときには、ハンドル72を回転させて中央の持ち手部分を上に引き上げておき、このハンドル72をもって第2の突出部70や当接脚部60を回転させて係合を解除する。
このように、ハンドル72は、中央部分が当接脚部60の側に回動される状態から消火栓口金10と反対の側に回動される状態へと回動可能となっている。
ところで、第2の突出部70内に空気弁機能部80が配置されている関係上、通常の使用をしていれば、第2の突出部70内は水道管路内の水圧に依存して高圧となっている。これは補修弁を閉じたとしても同様である。このため、第2の突出部70の壁材を貫通する排水バルブ73が設置されている。排水バルブ73は、第2の突出部70の壁材を貫通する排水管路73aと、バルブ部73bと、バルブ部73bを操作する操作レバー73cを備えている。図1に示すように、排水管路73aは水平方向かつ筒状とした第2の突出部70の径方向外側に向かって突き出た後、鉛直方向下方に向かって曲がっている。バルブ部73bを操作する操作レバー73cは、バルブ部73bの側面に備えられ、回転させるとバルブ部73bを開閉できる。具体的には、操作レバー73cが第2の突出部70の径方向外側に向かって突き出て水平な状態となっているときにはバルブ部73bは閉状態であり、操作レバー73cを鉛直方向上方または下方に向け、この部分の排水管路73aと平行な方向に向けるとバルブ部73bは開状態となる。
このように、排水バルブ73は、空気弁機能部80を収容する第2の突出部70の周面に形成された圧力開放弁に相当する。
ここで、図1を参照すると、ハンドル72は、中央部分が当接脚部60の側に回動される状態から消火栓口金10と反対の側に回動される状態へと回動される過程で、圧力開放弁である排水バルブ73の操作レバー73cと干渉するようになっている。
しかし、操作レバー73cを排水管路73aと平行な方向に回転操作することで圧力開放弁を開放操作することができるのと同時に、ハンドル72は当該操作レバー73cと干渉しない状態となる。すなわち、ハンドル72を持ち上げる前に、必ず操作レバー73cを回転させてバルブ部73bを開放状態とさせる必要がある。これにより、加圧状態を開放させることなく当接脚部60とロック爪13との係合を解除させてしまうことを防止できる。
むろん、操作レバー73cやバルブ部73bの形状は、適宜変更可能である。例えば、ハンドル72と連動してバルブ部73bが機能しても良い。具体的には、ハンドル72の回動軸をバルブ部73bが連動し、ハンドル72を下げればバルブ部73bは閉じ、ハンドル72を上げればバルブ部73bが開くという構成とすることができる。このようにすれば、加圧状態を開放させることなく当接脚部60とロック爪13との係合を解除させてしまうことを防止できる。
上述したように本実施例は、空気弁20としての実施例について説明した。しかし、第1の突出部30と、拡径部40と、当接脚部60とにより、消火栓口金10に対する、消火栓口金用蓋体として機能する。なお、第1の突出部30については、連通する筒状とするのではなく、閉塞しておくことで、消火栓口金10を閉塞する蓋体として機能する。むろん、水道管路の水道水を利用したいのであれば、筒体としておいて他の部材に連結するようにしても良い。少なくとも、前記消火栓口金用蓋体は、消火栓口金10から突出する口金12を水漏れさせることなく、消火栓口金10に対してしっかりと固定させることができる。
本実施例の空気弁を使用して消火活動を行う場合は、本空気弁20を回転させ、消火栓口金10から離脱させる。すると口金12が露出されるので、町野式の消火ホースを取り付ければよい。従来であれば、1)蓋体の取り外し、2)空気弁機能部の取り外し、3)蓋体の再装着、という手順が必要であったのに対し、1)の作業だけで済むので、迅速に消火活動を開始できる。また、ハンドル72を操作する前に圧力開放弁の排水バルブ73を開放させているので加圧状態のまま空気弁を外してしまうことはない。さらに、インデックスプランジャ14を引き出さないと空気弁20を回転させることができないようにしており、不用意に回転して外れてしまうこともない。
(第2実施例)
次に、図面にもとづいて本発明の他の実施形態を説明する。
図6は、本発明の他の実施形態にかかる空気弁の断面図により示しており、図7は、同空気弁の側面と断面を示す側面断面図により示しており、図8は、同空気弁を下部の水密結合部の拡大断面図により示している。
また、図9は、同空気弁の通常状態と一部部品を除去した状態の部分平面図により示しており、図10は、同空気弁を部分底面図により示している。
なお、各図において、一点鎖線は中心線であり、部分断面図においては、一部は外観、一部は断面の状態を示している。
本実施形態の空気弁120は、空気弁機能部80とハンドル72と排水バルブ73において、概ね第1実施形態と共通の構造を採用しており、わずかな差異はあるものの、詳細な説明は省略する。
消火栓口金110は、概ね消火栓口金10と、構成を共通にする。ただし、フランジ111における口金112を支持する隆起部位111aの外周面には周面を一週する環状の溝111bが形成されており、この溝111bにはOリング134が装着されている。Oリング134は、その一部が溝111bの外にはみ出ており、後述するようにして水密部材としての役割を担っている。この他、ロック爪13,インデックスプランジャ14については、第1実施形態と共通の構造である。この隆起部位111aは、基部に相当する。
この消火栓口金110に対して、本空気弁120を装着する。本実施例は、空気弁として機能させるものの、一部の構成は単に消火栓口金110の蓋としても機能する。
空気弁120は、前記口金112を下方から挿入して収容可能な筒状に形成された筒体部130を有している。この筒体部130は、径の異なる二段の筒となっており、下方の径が上方の径よりも大きくなっている。筒体部130の上部は、第1の筒状部131に相当し、下部は、第2の筒状部132に相当する。第1の筒状部131は、口金112の上端の周面よりもやや大きく形成され、第2の筒状部132は、前記隆起部位111aの外周面よりもやや大きく形成されている。また、筒体部130の長さは、後述するようにして当接脚部160をフランジ111に当接させたときに、第1の筒状部131が口金112の先端部の周面と重なり、第2の筒状部132が隆起部位111aの周面と重なる長さとしてある。むろん、筒体部130は口金112の全体を収容し得る程度の内径としてある。
第2実施例においては、筒体部130は当接脚部160を兼ねている。筒体部130と当接脚部160は、本実施例のように、兼用する構成としてもよいし、第1実施例における第1の突出部30と当接脚部60のように、別体とした二重の筒体として形成してもよい。
筒体部130を消火栓口金110に装着するときに、筒体部130の先端は当接脚部160としてフランジ111に当接し、先端周面に形成された係合突起162はロック爪13と係合可能となる。係合突起162とロック爪13との係合構造は、係合突起62とロック爪13の係合構造と同様である。図においては、インデックスプランジャ14の形状が第1実施例と第2実施例とでは異なるが、操作状況に応じて適宜に変更すればよい。そして、係合突起162とロック爪13とが重なり合わない位置で空気弁120を消火栓口金110に近接させ、当接脚部160がフランジ111に突き当たったら、消火栓口金110に対して当接脚部160を回転させると、係合突起162がロック爪13の下に入り込み、係合する。係合を解除するには、反対方向に回転させればよい。
当接脚部160がフランジ111に当接して係合突起162とロック爪13とが係合する状態では、筒体部130の内部では、第1の筒状部131が口金112の先端と重なり合う位置関係となる。第1の筒状部131の内面は、口金112の先端よりもわずかに大きく、内周面には、円還状に連続する溝を形成してあり、水密部材であるUパッキン133を装着してある。Uパッキン133は、口金112の内側が連通する水道管の水圧を受けて第1の筒状部131の内周側と口金112の外周側の接触部位での水密性を向上させる向きに配置してある。むろん、要求される水密性に応じて各種のパッキンやリングを採用可能である。
第1の筒状部131の内面は溝を除いて概ね一定の内径であるが、筒体部130の下方である開口側の内径の方が大きい。このため、筒体部130では下方の大径側から上方の小径側に向かって内径が徐々に変化する部位がある。徐々に変化することでテーパー形状部位135を形成している。口金112の先端側はこのテーパー形状部位135によって中央側の所定位置に誘導される。すなわち、筒体部130の中心軸と口金112の中心軸が自然に一致するように誘導する効果がある。
フランジ111に近い隆起部位111aの上面も上方ほど径が狭まる円錐形状の斜面となっており、筒体部130をフランジ111の側に近接させる際、当接脚部160が当該斜面により、筒体部130の中心軸とフランジ111の中心軸とが一致するように誘導される。
このように、筒体部130はフランジ111の側に向けて近接させていくときに、下端の開口部は比較的大径なので、比較的小径の口金112の先端側を容易に挿入させることができ、筒体部130を徐々にフランジ111の側に向けて近接させていくときに、テーパー形状部位135や隆起部位111aの上面形状によって軌道が修正され、筒体部130とフランジ111の中心軸はほぼ一致した状態となり、この状態で第1の筒状部131の内周面側のUパッキン133は口金112の先端側の外周面との間の所定位置に収容されるし、同様に、第2の筒状部132の内側面では、隆起部位111aの外周面に配置されているOリング134は、フランジ111の隆起部位111aの外周面と第2の筒状部132の内周面との間の所定位置に収容される。これにより、筒体部130の内周面と口金112およびフランジ111の外周面との間は水密性のよい状態で完全に封止される。
第1の実施例では、口金12の内側に第1の突出部30を挿入し、口金12の内周面と第1の突出部30の外周面との間で水密性を確保することで空気弁20である口金用蓋体と消火栓口金10と合体させている。第1の突出部30の上部は拡径部40と接続し、同拡径部40から当接脚部60が延設されることになる。このため、水密合体部は、主に第1の突出部30と拡径部40とが相当する。しかし、第1の突出部30と拡径部40と当接脚部60とは一体的に形成されており、設計によってこれらが一体となったり分離したりすることもあり得る。
第2の実施例では、口金112とフランジ111の隆起部位111aを筒体部130の内側に挿入し、口金112の外側およびフランジ111の隆起部位111aの外側と、筒体部130の内周面との間で水密性を確保することで空気弁120である口金用蓋体と消火栓口金110と合体させている。このため、水密合体部は、主に筒体部130が相当する。ここで、筒体部130は当接脚部60を兼用するように一体的な形成されているが、設計によってこれらが一体となったり分離したりすることもあり得る。
なお、本発明は前記実施例に限られるものでないことは言うまでもない。当業者であれば言うまでもないことであるが、
・前記実施例の中で開示した相互に置換可能な部材および構成等を適宜その組み合わせを変更して適用すること
・前記実施例の中で開示されていないが、公知技術であって前記実施例の中で開示した部材および構成等と相互に置換可能な部材および構成等を適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用すること
・前記実施例の中で開示されていないが、公知技術等に基づいて当業者が前記実施例の中で開示した部材および構成等の代用として想定し得る部材および構成等と適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用すること
は本発明の一実施例として開示されるものである。
10…消火栓口金、11…フランジ、12…口金、12a…内周面、13…ロック爪、14…インデックスプランジャ、20…空気弁、30…第1の突出部、31…溝、32…Oリング、40…拡径部、50…筒状部位、60…当接脚部、61…貫通窓、62…係合突起、62a…凹部、70…第2の突出部、71…蓋部、72…ハンドル、73…排水バルブ、73a…排水管路、73b…バルブ部、73c…操作レバー、80…空気弁機能部、130…筒体部、131…第1の筒状部、132…第2の筒状部、133…Uパッキン、134…Oリング、160…当接脚部。

Claims (9)

  1. 根元側にフランジを備えて同フランジから突き出る円筒の消火栓口金に装着される消火栓口金用蓋体であって、
    蓋体本体と、
    この蓋体本体から前記消火栓口金に向けて突き出る突出部とを備え、
    前記突出部は、
    同消火栓口金の周面と水密性を確保して合体する水密合体部と、
    前記蓋体本体から前記消火栓口金の周縁に向けて突き出て同消火栓口金の根元側のフランジに当接して係合固定される当接脚部とを備え
    前記当接脚部は、
    前記消火栓口金の根元側のフランジに形成されたロック爪に対応して、前記当接脚部の前記フランジに突き当たる先端には係合突起が形成され、当該消火栓口金用蓋体を回転させることにより前記係合突起と前記ロック爪とが係合および係合解除可能となっており、
    前記水密合体部は、
    前記円筒の消火栓口金の内部に挿入可能であって、外周面に水密性を確保する水密部材を配置した第1の突出部と、前記第1の突出部における前記消火栓口金に入らない側の端部と一体的に形成されて拡径方向に延設して前記消火栓口金よりも大径とする拡径部を備えるか、
    前記円筒の消火栓口金を挿入可能な筒状に形成された筒体部を有しており、前記筒体部は、内周面に前記消火栓口金の外周面と水密性を確保する水密部材を配置した第1の筒状部を備えることを特徴とする消火栓口金用蓋体。
  2. 前記水密合体部が、前記円筒の消火栓口金を挿入可能な筒状に形成された筒体部を有し、前記筒体部が、内周面に前記消火栓口金の外周面と水密性を確保する水密部材を配置した第1の筒状部を備えものであるときに、
    前記筒体部は、
    前記消火栓口金の基部を挿入可能な筒状に形成されて、内周面に前記消火栓口金の基部の外周面と水密性を確保する水密部材を配置した第2の筒状部を備えることを特徴とする請求項1に記載の消火栓口金用蓋体。
  3. 前記当接脚部は、
    前記筒体部の外周面から前記消火栓口金の周縁に向けて突き出ることを特徴とする請求項2に記載の消火栓口金用蓋体。
  4. 前記蓋体本体は、
    前記突出部と連通するとともに、空気弁機能部を収容していることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の消火栓口金用蓋体。
  5. 前記当接脚部が係合状態となった状態で、当該当接脚部を回転不能にするロック機構を有することを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の消火栓口金用蓋体。
  6. 前記蓋体本体の周面には、互いに反対側となる連結部分で回転可能に支持されるとともに概略U字形のハンドルが支持され、
    同ハンドルは、中央部分が前記当接脚部の側に回動される状態から前記消火栓口金と反対の側に回動される状態へと回動可能であることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の消火栓口金用蓋体。
  7. 前記蓋体本体は、前記突出部と連通するとともに、空気弁機能部を収容し、
    前記蓋体本体の周面には、互いに反対側となる連結部分で回転可能に支持されるとともに概略U字形のハンドルが支持され、
    同ハンドルは、中央部分が前記当接脚部の側に回動される状態から前記消火栓口金と反対の側に回動される状態へと回動可能であり、
    前記空気弁機能部を収容する前記蓋体本体の周面には、圧力開放弁が形成され、
    前記ハンドルは、中央部分が前記当接脚部の側に回動される状態から前記消火栓口金と反対の側に回動される状態へと回動される過程で前記圧力開放弁の操作レバーと干渉するようになっており、同操作レバーにて前記圧力開放弁を開放操作したときに前記ハンドルは当該操作レバーと干渉しない状態となることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の消火栓口金用蓋体。
  8. 前記消火栓口金は、先端の開口の内周面がテーパー形状になっていることを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれかに記載の消火栓口金用蓋体。
  9. 根元側にフランジを備えて同フランジから突き出る円筒の消火栓口金に装着される空気弁であって、
    蓋体本体と、この蓋体本体から前記消火栓口金に向けて突き出る突出部とを備え、
    前記突出部は、
    同消火栓口金の周面と水密性を確保して合体する水密合体部と、
    前記蓋体本体から前記消火栓口金の周縁に向けて突き出て同消火栓口金の根元側のフランジに当接して係合固定される当接脚部とを備え、
    前記当接脚部は、
    前記蓋体本体から前記消火栓口金の周縁に向けて突き出て同消火栓口金の根元側のフランジに当接して係合固定される当接脚部とを備え
    前記消火栓口金の根元側のフランジに形成されたロック爪に対応して、前記当接脚部の前記消火栓口金に突き当たる先端には係合突起が形成され、当該空気弁を回転させることにより前記係合突起と前記ロック爪とが係合および係合解除可能となっており、
    前記水密合体部は、
    前記円筒の消火栓口金の内部に挿入可能であって、外周面に水密性を確保する水密部材を配置した第1の突出部と、前記第1の突出部における前記消火栓口金に入らない側の端部と一体的に形成されて拡径方向に延設して前記消火栓口金よりも大径とする拡径部を備えるか、
    前記円筒の消火栓口金を挿入可能な筒状に形成された筒体部を有しており、前記筒体部は、内周面に前記消火栓口金の外周面と水密性を確保する水密部材を配置した第1の筒状部を備え、
    前記蓋体本体は、
    前記突出部と連通するとともに、空気弁機能部を収容していることを特徴とする空気弁。
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