JP6457755B2 - 固体撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、固体撮像装置に関する。
固体撮像装置は、基板に形成された光電変換部を備え、この光電変換部に入射した光により生じた電荷を読み出す。特許文献1では、電荷に変換されずに光電変換部を透過した光を、光電変換部の下方に配置した反射層で反射させることによって光電変換部へ戻す固体撮像装置の構造が記載されている。この結果、光電変換部に入射した光を電荷へ変換する効率が向上する。
特開2004−71817号公報
特許文献1の構造において、反射層で反射された光は主に基板の深部において電荷に変換される。発明者は、特許文献1の構造では、基板の深部で発生した電荷を収集することは困難であり、収集効率が落ちることを見出した。この結果、特許文献1の構造では感度の向上が十分ではない。本発明は、固体撮像装置の電荷の収集効率を向上させる技術を提供することを目的とする。
上記課題に鑑みて、本発明の実施形態に係る固体撮像装置は、電極層と、前記電極層の上に配された絶縁層と、前記絶縁層の上に配された半導体層と、を有する基板と、転送ゲート電極とを備え、前記半導体層及び前記絶縁層は、前記電極層と前記転送ゲート電極との間に配され、前記半導体層は、第1の導電型の第1の半導体領域と、前記第1の導電型とは逆の第2の導電型を有し、光電変換によって発生した電荷を蓄積する第2の半導体領域と、前記第2の半導体領域に蓄積された電荷が前記転送ゲート電極によって転送される前記第2の導電型の第3の半導体領域と、を含み、前記第1の半導体領域は、前記第2の半導体領域と前記絶縁層との間に配され、第1モードにおいて前記電極層に第1電位が供給され、第2モードにおいて前記電極層に前記第1電位とは異なる第2電位が供給されることを特徴とする。
上記手段により、固体撮像装置の電荷の収集効率を向上させる技術が提供される。
本発明の第1の実施形態に係る固体撮像装置の断面図。 図1の固体撮像装置の不純物濃度分布を説明する図。 図1の固体撮像装置の深さ方向のエネルギーバンドを説明する図。 本発明の第2の実施形態に係る固体撮像装置の断面図。 図4の固体撮像装置の深さ方向のエネルギーバンドを説明する図。 本発明の第3の実施形態に係る固体撮像装置の断面図。 図6の固体撮像装置の不純物濃度分布を説明する図。 図6の固体撮像装置の深さ方向のエネルギーバンドを説明する図。 本発明の固体撮像装置と支持台との接続を説明する図。 図1の固体撮像装置の構成を説明するためのブロック図。
以下、本発明に係る固体撮像装置の具体的な実施形態を、添付図面を参照して説明する。以下の実施形態で製造される固体撮像装置は、いわゆるCMOS型の固体撮像装置である。しかし、本発明はそれらの実施形態に限定されるものではない。例えば、本発明はCCD型の固体撮像装置にも適用されうる。
第1の実施形態
図1、図2及び図3を参照して、本発明の一部の実施形態による固体撮像装置100の構造及び製造方法を説明する。図1は、本発明の第1の実施形態における固体撮像装置100の構成例を模式的に示す断面図である。固体撮像装置100は、画素が配列された画素領域151と、各画素との間で信号の授受を行うための周辺回路が配された周辺領域152とを有する。図1には画素領域151に配列された複数の画素のうちの2つの画素を示す。また周辺領域152は、例えば各画素を駆動するための駆動回路部や各画素から読み出された信号を処理するための信号処理回路部、各画素から読み出された信号を出力するための出力回路部などを含む。
本実施形態による固体撮像装置100は、第2の導電型であるn型の基板半導体層101と、基板半導体層101の下に設けられた電極層115と、を備える。これらの電極層115と基板半導体層101とで基板層153が構成される。固体撮像装置100は、この基板層153の上に設けられた絶縁層102と、絶縁層102の上に設けられた半導体層154とをさらに備える。この半導体層154はn型の半導体領域104と第1の導電型であるp型の半導体領域105とを含む。
固体撮像装置100は、画素領域151にp型の半導体領域105を備える。半導体領域105は半導体領域104と隣接する。本実施形態において半導体領域105は、絶縁層102に隣接した位置にあるが、例えば絶縁層102の上部にn型の半導体領域104を介して形成されてもよい。画素領域151の各々の画素を構成する素子などは半導体領域105に形成される。
さらに本実施形態において半導体領域105には、n型の半導体領域106と、p型の半導体領域107と、n型の半導体領域108とが形成される。また、半導体領域105の上にゲート絶縁膜(不図示)を介してゲート電極114が形成される。また、各々の素子は素子分離部113によって分離されている。また、画素を構成するトランジスタのソース領域及びドレイン領域が、半導体領域105に形成される。
さらに固体撮像装置100は、周辺領域152にn型の半導体領域104を備える。n型の半導体領域104にはn型の半導体領域109とp型の半導体領域110とが形成される。n型の半導体領域109には、2つのp型の半導体領域111が配され、半導体領域109の上に絶縁膜(不図示)を介してゲート電極116が形成されており、これらがpMOSトランジスタを構成する。またp型の半導体領域110の上には、2つのn型の半導体領域112が配され、半導体領域110の上に絶縁膜(不図示)を介してゲート電極116が形成されており、これらがnMOSトランジスタを構成する。また各々のトランジスタは素子分離部113によって分離されている。
本実施形態では、上述の図1の構造を用いているが、本発明はこの構造に限られるものではない。例えば各半導体領域の導電型であるp型とn型とを逆にした構造でもよい。また、n型の半導体領域104の導電型だけを、n型ではなく、p型やイントリンジック型にしてもよい。
本実施形態において画素領域151の半導体領域105はp型のウェル、半導体領域106はn型の高濃度な不純物領域、半導体領域107はp型の高濃度な不純物領域である。半導体領域105と半導体領域106とは、pn接合を構成し、これによって光電変換素子であるpnフォトダイオードを形成している。半導体領域106は、pnフォトダイオードで発生したn型の多数キャリアとしての電荷を蓄積する電荷蓄積領域である。また半導体領域107は、半導体領域106が半導体と絶縁膜との界面から隔離されるように形成される。これによって暗電流の成分が低減される。これら半導体領域105、106及び107によって光電変換部が形成されており、光電変換部に入射した光は光電変換され、光量に応じた量の電荷が生じる。ここで例えば半導体層154にn型の半導体領域104が形成されず、半導体領域105、半導体領域106及び半導体領域107の各々が、p型の半導体領域に形成されてもよい。
またn型の半導体領域108は、フローティングディフュージョン領域であり、その電位は、光電変換部で生じた電荷を読み出す前に、例えばリセットトランジスタ(不図示)によって初期化される。ゲート電極114に所定の電圧が印加されることによってゲート絶縁膜(不図示)の下の半導体領域105の表面付近にn型のチャネルが形成される。光電変換部で生じ、半導体領域106に蓄積された電荷は、このチャネルを介してフローティングディフュージョン領域である半導体領域108に転送される。この半導体領域108に転送された電荷による電位の変動量に応じた信号が、画素信号として読み出される。
周辺領域152は、各画素との間で信号の授受を行うための周辺回路を構成する。周辺回路に含まれるトランジスタは、本実施形態ではn型の半導体領域104に形成されるが、例えばn型の半導体領域104に、さらに適当な不純物濃度を有する半導体領域を形成し、ここに周辺回路に含まれるトランジスタが形成されてもよい。この構成によって、周辺領域152で生じたノイズの成分が画素領域151の半導体領域105に混入し難くなる。これによって画素領域151へのノイズの影響が、低減される。
続いて、固体撮像装置100の製造方法について説明する。固体撮像装置100は、例えばSOI(Semiconductor on Insulator)基板を用いて形成される。
基板層153のうち基板半導体層101は、SOI基板の絶縁層102及びSOI層である半導体層154を支持する半導体基板を用いてよい。この半導体基板である基板半導体層101の裏面に例えばスパッタリング法や蒸着法などを用いて金属層などの導電層を設け、電極層115を形成する。また電極層115は、イオン注入法や固相拡散法などによって形成された基板半導体層101と同じ導電型の高濃度の半導体層であってもよい。
半導体層154は、例えば貼り合わせ法によってSOI基板を作製する際の張り合わせの工程の前にエピタキシャル成長法によって形成されたエピタキシャル層である。エピタキシャル成長法によると格子欠陥密度の低い半導体領域を形成することができ、格子欠陥に起因する画素領域151及び周辺領域152でのノイズの発生を抑制できる。半導体層154のうちn型の半導体領域104は、このエピタキシャル成長法によって形成したものでもよい。このとき半導体領域104の不純物濃度はエピタキシャル成長の際のチャンバ内のドーパントの濃度を制御することによって決定される。また半導体領域104は、エピタキシャル成長によって形成された半導体層154に例えばイオン注入法によってイオンを注入して形成されてもよい。
次いで、この半導体領域104が形成された半導体層154に光電変換部や周辺回路を形成する。画素領域の151の半導体領域105はイオン注入法などによって半導体層154に形成されたp型のウェルである。ここにさらに画素を構成する半導体領域106、107及び108をイオン注入法などによって形成する。また周辺領域152の半導体領域104にはイオン注入法などによってp型のウェルである半導体領域110及びn型のウェルである半導体領域109が形成される。さらに半導体領域110にはn型の半導体領域112及び半導体領域109にはp型の半導体領域が、それぞれ高濃度の不純物領域としてイオン注入法などによって形成されトランジスタのソース領域及びドレイン領域となる。
この後、ゲート絶縁膜(不図示)及びゲート電極114、116を形成する。さらに各々の画素と周辺回路との間や周辺回路同士の間などで信号の授受を行うための配線パターン(不図示)などを形成し、さらにパッケージ(不図示)などに搭載するが、これらの構成は既存の手法を用いて形成できるため、その詳細な説明は、ここでは省略する。以上の工程によって、図1に示される固体撮像装置100の各構成要素が形成されるが、本発明はこの製造方法に限られるものではなく、固体撮像装置100の各構成要素が形成されればよい。
図2は、図1の破線A−A’における各々の半導体領域及び絶縁層の不純物濃度分布を説明する図である。基板半導体層101には、例えば1×1014〜1×1015cm−3程度のn型の不純物濃度を有する基板が用いられる。絶縁層102は、n型の基板半導体層101の上に形成されている。絶縁層102は、光によって生成された電荷のキャリアである電子またはホールにとって高いポテンシャル障壁を形成する。このためキャリアは絶縁層102に注入されない。またキャリアは絶縁層102の中を移動することができない。
半導体領域105は、例えば1×1015〜1×1018cm−3の不純物濃度を有する。半導体領域105の不純物濃度は、絶縁層102の側から表面に向かって濃度が低くなるように変化する勾配を設けてもよく、また深さ方向に一定であってもよい。本実施形態においては、図2に示すように濃度勾配が設けられている。半導体領域105に濃度勾配を設けることによって、キャリアの移動がより容易となり光によって生成されたキャリアの収集効率が改善される。
図3はそれぞれ本実施形態における非動作状態、光電変換モード、及びリフレッシュモードでの半導体領域105、絶縁層102及び基板半導体層101のエネルギーバンド図である。画素領域151の半導体領域105、絶縁層102及び基板半導体層101の深さ方向のエネルギーバンドの状態を表している。
図3(a)に、固体撮像装置100が非動作状態である場合のエネルギーバンド図を示す。非動作状態とは、固体撮像装置100が動作しておらず、固体撮像装置100へ外部から信号及び電力が供給されていない状態のことである。非動作状態では、電極層115に電位が与えられていない。そのため、基板半導体層101と半導体領域105とには、各々の不純物濃度に応じたエネルギーバンドが形成されている。
図3(b)に、固体撮像装置100が光電変換モードである場合のエネルギーバンド図を示す。光電変換モードとは、光電変換部で発生した電荷を電荷蓄積領域(半導体領域106)に蓄積するモードのことである。このモードでは、各画素の転送トランジスタがオフになっている。光電変換モードでは、固体撮像装置100の外部から電極層115に負の電位が与えられる。電極層115の電位に応じて、基板半導体層101の電位は半導体領域105の電位よりも低くなる。これによって半導体領域105のエネルギーバンドは、電位分布によって絶縁層102に近接する部分が上に曲げられる。この状態において光電変換部に光が入射したとき、半導体領域105においても光が吸収され電子・ホール対が発生する。図3において電子は黒丸、ホールは白丸で図示する。
発生した電子はエネルギーバンドの曲りによってpnフォトダイオードの表面側に導かれ、光生成キャリアとして電荷蓄積領域である半導体領域106に蓄積される。一方、発生したホールは半導体領域105を移動し絶縁層102の界面に達する。ホールは、絶縁層102の高いポテンシャル障壁によって絶縁層102を越えて移動できない。このため半導体領域105に留まる。この蓄積されたホールによって半導体領域105の絶縁層102に隣接する部分のエネルギーバンドの曲がりは緩和される。しかし、発生した電子はpnフォトダイオードの電荷蓄積領域である半導体領域106に十分に蓄積される。この基板半導体層101に負の電位を与えることによる光生成キャリアの収集効果は、半導体領域105の深さ方向の不純物濃度の分布が濃度勾配を有する場合でも、また一定であっても同様に発生する。
図3(c)に、固体撮像装置100がリフレッシュモードである場合のエネルギーバンド図を示す。リフレッシュモードとは、電荷蓄積領域(半導体領域106)に蓄積された電荷がフローティングディフュージョン領域(半導体領域108)に転送された後に電荷蓄積領域に残存している電荷を除去するためのモードのことである。リフレッシュモードでは、固体撮像装置100の外部から電極層115に正の電位が与えられる。電極層115の電位に応じて、基板半導体層101の電位は半導体領域105の電位よりも高くなる。これによって半導体領域105のエネルギーバンドは、電位分布によって絶縁層102に近接する部分が下に曲げられる。リフレッシュモードでは、半導体領域105のうち絶縁層102の近傍に蓄積されたホールは電界によって表面側に導かれる。また半導体領域105はリセット電位を供給するために設けられた端子に電気的に接続される。このためホールはこの端子に流れ出る。これと同時に電子は半導体領域105のうち絶縁層102の近傍に蓄えられる。十分に長い時間この状態が続くと、半導体領域105のホールが掃出される。
図10は本実施形態における固体撮像装置100の構成を説明するためのブロック図である。ここでは簡単のため1つの画素1003を示す。固体撮像装置100には外部から固体撮像装置100の動作を制御するための外部コントローラ1000が接続される。この外部コントローラ1000からの信号と周辺領域152に設けられた制御部である垂直周辺回路1001及び水平周辺回路1002とは同期して動作する。外部コントローラ1000は、制御部に対して固体撮像装置100を光電変換モードにするための信号を入力するとともに、外部コントローラ1000に接続された電源1004より電極層115に負の電位を印加する。制御部の垂直周辺回路1001は、この信号に応じて、画素1003の転送トランジスタ1051をオフにし、それによって電荷蓄積領域(半導体領域106)に光電変換素子1011で生成された光生成キャリアが蓄積される。この後、外部コントローラ1000は、制御部に対して固体撮像装置100を電荷転送モードにするための信号を入力するとともに、電極層115に印加している負の電位を維持する。制御部の垂直周辺回路1001は、この信号に応じて、各画素の転送トランジスタ1051及び選択トランジスタ1053をオンにすることによって、電荷蓄積領域(半導体領域106)に蓄積された電荷を水平周辺回路1002に転送する。電荷が転送された後、外部コントローラ1000は制御部に対して固体撮像装置100をリフレッシュモードにするための信号を入力するとともに、電極層115に正の電位を印加する。制御部の垂直周辺回路1001は、この信号に応じて、転送トランジスタ1051及びリセットトランジスタ1052をオンにし、これによって、半導体領域105のうち絶縁層102の近傍に蓄積されたホールが放出される。上述した外部コントローラ1000と固体撮像装置100とは、例えばカメラに含まれる。
上述したように、本実施形態において、電極層115によって基板半導体層101の電位を制御し、光電変換部で生じた光生成キャリアを効率的に表面側の電荷蓄積領域である半導体領域106に導くことができる。これによって光生成キャリアの収集効率が向上し、固体撮像装置100の感度が向上する。また、電極層115に与える電位を変化させることで、光生成キャリアの収集効率を変化させ、固体撮像装置100の感度を自由に変えることが可能となる。特に半導体領域105の下の絶縁層102の近傍で吸収される長波長光(近赤外光)によるキャリアの収集効率を可変とすることで、赤外光の感度を制御できる。これによって、可視光のみの撮像や可視光と赤外光を含む撮像など、同一の固体撮像装置において用途に応じた使い分けをすることが可能となる。
第2の実施形態
図4及び図5を参照して本発明の第2の実施形態による固体撮像装置400の構造及び製造方法を説明する。図4は、本発明の第2の実施形態における固体撮像装置400の構成例を模式的に示す断面図である。図4において本実施形態における固体撮像装置400は、第1の実施形態における固体撮像装置100と比較して、基板層453が電極層115のみで構成され、基板半導体層101を備えていない点で異なり、他の点は同じであってよい。このため固体撮像装置100と同様の構成要素は重複する説明を省略する。電極層115は絶縁層102に接している。
続いて、固体撮像装置400の製造方法について説明する。固体撮像装置400は、固体撮像装置100と同様に、例えばSOI基板を用いて形成される。SOI基板の支持基板をCMP法などによって取り除く。支持基板の取り除かれたSOI基板の絶縁層102の下にスパッタリング法や蒸着法などを用いて金属層などの導電層を設け電極層115を形成する。さらに例えば支持基板を完全に取り除かず、残った支持基板の半導体層にイオン注入法や固相拡散法などによって高濃度の半導体層を形成し電極層115としてもよい。また固体撮像装置400は、例えば通常の半導体基板を用いて形成されてもよい。半導体基板の裏面に絶縁層102を形成する。その下にスパッタリング法や蒸着法などを用いて金属層などの導電層を設け電極層115を形成する。このようにして基板層453を構成する電極層115が形成される。
基板層453を形成する工程以外は、固体撮像装置100の製造方法と同様に画素領域151及び周辺領域152を形成する。以上の工程によって、図4に示される固体撮像装置400の各構成要素が形成されるが、本発明はこの製造方法に限られるものではなく、固体撮像装置400の各構成要素が形成されればよい。
図5はそれぞれ本実施形態における非動作状態、光電変換モード、及びリフレッシュモードでの半導体領域105、絶縁層102及び電極層115のエネルギーバンド図である。画素領域151の半導体領域105、絶縁層102及び電極層115の深さ方向のエネルギーバンドの状態を表している。
図5(a)に、固体撮像装置400が非動作状態である場合のエネルギーバンド図を示す。非動作状態では、電極層115に電位が与えられていない。そのため、半導体領域105と電極層115とには、それぞれの仕事関数や半導体の不純物濃度に応じたエネルギーバンドが形成されている。
図5(b)に、固体撮像装置400が光電変換モードである場合のエネルギーバンド図を示す。光電変換モードでは、固体撮像装置400の外部から電極層115に負の電位が与えられる。電極層115の電位に応じて、半導体領域105のエネルギーバンドは、電位分布によって絶縁層102に近接する部分が上に曲げられる。この状態において光電変換部に光が入射したとき、半導体領域105においても光が吸収され電子・ホール対が発生する。図5において電子は黒丸、ホールは白丸で図示する。
発生した電子はエネルギーバンドの曲りによってpnフォトダイオードの表面側に導かれ、光生成キャリアとして電荷蓄積領域である半導体領域106に蓄積される。一方、発生したホールは半導体領域105を移動し絶縁層102の界面に達する。ホールは、絶縁層102の高いポテンシャル障壁によって絶縁層102を越えて移動できない。このため半導体領域105に留まる。この蓄積されたホールによって半導体領域105の絶縁層102に隣接する部分のエネルギーバンドの曲がりは緩和される。しかし、発生した電子はpnフォトダイオードの電荷蓄積領域である半導体領域106に十分に蓄積される。この基板半導体層101に負の電位を与えることによる光生成キャリアの収集効果は、半導体領域105の深さ方向の不純物濃度の分布が濃度勾配を有する場合でも、また一定であっても同様に発生する。
図5(c)に、固体撮像装置400がリフレッシュモードである場合のエネルギーバンド図を示す。リフレッシュモードでは、固体撮像装置400の外部から電極層115に正の電位が与えられる。電極層115の電位に応じて、半導体領域105のエネルギーバンドは、電位分布によって絶縁層102に近接する部分が下に曲げられる。リフレッシュモードでは、半導体領域105のうち絶縁層102の近傍に蓄積されたホールは電界によって表面側に導かれる。また半導体領域105はリセット電位を供給するために設けられた端子に電気的に接続される。このためホールはこの端子に流れ出る。これと同時に電子は半導体領域105のうち絶縁層102の近傍に蓄えられる。充分に長い時間この状態が続くと、半導体領域105のホールが掃出される。
上述したように、本実施形態において、電極層115の電位を制御し、光電変換部で生じた光生成キャリアを効率的に表面側の電荷蓄積領域である半導体領域106に導くことができる。従って、固体撮像装置400においても、上述の固体撮像装置100と同様の効果が得られる。
第3の実施形態
図6、図7及び図8を参照して本発明の第3の実施形態による固体撮像装置600の構造及び製造方法を説明する。図6は、本発明の第3の実施形態における固体撮像装置600の構成例を模式的に示す断面図である。図6において本実施形態における固体撮像装置600は、第1の実施形態における固体撮像装置100と比較して、半導体層654のうち絶縁層102と半導体領域104、105との間にp型の半導体領域103が形成されている点で異なる。この他の点は固体撮像装置100と同じであってよい。このため固体撮像装置100と同様の構成要素は重複する説明を省略する。
本実施形態における固体撮像装置600は、第1の実施形態と比較して、このp型の半導体領域103を設けることによって、入射した光が光電変換部を通る距離が長くなる。この構造を適用することによって、半導体層654への侵入深さの深い長波長の光をより多く吸収し、光電変換することが可能となる。
続いて、固体撮像装置600の製造方法について説明する。固体撮像装置600は、固体撮像装置100と同様に、例えばSOI基板を用いて形成される。このうち基板層153は固体撮像装置100と同様の工程を用いて形成される。次に半導体層654はSOI基板を形成する際に例えばエピタキシャル成長法によって形成されたエピタキシャル層である。p型の半導体領域103の不純物濃度は、エピタキシャル成長の際のチャンバ内のドーパントの濃度を制御することによって決定される。この半導体領域103が形成された半導体層654の表面側にイオン注入法などによってn型の半導体領域104及びp型の半導体領域105が形成される。この後、固体撮像装置100の製造方法と同様に画素領域151及び周辺領域152を形成する。以上の工程によって、図6に示される固体撮像装置600の各構成要素が形成されるが、本発明はこの製造方法に限られるものではなく、固体撮像装置600の各構成要素が形成されればよい。
図7は、図6の破線A−A’における各々の半導体領域及び絶縁層の不純物濃度分布を説明する図である。半導体領域103は、例えば1×1015〜1×1018cm−3の不純物濃度を有する。半導体領域103の不純物濃度は、本実施形態において深さ方向に一定である。また例えばエピタキシャル成長の際のチャンバ内のドーパント濃度を制御することによって濃度勾配を設けてもよい。またp型の半導体領域103以外の半導体領域の不純物濃度は、固体撮像装置100と同じであってよい。
図8はそれぞれ本実施形態における非動作状態、光電変換モード、及びリフレッシュモードでのp型の半導体領域103、絶縁層102及び基板半導体層101のエネルギーバンド図である。画素領域151のp型の半導体領域103、絶縁層102及び基板半導体層101の深さ方向のエネルギーバンドの状態を表している。
図8(a)に、固体撮像装置600が非動作状態である場合のエネルギーバンド図を示す。非動作状態では、電極層115に電位が与えられていない。そのため、基板半導体層101とp型の半導体領域103とには、各々の不純物濃度に応じたエネルギーバンドが形成されている。
図8(b)に、固体撮像装置600が光電変換モードである場合のエネルギーバンド図を示す。光電変換モードでは、電極層115の電位に応じて、基板半導体層101の電位はp型の半導体領域103の電位よりも低くなる。これによってp型の半導体領域103のエネルギーバンドは、電位分布によって絶縁層102に近接する部分が上に曲げられる。この状態において光電変換部に光が入射したとき、p型の半導体領域103においても光が吸収され電子・ホール対が発生する。図8において電子は黒丸、ホールは白丸で図示する。
発生した電子はエネルギーバンドの曲りによってpnフォトダイオードの表面側に導かれ、光生成キャリアとして電荷蓄積領域である半導体領域106に蓄積される。一方、発生したホールは半導体領域105及びp型の半導体領域103を移動し絶縁層102の界面に達する。ホールは、絶縁層102の高いポテンシャル障壁によって絶縁層102を越えて移動できない。このためp型の半導体領域103に留まる。この蓄積されたホールによってp型の半導体領域103の絶縁層102に隣接する部分のエネルギーバンドの曲がりは緩和される。しかし、発生した電子はpnフォトダイオードの電荷蓄積領域である半導体領域106に十分に蓄積される。
図8(c)に、固体撮像装置600がリフレッシュモードである場合のエネルギーバンド図を示す。リフレッシュモードでは、固体撮像装置100の外部から電極層115に正の電位が与えられる。電極層115の電位に応じて、基板半導体層101の電位はp型の半導体領域103の電位よりも高くなる。これによってp型の半導体領域103のエネルギーバンドは、電位分布によって絶縁層102に近接する部分が下に曲げられる。リフレッシュモードでは、p型の半導体領域103のうち絶縁層102の近傍に蓄積されたホールは電界によって半導体領域105の表面側に導かれる。また半導体領域105はリセット電位を供給するために設けられた端子に電気的に接続される。このためホールはこの端子に流れ出る。これと同時に電子はp型の半導体領域103のうち絶縁層102の近傍に蓄えられる。十分に長い時間この状態が続くと、p型の半導体領域103及び半導体領域105のホールが掃出される。
上述したように、本実施形態において、電極層115によって基板半導体層101の電位を制御し、光電変換部で生じた光生成キャリアを効率的に表面側の電荷蓄積領域である半導体領域106に導くことができる。従って、固体撮像装置600においても、上述の固体撮像装置100及び400と同様の効果が得られる。また、固体撮像装置600において、基板層153の代わりに図4の基板層453を用いてもよい。この場合にも、上述の効果が得られる。
上述のように、固体撮像装置600はp型の半導体領域103を有するので、長波長光の感度を向上できる。また本実施形態において、10V程度以下の低い電圧を電極層115に印加することによってp型の半導体領域103のエネルギーバンドを曲げるために、p型の半導体領域103の厚さは50μm以下でよい。さらにp型の半導体領域103の厚さは10μm以下でもよい。
以上、本発明に係る実施形態を3形態、示したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではない。例えば電極層115は電極としての機能だけでなく光を反射する機能を有してもよい。例えばアルミニウムなどの金属材料を用いることで光電変換部において入射時に吸収されなかった光を反射させることができる。これによって吸収されなかった光を再度、光電変換部へと導くことが可能となり、結果として固体撮像装置の感度が向上する。さらに電極層115は図1、図4及び図6に示したように固体撮像装置の全体にわたって形成されなくてもよい。例えば電極層115は、平面視において画素領域151の光電変換部の電荷蓄積領域であるn型の半導体領域106と重なる位置にのみ配されてもよい。さらに例えば画素ごとに別個の電極層115を設けてもよい。電極層115へ印加する電圧を画素ごとに設定することによって、画素ごとに可視光のみの撮像や可視光と赤外光を含む撮像など用途に応じた使い分けをすることが可能となる。
また上述した実施形態には図示しなかったが、図9に示すように各工程によって各々の画素や周辺回路などを形成した基板900を、例えばパッケージ901などに搭載する。パッケージ901の支持台903の表面には電極902が取り付けられており、この電極902と基板900の電極層115とを電気的に接触させる。電極902に印加する電圧を制御することによって、固体撮像装置100、400及び600の半導体領域105の電位分布を制御することが可能となる。
以下、上記の各実施形態に係る固体撮像装置の応用例として、この固体撮像装置が組み込まれたカメラについて例示的に説明する。カメラの概念には、撮影を主目的とする装置のみならず、撮影機能を補助的に有する装置(例えば、パーソナルコンピュータ、携帯端末等)も含まれる。また、カメラは例えばカメラヘッドなどのモジュール部品であってもよい。カメラは、上記の実施形態として例示された本発明に係る固体撮像装置と、この固体撮像装置から出力される信号を処理する信号処理部とを含む。この信号処理部は、例えば、固体撮像装置からで得られた信号に基づくデジタルデータを処理するプロセッサを含みうる。このデジタルデータを生成するためのA/D変換器を、固体撮像装置の半導体基板に設けてもよいし、別の半導体基板に設けてもよい。
100 固体撮像装置、102 絶縁層、105 半導体領域、106 半導体領域、108 半導体領域、115 電極層、154 半導体層

Claims (17)

  1. 固体撮像装置であって、
    電極層と、前記電極層の上に配された絶縁層と、前記絶縁層の上に配された半導体層と、を有する基板と、
    転送ゲート電極とを備え、
    前記半導体層及び前記絶縁層は、前記電極層と前記転送ゲート電極との間に配され、
    前記半導体層は、
    第1の導電型の第1の半導体領域と、
    前記第1の導電型とは逆の第2の導電型を有し、光電変換によって発生した電荷を蓄積する第2の半導体領域と、
    前記第2の半導体領域に蓄積された電荷が前記転送ゲート電極によって転送される前記第2の導電型の第3の半導体領域と、を含み、
    前記第1の半導体領域は、前記第2の半導体領域と前記絶縁層との間に配され、
    第1モードにおいて前記電極層に第1電位が供給され、第2モードにおいて前記電極層に前記第1電位とは異なる第2電位が供給されることを特徴とする固体撮像装置。
  2. 前記電極層は、前記電極層に印加された電圧に応じて前記絶縁層を介して前記第1の半導体領域の電位分布が変化するように配されていることを特徴とする請求項1に記載の固体撮像装置。
  3. 前記電極層に第1の電圧が印加された場合に、前記第1の半導体領域の前記第2の導電型における多数キャリアとしての電荷を前記第2の半導体領域へ移動させる電位分布が前記第1の半導体領域に形成され、
    前記電極層に第2の電圧が印加された場合に、前記第1の半導体領域の前記第1の導電型の電荷を前記第2の半導体領域へ移動させる電位分布が前記第1の半導体領域に形成されることを特徴とする請求項1又は2に記載の固体撮像装置。
  4. 前記第1の電圧が前記電極層に印加される場合に前記第2の半導体領域に電荷を蓄積させ、
    前記第2の電圧が前記電極層に印加される場合に前記第1の半導体領域に蓄積された電荷を放出させる制御部を更に備えることを特徴とする請求項3に記載の固体撮像装置。
  5. 前記第1の半導体領域の不純物濃度が、前記第1の半導体領域の前記第2の導電型の電荷を前記第2の半導体領域へ移動させる濃度分布を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の固体撮像装置。
  6. 前記第1の半導体領域が、不純物濃度が一定な部分と、当該一定な部分の上に位置し、不純物濃度が前記第1の半導体領域の前記第2の導電型の電荷を前記第2の半導体領域へ移動させる濃度分布を有する層と、を備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の固体撮像装置。
  7. 前記第1の半導体領域の不純物濃度が一定な部分の厚さが、50μm以下であることを特徴とする請求項6に記載の固体撮像装置。
  8. 前記第1の半導体領域の不純物濃度が一定な部分の厚さが、10μm以下であることを特徴とする請求項6に記載の固体撮像装置。
  9. 前記電極層と前記絶縁層との間に半導体による基板半導体層をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の固体撮像装置。
  10. 前記基板半導体層が、前記第2の導電型であることを特徴とする請求項9に記載の固体撮像装置。
  11. 前記電極層と、前記絶縁層と、が互いに接していることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の固体撮像装置。
  12. 前記電極層が、平面視において少なくとも前記第2の半導体領域と重なる位置に配されることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の固体撮像装置。
  13. 前記電極層が、金属であることを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載の固体撮像装置。
  14. 前記基板を搭載するパッケージをさらに備え、
    前記パッケージは、前記基板を支持する支持台と、前記支持台に取り付けられた電極とを有し、
    前記電極層と、前記電極とが電気的に接続されていることを特徴とする請求項1乃至13のいずれか1項に記載の固体撮像装置。
  15. 前記第2の半導体領域の上に、前記第1の導電型の第4の半導体領域をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至14のいずれか1項に記載の固体撮像装置。
  16. 前記第1の半導体領域は、前記第2の半導体領域と前記絶縁層との間および前記第3の半導体領域と前記絶縁層との間に配され、
    前記第2の半導体領域及び前記第3の半導体領域は、前記第1の半導体領域によって前記絶縁層から離れて配されることを特徴とする請求項1乃至15のいずれか1項に記載の固体撮像装置。
  17. 請求項1乃至16のいずれか1項に記載の固体撮像装置と、
    前記固体撮像装置によって得られた信号を処理する信号処理部と、
    を備えることを特徴とするカメラ。
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