JP6460083B2 - 収納ボックス - Google Patents
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Description
本発明は、車両に搭載される収納ボックスに関する。
図14に示すように、特許文献1に記載の収納ボックスは、ケース100と、該ケース100内に配置された引出部110と、ケース100に対する引出部110の引き出しを案内するスライド機構120とを備えている。ケース100は、四角板状の下壁101と、該下壁101の周縁から立設された側壁102と、該側壁102の上端を連結している上壁103とからなる。下壁101においてその周縁のうち一辺には側壁102が立設されておらず、ケース100は側方に開口した四角箱状に形成されている。引出部110は、四角板状の底壁111と、該底壁111の周縁から立設された周壁112とを有し、上方に開口した四角箱状に形成されている。スライド機構120は、一対のレールからなる固定レール121と、該固定レール121の一対のレールの間に配置された移動レール125とを有している。固定レール121は、一対のレールのそれぞれの一端がケース100の側壁102に連結されている。また、移動レール125の一端は、引出部110の周壁112に連結されている。
図15に示すように、固定レール121において、上方に位置するレールを上側レール122といい、下方に位置するレールを下側レール123という。上側レール122及び下側レール123は、それぞれが引出部110の移動方向(図15の左右方向)に延びており、互いに所定距離離間して配置されている。上側レール122において、下側レール123側の対向面124には、上記移動方向における一端(図15の右端)から下側レール123側(図15の下方)に突出した第1凸部122Aと、上記移動方向における他端(図15の左端)から下側レール123側に突出した第2凸部122Bとが設けられている。また、上側レール122の対向面124には、その中央よりも上記一端側の部分から下側レール123側に突出した第3凸部122Cも設けられている。
移動レール125は、下側レール123に載置された状態で配置されている。移動レール125において、上側レール122側の移動面126には、上記移動方向における一端(図15の右端)から上側レール122側(図15の上方)に突出した第4凸部125Aと、上記移動方向における他端(図15の左端)から上側レール122側に突出した第5凸部125Bとが設けられている。また、移動レール125の移動面126には、その中央よりも上記他端側の部分から上側レール122側に突出した第6凸部125Cも設けられている。
図15に示すように、引出部110がケース100内に配置された状態では、移動レール125の全体が一対の固定レール121の間に配置される。この場合、上側レール122の第1凸部122Aと移動レール125の第4凸部125Aとが接触し、上側レール122の第2凸部122Bと移動レール125の第5凸部125Bとが接触する。そのため、移動レール125は、上側レール122と下側レール123とによって挟まれた状態になる。
一方で、引出部110がケース100から引き出される際には、移動レール125が下側レール123に対して摺動する。これにより、引出部110の引き出しが案内される。
図16に示すように、引出部110がケース100から引き出されると、移動レール125と固定レール121との相対位置が変化し、移動レール125の上記一端側の部分も上側レール122及び下側レール123の間から引き出される。このように引出部110が引き出された状態では、上側レール122の第1凸部122Aは移動レール125の第6凸部125Cと接触し、上側レール122の第3凸部122Cは移動レール125の第5凸部125Bと接触する。そのため、移動レール125は、上側レール122と下側レール123とによって挟まれた状態になる。
図16に示すように、引出部110がケース100から引き出されると、移動レール125と固定レール121との相対位置が変化し、移動レール125の上記一端側の部分も上側レール122及び下側レール123の間から引き出される。このように引出部110が引き出された状態では、上側レール122の第1凸部122Aは移動レール125の第6凸部125Cと接触し、上側レール122の第3凸部122Cは移動レール125の第5凸部125Bと接触する。そのため、移動レール125は、上側レール122と下側レール123とによって挟まれた状態になる。
特許文献1に記載の収納ボックスでは、引出部110がケース100内に配置された状態及びケース100から引き出された状態の双方の状態において、引出部110に連結された移動レール125が固定レール121によって挟まれた状態となる。これにより、引出部110のがたつきが抑えられている。
特許文献1に記載の収納ボックスでは、引出部を移動させる際に、移動レールの第6凸部が上側レールの第3凸部と下側レールとの間を通過する。この場合、第6凸部と第3凸部とが干渉して引出部の円滑な移動が妨げられることもある。
上記課題を解決するための収納ボックスは、ケースと、前記ケースに対して相対移動する移動体と、前記移動体の相対移動を案内するスライド機構とを備えている。前記スライド機構は、前記ケースに配設された固定レールと、前記移動体に配設された移動レールとを有している。前記移動レールには、前記固定レールに向けて突出し、前記移動体の移動方向において離間した第1凸部及び第2凸部が設けられている。前記第1凸部及び前記第2凸部は、前記移動方向から視たときに互いに離間している。前記固定レールには、前記移動レールに向けて突出し、前記移動体が第1位置にあるときに、前記第1凸部と接触する第3凸部、及び前記第2凸部と接触する第5凸部と、前記移動体が第2位置にあるときに、前記第1凸部と接触する第4凸部、及び前記第2凸部と接触する第6凸部とが設けられている。
上記構成では、移動レールに設けられた第1凸部と第2凸部とが上記移動方向から視たときに離間している。そして、固定レールには、移動体が第1位置にあるときに、第1凸部と接触する第3凸部、及び第2凸部と接触する第5凸部が設けられ、移動体が第2位置にあるときに、第1凸部と接触する第4凸部、及び第2凸部と接触する第6凸部が設けられている。このように、上記移動方向から視たときに離間している第1凸部及び第2凸部と接触するように、第3凸部、第4凸部、第5凸部、及び第6凸部が配置されるため、移動体が第1位置から第2位置に移動して、第1凸部が第3凸部に接触した状態から第4凸部に接触した状態に到る際に、第1凸部を第5凸部及び第6凸部と干渉しにくくできる。また、移動体が第1位置から第2位置に移動して、第2凸部が第5凸部に接触した状態から第6凸部に接触した状態に到る際に、第2凸部を第3凸部及び第4凸部と干渉しにくくできる。なお、移動体が第2位置から第1位置に移動する際も同様である。したがって、上記構成によれば、第1位置及び第2位置に配置された際に移動体ががたつくことを抑制することができるとともに、移動体を円滑に移動させることができる。
また、上記収納ボックスでは、前記第3凸部及び前記第4凸部の各々における突出方向の先端面であって前記第1凸部と接触する接触面の面積は、前記第1凸部における突出方向の先端面であって前記第3凸部及び前記第4凸部と接触する第1先端面の面積に比して大きく、前記第5凸部及び前記第6凸部の各々における突出方向の先端面であって前記第2凸部と接触する接触面の面積は、前記第2凸部における突出方向の先端面であって前記第5凸部及び前記第6凸部と接触する第2先端面の面積に比して大きいことが望ましい。
上記構成では、固定レールに設けられている第3凸部及び第4凸部の各々の接触面が移動レールに設けられている第1凸部の第1先端面よりも大きく、固定レールに設けられている第5凸部及び第6凸部の各々の接触面が移動レールに設けられている第2凸部の第2先端面よりも大きい。固定レールに対して移動レールが相対移動して移動体が第1位置又は第2位置に配置される場合、その配置が所定の位置からずれることもある。上記構成では、そうした移動体の配置ずれが生じたとしても、各凸部の接触面積がより小さくなることを抑えることができる。したがって、移動体の第1位置及び第2位置における配置安定性の向上に貢献できる。なお、移動体とともに移動する移動レールに設けられた第1凸部及び第2凸部ではなく、ケースに固定された固定レールに設けられた第3凸部〜第6凸部において、それらの接触面を大きくしている。したがって、上記構成によれば、移動体の質量増加を抑えつつ、移動体の配置安定性の向上に貢献できる。
また、上記収納ボックスでは、前記移動体が前記第1位置にあるとき及び前記第2位置にあるときの双方において、前記移動レールは、前記移動方向における全体が前記固定レールと対向しており、前記第1凸部は前記移動レールの前記移動方向における一端部に配置され、前記第2凸部は前記移動レールの前記移動方向における他端部に配置されていることが望ましい。
上記構成では、移動体が第1位置及び第2位置にあるときに、移動レールの両端部が固定レールによって支持される。そのため、上記構成によれば、移動レールの中央部分を支持する構成に比して移動体の傾きが抑制され、第1位置及び第2位置にあるときの移動体の配置安定性が向上する。
また、上記課題を解決するための収納ボックスは、ケースと、前記ケースに対して相対移動する移動体と、前記移動体の相対移動を案内するスライド機構とを備えている。前記スライド機構は、前記ケースに配設された固定レールと、前記移動体に配設された移動レールとを有している。前記固定レールには、前記移動レールに向けて突出し、前記移動体の移動方向において離間した第1凸部及び第2凸部が設けられている。前記第1凸部及び前記第2凸部は、前記移動方向から視たときに離間している。前記移動レールには、前記固定レールに向けて突出し、前記移動体が第1位置にあるときに、前記第1凸部と接触する第3凸部、及び前記第2凸部と接触する第5凸部と、前記移動体が第2位置にあるときに、前記第1凸部と接触する第4凸部、及び前記第2凸部と接触する第6凸部とが設けられている。
上記構成では、固定レールに設けられた第1凸部と第2凸部とが上記移動方向から視たときに離間している。そして、移動レールには、移動体が第1位置にあるときに、第1凸部と接触する第3凸部、及び第2凸部と接触する第5凸部が設けられ、移動体が第2位置にあるときに、第1凸部と接触する第4凸部、及び第2凸部と接触する第6凸部が設けられている。このように、上記移動方向から視たときに離間している第1凸部及び第2凸部と接触するように、第3凸部、第4凸部、第5凸部、及び第6凸部が配置されるため、移動体が第1位置から第2位置に移動して、第1凸部が第3凸部に接触した状態から第4凸部に接触した状態に到る際に、第1凸部を第5凸部及び第6凸部と干渉しにくくできる。また、移動体が第1位置から第2位置に移動して、第2凸部が第5凸部に接触した状態から第6凸部に接触した状態に到る際に、第2凸部を第3凸部及び第4凸部と干渉しにくくできる。なお、移動体が第2位置から第1位置に移動する際も同様である。したがって、上記構成によれば、第1位置及び第2位置に配置された際に移動体ががたつくことを抑制することができるとともに、移動体を円滑に移動させることができる。
また、上記各収納ボックスでは、前記第1凸部及び前記第2凸部は突出方向における先端側ほど断面積が小さくなる錘台形状に形成されていることが望ましい。
移動体が相対移動している状態から第1位置又は第2位置へ配置された状態に到る際、第1凸部の側面と第3凸部及び第4凸部の側面とが接触することがある。上記構成では、第1凸部及び第2凸部が錘台形状に形成されているため、仮に、第1凸部と第3凸部及び第4凸部との側面同士が接触したとしても、第1凸部の第1先端面と第3凸部及び第4凸部の接触面との接触へより円滑に移行する。なお、第2凸部と第5凸部及び第6凸部との関係においても同様である。したがって、移動体の相対移動が不安定であったとしても、移動体の第1位置又は第2位置への配置がより確実となる。
移動体が相対移動している状態から第1位置又は第2位置へ配置された状態に到る際、第1凸部の側面と第3凸部及び第4凸部の側面とが接触することがある。上記構成では、第1凸部及び第2凸部が錘台形状に形成されているため、仮に、第1凸部と第3凸部及び第4凸部との側面同士が接触したとしても、第1凸部の第1先端面と第3凸部及び第4凸部の接触面との接触へより円滑に移行する。なお、第2凸部と第5凸部及び第6凸部との関係においても同様である。したがって、移動体の相対移動が不安定であったとしても、移動体の第1位置又は第2位置への配置がより確実となる。
また、上記各収納ボックスでは、前記第3凸部、前記第4凸部、前記第5凸部、及び前記第6凸部は突出方向における先端側ほど断面積が小さくなる錘台形状に形成されていることが望ましい。
移動体が相対移動している状態から第1位置又は第2位置へ配置された状態に到る際、第1凸部の側面と第3凸部及び第4凸部の側面とが接触することがある。上記構成では、第3凸部、第4凸部、第5凸部、及び第6凸部が錘台形状に形成されているため、仮に、第1凸部と第3凸部及び第4凸部との側面同士が接触したとしても、第1凸部の第1先端面と第3凸部及び第4凸部の接触面との接触へより円滑に移行する。なお、第2凸部と第5凸部及び第6凸部との関係においても同様である。したがって、移動体の相対移動が不安定であったとしても、移動体の第1位置又は第2位置への配置がより確実となる。
収納ボックスの一実施形態について、図1〜図9を参照して説明する。
図1に示すように、車両の運転席と助手席との間に配置されたセンターコンソール10には、カップホルダ20や収納ボックス30などが設けられている。収納ボックス30は、センターコンソール10に設けられているケース40を有している。ケース40内には、該ケース40に対して相対移動する移動体として蓋体50が設けられている。
図1に示すように、車両の運転席と助手席との間に配置されたセンターコンソール10には、カップホルダ20や収納ボックス30などが設けられている。収納ボックス30は、センターコンソール10に設けられているケース40を有している。ケース40内には、該ケース40に対して相対移動する移動体として蓋体50が設けられている。
図1及び図2に示すように、ケース40は、直方体形状に形成されていて、四角板状の下壁41と、該下壁41の周縁から立設された側壁42と、該側壁42の上端を連結する上壁43とからなる。側壁42は、下壁41の周縁全周に亘って立設されている。上壁43には、開口43Aが形成されている。開口43Aの大きさは上壁43の略半分である。開口43Aは、車両後方側(図2の右側)に配置されている。このため、ケース40は、車両後方側の半分が上方に開口した形状に形成されている。蓋体50は、ケース40内において上壁43に近接した位置に配置されている。蓋体50の大きさは、ケース40の開口43Aを閉塞可能な大きさに設定されている。
図3に示すように、蓋体50は、四角板状の底壁51と、該底壁51の周縁から立設された周壁52とを有している。周壁52は、下壁41の周縁全周に亘って立設されている。これにより、蓋体50は、上方に開口した箱状をなしている。蓋体50には、操作壁53も設けられている。操作壁53は図3に矢印で示す底壁51の短手方向において一端側に配置されており、周壁52の上端から外方に延びている。操作壁53の中央部分には操作孔53Aが形成されている。蓋体50はケース40に対して、図2及び図3に矢印で示す方向、すなわち底壁51の短手方向に相対移動可能である。図1及び図2に示すように、蓋体50の操作壁53をケース40の側壁42に当接した位置に配設することで、ケース40の開口43Aが閉塞される。この状態を蓋体50の閉位置という。
また、図4に示すように、蓋体50をケース40に対して相対移動させて、該蓋体50の略全体を上壁43の下方に配置することにより、ケース40の開口43Aが開放される。この状態を蓋体50の開位置という。このように、蓋体50は閉位置と開位置との間でケース40に対して相対移動可能であり、閉位置が第1位置に相当し、開位置が第2位置に相当する。
図2及び図5に示すように、ケース40内には、蓋体50を開位置で保持する保持機構90が設けられている。保持機構90は、ケース40の側壁42と蓋体50の周壁52との間に配置されたばね91と、ケース40の側壁42に固定されたラッチ92と、蓋体50の周壁52に固定された爪93とからなる。
図5に示すように、蓋体50が開位置にあるときには、ばね91は圧縮された状態になるとともに、ラッチ92が爪93を把持して蓋体50の移動を規制する。ラッチ92は、押圧によって爪93に対する把持、解放を交互に繰り返すように構成されている。そのため、この状態から、蓋体50を開位置側(図5の左側)に押圧操作することにより、ラッチ92の爪93に対する把持が解除され、図2に示すように、ばね91の付勢力によって蓋体50が閉位置まで移動する。また、蓋体50が閉位置にあるときには、ばね91の付勢力に抗して蓋体50を開位置側に操作して、ラッチ92に爪93を当接させる。この状態でさらに開位置側に蓋体50を押圧操作することにより、ラッチ92が爪93を把持して蓋体50の移動が規制される。これにより、図5に示すように、ばね91が圧縮された状態のまま蓋体50が開位置に保持される。
図6に示すように、収納ボックス30には、ケース40に対する蓋体50の相対移動を案内するスライド機構60も設けられている。スライド機構60は、蓋体50を挟むように該蓋体50の長手方向(図6の左右方向)に対になって設けられている。この一対のスライド機構60の構成は互いに対称である。そのため、以下では、一方(図6の左方)のスライド機構60Aの構成について説明し、他方(図6の右方)のスライド機構60Bの構成については同様の符号を付してその説明を省略する。
スライド機構60は、ケース40に配設された固定レール70を有している。固定レール70は、一対のレールからなる。一対のレールは、互いに上下方向に離間して対向している。一対のレールのうち、上側に配置されたレールを上側レール71といい、下側に配置されたレールを下側レール76という。固定レール70では、各レール71,76の一端がケース40の側壁42の内周面に連結されている。固定レール70は、ケース40の側壁42の一端から他端まで蓋体50の移動方向(図6の奥行き方向)に連続して板状に延びている。
スライド機構60は、蓋体50に配設された移動レール80も有している。移動レール80は、一本のレールであり、固定レール70の上側レール71及び下側レール76の間に配置されている。移動レール80は、その一端が蓋体50の周壁52の外周面に連結されている。移動レール80は、蓋体50の周壁52の一端から他端まで上記移動方向に連続して板状に延びている。移動レール80における板厚や板幅は、固定レール70の各レール71,76における板厚や板幅と同じである。一方で、移動レール80の長さは、固定レール70の長さの略半分に設定されている。また、固定レール70を構成している素材及び移動レール80を構成している素材は同じである。そのため、移動レール80は、その質量が固定レール70の質量の1/4ほどである。移動レール80は、その下面80Bが下側レール76の上面76Aに当接している。固定レール70の各レール71,76間の距離は、移動レール80の板厚よりも長い。そのため、移動レール80は、その上面80Aが上側レール71の下面71Aから離間している。固定レール70はケース40に固定されていて、移動レール80は蓋体50とともにケース40及び固定レール70に対して相対移動する。蓋体50がケース40に対して相対移動する際には、移動レール80が下側レール76に対して摺動し、蓋体50の相対移動が案内される。
図3及び図6に示すように、移動レール80には、その上面80Aから上方、すなわち上側レール71に向けて突出した第1凸部82及び第2凸部83が設けられている。第1凸部82及び第2凸部83は、蓋体50の移動方向において離間して配置されている。なお、第1凸部82は上記移動方向における一端部に設けられており、第2凸部83は上記移動方向における他端部に設けられている。第1凸部82の形状と第2凸部83の形状とは同じ形状であり、双方とも四角錐台形状に形成されている。すなわち、第1凸部82及び第2凸部83は、側面視において台形状をなし、突出方向における先端側ほど断面積が小さくなっている。また、図6に示すように、蓋体50の移動方向から視た場合、第1凸部82と第2凸部83とは離間しており重ならない。
図7には、蓋体50が図7に実線で示す閉位置と図7に二点鎖線で示す開位置との間で移動したときの第1凸部82の固定レール70に対する相対移動軌跡である第1軌跡R1と、蓋体50が移動したときの第2凸部83の固定レール70に対する相対移動軌跡である第2軌跡R2とを示している。第1凸部82及び第2凸部83は、上記移動方向から視たときに離間していることから、これら第1軌跡及び第2軌跡も、上記移動方向から視たときに離間している。なお、第1軌跡及び第2軌跡は、蓋体50の移動方向と直交する直交方向(図7の左右方向)において離間している。
図8に示すように、上側レール71の下面71Aにおいて、第1軌跡R1を移動レール80の上面80Aに対して垂直な方向に投影したときの投影領域、すなわち、平面視において上側レール71における第1軌跡R1と重なる領域を第1投影領域R3とする。上側レール71には、第1投影領域R3上に第3凸部72及び第4凸部73が配置されている。第3凸部72及び第4凸部73は、蓋体50の移動方向(図8の上下方向)において離間している。また、上側レール71の下面71Aにおいて、第2軌跡R2を移動レール80の上面80Aに対して垂直な方向に投影した投影領域、すなわち、平面視において上側レール71における第2軌跡R2と重なる領域を第2投影領域R4とする。上側レール71には、第2投影領域R4上に、第5凸部74及び第6凸部75が配置されている。第5凸部74及び第6凸部75は、上記移動方向において離間している。
図9に示すように、第3凸部72及び第4凸部73は、上側レール71の下面71Aから下方、すなわち移動レール80に向けて突出している。第3凸部72の形状と第4凸部73の形状とは同じ形状であり、双方とも四角錐台形状に形成されている。すなわち、第3凸部72及び第4凸部73は、側面視において台形状をなし、突出方向における先端側ほど断面積が小さくなっている。第3凸部72の突出方向の先端面72Aの面積及び第4凸部73の突出方向の先端面73Aの面積は、移動レール80に設けられている第1凸部82の突出方向の先端面である第1先端面82Aの面積に比して大きい。また、第3凸部72における上側レール71に連結されている基端面の面積と、第4凸部73における上側レール71に連結されている基端面の面積の面積とは、第1凸部82における移動レール80に連結されている基端面の面積と同じである。第1凸部82の突出高さと、第3凸部72の突出高さ又は第4凸部73の突出高さとを加算した高さは、移動レール80の上面80Aと上側レール71の下面71Aとの間の高さh1と等しい。本実施形態では、第1凸部82の突出高さ、第3凸部72の突出高さ、及び第4凸部73の突出高さはそれぞれ、上記高さh1の半分に設定されている。
図9に実線で示すように、第3凸部72は、蓋体50が閉位置にあるときの第1凸部82の位置に対応して配置されている。また、図9に二点鎖線で示すように、第4凸部73は、蓋体50が開位置にあるときの第1凸部82の位置に対応して配置されている。そのため、蓋体50が閉位置にあるときには、第1凸部82の第1先端面82Aと第3凸部72の先端面72Aとが接触し、蓋体50が開位置にあるときには、第1凸部82の第1先端面82Aと第4凸部73の先端面73Aとが接触する。すなわち、第3凸部72の先端面72A及び第4凸部73の先端面73Aがそれぞれ、第1凸部82と接触する接触面として機能する。蓋体50が閉位置にあるときと開位置にあるときとの双方において、移動レール80は、移動方向における全体が固定レール70の上側レール71及び下側レール76と対向している。そのため、蓋体50が閉位置にあるとき及び開位置にあるときに、移動レール80の上記移動方向における一端部(図9の右端部)は、上側レール71と下側レール76とによって挟まれた状態になる。
図10に示すように、第5凸部74及び第6凸部75は、上側レール71の下面71Aから下方、すなわち移動レール80に向けて突出している。第5凸部74の形状と第6凸部75の形状とは同じ形状であり、双方とも四角錐台形状に形成されている。すなわち、第5凸部74及び第6凸部75は、側面視において台形状をなし、突出方向における先端側ほど断面積が小さくなっている。第5凸部74の突出方向における先端面74Aの面積及び第6凸部75の突出方向における先端面75Aの面積は、移動レール80に設けられている第2凸部83の突出方向の先端面である第2先端面83Aの面積に比して大きい。また、第5凸部74における上側レール71に連結されている基端面の面積と、第6凸部75における上側レール71に連結されている基端面の面積の面積とは、第2凸部83における移動レール80に連結されている基端面の面積と同じである。第2凸部83の突出高さと、第5凸部74の突出高さ又は第6凸部75の突出高さとを加算した高さは、移動レール80の上面80Aと上側レール71の下面71Aとの間の高さh1と等しい。本実施形態では、第2凸部83の突出高さ、第5凸部74の突出高さ、及び第6凸部75の突出高さはそれぞれ、上記高さh1の半分に設定されている。
図10に実線で示すように、第5凸部74は、蓋体50が閉位置にあるときの第2凸部83の位置に対応して配置されている。また、図10に二点鎖線で示すように、第6凸部75は、蓋体50が開位置にあるときの第2凸部83の位置に対応して配置されている。そのため、蓋体50が閉位置にあるときには、第2凸部83の第2先端面83Aと第5凸部74の先端面74Aとが接触し、蓋体50が開位置にあるときには、第2凸部83の第2先端面83Aと第6凸部75の先端面75Aとが接触する。すなわち、第5凸部74の先端面74A及び第6凸部75の先端面75Aがそれぞれ、第2凸部83と接触する接触面として機能する。そのため、蓋体50が閉位置にあるとき及び開位置にあるときに、移動レール80の上記移動方向における他端部(図10の左端部)は、上側レール71と下側レール76とによって挟まれた状態になる。本実施形態では、第3凸部72、第4凸部73、第5凸部74、及び第6凸部75は、それぞれ同じ形状に形成されている。したがって、図6に示すように蓋体50の移動方向から視た場合、第3凸部72と第4凸部73とは重なっており、第5凸部74と第6凸部75とは重なっている。
また、図8に示すように、上記移動方向(図8の上下方向)においては、第4凸部73は第5凸部74及び第6凸部75の間に配置されていて、第5凸部74は第3凸部72及び第4凸部73の間に配置されている。一方で、第3凸部72及び第4凸部73は、第5凸部74及び第6凸部75が設けられている第2投影領域R4内には配置されておらず、第5凸部74及び第6凸部75は、第3凸部72及び第4凸部73が設けられている第1投影領域R3内には配置されていない。そのため、図6に示すように、上記移動方向から視た場合、第3凸部72及び第4凸部73と、第5凸部74及び第6凸部75とは重ならない。
本実施形態の作用効果について説明する。
(1)本実施形態では、蓋体50が閉位置にあるとき及び開位置にあるときの双方において、第1凸部82が第3凸部72または第4凸部73と接触し、第2凸部83が第5凸部74または第6凸部75と接触する。そのため、蓋体50が閉位置にあるとき及び開位置にあるときの双方において、蓋体50に連結された移動レール80が固定レール70によって挟まれた状態となり、該蓋体50の上下方向のがたつきが抑えられる。
(1)本実施形態では、蓋体50が閉位置にあるとき及び開位置にあるときの双方において、第1凸部82が第3凸部72または第4凸部73と接触し、第2凸部83が第5凸部74または第6凸部75と接触する。そのため、蓋体50が閉位置にあるとき及び開位置にあるときの双方において、蓋体50に連結された移動レール80が固定レール70によって挟まれた状態となり、該蓋体50の上下方向のがたつきが抑えられる。
また、移動レール80に設けられた第1凸部82及び第2凸部83が蓋体50の移動方向から視たときに離間している。すなわち、移動レール80に設けられた第1凸部82の固定レール70に対する相対移動軌跡である第1軌跡R1と、第2凸部83の固定レール70に対する相対移動軌跡である第2軌跡R2とが蓋体50の移動方向から視たときに離間している。そして、上側レール71には、蓋体50が閉位置にあるときに、第1凸部82と接触する第3凸部72、及び第2凸部83と接触する第5凸部74が設けられ、蓋体50が開位置にあるときに、第1凸部82と接触する第4凸部73、及び第2凸部83と接触する第6凸部75が設けられている。このように、上記移動方向から視たときに離間している第1凸部82及び第2凸部83と接触するように、第3凸部72、第4凸部73、第5凸部74、及び第6凸部75が配置されている。つまり、第1凸部82と接触する第3凸部72及び第4凸部73が第1軌跡R1の投影領域上に配置され、第2凸部83と接触する第5凸部74及び第6凸部75が第2軌跡R2の投影領域上に配置されている。本実施形態では、上記移動方向(図8の上下方向)において第4凸部73が第5凸部74及び第6凸部75の間に配置され、第5凸部74が第3凸部72及び第4凸部73の間に配置されている。この場合であっても、蓋体50を移動させる際に、閉位置と開位置との間で第1凸部82が第5凸部74及び第6凸部75と接触すること、及び、第2凸部83が第3凸部72及び第4凸部73と接触することが抑えられる。すなわち、蓋体50が閉位置から開位置に移動して、第1凸部82が第3凸部72に接触した状態から第4凸部73に接触した状態に到る際に、第1凸部82を第5凸部74及び第6凸部75と干渉しにくくできる。また、蓋体50が閉位置から開位置に移動して、第2凸部83が第5凸部74に接触した状態から第6凸部75に接触した状態に到る際に、第2凸部83を第3凸部72及び第4凸部73と干渉しにくくできる。なお、蓋体50が開位置から閉位置に移動する際も同様である。その結果、蓋体50を円滑に移動させることができ、ひいては、保持機構90のばね91の付勢力によって蓋体50を開位置から閉位置に戻す際にも蓋体50の戻り不良が生じにくくなる。
(2)第1凸部82及び第2凸部83を移動レール80に設け、第3凸部72、第4凸部73、第5凸部74、及び第6凸部75を上側レール71に設けた。そして、第3凸部72及び第4凸部73の各々の接触面である先端面72A,73Aを第1凸部82の第1先端面82Aよりも大きくし、第5凸部74及び第6凸部75の各々の接触面である先端面74A,75Aを第2凸部83の第2先端面83Aよりも大きくした。
固定レール70に対して移動レール80が相対移動して蓋体50が閉位置又は開位置に配置される場合、その配置が所定の位置からずれることもある。本実施形態では、そうした蓋体50の配置ずれが生じたとしても、第1凸部82の第1先端面82Aと第3凸部72及び第4凸部73の各々の先端面72A,73Aとの接触面積がより小さくなることを抑えることができる。また、第2凸部83の第2先端面83Aと第5凸部74及び第6凸部75の各々の先端面74A,75Aとの接触面積がより小さくなることも抑えることができる。したがって、蓋体50の閉位置及び開位置における配置安定性の向上に貢献できる。なお、蓋体50とともに移動する移動レール80に設けられた第1凸部82及び第2凸部83ではなく、ケース40に固定された上側レール71に設けられた第3凸部72、第4凸部73、第5凸部74、及び第6凸部75において、それらの先端面72A,73A,74A,75Aを大きくしている。そのため、蓋体50の質量増加を抑えることもできる。したがって、蓋体50の移動性の向上を図りつつ、蓋体50の配置安定性の向上にも貢献できる。
(3)本実施形態では、第1凸部82が移動レール80の上記移動方向における一端部に配置され、第2凸部83が移動レール80の上記移動方向における他端部に配置されている。そして、蓋体50が閉位置及び開位置にあるときに、移動レール80の両端部が固定レール70によって挟まれて支持される。したがって、移動レール80の中央部分を固定レール70によって支持する構成に比して蓋体50の傾きが抑制され、閉位置及び開位置にあるときの蓋体50の配置安定性が向上する。
(4)移動レール80に設けられた第1凸部82及び第2凸部83、並びに上側レール71に設けられた第3凸部72、第4凸部73、第5凸部74、及び第6凸部75を四角錘台形状に形成している。蓋体50が相対移動している状態から閉位置又は開位置へ配置された状態に到る際、第1凸部82の側面82Bと第3凸部72及び第4凸部73の各側面72B,73Bとが接触することがある。本実施形態では、仮に、第1凸部82の側面82Bと第3凸部72及び第4凸部73との各側面72B,73Bとが接触したとしても、第1凸部82の第1先端面82Aと第3凸部72及び第4凸部73の先端面72A,73Aとの接触へより円滑に移行する。なお、同様に、第2凸部83の側面83Bと第5凸部74及び第6凸部75との各側面74B,75Bとが接触したとしても、第2凸部83の第2先端面83Aと第5凸部74及び第6凸部75の先端面74A,75Aとの接触へより円滑に移行する。したがって、蓋体50の相対移動が不安定であったとしても、蓋体50の閉位置又は開位置への配置がより確実となる。
(5)固定レール70が互いに離間する一対のレールであり、移動レール80は、固定レール70の一対のレールの間に配置された構成とした。スライド機構60の構成として固定レール70が設けられるのは、蓋体50ではなくケース40である。移動レール80は、その質量が一対のレールからなる固定レール70の質量よりも小さい構成としている。そのため、移動レール80を配設することによる蓋体50の質量増加を抑えることができ、蓋体50が移動する際の移動性の向上に貢献できる。
上記実施形態は以下のように変更して実施することができる。
・第1凸部82、第2凸部83、第3凸部72、第4凸部73、第5凸部74、及び第6凸部75の形状は、四角錘台形状に限らない。例えば、断面が円形の円錐台形状であってもよいし、断面が四角形以外の他の多角錘台形状であってもよい。これらの構成であっても、上記(3)と同様の作用効果を得ることは可能である。
・第1凸部82、第2凸部83、第3凸部72、第4凸部73、第5凸部74、及び第6凸部75の形状は、四角錘台形状に限らない。例えば、断面が円形の円錐台形状であってもよいし、断面が四角形以外の他の多角錘台形状であってもよい。これらの構成であっても、上記(3)と同様の作用効果を得ることは可能である。
・第1凸部82、第2凸部83、第3凸部72、第4凸部73、第5凸部74、及び第6凸部75の形状を錘台形状以外に変更してもよい。例えば、角柱状や円柱状に形成してもよい。
・第3凸部72の先端面72Aの面積及び第4凸部73の先端面73Aの面積を第1凸部82の第1先端面82Aの面積に比して大きくしたが、この構成は適宜変更が可能である。すなわち、第3凸部72の先端面72Aの面積及び第4凸部73の先端面73Aの面積の少なくとも1つを第1先端面82Aの面積と同じにしてもよいし、第1先端面82Aの面積よりも小さくてもよい。また、第3凸部72の上記基端面の面積及び第4凸部73の上記基端面の面積の設定態様についても、各々が第1凸部82の基端面の面積と同じである必要はなく、少なくとも1つが第1凸部82の基端面の面積よりも大きくてもよいし、小さくてもよい。
・第5凸部74の先端面74Aの面積及び第6凸部75の先端面75Aの面積を第2凸部83の第2先端面83Aの面積に比して大きくしたが、この構成は適宜変更が可能である。すなわち、第5凸部74の先端面74Aの面積及び第6凸部75の先端面75Aの面積の少なくとも1つを第2先端面83Aの面積と同じにしてもよいし、第2先端面83Aの面積よりも小さくてもよい。また、第5凸部74の上記基端面の面積及び第6凸部75の上記基端面の面積の設定態様についても、各々が第2凸部83の基端面の面積と同じである必要はなく、少なくとも1つが第2凸部83の基端面の面積よりも大きくてもよいし、小さくてもよい。
・第1凸部82の形状と第2凸部83の形状とを同じ形状としたが、これらの形状は互いに異なっていてもよい。
・第3凸部72、第4凸部73、第5凸部74、及び第6凸部75をそれぞれ同じ形状に形成したが、これらの形状は互いに異なっていてもよい。
・第3凸部72、第4凸部73、第5凸部74、及び第6凸部75をそれぞれ同じ形状に形成したが、これらの形状は互いに異なっていてもよい。
・上記実施形態では、第1凸部82の突出高さ、第3凸部72の突出高さ、及び第4凸部73の突出高さをそれぞれ、移動レール80の上面80Aと上側レール71の下面71Aとの間の高さh1の半分に設定した。この構成は、閉位置または開位置において、第1凸部82と第3凸部72及び第4凸部73とが接触可能であれば、適宜変更が可能である。例えば、第1凸部82の突出高さを上記高さh1の1/3に設定し、第3凸部72の突出高さ、及び第4凸部73の突出高さを上記高さh1の2/3に設定してもよい。
・上記実施形態では、第2凸部83の突出高さ、第5凸部74の突出高さ、及び第6凸部75の突出高さをそれぞれ、移動レール80の上面80Aと上側レール71の下面71Aとの間の高さh1の半分に設定した。この構成は、閉位置または開位置において、第2凸部83と第5凸部74及び第6凸部75とが接触可能であれば、適宜変更が可能である。例えば、第2凸部83の突出高さを上記高さh1の1/3に設定し、第5凸部74の突出高さ、及び第6凸部75の突出高さを上記高さh1の2/3に設定してもよい。
・移動レール80において、第1凸部82及び第2凸部83を上記移動方向における両端部に設けたが、第1凸部82及び第2凸部83の移動方向における配置態様は互いに離間しているのであれば適宜変更が可能である。例えば、第1凸部82及び第2凸部83の一方を、移動レール80において移動方向の中央部分に配置してもよい。この場合であっても、蓋体50が閉位置にあるときに、第1凸部82と第3凸部72とが接触するとともに第2凸部83と第5凸部74とが接触するように、第3凸部72及び第5凸部74を配置する。また、蓋体50が開位置にあるときに、第1凸部82と第4凸部73とが接触するとともに第2凸部83と第6凸部75とが接触するように、第4凸部73及び第6凸部75を配置すればよい。
・蓋体50が閉位置にあるときと開位置にあるときとの双方において、移動レール80は、移動方向における全体が固定レール70の上側レール71及び下側レール76と対向する構成としたが、この構成は変更が可能である。例えば、移動レール80は、蓋体50が開位置にあるときはその移動方向における全体が固定レール70の各レール71,76と対向する一方で、蓋体50が閉位置にあるときはその移動方向における一端部が固定レール70の各レール71,76の間から引き出される構成としてもよい。この場合であっても、蓋体50が閉位置及び開位置にあるときの双方において、第1凸部82が第3凸部72または第4凸部73に接触し、第2凸部83が第5凸部74または第6凸部75に接触するように、各凸部82,83,72,73,74,75を配置すればよい。
・固定レール70は、閉位置と開位置とにおいて移動レール80に接触可能に各凸部72,73,74,75を配設することが可能であれば、ケース40の側壁42の上記一端から上記他端まで延びていなくてもよい。また、移動レール80は、必ずしも周壁52の上記一端から上記他端まで延びている必要はない。
・上記実施形態のスライド機構60では、固定レール70を一対のレールによって構成し、移動レール80を一対のレールの間に配置される構成とした。こうした構成に代えて、移動レールを一対のレールによって構成し、固定レール70を一対のレールの間に配置される一本のレールとして構成することも可能である。
図11に示すように、スライド機構200は、ケース40に配設された固定レール220と、蓋体に配設された移動レール210とを有している。移動レール210は、一対のレールからなる。一対のレールは、互いに上下方向に離間して対向している。一対のレールのうち、上側に配置されたレールを上側レール211といい、下側に配置されたレールを下側レール212という。移動レール80は、各レール211,212の一端が蓋体50の周壁52の外周面に連結されている。移動レール210は、蓋体50の周壁52において、該蓋体50の移動方向(図11の奥行き方向)における一端から上記移動方向における他端まで連続して板状に延びている。
固定レール220は、移動レール210の上側レール211及び下側レール212の間に配置されている。固定レール220は、一本のレールであり、その一端がケース40の側壁42の内周面に連結されている。固定レール220は、ケース40の側壁42において、上記移動方向における一端から上記移動方向における他端まで連続して板状に延びている。固定レール220における板厚や板幅は、移動レール210の各レール211,212における板厚や板幅と同じである。一方で、固定レール220の長さは、移動レール210の長さの略2倍に設定されている。固定レール220には上側レール211が載置されていて、固定レール220の上面220Bと上側レール211の下面211Aとが当接している。移動レール210の各レール211,212間の距離は、固定レール220の板厚よりも大きい。そのため、固定レール220は、その下面220Aが下側レール212の上面212Aから離間している。固定レール220はケース40に固定されていて、移動レール210は蓋体50とともにケース40及び固定レール220に対して相対移動する。蓋体50がケース40に対して相対移動する際には、移動レール210の上側レール211が固定レール220に対して摺動し、蓋体50の移動が案内される。
なお、この構成では、移動レールである下側レール212に、その上面212Aから上方、すなわち固定レール220に向けて突出した第1凸部82及び第2凸部83が設けられている。また、固定レール220には、その下面220Aから下方、すなわち下側レール212に向けて突出した第3凸部72、第4凸部73、第5凸部74、及び第6凸部75が設けられている。これら第1凸部82及び第2凸部83、並びに第3凸部72、第4凸部73、第5凸部74、及び第6凸部75は、それらの形状や配置態様が上記実施形態と同様であるため、同一の符号を付して詳細な説明は省略する。こうした構成であっても、上記(1)〜(4)と同様の作用効果を得ることができる。
また、この構成において、固定レール220は、閉位置と開位置とにおいて下側レール212と接触可能に各凸部72,73,74,75を配設することが可能であれば、ケース40の側壁42の上記一端から上記他端まで延びていなくてもよい。また、移動レール210は、必ずしも周壁52の上記一端から上記他端まで延びている必要はない。
・上述した固定レールに配設される各凸部の配置態様を以下のように変更することも可能である。
図12に示すように、固定レール300には、蓋体が閉位置にあるときに、第1凸部82と接触する第3凸部301、及び第2凸部83と接触する第5凸部303と、蓋体50が開位置にあるときに、第1凸部82と接触する第4凸部302、及び第2凸部83と接触する第6凸部304とが設けられている。
図12に示すように、固定レール300には、蓋体が閉位置にあるときに、第1凸部82と接触する第3凸部301、及び第2凸部83と接触する第5凸部303と、蓋体50が開位置にあるときに、第1凸部82と接触する第4凸部302、及び第2凸部83と接触する第6凸部304とが設けられている。
第3凸部301は、固定レール300において、蓋体50の移動方向(図12の上下方向)における一端部(図12の下端部)に設けられている。第3凸部301は、該一端部において、上記移動方向と直交する直交方向(図12の左右方向)に延びている。第3凸部301は、第1軌跡R1を固定レール300に投影した領域上、すなわち、第1投影領域R3上にその一部が配置されている。一方で、第3凸部301は、第2軌跡R2を固定レール300に投影した領域上、すなわち、第2投影領域R4上には配置されていない。
第4凸部302は、固定レール300において、上記移動方向の中央部に設けられている。第4凸部302は、上記直交方向に延びており、第1投影領域R3上にその一部が配置されている一方で、第2投影領域R4上には配置されていない。
第5凸部303は、固定レール300において、上記移動方向の中央部に設けられている。第5凸部303は、第4凸部302よりも上記一端側に配置されている。第5凸部303は、上記直交方向に延びており、第2投影領域R4上にその一部が配置されている一方で、第1投影領域R3上には配置されていない。
第6凸部304は、固定レール300において、上記移動方向における他端部(図12の上端部)に設けられている。第6凸部304は、該他端部において、上記直交方向に延びている。第6凸部304は、第2投影領域R4上にその一部が配置されている一方で、第1投影領域R3上には配置されていない。
こうした構成によっても、蓋体50が閉位置から開位置に移動して、第1凸部82が第3凸部301に接触した状態から第4凸部302に接触した状態に到る際に、第1凸部82を第5凸部303及び第6凸部304と干渉しにくくできる。また、蓋体50が閉位置から開位置に移動して、第2凸部83が第5凸部303に接触した状態から第6凸部304に接触した状態に変化する際に、第2凸部83を第3凸部301及び第4凸部302と干渉しにくくできる。
・スライド機構として蓋体50の上下方向のがたつきが抑えるものを例示したが、スライド機構として蓋体50の左右方向におけるがたつきを抑えるものを採用することも可能である。例えば図13に示す構成を採用することができる。
図13に示すように、スライド機構400は、ケース40に配設された固定レール410と、蓋体50に配設された移動レール420とを有している。固定レール410は、一対のレールからなる。一対のレールは、それらの一端がケース40の上壁43に連結されていて、互いに左右方向に離間している。一対のレールのうち、右側に配置されたレールを右側レール411といい、左側に配置されたレールを左側レール412という。固定レール410は、ケース40の上壁43において、蓋体50の移動方向(図13の奥行き方向)における一端から上記移動方向における他端まで連続して板状に延びている。
移動レール420は、蓋体50の周壁52において、上記移動方向における一端から上記移動方向における他端まで連続して延びている。移動レール420は、固定レール410の右側レール411及び左側レール412の間に配置されている中間部421と、該中間部421の下端から屈曲して延びていて蓋体50の周壁52の外周面に連結された摺動部422とを有している。
スライド機構400は、ケース40の側壁42の内周面から突出している支持壁430も有している。支持壁430は、ケース40の側壁42において、上記移動方向における一端から上記移動方向における他端まで連続して延びている。支持壁430には、移動レール420の摺動部422が載置されている。移動レール420の中間部421は、その左側面421Bが左側レール412の右側面412Aに接触している。そのため、蓋体50の移動に伴い、移動レール420は、摺動部422が支持壁430に対して摺動するとともに、中間部421が左側レール412に対して摺動する。このように、蓋体50がケース40に対して相対移動する際には、スライド機構400によって蓋体50の相対移動が案内される。
移動レール420の中間部421には、その右側面421Aから右方、すなわち右側レール411に向けて突出した第1凸部82及び第2凸部83が設けられている。第1凸部82及び第2凸部83は、蓋体50の移動方向に離間して配置されている。図13に示すように、第1凸部82と第2凸部83とは、蓋体50の移動方向から視たときに該移動方向と直交する直交方向(図13の上下方向)において離間している。そのため、図13に示すように蓋体50の移動方向から視た場合、第1凸部82と第2凸部83とは重ならない。すなわち、第1凸部82の固定レール410に対する相対移動軌跡である第1軌跡と、第2凸部83の固定レール410に対する相対移動軌跡である第2軌跡とは、蓋体50の移動方向から視たときに上記直交方向(図13の上下方向)において離間している。
右側レール411の左側面411Aには、第1軌跡R1を中間部421の右側面421Aに対して垂直な方向に投影した投影領域上、すなわち、側面視において右側レール411における第1軌跡と重なる領域上に第3凸部72及び第4凸部73が配置されている。また、右側レール411の左側面411Aには、第2軌跡を中間部421の右側面421Aに対して垂直な方向に投影した投影領域上、すなわち、側面視において右側レール411における第2軌跡と重なる領域上に第5凸部74及び第6凸部75が配置されている。蓋体50が閉位置にあるときには、第1凸部82と第3凸部72とが接触し、蓋体50が開位置にあるときには、第1凸部82と第4凸部73とが接触する。また、蓋体50が閉位置にあるときには、第2凸部83と第5凸部とが接触し、蓋体50が開位置にあるときには、第2凸部83と第6凸部75とが接触する。こうした構成によれば、蓋体50が閉位置にあるとき及び開位置にあるときの双方において、蓋体50に連結された移動レール420が固定レール410によって挟まれた状態となり、該蓋体50の左右方向のがたつきが抑えられる。また、蓋体50を移動させる際に、閉位置と開位置との間で第1凸部82が第5凸部74及び第6凸部75と接触すること、及び、第2凸部83が第3凸部72及び第4凸部73と接触することが抑えられる。その結果、閉位置及び開位置に配置された際に蓋体50が左右方向にがたつくことを抑制することができるとともに、蓋体50を円滑に移動させることができる。
・上述した構成では、移動レールに第1凸部82及び第2凸部83を設け、固定レールに第3凸部72,301、第4凸部73,302、第5凸部74,303、及び第6凸部75,304を設けた例を示した。こうした構成に代えて、固定レールに第1凸部82及び第2凸部83を設け、移動レールに第3凸部72,301、第4凸部73,302、第5凸部74,303、及び第6凸部75,304を設けてもよい。すなわち、この構成において、上記実施形態の移動レールにおける第1凸部82及び第2凸部83と同様の構成を、固定レールに設けられた第1凸部及び第2凸部に適用することが可能である。また、上記実施形態の固定レールにおける第3凸部72、第4凸部73、第5凸部74、及び第6凸部75の構成と同様の構成を、移動レールに設けられた第3凸部、第4凸部、第5凸部、及び第6凸部に適用することが可能である。
・収納ボックス30に保持機構90を設けなくてもよい。この場合、収納ボックス30の開口を閉塞する際には、蓋体50を開位置から閉位置まで手動で移動させればよい。
・上記実施形態では、蓋体50を閉位置と開位置との間で移動させる例を示したが、蓋体の移動態様は変更が可能である。例えば、蓋体50が開口43Aを半分開放する半開位置と、開口43Aを全開放する全開位置との間で移動させる構成であってもよい。この場合、半開位置が第1位置に相当し、全開位置が第2位置に相当する。
・上記実施形態では、蓋体50を閉位置と開位置との間で移動させる例を示したが、蓋体の移動態様は変更が可能である。例えば、蓋体50が開口43Aを半分開放する半開位置と、開口43Aを全開放する全開位置との間で移動させる構成であってもよい。この場合、半開位置が第1位置に相当し、全開位置が第2位置に相当する。
・収納ボックス30の移動体は、上述した蓋体50に限らない。例えば、一端部がケースから引出可能な引出式のものであってもよい。
・上記実施形態では、一対のスライド機構60が対称の構成を備える例を示したが、これら一対のスライド機構60が対称である必要はない。例えば、一方のスライド機構60のみに各主凸部または各副凸部を設けるようにしてもよい。
・上記実施形態では、一対のスライド機構60が対称の構成を備える例を示したが、これら一対のスライド機構60が対称である必要はない。例えば、一方のスライド機構60のみに各主凸部または各副凸部を設けるようにしてもよい。
・収納ボックスをセンターコンソール10に配設した例を示したが、ダッシュボードなど他の内装部材に設けられる収納ボックスにおいても上記実施形態と同様の構成を適用することが可能である。
10…センターコンソール、20…カップホルダ、30…収納ボックス、40…ケース、41…下壁、42…側壁、43…上壁、43A…開口、50…蓋体(移動体)、51…底壁、52…周壁、53…操作壁、53A…操作孔、60…スライド機構、60A…一方のスライド機構、60B…他方のスライド機構、70…固定レール、71…上側レール、71A…下面、72…第3凸部、72A…先端面、72B…側面、73…第4凸部、73A…先端面、73B…側面、74…第5凸部、74A…先端面、74B…側面、75…第6凸部、75A…先端面、75B…側面、76…下側レール、76A…上面、80…移動レール、80A…上面、80B…下面、82…第1凸部、82A…第1先端面、82B…側面、83…第2凸部、83A…第2先端面、83B…側面、90…保持機構、91…ばね、92…ラッチ、93…爪、100…ケース、101…下壁、102…側壁、103…上壁、110…引出体、111…底壁、112…周壁、120…スライド機構、121…固定レール、122…上側レール、122A…第1凸部、122B…第2凸部、122C…第3凸部、123…下側レール、124…対向面、125…移動レール、125A…第4凸部、125B…第5凸部、126C…第6凸部、126…移動面、200…スライド機構、210…移動レール、211…上側レール、211A…下面、212…下側レール、212A…上面、220…固定レール、220A…下面、220B…上面、300…固定レール、301…第3凸部、302…第4凸部、303…第5凸部、304…第6凸部、400…スライド機構、410…固定レール、411…右側レール、411A…左側面、412…左側レール、412A…右側面、420…移動レール、421…中間部、421A…右側面、421B…左側面、422…摺動部、430…支持壁。
Claims (6)
- ケースと、
前記ケースに対して相対移動する移動体と、
前記移動体の相対移動を案内するスライド機構とを備え、
前記スライド機構は、前記ケースに配設された固定レールと、前記移動体に配設された移動レールとを有し、
前記移動レールには、前記固定レールに向けて突出し、前記移動体の移動方向において離間した第1凸部及び第2凸部が設けられ、
前記第1凸部及び前記第2凸部は、前記移動方向から視たときに離間していて、
前記固定レールには、前記移動レールに向けて突出し、前記移動体が第1位置にあるときに、前記第1凸部と接触する第3凸部、及び前記第2凸部と接触する第5凸部と、前記移動体が第2位置にあるときに、前記第1凸部と接触する第4凸部、及び前記第2凸部と接触する第6凸部とが設けられている収納ボックス。 - 前記第3凸部及び前記第4凸部の各々における突出方向の先端面であって前記第1凸部と接触する接触面の面積は、前記第1凸部における突出方向の先端面であって前記第3凸部及び前記第4凸部と接触する第1先端面の面積に比して大きく、
前記第5凸部及び前記第6凸部の各々における突出方向の先端面であって前記第2凸部と接触する接触面の面積は、前記第2凸部における突出方向の先端面であって前記第5凸部及び前記第6凸部と接触する第2先端面の面積に比して大きい
請求項1に記載の収納ボックス。 - 前記移動体が前記第1位置にあるとき及び前記第2位置にあるときの双方において、前記移動レールは、前記移動方向における全体が前記固定レールと対向しており、
前記第1凸部は前記移動レールの前記移動方向における一端部に配置され、
前記第2凸部は前記移動レールの前記移動方向における他端部に配置されている
請求項1または2に記載の収納ボックス。 - ケースと、
前記ケースに対して相対移動する移動体と、
前記移動体の相対移動を案内するスライド機構とを備え、
前記スライド機構は、前記ケースに配設された固定レールと、前記移動体に配設された移動レールとを有し、
前記固定レールには、前記移動レールに向けて突出し、前記移動体の移動方向において離間した第1凸部及び第2凸部が設けられ、
前記第1凸部及び前記第2凸部は、前記移動方向から視たときに離間していて、
前記移動レールには、前記固定レールに向けて突出し、前記移動体が第1位置にあるときに、前記第1凸部と接触する第3凸部、及び前記第2凸部と接触する第5凸部と、前記移動体が第2位置にあるときに、前記第1凸部と接触する第4凸部、及び前記第2凸部と接触する第6凸部とが設けられている収納ボックス。 - 前記第1凸部及び前記第2凸部は突出方向における先端側ほど断面積が小さくなる錘台形状に形成されている
請求項1〜4のいずれか一項に記載の収納ボックス。 - 前記第3凸部、前記第4凸部、前記第5凸部、及び前記第6凸部は突出方向における先端側ほど断面積が小さくなる錘台形状に形成されている
請求項1〜5のいずれか一項に記載の収納ボックス。
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