JP6460184B2 - 偏光光照射装置 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、偏光光照射装置に関する。
従来、液晶パネルの配向膜や視野角補償フィルムの配向膜などの配向処理では、線状のランプと、ワイヤーグリッドの偏光素子を備えた偏光光照射装置が用いられている。この種の偏光光照射装置は、ランプをワークの幅方向と平行に配置し、偏光素子をランプとワークの間に配置する。そして、偏光光照射装置は、ランプが照射する紫外線のうち偏光素子が所定方向の振動方向のみの紫外線を通過させ、通過させた紫外線をワークに照射することなどにより配向膜の配向処理を行なう。
特許第4506412号公報
ところで、従来技術においては、液晶パネルの大型化即ちワークの大型化に伴い、前述した偏光素子をランプの長手方向に沿った異なる位置に複数配置する。この場合、偏光光照射装置は、より迅速に複数の偏光素子同士の通過する紫外線の振動方向が基準方向に揃うように偏光素子の取付角度を調整することが望まれる。
したがって、本発明が解決しようとする課題は、例えば、偏光素子の取付角度を迅速に調整できる偏光光照射装置を提供することにある。
実施形態の偏光光照射装置は、線状の光源と複数の第1の偏光素子と可動部と第2の偏光素子と受光手段と制御装置を備える。光源は紫外線を照射する。第1の偏光素子は光源の長手方向に沿った異なる位置に配置されている。可動部は複数の第1の偏光素子の取付角度を変更する。第2の偏光素子は第1の偏光素子を通過した紫外線が照射される。受光手段は第1の偏光素子と第2の偏光素子を通過した紫外線を受光する。制御装置は受光した紫外線の強さに基づいて可動部を制御する。第1の偏光素子は光源から第1の偏光素子に向う軸心回りの取付角度を変更可能に、保持部により保持される。
偏光光照射装置は、迅速に偏光素子の取付角度を調整できる。
図1は、実施形態に係る偏光光照射装置の全体の構成を示す図である。 図2は、実施形態に係る偏光光照射装置の全体の構成を示すブロック図である。 図3は、実施形態に係る偏光光照射装置の制御装置の処理の一例を示すフローチャートである。 図4は、実施形態に係る偏光光照射装置の制御装置の処理の他の例を示すフローチャートである。 図5は、実施形態に係る偏光光照射装置の可動部の構成を模式的に示す平面図である。 図6は、実施形態の変形例1に係る偏光光照射装置の可動部の構成を模式的に示す平面図である。 図7は、実施形態の変形例2に係る偏光光照射装置の可動部の構成を模式的に示す平面図である。 図8は、実施形態の変形例3に係る偏光光照射装置の可動部の構成を模式的に示す平面図である。 図9は、実施形態の変形例4に係る偏光光照射装置の制御装置の処理の一例を示すフローチャートである。
実施形態に係る偏光光照射装置1は、紫外線UAを照射する線状の光源11と、前記光源11の長手方向に沿った異なる位置に配置されかつ前記光源11から前記紫外線UAが照射される複数の第1の偏光素子19と、前記複数の第1の偏光素子19の取付角度を変更可能な可動部13と、前記第1の偏光素子19と対向する位置に配置され、前記第1の偏光素子19を通過した前記紫外線UBが照射される第2の偏光素子14と、前記第1の偏光素子19と前記第2の偏光素子14を通過した前記紫外線を受光する受光手段15と、前記受光手段15が受光した前記紫外線の強さに基づいて、前記可動部13を制御する制御装置20と、を備える。第1の偏光素子19は、前記光源11から前記第1の偏光素子19に向う軸心P回りの取付角度を変更可能に、保持部により保持される。
また、前記可動部13は、軸心P回りの取付角度を変更可能な素子用可動部22を備え、前記第1の偏光素子19は、前記素子用可動部22の出力軸である、前記保持部により保持される。
また、前記保持部は、歯車機構であり、可動部13は、前記歯車機構に噛み合う他の歯車機構により、前記軸心P回りの取付角度を変更可能な素子用可動部22を備える。
また、前記可動部13は、ねじ機構により、前記軸心P回りの取付角度を変更可能な素子用可動部22を備える。
また、前記可動部13は、前記第1の偏光素子19に設けられるラック機構に噛み合う歯車機構により、前記軸心P回りの取付角度を変更可能な素子用可動部22を備える。
[実施形態]
次に、本発明の実施形態に係る偏光光照射装置1を図面に基いて説明する。図1は、実施形態に係る偏光光照射装置の全体の構成を示す図、図2は、実施形態に係る偏光光照射装置の全体の構成を示すブロック図、図3は、実施形態に係る偏光光照射装置の制御装置の処理の一例を示すフローチャート、図4は、実施形態に係る偏光光照射装置の制御装置の処理の他の例を示すフローチャート、図5は、実施形態に係る偏光光照射装置の可動部の構成を模式的に示す平面図である。
図1に示された実施形態の偏光光照射装置1は、ワークW(図1に二点鎖線で示す)の表面に、予め決められた振動方向の紫外線UBを照射する装置であり、例えば、液晶パネルの配向膜や視野角補償フィルムの配向膜などの製造に用いられる。ワークWの表面に照射される紫外線UBの振動方向は、ワークWの構造、用途、または、要求される仕様に応じて予め設定される。例えば、上記の液晶パネルの配向膜用の製造装置では、紫外線UBの振動方向を基準方向RDに対して±0.1°以内に設定することが望まれる。また、偏光光照射装置1は、ワークWに対する紫外線UBを照射する前に、第1の偏光素子19の取付角度を調整して、ワークWに照射される紫外線UBの振動方向を調整するものである。なお、ワークWの幅方向をX軸方向といい、X軸方向に直交しかつワークWの長手方向をY軸方向といい、Y軸方向及びX軸方向に直交する方向をZ軸方向と呼ぶ。本実施形態では、偏光光照射装置1は、X軸方向を基準方向RDとして、基準方向RDに対して±0.1°以内となる紫外線UBのみをワークWに照射する。
ここで、第1の偏光素子19と第2の偏光素子14とは、光源11が照射し、一様にあらゆる方向に振動した紫外線UAから特定の方向のみに振動した偏光成分の紫外線UBを取り出すものをいう。紫外線UA,UBの振動方向とは、当該紫外線UA,UBの電場及び磁場の振動方向をいう。また、第1の偏光素子19の取付角度とは、光源11から第1の偏光素子19に向う軸心P回りのN方向(図1に矢印で示す)の角度と、光源11の長手方向と平行でかつ光源11から第1の偏光素子19に向う軸心Pに直交する水平軸Q回りのL方向(図1に矢印で示す)の角度とをいう。なお、本実施形態では、軸心Pは、Z軸と平行であり、水平軸Qは、X軸と平行である。
偏光光照射装置1は、図1及び図2に示すように、線状の光源11と、第1の偏光素子19を複数枚有する第1の偏光部12(図1のみに示す)と、可動部13と、第2の偏光素子14(図1のみに示す)と、受光手段15と、移動手段16と、制御装置20とを備えている。光源11は、例えば、高圧水銀ランプやメタルハライドランプなどの管型ランプで、少なくとも線状の発光部を有している。光源11は、発光部の長手方向を、図1中のX軸方向と平行になるように配置している。光源11は、線状の発光部より、例えば、波長が200nmから400nmの紫外線UAを照射する。光源11が照射する紫外線UAは、さまざまな振動方向成分を有する紫外線、いわゆる非偏光の紫外線である。光源11は、例えば、波長が200nmから400nmの紫外線UAを照射できるLEDチップ、レーザーダイオード、有機ELなどの小型ランプを離間させて直線状に配置した構成とすることもできる。
また、本実施形態では、光源11は、ワークWの上方に配置されている。さらに、光源11の上方には、断面が楕円形の樋状集光鏡17が設けられている。光源11から樋状集光鏡17に照射された紫外線UAは、樋状集光鏡17により反射されて平行光として、ワークWに向けて照射される。
第1の偏光部12は、光源11と対向して配置され、光源11から照射されかつ樋状集光鏡17により反射された紫外線UAが照射される。第1の偏光部12は、保持部材18と、複数の第1の偏光素子19とを備えている。保持部材18は、複数の第1の偏光素子19を保持するものであり、光源11と略等しい長さの枠状に形成されている。保持部材18は、内側に複数の第1の偏光素子19を収容する。また、保持部材18は、その長手方向がX軸方向と平行な状態で、ワークWと光源11との間に図示しない位置決め機構により位置決めされて固定される。
複数の第1の偏光素子19は、光源11の長手方向即ちX軸方向に沿った異なる位置に並べられて配置されている。複数の第1の偏光素子19は、保持部材18内に収容されて、光源11から紫外線UAが照射される。第1の偏光素子19は、図5に示すように、枠部材19aと、枠部材19a内に収容されたワイヤグリット偏光素子19bとを備えている。枠部材19aは、保持部材18内に収容される。ワイヤグリット偏光素子19bは、石英ガラスなどの基板上に複数の直線状の電気導体(例えば、クロムやアルミニウム合金等の金属線)を等間隔に平行に配置したものである。電気導体のピッチは、光源11から照射される紫外線UAの波長の1/3以下であるのが望ましい。ワイヤグリット偏光素子19bは、光源11から照射される紫外線UAのうち電気導体の長手方向に平行な偏光成分の大部分を反射させ、電気導体の長手方向に直交する偏光成分を通過させる。なお、本実施形態では、第1の偏光素子19は、電気導体の長手方向がY軸と平行に配置されて、振動方向がX軸方向の紫外線UBのみを通過させることが求められている。
可動部13は、第1の偏光素子19の取付角度を変更可能なものである。可動部13は、図1に示すように、部材用可動モータ21(部材用可動部に相当)と、複数の素子用可動モータ22(素子用可動部に相当)と、複数の法線方向可動モータ23(法線方向可動部に相当)とを備えている。
部材用可動モータ21は、保持部材18のZ軸に平行な軸心P(光源から第1の偏光素子に向う軸心に相当)回りのN方向の取付角度を変更可能なものである。部材用可動モータ21は、保持部材18に一つ取り付けられている。
複数の素子用可動モータ22は、第1の偏光素子19と1対1で対応し、かつ対応した第1の偏光素子19の軸心P回りのN方向の取付角度を変更可能なものである。本実施形態では、図5に示すように、素子用可動モータ22の出力軸22aが直接、枠部材19aに取り付けられて、素子用可動モータ22は、枠部材19aとワイヤグリット偏光素子19bとを一体に軸心P回りのN方向の取付角度を変更する。また、本実施形態では、第1の偏光素子19は、ワイヤグリット偏光素子19bが光源11と平行な位置から軸心P回りのN方向に、例えば、約±1度以下の範囲回転可能である。
複数の法線方向可動モータ23は、第1の偏光素子19と1対1で対応し、かつ対応した第1の偏光素子19のX軸に平行な水平軸Q回りのL方向の取付角度を変更可能なものである。本実施形態では、法線方向可動モータ23は、ワイヤグリット偏光素子19bの水平軸Q回りのL方向の取付角度を変更する。
第2の偏光素子14は、第1の偏光素子19と対向する位置に配設されて、第1の偏光素子19を通過した紫外線UBが照射されるものである。第2の偏光素子14は、第1の偏光部12の下方に配置されて、光源11との間に第1の偏光部12を挟む位置に配置されている。また、第2の偏光素子14は、受光側可動部24(図1に示す)により前記軸心P回りのN方向に回転される。本実施形態では、複数の第1の偏光素子19のうちの一つの第1の偏光素子19を通過した紫外線UBが照射される大きさに形成されている。第2の偏光素子14は、石英ガラスなどの基板上に複数の直線状の電気導体(例えば、クロムやアルミニウム合金等の金属線)を等間隔に平行に配置している。電気導体のピッチは、光源11から照射される紫外線UAの波長の1/3以下であるのが望ましい。第2の偏光素子14は、第1の偏光素子19を通過した紫外線UBのうち電気導体の長手方向に平行な偏光成分の大部分を反射させ、電気導体の長手方向に直交する偏光成分を通過させる。
受光手段15は、第1の偏光素子19と第2の偏光素子14を通過した紫外線を受光するものである。受光手段15は、第2の偏光素子14の下方に配置されている。受光手段15は、受光した紫外線を示す情報を照度計25に向けて出力し、照度計25が受光した紫外線の強さを算出して、算出した受光した紫外線の強さを示す情報を制御装置20に向けて出力する。
移動手段16は、第2の偏光素子14と受光手段15とを一体に光源11の長手方向に沿って移動させるものである。移動手段16は、周知のモータ、ボールねじ及びリニアガイドなどを含んで構成されている。
制御装置20は、偏光光照射装置1を構成する上述した構成要素をそれぞれ制御して、ワークWに対する紫外線UBの照射を偏光光照射装置1に行わせるものである。また、制御装置20は、ワークWに対する紫外線UBの照射の前に、第1の偏光素子19の取付角度の調整を偏光光照射装置1に行わせるものである。なお、制御装置20は、例えばCPU等で構成された演算処理装置やROM、RAM等を備える図示しないマイクロプロセッサを主体として構成されており、加工動作の状態を表示する表示手段や、オペレータが加工内容情報などを登録する際に用いる図示しない操作手段と接続されている。
次に、図3及び図4を参照して、実施形態に係る偏光光照射装置1の制御装置20の第1の偏光素子19の取付角度調整の処理の一例を説明する。なお、取付角度調整は、保持部材18毎第1の偏光部12全体が交換された際や、第1の偏光部12の複数の第1の偏光素子19のうちの少なくとも一つの第1の偏光素子19が交換された際などに行なわれる。
本実施形態では、取付角度調整は、第1の偏光素子19の取付角度を、振動方向がX軸方向を基準方向RDとして基準方向RDに対して±0.1°以内となる紫外線UBのみを通過させる取付角度とすることである。即ち、本実施形態では、第1の偏光素子19を通過する紫外線UBの振動方向の基準となる基準方向RD(図1中に一点鎖線で示す)は、X軸と平行である。なお、基準方向RDとは、理想的な取付角度に第1の偏光素子19が位置付けられた際の第1の偏光素子19が通過させる紫外線UBの直線偏光成分(振動方向ともいう)をいう。
まず、オペレータから調整動作の指示があった場合に、偏光光照射装置1の制御装置20が取付角度調整の処理を開始する。取付角度調整の処理では、制御装置20は、図3に示されたステップST31において、N=1として、ステップT32に進む。
ステップST32では、制御装置20は、移動手段16に複数の第1の偏光素子19のうち一端に位置する一つの第1の偏光素子19の下方に第2の偏光素子14及び受光手段15を位置付ける。そして、制御装置20は、光源11を点灯し、一様にあらゆる方向に振動した紫外線UAを第1の偏光素子19に向けて照射するとともに、受光側可動部24により第2の偏光素子14を回転させる。すると、紫外線UAのうち第1の偏光素子19のワイヤグリット偏光素子19bの電気導体に直交する偏光成分の紫外線UB即ち振動方向が第1の偏光素子19のワイヤグリット偏光素子19bの電気導体に直交する紫外線UBのみが第2の偏光素子14に向けて通過される。また、第2の偏光素子14も、第1の偏光素子19と同様に電気導体に直交する偏光成分の紫外線即ち振動方向が第2の偏光素子14の電気導体に直交する紫外線のみを通過させる。すると、受光手段15は、光源11が照射した一様にあらゆる方向に振動した紫外線UAのうち第1の偏光素子19及び第2の偏光素子14を通過した紫外線のみを受光する。
このとき、第1の偏光素子19が紫外線UBのみを通過させかつ第2の偏光素子14が回転されているために、照度計25が制御装置20に向けて出力する受光手段15が受光した紫外線の強さは、第2の偏光素子14の回転に連動して変化する。そして、制御装置20は、受光手段15が受光した紫外線の強さが最も強くなる、軸心P回りのN方向の第2の偏光素子14の位置を算出する。そして、制御装置20は、第2の偏光素子14を軸心P回りに回転させながら受光手段15が受光した紫外線の強さが最も強くなる第2の偏光素子14の位置の基準方向RDからの軸心P回りのN方向の回転角度を算出する。そして、制御装置20は、受光手段15が受光した紫外線の強さが最も強くなる第2の偏光素子14の位置の基準方向RDからの回転角度(即ち、受光手段15が受光した紫外線の強さが最も強くなる第2の偏光素子14の方向と基準方向RDとの間の角度)を、基準方向RDと第1の偏光素子19を通過した紫外線UBの振動方向とのなす角度として算出する。
そして、制御装置20は、基準方向RDと第1の偏光素子19を通過した紫外線UBの振動方向とのなす角度が±0.1°以内となるように、当該角度分、素子用可動モータ22を駆動(制御)する。こうして、制御装置20は、受光手段15が受光した紫外線の強さに基づいて、基準方向RDと、第1の偏光素子19を通過した紫外線UBの振動方向とのなす角度を算出し、前記角度が±0.1°以内となるように可動部13の素子用可動モータ22を制御する。そして、制御装置20は、基準方向RDと第1の偏光素子19を通過した紫外線UBの振動方向とのなす角度が、予め定められた例えば0.1°などの許容角度以下となると、この一つの第1の偏光素子19の取付角度調整を終了し、ステップST33に進む。
ステップST33では、制御装置20は、全ての第1の偏光素子19の取付角度調整を終了したか否かを判定し、終了していないと、ステップST34でN=N+1として、ステップST32に戻る。そして、制御装置20は、移動手段16を駆動して、第2の偏光素子14及び受光手段15を他の一つの第1の偏光素子19の下方に位置付けて、先ほどと同様に取付角度調整を行う。こうして、制御装置20は、ステップST32からステップST34を全ての第1の偏光素子19の取付角度調整を終了するまで繰り返し、複数の第1の偏光素子19の取付角度調整を一つずつ順に行なう。制御装置20は、全ての第1の偏光素子19の取付角度調整を終了すると、取付角度調整の処理を終了する。
全ての第1の偏光素子19の取付角度調整を終了すると、全ての第1の偏光素子19を通過する紫外線UBの振動方向が、基準方向RDと平行又は基準方向RDとのなす角度が許容角度である±0.1°以下となる。このように、制御装置20は、受光手段15が受光した紫外線の強さに基づいて、複数の第1の偏光素子19を通過する光源11からの紫外線UBの振動方向が、基準方向RDに対して±0.1°以内となるように、可動部13の素子用可動モータ22を制御する。
また、本実施形態の偏光光照射装置1は、第1の偏光部12全体が交換された場合などにおいて、予め保持部材18に収容された複数の第1の偏光素子19の通過する紫外線UBの振動方向が互いに平行である場合には、部材用可動モータ21を制御して、取付角度調整を行う。この場合、図4中のステップST41において、制御装置20は、移動手段16に複数の第1の偏光素子19のうち任意の第1の偏光素子19の下方に第2の偏光素子14及び受光手段15を位置付ける。そして、制御装置20は、光源11を点灯するとともに、受光側可動部24に第2の偏光素子14を回転させる。
そして、制御装置20は、受光手段15が受光した紫外線の強さが最も強くなる軸心P回りのN方向の第2の偏光素子14の位置を算出する。制御装置20は、受光手段15が受光した紫外線の強さが最も強くなる第2の偏光素子14の位置の基準方向RDからの軸心P回りのN方向の回転角度を算出する。制御装置20は、紫外線の強さが最も強くなる第2の偏光素子14の位置の基準方向RDからの回転角度を、基準方向RDと第1の偏光素子19を通過した紫外線UBの振動方向とのなす角度とする。制御装置20は、基準方向RDと第1の偏光素子19を通過した紫外線UBの振動方向とのなす角度が±0.1°以内となるように、当該角度分、部材用可動モータ21を駆動(制御)する。そして、制御装置20は、基準方向RDと第1の偏光素子19を通過した紫外線UBの振動方向とのなす角度が、許容角度以下となると取付角度調整を終了する。
前述した構成の偏光光照射装置1は、第1の偏光素子19と受光手段15との間に第2の偏光素子14が設けられかつ、受光手段15が受光した紫外線の強さに基づいて制御装置20が可動部13を制御する。このために、偏光光照射装置1は、第2の偏光素子14を通過する紫外線の振動方向を予め把握しておくことなどにより、第1の偏光素子19を通過した紫外線UBの振動方向を推定することができる。したがって、偏光光照射装置1は、第1の偏光素子19を通過した紫外線UBの振動方向を推定することができるので、可動部13を制御することで、複数の第1の偏光素子19を通過する紫外線UBの振動方向を基準方向RDに対して±0.1°以内にすることができる。よって、偏光光照射装置1は、複数の第1の偏光素子19の通過する紫外線UBの振動方向が基準方向RDに対して±0.1°以内となるように第1の偏光素子19の取付角度を調整することができる。
また、偏光光照射装置1は、可動部13の素子用可動モータ22が、取付角度としての光源11から第1の偏光素子19に向う軸心P回りのN方向の取付角度を変更可能である。このために、偏光光照射装置1は、制御装置20が素子用可動モータ22を制御することで、複数の第1の偏光素子19を通過する紫外線UBの振動方向を基準方向RDに対して±0.1°以内にすることができる。
また、偏光光照射装置1は、第2の偏光素子を通過する紫外線の振動方向を予め規定しておくことなどにより、受光手段15が受光した紫外線の強さに基づいて、基準方向RDと第1の偏光素子19を通過した紫外線UBの振動方向とのなす角度を容易に算出することができる。したがって、偏光光照射装置1は、素子用可動モータ22を制御することで、第1の偏光素子19を通過した紫外線UBの振動方向を基準方向RDに対して±0.1°以内にすることができる。
偏光光照射装置1は、受光手段15が受光する紫外線が最も強くなる第2の偏光素子14の基準方向RDから回転角度を、第1の偏光素子19を通過した紫外線UBの振動方向とする。このために、偏光光照射装置1は、容易で正確に第1の偏光素子19を通過した紫外線UBの振動方向を推定できる。したがって、複数の第1の偏光素子19の通過する紫外線UBの振動方向が基準方向RDに対して±0.1°以内になるように第1の偏光素子19の取付角度を調整できることが期待できる。
偏光光照射装置1は、第2の偏光素子14及び受光手段15を光源11の長手方向に沿って移動させる移動手段16を備えているので、各第1の偏光素子19それぞれに対応して第2の偏光素子14及び受光手段15を設ける必要が生じない。このために、偏光光照射装置1は、複数の第1の偏光素子19よりも、第2の偏光素子14及び受光手段15の数を少なくすることができ、複数の第1の偏光素子19に対して、一組の第2の偏光素子14及び受光手段15により第1の偏光素子19の取付角度を調整することができる。したがって、偏光光照射装置1は、部品点数の増加や大型化を抑制することができる。
[変形例1〜3]
次に、本発明の実施形態の変形例1〜変形例3に係る偏光光照射装置1を図面に基いて説明する。図6は、実施形態の変形例1に係る偏光光照射装置の可動部の構成を模式的に示す平面図、図7は、実施形態の変形例2に係る偏光光照射装置の可動部の構成を模式的に示す平面図、図8は、実施形態の変形例3に係る偏光光照射装置の可動部の構成を模式的に示す平面図である。なお、図6から図8において、前述した実施形態と同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
変形例1では、図6に示すように、素子用可動モータ22と第1の偏光素子19の枠部材19aとの間に少なくとも1以上の歯車61を設けている。変形例1では、素子用可動モータ22の出力軸22aに取り付けられたピニオン62が歯車61に噛み合うことで、素子用可動モータ22により第1の偏光素子19の取付角度を調整する。
変形例2では、図7に示すように、第1の偏光素子19の枠部材19aにマイクロメータ71などの押し込みねじを設けている。変形例2では、素子用可動モータ22により、マイクロメータ71が押されたり引かれたりして、第1の偏光素子19の取付角度を調整する。
変形例3では、図8(a)及び図8(b)に示すように、第1の偏光素子19の枠部材19aの外縁にラック81を設けている。変形例3では、ラック81には、素子用可動モータ22の出力軸22aに取り付けられたピニオン62が噛み合っている。変形例3では、素子用可動モータ22により、素子用可動モータ22によりピニオン62が回転させることで、第1の偏光素子19の取付角度を調整する。また、ワイヤグリット偏光素子19bの向きは、図1の実施形態に対して、90度回転させる向きとすることもでき、偏光光照射装置1の用途に応じて適時設定できる。
[変形例4]
次に、本発明の実施形態の変形例4に係る偏光光照射装置1を図面に基いて説明する。図9は、実施形態の変形例4に係る偏光光照射装置の制御装置の処理の一例を示すフローチャートである。
変形例4では、取付角度調整の処理では、制御装置20は、図9に示されたステップST91において、光源11を点灯し、第2の偏光素子14を受光側可動部24により回転させながら、第2の偏光素子14及び受光手段15を第1の偏光部12の一端の下方から他端の下方に向けて移動させる。そして、制御装置20は、第2の偏光素子14及び受光手段15の移動に連動して、複数の第1の偏光素子19のうちの一つずつを通過しかつ第2の偏光素子14を通過した紫外線の強さを示す情報が入力される。そして、制御装置20は、前述した基準方向RDと、第1の偏光素子19各々を通過した紫外線UBの振動方向とのなす角度を算出する。制御装置20は、基準方向RDと、全ての第1の偏光素子19を通過した紫外線UBの振動方向とのなす角度を算出すると、ステップST92に進む。
ステップST92では、制御装置20は、基準方向RDと第1の偏光素子19を通過した紫外線UBの振動方向とのなす角度が±0.1°以内となるように、当該角度分、各素子用可動モータ22を駆動(制御)する。そして、ステップST93に進む。
ステップST93では、制御装置20は、第2の偏光素子14を受光側可動部24により回転させながら、第2の偏光素子14及び受光手段15を第1の偏光部12の一端の下方から他端の下方に向けて移動させる。そして、制御装置20は、基準方向RDと各第1の偏光素子19を通過した紫外線UBの振動方向とのなす角度が、予め定められた例えば0.1度などの許容角度以下であるか否か判定し、許容角度を超えている第1の偏光素子19が存在すると、許容角度を超えている第1の偏光素子19の下方に第2の偏光素子14及び受光手段15を位置付けて、受光手段15が受光した紫外線の強さに基いて、許容角度以下となるように、素子用可動モータ22を制御する。こうして、制御装置20は、全ての第1の偏光素子19の取付角度調整を行なう。変形例1〜4に係る偏光光照射装置1は、前述した実施形態と同様の効果を奏でる。
前述した実施形態では、第1の偏光素子19の軸心P回りのN方向の取付角度の調整を行なう例を示しているが、本発明では、第1の偏光素子19の光源11の長手方向と平行な水平軸Q回りのL方向の取付角度を、法線方向可動モータ23を制御して調整しても良い。第1の発光素子の19の水平軸Q回りのL方向の取付角度を調整する方法としては、例えば、第1の偏光素子19の図中の長辺部の中央部に、第1の偏光素子を方向Lに回転可能なように回転軸(図示無)などを設けて、法線方向可動モータ23により第1の偏光素子19の短辺部をZ軸方向に沿って移動させる方法がある。または、第1の偏光素子19の少なくとも一方の短辺部に沿って、第1の偏光素子を方向Lに回転可能なように回転軸(図示無)を設けて、法線方向可動モータ23により第1の偏光素子19の他方の短辺部をZ軸方向に沿って移動させることでも、L方向の取付角度を調整できる。例えば、複数の第1の偏光素子19の面方向が、それぞれ、ワークWの面方向に対して平行度を確保できている場合は、可動部13から法線方向可動モータ23(法線方向可動部)を省略することもできる。また、更に、部材用可動モータ21(部材用可動部)を省略して、可動部13を複数の素子用可動モータ22(素子用可動部)のみの構成とすることもできる。この場合、偏光光照射装置1の構成を簡略化できる。
また、前述した実施形態では、第2の偏光素子14を回転させながら受光手段15で紫外線を受光している。しかしながら、本発明では、第2の偏光素子14を回転させなることなく、受光手段15で紫外線を受光しても良い。この場合、制御装置20は、第2の偏光素子14を通過する紫外線の振動方向や強さを予め把握しておくことなどにより、受光手段15が受光した紫外線の強さに基いて、第1の偏光素子19を通過する紫外線UBの振動方向を推定すれば良い。
さらに、前述した実施形態では、第1の偏光素子19は振動方向がX軸方向(基準方向RD)に対して±0.1°以内となる紫外線UBを通過させている。しかしながら、本発明では、第1の偏光素子19が通過させる紫外線UBの振動方向は、これに限定されず、ワークWの品番や種類によって適宜変更しても良い。
本発明のいくつかの実施形態及び変形例を説明したが、これらの実施形態及び変形例は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態及び変形例は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態及び変形例は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1 偏光光照射装置
11 光源
13 可動部
14 第2の偏光素子
15 受光手段
16 移動手段
18 保持部材
19 第1の偏光素子
20 制御装置
21 部材用可動モータ(部材用可動部)
22 素子用可動モータ(素子用可動部)
24 受光側可動部
P 軸心
RD 基準方向
UA,UB 紫外線

Claims (5)

  1. 紫外線を照射する線状の光源と、
    前記光源の長手方向に沿った異なる位置に配置され、かつ、前記光源から前記紫外線が照射される複数の第1の偏光素子と、
    前記複数の第1の偏光素子の取付角度を変更可能な可動部と、
    前記第1の偏光素子と対向する位置に配置され、前記第1の偏光素子を通過した前記紫外線が照射される第2の偏光素子と、
    前記第1の偏光素子と前記第2の偏光素子を通過した前記紫外線を受光する受光手段と、
    前記受光手段が受光した前記紫外線の強さに基づいて、前記可動部を制御する制御装置と
    複数の第1の偏光素子の各々が独立して前記光源から前記第1の偏光素子に向う軸心回りの取付角度を変更可能に、前記複数の第1の偏光素子を保持する保持部
    を備える偏光光照射装置。
  2. 前記可動部は、前記軸心回りの取付角度を変更可能な素子用可動部を備え、
    前記第1の偏光素子は、前記素子用可動部の出力軸である、前記保持部により保持される、
    請求項1記載の偏光光照射装置。
  3. 前記保持部は、歯車機構であり、
    前記可動部は、前記歯車機構に噛み合う他の歯車機構により、前記軸心回りの取付角度を変更可能な素子用可動部を備える、
    請求項1記載の偏光光照射装置。
  4. 前記可動部は、ねじ機構により、前記軸心回りの取付角度を変更可能な素子用可動部を備える、
    請求項1記載の偏光光照射装置。
  5. 前記可動部は、前記第1の偏光素子に設けられるラック機構に噛み合う歯車機構により、前記軸心回りの取付角度を変更可能な素子用可動部を備える、
    請求項1記載の偏光光照射装置。
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