JP2011054741A - 裏面照射型固体撮像装置 - Google Patents

裏面照射型固体撮像装置 Download PDF

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Abstract

【課題】動作信頼性を向上させる裏面照射型固体撮像装置を提供すること。
【解決手段】第1導電型の半導体基板表面100内に形成された第2導電型の拡散層107を含み、前記半導体基板100の裏面側から表面側に向かって照射された光により前記半導体基板100内で生成された電子を蓄積する複数の電荷蓄積部107と、複数の前記電荷蓄積部107をそれぞれ電気的に分離し、前記半導体基板の前記裏面側が開口されるよう形成されたトレンチと、前記トレンチを埋め込み、絶縁膜で皮膜された埋め込み層110、111とを具備する。
【選択図】図4

Description

本発明は、裏面照射型固体撮像装置に関する。
裏面照射型固体撮像装置において、フォトダイオードを形成する半導体基板内にイオン打ち込みを行うことで拡散分離帯を形成する方法がある。
しかしこの打ち込み方法を用いると、その半導体基板においてイオン打ち込みの深さが大きくなるにつれ、そのイオン打ち込みで形成された不純物層が横方向に広がっていってしまう。これは、深くイオンを打ち込もうとすると、その深さに達するまでにイオンが受けるSi結晶との散乱も増加する為である。
このため、画素のサイズを小さくすると、上記拡散分離帯の比率が大きくなる。この結果、色フィルターを通過した光によって、拡散分離帯で形成された電荷が、隣接する電荷蓄積部に混入するといった現象が強く発生していた(特許文献1参照)。
2005−101864号公報
本発明は、分光特性を向上させた、画素間クロストークの少ない裏面照射型固体撮像装置を提供しようとするものである。
本発明の一態様に係る裏面照射型固体撮像装置は、第1導電型の半導体基板表面内に形成された第2導電型の拡散層を含み、前記半導体基板の裏面側から表面側に向かって照射された光により前記半導体基板内で生成された電子を蓄積する複数の電荷蓄積部と、複数の前記電荷蓄積部をそれぞれ電気的に分離し、前記半導体基板の前記裏面側が開口されるよう形成されたトレンチと、前記トレンチを埋め込み、絶縁膜で皮膜された埋め込み層とを具備する。
本発明によれば、分光特性を向上させた、画素間クロストークの少ない裏面照射型固体撮像装置を提供できる。
この発明の第1の実施形態に係る裏面照射型固体撮像装置のブロック図。 この発明の第1の実施形態に係る裏面照射型固体撮像装置の画素部のブロック図。 この発明の第1の実施形態に係る裏面照射型固体撮像装置の画素アレイの平面構成例を示す平面図。 図3におけるA−A線に沿った断面図。 この発明の第1の実施形態に係る裏面照射型固体撮像装置の第1の製造工程を示す断面図。 この発明の第1の実施形態に係る裏面照射型固体撮像装置の第2の製造工程を示す断面図。 この発明の第1の実施形態に係る裏面照射型固体撮像装置の第3の製造工程を示す断面図。 この発明の第1の実施形態に係る裏面照射型固体撮像装置の第4の製造工程を示す断面図。 この発明の第1の実施形態に係る裏面照射型固体撮像装置の画素部におけるシリコン基板のバンドギャップを示す図。 この発明の第1の実施形態に係る裏面照射型固体撮像装置に流れる暗電流のグラフ。 この発明の第1の実施形態に係る裏面照射型固体撮像装置に流れる暗電流のグラフ。 この発明の第2の実施形態に係る裏面照射型固体撮像装置の断面図。
以下、この発明の実施形態につき図面を参照して説明する。この説明に際し、全図にわたり、共通する部分には共通する参照符号を付す。
[第1の実施形態]
この発明の第1の実施形態に係る裏面照射型固体撮像装置について図1を用いて説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に係る裏面照射型固体撮像装置の一構成例を示したものである。
図1に示すように、裏面照射型固体撮像装置1は、電源部2、センサコア部3、制御部9、及びレンズ10を備える。またセンサコア部3は、画素部4、この画素部4の下方部にそれぞれ設けられたノイズキャンセル回路5(以下、CDS5と呼ぶ)、AD変換回路6(以下、ADC部6と呼ぶ)、ラッチ回路7、及び水平シフトレジスタ8を備える。以下各部の詳細について説明する。
電源部2は所定の複数の電圧を発生させ、その発生させた電圧を画素部4を含むセンサコア部3に印加する。特に画素部4に電圧を印加する際、電源部2が発生させる複数の電圧に負電圧も含むようにする。
センサコア部3はマトリクス状に配置された複数の画素(以下、ピクセルと呼ぶ)を備えている。つまり、画素部4では、制御部9から供給された信号RESET、及び信号READに基づいて、複数配置されたピクセルに対し、リセット動作と選択したピクセルに対する映像信号の読み出し動作が行われる。
CDS5は、画素部4から読み出された映像信号に含まれるノイズをキャンセルする。
ADC部6は、ノイズがキャンセルされた映像信号に対し、A/D(Analog-to-Digital)変換を行い、例えば10ビットのデジタル信号を得る。
ラッチ回路7は、ADC部6で得られたデジタル信号をラッチする。
水平シフトレジスタ8は、ラッチ回路7でラッチされたデジタル信号を読み出すよう指示をする。
制御部9は、マスタークロックMCKから与えられたクロック信号に基づいて、裏面照射型固体撮像装置1の内部クロックを生成する。マスタークロックMCKは裏面照射型固体撮像装置1の外部に設けられた例えば、時計(以下、外部時計と呼ぶ)を基準として得られるクロック信号である。また、制御部9は裏面照射型固体撮像装置1全体のシステムを動作させるための制御データ(図中、DATA)を外部から受け取る。制御データは、例えば、コマンドや、全体を動作させるための動作タイミングなどである。そして、制御部9は、外部から受け取ったコマンドのうち、例えばRESRT信号、及びREAD信号を画素部4へと与える。更に制御部9はセンサコア部3で信号処理された信号に映像信号処理を施し、外部へと出力する。
レンズ10は外部からの光を受光し、該受光した光を、分解フィルターを通したのち画素部4へと供給する。なお、フィルターはRGB毎に光を分解する。
次に、上記センサコア部3における画素部4の詳細について図2を用いて説明する。図2はセンサコア部3のブロック図である。
<画素部4について>
図示するように、画素部4には、複数の垂直信号線VLINの各々にそれぞれ接続され、且つ垂直方向に(m+1)個設けられたピクセル40が配置されている。すなわち、画素部4は、マトリクス状に配置された複数のピクセル40を備える。そして、各垂直信号線VLINにはCSD回路5、ADC回路6、及びラッチ回路7が接続されている。なお、以下では、垂直信号線VLIN1に着目し、また垂直信号線VLINに直交する水平方向の第1ライン上に配置されたピクセル40について説明をする。
ピクセル40は、MOSトランジスタTb、Tc、Td、及びフォトダイオードPDを備える。MOSトランジスタTcのゲートには制御部9から与えられた信号RESET1が与えられ、ドレイン端には電圧VDD(例えば、2.8V)が供給され、ソース端は接続ノードN1に接続されている。すなわちMOSトランジスタTcはフォトダイオードPDから読み出された映像信号の基準電圧となるリセット電圧を生成するリセットトランジスタとして機能する。MOSトランジスタTdのゲートには制御部9から供給された信号READ1が与えられ、ドレイン端は接続ノードN1に接続され、ソース端は、フォトダイオードPDのカソードが接続されている。すなわち、MOSトランジスタTdは、信号電荷読み出し用トランジスタとして機能する。またフォトダイオードPDのアノードは接地されている。
MOSトランジスタTbのゲートには接続ノードN1が接続され、ドレイン端には電圧VDDが供給され、ソース端には垂直信号線VLIN1が接続されている。すなわち、MOSトランジスタTbのゲートと、MOSトランジスタTcのソース端と、MOSトランジスタTdのドレイン端とが接続ノードN1で共通接続されている。そして、接続ノードN1を電位の検出を行うノードとする。なお、MOSトランジスタTbは、映像信号を増幅する増幅用トランジスタとして機能する。
なお、信号RESET1、及び信号READ1をそれぞれ伝達する信号線は、垂直信号線VLINに直交する水平方向の第1ライン上に配置されたピクセル40で共通接続されている。すなわち、信号線は、垂直信号線VLINに直交する水平方向の第1ラインであって、垂直信号線VLIN1〜垂直信号線VLIN(n+1)のそれぞれに接続されたピクセル40に対しそれぞれ共通接続されている。なお、垂直信号線VLINに直交する水平方向の第2乃至第(m+1)ラインについても同様である。
また、同一列に配置された上記ピクセル40は、MOSトランジスタTbのソース端を介して、垂直信号線VLIN1〜垂直信号線VLIN(n+1)のいずれかに共通接続される。以下、垂直信号線VLIN1〜垂直信号線VLIN(n+1)を区別しない場合には、単に垂直信号線VLINと呼ぶ。なお、nは自然数である。
また、同一行にあるピクセル40には、信号RESET1〜信号RESET(m+1)、信号READ1〜信号READ(m+1)のいずれかの信号が共通に与えられる。以下、信号RESET1〜信号RESET(m+1)、信号READ1〜信号READ(m+1)に関しても、区別しない場合には、単に信号RESET、信号READと呼ぶ。なお、mは自然数である。
<ピクセル40の平面構成例>
次に、図3を用いて本実施形態に係る裏面照射型固体撮像装置が有するピクセル40の平面構成例について説明する。つまり上記MOSトランジスタTbが形成される半導体基板の表面(表面側)とは反対側の基板表面(裏面側)に受光面が形成される裏面照射型固体撮像装置を一例に挙げて説明する。すわなち、半導体素子が形成されている方の界面の反対側で、入射光に露出している側が裏面となる。
図3に示すように、シリコン(Si)基板100の表面上に、ロウ方向およびカラム方向においてマトリクス状にピクセル40が配置されている。
さらに、例えばp型にドープされたシリコン(Si)基板100の裏面上に、隣接するピクセル40との境界部分を囲むように素子分離領域を区画する素子分離帯が設けられている。具体的には、素子分離帯は導電層110(図示せぬ)とその周囲に絶縁層111とで形成されている。そして素子分離帯は、ピクセル40を、ロウ方向およびカラム方向において囲むように格子状に配置されている。
ここで、素子分離帯における絶縁層111は、シリコン(Si)の屈折率より低い屈折率を持つ材料で形成されている。例えば、絶縁層111は、入射される波長400nm−700nm程度の光に対する屈折率が、1.9〜2.3程度である絶縁材料により形成されることが望ましい。絶縁材料として、例えば、絶縁層111は、シリコン酸化膜(SiO膜)、シリコン窒化膜(Si膜)、チタンオキサイド(TiO)膜等の絶縁材料により形成され、シリコン酸化膜の場合、屈折率は約1.5とされる。
また、絶縁層111でその周囲を被覆された導電層110は、例えば約400℃以下で形成できる例えば所定の不純物をドープしたアモルファスシリコンやトレンチに埋設しやすい金属を例えば、ALD法やCVD法などを用いて形成される。約400℃以下と設定したのは、層間絶縁膜105内に形成されている配線層104がアルミを材料として使用することが多く、約400℃を超えた加工を行うとアルミが融解してしまうからである。
また、図示するように、本例に係る単位画素1のロウ方向およびカラム方向における画素ピッチPは、いずれも共通となるように配置されている。
<ピクセル40の断面構成例>
次に図4を用いて上記ピクセル40の断面構成例について説明する。図4に示す断面構成例は、図3におけるA−A断面に沿ったものである。ここで、シリコン基板100に対し、絶縁膜113が形成されている側を第1方向とし、また該シリコン基板100に対し、第1支持基板103が形成されている側を第2方向とする。
図4に示すように、例えばシリコン等から形成される第1支持基板101(第1方向側)上に層間絶縁膜104が形成されている。また第1支持基板101上には配線層105が形成されている。つまり配線層105を被膜するように、第1支持基板101上には層間絶縁膜104が形成されている。そして、層間絶縁膜104上にはシリコン基板100が形成されている。
シリコン基板100表面内にはn型拡散層107と第2方向に沿って該n型拡散層107上に形成されたp型拡散層106とが形成されている。そして、裏面側(図中、絶縁膜113側)から第2方向に沿って入射した光によってp型にドープされたシリコン基板100内で生成された電子が、このn型拡散層107に蓄積される。つまり、シリコン基板100の裏面側から第2方向に向かって電界が掛けられており、生成された電子はn型拡散層107に向かい、該電子と対で生成された正孔は第1方向に向かって、接地された拡散層112に吸収される。つまり、フォトダイオードPDを構成するn型拡散層107は電子を蓄積する電荷蓄積層として機能する。図2でも説明したように上記p型拡散層106、n型拡散層107、及び図示せぬMOSトランジスタTb、Tc、Tdによりピクセル40が形成される。
そして、シリコン基板100と層間絶縁膜104を跨ぐように素子分離領域108(これはSTIで形成された領域と拡散層で形成された領域の双方を含む)がp型拡散層106及びn型拡散層107の間に形成されている。これにより隣接する複数のp型拡散層106及びn型拡散層107がそれぞれ電気的に分離される。更に、シリコン基板100内には素子分離領域108の少なくとも一部に接するように、イオン注入により形成された拡散分離帯109が、領域A1、領域A2、領域A3にそれぞれ形成されている。ここで拡散分離帯109には、例えばシリコン基板100とは異なる伝導型イオンが注入される。また、第1方向に向かって、すなわち領域A1から領域A3に向かって拡散分離帯109が有する幅wが大きくなる。これは、第1方向に向かってイオンを注入する際のエネルギー、すなわち加速電圧は、その深さに応じた値とされる。つまり、第1方向に沿って深くなるほど、すなわち領域A1から領域A3に向かう程、高い注入エネルギーを必要とする。そして、注入されたイオンは、シリコン基板100内で等方的に散乱し拡散する。このため、第1方向に向かって同心円状の拡散分離帯109が形成される。この拡散分離帯109は、シリコン基板100内に形成され、且つ絶縁層111と導電層111とが埋設されたトレンチの一端、の少なくとも一部に接するように形成される。具体的には、図示するように領域A3における拡散分離帯109がトレンチの一端の少なくとも一部に接するように形成される。また、トレンチの他端は、絶縁膜113の表面に接している。つまり、シリコン基板100内に形成されたトレンチと拡散分離帯109と素子分離領域108とにより、分離帯が形成されている。また、シリコン基板100底面全域に拡散層112が形成されている。この拡散層112上には絶縁層113が形成されている。ここで、トレンチの幅をw´とすると、領域A1における拡散分離帯109の幅wに対し、w´<wの関係が成り立つ。
上記シリコン基板100とトレンチの表面とが接する領域を拡大した様子を図4中に示す。図4を用いてシリコン基板100、及びトレンチを形成する絶縁層111の屈折率の違いから生じる光の屈折の仕方について説明する。絶縁層111の屈折率をn1、シリコン基板100の屈折率をn2とする。すると、前述のように絶縁層111の屈折率n1は約n=1.5とされ、これに対し、シリコン基板100は屈折率n2=4.6とされる。つまり、絶縁層111とシリコン基板100との屈折率の比率は約3倍とされる。つまり、裏面側(絶縁膜113側)から図示せぬフィルターを介してシリコン基板100に入射した光は、絶縁層111で全反射する。更に、例えシリコン基板100から到来した光が絶縁層111で全反射しなくとも、トレンチ内部の導電層110で反射する。すなわち、シリコン基板100から到来した光はトレンチにおける絶縁層111または導電層110のいずれか、またはその両方で反射する。
また、上記導電層110には電源部2が生成した、例えば−2〜−3[V]程度の負電圧が印加される。これにより、シリコン基板100と絶縁層111とが接する界面には正孔が誘起され、蓄積状態とされる。すなわちトレンチの表面を覆うように正孔が誘起される。このとき、トレンチ表面に誘起される正孔の濃度は1×1018[1/cm]以上である。
なお、負電位は導電層110に対し常時印加されていてもよいし、所定のタイミングで印加されてもよい。少なくとも信号電荷の蓄積時間内は負電位が導電層110に印加されてさえいればよい。
<製造方法>
次に図5乃至図8を用いて、本実施形態に係る裏面照射型固体撮像装置であって上記説明した断面構成例を製造するための製造方法ついて説明する。
まず図5に示すように第2支持基板上102上に形成されたシリコン基板100の表面上に、例えば通常のLSI製造プロセスを用いて、p型拡散層106、n型拡散層107をそれぞれ形成する。これにより、図2に示すフォトダイオードPDやMOSトランジスタTdなどの能動素子が形成される。更に、シリコン基板100上であって、p型拡散層106、n型拡散層107を覆うようにフォトレジスト膜120を成膜させた後、上記p型拡散層106及びn型拡散層107を電気的に分離するように、例えば所定のイオンをシリコン基板100にドープすることでn型の拡散分離帯109を形成する。また、所定の方法でシリコン基板100表面に素子分離領域108を形成する。なお、シリコン基板100は、例えばリンなどをドープしたp型半導体基板である。
続いて図6に示すようにフォトレジスト膜120を除去した後、シリコン基板100上に層間絶縁膜104及び配線層105をそれぞれ形成する。配線層105は該層間絶縁膜105内に形成される。更に層間絶縁膜104上、すなわち第1方向の面上に例えばシリコンを材料として形成された第1支持基板101を形成する。
そして、図7に示すように上記図6に示す構造を反転させ、第2支持基板102を取り外す。
その後、シリコン基板100の裏面側(図中、シリコン基板100の上面)に対し、例えばRIE(Reactive Ion Etching)法等の異方性エッチングを用いて幅w´のトレンチを形成する。引き続き、形成したトレンチに対しシリコンの屈折率より低い屈折率を持つシリコン酸化膜(SiO膜)やチタンオキサイド(TiO)膜等の絶縁材料を埋め込み、絶縁層111を形成する。これにより、図8に示す構造が得られる。
続いて、絶縁層111上に、例えば、CVD(Chemical Vapor Deposition)法やALD(Atomic layer Deposition)法等を用いて導電層110埋設させる。これにより素子分離帯を形成させる。その後、シリコン基板100底面全域に拡散層112を形成し、その拡散層112上に絶縁膜113を形成することで図4に示す構造を得ることが出来る。
<本実施形態に係る効果>
本実施形態に係る裏面照射型固体撮像装置であると以下、(1)乃至(4)の効果を奏することができる。
(1)混色を低減させることができる(電気的効果)。
本実施形態に係る裏面照射型固体撮像装置であると、混色を低減出来、動作信頼性を向上させることができる。本実施形態に係る効果について、従来例を挙げつつ説明する。
前述したように拡散分離帯109は注入される深さに応じて、その体積が同心円状に拡大する。つまり従来においてトレンチを設けず、拡散分離帯109のみで隣接するフォトダイオードPDを分離すると、その拡散分離帯109の幅wは拡散層112に向かう程大きくなる。すると、裏面側から照射され、図示せぬフィルター(ここで、緑色を透過するフィルターとする)を介して入射した光が、この拡散分離帯109に当たる可能性が高くなる。この結果、拡散分離帯109で正孔−電子対が発生する。そして正孔は接地された拡散層112を介してグラウンドに落ち、電子は拡散分離帯109に隣接するいずれかのシリコン基板100中に移動する。例えば、赤色の光を透過するフィルターが、拡散分離帯109を介して上記緑色の光を透過するフィルターに隣接して設けられていたとする。そして、緑色のフィルターを介して上記拡散分離帯109で発生した電子が、隣接する赤色のフィルターが設けられたシリコン基板100内に移動したとする。すると、緑色に対応する出力となるべき電子が、赤色を出力する領域に混ざる混色(色フィルターを含まない素子ではクロストークとも言う)が生じてしまう。
しかし本実施形態であると、拡散分離帯109をシリコン基板100内に形成し、その拡散分離帯109の幅wが大きくならないように、該拡散分離帯109と接するトレンチが形成されている。このため、トレンチと接している領域A3における拡散分離帯109の幅wは、従来の拡散層112に接する拡散分離帯109のそれよりも小さい。つまり、領域A1〜領域A3の拡散分離109のうち、領域A3の拡散分離109の有する幅wが一番大きいが、従来拡散層112に接する拡散分離帯109のそれよりも小さいことから裏面側から入射した光が当たる可能性は低くなる。このため、混色は生じにくいといった利点がある。
また、従来であると拡散分離帯109が拡散層112に達する領域での、その拡散分離帯109の幅wとn型拡散層107との比率が大きくなる。つまり、隣接するフォトダイオードPDの間隔を縮小しようとすると、拡散分離帯109の幅wが大きいため、隣接する拡散分離帯109の間隔が狭くなる。これは更なる混色を生じさせてしまうことから微細化ができなかった。
しかし、本実施形態では、トレンチを設けることで、フォトダイオードPDを縮小しても、トレンチの幅w´(<w)であるため、隣接するトレンチの間隔が従来と比べて小さくなるといった問題は生じない。これにより、従来に比して微細化が実現可能とされる。
(2)混色を低減させることができる(光学的効果)。
次に、(2)の効果について説明する。本実施形態に係る裏面照射型固体撮像装置であると、素子分離帯を介した光の透過を防止できる。すなわち、例えば緑色を透過するフィルターを介してシリコン基板100で生成された電子が、素子分離帯を介して隣接するシリコン基板100内に移動することを防止することが出来る。これは、前述したようにシリコン基板100の屈折率と絶縁層111の屈折率との比が約3倍の大きい事による。このため、シリコン基板100から到来した光は絶縁層111で全反射する。また、例えその絶縁層111で反射しなかった光があったとしても、導電層110の界面において反射する。すなわちトレンチ部分で二重に反射が生じる。これにより、隣接するシリコン基板100に光が透過することを防止することが出来、混色を防止することが出来る。
(3)暗電流を抑制することが出来る。
次に(3)の効果について説明する。本実施形態に係る裏面照射型固体撮像装置であると、暗電流を抑制させることが出来る。暗電流とは、フォトダイオードPDが受光していない期間(以下、暗時と呼ぶ)においても、シリコン基板100内で電子と正孔とが発生し、これにより流れる電流である。前述したように正孔は拡散層112を介してグラウンドされるが、電子はシリコン基板100内に発生する電界に沿ってn型拡散層107に蓄積される。つまり、この電子の流れによって暗時においても電流が流れ、これが雑音の原因となる。
この暗電流の発生原因の具体的な理由の1つとして、シリコン基板100/絶縁層111(例えば酸化膜)界面での非連続的な構造の違いが原因とされる。つまり、界面を挟んで一方の領域は構造が安定したシリコン、他方の領域はアモルファス状のシリコンと酸素との結合である。つまりその境界では、規則的な結合状態が維持できず、シリコン基板100領域におけるシリコン原子の結合子において結合する相手がいない不安定な状態、つまりダングリングボンドがSiのバンドギャップ中央に準位を形成する。このため、シリコン結晶中において、相手の見つからない結合子:ダングリングボンドが発生・再結合中心となる。この様子を図14に示す。図14はシリコンのエネルギーバンド図であり、縦軸にエネルギーを取り、横軸に位置を示す。図示するように、価電子帯と伝導帯との中心に上記発生・再結合中心が生じている。この発生・再結合中心が、価電子帯に存在する電子の、例えば熱的励起を手助けする。これにより該価電子帯から励起した電子が、発生・再結合中心を介して伝導帯へと励起する。つまり、価電子帯には電子が抜けた正孔が出来、伝導帯には電子が存在する。シリコン基板100において電界が掛かっていなければ、これら電子と正孔とは、発生・再結合中心において再度結合する。しかし本実施形態では、前述したように裏面側からn型拡散層107に向かって電界が発生している。つまり、発生・再結合中心を担い手として界面で発生した電子はn型拡散層107と向かい、正孔は拡散層112へと向かう。このようにして暗電流が発生する。以上暗電流が発生する仕組みの一例として非連続的な構造の違いによるものを挙げたが、それ以外にも裏面照射型固体撮像装置の製造過程でシリコン/絶縁層111界面に付着したNiやCuなどが原因となる場合や、結晶のくずれが大きく生じている箇所などが原因となって暗電流が流れる。
上記暗電流の発生に対し、本実施形態に係る裏面照射型固体撮像装置では、導電層110に負電圧を印加することで、該暗電流を抑制させることが出来る。つまり、負電圧を導電層110に印加することで、トレンチを覆うようにその周囲に正孔を誘起させる。前述の通りトレンチ表面に誘起される正孔の濃度は1×1018[1/cm]以上である。この正孔の値は、界面における暗電流抑制条件とされる。これにより、上記発生・再結合中心を担い手として発生した電子を、このトレンチを覆う正孔でキャンセルさせる。この結果、界面で発生した電子が消滅する。図10に導電層110に負電圧を印加した際、トレンチ表面に誘起される正孔の濃度とシリコン基板100内に流れる暗電流との関係を示したグラフを示す。縦軸に暗電流Idを取り、横軸に界面における正孔の濃度を取る。図示するように、負電圧の値を印加し、トレンチ表面に誘起される正孔の濃度の値を大きくするにつれて、暗電流Idの値が小さくなる。そして、正孔の濃度が1×1018[1/cm]を超えた辺りから、暗電流Idの値が最小とされ、また定常状態とされる。このように本実施形態に係る裏面照射型固体撮像装置であると、界面で生じた電子がn型拡散層107に蓄積されることから抑制し、裏面照射型固体撮像装置の動作信頼性を向上させうることが出来る。
また導電層110に負電圧を印加した際の、シリコン基板100内に流れる暗電流のグラフを図11に示す。縦軸に暗電流Idを取り、横軸に負電圧の値を取る。図示するように、導電層110に徐々に負電圧を印加していくと暗電流Idの値が減少し、約−2〜−3[V]程度の負電圧で、暗電流Idの値が最小の値を取り、その後は定常状態とされる。このように導電層110に負電圧を印加することで暗電流を抑制させることが出来る。
(4)白点キズの発生を抑制させることができる。
更に(4)の効果について説明する。本実施形態に係る裏面照射型固体撮像装置であると、暗電流だけでなく、白点キズの発生を抑制させることが出来る。白点キズとは、図2のようにマトリックス状に複数配列されたピクセル40のうち、周囲のピクセル40に比べ上記説明した暗電流が多く発生すると、その箇所だけ白い点のように見える現象をいう。つまり、例えば重金属などがシリコン/絶縁層111界面に付着することや、多数の発生・再結合中心により大量の暗電流が発生すると白点キズが発生する。
この点、本実施形態に係る裏面照射型固体撮像装置であると、上記効果(3)で説明したように、導電層110に負電位を印加することで、例え、シリコン100/絶縁層111界面において大量の電子が発生したとしても、この電子をキャンセルさせることができる。このように、本実施形態に係る裏面照射型固体撮像装置であると、動作信頼性の向上が期待できる。
[第2の実施形態]
次に本発明の第2の実施形態に係る裏面照射型固体撮像装置について説明する。本実施形態に係る裏面照射型固体撮像装置は、上記第1の実施形態においてイオン注入による拡散分離帯109を形成せず、絶縁層111とそれに被膜された導電層110が埋設されたトレンチによって、隣接して形成されたp型拡散層106とn型拡散層107とを電気的に分離する。この様子を図12を用いて説明する。なお、上記第1の実施形態と同一の構成については説明を省略する。
図12は、上記第1の実施形態で説明した図3においてA−A方向に沿った断面図であり、上述したように図4において拡散分離帯109を廃したものである。すなわちトレンチの少なくとも一部が素子分離領域108に接する構造をとる。
つまり、上記第1の実施形態の図5で説明した製造工程においてイオン打ち込みをせず、更に図8における製造工程においてSTIをストッパとした異方性エッチングを施すことでトレンチを形成する。その後絶縁層111と導電層110とをそれぞれ埋設することで図12の構造を得ることが出来る。この際、シリコン基板100に接するSTIの周囲を覆うようにp型の不純物層を形成してもよい。この場合、図12に示すトレンチはp型の不純物層を介してSTIに接するような構造をとることとなる。
<本実施形態に係る効果>
本実施形態に係る裏面照射型固体撮像装置であっても上記同様(1)乃至(4)の効果を奏することができる。
本実施形態に係る裏面照射型固体撮像装置では、拡散分離109を設けずトレンチのみを形成する。このような場合であっても混色、暗電流、及び白点キズを抑制させることが出来る。つまり、上記第1の実施形態で説明したように、トレンチを形成することで電気的、光学的な混色を抑制させることが出来る。更に、本実施形態に係る裏面照射型固体撮像装置では、幅wを有した拡散分離109が形成されていないことから、上記第1の実施形態に比して混色を防止することが出来る。
[変形例]
次に上記第1の実施形態及び第2の実施形態のそれぞれの変形例に係る裏面照射型固体撮像装置について説明する。変形例に係る裏面照射型固体撮像装置は、上記トレンチに埋設された導電層110の代わりに、負の固定電荷(アクセプタ)を含む絶縁層を埋設する構造をとる。つまり、互いに隣接しシリコン基板100表面内に複数形成されるp型拡散層106とn型拡散層107とを電気的に分離する素子分離帯は、拡散分離帯109と変形例に係るトレンチとで形成される場合(第1の実施形態に係る変形例)と、変形例に係るトレンチのみで形成される場合(第2の実施形態の変形例)とのいずれか構造をとる。
またこの際、電源部2が発生した負電圧は印加されることはない。つまり固定電荷を含む絶縁層が埋設されたトレンチは、シリコン基板100に対しマイナスにシフトする。これにより、負電位が印加されなくともトレンチ表面の電位はシリコン基板100に対しマイナスとされる。つまり、シリコン基板100内から正孔が誘起され、その誘起された正孔がトレンチの表面に集約される。この際、固定電荷の電荷面密度は1×1012[1/cm]以上が最低限必要とされる。
なお、固定電荷を含みやすい絶縁物として、例えば誘電率が高い材料がある。具体的にはシリコンリッチなSiN膜、HfO膜、ZnO膜、TaO膜、TiO膜などである。そしてこれら絶縁膜はALD法またはプラズマCVD法を用いて成膜される。
<変形例に係る効果>
上記第1、第2の実施形態の変形例に係る裏面照射型固体撮像装置であると、上記(1)乃至(4)の効果に加え(5)の効果を奏することができる。
(5)動作信頼性を向上させることが出来る。
変形例に係る裏面照射型固体撮像装置であると、負電位を必要としないことから、負電位を発生させる回路を構成する面積を縮小させることが出来、また消費電力を低減させることが出来る。
上述したように、変形例ではトレンチ内に、電荷面密度は1×1012[1/cm]以上の負の固定電荷を含ませた絶縁層111を埋設させることで、その絶縁層111を負の電位にシフトさせる。このようにすることで、電源部2が負電位を供給しなくとも、トレンチの表面を覆うように正孔が誘起される。この結果、上記第1、第2の実施形態で説明したように導電層110に−2〜−3[V]程度の負電位を印加した場合と同様の効果を奏することが出来る。すなわち暗電流や白点キズを抑制させることが出来る。
また変形例に係る裏面照射型固体撮像装置で得ることが出来る効果(2)は、上記第1、第2の実施形態で得られる効果(2)で説明した導電層110での反射ではないが、変形例に係る裏面照射型固体撮像装置であっても固定電荷を含んだ絶縁層において反射は生じることから、この場合においても光学的な混色を低減させることが出来る。
なお、本願発明は上記実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。更に、上記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出されうる。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出されうる。
1…裏面照射型固体撮像装置、2…電源部、3…センサコア部、4…画素部、5…CDS、6…ADC、7…ラッチ回路、8…シフトレジスタ、9…制御部、10…レンズ、40…ピクセル、100…シリコン基板、101…第1支持基板、102…第2支持基板、103…第3支持基板、104…層間絶縁膜、105…配線層、106…p型拡散層、107…n型拡散層、108…素子分離領域、109…拡散分離、110…導電層、111…絶縁層、112…拡散層、113…絶縁膜、120…レジスト膜

Claims (5)

  1. 第1導電型の半導体基板表面内に形成された第2導電型の拡散層を含み、前記半導体基板の裏面側から表面側に向かって照射された光により前記半導体基板内で生成された電子を蓄積する複数の電荷蓄積部と、
    複数の前記電荷蓄積部をそれぞれ電気的に分離し、前記半導体基板の前記裏面側が開口されるよう形成されたトレンチと、
    前記トレンチを埋め込み、絶縁膜で皮膜された埋め込み層と
    を具備することを特徴とする裏面照射型固体撮像装置。
  2. 前記埋め込み層は、導電層または固定電荷を含む絶縁層のいずれかであることを特徴とする請求項1記載の裏面照射型固体撮像装置。
  3. 第1導電型の拡散分離層を更に備え、
    前記拡散分離層は少なくとも前記トレンチの底面の一部と接続されつつ、該拡散分離層は前記表面側に達している
    ことを特徴とする請求項1記載の裏面照射型固体撮像装置。
  4. 前記埋め込み層が、前記導電層である場合、該導電層に負電位を印加することを特徴とする請求項2記載の裏面照射型固体撮像装置。
  5. 第1導電型の半導体基板表面内に形成された第2導電型の拡散層を含む複数の電荷蓄積部と、
    前記複数の電荷蓄積部を電気的に分離するように前記半導体基板表面から光の照射方向とされるその底辺に達する分離帯と
    を具備することを特徴とする裏面照射型固体撮像装置。
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