JP2017001500A - 引出装置 - Google Patents

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Yoshinori Masaji
美徳 政次
信彦 横田
Nobuhiko Yokota
信彦 横田
浅野 賢二
Kenji Asano
賢二 浅野
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Abstract

【課題】引き出し時の引出部材が進退方向に対して傾斜する方向に変位することを可能としつつ、薄型化を実現させた引出装置を提供する。【解決手段】カップホルダ装置11は、引出部材3を開口23から前進させた前進位置と開口23内に後退させた後退位置との間で移動させる進退機構を備える。進退機構は、収容ケース2に設けられ進退方向に移動可能な可動部と、引出部材3を進退方向に対して略垂直方向に変位可能に可動部に連係させて可動部が進退方向に移動するのに伴って引出部材3を進退方向に移動させる引出連係部と、引出部材3が後退位置にあるときには引出部材3を収容ケース2に収容可能な所定の向きに規制し且つ可動部の前進により引出部材3が前進位置に引き出されたときには引出部と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、収容ケースに収容され使用時に引き出される引出部材を有する引出装置に関する。
車両の車室内には、カップホルダ装置が備えられている。カップホルダ装置には、収容ケースに収容されていて、使用時にホルダ部を引き出す引き出し式のものがある。引き出し式のカップホルダ装置としては、例えば、特許文献1に開示されたものがある。特許文献1に開示されたカップホルダ装置は、図17、図18に示すように、開口90を有する収容ケース91と、収容ケース91内に進退可能に収容された引き出し式のホルダ本体92とを備えている。ホルダ本体92には回転可能なギヤ93が設けられ、ギヤ93はホルダ本体92に進退方向に沿って延設されたラック94に噛み合っている。ホルダ本体92の下方には、飲料容器Cの底部を保持する底部材95が設けられている。底部材95とホルダ本体92との間は、底部材95及びホルダ本体92に対して揺動可能なアーム96で連結されている。ホルダ本体92が開口90内に後退するときには、アーム96の揺動により、底部材94がホルダ本体92に近づいてホルダ本体92とともに開口90内に収容される。
特開平7−291013号公報 特開2012−11821号公報 実開平5−86699号公報
ところで、カップホルダ装置は、飲料容器Cを安定に保持するために、ホルダ本体92の前進側先端部が上側に向くようにホルダ本体92を傾斜させて、底部材95からのホルダ本体92の高さを大きくしたいという要望がある。
しかしながら、特許文献1の引出装置では、ホルダ本体92が収容ケース91に進退するために、収容ケース91にはホルダ本体92の傾斜した高さ分の開口90が必要とされる。このため、収容ケース91の厚みが大きくなり、カップホルダ装置全体の小型化に限界があった。
また、特許文献2〜3にも、特許文献1と同様の引き出し式のカップホルダ装置が開示されており、これらについても特許文献1と同様の問題があった。
カップホルダ装置の他に、収容ケースに収容可能なテーブルについても、引き出し時に、テーブルの進退方向に対して傾斜した向きにさせたい場合がある。かかる引き出し式テーブルについても、収容ケースの薄型化に限界があった。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、引き出し時の引出部材が進退方向に対して傾斜する方向に変位することを可能としつつ、薄型化を実現させた引出装置を提供することを課題とする。
本発明の引出装置は、開口を有する収容ケースと、前記開口から前進側又は後退側に進退可能に前記収容ケースに収容された引出部材と、前記引出部材を前記前記開口から前進させた前進位置と前記開口内に後退させた後退位置との間で移動させる進退機構と、を備えた引出装置であって、
前記進退機構は、
前記収容ケースに設けられ前記進退方向に移動可能な可動部と、
前記引出部材を前記可動部に前記進退方向に対して略垂直方向に変位可能に連係させて前記可動部の進退方向への移動に伴って前記引出部材を前記進退方向に移動させる引出連係部と、
前記引出部材が前記後退位置にあるときには前記引出部材を前記収容ケースに収容可能な所定の向きに規制し且つ前記可動部の前進により前記引出部材が前記前進位置に引き出されたときには前記引出部材を前記所定の向きから変化させた向きとする向き変化部と、を備えることを特徴とする。
上記構成によれば、引出部材は、可動部の進退方向の移動に合わせて収容ケースの開口から進退される。引出部材が収容ケースの開口内の後退位置に後退したときには、向き変化部によって、引出部材は収容ケースの開口内に収容可能な所定の向きに規制される。可動部の前進により引出部材が前進位置に引き出されたときには、向き変化部によって、引出部材は所定の向きから変化させた向きとされる。例えば、後退位置にある引出部材を開口の幅よりも小さい高さとなるよう向きを規制することで、薄い収容ケースでも引出部材を収容できる。このため、引き出し時の引出部材が進退方向に対して傾斜する方向に変位することを可能としつつ、引出装置の薄型化を実現させることができる。
ここで、引出部材と可動部とを互いに相対変位ができない状態で接続した場合には、後退位置の引出部材の向きに対して前進位置の引出部材の向きが変わると、引出部材が、進退方向に移動可能な可動部と干渉してしまう。
そこで、本発明では、引出連係部により、引出部材を進退方向に対して略垂直方向に変位可能に連係させている。引出連係部は、可動部の進退方向の移動に伴って引出部材を進退方向に移動させるとともに、引出部材の向きの変化に伴って、引出部材の可動部に対する相対位置の変位を許容している。このため、引出部材は、進退方向の移動に伴って、可動部と干渉することなく円滑に向きを変化させることができる。
以上のように、本発明によれば、引き出し時の引出部材が進退方向に対して傾斜する方向に変位することを可能としつつ、薄型化を実現させた引出装置を提供することができる。
本発明の第1の実施形態において、引出部材が前進位置にあるときの引出装置の斜視図である。 第1の実施形態において、引出部材が後退位置にあるときの引出装置の斜視図である。 第1の実施形態において、引出装置の分解斜視図である。 第1の実施形態において、収容ケースの下部材及び可動部の斜視図である。 第1の実施形態において、収容ケースの下部材、可動部及び引出部材の斜視図である。 第1の実施形態において、可動部を配置した収容ケースの下部材の前後左右方向の平面に沿って切断した断面図である。 引出部材及び可動部を収容ケースの下部材に配置した場合の図6のA−A矢視断面図である。 第1の実施形態において、引出部材が後退位置にあるときの引出装置の前後左右方向の平面に沿って切断した断面図である。 図1のH−H矢視断面図である。 図2のE−E矢視断面図である。 引出部材が前進位置から後退位置に移動するときの軌跡を示すための、図1のI−I矢視断面図である。 図1のI−I矢視断面図である。 第1の実施形態において、引出部材が後退位置にあるときに操作部を操作した場合の引出装置の前後左右方向の平面に沿って切断した断面図である。 第2の実施形態において、テーブルが前進位置にあるときのテーブル装置の斜視図である。 図14のJ−J矢視断面図である。 レール部の延び方向を示すための、図14のJ−J矢視断面図である。 従来例のカップホルダ装置の斜視図である。 従来例のカップホルダ装置のホルダ本体の裏面側からみた斜視図である。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態に係る引出装置について図面を用いて詳細に説明する。本実施形態の引出装置は、引き出し式のカップホルダ装置であり、車両の車室内の後部座席中央のリアコンソールに設けられている。図1及びそれ以後の図面において、上、下、左、右、前、後は、車両に乗車した乗員からみた方向である。
図1〜図3に示すように、カップホルダ装置11は、収容ケース2と、引出部材3と、進退機構7とを備えている。引出部材3は、進退機構7により、収容ケース2から前進した前進位置(図1)と収容ケース2内に後退した後退位置(図2)との間を移動される。
図3に示すように、収容ケース2は、薄い矩形のケースであり、下部材21と上部材22とを有する。下部材21は、矩形の底壁21aと、底壁21aの後方及び左右両側に立設された後壁21b及び側壁21cとを有する。上部材22は、下部材21の底壁21aに対応する矩形をなす。上部材22の周縁部が下部材21の後壁21bの上周縁及び側壁21cの上周縁に対して凹凸嵌合することにより、上部材22と下部材21は一体化されている。収容ケース2は、上部材22と下部材21で囲まれた空間部20を有する。空間部20は、引出部材3を収容可能な大きさであり、収容ケース2の前側に形成された開口23を通じて外部に連通している。
図1、図3に示すように、引出部材3は、飲料容器の側面を保持し得るホルダ本体31と、飲料容器の底部を保持し得る底部材35と、後方部材42と、前方部材41とを有する。
ホルダ本体31は、後方側に設けた基部31aと、基部31aの左右方向中央から前側に突出するホルダ部31bとを有する。ホルダ部31bは、基部31aの左右方向の中央部分から前側に突設されている。ホルダ部31bの左右両側には、それぞれ飲料容器を挿入する挿入空間31cが設けられている。ホルダ部31bは、挿入空間31cと対向する側面部で飲料容器を保持する。基部31aの前側には、ホルダ部31bを挟んで左右両側に、一対の第1揺動保持部32が設けられている。第1揺動保持部32の基端に形成された係合突部32cがホルダ本体31の穴部31mに挿入されている。係合突部32cと穴部31m周縁との間にはバネ36が介設されている。これにより、第1揺動保持部32は、基部31aに対して上方向に揺動可能とされ上方向に付勢されている。第1揺動保持部32は、前端部32aが後端部32bよりも上側に位置するようにバネ36により付勢されている。ホルダ本体31が後退位置にあるときには、第1揺動保持部32の前端部32aは収容ケース2の上部材22により下側に押されて、第1揺動保持部32の後端部32bと略同じ高さとされる。
また、基部31aの前端部の左右両側には、それぞれ爪形状の第2揺動保持部38が設けられている。第2揺動保持部38の基端38bに形成された穴部がホルダ本体31の回動軸31nに外挿されている。基端38bの穴部周縁と回動軸31nとの間にはバネ34が介設されている。これにより、第2揺動保持部38の先端38aが挿入空間31cの内外方向に揺動可能とされ中心近傍に向けて付勢されている。挿入空間31cに飲料容器が挿入されているときには、ホルダ本体31と第1揺動保持部32と第2揺動保持部38とで飲料容器の側面が保持される。
ホルダ本体31の下方には、底部材35が配設されている。底部材35には、左右両側に一対の凹状の底保持部35aが設けられている。底保持部35aの真上には、挿入空間31cが位置している。ホルダ本体31の挿入空間31cに飲料容器が挿入されたときには、底部材35により飲料容器の底部が保持される。
ホルダ本体31と底部材35とは、前方部材41及び後方部材42により連結されていて、後述の4点リンク機構により前方部材41及び後方部材42がホルダ本体31及び底部材35に対して揺動可能とされている。
図3、図4に示すように、進退機構7は、引出部材3を収容ケース2の開口23から前進させ又は開口23内に後退させる。進退機構7は、可動部71と、引出連係部81と、向き変化部85とを備えている。
図4、図5、図6に示すように、可動部71は、ギヤボックス72と回動部材73と付勢部材74とダンパ装置75とを有する。
ギヤボックス72は、上壁72aと、上壁72aの周縁に接続された側壁72bと、上壁72a及び側壁72bに囲まれたギヤ空間72cとを有する。ギヤボックス72のギヤ空間72cの右側は回動部材73及び付勢部材74が配置されており、ギヤ空間72cの左側はダンパ装置75が配置されている。
図6、図7に示すように、回動部材73は、外筒部73a、内筒部73b、及び外筒部73aと内筒部73bとを接続する底面部73cを有する。ギヤボックス72は、上壁72aからギヤ空間72cに向けて下方に突出する保持筒部72dを有する。保持筒部72dは、断面略C字形状の筒体であり、側部の一部にスリット72eが形成されている。保持筒部72dは、回動部材73の内筒部73bを回動自在に保持している。
外筒部73aの下側にはフランジ部が径方向外側に向かって突設されており、フランジ部には、周方向全体にわたってピニオンギヤ73eが形成されている。外筒部73aの下端と内筒部73bの下端とは、底面部73cにより接続されている。外筒部73aと内筒部73bとの間には、底面部73cの幅分の幅をもつばね室が形成されており、ばね室には付勢部材74が配設されている。付勢部材74はコイルばねである。付勢部材74の一端側は回動部材73の外筒部73aの下端部に係止されている。付勢部材74の他端側は、ギヤボックス72の保持筒部72dのスリット72eから径方向内側に延びて、ギヤボックス72の上壁72aから下側に突出する一対の係止壁72fの間に保持されている。
回動部材73がギヤボックス72に対して一方向に回転されると、付勢部材74に付勢力が蓄積される。付勢部材74は、蓄積された付勢力が解放されると、ギヤボックス72に対して回動部材73を一方向と反対に回転させる。
図4、図6、図7に示すように、ギヤボックス72のギヤ空間72cの左側に配置されたダンパ装置75は、固定部材75aと回転部材75bとを有する。固定部材75aは、前側及び後側に突出する一対の嵌合部75cをもつ。ギヤボックス72の上壁72aの左側には開口72gが形成されている。開口72gからダンパ装置75をギヤ空間72cに入れる。ギヤボックス72のギヤ空間72cの左側に配置された保持板部72hに、一対の嵌合部75cを凹凸嵌合することで、固定部材75aはギヤボックス72に固定されている。ダンパ装置75には、固定部材75aと回転部材75bとの間を間接的に接続する図略の粘性液体が封入されている。粘性液体はその粘性により、回転部材75bの回転速度の上昇を抑える。回転部材75bはダンパギヤ75dを有する。ダンパギヤ75dは、ピニオンギヤ73eと噛み合っているので、ダンパ装置75は、ピニオンギヤ73eの回転速度の上昇を緩和する。
下部材21の底壁21aの左右方向の中央部には、ラックギヤ21dが設けられている。ラックギヤ21dは前後方向、即ち、引出部材3の進退方向に沿って延びている。
回動部材73に設けたピニオンギヤ73eは、ラックギヤ21dと噛み合っている。回動部材73がギヤボックス72に対して一方向に回転されると、付勢部材74に付勢力が蓄積されるとともに、ギヤボックス72はラックギヤ21dに沿って後方側に移動される。付勢部材74の付勢力が解放されると、回動部材73が一方向と反対側に回転して、ギヤボックス72がラックギヤ21dに沿って前方側に移動する。
可動部71では、付勢部材74の付勢力によりピニオンギヤ73eを駆動させている。駆動されたピニオンギヤ73eは、収容ケース2に設けられたラックギヤ21dに沿って前進する。このような簡素な構成で、可動部71を確実に前進させることができる。
図7に示すように、ギヤボックス72の左右両側の側壁72bの下部は、左右方向外側に向けて突出するスライド部72jを設けている。また、収容ケース2の下部材21の底壁21aには、進退方向に互いに平行に延びる一対のボックスガイド部21eが設けられている。一対のボックスガイド部21eは、それぞれ、収容ケース2の底壁21aから上側に向けて延びる立壁21fと、立壁21fの上部で左右方向に屈曲する屈曲壁21gとを有する。ギヤボックス72のスライド部72jは、立壁21fと屈曲壁21gと収容ケース2の底壁21aとで囲まれており、スライド部72jの上下方向及び左右方向への移動が規制されている。このため、スライド部72jは収容ケース2に対して進退方向にのみ移動可能とされている。
図4、図5、図8に示すように、引出連係部81は、可動部71と引出部材3との間に設けられている。引出連係部81は、可動部71のギヤボックス72の左右両側の側壁72bに設けられたガイド部82と、引出部材3のホルダ本体31に設けられた係合部83とからなる。ガイド部82は、ギヤボックス72の側壁72bに設けられた上下方向に延びるU字形状の溝である。ガイド部82の下部は閉止され、ガイド部82の上部は開放されている。
図3に示すように、ホルダ本体31の基部31aにおけるギヤボックス72のちょうど真上に位置する部分は、くりぬかれて後部空間31dとされている。後部空間31dの左右両側には、対向壁31eが設けられている。対向壁31eには、一対の係合部83が後部空間31dに向けて突設されている。一対の係合部83は、互いに対向していて、同一軸線上に位置している。後部空間31dには、可動部71が配置され、ホルダ本体31に設けられた係合部83は、可動部71に設けられたガイド部82に上下方向に移動可能に係合されている。このため、ホルダ本体31は、可動部71に上下方向に変位可能に連係され、また、可動部71の進退方向の移動に合わせて、ホルダ本体31も進退方向に移動される。
図3、図4、図9に示すように、向き変化部85は、収容ケース2及び引出部材3のホルダ本体31に設けられている。向き変化部85は、ホルダ本体31の進退方向の移動に伴い収容ケース2に対するホルダ本体31の向きを変化させる。向き変化部85は、ホルダ本体31に設けられた前側スライド係止部86及び後側スライド係止部87と、収容ケース2に設けられた上側レール部88及び下側レール部89とを有する。
ホルダ本体31の基部31aの左右両側の側壁には、前側スライド係止部86と、前側スライド係止部86よりも後方側に位置する後側スライド係止部87とが突設されている。前側スライド係止部86は、後側スライド係止部87よりも若干上側に位置されている。前側スライド係止部86及び後側スライド係止部87は、上側レール部88及び下側レール部89にスライド移動可能に支持されている。
上側レール部88及び下側レール部89は、収容ケース2の側壁21cに固定された内壁部材25に設けられている。向き変化部85は、ホルダ本体31が後退位置にあるときにはホルダ本体31を収容ケース2に収容可能な所定の向きに規制し、ホルダ本体31が後退位置から前進位置に引き出されるときにはホルダ本体31の向きを後退位置での所定の向きから変化させるようにホルダ本体31をガイドする。
上側レール部88は、内壁部材25の上側に設けられ、下側レール部89は、内壁部材25において、上側レール部88よりも下側に設けられている。上側レール部88及び下側レール部89としては、例えば、略進退方向に延びる溝条、長穴、又はレールが挙げられるが、本実施形態では、溝条を採用している。
下側レール部89は、内壁部材25の後端から前端に渡って略進退方向に延びている。下側レール部89は、後端から前方に向けて徐々に下降する傾斜部分89bと、進退方向の略中央部分で内壁部材25の下周縁に沿って前側に延びる前後延長部89cとを有する。上側レール部88は、下側レール部89の最後端89aよりも前側に最後端部88aを位置させている。上側レール部88は、最後端部88aから前側に向かって徐々に下降する第1傾斜部分88bと、開口近傍で上側に傾斜する第2傾斜部分88cとを有する。上側レール部88がこのように一旦下降して再度上昇する形状をとるのは、後退時にホルダ本体35に設けられている第1揺動保持部32が収容ケース2の上部材22に干渉することを抑制するためである。上側レール部88と下側レール部89との間の距離は、後側から前側にいくにしたがって徐々に離れていく。
図10、図11に示すように、このような上側レール部88及び下側レール部89に前側スライド係止部86及び後側スライド係止部87が支持されることで、ホルダ本体31が後退位置にあるときには、ホルダ本体31を収容ケース2の開口23内に後退可能な所定の向きに規制される。図11に示すように、ホルダ本体31が後退位置から前進位置にスライド移動する間に、後側スライド係止部87を前側スライド係止部86よりも下降させて、ホルダ本体31の前方側を後方側に対して高い位置に位置させる。図11,図12に示すように、前進位置近傍では、前側スライド係止部86と後側スライド係止部87との高さの差が大きくなり、ホルダ本体31の前方部を後方部に対して高く位置させる。下側レール部89の前後延長部89cに設けられたストッパ89dで、後側スライド係止部87が停止され、引出部材3が前進位置に留まる。このようにして、ホルダ本体31が後退位置から前進位置に移動する間に、ホルダ本体31の向きを、後退位置でのホルダ本体31の所定の向きから変化させる。
更に、図3、図8、図10に示すように、進退機構7は、引出部材3を後退位置で移動を規制するロック部76と、ロック部76による引出部材3の移動の規制を解除する操作部77と、ロック付勢部材78とを備える。ロック部76及び操作部77は、ホルダ本体31のホルダ部31bの前部に設けられている。ホルダ部31bの前部は、左右方向に幅を広げていて、意匠カバー33で被覆されている。ホルダ部31bの前部と意匠カバー33との間には、操作部77とロック部76とが介設されている。
図3に示すように、操作部77は、意匠カバー33及びホルダ部31bの前部の左右方向の中央にそれぞれ形成された操作保持穴33a、31fに進退方向に移動可能に保持されている。
図8、図13に示すように、操作部77の左右両側には、ロッド形状のロック部76が配置されている。左側のロック部76にはガイドピン76aが設けられ、右側のロック部76には左右方向に延びる長穴76bが設けられている。ガイドピン76aは、意匠カバー33の後面側に設けた左右方向に延びる長穴33cに挿入されている。長穴76bは、意匠カバー33の後面側に設けたガイドピン33bを挿入している。これにより、左右一対のロック部76は、左右方向に移動可能とされている。
ロック部76の左右方向の外側先端は、収容ケース2の下部材21の側壁21cに形成したロック係合穴21kに進退可能に挿入されている。引出部材3が後退位置にありロック部76がロック係合穴21kに挿入されているときには、引出部材3は後退位置で移動が規制されている。
図3、図13に示すように、操作部77は、基部77aと、基部77aの前側に設けられた操作面77bと、基部77aの後側に設けたバネ保持部77cと、基部77aに設けられた左右一対のガイド穴77dとを有する。ロック付勢部材78は圧縮コイルバネであり、バネ保持部77cに保持されている。ロック付勢部材78は操作部77のバネ保持部77cとホルダ部31bの前部との間に設けられ、操作部77をホルダ部31bに対して前側に付勢している。左右一対のガイド穴77dは、後側に向かって左右方向外側に傾斜する斜面部77eをもつ。各ガイド穴77dは、それぞれ各ロック部76に形成された突部76cを挿入させている。
操作面77bを後側に押し込むと、ロック付勢部材78の付勢力に抗して操作部77が後退する。突部76cは斜面部77eに沿ってガイド穴77dの前側に相対移動される。ロック部76は左右方向内側に引き込まれ、ロック部76の先端はロック係合穴21kから離脱して、引出部材3の移動の規制が解除される。これにより、引出部材3は、可動部71の付勢部材74の付勢力により前進される。ホルダ本体31を後方側に押すと、引出部材3が後退して収容ケース2に収容される。
引出部材3がホルダ本体31と底部材35と後方部材42と前方部材41とを有することは前述したが、引出部材3について更に詳細に説明する。
図3、図9、図12に示すように、ホルダ本体31の後側の基部31aの左右両側の側面部には、後方支持部31gが設けられている。ホルダ本体31の前側のホルダ部31bの裏面側には、前方支持部31hが設けられている。本実施形態では、後方支持部31gは丸穴であり、前方支持部31hは進退方向に延びる長穴である。底部材35の左右両側及び左右方向の中央には凹所35bが設けられ、各凹所35bの左右方向の両側を囲む壁部には後方支持部35cとしての丸穴が設けられている。底部材35の左右方向の中央部には、後方から前方に向けて徐々に深く窪む窪み部35dが設けられており、窪み部35dの左右両側の壁部には前方支持部35eが設けられている。本実施形態において、底部材35の後方支持部35c及び前方支持部35eは丸穴である。
後方部材42は、左右方向に長い矩形の板状体である。後方部材42の左右両側の側面部の上端には上方支持部42aが設けられている。後方部材42の下端であって、その左右方向両側及び左右方向の中央には下方支持部42bが設けられている。後方部材42の上方支持部42aはホルダ本体31の後方支持部31gに相対回転可能に支持されており、後方部材42の下方支持部42bは底部材35の後方支持部35cに相対回転可能に支持されている。これにより、後方部材42は、ホルダ本体31の後方支持部31g及び底部材35の後方支持部35cに揺動可能に支持される。後方部材42の上方支持部42aとホルダ本体31の後方支持部31g、及び前方部材41の下方支持部41bと底部材35の前方支持部35eとの間には、それぞれバネ43,44が介設されている。
本実施形態において、後方部材42の上方支持部42a及び下方支持部42bは、回動軸であり、ホルダ本体31の後方支持部31g及び底部材35の後方支持部35cは回動軸を回動可能に挿入する丸穴である。しかし、これとは逆に、後方部材42の上方支持部42a及び下方支持部42bは、丸穴であり、ホルダ本体31の後方支持部31g及び底部材35の後方支持部35cは丸穴に回動可能に挿入される回動軸であってもよい。
前方部材41は、棒状体であり、その上端部に上方支持部41aが設けられ、その下端部に下方支持部41bが設けられている。前方部材41の上方支持部41aは、ホルダ本体31の前方支持部31hに相対回転可能且つ前後方向に相対移動可能に支持されており、前方部材41の下方支持部41bは、底部材35の前方支持部35eに相対回転可能に支持されている。これにより、前方部材41は、ホルダ本体31の前方支持部31h及び底部材35の前方支持部35eに揺動可能に支持される。
前方部材41及び後方部材42は、いずれもホルダ本体31と底部材35に対して揺動可能に支持されているため、ホルダ本体31、前方部材41、底部材35及び後方部材42は、4点リンク機構を構成している。
図10に示すように、引出部材3が収容ケース2に収容されているときには、前方部材41及び後方部材42が略水平方向に向き、ホルダ本体31と底部材35とを近接させる。底部材35からのホルダ本体31の上下方向の高さが収容ケース2の開口23の上下方向の幅よりも小さくなる。
図9に示すように、引出部材3を収容ケース2から引き出したときには、底部材35がバネ43,44の付勢力で下がり、前方部材41及び後方部材42が上下方向(鉛直方向)に近い角度に立ち、底部材35からのホルダ本体31の上下方向の高さが大きくなる。底部材35からのホルダ本体31の上下方向の高さが、開口23の上下方向の幅よりも大きくなる。
本実施形態では、底部材35とホルダ本体31との間を前方部材41及び後方部材42により連結している。このため、ホルダ本体31と底部材35との間の接続強度が向上する。
ここで、図9に示すように、ホルダ本体31の前側部と底部材35の前側部との間の距離をAとし、ホルダ本体31の後側部と底部材35の後側部との間の距離をBとする。ホルダ本体31の前側部は、ホルダ本体31の後側部よりも前方に位置する部分である。Aは、ホルダ本体31の前側部と底部材35の前側部との間の上下方向の距離を意味し、Bは、ホルダ本体31の後側部と底部材35の後側部との間の上下方向の距離を意味する。
この場合、引出部材3を前方に引き出したときに、距離Aは距離Bよりも大きいことが好ましい。引出部材3を前方に引き出したときに、距離Aは距離Bよりも大きい場合には、距離Aが距離Bと等しい場合よりも、ホルダ本体31の前側に設けられたホルダ部31bの底部材35からの高さが大きくなる。ホルダ部31b及び底部材35に飲料容器を配置したときに、ホルダ部31b及び底部材35による飲料容器の保持力が高まる。ホルダ本体31が後側に向けて下方に傾斜しているため、引出部材3全体の重心が、ホルダ本体31が水平である場合に比べて、後側に位置し、収容ケース2に対する支持点である前側スライド係止部86及び後側スライド係止部87に近づく。このため、前側スライド係止部86及び後側スライド係止部87に加わるモーメントが小さくなり、安定に飲料容器を保持できる。
引き出し時に距離Aを距離Bよりも大きくする構成として、本実施形態では、以下の構成を採用している。
本実施形態において、前方部材41の上方支持部41aと下方支持部41bとの間の距離Cが、後方部材42の上方支持部42aと下方支持部42bとの間の距離Dよりも大きくされている。また、ホルダ本体31の前方支持部31hが、進退方向に延びる長穴である。前方支持部31hを構成している長穴は、前方部材41の上方支持部41aを構成する回転軸を進退方向にスライド可能に支持している。本実施形態の構成において、引出部材3が前進位置に引き出されているときには、底部材35がバネ43,44の付勢力により下降して、前方部材41が水平方向から鉛直方向に向けて立ち上がる。このため、図12に示すように、前方部材41の上方支持部41aが、ホルダ本体31の前方支持部31hを構成している長穴の前方側にスライド移動して長穴の前端位置31jに位置する。このときの前方部材41は鉛直方向に近い角度で立ち上がり、前方部材41の鉛直方向に対する角度αは、後方部材42の鉛直方向に対する角度βよりも小さくなる。また、前方部材41の上方支持部41aと下方支持部41bとの間の距離Cは、後方部材42の上方支持部42aと下方支持部42bの間の距離Dよりも大きい。このため、ホルダ本体31の前方支持部31hと底部材35の前方支持部35eとの間の距離Aが、ホルダ本体31の後方支持部31gと底部材35の後方支持部35cとの間の距離Bよりも大きくなる。
引き出し時に距離Aを距離Bよりも大きくする構成としては、本実施形態の構成の他に、例えば、前方部材41の上方支持部41aと下方支持部41bとの間の距離Cが、後方部材42の上方支持部42aと下方支持部42bとの間の距離Dと同じか又はDよりも小さいが(C≦D)、引き出し時の前方部材41を鉛直方向に更に近付けて、前方部材41の鉛直方向に対する角度αを、後方部材42の鉛直方向に対する角度βよりもかなり小さくしてもよい。
また、引き出し時に、前方部材41が水平方向に近く、前方部材41の鉛直方向に対する角度αが、後方部材42の鉛直方向に対する角度βと同じか又はβよりも大きいが(α≧β)、前方部材41の上方支持部41aと下方支持部41bとの間の距離Cを、後方部材42の上方支持部42aと下方支持部42bとの間の距離Dよりもかなり大きくすることで、距離Aを距離Bよりも大きくしてもよい。
また、本実施形態において、図9、図10に示すように、ホルダ本体31が後退位置に後退するときには、後方部材42の下端が収容ケース2の底壁21aに当たり、上方支持部42a及び下方支持部42bを中心に水平方向に向けて揺動されている。後方部材42が水平に近づくに従って、底部材35がホルダ本体31に近づき、底部材35からのホルダ本体31の高さが低くなる。底部材35からのホルダ本体31の高さが、収容ケース2の開口23の鉛直方向の幅よりも小さくなる。
図9、図12に示すように、前方部材41の上方支持部41aと下方支持部41bとの間の距離Cは、後方部材42の上方支持部42aと下方支持部42bとの間の距離Dよりも大きいため、底部材35の上昇に伴って、前方部材41の上方支持部41aはホルダ本体31の前方支持部31hを後方側にスライド移動する。上方支持部41aは、前方支持部31hである長穴の後端位置31kに相対移動される。そして、前方部材41は後方部材42よりも水平に近い向きまで揺動される。このため、ホルダ本体31は、その進退方向の全体にわたって底部材35からの高さを小さくできる。ホルダ本体31及び底部材35の全体が収容ケース2に収容される。
本実施形態ではホルダ本体31の前方支持部31hを長穴としているが、ホルダ本体31が収容ケース2内に後退しているときに、前進位置に進出しているときよりも、前方部材41が後方部材42に対して水平に近い向きになればどのような構成でもよい。例えば、ホルダ本体31の前方支持部31hを長穴とするとともに又は長穴とするかわりに、底部材35の前方支持部35eを長穴としてもよい。または、ホルダ本体31及び底部材35の双方の前方支持部31h、35eを回転軸とし、前方部材41の上方支持部41a又は/及び下方支持部41bを長穴としてもよい。
本実施形態においては、可動部71の付勢部材74としてコイルバネを用いているが、コンスタントスプリングを用いても良い。また、ダンパ装置75を用いてピニオンギヤ73eの回転速度の上昇を緩和させているが、ダンパ装置75がなくてもよい。また、可動部71の動力源は付勢部材74であるが、モータであってもよい。
本実施形態において、向き変化部85は、収容ケース2に設けられた上側レール部88及び下側レール部89と、引出部材3に設けられた前側スライド係止部86及び後側スライド係止部87とを有していた。しかし、上側レール部88及び下側レール部89を引出部材3に設け、前側スライド係止部86及び後側スライド係止部87を収容ケース2に設けても良い。また、引出部材3は、左右両側においてそれぞれ、前側スライド係止部86及び後側スライド係止部87の2カ所で向きが制御されていたが、1つのスライド係止部で向きが制御されてもよい。
本実施形態においては、ホルダ本体31が、可動部71の前後移動に合わせて収容ケース2の開口23から進退される。ホルダ本体31が収容ケース2の開口23内の後退位置に後退したときには、向き変化部85によって、ホルダ本体31は、その薄板形状の平面延び方向が進退方向に略平行となる向きとなり、収容ケース2の開口23内に収容可能な所定の向きに規制される。このため、薄い収容ケース2でもホルダ本体31を収容できる。カップホルダ装置11の薄型化を実現できる。
ホルダ本体31が後退位置から前進位置に引き出されたときには、可動部71の進退方向の移動に伴って、ホルダ本体31の向きは、向き変化部85によって後退位置での収容可能な所定の向きから変化される。このため、ホルダ本体31は引き出し時に進退方向に対して傾斜した向きとされる。このようにホルダ本体31の前進側先端部が上側に向くようにホルダ本体31が傾斜して、底部材35からのホルダ本体31の高さが大きくなり、飲料容器を安定に保持することができる。
引出連係部81は、可動部71のギヤボックス72に設けられた上下方向に延びるガイド部82と、ホルダ本体31に設けられガイド部82に挿入された係合部83とを有する。ホルダ本体31が向き変化部85により変化されると、係合部83がガイド部82に沿って上下移動する。このため、ホルダ本体31は前後移動に合わせて、可動部71に対して上下方向に位置を変位させることができる。このため、ホルダ本体31は、前後移動に伴って、可動部71と干渉することなく円滑に向きを変化させることができる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態では、本発明の引出装置として引き出し式のテーブル装置を採用している。図14、図15に示すように、引き出し式のテーブル装置12は、例えば、車両の車室内の前列席中央のセンターコンソール5の背面部51に装着されている。テーブル装置12は、センターコンソール5の背面部51に設けられた収容ケース2と、収容ケース2内に進退可能に収容された引出部材としてのテーブル36と、進退機構7とを有する。
収容ケース2の内部には、テーブル36を収容可能な空間部20が設けられている。空間部20は、収容ケース2の後部に形成された開口23を通じて外部に連通している。開口23は、意匠カバー33により開閉可能に被覆されている。意匠カバー33は図略のバネにより開口23を閉止する方向に付勢されている。
テーブル36は、矩形の薄板形状をなす。テーブル36は、収容ケース2の空間部20に収容された後退位置と、開口23から前進した前進位置との間を移動可能とされている。テーブル36が前進位置に引き出されるときに、テーブル36が開口23を被覆する意匠カバー33を押し、図略のバネの付勢力に抗して意匠カバー33が開き、テーブル36は開口23から前進される。
進退機構7は、上記のカップホルダ装置11と同様である。図16に示すように、テーブル装置12の進退機構7は、カップホルダ装置11と同様に、可動部71と、引出連係部81と、向き変化部85とを備えている。
収容ケース2の下壁29は、車両の後方に対して上側に傾斜しており、この下壁に沿って可動部71が進退移動する。可動部71は、内部に設けられた付勢部材又はモータなどの駆動源の駆動力により、収容ケース2の下壁29に沿って前進方向に移動される。可動部71とテーブル36との間には、引出連係部81が介設されている。引出連係部81は、可動部71に伴ってテーブル36を進退方向に移動させるとともに、テーブル36を進退方向に対して略垂直方向に変位可能としている(図3参照)。向き変化部85は、収容ケース2に設けられた上側レール部88及び下側レール部89と、テーブル36に設けられた前側スライド係止部86及び後側スライド係止部87とを有する。
図16には、上側レール部88及び下側レール部89を、これらの中心線で示した。上側レール部88は、進退方向に対して傾斜する傾斜部分88dを有している。下側レール部89は、テーブル36の進退方向に沿って延びる進退延長部分89dを有する。上側レール部88及び下側レール部89に後側スライド係止部87及び前側スライド係止部86がスライド移動可能に係止されることで、テーブル36が後退位置にあるときにはテーブル36は収容ケース2に収容可能な所定の向きに規制され、後退位置から前進するにしたがって、テーブル36は、所定の向きから変化される。そして、前進位置に位置したときには、テーブル36の表面は水平方向に向く。
第2の実施形態においても、第1の実施形態と同様に、引き出し時のテーブル36の向きを進退方向に対して傾斜するようにさせつつ、薄型化を実現させることができる。
(1)第1、第2の実施形態の引出装置(カップホルダ装置11,テーブル装置12)は、開口23を有する収容ケース2と、開口23から前進側又は後退側に進退可能に収容ケース2に収容された引出部材3と、引出部材3を開口23から前進させた前進位置と開口23内に後退させた後退位置との間で移動させる進退機構7と、を備えた引出装置であって、
進退機構7は、
収容ケース2に設けられ進退方向に移動可能な可動部71と、
引出部材3を進退方向に対して略垂直方向に変位可能に可動部71に連係させて可動部71の進退方向への移動に伴って引出部材3を進退方向に移動させる引出連係部81と、
引出部材が後退位置にあるときには引出部材3を収容ケース2に収容可能な所定の向きに規制し且つ可動部71の前進により引出部材3が前進位置に引き出されたときには引出部材を所定の向きから変化させた向きとする向き変化部85と、を備えることを特徴とする。
上記構成によれば、引出部材3は、可動部71の進退方向の移動に合わせて収容ケース2の開口23から進退される。引出部材3が収容ケース2の開口23内の後退位置に後退したときには、向き変化部85によって、引出部材3は収容ケース2の開口23内に収容可能な所定の向きに規制される。可動部71の前進により引出部材3が前進位置に引き出されたときには、向き変化部85によって、引出部材3は所定の向きから変化させた向きとされる。例えば、後退位置にある引出部材3を開口23の幅よりも小さい高さとなるよう向きを規制することで、薄い収容ケース2でも引出部材3を収容できる。このため、引き出し時の引出部材3が進退方向に対して傾斜する方向に変位することを可能としつつ、引出装置の薄型化を実現させることができる。
ここで、引出部材3と可動部71とを相対変位ができない状態で接続した場合には、引出部材3が向きを変えると、引出部材3が、進退方向に移動可能な可動部と干渉してしまう。
そこで、本発明では、引出連係部81により、引出部材3を進退方向に対して略垂直方向に変位可能に連係させている。引出連係部81は、可動部71の進退方向の移動に伴って引出部材3を進退方向に移動させるとともに、引出部材3の向きの変化に伴って、可動部71に対する引出部材3の相対位置の変位を許容している。このため、引出部材3は、進退方向の移動に伴って、可動部71と干渉することなく円滑に向きを変化させることができる。
以上のように、本発明によれば、引き出し時の引出部材3が進退方向に対して傾斜する方向に変位することを可能としつつ、薄型化を実現させた引出装置を提供することができる。
(2)第1、第2の実施形態において、収容ケース2は、進退方向に延びるラックギヤ21dを有し、可動部71は、ラックギヤ21dと噛合うピニオンギヤ73eと、可動部71が進退方向のうち前進側に移動するようにピニオンギヤ73eを付勢する付勢部材74と、を有することが好ましい。
上記構成において、可動部71では、付勢部材74の付勢力によりピニオンギヤ73eを駆動させている。駆動されたピニオンギヤ73eは、収容ケース2に設けられたラックギヤ21dに沿って前進する。このような簡素な構成で、可動部71を確実に前進させることができる。
(3)第1,第2の実施形態において、引出連係部81は、可動部71及び引出部材3のいずれか一方に設けられ進退方向に対して略垂直方向に延びるガイド部82と、可動部71及び引出部材3の他方に設けられガイド部82に沿って移動可能な係合部83とを有することが好ましい。
上記構成によれば、簡素な構成で、可動部71の移動に合わせて引出部材3を進退方向に移動させることができる。また、引出部材3の向きが向き変化部85により変化させたときでも、引出部材3が可動部71に対して非進退方向に変位されることで可動部71との干渉を回避でき、引出部材3の向きを円滑に変化させることができる。
(4)第1,第2の実施形態において、向き変化部85は、収容ケース2及び引出部材3のいずれか一方に形成され進退方向に対して傾斜する傾斜部分をもつレール部(上側レール部88、下側レール部89)と、収容ケース2及び引出部材3の他方に形成されレール部に移動可能に係止されたスライド係止部(前側スライド係止部86、後側スライド係止部87)とを有することが好ましい。
上記構成によれば、レール部に沿ってスライド係止部がスライド移動することで、引出部材3の向きを変化させることができる。
(5)第1,第2の実施形態において、前記進退機構7は、更に、引出部材3を後退位置で移動を規制するロック部76と、ロック部76による引出部材3の移動の規制を解除する操作部77とを備えることが好ましい。
上記構成によれば、ロック部76により後退位置で引出部材3の移動を規制でき、また、操作部77の操作により引出部材3の移動の規制を解除できる。
(6)第1の実施形態において、引出部材3は、飲料容器の側面を保持し得るホルダ本体31と、飲料容器の底部を保持し得る底部材35とを有することが好ましい。
上記構成によれば、ホルダ本体31と底部材35とで飲料容器を確実に保持することができる。
(7)第1の実施形態において、引出部材3は、ホルダ本体31の後方支持部31g及び底部材35の後方支持部35cにおいてホルダ本体31及び底部材35に対して揺動可能に支持された後方部材42と、ホルダ本体31の後方支持部31gよりも前進側に位置する前方支持部31h及び底部材35の後方支持部35cよりも前進側に位置する前方支持部35eにおいてホルダ本体31及び底部材35に対して揺動可能に支持された前方部材41とを有し、引出部材3が前進位置に引き出されているときには、底部材35からのホルダ本体31の高さが収容ケース2の開口23の幅よりも大きくされ、引出部材3が後退位置に後退されるときには、前方部材41及び後方部材42の揺動により、ホルダ本体31と底部材35との間の距離が開口23の幅よりも小さくされることが好ましい。
上記構成によれば、底部材35とホルダ本体31との間を前方部材41及び後方部材42により連結している。このため、ホルダ本体31と底部材35との間の接続強度が向上する。また、引出部材3を収容ケース2に収容するときには、ホルダ本体31と底部材35との間の距離が開口23の幅よりも小さくされる。引出部材3を前進位置に引き出したときには、底部材35からのホルダ本体31の高さを開口23の幅よりも大きくでき、飲料容器の保持力を高くすることができる。
(8)第1の実施形態において、ホルダ本体31の前側部と底部材35の前側部との間の距離をAとし、ホルダ本体31の後側部と底部材35の後側部との間の距離をBとすると、引出部材3が前進位置に引き出されているときには、距離Aが、距離Bよりも大きくなるように前方部材41及び後方部材42がそれぞれホルダ本体31及び底部材35に接続されていることが好ましい。
上記構成によれば、距離Aが距離Bよりも、距離Aが距離Bと同じである場合に比べて、前進位置での底部材35からのホルダ本体31の特に前方側の高さが大きくなる。飲料容器の保持力を更に高めることができる。
(9)第1の実施形態において、引出部材3が後退位置に後退されているときの距離Aと距離Bとの差が、引出部材3が前進位置に引き出されているときの距離Aと距離Bとの差よりも小さくなるように、前方部材41がホルダ本体31又は底部材35に対して相対移動し得ることが好ましい。
上記構成によれば、収容ケース2に収容されている後退位置にあるときの引出部材3の高さを、収容ケース2から引き出された前進位置にある引出部材3の高さよりも低くすることができる。このため、収容ケース2の薄型化を更に確実に実現できる。
(10)第2の実施形態によれば、引出部材3はテーブル36を有することが好ましい。
上記構成によれば、テーブル36が後退位置にあるときと前進位置にあるときとで、テーブル36の向きを変化させることができる。
11:カップホルダ装置、12:テーブル装置、2:収容ケース、20:空間、21:下部材、21d:ラックギヤ、22:上部材、23:開口、3:引出部材、31:ホルダ本体、31a:基部、31b:ホルダ部、31c:挿入空間、31g:後方支持部、31h:前方支持部、35:底部材、35c:後方支持部、35e:前方支持部、36:テーブル、41:前方部材、41a:上方支持部、41b:上方支持部、42:後方部材、42a:上方支持部、42b:上方支持部、7:進退機構、71:可動部、72:ギヤボックス、73:回動部材、73e:ピニオンギヤ、74:付勢部材、75:ダンパ装置、76:ロック部、77:操作部、81:引出連係部、82:ガイド部、83:係合部、85:向き変化部、86:前側スライド係止部、87:後側スライド係止部、88:上側レール部、89:下側レール部

Claims (10)

  1. 開口を有する収容ケースと、前記開口から前進側又は後退側に進退可能に前記収容ケースに収容された引出部材と、前記引出部材を前記開口から前進させた前進位置と前記開口内に後退させた後退位置との間で移動させる進退機構と、を備えた引出装置であって、
    前記進退機構は、
    前記収容ケースに設けられ前記進退方向に移動可能な可動部と、
    前記引出部材を前記可動部に前記進退方向に対して略垂直方向に変位可能に連係させて前記可動部の進退方向への移動に伴って前記引出部材を前記進退方向に移動させる引出連係部と、
    前記引出部材が前記後退位置にあるときには前記引出部材を前記収容ケースに収容可能な所定の向きに規制し且つ前記可動部の前進により前記引出部材が前記前進位置に引き出されたときには前記引出部材を前記所定の向きから変化させた向きとする向き変化部と、を備えることを特徴とする引出装置。
  2. 前記収容ケースは、前記進退方向に延びるラックギヤを有し、
    前記可動部は、前記ラックギヤと噛合うピニオンギヤと、前記可動部が前記進退方向のうち前進側に移動するように前記ピニオンギヤを付勢する付勢部材と、を有する請求項1に記載の引出装置。
  3. 前記引出連係部は、前記可動部及び前記引出部材のいずれか一方に設けられ前記進退方向に対して略垂直方向に延びるガイド部と、前記可動部及び前記引出部材の他方に設けられ前記ガイド部に沿って移動可能な係合部とを有する請求項1又は2に記載の引出装置。
  4. 前記向き変化部は、前記収容ケース及び前記引出部材のいずれか一方に形成され前記進退方向に対して傾斜する傾斜部分をもつレール部と、前記収容ケース及び前記引出部材の他方に形成され前記レール部に移動可能に係止されたスライド係止部とを有する請求項1〜3のいずれかに記載の引出装置。
  5. 前記進退機構は、更に、前記引出部材を前記後退位置で移動を規制するロック部と、前記ロック部による前記引出部材の移動の規制を解除する操作部とを備える請求項1〜4のいずれかに記載の引出装置。
  6. 前記引出部材は、飲料容器の側面を保持し得るホルダ本体と、前記飲料容器の底部を保持し得る底部材とを有する請求項1〜5のいずれかに記載の引出装置。
  7. 前記引出部材は、前記ホルダ本体の後方支持部及び前記底部材の後方支持部において前記ホルダ本体及び前記底部材に対して揺動可能に支持された後方部材と、前記ホルダ本体の前記後方支持部よりも前記前進側に位置する前方支持部及び前記底部材の前記後方支持部よりも前記前進側に位置する前方支持部において前記ホルダ本体及び前記底部材に対して揺動可能に支持された前方部材とを有し、
    前記引出部材が前記前進位置に引き出されているときには、前記底部材からの前記ホルダ本体の高さが前記収容ケースの前記開口の幅よりも大きくされ、
    前記引出部材が前記後退位置に後退されるときには、前記前方部材及び前記後方部材の揺動により、前記ホルダ本体と前記底部材との間の距離が前記開口の幅よりも小さくされる請求項6に記載の引出装置。
  8. 前記ホルダ本体の前側部と前記底部材の前側部との間の距離をAとし、前記ホルダ本体の後側部と前記底部材の後側部との間の距離をBとすると、
    前記引出部材が前記前進位置に引き出されているときには、前記距離Aが、前記距離Bよりも大きくなるように前記前方部材及び前記後方部材がそれぞれ前記ホルダ本体及び前記底部材に接続されている請求項7に記載の引出装置。
  9. 前記引出部材が前記後退位置に後退されているときの前記距離Aと前記距離Bとの差が、前記引出部材が前記前進位置に引き出されているときの前記距離Aと前記距離Bとの差よりも小さくなるように、前記前方部材が前記ホルダ本体又は前記底部材に対して相対移動し得る請求項8に記載の引出装置。
  10. 前記引出部材は、テーブルを有する請求項1〜5のいずれかに記載の引出装置。
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