JP6457276B2 - 地震動補正装置、それを用いた地震動補正システム、及び地震動補正方法 - Google Patents

地震動補正装置、それを用いた地震動補正システム、及び地震動補正方法 Download PDF

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Description

本発明は、地震動を計測し、その計測値を補正する地震動補正装置、それを用いた地震動補正システム、及び地震動補正方法に関する。
地震時にいち早く揺れを検知し警報を発することが、主として高速鉄道の安全停止等の分野で行われている(非特許文献1)。地震は地下で発生するため、地中深い場所に地震計を設置し、地表に揺れが到達する前に警報を発することができるが、地中と地表では増幅特性が異なるため、単に地中の地震計を用いたのでは地表の揺れを対象にした確度の高い警報を発することができない。
また、地中と地表の揺れ方を補正する方法としては、周波数依存する増幅特性をあらかじめ求め、その効果を時間領域のフィルタとして構成して、地中の地震記録に適用する方法がある(非特許文献2)。
http://www.jishin.go.jp/main/seisaku/hokoku12e/sg29-5.pdf 「JR東日本における新幹線早期地震検知システムの現状と課題」 Bulletin of the Seismological Society of America, Vol. 103, No. 6, pp. 3179?3188, December 2013, doi:10.1785/0120130060
しかしながら、この方法ではスペクトル解析により増幅特性を求め、最小二乗法により近似的なフィルタを構成する必要がある等、その実現には人手による専門的な解析を要する。したがって、実用的な方法としては地中の地震記録で計算した計測震度などの地震動指標に一定値を加算するなどの簡単な補正を施すことが行われている。
本発明は、前記課題を解決するために、増幅特性の補正に必要なパラメータを自動的に算出し補正を行うことが可能な地震動補正装置、それを用いた地震動補正システム、及び地震動補正方法を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明にかかる地震動補正装置は、
第1地震計及び第2地震計で計測された地震記録が入力される計測部と、
前記計測部が計測した前記第1地震計及び前記第2地震計で計測された地震記録間の増幅特性を決定する特性決定部と、
前記増幅特性から前記第1地震計で計測された地震記録を前記第2地震計で計測された地震記録相当に補正する地震動補正部と、
を備え
前記地震動補正部は、
直交3成分の地震記録(地動時系列)を取得し、座標回転処理を行い、南北、東西、鉛直、方向の座標回転地動時系列を得る補正用地動時系列取得手段と、
前記補正用地動時系列取得手段から送られた前記座標回転地動時系列を、補正用帯域制限フィルタ処理により複数の帯域の時系列データに分解し、補正用帯域制限時系列を得る補正用帯域制限フィルタ手段と、
前記補正用帯域制限フィルタ手段から送られた前記補正用帯域制限時系列に代表鉛直増幅比、代表水平増幅比による補正処理を帯域毎に施し、増幅比補正帯域制限時系列を得る増幅比補正手段と、
前記増幅比補正手段から送られた同一時刻の前記増幅比補正帯域制限時系列を加算して、増幅比補正時系列を得る時系列集計手段と、
を有する
ことを特徴とする地震動補正装置。
また、前記特性決定部は、
2組の直交3成分の地震記録(地動時系列)を取得する地動時系列取得手段と、
前記地動時系列取得手段から送られた前記地動時系列を、フィルタ処理および座標回転処理し、南北、東西、鉛直、方向の等化な記録特性をもつ合計6成分の等化フィルタ時系列を得る等化フィルタ手段と、
前記等化フィルタ手段から送られた前記等化フィルタ時系列を、帯域制限フィルタ処理により複数の帯域の時系列データに分解し、帯域制限時系列を得る帯域制限フィルタ手段と、
前記帯域制限フィルタ手段から送られた前記帯域制限時系列を処理し、第1地震計鉛直最大値、第1地震計水平最大値、第2地震計鉛直最大値、第2地震計水平最大値、の4つの最大値を得る最大値取得手段と、
前記最大値取得手段から送られた前記第1地震計鉛直最大値、前記第1地震計水平最大値、前記第2地震計鉛直最大値、前記第2地震計水平最大値から、鉛直増幅比、水平増幅比、を得る増幅比取得手段と、
前記増幅比取得手段から送られた地震データ毎の、前記鉛直増幅比、前記水平増幅比、を蓄積する増幅比集計手段と、
前記増幅比集計手段から送られた、前記鉛直増幅比、前記水平増幅比の中から中央値、平均値あるいは重み付き平均値を用いた代表増幅比を帯域毎に選択する代表増幅比選択手段と、
を有する
ことを特徴とする。
さらに、本発明にかかる地震動補正装置を用いた地震動補正システムは、
直交3成分の加速度又は速度を計測する第1地震計及び直交3成分の加速度又は速度を計測する第2地震計を含む複数の地震計と、
通信ネットワークと、
前記複数の地震計で観測された地震記録から、前記通信ネットワークを通じ、離れた場所で、第1地震計で計測された地震記録を第2地震計で計測された地震記録相当に補正する
ことを特徴とする。
さらに、本発明に係る地震動補正方法は、
第1地震計で計測された直交3成分の地震記録(地動時系列)、及び、第2地震計で計測された直交3成分の地震記録(地動時系列)が入力されるステップと、
前記第1地震計及び前記第2地震計で計測された地震記録間の増幅特性を決定するステップと、
前記増幅特性から前記第1地震計で計測された地震記録を前記第2地震計で計測された地震記録相当に補正するステップと、
を備え
前記補正するステップは、
直交する3成分の地震記録(地動時系列)を、座標回転処理し、南北、東西、鉛直、方向の座標回転地動時系列を取得するステップと、
前記座標回転地動時系列に帯域制限フィルタ処理を行い、帯域制限時系列に分解するステップと、
前記帯域制限時系列に、予め計算されている、代表鉛直増幅比、代表水平増幅比を乗じて、増幅比補正帯域制限時系列を得るステップと、
前記増幅比補正帯域制限時系列を帯域に関して加算して、増幅比補正時系列を得るステップと、
を有する
ことを特徴とする。
また、前記増幅特性を決定するステップは、
直交する3成分の地震記録(地動時系列)を取得するステップと、
前記地動時系列をフィルタ処理および座標回転処理し、南北、東西、鉛直、方向の等化な記録特性をもつ合計6成分の等化フィルタ時系列とするステップと、
前記等化フィルタ時系列に帯域制限フィルタ処理を行い、それぞれ、帯域制限時系列に分解するステップと、
帯域毎に第1地震計鉛直最大値、第1地震計水平最大値、第2地震計鉛直最大値、第2地震計水平最大値、の4つの最大値を得るステップと、
帯域毎に、鉛直増幅比、水平増幅値を得るステップと、
各地震記録に対する、鉛直増幅比、水平増幅値を蓄積するステップと、
帯域毎に、鉛直増幅比、水平増幅値から代表鉛直増幅比、代表水平増幅値を選択するステップと、
を有する
ことを特徴とする。
このような地震動補正装置、それを用いた地震動補正システム、及び地震動補正方法によれば、増幅特性の補正に必要なパラメータを自動的に算出し補正を行うことが可能となる。
本実施形態の地震動補正装置の主要構成を示す図である。 本実施形態の特性決定部の主要構成を示す図である。 本実施形態の特性決定部での演算を示すフローチャートである。 各周波数における鉛直増幅比と水平増幅比を示すグラフである。 本発明の実施形態の地震動補正部の主要構成を示す図である。 本実施形態の地震動補正部での演算を示すフローチャートである。 本実施形態で行う補正の有無を比較した結果を示すものである。 本実施形態の地震動補正システムを示す図である。
本発明の実施の形態を図により説明する。図1は、本実施形態の地震動補正装置の主要構成を示す図である。図中、1は地震動補正装置、2は処理部、3は制御・演算部、4は計測部、5は特性決定部、6は地震動補正部、7は警報処理部、8は電源装置、9は第1地震計、10は第2地震計である。
地震動補正装置1は、第1地震計9、第2地震計10で計測した加速度または速度を処理部2の制御・演算部3に入力することで、地震動を計測する。
本実施形態では、第1地震計9として地中に設置された加速度計、第2地震計として地表に設置された加速度計を備える。第1地震計9は、直交3成分の加速度を検出するセンサーとセンサーが検出した加速度信号をAD変換するAD変換器と、を有する。第2地震計10は、直交3成分の加速度を検出するセンサーとセンサーが検出した加速度信号をAD変換するAD変換器と、を有する。
計測部4には、第1地震計9、第2地震計10で計測された地中、地表それぞれの直交3成分の加速度の時刻歴が入力される。
処理部2は、電源装置8により駆動される制御・演算部3を有する。本実施形態の制御・演算部3は、地震動データが入力される計測部4、地中と地表の地震記録間の増幅特性を決定する特性決定部5、あらかじめ決定された増幅特性から地中で計測された地震記録を地表で計測された地震記録相当に補正する地震動補正部6、及び警報を処理する警報処理部7を有する。なお、第2地震計9を処理部2内に備えてもよい。また、第1地震計9、第2地震計10は離れた2箇所にあれば、地中、地表への設置に限るものではなく、どこに設置されていてもよい。
制御・演算部3は、地震発生時に備えて、時刻を正確に校正するためにGPS信号を入力している。さらに、地震の発生又は算出した各算出値等を、通信回線を通じて送信することが可能である。また、地震の発生を知らせる表示又は警報を出力することも可能である。
次に、特性決定部5について説明する。
図2は、本実施形態の特性決定部5の主要構成を示す図である。図中、51は地動時系列取得手段、52は等化フィルタ手段、53は帯域制限フィルタ手段、54は最大値取得手段、55は増幅比取得手段、56は増幅比集計手段、57は代表増幅比選択手段、である。
地動時系列取得手段51は、第1地震計9、第2地震計10でそれぞれ計測された2組の直交3成分の地動時系列を取得し、地動時系列を等化フィルタ手段52に送る。このとき、地動時系列は共通の時間区間とし、時系列中には地震データを含むものとする。
等化フィルタ手段52は、地動時系列取得手段51から送られた地動時系列を、フィルタ処理および座標回転処理し、南北、東西、鉛直、方向の等化な記録特性をもつ合計6成分の等化フィルタ時系列を得て、等化フィルタ時系列を帯域制限フィルタ手段53に送る。
帯域制限フィルタ手段53は、等化フィルタ手段から送られた等化フィルタ時系列を、帯域制限フィルタ処理により複数の帯域の時系列データに分解し、帯域制限時系列を得て、帯域制限時系列を最大値取得手段54に送る。
最大値取得手段54は、帯域制限フィルタ手段53から送られた帯域制限時系列を処理し、第1地震計鉛直最大値、第1地震計水平最大値、第2地震計鉛直最大値、第2地震計水平最大値、の4つの最大値を得て、各最大値を増幅比取得手段55に送る。
増幅比取得手段55は、最大値取得手段54から送られた第1地震計鉛直最大値、第1地震計水平最大値、第2地震計鉛直最大値、第2地震計水平最大値から、鉛直増幅比、水平増幅比、を得て、各増幅比を増幅比集計手段56に送る。
増幅比集計手段56は、増幅比取得手段55から送られた、地震データ毎の、鉛直増幅比、水平増幅比、を蓄積する。一定数の増幅比が蓄積された場合に、鉛直増幅比、水平増幅比、代表増幅比選択手段57に送る。
代表増幅比選択手段57は、増幅比集計手段56から送られた、鉛直増幅比、水平増幅比の中から中央値あるいは平均値等の代表増幅比を帯域毎に選択する。このようにして、各帯域に対する、代表鉛直増幅比、代表水平増幅比が決定される。
図3は、本実施形態の特性決定部5での演算を示すフローチャートである。
特性決定部5は、上記の演算を図3に示すフローチャートに示す各ステップで実現する。
まず、ステップ1で、地動時系列取得手段51が、第1地震計9で計測された直交する3成分の地動時系列(本実施例の場合は地動加速度時系列)ax1[k]、ay1[k]、az1[k]、及び、第2地震計10で計測された直交する3成分の地動時系列(本実施例の場合は地動加速度時系列)ax2[k]、ay2[k]、az2[k]を取得する(ST1)。ここでkは時間ステップ数とする。
続いて、ステップ2で、等化フィルタ手段52が、ax1[k]、ay1[k]、az1[k]、ax2[k]、ay2[k]、az2[k]をフィルタ処理および座標回転処理し、南北、東西、鉛直、方向の等化な記録特性をもつ合計6成分の等化フィルタ時系列ans1[k]、aew1[k]、aud1[k]、ans2[k]、aew2[k]、aud2[k]とする(ST2)。
第1地震計9と第2地震計10の記録特性が異なる場合には、ここで等化フィルタ手段52により処理を行う。たとえば、第1地震計9が加速度計で第2地震計10が速度計の場合は、第2地震計10の記録に対して微分フィルタ処理を行う。実施例の場合は、第1地震計9、第2地震計10ともに特性の同一な加速度計であるためにフィルタ処理は不要である。
続いて、ステップ3で、帯域制限フィルタ手段53が、等化フィルタ時系列ans1[k]、aew1[k]、aud1[k]、ans2[k]、aew2[k]、aud2[k]に帯域制限フィルタ処理を行い、それぞれ、帯域制限時系列ans1[k][i]、aew1[k][i]、aud1[k][i]、ans2[k][i]、aew2[k][i]、aud2[k][i]、に分解する。ここでiは帯域を示す番号であり、iは1からNまでとする。実施例ではN=8である。帯域制限フィルタとして実施例では2次のバタワースバンドパスフィルタを2回適用している。バンドパスフィルタの中心周波数は、0.125Hz、0.25Hz、0.5Hz、1Hz、2Hz、4Hz、8Hz、16Hzである。
続いて、ステップ4で、最大値取得手段54が、帯域毎に第1地震計鉛直最大値Aud1[i]、第1地震計水平最大値Ahr1[i]、第2地震計鉛直最大値Aud2[i]、第2地震計水平最大値Ahr2[i]、の4つの最大値を得る。ここでAud1[i]は帯域番号iを固定した場合のaud1[k][i]の時系列中の絶対値の最大値、Aud2[i]はaud2[k][i]の時系列中の絶対値の最大値、Ahr1[i]は(ans1[k][i]・ans1[k][i]+aew1[k][i]・aew1[k][i])1/2の時系列中の最大値、Ahr2[i]は(ans2[k][i]・ans2[k][i]+aew2[k][i]・aew2[k][i])1/2の時系列中の最大値である。
続いて、ステップ5で、増幅比取得手段55が、帯域毎に、鉛直増幅比Rud[i][j]= Aud2[i]/Aud1[i]、水平増幅値Rhr[i][j]= Ahr2[i]/Ahr1[i]を得る。ここでjは、地震記録毎であることを識別する番号であり、jは1からMまでとする。実施例では、防災科学技術研究所のIBRH19観測点での記録を用いておりMは113である。
続いて、ステップ6で、増幅比集計手段56が、各地震記録に対する、鉛直増幅比Rud[i][j]、水平増幅値Rhr[i][j]を蓄積する。
続いてステップ7で、代表増幅比選択手段57が、帯域毎に、それぞれM個の、鉛直増幅比Rud[i][j]、水平増幅値Rhr[i][j]から代表鉛直増幅比Rud[i] 、代表水平増幅値Rhr[i] を選択する。実施例では、鉛直増幅比Rud[i][j]、水平増幅値Rhr[i][j]の中央値をそれぞれ、代表鉛直増幅比Rud[i] 、代表水平増幅値Rhr[i]としている。ここで代表値としては中央値の代わりに平均値や重み付き平均値を用いても良い。
図4は、各周波数における鉛直増幅比と水平増幅比を示すグラフである。図4(a)は水平増幅比を示すグラフ、図4(b)は鉛直増幅比を示すグラフである。
鉛直増幅比Rud[i][j]及び水平増幅比Rhr[i][j]は、上下方向に並んだ小さい四角で表され、代表鉛直増幅比Rud[i] 及び代表水平増幅比Rhr[i]は、大きな四角で表される。各増幅比は、図3に示したフローチャートで計算される。
次に地震動補正部6について説明する。
図5は、本発明の実施形態の地震動補正部6の主要構成を示す図である。図中、61は補正用地動時系列取得手段、62は補正用帯域制限フィルタ手段、63は増幅比補正手段、64は時系列集計手段、である。
補正用地動時系列取得手段61は、第1地震計9で計測された直交3成分の地動時系列を取得し、座標回転処理を行い、南北、東西、鉛直、方向の座標回転地動時系列を得て、座標回転地動時系列を補正用帯域制限フィルタ手段62に送る。
補正用帯域制限フィルタ手段62は、補正用地動時系列取得手段61から送られた座標回転地動時系列を、帯域制限フィルタ処理により複数の帯域の時系列データに分解し、帯域制限時系列を得て、帯域制限時系列を増幅比補正手段63に送る。このとき、用いる帯域制限フィルタは、特性決定部5と同じものとする。
増幅比補正手段63は、補正用帯域制限フィルタ手段62から送られた帯域制限時系列に代表鉛直増幅比、代表水平増幅比による補正処理を帯域毎に施し、増幅比補正帯域制限時系列を得て、時系列集計手段64に送る。
時系列集計手段64は、増幅比補正手段63から送られた同一時刻の増幅比補正帯域制限時系列を加算して、増幅比補正時系列を得る。
図6は、本実施形態の地震動補正部6での演算を示すフローチャートである。
地震動補正部6は、上記の演算を図6に示すフローチャートに示す各ステップで実現する。
まず、ステップ11で、補正用地動時系列取得手段61が、第1地震計で計測された直交する3成分の地動時系列ax1[k]、ay1[k]、az1[k]、を、座標回転処理し、南北、東西、鉛直、方向の座標回転地動時系列ans1[k]、aew1[k]、aud1[k]、を取得する(ST11)。ここでkは時間ステップ数とする。
続いて、ステップ12で、補正用帯域制限フィルタ手段62が、座標回転地動時系列ans1[k]、aew1[k]、aud1[k]、に帯域制限フィルタ処理を行い、帯域制限時系列ans1[k][i]、aew1[k][i]、aud1[k][i]、に分解する(ST12)。ここでiは帯域を表す番号であり、iは1からNまでとする。実施例ではN=8である。帯域制限フィルタとしては、実施例では特性決定部5と同じものを用いる。
続いて、ステップ13で、増幅比補正手段63が、帯域制限時系列に、予め計算されている、代表鉛直増幅比、代表水平増幅比を乗じて、増幅比補正帯域制限時系列、bns2[k][i]、bew2[k][i]、bud2[k][i]を得る。具体的に表せば、bns2[k][i]=ans1[k][i]・Rhr[i]、bew2[k][i]=aew1[k][i]・Rhr[i]、bud2[k][i]=aud1[k][i]・Rud[i]、である(ST13)。
続いて、ステップ14で、時系列集計手段64が、増幅比補正帯域制限時系列、bns2[k][i]、bew2[k][i]、bud2[k][i]を帯域に関して加算して、増幅比補正時系列、bns2[k]、bew2[k]、bud2[k]、を得る(ST14)。具体的に表せば、bns2[k]=Σ(bns2[k][i])、bew2[k]=Σ(bew2[k][i])、bud2[k]=Σ(bud2[k][i])、である。ここでΣはiについて和をとることを意味する。実施例の場合iは1から8である。このようにして、時間的に早く取得できる地中で計測したans1[k]、aew1[k]、aud1[k]のみから、地表で計測されるべきans2[k]、aew2[k]、aud2[k]、の推定値であるbns2[k]、bew2[k]、bud2[k]、を得ることができる。
警報処理部7は、第1地震計9で計測された、地中の地動時系列(本実施例の場合は地動加速度時系列)ans1[k]、aew1[k]、aud1[k]および、地表の推定値である、bns2[k]、bew2[k]、bud2[k]、を入力として警報処理を行う。実施例では、特許4229337号公報に記載の計測震度の概算を行っている。
図7は、本実施形態で行う補正の有無を比較した結果を示すものである。
図7(a)のグラフは、ans1[k]、aew1[k]、aud1[k]から計算した計測震度の概算値に一定の修正値(実施例では0.77)を加算した結果(これが従来法に相当する)と、ans2[k]、aew2[k]、aud2[k]から計算した計測震度の概算値を比較したものである。図7(b)のグラフは、bns2[k]、bew2[k]、bud2[k]、から計算した計測震度の概算値に一定の修正値(実施例では0.02)を加算した結果と、ans2[k]、aew2[k]、aud2[k]から計算した計測震度の概算値を比較したものである。
本方法の補正を施した右の図のほうが、ばらつきが小さくなっていることがわかる。このように、本方法の補正を用いれば地中の地震記録から精度良く地表の地震動を予測することが可能になる。地中の記録から地表で一定の大きさ以上の地震動が予想された場合には警報処理部は警報を発する。通常、これは第2地震計10で計測された地震記録をもとに警報を発するよりも早い。なお、実施例では計測震度の概算値の計算結果に一定の修正値を加算して修正を行ったが、これは1次式による修正やより複雑な関数式を用いた修正でもよい。この修正に用いるパラメータは、ans2[k]、aew2[k]、aud2[k]、および、その推定値である、bns2[k]、bew2[k]、bud2[k]、を用いれば求めることができる。
図8は、本実施形態の地震動補正装置をシステムとして構築した場合を示す図である。図中、101は地震動補正システム、102は地震計、103は通信ネットワーク、104は地震データ処理装置である。地震動補正システムは複数の地震計を持つが、この中のうち本実施形態で行う地震動補正に係わる地震計を第1地震計と第2地震計とする。
このシステムでは、複数の地震計102で観測された地震動を、通信ネットワーク103を通じ他の機器やデータセンターに転送し、離れた場所で地震動補正部6を有する地震データ処理装置104による絶対速度応答演算を行うものである。
ここで、演算処理を行う地震データ処理装置は複数存在してもよい。このようなシステムにおいても、効率よく地震動補正が実行できるという本方法の利点が活かされる。データセンターでは多くの観測点のデータを同時に処理しなければならない場合が多いため、本方法のアルゴリズムは計算負荷を軽減する上でも有用である。
以上、本実施形態の地震動補正装置1は、地中に設置された第1地震計で計測された直交3成分の地震記録(地動時系列)、及び、地表に設置された第2地震計で計測された直交3成分の地震記録(地動時系列)が入力される計測部4と、計測部4が計測した第1地震計及び第2地震計で計測された地震記録間の増幅特性を決定する特性決定部5と、増幅特性から第1地震計で計測された地震記録を第2地震計で計測された地震記録相当に補正する地震動補正部6と、を備えるので、増幅特性の補正に必要なパラメータを自動的に算出し補正を行うことが可能となる。
また、地震動補正部6は、直交3成分の地動時系列を取得し、座標回転処理を行い、南北、東西、鉛直、方向の座標回転地動時系列を得る補正用地動時系列取得手段61と、補正用地動時系列取得手段61から送られた座標回転地動時系列を、補正用帯域制限フィルタ処理により複数の帯域の時系列データに分解し、補正用帯域制限時系列を得る補正用帯域制限フィルタ手段62と、補正用帯域制限フィルタ手段62から送られた補正用帯域制限時系列に代表鉛直増幅比、代表水平増幅比による補正処理を帯域毎に施し、増幅比補正帯域制限時系列を得る増幅比補正手段63と、増幅比補正手段63から送られた同一時刻の前記増幅比補正帯域制限時系列を加算して、増幅比補正時系列を得る時系列集計手段64と、を有するので、的確に補正することが可能となる。
また、特性決定部5は、2組の直交3成分の地動時系列を取得する地動時系列取得手段51と、地動時系列取得手段51から送られた前記地動時系列を、フィルタ処理および座標回転処理し、南北、東西、鉛直、方向の等化な記録特性をもつ合計6成分の等化フィルタ時系列を得る等化フィルタ手段52と、等化フィルタ手段52から送られた等化フィルタ時系列を、帯域制限フィルタ処理により複数の帯域の時系列データに分解し、帯域制限時系列を得る帯域制限フィルタ手段53と、帯域制限フィルタ手段53から送られた帯域制限時系列を処理し、第1地震計鉛直最大値、第1地震計水平最大値、第2地震計鉛直最大値、第2地震計水平最大値、の4つの最大値を得る最大値取得手段54と、最大値取得手段54から送られた第1地震計鉛直最大値、第1地震計水平最大値、第2地震計鉛直最大値、第2地震計水平最大値から、鉛直増幅比、水平増幅比、を得る増幅比取得手段55と、増幅比集計手段55から送られた地震データ毎の、鉛直増幅比、水平増幅比、を蓄積する増幅比集計手段56と、増幅比集計手段56から送られた、鉛直増幅比、水平増幅比の中から中央値あるいは平均値等の代表増幅比を帯域毎に選択する代表増幅比選択手段57と、を有するので、さらに的確に補正することが可能となる。
さらに、本実施形態の地震動補正装置1を用いた地震動補正システム101は、直交3成分の加速度又は速度を計測する第1地震計9及び直交3成分の加速度又は速度を計測する第2地震計10を含む複数の地震計102と、通信ネットワーク103と、複数の地震計102で観測された地震動から、通信ネットワーク103を通じ、離れた場所で、第1地震計で計測された地震記録を第2地震計で計測された地震記録相当に補正することを特徴とするので、効率よく地震動補正を実行することが可能となる。
さらに、地震動補正方法は、第1地震計で計測された直交3成分の地震記録(地動時系列)、及び、第2地震計で計測された直交3成分の地震記録(地動時系列)が入力されるステップと、第1地震計及び第2地震計で計測された地震記録間の増幅特性を決定するステップと、増幅特性から第1地震計で計測された地震記録を第2地震計で計測された地震記録相当に補正するステップと、を備えるので、増幅特性の補正に必要なパラメータを自動的に算出し補正を行うことが可能となる。
また、前記補正するステップは、直交する3成分の地動時系列を、座標回転処理し、南北、東西、鉛直、方向の座標回転地動時系列を取得するステップと、座標回転地動時系列に帯域制限フィルタ処理を行い、帯域制限時系列に分解するステップと、帯域制限時系列に、予め計算されている、代表鉛直増幅比、代表水平増幅比を乗じて、増幅比補正帯域制限時系列を得るステップと、増幅比補正帯域制限時系列を帯域に関して加算して、増幅比補正時系列を得るステップと、を有するので、的確に補正することが可能となる。
また、増幅特性を決定するステップは、直交する3成分の地動時系列を取得するステップと、地動時系列をフィルタ処理および座標回転処理し、南北、東西、鉛直、方向の等化な記録特性をもつ合計6成分の等化フィルタ時系列とするステップと、等化フィルタ時系列に帯域制限フィルタ処理を行い、それぞれ、帯域制限時系列に分解するステップと、帯域毎に第1地震計鉛直最大値、第1地震計水平最大値、第2地震計鉛直最大値、第2地震計水平最大値、の4つの最大値を得るステップと、帯域毎に、鉛直増幅比、水平増幅値を得るステップと、各地震記録に対する、鉛直増幅比、水平増幅値を蓄積するステップと、帯域毎に、鉛直増幅比、水平増幅値から代表鉛直増幅比、代表水平増幅値を選択するステップと、を有するので、さらに的確に補正することが可能となる。
なお、この実施形態によって本発明は限定されるものではない。すなわち、実施形態の説明に当たって、例示のために特定の詳細な内容が多く含まれるが、当業者であれば、これらの詳細な内容に色々なバリエーションや変更を加えてもよい。
1…地震動補正装置
2…処理部
3…制御・演算部
4…計測部
5…特性決定部
51…地動時系列取得手段(ST1)
52…等化フィルタ手段(ST2)
53…帯域制限フィルタ手段(ST3)
54…最大値取得手段(ST4)
55…増幅比取得手段(ST5)
56…増幅比集計手段(ST6)
57…代表増幅比選択手段(ST7)
6…地震動補正部
61…補正用地動時系列取得手段(ST11)
62…帯域制限フィルタ手段(ST12)
63…増幅比補正手段(ST13)
64…時系列集計手段(ST14)
7…警報処理部
8…電源装置
9…第1地震計
10…第2地震計
101…地震動補正システム
102…地震計
103…通信ネットワーク
104…地震データ処理装置

Claims (5)

  1. 第1地震計及び第2地震計で計測された地震記録が入力される計測部と、
    前記計測部が計測した前記第1地震計及び前記第2地震計で計測された地震記録間の増幅特性を決定する特性決定部と、
    前記増幅特性から前記第1地震計で計測された地震記録を前記第2地震計で計測された地震記録相当に補正する地震動補正部と、
    を備え
    前記地震動補正部は、
    直交3成分の地震記録(地動時系列)を取得し、座標回転処理を行い、南北、東西、鉛直、方向の座標回転地動時系列を得る補正用地動時系列取得手段と、
    前記補正用地動時系列取得手段から送られた前記座標回転地動時系列を、補正用帯域制限フィルタ処理により複数の帯域の時系列データに分解し、補正用帯域制限時系列を得る補正用帯域制限フィルタ手段と、
    前記補正用帯域制限フィルタ手段から送られた前記補正用帯域制限時系列に代表鉛直増幅比、代表水平増幅比による補正処理を帯域毎に施し、増幅比補正帯域制限時系列を得る増幅比補正手段と、
    前記増幅比補正手段から送られた同一時刻の前記増幅比補正帯域制限時系列を加算して、増幅比補正時系列を得る時系列集計手段と、
    を有する
    ことを特徴とする地震動補正装置。
  2. 前記特性決定部は、
    2組の直交3成分の地震記録(地動時系列)を取得する地動時系列取得手段と、
    前記地動時系列取得手段から送られた前記地動時系列を、フィルタ処理および座標回転処理し、南北、東西、鉛直、方向の等化な記録特性をもつ合計6成分の等化フィルタ時系列を得る等化フィルタ手段と、
    前記等化フィルタ手段から送られた前記等化フィルタ時系列を、帯域制限フィルタ処理により複数の帯域の時系列データに分解し、帯域制限時系列を得る帯域制限フィルタ手段と、
    前記帯域制限フィルタ手段から送られた前記帯域制限時系列を処理し、第1地震計鉛直最大値、第1地震計水平最大値、第2地震計鉛直最大値、第2地震計水平最大値、の4つの最大値を得る最大値取得手段と、
    前記最大値取得手段から送られた前記第1地震計鉛直最大値、前記第1地震計水平最大値、前記第2地震計鉛直最大値、前記第2地震計水平最大値から、鉛直増幅比、水平増幅比、を得る増幅比取得手段と、
    前記増幅比取得手段から送られた地震データ毎の、前記鉛直増幅比、前記水平増幅比、を蓄積する増幅比集計手段と、
    前記増幅比集計手段から送られた、前記鉛直増幅比、前記水平増幅比の中から中央値、平均値あるいは重み付き平均値を用いた代表増幅比を帯域毎に選択する代表増幅比選択手段と、
    を有する
    ことを特徴とする請求項に記載の地震動補正装置。
  3. 直交3成分の加速度又は速度を計測する第1地震計及び直交3成分の加速度又は速度を計測する第2地震計を含む複数の地震計と、
    通信ネットワークと、
    前記複数の地震計で観測された地震記録から、前記通信ネットワークを通じ、離れた場所で、前記第1地震計で計測された地震記録を前記第2地震計で計測された地震記録相当に補正する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の前記地震動補正装置を用いた地震動補正システム。
  4. 第1地震計で計測された直交3成分の地震記録(地動時系列)、及び、第2地震計で計測された直交3成分の地震記録(地動時系列)が入力されるステップと、
    前記第1地震計及び前記第2地震計で計測された地震記録間の増幅特性を決定するステップと、
    前記増幅特性から前記第1地震計で計測された地震記録を前記第2地震計で計測された地震記録相当に補正するステップと、
    を備え
    前記補正するステップは、
    直交する3成分の地震記録(地動時系列)を、座標回転処理し、南北、東西、鉛直、方向の座標回転地動時系列を取得するステップと、
    前記座標回転地動時系列に帯域制限フィルタ処理を行い、帯域制限時系列に分解するステップと、
    前記帯域制限時系列に、予め計算されている、代表鉛直増幅比、代表水平増幅比を乗じて、増幅比補正帯域制限時系列を得るステップと、
    前記増幅比補正帯域制限時系列を帯域に関して加算して、増幅比補正時系列を得るステップと、
    を有する
    ことを特徴とする地震動補正方法。
  5. 前記増幅特性を決定するステップは、
    直交する3成分の地震記録(地動時系列)を取得するステップと、
    前記地動時系列をフィルタ処理および座標回転処理し、南北、東西、鉛直、方向の等化な記録特性をもつ合計6成分の等化フィルタ時系列とするステップと、
    前記等化フィルタ時系列に帯域制限フィルタ処理を行い、それぞれ、帯域制限時系列に分解するステップと、
    帯域毎に第1地震計鉛直最大値、第1地震計水平最大値、第2地震計鉛直最大値、第2地震計水平最大値、の4つの最大値を得るステップと、
    帯域毎に、鉛直増幅比、水平増幅値を得るステップと、
    各地震記録に対する、鉛直増幅比、水平増幅値を蓄積するステップと、
    帯域毎に、鉛直増幅比、水平増幅値から代表鉛直増幅比、代表水平増幅値を選択するステップと、
    を有する
    ことを特徴とする請求項に記載の地震動補正方法。
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