JP6460181B2 - 飲料の充填方法 - Google Patents

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    • A61L2/16Methods or apparatus for disinfecting or sterilising materials or objects other than foodstuffs or contact lenses; Accessories therefor using chemical substances
    • A61L2/18Liquid substances or solutions comprising solids or dissolved gases

Description

本発明は、予め飲料供給系配管を浄化し、殺菌したうえでPETボトル等の容器への飲料の充填を開始する飲料の充填方法に関する。
従来、飲料の無菌充填装置の飲料供給系配管内は、定期的にあるいは飲料の種類を切り替える際に、CIP(Cleaning in Place)処理をし、さらにはSIP(Sterilizing in Place)処理をしている(例えば、特許文献1,2,3参照。)。
CIPは、飲料充填経路の管路内から充填機の充填ノズルに至るまでの流路に、例えば水に水酸化ナトリウム等のアルカリ性薬剤を添加した洗浄液を流した後に、水に酸性薬剤を添加した洗浄液を流すことにより行われる。これにより、飲料充填経路内に付着した前回の飲料の残留物等が除去される(例えば、特許文献1、2、3参照。)。
SIPは、例えば、上記CIPで洗浄した流路内に蒸気や熱水等を流すことによって行われ、蒸気や熱水等による加熱によって、飲料充填経路内が殺菌処理され無菌状態とされる(例えば、特許文献3第0003段落参照。)。
特開2007−331801号公報 特開2000−153245号公報 特開2007−22600号公報
従来、アルカリ性洗浄液等を使用して飲料供給系配管内のCIPを行うには、洗浄液に気体を溶かしこんでおき、洗浄中にその発泡作用を利用したり(例えば、特許文献1参照)、洗浄液で洗浄した後に炭酸水ですすいだりして(例えば、特許文献2参照)、洗浄効果を高めている。そして、CIP後に熱水や蒸気や殺菌剤を含む水を飲料供給系配管内に流してSIPを行っている。
また、フィルタで濾過して除菌した洗浄剤を無菌水と混ぜたうえで飲料供給系配管内に供給してCIPを行うことにより、後のSIPを省略することも提案されている。
しかし、前者のCIPを洗浄剤で行った後に熱水等でSIPを行う方式は、飲料の充填作業を開始するまでに費やされる手間や時間が多大となる。一方、後者の洗浄剤を濾過して除菌してCIPを行う方法は、SIPを省略することが可能であるが、アルカリ性洗浄液に耐性のある除菌用フィルタが高価であり、また、無菌性を維持・管理するのが困難であるという問題がある。
本発明はこのような問題点を解消することができる飲料の充填方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するべく本発明者が鋭意研究したところ、除菌していないアルカリ性洗浄液を所定の条件でCIP処理に使用すると、SIP処理も同時に達成することができることを見出した。
本発明は、上記知見に基づきなされたもので、次のような構成を具備することを特徴とする。
なお、本発明を理解しやすくするため図面の符号を括弧付きで付すが、本発明はこれに限定されるものではない。
本発明に係る飲料の充填方法は、飲料を殺菌部から充填機内へと送る、前記飲料の流れから見て上流側から下流側へと順に、バランスタンク、前記殺菌部から前記充填機内に至っている飲料供給系配管に少なくとも水酸化ナトリウム又は水酸化カリウムを0.1〜10質量%含んだアルカリ性洗浄液を前記バランスタンクの出口に設けたヒータにより50〜150℃に加熱して、5〜120分循環させることにより、今回の飲料の供給に使用した前記飲料供給系配管の浄化と殺菌を同時に行い、次回供給する予定の飲料について容認される殺菌効果以上の殺菌効果で処理された水により上記飲料供給系配管内をリンスし、しかる後に上記次回の飲料の供給を開始することを特徴とする。また、本発明の他の実施の形態に係る飲料の充填方法は、飲料を殺菌部(18)から充填機(2)内へと送る飲料供給系配管(7)にアルカリ性洗浄液を流すことにより、今回の飲料の供給に使用した飲料供給系配管(7)の浄化と殺菌を同時に行い、次回供給する予定の飲料について容認される殺菌効果以上の殺菌効果で処理された水により上記飲料供給系配管(7)内をリンスし、しかる後に上記次回の飲料の供給を開始する飲料の充填方法を採用する。
また、本発明の他の実施の形態に係る飲料の充填方法において、飲料を殺菌部(18)から充填機(2)内へと送る飲料供給系配管(7)について殺菌した後、上記飲料を上記飲料供給系配管(7)から殺菌済の容器(4)に充填し、容器(4)を密封する飲料の充填方法において、上記飲料供給系配管(7)のうち上記殺菌部(18)を経由する上流側配管部(7a)に対し上流側帰還路(6a)を設けて上流側循環路を形成し、上記飲料供給系配管(7)のうち上記上流側配管部(7a)より下流側から上記充填機(2)内に至る下流側配管部(7b)に対し下流側帰還路(6b)を設けて下流側循環路を形成し、アルカリ性洗浄液を上記上流側循環路内及び上記下流側循環路内の各々で循環させることによって、上記飲料供給系配管(7)内の浄化及び殺菌を行い、次いで水リンスを行った後に上記飲料の充填を開始することを特徴とする。
また、本発明の飲料の充填方法において、リンスで使用する水の温度を、充填する飲料と同等の温度にすると好適である。
また、本発明の他の実施の形態に係る飲料の充填方法において、アルカリ性洗浄液は少なくとも水酸化ナトリウム又は水酸化カリウムを0.1〜10質量%含んだ洗浄液とすることができる。
また、本発明の飲料の充填方法において、アルカリ性洗浄液は少なくとも塩素濃度が100〜3,000ppmの次亜塩素酸ナトリウムを含んだ洗浄液とすると好適である。
また、本発明の他の実施形に係る飲料の充填方法において、アルカリ性洗浄液の循環を5〜120分行うものとすることができる。
また、本発明の飲料の充填方法において、アルカリ性洗浄液に漂白剤を添加して供給すると好適である。
本発明によれば、CIPを行うと同時にSIPをも達成することができるので、無菌飲料充填装置の浄化と殺菌を簡易かつ迅速に行うことができ、従って、飲料の充填作業に早期に着手することができ、飲料の切り替えの際の生産間時間を短縮し、生産効率を向上させることができる。
本発明に係る飲料の充填方法を実施するための無菌飲料充填装置のブロック図である。 無菌飲料充填装置における上流側配管部に対しCIPを行っている状態を示すブロック図である。 無菌飲料充填装置における下流側配管部に対しCIPを行っている状態を示すブロック図である。 飲料のボトル詰め製品を生産している状態を示すブロック図である。 本発明の他の実施例に係る無菌飲料充填装置のブロック図である。 無菌飲料充填装置における飲料供給系配管に対しCIPを行っている状態を示すブロック図である。 飲料のボトル詰め製品を生産している状態を示すブロック図である。
<実施の形態1>
以下に、本発明の実施の形態1について図面を参照して説明する。
最初に、無菌飲料充填装置の構造について説明し、その次に、この装置の浄化方法、殺菌方法について説明する。
図1に示すように、無菌飲料充填装置は、飲料の調合装置1と、飲料をボトル4に充填する充填機2とを具備する。調合装置1と充填機2内の充填ノズル2aとの間は、飲料供給系配管7で結ばれている。また、充填機2は無菌チャンバ3で囲まれている。
調合装置1は、例えば茶飲料、果実飲料、スポーツ飲料等の飲料を各々所望の配合割合で調合するためのものであって、公知の装置であるからその詳細な説明は省略する。
充填機2は、多数の充填ノズル2aを水平面内で高速回転するホイール(図示せず)の回りに配置してなるもので、ホイールの回転と共に充填ノズル2aを旋回運動させつつ、充填ノズル2aの下をホイールの周速度に同調して走行する各ボトル4に、充填ノズル2aから飲料を定量充填するための機械である。充填機は、回転式であっても直線式でもどちらでも良い。この充填機2も公知の装置であるからその詳細な説明は省略する。
また、飲料を充填する容器は、例えばポリエチレンテレフタレート(PET)またはポリエチチレン(PE)等からなるボトルである。
この飲料充填装置の飲料供給系配管7は、その調合装置1から充填機2に至る管路中に、飲料の流れから見て上流側から下流側へと順に、バランスタンク5、加熱殺菌部(UHT)18、マニホルドバルブ13、アセプティックサージタンク19、ヘッドタンク11を備える。
バランスタンク5、UHT18、マニホルドバルブ13、アセプティックサージタンク19、ヘッドタンク11は共に公知の装置であるから、その詳細な説明は省略する。
図2中太線で示すように、上記飲料供給系配管7のうち、バランスタンク5とUHT18を経てマニホルドバルブ13に至る上流側配管部7aに対し上流側帰還路6aが設けられることによって、浄化及び殺菌を行うための上流側循環路が形成される。
上流側帰還路6aからはバルブ24を介してドレン管6cが分岐している。
また、バランスタンク5には、浄化及び殺菌を行うために、水供給源23と、アルカリ性洗浄液供給源15とが各々供給管を介して連結される。上流側帰還路6aには、アルカリ性洗浄液供給源15から供給されて上流側循環路内を流れるアルカリ性洗浄液の温度、濃度、流量、圧力その他を各々計測し、検出するための各種計器8が取り付けられる。
なお、必要に応じて、酸性洗浄液の供給源15aもバランスタンク5に連結される。
アルカリ性洗浄液供給源15から送られるアルカリ性洗浄液は、アルカリ成分として、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、次亜塩素酸ナトリウム等の塩素化アルカリ等のうち所望のものを含む。
また、アルカリ性洗浄液は、クエン酸、コハク酸、グルコン酸などの有機酸、またはリン酸及びこれらのアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、アンモニウム塩、エチレンジアミン四酢酸などのアルカノールアミン塩等のヒドロキシカルボン酸化合物などの金属イオン封鎖剤、また、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル類などの非イオン系界面活性剤、クメンスルホン酸ナトリウムなどの可溶化剤、ポリアクリル酸などの酸系高分子またはこれらの金属塩、腐食抑制剤、防腐剤、酸化防止剤、分散剤、消泡剤などを含んでもかまわない。これらを溶解する水は純水、イオン交換水、蒸留水、水道水などが使用される。また、次亜塩素酸塩、過酸化水素、過酢酸、過炭酸ナトリウム、二酸化チオ尿素等の各種漂白剤を含んでもかまわない。
例えば、水酸化ナトリウム又は水酸化カリウムを0.1〜10質量%含んだ洗浄液を、バランスタンク5の出口に設けた図示しないヒータによって50〜150℃に加熱して、上流側循環路に供給し、5〜120分間循環させると、上流側配管部7a内を適正に浄化処理することができ、同時に上流側配管部7a内の殺菌をも行ってSIP処理も完了することができる。
アルカリ性洗浄液に添加される水酸化ナトリウム又は水酸化カリウムは、濃度が0.2質量%未満では飲料による配管内の付着物の浄化能力が劣り、5質量%よりも高いと浄化能力及び殺菌能力が所望のレベル以上に達し、却ってコストアップとなる。
また、アルカリ性洗浄液として塩素濃度が100〜3,000ppmの次亜塩素酸ナトリウムを含んだ洗浄液を用いた場合は、水酸化ナトリウムを用いた場合よりも殺菌性を高めることができる。塩素濃度が100ppm未満では次亜塩素酸ナトリウムを加えても殺菌効果が顕著でなく、3,000ppmを超えることは殺菌効果が必要以上になることからコスト上不利である。
また、アルカリ性洗浄液の循環温度は50℃未満では浄化性及び殺菌性が劣り、150℃より高めることは浄化性及び殺菌性は十分であるが装置上困難である。
また、アルカリ性洗浄液を循環させる時間は、5分未満では浄化性が劣り、120分を超えると浄化性と殺菌性は十分であるが、逆に生産性を阻害することとなる。
アルカリ性洗浄液を上流側循環路内で循環させ、浄化及び殺菌を行った後、望ましくは無菌水によって上流側循環路内のすすぎが行われる。本質的には、次に製造する飲料の殺菌条件以上で処理された水であれば良い。この無菌水は上記UHT18に水供給源23からの水を通しながら加熱することによって作ることができる。また、この無菌水で上流側配管部7a内が浄化されると同時に無菌水からの伝熱で上流側配管部7a内が次の飲料充填に適した温度に温められる。これにより、充填作業に速やかに着手することが可能になる。
図3中太線で示すように、上記飲料供給系配管7のうち、上記上流側配管部7aより下流側のマニホルドバルブ13から、アセプティックサージタンク19と、ヘッドタンク11とを経由して充填機2内に至る下流側配管部7bに対し下流側帰還路6bが設けられることによって、浄化及び殺菌を行うための下流側循環路が形成される。
下流側帰還路6bは、その始端側に充填機2の各充填ノズル2aの開口に対して各々接離可能なCIPカップ9を備える。CIPを行う際に各CIPカップ9が図示しないアクチュエータによって充填機2の充填ノズル2aの先端の開口に被せられることで下流側帰還路6bの始端が、充填ノズル2aの開口に接続される。各CIPカップ9は図示しないマニホルドに連結される。下流側帰還路6bの終端側はバランスタンク10を経て上記マニホルドバルブ13へと至る。
また、浄化及び殺菌を行うために、マニホルドバルブ13には、無菌水の貯留タンク20が供給管を介して接続され、バランスタンク10には、水供給源12と、アルカリ性洗浄液供給源14とが各々供給管を介して連結される。
下流側帰還路6bにおける蒸気CIPカップ9からバランスタンク10に至る管路からは、バルブ25を介してドレン管6dが分岐する。
なお、必要に応じて、酸性洗浄液の供給源16もバランスタンク10に連結される。アルカリ性洗浄液だけでは浄化が不十分な場合、アルカリ性洗浄液の循環の前に酸性洗浄液の循環を行ってもよい。
また、水供給源12、アルカリ性洗浄液供給源14及び酸性洗浄液の供給源16は、上記上流側のバランスタンク5に接続される水供給源23、アルカリ性洗浄液供給源15及び酸性洗浄液の供給源15aと一体化してもよい。
上流側帰還路6bには、上流側循環路にアルカリ性洗浄液供給源14から供給されるアルカリ性洗浄液の温度、濃度、流量、圧力計その他を各々計測し、検出するための各種計器17が取り付けられる。
このアルカリ性洗浄液供給源14から送られるアルカリ性洗浄液は、上記上流側配管部7aにおけるアルカリ性洗浄液供給源15から送られるアルカリ性洗浄液と同様な成分の洗浄液とすることができる。また、循環時の温度や循環時間も上記と同様にすることで、下流側配管部7b内の浄化及び殺菌を行うことができる。
また、図示しないがアルカリ性洗浄液に二酸化炭素、窒素、空気などの気体をバブリングして浄化能力を高めてもかまわない。
アルカリ性洗浄液を下流側循環路内で循環させ、浄化及び殺菌を行った後、望ましくは無菌水によって下流側循環路内のすすぎが行われる。この無菌水は上記無菌水の貯留タンク20に溜められている。望ましくは貯留タンク20内の無菌水はバランスタンク10の出口に設けた図示しないヒータにより加熱されたうえで供給される。この無菌水で下流側配管部7b内が浄化されると同時に無菌水からの伝熱で下流側配管部7b内が次の飲料充填に適した温度に温められる。これにより、充填作業に速やかに着手することが可能になる。
なお、上記浄化設備には上記マニホルドバルブ13、図示しないアクチュエータのほか、各種切換え弁、ポンプ等が設けられるが、これらは図示しないシーケンス制御装置等の所定の制御装置(図示せず)によって制御される。
次に、上記飲料充填装置の浄化方法について、図2乃至図4に基づいて説明する。
(1)図示しないシーケンス制御装置のパネル上の操作ボタンが操作されると、飲料供給系配管7の上流側配管部7aと下流側配管部7bの浄化が各々所定の手順で実行される(図3及び図4参照)。
上流側配管部7aと下流側配管部7bの浄化は順を追って又は並行して行うことが可能である。
(2)各水供給源23,12から水が上流側循環路内及び下流側循環路内に送られ、この水の循環によって、上流側配管部7a内と、充填機2内の充填ノズル2aを含む下流側配管部7b内とが各々浄化される。
(3)次に、各アルカリ性洗浄液の供給源15,14からアルカリ性洗浄液が上流側循環路及び下流側循環路の各々に送られ、このアルカリ性洗浄液の循環によって上流側配管部7a内と充填機2内の充填ノズル2aを含む下流側配管部7b内が浄化される。
上流側配管部7a内と下流側配管部7b内の洗浄に使用され、各循環路内を巡ったアルカリ性洗浄液は、所定の洗浄時間が経過した後にバルブ24,25が各々切り替えられことにより、各ドレン管6c,6dから外部に排出される。
アルカリ性洗浄液として、水酸化ナトリウム又は水酸化カリウムを0.1〜10質量%含んだものが使用される場合は、バランスタンク5,10の出口に設けた図示しないヒータによって50〜150℃に加熱されたうえで、上流側循環路と下流側循環路に各々供給される。この循環が5〜120分間行われると、上流側配管部7a内と下流側循環路7b内が各々適正に浄化処理される。また、同時に上流側配管部7a内と下流側配管部7b内が各々殺菌処理され、従来のSIP処理を別途行うことなく同時にSIP処理が行われることになる。
また、アルカリ性洗浄液として塩素濃度が100〜3,000ppmの次亜塩素酸ナトリウムを含んだ洗浄液を用いることも可能である。
この洗浄液を用いる場合は、50〜150℃に加熱したうえで、上流側循環路と下流側循環路に供給し、5〜120分間循環させることで上流側配管部7a内と下流側配管部7b内を適正に浄化処理することができると同時に殺菌することができ、従って、従来のSIP処理を省略することができる。
なお、必要に応じて、アルカリ性洗浄液による浄化の前に、酸性洗浄液供給源15a,16から、酸性洗浄液が上流側循環路と下流側循環路に供給され、酸性洗浄液による洗浄が行われる。
(4)上記浄化処理が完了した後、水あるいは無菌水によって上流側循環路内と下流側循環路内のすすぎが行われる。
このすすぎに用いられる水は、次回供給する予定の飲料について容認される殺菌効果以上の殺菌効果で処理されたものであるのが望ましい。
上流側循環路内のすすぎに使用する無菌水は、UHT18に水供給源23からの水を通しながら加熱することによって作られる。すなわち、無菌水を作りながら循環させることが可能である。
下流側循環路内のすすぎに使用する無菌水は、無菌水の貯留タンク20に予め溜められたものが用いられる。
なお、上流側循環路のUHT18のすすぎが完了している場合は、UHT18から下流側循環路内に送液し、アセプティックサージタンク19以降のラインをすすいでも良い。貯留タンク20内の無菌水は、加熱殺菌、又はろ過滅菌等により無菌化されたものである。この無菌水で下流側配管部7b内がすすがれると同時に無菌水からの伝熱で下流側配管部7b内が次の飲料充填に適した温度に冷やされる。洗浄剤のすすぎ工程が完了した後、各アセプティックサージタンク19,11に加圧用無菌エアを導入し、各アセプティックサージタンク19,11や配管内の残水を排水する。これにより、製品液である飲料がUHT18から送液された際、飲料が希釈されず、充填作業に速やかに着手することが可能になる。
(5)上記浄化が完了した後、上流側帰還路6aと上流側配管部6bとの間が図示しない弁の閉止により遮断され、図示しないアクチュエータによって各充填ノズル2aの開口からカップ9が外される。
(6)充填作業が開始され、図4中、太線で示したごとく調合装置1で調合された飲料が浄化された飲料供給系配管7を通って充填機2内に至り、充填機2の充填ノズル2aから容器であるボトル4に充填される。
本発明は以上説明したように構成されるが、上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において種々変更可能である。両バランスタンク10,5を連結又は一体化させ、UHT18、ACT19,11、充填機2を全て一体の管路としたうえで、浄化と殺菌を同時に行うことも可能である。また、容器はボトルに限らず、紙容器であってもよい。加熱殺菌部(UHT)に代えて、紫外線殺菌部、高圧殺菌部、濾過殺菌部等他の除菌方法を利用したものを採用することも可能である。
殺菌した飲料を無菌雰囲気で殺菌した500mL容量のPETボトルに充填して、殺菌したキャップで密封する600bpm(bottle per minute)の飲料充填装置において、
乳入り加糖紅茶飲料を20時間充填した後、図2中、太線で示すバランスタンク5で4質量%の水酸化ナトリウムのアルカリ性洗浄液を調合し、太線経路内を温度85℃として30分間循環させた。
また、図3中、太線で示すバランスタンク10で水酸化ナトリウム4質量%のアルカリ性洗浄液を調合し、太線経路内を温度85℃として30分間循環させた。
その後、常温の無菌水を無菌水タンク20からバランスタンク5に移送し、図4の太線経路に従って送液することですすぎ、すすぎ終わった後に緑茶飲料をPETボトル4に15時間連続充填した。いずれのPETボトル充填品にも腐敗はなかった。
殺菌した飲料を無菌雰囲気で殺菌した500ml容量のPETボトルに充填して、殺菌したキャップで密封する600bpmの飲料充填装置において、緑茶飲料を20時間充填した後、図2の太線のバランスタンク5で2質量%の水酸化ナトリウムのアルカリ性洗浄液を調合し、太線経路内を温度85℃として20分間循環させた。
また、図3のバランスタンク10で水酸化ナトリウム2質量%のアルカリ性洗浄液を調合し、太線経路内を温度85℃として20分間循環させた。その後、常温の無菌水を無菌水タンク20からバランスタンク5に移送し、図4の太線経路に従って送液することですすぎ、その後、麦茶飲料を各PETボトルに15時間連続充填した。いずれのPETボトル充填品にも腐敗はなかった。
殺菌した飲料を無菌雰囲気で殺菌した500ml容量のPETボトルに充填して、殺菌したキャップで密封する600bpmの飲料充填装置において、麦茶飲料を20時間充填した後、図2中、太線で示すバランスタンク5で0.5質量%の水酸化カリウムと塩素濃度600ppmの次亜塩素酸ナトリウムを含むアルカリ性洗浄液を調合し、太線経路内を温度75℃として20分間循環させた。また、図3のバランスタンク10で水酸化カリウム0.5質量%と塩素濃度600ppmの次亜塩素酸ナトリウムを含むアルカリ性洗浄液を調合し、太線経路内を温度75℃として20分間循環させた。その後、常温の無菌水を無菌水タンク20からバランスタンク5に移送し、図4の太線経路に従って送液することですすぎ、その後、乳入り紅茶飲料を各ペットボトルに15時間連続充填した。いずれのPETボトル充填品にも腐敗はなかった。
<実施の形態2>
図5に示すように、この飲料充填装置の飲料供給系配管7は、その調合装置1から充填機2に至る管路中に、飲料の流れから見て上流側から下流側へと順に、バランスタンク5、殺菌部(UHT)18、ヘッドタンク11を有し、ヘッドタンク11から充填機2内に至っている。
図6中太線で示すように、バランスタンク5には、浄化及び殺菌を行うために、水供給源23と、アルカリ性洗浄液供給源15とが各々供給管を介して連結される。必要に応じて、酸性洗浄液の供給源15aもバランスタンク5に連結される。
アルカリ性洗浄液供給源15から送られるアルカリ性洗浄液は、実施の形態1におけるものと同様な組成のものを使用しうる。
図6中太線で示すように、上記飲料供給系配管7に略並行して帰還路7cが設けられる。帰還路7cは、その始端側に充填機2の各充填ノズル2aの開口に対して各々接離可能なカップ9を備える。CIPを行う際に各カップ9が図示しないアクチュエータによって充填機2の充填ノズル2aの先端の開口に被せられることで帰還路7cの始端が、充填ノズル2aの開口に接続される。帰還路7cは、各カップ9から図示しないマニホルドへと伸び、バランスタンク10を経てバランスタンク5へと至る。
この帰還路7cが上記飲料供給系配管7に接続されることによって、上記飲料供給系配管7内の浄化及び殺菌を行うための循環路が形成される。
帰還路7cには、バルブ26を介してドレン管7dが接続される。ドレン管7dには、アルカリ性洗浄液供給源15から供給された後に、バランスタンク5、殺菌部18等を通って循環路を巡るアルカリ性洗浄液の温度、濃度、流量、圧力その他を各々計測し、検出するための各種計器17が取り付けられる。
アルカリ性洗浄液を循環路内で所定時間循環させて飲料供給系配管7内の浄化及び殺菌を行った後、水によって循環路内のリンスが行われる。このリンスに用いる水はUHT等の殺菌部18に水供給源23からの水を通しながら加熱することによって作ることができる。また、この水は、次回飲料供給系配管7内に供給する予定の飲料について容認される殺菌効果以上の殺菌効果で処理されたものであるのが望ましい。
この水で飲料供給系配管7内がリンスされ、浄化されると同時に水への伝熱で飲料供給系配管7内が次の飲料の充填に適した温度まで冷却される。これにより、充填作業に速やかに着手することが可能になる。
次に、上記飲料充填装置の浄化方法について、図6及び図7に基づいて説明する。
(1)図示しないシーケンス制御装置のパネル上の操作ボタンが操作されると、飲料供給系配管7の浄化が所定の手順で実行される。
(2)各水供給源23から水が飲料供給系配管7内に送られ、飲料供給系配管7内が浄化される。飲料供給系配管7内に供給された水は、循環路内を所定時間だけ循環した後、ドレン管6dから外部に廃液として排出される。
(3)次に、各アルカリ性洗浄液の供給源15からアルカリ性洗浄液が飲料供給系配管7に送られ、循環路内を所定時間循環する。このアルカリ性洗浄液の供給によってバランスタンク5から充填機2内の充填ノズル2aに至る飲料供給系配管7内が浄化され、同時に殺菌される。
飲料供給系配管7内に送られたアルカリ性洗浄液は、循環路内を所定時間循環した後、ドレン管7dから廃液として外部に排出される。
アルカリ性洗浄液として、水酸化ナトリウムを0.1〜10質量%含んだものが使用される場合は、バランスタンク5の出口に設けた図示しないヒータによって50〜150℃に加熱されたうえで、循環路内に供給される。この供給が5〜120分間行われると、飲料供給系配管7内が適正に浄化処理され、同時に殺菌処理され、従って、従来のSIP処理を別途行うことなく同時にSIP処理が行われることになる。
また、アルカリ性洗浄液として塩素濃度が100〜3,000ppmの次亜塩素酸ナトリウムを含んだ洗浄液を用いることも可能である。
この洗浄液を用いる場合は、50〜150℃に加熱したうえで、飲料供給系配管7に供給し、5〜120分間供給することで飲料供給系配管7内を適正に浄化処理することができると同時に殺菌することができ、従って、従来のSIP処理を省略することができる。
なお、必要に応じて、アルカリ性洗浄液による浄化の前に、酸性洗浄液供給源15aから、酸性洗浄液が循環路内に供給され、酸性洗浄液による飲料供給系配管7内の洗浄が行われる。
(4)上記浄化処理が完了した後、水によって飲料供給系配管7内を含む循環路内のリンスが行われる。
飲料供給系配管7内のすすぎに使用する水は、例えばUHTである殺菌部18に水供給源23からの水を通しながら加熱することによって作られる。このリンス水は、次回飲料供給系配管7内に供給する予定の飲料について容認される殺菌効果以上の殺菌効果で処理されたものであるのが望ましい。
このリンス水で飲料供給系配管7内に残留した洗浄剤が洗い流されると、バルブ26が開けられ、ドレン管7dからリンス水の廃液が外部に排出される。
(5)上記浄化が完了した後、バルブ26が閉められ、図示しないアクチュエータによって各充填ノズル2aの開口からカップ9が外される。
(6)次回の飲料の充填作業が開始され、図7中、太線で示したごとく調合装置1で新たに調合された飲料が浄化された飲料供給系配管7を通って充填機2内に至り、充填機2の充填ノズル2aから容器であるボトル4に充填される。
なお、本発明は無菌充填ラインでの飲料充填方法及び装置に限るものではなく、ホットパックラインやチルド飲料ラインなど飲料包装体の製造前に製品液ラインを殺菌する必要がある全ての製造設備に適用可能である。
2…充填機
6a…上流側帰還路
6b…下流側帰還路
7…飲料供給系配管
7a…上流側配管部
7b…下流側配管部
18…殺菌部

Claims (4)

  1. 飲料を殺菌部から充填機内へと送る、前記飲料の流れから見て上流側から下流側へと順に、バランスタンク、前記殺菌部から前記充填機内に至っている飲料供給系配管に少なくとも水酸化ナトリウム又は水酸化カリウムを0.1〜10質量%含んだアルカリ性洗浄液を前記バランスタンクの出口に設けたヒータにより50〜150℃に加熱して、5〜120分循環させることにより、今回の飲料の供給に使用した前記飲料供給系配管の浄化と殺菌を同時に行い、次回供給する予定の飲料について容認される殺菌効果以上の殺菌効果で処理された水により上記飲料供給系配管内をリンスし、しかる後に上記次回の飲料の供給を開始することを特徴とする飲料の充填方法。
  2. 請求項1に記載の飲料の充填方法において、リンスで使用する水の温度を、充填する飲料と同等の温度にすることを特徴とする飲料の充填方法。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の飲料の充填方法において、アルカリ性洗浄液は少なくとも塩素濃度が100〜3,000ppmの次亜塩素酸ナトリウムを含んだ洗浄液とすることを特徴とする飲料の充填方法。
  4. 請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載の飲料の充填方法において、アルカリ性洗浄液に漂白剤を添加して供給することを特徴とする飲料の充填方法。
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