JP6459282B2 - 車載電動装置の検査方法 - Google Patents

車載電動装置の検査方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6459282B2
JP6459282B2 JP2014158927A JP2014158927A JP6459282B2 JP 6459282 B2 JP6459282 B2 JP 6459282B2 JP 2014158927 A JP2014158927 A JP 2014158927A JP 2014158927 A JP2014158927 A JP 2014158927A JP 6459282 B2 JP6459282 B2 JP 6459282B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inspection
vehicle
electric device
vehicle electric
microcomputer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014158927A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016035433A (ja
Inventor
怜志 大坪
怜志 大坪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2014158927A priority Critical patent/JP6459282B2/ja
Publication of JP2016035433A publication Critical patent/JP2016035433A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6459282B2 publication Critical patent/JP6459282B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Testing Electric Properties And Detecting Electric Faults (AREA)

Description

本発明は、車載電動装置の検査方法に係り、特に、車両出荷前の車両工場などで車載電動装置の検査を行う方法に関する。
従来、車両工場などで車両に搭載された電動装置の検査を行う検査方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。この検査方法は、電子制御ユニットがテスト装置に接続された状態でそのテスト装置からのテストモード用起動指令を受信した場合に電動装置の検査を実施するものである。
特開平10−19738号公報
ところで、車両工場での車両製造後に例えば初回イグニションオン動作に伴って初期検査が実施される電動装置(例えば、電磁ソレノイドポンプなど)が存在する。かかる電動装置の初期検査が実施されると、その初期検査完了後に、その初期検査に基づくダイアグノーシス情報と検査完了を示す情報とが不揮発性メモリに記憶される。一方、かかる電動装置では、上記の初期検査が実施された後、車両工場で接続される外部検査装置としてのツールからの消去要求により、不揮発性メモリに記憶されているダイアグノーシス情報のみが消去される一方で、検査完了情報が消去されることなく記憶されたままに維持されることがある。
かかる構成において、車両工場での検査工程でツールが接続された状態で、不揮発性メモリに初期検査に基づく検査完了情報が記憶されている検査項目を除いた項目の検査のみが実施されるものとすると、上記の電動装置の初期検査に基づくダイアグノーシス情報が不揮発性メモリから消去されてそのメモリに記憶されていないにもかかわらず、その初期検査項目の検査が実施されないこととなる。このため、車両工場からの車両出荷前に電動装置の初期検査項目に係る異常故障をダイアグノーシス情報として検出することができず、その結果として、その異常故障が生じている電動装置を車両工場から出荷してしまう可能性がある。
本発明は、上述の点に鑑みてなされたものであり、異常故障が生じている電動装置を車両工場から出荷するのを防ぐことが可能な車載電動装置の検査方法を提供することを目的とする。
本発明の一態様は、制御装置が、車両が車両工場から出荷される前に、車両の初回イグニションオン動作に伴って電動装置の検査を実施することにより、該検査に基づくダイアグノーシス情報及び、以降のイグニションオン動作が行われても該検査を行わないようにするための、該検査の完了を示す情報をメモリに記憶させる第1の検査工程と、前記第1の検査工程における検査実施後、前記制御装置が、外部検査装置からの消去要求により、前記メモリに記憶されている前記ダイアグノーシス情報を消去する消去工程と、前記制御装置が、車両が車両工場から出荷される前に、前記メモリに前記検査の完了を示す情報が記憶されているときにも、前記外部検査装置からの指令に従って、イグニションがオフからオンへ切り替わった後の所定検査モード中に、前記第1の検査工程での検査と同じ検査を含む前記電動装置の検査を実施する第2の検査工程と、を備える車載電動装置の検査方法である。
本発明によれば、異常故障が生じている電動装置を車両工場から出荷するのを防ぐことができる。
本発明の一実施例である車載電動装置を備えるシステムの構成図である。 本実施例の車載電動装置の検査方法において実行される制御ルーチンの一例のフローチャートである。
以下、図面を用いて、本発明に係る車載電動装置の検査方法の具体的な実施の形態について説明する。
図1は、本発明の一実施例である車載電動装置10を備えるシステム12の構成図を示す。本実施例のシステム12は、電子制御ユニット(以下、ECUと称す。)14と、車載電動装置10と、を備えている。システム12は、ECU14を用いて車載電動装置10を駆動するものであって、車両に搭載されるシステムである。
車載電動装置10は、所定電圧が印加されることにより駆動されることが可能な装置であって、例えば、トランスミッションの油圧制御などに用いられる電磁ソレノイドポンプ(EMOP)などである。車載電動装置10は、車両工場での検査の対象となる装置である。また、ECU14は、例えば、車載エンジンを自動停止させると共に自動始動させる制御を実行する制御装置や、アイドリング時に車載エンジンを自動停止させる制御を実行する制御装置などであって、制御実行時に車載電動装置10を駆動し得るものである。
車載電動装置10は、電力ケーブル16,18を介してECU14に接続されている。電力ケーブル16は、一端が車載電動装置10の一端に接続されかつ他端がECU14の端子20に接続されるものである。また、電力ケーブル18は、一端が車載電動装置10の他端に接続されかつ他端がECU14の端子22に接続されるものである。端子22は、接地されている。電力ケーブル16と電力ケーブル18とは、ツイストペアケーブルを構成する。電力ケーブル16と電力ケーブル18との間には、フィルタ24が車載電動装置10と並列に接続されている。フィルタ24は、電力ケーブル16の電圧と電力ケーブル18の電圧との間に生ずるサージ電圧を吸収するためのものである。
ECU14の端子26には、電力ケーブル28を介してバッテリ30が接続されている。バッテリ30は、車載電動装置10を含む車両に搭載された各種の車載電気機器に対して電力を供給することが可能な例えば鉛畜電池などである。バッテリ30は、車載電気機器が動作可能な所定の直流電圧(例えば、12ボルト程度)を出力することが可能である。
ECU14は、バッテリ30に電力ケーブル28及び端子26を介して接続する電圧安定化回路(バックアップブーストコンバータ;BBC)32を有している。BBC32は、バッテリ30から入力される電圧を安定化させて出力する回路である。BBC32の出力は、電力ライン34を介して端子20に接続されている。端子20には、BBC32が出力する安定化した電圧が印加されることが可能である。
電力ライン34上には、スイッチング素子36が設けられている。スイッチング素子36は、電力ライン34の導通と遮断とを切り替える例えば半導体トランジスタである。スイッチング素子36は、ECU14の指令に従ってオンオフ駆動される。スイッチング素子36がオン駆動されると、BBC32と端子20とが電力ライン34を介して導通されて、車載電動装置10に所望の電圧が印加されて電力が供給される。一方、スイッチング素子36がオフ駆動されると、BBC32と端子20とが遮断されて、車載電動装置10への電圧印加が停止されて電力供給が停止される。
電力ライン34上には、抵抗38が設けられている。抵抗38は、電力ライン34に流れる電流の大きさを検出するためのシャント抵抗である。抵抗38の両端には、統合IC40が接続されている。統合IC40は、抵抗38の両端に生ずる電位差の大きさと、予め定められた抵抗38の抵抗値とに基づいて、電力ライン34に流れる電流の大きさを検出する。
ECU14は、また、マイクロコンピュータ(以下、マイコンと称す。)42と、マイコン42に接続される不揮発性メモリであるEEPROM44と、を有している。マイコン42は、スイッチング素子36の駆動を制御する機能を有すると共に、統合IC40の検出した電力ライン34に流れる電流の大きさに基づいて車載電動装置10を検査する機能を有する。車載電動装置10の検査は、具体的には、電力ケーブル16と電力ケーブル18との間にショート異常が生じているか否かの検査である。マイコン42は、車載電動装置10の検査を実施した後、その検査結果に基づくダイアグノーシス情報及びその検査の完了を示す情報(検査完了情報)をEEPROM44に記憶させる。
マイコン42には、車両のイグニションスイッチ46が接続されていると共に、外部検査装置48が接続される。マイコン42は、イグニションスイッチ46の状態を検出することができる。また、外部検査装置48は、車両工場での検査工程において用いられる車両に対して着脱可能な検査装置であって、その検査工程での車載電動装置10の検査時にマイコン42に接続される検査ツールである。マイコン42は、その接続された外部検査装置48との間で情報の送受信を行うことが可能であり、その外部検査装置48からの指令に従って車載電動装置10の検査を実施すると共に、その検査結果をその外部検査装置48に向けて情報送信することが可能である。
以下、図2を参照して、本実施例のシステム12における動作について説明する。図2は、本実施例の車載電動装置10の検査方法において実行される制御ルーチンの一例のフローチャートを示す。
本実施例において、車両工場で初めて車両のイグニションスイッチ46がオンされる前は、ECU14のEEPROM44には、ダイアグノーシス情報及び検査完了情報が記憶されていない。ECU14のマイコン42は、EEPROM44に検査完了情報が記憶されていない状態で、イグニションスイッチ46の状態に基づいてイグニションオン動作が行われたと判定した場合は、そのイグニションオン動作が初めて行われたとして、まず、車載電動装置10の検査を実施する。
具体的には、マイコン42は、車載電動装置10の検査として、スイッチング素子36に対してオン駆動させる指令を発する。車載電動装置10が正常状態にあれば、具体的には、電力ケーブル16と電力ケーブル18との間にショート異常やオープン異常が生じていなければ、スイッチング素子36のオンによって、バッテリ30からBBC32を経由して電力ライン34に電流が流れて車載電動装置10へ電力が供給されるので、抵抗38の両端間に電位差が現れる。一方、車載電動装置10が異常状態にあれば、具体的には、電力ケーブル16と電力ケーブル18との間にショート異常が生じていれば、スイッチング素子36がオンされると、電力ライン34に大電流が流れるので、抵抗38の両端間の電位差が正常時には現れない異常値を示す。また、電力ケーブル16と電力ケーブル18との間にオープン異常が生じていれば、スイッチング素子36がオンされても、電力ライン34に電流が流れないので、抵抗38の両端間の電位差がほとんどゼロとなる。
そこで、マイコン42は、上記した初回イグニションオン動作に伴ってスイッチング素子36に対するオン駆動の指令を行った場合に統合IC40の検出する電力ライン34に流れる電流の大きさに基づいて、車載電動装置10の検査(以下、この検査を事前検査と称す。)を実施する。そして、電力ライン34に流れる電流の大きさが正常範囲内にあれば、車載電動装置10が正常状態にあると判定し、一方、電力ライン34に流れる電流の大きさが正常範囲内になければ、車載電動装置10が異常状態にあると判定する。
マイコン42は、上記の如き車載電動装置10の事前検査を完了すると、その検査完了情報及び車載電動装置10の異常判定時は更にそのダイアグノーシス情報をEEPROM44に記憶させる。従って、本実施例によれば、車両工場での初回イグニションオン動作時に車載電動装置10の事前検査を実施することで、その車載電動装置10の異常故障を検出することができる。
マイコン42は、上記した初回イグニションオン動作に伴ってEEPROM44にダイアグノーシス情報及び事前検査の検査完了情報を記憶した後は、EEPROM44に事前検査の検査完了情報が記憶されているので、その後にイグニションオン動作が行われても、車載電動装置10の事前検査を実施しない。このため、初回イグニションオン動作時にのみ車載電動装置10の事前検査を実施することができ、イグニションオン動作ごとに車載電動装置10の事前検査が実施されるのを防止することができる。
また、本実施例において、車両は、上記した車載電動装置10の事前検査の実施後、外部検査装置48に接続されて各種の検査を実施する検査工程に回される。検査工程においては、車両と外部検査装置48とが接続される。車両と外部検査装置48とが接続されると、まず、外部検査装置48から車両のECU14のマイコン42へ、EEPROM44に記憶されているダイアグノーシス情報の消去を要求する指令が発せられる。
マイコン42は、車両工場での上記した初回イグニションオン動作後、接続される外部検査装置48からのダイアグノーシス情報の消去要求を受けると、その消去要求に従って、EEPROM44に記憶されているダイアグノーシス情報を消去する。従って、車両工場において、初回イグニションオン動作後に外部検査装置48からマイコン42へ事前検査に係るダイアグノーシスの消去要求がなされると、その消去要求時に既に上記した車載電動装置10の事前検査が完了しているときは、EEPROM44に記憶されている事前検査に係るダイアグノーシス情報は消去される一方、そのEEPROM44での事前検査の検査完了情報の記憶はそのまま維持される。
また、上記したEEPROM44からの事前検査に係るダイアグノーシス情報の消去後、次に、外部検査装置48からマイコン42へ、各種の検査を実施させる指令が発せられる。マイコン42は、イグニションオン動作中に外部検査装置48から発せられる検査指令を受信すると、その検査指令に従って、上記した車載電動装置10の事前検査と同じ検査を含む車載電動装置10の検査(以下、この検査を本検査と称す。)を実施するチェックモードとなる。
マイコン42は、イグニションスイッチ46の状態に基づいてイグニションがオフからオンへ切り替わったことを判定した場合、まず、外部検査装置48からの検査指令に従った車載電動装置10の本検査が完了しているか否かを判別する(ステップ100)。尚、この判別は、後述する車載電動装置10の本検査が完了していることを示す検査完了フラグがEEPROM44に記憶保存されているか否かに基づいて行われる。
マイコン42は、上記ステップ100において車載電動装置10の本検査が完了していると判別した場合は、以後何ら処理を進めることなく今回の処理を終了する。一方、車載電動装置10の本検査が完了していないと判別した場合は、次に、車載電動装置10の本検査を行うチェックモードが実現されるか否かを判別する(ステップ102)。尚、この判別は、マイコン42に外部検査装置48が接続されて検査指令が受信されるか否かに基づいて行われるものとすればよい。
マイコン42は、上記ステップ102においてチェックモード中でないと判別した場合は、以後何ら処理を進めることなく今回の処理を終了する。一方、チェックモード中であると判別した場合は、次に、Gセンサのゼロ点学習が終了しているか否かを判別する(ステップ104)。尚、この判別は、Gセンサのゼロ点学習が車載電動装置10の駆動中に行われると、車載電動装置10の駆動に起因してGセンサのゼロ点が変動してずれる不都合が生じ得るので、かかる不都合を回避すべく、Gセンサのゼロ点学習のタイミングと車載電動装置10の検査による駆動のタイミングとが重ならないようにするためのステップである。
マイコン42は、上記ステップ104においてGセンサのゼロ点学習が終了していないと判別した場合は、以後何ら処理を進めることなく今回の処理を終了する。一方、Gセンサのゼロ点学習が終了していると判別した場合は、次に、車載電動装置10の本検査を開始する(ステップ106)。具体的には、車載電動装置10の本検査として、スイッチング素子36に対してオン駆動させる指令を発する。そして、統合IC40の検出する電力ライン34に流れる電流の大きさに基づいて、車載電動装置10の本検査を実施する。
マイコン42は、上記した車載電動装置10の本検査の実施中、その本検査の中止条件が成立するか否かを判別する(ステップ108)。尚、この判別は、例えばイグニションがオンからオフへ切り替わった場合などに肯定されるものとすればよい。そして、検査中止条件が成立すると判別した場合は、以後何ら処理を進めることなく今回の処理を終了する。一方、検査中止条件が成立しないと判別した場合は、次に、本検査の完了条件が成立するか否かを判別する(ステップ110)。尚、この判別は、電力ライン34に流れる電流の大きさに基づいて車載電動装置10が正常状態にある又は異常状態にあると判定した場合に肯定されるものとすればよい。
マイコン42は、上記ステップ110において本検査の完了条件が成立しないと判別した場合は、以後何ら処理を進めることなく今回の処理を終了する。一方、本検査の完了条件が成立すると判別した場合は、次に、車載電動装置10の本検査が完了していることを示す検査完了フラグをオンにセットし(ステップ112)、その検査完了フラグをEEPROM44の有するNRAMに記憶保存させる(ステップ114)。尚、上記した本検査により車載電動装置10の異常が判定されたときは、本検査の検査完了フラグを記憶保存させる際に同時にその異常を示す異常故障情報をもEEPROM44に記憶させることとしてもよい。EEPROM44に本検査についての検査完了フラグが記憶されると、以後、同じイグニションオン動作の継続中は、マイコン42は、車載電動装置10の本検査を実施しない。
尚、上記した本検査についての検査完了フラグは、不揮発性のEEPROM44に記憶されることに代えて、イグニションオフ動作に伴って消去される揮発性のRAMに記憶されることとしてもよい。この場合は、イグニションがオフからオンへ切り替わるごとに、マイコン42が車載電動装置10の本検査を実施することとなる。
このように、本実施例によれば、車両工場での車両と外部検査装置48とが接続される検査工程においてすなわち外部検査装置48からECU14のマイコン42への検査指令に従ったチェックモードにおいて、車載電動装置10の本検査を実施することで、その車載電動装置10の異常故障を検出することができる。
上記のチェックモードにおける車載電動装置10の本検査は、車両工場での初回イグニションオン動作に伴って車載電動装置10の事前検査が実施されてその事前検査の検査完了情報がEEPROM44に記憶されている場合、すなわち、その車載電動装置10の事前検査によるダイアグノーシス情報及び検査完了情報がEEPROM44に記憶されかつその記憶後に外部検査装置48からマイコン42への消去要求に従ってそのダイアグノーシス情報がEEPROM44から消去された場合にも、実施される。
従って、本実施例によれば、車両工場での外部検査装置48を用いた検査工程での本検査の実施前に車載電動装置10の事前検査が実施される場合にも常に、その外部検査装置48を用いた検査工程においてその車載電動装置10の本検査により異常故障を検出することができる。すなわち、初回イグニションオン動作後のイグニションオフ動作に伴って車載電動装置10の事前検査によるダイアグノーシス情報がEEPROM44から消去された場合にも、外部検査装置48を用いた検査工程において車載電動装置10の本検査を実施してその異常故障を検出することができる。
このため、本実施例の車載電動装置10の検査方法によれば、外部検査装置48を用いた検査工程の実施前に車載電動装置10の事前検査によるダイアグノーシス情報がEEPROM44から消去される場合にも、車載電動装置10の事前検査と同じ検査を含む検査工程における本検査を実施することができ、その本検査の実施結果(例えば、異常故障)を作業者に知らせることができる。従って、本実施例によれば、異常故障が生じている車載電動装置10を車両工場から出荷するのを防ぐことができる。
尚、上記の実施例においては、ECU14のマイコン42が特許請求の範囲に記載した「制御装置」に、EEPROM44が特許請求の範囲に記載した「メモリ」に、外部検査装置48を用いて検査が行われるチェックモードが特許請求の範囲に記載した「所定検査モード」に、マイコン42が初回イグニションオン動作に伴って車載電動装置10の事前検査を実施することが特許請求の範囲に記載した「第1の検査工程」に、マイコン42が車載電動装置10の事前検査の実施後、外部検査装置48からの消去要求によりEEPROM44に記憶されているその事前検査によるダイアグノーシス情報を消去することが特許請求の範囲に記載した「消去工程」に、マイコン42が外部検査装置48からの検査指令に従って車載電動装置10の本検査を実施することが特許請求の範囲に記載した「第2の検査工程」に、それぞれ相当している。
10 車載電動装置
14 電子制御ユニット(ECU)
42 マイコン
44 EEPROM
46 イグニションスイッチ
48 外部検査装置

Claims (1)

  1. 制御装置が、車両が車両工場から出荷される前に、車両の初回イグニションオン動作に伴って電動装置の検査を実施することにより、該検査に基づくダイアグノーシス情報及び、以降のイグニションオン動作が行われても該検査を行わないようにするための、該検査の完了を示す情報をメモリに記憶させる第1の検査工程と、
    前記第1の検査工程における検査実施後、前記制御装置が、外部検査装置からの消去要求により、前記メモリに記憶されている前記ダイアグノーシス情報を消去する消去工程と、
    前記制御装置が、車両が車両工場から出荷される前に、前記メモリに前記検査の完了を示す情報が記憶されているときにも、前記外部検査装置からの指令に従って、イグニションがオフからオンへ切り替わった後の所定検査モード中に、前記第1の検査工程での検査と同じ検査を含む前記電動装置の検査を実施する第2の検査工程と、
    を備えることを特徴とする車載電動装置の検査方法。
JP2014158927A 2014-08-04 2014-08-04 車載電動装置の検査方法 Active JP6459282B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014158927A JP6459282B2 (ja) 2014-08-04 2014-08-04 車載電動装置の検査方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014158927A JP6459282B2 (ja) 2014-08-04 2014-08-04 車載電動装置の検査方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016035433A JP2016035433A (ja) 2016-03-17
JP6459282B2 true JP6459282B2 (ja) 2019-01-30

Family

ID=55523363

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014158927A Active JP6459282B2 (ja) 2014-08-04 2014-08-04 車載電動装置の検査方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6459282B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108958224B (zh) * 2018-07-27 2021-08-10 深圳市元征科技股份有限公司 一种车辆诊断方法、诊断终端及诊断盒
JP7099293B2 (ja) * 2018-12-12 2022-07-12 株式会社デンソー 電子制御装置

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH079926A (ja) * 1993-06-22 1995-01-13 Suzuki Motor Corp 部品情報管理システム
JP3104480B2 (ja) * 1993-07-30 2000-10-30 トヨタ自動車株式会社 自動車用制御装置の自己診断装置
JPH0749293A (ja) * 1993-08-05 1995-02-21 Sumitomo Electric Ind Ltd 故障コード記憶装置
JP3334678B2 (ja) * 1999-05-27 2002-10-15 日本電気株式会社 車両用制御装置
JP2006224892A (ja) * 2005-02-21 2006-08-31 Fujitsu Ten Ltd 車両用電子制御装置
JP4274186B2 (ja) * 2006-02-02 2009-06-03 トヨタ自動車株式会社 故障診断装置および故障情報記録方法
JP4412390B2 (ja) * 2007-08-03 2010-02-10 株式会社デンソー 電子制御装置、診断結果の不揮発性メモリへの記憶許可方法、情報処理装置、診断結果の不揮発性メモリへの記憶許可システム
JP5641534B2 (ja) * 2010-12-17 2014-12-17 Udトラックス株式会社 車両の故障診断システム
JP2013121730A (ja) * 2011-12-09 2013-06-20 Bosch Corp 車両用電子制御ユニットの特殊モード実行方法及び車両用電子制御ユニット

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016035433A (ja) 2016-03-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8760093B2 (en) Electronic control apparatus for a vehicle
US20190128965A1 (en) Apparatus for diagnosing relay failure of battery using parallel circuit for constant power supply and method thereof
KR101494423B1 (ko) 차량용 스마트 정션 박스의 로직 입출력 성능 검증 장치와 방법
EP1722248A1 (en) A relay test device
US10669964B2 (en) Diagnosis of boost capacitor using discharge circuit
US9975432B2 (en) Vehicle and control method for vehicle
JP6459282B2 (ja) 車載電動装置の検査方法
US9759784B2 (en) Method for establishing a functional diagnosis for a buck static DC-DC voltage converter
WO2015045549A1 (ja) 駆動装置
US10012703B2 (en) Battery charger module for charging a vehicle battery and method for determining a state of an AC power supply at a battery charger module
KR101428288B1 (ko) 차량용 사이드 스텝 장치의 진단 방법
DE102011083277A1 (de) Verfahren zum Überprüfen der Funktionsweise eines Temperaturfühlers
US10248489B2 (en) Electronic control unit
JP2013121730A (ja) 車両用電子制御ユニットの特殊モード実行方法及び車両用電子制御ユニット
JP6121297B2 (ja) 電動アクチュエータの駆動制御装置
CN109690333B (zh) 电子控制装置和电子控制装置的连接状态的诊断方法
WO2018079537A1 (ja) 電子制御装置及びそのデータ保護方法
US20210199082A1 (en) System and method for controlling vehicle stop-start function based on measured and predicted cranking voltages and adaptive adjustment of circuit resistance
US9256993B2 (en) Electronic control apparatus
JP6159668B2 (ja) 車両用制御装置
CN113552851A (zh) 一种平台化汽车下线配置方法及系统
JP2010143404A (ja) 車両用通信制御装置
JP5672185B2 (ja) 車載制御装置
JP5003236B2 (ja) 供給電圧制御装置
JPH07211087A (ja) 車載用電子制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161221

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170927

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171017

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180529

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180727

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181204

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181217

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6459282

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151