JP2009140983A - 固体撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電荷蓄積時に読み出しトランジスタのゲート電極を負電圧に設定した場合においても、小型化と共に画質の向上を実現する固体撮像装置を提供する。
【解決手段】フォトダイオード11と、フォトダイオード11に蓄積された信号電荷を転送する転送トランジスタ12と、転送トランジスタから転送される信号電荷を保持するフローティングディフュージョン部10と、フォトダイオード11に蓄積された信号電荷がフローティングディフュージョン部38へ転送される際の電荷転送路となる制御注入層36とを有する複数の画素セルを含み、信号電荷の蓄積時に駆動部によって転送トランジスタ12のゲート電位がウェル領域に対して負電位に設定される固体撮像装置において、フォトダイオード11は、半導体基板30の内部からその表面に到達する領域を含む領域に形成されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、複数の光電変換部がアレイ状に配置された固体撮像装置及びその製造方法に関する。
近年、MOS型固体撮像装置において、小型化の要求が高まっている一方で、画質向上もまた要求されている。MOS型固体撮像装置を小型化すると共に信号量の増加により画質を改善するためには、光電変換部であるフォトダイオード(PD)領域における飽和電子数を増大すると共に小さな受光面積においても感度を向上させる必要がある。このため、フォトダイオードの高容量化、低ノイズ化及び高感度化の実現が必要である。
従来の固体撮像装置によると、画質を向上させる手段として、信号電荷の蓄積時における転送トランジスタのゲート電極の電位をウェル領域に対して負電位にすることにより、ゲート近傍にホールを励起させて空乏層領域を小さくし、その結果、リーク電流が減少してノイズが低減されることで、画質の改善を図るという方法が提案されている(例えば特許文献1参照)。
特開2003−143480号公報
上述のように、従来の固体撮像装置では、転送トランジスタのゲート電極を負電圧にすることで、空乏層領域を小さくして画質の改善を図っているが、該ゲート電極の下部の領域はウェル領域と同じ導電型の半導体領域によって構成されているため、その領域が存在する分だけフォトダイオード領域が小さくなっている。その結果、フォトダイオード領域における飽和電子数が少ないと共に、光電変換時の感度が低いという問題がある。
前記に鑑み、本発明の目的は、小型化と共に画質の向上を実現する構造を備えた固体撮像装置を提供することである。
前記の目的を達成するために、本発明の一形態に係る固体撮像装置は、半導体基板に配置された複数の画素セルと、複数の画素セルの各々を駆動する駆動部とを備え、複数の画素セルの各々は、入射光を信号電荷に変換し蓄積するフォトダイオードと、フォトダイオードに蓄積された信号電荷を転送する転送トランジスタと、転送トランジスタのゲート電極を挟んでフォトダイオードと対向するように位置し、転送トランジスタから転送される信号電荷を保持するフローティングディフュージョン部と、転送トランジスタのゲート電極の下部に設けられ、フォトダイオードに蓄積された信号電荷がフローティングディフュージョン部へ転送される際の電荷転送路となる制御注入層とを有し、信号電荷の蓄積時に、駆動部によって転送トランジスタのゲート電位が半導体基板のウェル領域に対して負電位に設定される、固体撮像装置であって、フォトダイオードは、半導体基板の内部から半導体基板の表面に到達する領域を含む領域に形成されている。
本発明の一形態に係る固体撮像装置において、フォトダイオードは、転送トランジスタのゲート電極の下部における半導体基板の表面に到達する領域を含む領域に形成されている。
本発明の一形態に係る固体撮像装置において、フォトダイオードは、半導体基板における転送トランジスタのゲート電極を挟んでフローティングディフュージョン部と対向する領域の表面に到達する領域を含む領域に形成されている。
本発明の一形態に係る固体撮像装置によると、従来の構造に比べて、フォトダイオードの領域が増大しているため、飽和電子数が増大し、光電変換領域が増大するので、光電変換時の感度が向上する。また、信号電荷の蓄積時に、駆動部により、転送トランジスタのゲート電位がウェル領域に対して負電位に設定されるため、半導体基板の表面は反転してホール(正孔)で覆われているため、界面準位等のノイズ発生源を不活性化できる。このように、本発明の一形態に係る固体撮像装置は、高容量化、低ノイズ化、及び高感度化を実現できる。
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態に係る固体撮像装置の構造について、図面を参照しながら説明する。なお、本発明の第1の実施形態に係る固体撮像装置は、画質を向上させる手段として、信号電荷の蓄積時における転送トランジスタのゲート電極の電位をウェル領域に対して負電位にするという駆動方法を採用することにより、ゲート近傍にホールを励起させて空乏層領域を小さくし、その結果、リーク電流が減少してノイズが低減されるこで画質の改善を図るものであって、以下で説明する構造上の特徴を有するものである。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る固体撮像装置100の構成を示す回路図である。
図1に示すように、固体撮像装置100は、半導体基板(図示せず)上の撮像領域17にマトリックス状に配置された複数の画素セル16と、垂直駆動回路(駆動部)18と、水平駆動回路(駆動部)19と、信号蓄積部20と、負荷トランジスタ群21とを備えている。また、垂直駆動回路18は、電源電圧を昇圧する昇圧回路18aを備えている。
各画素セル13は、入射光を信号電荷に変換して蓄積するフォトダイオード部11と、ソースがフォトダイオード部11に接続され、フォトダイオード部11で光電変換された信号電荷を読み出す(または転送する)転送トランジスタ12と、転送トランジスタ12のドレインに接続され、転送トランジスタ12から転送された信号電荷を蓄積する浮遊拡散層(以下、フローティングディフュージョン部という)と、ドレイン側が電源22に接続され、フローティングディフュージョン部をリセットするリセットトランジスタ13と、ドレインが電源22に接続されると共にゲートがフローティングディフュージョン部に接続され、フローティングディフュージョン部の信号電荷を増幅する増幅トランジスタ14と、ドレインが増幅トランジスタ14のソースに接続された選択トランジスタ15とを備えている。
垂直駆動回路18には、複数の転送トランジスタ制御線1Aと、複数のリセットトランジスタ制御線1Bと、複数の垂直選択トランジスタ制御線1Cとが接続されている。
各転送トランジスタ制御線1Aは、水平方向に沿って配置された各画素セル16に設けられた転送トランジスタ12のゲートと接続され、フォトダイオード部11からフローティングディフュージョン部へ信号電荷を転送するための転送パルスを出力する。この転送パルスは、昇圧回路18aによって昇圧された電圧のパルスである。
各リセットトランジスタ制御線1Bは、水平方向に沿って配置された各画素セル16に設けられたリセットトランジスタ13と接続するように、それぞれが所定の間隔を空けて互いに平行に水平方向に沿って配置されている。
各垂直選択トランジスタ制御線1Cは、水平方向に沿って配置された各画素セル16に設けられた垂直選択トランジスタ15と接続するように、それぞれが所定の間隔を空けて互いに平行に水平方向に沿って配置されており、信号を読み出す行を決定する。
負荷トランジスタ群21には、複数の垂直信号線1Dが接続されている。各垂直信号線1Dには垂直選択トランジスタ15のソースが接続されており、各垂直信号線1Dの負荷トランジスタ群21に接続する側とは反対側の端子には、行信号蓄積部20が接続されている。行信号蓄積部20は、1行分の信号を取り込むためのスイッチトランジスタを含んでいる。また、行信号蓄積部20には、水平駆動回路19が接続されている。
図2は、本発明の第1の実施形態に係る固体撮像装置100の構成を示す要部断面図である。
図2に示すように、半導体基板30における素子分離部31によって分離された素子形成領域上に、フォトダイオード部11、転送トランジスタ12、リセットトランジスタ13、及びフローティングディフュージョン部38が形成されている。
フォトダイオード部11は、半導体基板30の表面に形成された接合深さが浅いP型欠陥抑制層37と、該P型欠陥抑制層37の下側に形成されたフォトダイオード拡散層34とを含んでいる。ここで、フォトダイオード拡散層34は、転送トランジスタ12のゲート電極32の下部における半導体基板30の表面に露出して形成されている。
転送トランジスタ12は、フォトダイオード部11に隣接するように形成されており、半導体基板30の上に図示しないゲート酸化膜を介して形成されたゲート電極32を有している。また、転送トランジスタ12を挟んでフォトダイオード部11と対向する領域における半導体基板30の表面には、フローティングディフュージョン部38が形成されている。
転送トランジスタ12のゲート電極32の下側における半導体基板30の領域には、フォトダイオード部11から転送トランジスタ12までの読み出し電位を制御して電荷転送路となる読み出し制御注入層36がフローティングディフュージョン部38と隣り合って形成されている。また、フローティングディフュージョン部38及び読み出し制御注入層36の下部にはアンチパンチスルー層35が形成されている。
リセットトランジスタ13は、フローティングディフュージョン部38を挟んで転送トランジスタ12と対向する領域における半導体基板30上に形成されており、図示しないゲート酸化膜を介して形成されたゲート電極33を有している。また、リセットトランジスタ13を挟んでフローティングディフュージョン部38と対向する領域における半導体基板30の表面には、電源拡散層39が形成されている。
以上のように、本発明の第1の実施形態に係る固体撮像装置によると、フォトダイオード部が転送トランジスタ12の下部における半導体基板30の表面に露出して形成されていることにより、従来の構造に比べてフォトダイオード部の領域が増大している。このため、飽和電子数が増大し、光電変換領域が増大するので、光電変換時の感度が向上する。従って、本発明の第1の実施形態に係る固体撮像装置は、高容量化、低ノイズ化、及び高感度化を実現できる。
−変形例−
図3は、本発明の第1の実施形態の変形例に係る固体撮像装置の構成を示している。
図3に示す固体撮像装置は、上述の図2に示した固体撮像装置の構成と比較すると、フォトダイオー部11の構成が異なっており、その他は同様の構成である。
具体的には、図3に示す固体撮像装置におけるフォトダイオード部11では、該フォトダイオード部11を構成するフォトダイオード拡散層34aが、転送トランジスタ12のゲート電極32の下部における半導体基板30表面の領域から、転送トランジスタ12のゲート電極32におけるフローティングディフュージョン部38と反対側の領域の半導体基板30表面の領域まで形成されている。このように、フォトダイオード拡散層34aの領域が、上述した第1の実施形態におけるフォトダイオード拡散層34の領域よりも大きく形成されていることにより、上述した第1の実施形態の構成よりも飽和電子数が増大し、感度をさらに向上させることができる。
(第2の実施形態)
以下、本発明の第2の実施形態では、上述した第1の実施形態に係る固体撮像装置の製造方法について、図面を参照しながら説明する。
図4(a)〜(d)、図5(a)〜(c)、図6(a)〜(c)、及び図7(a)〜(c)は、本発明の第2の実施形態に係る固体撮像装置の製造方法を工程順に示す断面図である。なお、以下では、上述した第1の実施形態に係る固体撮像装置における特徴部分の製造方法を中心に説明することとする。
まず、図4(a)に示すように、半導体基板50上にシリコン酸化膜51(例えば膜厚10nm)を成長させ、該シリコン酸化膜51の上にシリコン窒化膜52(例えば膜厚150nm)をLP−CVD法(減圧式化学的気相成長)等を用いて成長させる。
次に、図4(b)に示すように、シリコン窒化膜52の上に、所望の領域を露出する開口部53aを有するレジストパターン53を形成した後、該レジストパターン53をマスクに用いたエッチングにより、半導体基板50における開口部53aに露出した領域を除去してトレンチ54を形成する。なお、トレンチ54の形成は、レジストパターン53を用いたエッチングにより、酸化膜51及びシリコン窒化膜52に開口部を形成した後にレジストパターン53を除去し、開口部が形成された酸化膜51及びシリコン窒化膜52をハードマスクとしたエッチングにより、トレンチ54を形成することもできる。
次に、図4(c)に示すように、トレンチ54の底部及び側壁部を酸化して酸化膜55(例えば膜厚15nm)を形成する。
次に、図4(d)に示すように、例えば、30keVの注入エネルギー、8.0×1012個/cmの注入ドーズ量で、ホウ素(B)のイオン注入56を行う。ここでは、注入角を変えながら複数回のイオン注入56を行うことにより、ノイズを低減するための側壁層57を形成する。
次に、図5(a)に示すように、シリコン窒化膜52上に、トレンチ57の内部並びに酸化膜51及びシリコン窒化膜52の開口部を埋め込むように酸化膜を形成した後、CMP(化学的機械的研磨)法等を用いてその表面を平坦化して素子分離部58を形成する。
次に、図5(b)に示すように、例えばエッチング法等によってシリコン窒化膜52を除去する。
次に、図5(c)に示すように、半導体基板50上に、該半導体基板50におけるフォトダイオード形成領域を露出する開口部59aを有するレジストパターン59を形成した後、該レジストパターン59をマスクに用いて、例えば600keVの注入エネルギー、2.0×1012個/cmの注入ドーズ量で、砒素(As)のイオン注入60を行うことにより、半導体基板50の表面領域にフォトダイオード拡散層61を形成する。
次に、図6(a)に示すように、半導体基板50上に、該半導体基板50におけるフォトダイオード拡散層61と素子分離部58との間の表面領域を露出する開口部62aを有するレジストパターン62を形成した後、該レジストパターン62をマスクに用いて、例えば160keVの注入エネルギー、1.0×1012個/cmの注入ドーズ量で、ホウ素(B)のイオン注入63を行うことにより、半導体基板50内部にアンチパンチスルー層64を形成する。
次に、図6(b)に示すように、開口部62aを有するレジストパターン62をそのまま用いて、例えば10keV の注入エネルギー、2.0×1012個/cmの注入ドーズ量で、ホウ素(B)のイオン注入65を行うことにより、半導体基板50におけるアンチパンチスルー層64の上部の表面領域に、電荷転送路となる読み出し制御注入層66を形成する。
次に、図6(c)に示すように、酸化膜エッチング、ゲート酸化の後、シリコンがドープされてなる転送トランジスタ12のゲート電極67(例えば膜厚200nm)を形成する。ここで、ゲート電極67の下部における半導体基板50の表面領域には、フォトダイオード拡散層61が存在している。
次に、図7(a)に示すように、半導体基板50上に、該半導体基板50におけるフォトダイオード形成領域を露出する開口部68aを有するレジストパターン68を形成した後、該レジストパターン68及び開口部68aに露出するゲート電極67をマスクに用いて、例えば6keVの注入エネルギー、1.00×1012個/cmの注入ドーズ量で、ホウ素(B)のイオン注入69を行うことにより、フォトダイオード拡散層61の表面領域に接合深さが浅いP型欠陥抑制層70を形成する。
次に、図7(b)に示すように、半導体基板50上に、該半導体基板50における読み出し制御注入層66の上部の領域を露出する開口部71aを有するレジストパターン71を形成した後、該レジストパターン71及び開口部71aに露出するゲート電極67をマスクに用いて、燐(P)及びホウ素(B)のイオン注入72を行うことにより、読み出し制御注入層66の表面領域にフローティングディフュージョン部73を形成する。具体的には、例えば50keVの注入エネルギー、4.0×1012個/cmの注入ドーズ量で、燐(P)のイオン注入を行い、さらに、例えば30keVの注入エネルギー、2.0×1012個/cmの注入ドーズ量で、ホウ素(B)のイオン注入を行う。
次に、図7(c)に示すように、公知の方法により、層間絶縁膜74中に配線75を備える構造を形成した後、層間絶縁膜74の上に遮光膜76及び該遮光膜76を覆う保護膜77等を形成する。
なお、以上で説明した固体撮像装置の製造方法において、図6(a)及び(b)でのレジストパターン62を用いたイオン注入63及び65を行う順番は入れ替えてもよい。
以上のように、本発明の第2の実施形態に係る固体撮像装置の製造方法によると、フォトダイオード拡散層61を転送トランジスタのゲート電極67における半導体基板50の表面に露出して形成することにより、従来の構造に比べてフォトダイオード部の領域を増大させることができる。このため、飽和電子数が増大し、光電変換領域が増大するので、光電変換時の感度が向上する。従って、本発明の第2の実施形態に係る固体撮像装置の製造方法は、高容量化、低ノイズ化、及び高感度化を実現する固体撮像装置を製造することができる。
また、以上で説明した固体撮像装置の製造方法において、上述の図7(a)に示すレジストパターン68の代わりとして、図8に示すように、半導体基板50におけるフォトダイオード形成領域を露出する開口部68bを有するレジストパターン68Bを用いて、ホウ素(B)のイオン注入69を行うことにより、フォトダイオード拡散層61aの表面領域にP型欠陥抑制層70aを形成するようにしてもよい。具体的には、ここで用いるレジストパターン68Bの開口部68bに露出する領域の大きさが、図7(a)のレジストパターン68の開口部68aに露出する領域の大きさよりも、ゲート電極67から離れる方向に向かって縮小されている。このため、該開口部68bを有するレジストパターン68Bを用いてイオン注入69を行うと、フォトダイオード拡散層61aが、ゲート電極67の下部の半導体基板50表面領域から、ゲート電極67における読み出し制御注入層66が形成されている領域とは反対側の領域にまで露出して形成されることになる。このようにすると、フォトダイオード拡散層61aの領域が、上述したフォトダイオード拡散層61の領域よりも大きく形成されていることにより、飽和電子数がさらに増大し、感度をさらに向上させることができる。
本発明に係る固体撮像装置は、リーク電流抑制のために転送トランジスタのゲート電位を基板電位に対し負電位にする場合においても、フォトダイオード領域が大きい構造であるため、飽和電子数が増大して感度特性が向上するものであって、複数の光電変換部がアレイ状に配置された固体撮像装置、並びにその駆動方法及びそれを用いたカメラにとって有用である。
本発明の第1の実施形態に係る固体撮像装置の構成を示す回路図である。 本発明の第1の実施形態に係る固体撮像装置の構成を示す断面図である。 本発明の第1の実施形態の変形例に係る固体撮像装置の構成を示す断面図である。 (a)〜(d)は、本発明の第2の実施形態に係る固体撮像装置の製造方法を工程順に示す断面図である。 (a)〜(c)は、本発明の第2の実施形態に係る固体撮像装置の製造方法を工程順に示す断面図である。 (a)〜(c)は、本発明の第2の実施形態に係る固体撮像装置の製造方法を工程順に示す断面図である。 (a)〜(c)は、本発明の第2の実施形態に係る固体撮像装置の製造方法を工程順に示す断面図である。 本発明の第2の実施形態に係る固体撮像装置の製造方法を工程順に示す断面図である。
符号の説明
11 フォトダイオード
12 転送トランジスタ
13 リセットトランジスタ
14 増幅トランジスタ
15 選択トランジスタ
16 画素セル
17 撮像領域
18 垂直駆動回路
18a 昇圧回路
19 水平駆動回路
20 行信号蓄積部
21 負荷トランジスタ群
22 電源
1A 転送トランジスタ制御線
1B リセットトランジスタ制御線
1C 垂直選択トランジスタ制御線
1D 垂直信号線
30、50 半導体基板
31 素子分離部
32 転送トランジスタのゲート電極
33 リセットトランジスタのゲート電極
34、34a フォトダイード
35 アンチパンチスルー層
36 読み出し制御注入層(電荷転送路)
37 欠陥抑制層
38 フローティングディフュージョン部
39 電源拡散層
51 シリコン酸化膜
52 シリコン窒化膜
53 レジスト
54 トレンチ
55 酸化膜
56 イオン注入
57 欠陥注入層
58 素子分離部
59 レジスト
60 イオン注入
61 フォトダイオード拡散層
62 レジスト
63 イオン注入
64 アンチパンチスルー層
65 イオン注入
66 読み出し制御注入層(電荷転送路)
67 ゲート電極
68、68a レジスト
69 イオン注入
70、70a P型欠陥抑制層
71 レジスト
72 イオン注入
73 フローティングディフュージョン部
74 層間絶縁膜
75 配線
76 遮光膜
77 保護膜

Claims (3)

  1. 半導体基板に配置された複数の画素セルと、前記複数の画素セルの各々を駆動する駆動部とを備え、
    前記複数の画素セルの各々は、
    入射光を信号電荷に変換し蓄積するフォトダイオードと、
    前記フォトダイオードに蓄積された前記信号電荷を転送する転送トランジスタと、
    前記転送トランジスタのゲート電極を挟んで前記フォトダイオードと対向するように位置し、前記転送トランジスタから転送される前記信号電荷を保持するフローティングディフュージョン部と、
    前記転送トランジスタのゲート電極の下部に設けられ、前記フォトダイオードに蓄積された前記信号電荷が前記フローティングディフュージョン部へ転送される際の電荷転送路となる制御注入層とを有し、
    前記信号電荷の蓄積時に、前記駆動部によって前記転送トランジスタのゲート電位が前記半導体基板のウェル領域に対して負電位に設定される、固体撮像装置であって、
    前記フォトダイオードは、前記半導体基板の内部から前記半導体基板の表面に到達する領域を含む領域に形成されている、固体撮像装置。
  2. 請求項1に記載の固体撮像装置において、
    前記フォトダイオードは、前記転送トランジスタのゲート電極の下部における前記半導体基板の表面に到達する領域を含む領域に形成されている、固体撮像装置。
  3. 請求項1又は2に記載の固体撮像装置において、
    前記フォトダイオードは、前記半導体基板における前記転送トランジスタのゲート電極を挟んで前記フローティングディフュージョン部と対向する領域の表面に到達する領域を含む領域に形成されている、固体撮像装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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