JP7172568B2 - サンシェード装置 - Google Patents
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Description
上記課題を解決するサンシェード装置は、車両のルーフに形成された窓開口部から前記車両の室内に入る光を遮るシェードと、前記窓開口部の車両幅方向における両端部において、車両前後方向に延びる第1ガイドレール及び第2ガイドレールと、前記シェードの車両幅方向における第1端を保持した状態で、前記第1ガイドレールと摺動する第1摺動部品と、前記シェードの車両幅方向における第2端を保持した状態で、前記第2ガイドレールと摺動する第2摺動部品と、を備え、前記第1ガイドレール及び前記第2ガイドレールの各々は、車両上下方向に向き合う第1ガイド壁及び第2ガイド壁を有し、前記第1摺動部品及び前記第2摺動部品の各々は、前記第1ガイド壁及び前記第2ガイド壁の間に挟まれた状態で前記第1ガイド壁及び前記第2ガイド壁と摺動する本体部と、前記シェードの車両幅方向における端部を保持した状態で前記第2ガイド壁と摺動する保持部と、前記保持部が前記本体部に対して車両幅方向に延びる回動軸線回りに相対変位できるように前記本体部と前記保持部を連結する連結部と、を有し、前記保持部には、前記シェードの車両幅方向における端部を収容する収容孔が形成され、前記シェードは、前記保持部の前記収容孔に圧入される挿入部を有し、前記挿入部の車両前後方向における前端部及び後端部の一方は他方よりも車両上方又は車両下方に膨出し、前記保持部は、前記収容孔に圧入された前記挿入部の復元力により、前記第1ガイド壁との間に空間を隔てた状態で前記第2ガイド壁に向けて付勢される。
図1に示すように、車両10は、ルーフ11に窓開口部12が形成される車体13と、窓開口部12を開閉するサンルーフ装置20と、窓開口部12から車両10の室内に入る光を遮るサンシェード装置30と、を備える。以降の説明では、車両10に搭載されたときの方向に従って車両10の構成部材を説明する。また、車両前後方向を「前後方向」とも言い、車両幅方向を「幅方向」とも言い、車両上下方向を「上下方向」とも言う。
図3及び図4(a)に示すように、シェードパネル40は、板状をなすパネル本体41と、摺動部品60が組み付けられる複数の組付部42と、を有する。また、図2に示すように、シェードパネル40は、取手43(図1参照)が装着される装着孔44が前端部に形成される。シェードパネル40は、例えば、表皮層、裏皮層、ガラス繊維層、発泡ウレタン層及び接着フィルム層などの材質の異なる複数のシートを含む積層体をプレスすることで構成される。つまり、シェードパネル40は、金型で形状を作り込むことが可能とされる。
図2に示すように、ガイドレール50は、窓開口部12の幅方向における第1端に配置される第1ガイドレール50Rと、窓開口部12の幅方向における第2端に配置される第2ガイドレール50Lと、を有する。ガイドレール50は、車両10のルーフ11に沿うような形状を有することが好ましい。例えば、ガイドレール50は、車両10を側面視したとき、前後方向に直線状に延びるレールとしてもよいし、上方に凸となるように湾曲したレールとしてもよい。
図3に示すように、摺動部品60は、シェードパネル40の前端寄りの組付部42Fに組み付けられる摺動部品60Fと、シェードパネル40の後端寄りの組付部42Rに組み付けられる摺動部品60Rと、を有する。本実施形態では、図2に示すように、シェードパネル40の幅方向における第1端に組み付けられる2つの摺動部品60F,60Rが「第1摺動部品」の一例に相当し、シェードパネル40の幅方向における第2端に組み付けられる2つの摺動部品60F,60Rが「第2摺動部品」の一例に相当する。
図3及び図8に示すように、サンシェード装置30を組み立てる場合には、シェードパネル40の各々の組付部42に摺動部品60を組み付ける。詳しくは、シェードパネル40の前側挿入部45及び後側挿入部46の位置と摺動部品60の前側保持部62の収容孔621及び後側保持部63の収容孔631の位置を合わせた状態で、摺動部品60をシェードパネル40に押し付ける。すると、シェードパネル40の前側挿入部45が摺動部品60の前側保持部62の収容孔621に圧入され、シェードパネル40の後側挿入部46が摺動部品60の後側保持部63の収容孔631に圧入される。そして、図8及び図9に示すように、摺動部品60の係止爪675がシェードパネル40の係止孔451,461に係止する。
(1)図11に示すように、摺動部品60は、ガイドレール50に挿入されると、前側保持部62及び後側保持部63が第2ガイド壁52に押されることで、本体部61の第1摺動面S1、前側保持部62の第2摺動面S2及び後側保持部63の第2摺動面S2が面一になる。このため、前側保持部62及び後側保持部63は、図10に示すようなガイドレール50に挿入前の状態に復元しようとする。つまり、図11に実線矢印で示すように、前側保持部62は、先端が第2ガイド壁52に向かって付勢され、後側保持部63は、後端が第2ガイド壁52に向かって付勢される。言い換えれば、前側保持部62及び後側保持部63は、前側挿入部45及び後側挿入部46を収容孔621,631に圧入することで発生する前側挿入部45及び後側挿入部46の復元力により、第2ガイド壁52に向けて付勢される。このため、車両走行時の振動などの外力がサンシェード装置30に入力された場合に、摺動部品60の前側保持部62及び後側保持部63がガイドレール50の内部で動きにくくなる。
・シェードパネル40の前側挿入部45及び後側挿入部46の形状は適宜に変更してもよい。例えば、厚肉部452,462の形成位置を変化させてもよい。また、厚肉部452,462は、前後方向における厚さが徐々に変化するような形状としてもよい。
・摺動部品60は、第1摺動面S1及び第2摺動面S2を有しなくてもよい。つまり、摺動部品60は、面以外の態様で、第2ガイド壁52と摺動する部位を有していればよい。
・シェードパネル40に係止孔451,461を設けなくてもよいし、摺動部品60に係止爪675を設けなくてもよい。
Claims (5)
- 車両のルーフに形成された窓開口部から前記車両の室内に入る光を遮るシェードと、
前記窓開口部の車両幅方向における両端部において、車両前後方向に延びる第1ガイドレール及び第2ガイドレールと、
前記シェードの車両幅方向における第1端を保持した状態で、前記第1ガイドレールと摺動する第1摺動部品と、
前記シェードの車両幅方向における第2端を保持した状態で、前記第2ガイドレールと摺動する第2摺動部品と、を備え、
前記第1ガイドレール及び前記第2ガイドレールの各々は、車両上下方向に向き合う第1ガイド壁及び第2ガイド壁を有し、
前記第1摺動部品及び前記第2摺動部品の各々は、前記第1ガイド壁及び前記第2ガイド壁の間に挟まれた状態で前記第1ガイド壁及び前記第2ガイド壁と摺動する本体部と、前記シェードの車両幅方向における端部を保持した状態で前記第2ガイド壁と摺動する保持部と、前記保持部が前記本体部に対して車両幅方向に延びる回動軸線回りに相対変位できるように前記本体部と前記保持部を連結する連結部と、を有し、
前記保持部には、前記シェードの車両幅方向における端部を収容する収容孔が形成され、
前記シェードは、前記保持部の前記収容孔に圧入される挿入部を有し、
前記挿入部の車両前後方向における前端部及び後端部の一方は他方よりも車両上方又は車両下方に膨出し、
前記保持部は、前記収容孔に圧入された前記挿入部の復元力により、前記第1ガイド壁との間に空間を隔てた状態で前記第2ガイド壁に向けて付勢される
サンシェード装置。 - 前記保持部は、前記本体部の車両前方に位置する前側保持部と、前記本体部の車両後方に位置する後側保持部と、を有し、
前記連結部は、前記本体部と前記前側保持部とを連結する前側連結部と、前記本体部と前記後側保持部とを連結する後側連結部と、を有する
請求項1に記載のサンシェード装置。 - 前記本体部は、前記第2ガイド壁と摺動する第1摺動面を有し、
前記前側保持部及び前記後側保持部の各々は、前記第2ガイド壁と摺動する第2摺動面を有し、
前記前側保持部及び前記後側保持部の各々には、前記収容孔が形成され、
前記挿入部は、前記前側保持部の前記収容孔に圧入される前側挿入部と、前記後側保持部の前記収容孔に圧入される後側挿入部と、を含み、
前記前側保持部の前記収容孔に前記前側挿入部が圧入され、前記後側保持部の前記収容孔に前記後側挿入部が圧入された状態では、前記第1摺動面と前記第2摺動面との間をなす角度が180度未満となる
請求項2に記載のサンシェード装置。 - 前記第1ガイド壁は、前記第2ガイド壁よりも車両上方に位置し、
前記前側挿入部の前端部は、前記前側挿入部の後端部よりも車両下方に膨出し、
前記後側挿入部の後端部は、前記後側挿入部の前端部よりも車両下方に膨出する
請求項3に記載のサンシェード装置。 - 前記前側挿入部及び前記後側挿入部の各々は、第1係止部を有し、
前記前側保持部及び前記後側保持部の各々は、前記第1係止部が係止する第2係止部を有する
請求項3又は請求項4に記載のサンシェード装置。
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