JP6189923B2 - 地震予測装置 - Google Patents

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Description

本発明は、地震の揺れの大きさを示す地震動指標として改正メルカリ震度階を用い、地震動の初動部分において、地震の揺れの大きさを予測する地震予測装置に関する。
現在、地震の揺れの大きさをリアルタイムに計測する装置が知られている(特許文献1)。
この装置は、地震動の3方向(上下、東西、南北)の加速度成分を検出し、これら加速度成分をベクトル合成して加速度を算出し、この加速度から地震の揺れの大きさを示す指標値を算出することによって、地震の揺れの大きさをリアルタイムに計測する。
また、現在、地震動の初動部分において、地震の揺れの大きさを予測する装置も知られている(特許文献2)。
上述した地震動の3方向の加速度成分のうち上下方向の加速度成分は、他の加速度成分よりも早期に大きな値となる性質を有している。
そのためこの装置では、地震動の上下方向の加速度成分を検出して、この加速度成分に対応する地震の揺れの大きさを示す指標値を算出することによって、地震の揺れの大きさを予測している。
ところで、上記特許文献1,2に記載された発明は、日本で創作されたものであることから、いずれも地震動指標として日本の気象庁が示す震度階が用いられている。
しかし、地震動指標は、国際的には、改正メルカリ震度階(MMI:Modified Mercalli Intensity)が用いられており、上記特許文献1,2に記載された装置は、そのまま海外で使用することはできない。
そのため、上述した特許文献1,2に記載された各装置を海外で使用する場合、地震動指標を日本の気象庁が示す震度階からMMIに置き換えることが考えられるが、MMIは、人の体感または地震後の被害状況の調査により決められる地震動指標であるため、器械計測に馴染にくいものであり、この置き換えは容易ではなかった。
その一方で、このMMIを器械計測に用いるための提案がいくつかなされている。
例えば、Waldらは、地震動の加速度や速度からMMIの指標値を推計する方法を提案しており(非特許文献1)、また、日本国内でも、中村が、地震動指標としてMMIを用いて地震の揺れの大きさを実測する方法(非特許文献2)を提案している。
特許第4472769号公報 特開2009−68899号公報
「Relationships between Peak Ground Acceleration, Peak Ground Velocity, and Modified Mercalli Intensity in California」David J. Wald, Vincent Quitoriano, Thomas H. Heaton, and Hiroo Kanamori、Earthquake Spectra, Vol.15, No.3, Aug.1999 「合理的な地震動指標値の検討−DI値を中心にした地震動指標間の関係」中村豊、2003年、土木学会地震工学論文集
しかし、いずれの提案も、地震動指標としてMMIを用いてはいるものの、地震の揺れの大きさを予測するには至っていない。
そこで、本発明の第1局面の地震予測装置では、地震動指標としてMMIを用い、地震動の初動部分において、地震の揺れの大きさを早期に予測する。
本発明の第1局面の地震予測装置は、上下加速度取得部(10、S10)と、予測値算出部(16、S12)とを備えるものである。
上下加速度取得部(10、S10)は、地震動を検出するセンサが地震動の検出を始めると、地震動の上下方向の加速度成分を示す上下加速度情報を、センサから順次取得するものである。
予測値算出部(16、S12)は、上下加速度取得部が順次取得した上下加速度情報が示す前記地震上下方向の加速度成分の絶対値のうち、最大の絶対値を最大加速度値(Aumax)とし、下記の予測式を用いて、地震の揺れの大きさを改正メルカリ震度階の指標値で示した予測値(MMIap)を算出するものである。
予測式は、MMIap=αalog10(Aumax)+βaである。
但し、αa及びβaは、過去に発生した複数の地震について、各地震の地震動が示す上下方向の加速度成分の絶対値のうち、最大の絶対値を説明変数(X)とし、各地震の揺れの大きさを改正メルカリ震動階で示した指標値を従属変数(Y)として、回帰分析により予め算出された回帰係数である。
例えば、過去に発生した地震を記録したデータベースとしてK−NETを用いて回帰分析を行うと(図2参照)、Y=3.56log10X−0.07となるので、上記予測式のαaは3.56、βaは−0.07としてもよい。
また、Waldらの非特許文献1の提案によると、地震動の加速度の絶対値のうち、最大の絶対値をAmaxとした場合、下記の計算式を用いることで、その地震の揺れの大きさを改正メルカリ震度階で示した計算値(MMIa)を求めることができるとしている。
計算式 MMIa=αlog10(Amax)+β
この計算式におけるαは3.66、βは−1.66である。
そして、これら予測式と計算式とから導かれる予測値(MMIap)と計算値(MMIa)とを比較すると、地震の初動の部分では、予測値(MMIap)のほうが計算値(MMIa)よりも早く上昇することが分かった。
従って、本発明の地震予測装置を用いると、地震動指標としてMMIを用い、地震の初動部分において、その地震の揺れの大きさを早期に予測することができる。
また、本発明の地震予測装置では、地震動指標としてMMIを用いているので、国際的にもわかりやすい地震の予測が可能である。
次に、本発明の第2局面の地震予測装置のように、第1局面の地震予測装置の構成に加え、調整係数(γa)を調整する調整係数設定部(22)を備え、且つ、予測式としては、この調整係数(γa)を加えた下記の予測式を用いてもよい。
予測式は、MMIap=αalog10(Aumax)+βa+γaである。
本発明の地震予測装置を用いて地震の揺れの大きさを予測して警報する場合、ユーザ側の要求としては、例えば、次の二つの要求が予想される。
一つは、予測ははずれてもよいから、警戒が必要な大きさの揺れを引き起こす地震が発生したことを予測したとき、警戒が必要な大きさの揺れを引き起こす地震が本当に発生しているか否かにかかわらず、すべて警報して欲しいと望む場合、すなわち、警報成功率を高めたい場合、が考えられる。
もう一つは、警戒が必要な大きさの揺れを引き起こす地震が発生しているときに警報がなされない場合があってもよいから、警戒が必要な大きさの揺れを引き起こす地震が発生していないときに警報がなされないようにして欲しいと望む場合、すなわち空振警報比率を低くしたい場合、とが考えられる。ここで、空振警報とは、小さな揺れに対する過敏警報のことを意味する。
そのため、本発明の地震予測装置では、予測式内にγaを加えて、算出される予測値(MMIap)の大きさを調整し、上述の二つの要求に対応できるようにしている。
例えば、警報基準値をMMIの5.5段階とし、γaを−1とした場合、図7に示すように、空振警報比率は0%に近くなり、逆に、γaを1とした場合は、警報成功率は100%に近くなる。
すなわち、γaを1とした場合、警戒が必要な大きさの揺れを引き起こす地震が発生したことを予測すると、警戒が必要な大きさの揺れを引き起こす地震が本当に発生しているか否かにかかわらず必ず警報がなされる。
一方、γaを−1とした場合、警戒が必要な大きさの揺れを引き起こす地震が発生しているときに警報がなされない場合があるが、警戒が必要な大きさの揺れを引き起こす地震が発生していないときに警報がなされることはない。
従って、本発明の地震予測装置を用いると、本発明の第1局面の地震予測装置の効果に加え、ユーザの要求に応じた予測が可能となる。
次に、本発明の第3局面の地震予測装置のように、予測値算出部で算出された予測値(MMIap)と予め定められた警報基準値とを比較して、予測値(MMIap)が警報基準値を越えた場合、警報を行う警報部(18、S22〜S24)を備えてもよい。
この地震予測装置では、予め定められた警報基準値を予測値(MMIap)が超えた場合にのみ警報がなされるので、警報が不要な地震が発生した場合に警報がなされる無駄を抑制することができる。
尚、本発明の第4局面の地震予測装置のように、地震動の有無により地震の発生を判定する地震発生判定部(20)を備え、警報部は、地震発生判定部により、地震が発生していると判定されているときに警報を行うようにしてもよい。
因みに、上記各部等の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の機能ブロック等との対応関係を示す一例であり、本発明は上記各部等の括弧内の符号に示された機能ブロック等に限定されるものではない。
第1実施形態の地震予測装置が有する各機能をブロックで示したブロック図である。 横軸を加速度(単位はgal)、縦軸をMMIの指標値とする指数関数グラフであって、過去に発生した各地震について、各地震の地震動に関する上下方向の加速度成分の絶対値のうち、最大の絶対値を横軸座標とし、各地震の揺れの大きさをMMIで示した指標値を縦軸座標としてプロットしたグラフである。 過去に発生した各地震を、各地震の揺れの大きさを示す計算値(MMIa)及び予測値(MMIap)がそれぞれ5.5段階か否かにより仕分け、その仕分けた数を示す表である。 計算値(MMIa)も予測値(MMIap)もそれぞれ5.5段階以上を示す過去に発生した各地震を、予測値(MMIap)が5.5段階に達したタイミングと、計算値(MMIa)が5.5段階に達したタイミングとの差毎に仕分け、その仕分けた数を示す棒グラフである。 第1実施形態の地震予測装置で実行される地震警報処理のフローチャートである。 第2実施形態の地震予測装置が有する各機能をブロックで示したブロック図である。 調整係数(γa)を調整した場合に、警報成功率及び空振警報比率が変化する様子を示すグラフである。 その他の実施形態の地震予測装置が有する各機能をブロックで示したブロック図である。 その他の実施形態の地震予測装置で実行される地震警報処理のフローチャートである。
1… 地震予測装置 3… 加速度センサ装置 5… 外部警報装置
10… 加速度取得部 14… 加速度記録部 16… 予測値算出部
18… 第1警報部 20… 地震発生判定部 20a… フラグ記憶領域
22… 調整係数設定部 24… 一般地震判定部 26… 第2警報部
30…上下加速度センサ 32… 東西加速度センサ
34… 南北加速度センサ
以下に本発明の実施形態を図面と共に説明する。
(第1実施形態)
1.地震予測装置1
第1実施形態の地震予測装置1について、図1を用いて説明する。尚、第1実施形態について説明する以下の欄では、第1実施形態を本実施形態と言う。
本実施形態の地震予測装置1は、CPU、ROM1a、RAM等を備えるコンピュータ装置である。尚、図1ではCPU及びRAMの図示はしていない。
また、この地震予測装置1には、加速度センサ装置3と、外部警報装置5とが接続されている。
このうち加速度センサ装置3は、地震動を、互いに直交する3方向(上下、東西、南北)の加速度成分として検出するための3つの加速度センサ(上下加速度センサ30、東西加速度センサ32、南北加速度センサ34)を備えている。
本実施形態では、地震を警戒する区域に観測点が散点的に設定され、各観測点に地震予測装置1及び加速度センサ装置3が設置される。
この加速度センサ装置3は、その観測点に地震波が到達すると、各センサ30〜34が各観測点での地震動の加速度成分の検出をそれぞれ開始し、各加速度成分を示すアナログ信号の出力を開始する。
外部警報装置5は、各観測点から離れた場所に設置されており、各観測点に設置された複数の地震予測装置1と公衆回線を介して通信可能に接続されている。
そして、この外部警報装置5は、いずれかの地震予測装置1から警報信号を受信すると、警報音を出力したり、警報情報を表示するなどの警報動作を実行する。
また、この外部警報装置5は、例えば、列車制御装置と連動している場合、警報信号を受信した場合、列車制御装置に列車を止めるよう指示を出す警報動作を実行する。
地震予測装置1は、図1に示すように、加速度取得部10、加速度記録部14、予測値算出部16、第1警報部18、地震発生判定部20を有している。
これら各部10〜20の機能は、地震予測装置1が、ROM1aに記憶された後述する地震警報処理Aを実行することにより実現される。
加速度取得部10は、加速度センサ装置3の各センサ30〜34が地震動を検出したときに出力する3方向(東西、南北、上下)の加速度成分を示すアナログ信号を順次入力し、これらアナログ信号を予め定められたサンプリング周期ごとにサンプリングする。
そして、この加速度取得部10は、地震動の上下方向の加速度成分を示すアナログ信号をサンプリングしたデジタル信号を、加速度記録部14及び地震発生判定部20に順次出力する。
また、この加速度取得部10は、東西方向の加速度成分及び南北方向の加速度成分を示すアナログ信号をサンプリングしたデジタル信号を地震発生判定部20に順次出力する。
尚、本実施形態では、サンプリング周期は100Hzに設定されているが、これに限られるものではない。(加速度取得部10を加速度センサ装置3に配置し、加速度センサ装置3から地震予測装置1へデジタル信号を伝送する形態でもよい。)
そして加速度記録部14は、加速度取得部10からデジタル信号を入力するごとに、そのデジタル信号が示す情報を順次記憶する処理を実行する。
このデジタル信号が示す情報は、アナログ信号として加速度センサ装置3から入力された地震動の上下方向の加速度成分を示す上下加速度情報である。
予測値算出部16は、加速度取得部10からデジタル信号が出力されるごとに、加速度記録部14に記録された上下加速度情報中から、上下方向の加速度成分の絶対値のうち最大の絶対値である最大加速度値(Aumax)を用いて、後述する予測式に基づき、地震の揺れの大きさをMMIによって表した予測値(MMIap)を順次算出する。
第1警報部18は、地震発生判定部20で地震が発生していると判定されているときに、予測値算出部16において算出された予測値(MMIap)が、予め定められた警報基準値(MMIで5.5段階)を越えたと判定された場合に、外部警報装置5に警報信号を出力する。
地震発生判定部20は、後述する地震警報処理A(図6参照)で用いるフラグ情報であって、観測点において地震動を検出しているか否か、すなわち、地震が現在発生しているか否かを示すフラグ情報を記憶するフラグ記憶領域20aを備えている。
この地震発生判定部20は、加速度取得部10から地震動の直交する3方向の加速度成分を示すデジタル信号をサンプリング周期毎に入力するたびに、これら3方向の加速度成分をベクトル合成した加速度の絶対値を算出する。
そして、地震発生判定部20は、この加速度の絶対値が、地震が発生しているか否かを判断するため予め定められた地震発生基準値を超えている場合は、フラグ記憶領域20aに記憶されたフラグ情報を「1」とする処理を実行する。
一方、地震発生判定部20は、この加速度の絶対値が地震発生基準値以下の場合は、フラグ記憶領域20aに記憶されたフラグ情報を「0」とする処理を実行する。
そして、地震発生判定部20は、フラグ記憶領域20aに記憶されたフラグ情報を第1警報部18に出力する。
2.MMIapの算出方法について
次に、本実施形態で用いられている下記の予測式について説明する。
予測式 MMIap=αalog10(Aumax)+βa
この予測式は、地震の揺れの大きさを改正メルカリ震度階の指標値で示した予測値(MMIap)を求めるものである。
Aumaxは、加速度記録部14に記憶された地震動の上下方向の加速度成分についての絶対値の中で、最大の絶対値である。
上述のように、上下加速度センサ30が地震動の検出を始めると、地震動の上下方向の加速度成分を示すサンプリングされた上下加速度情報が、加速度記録部14に順次記憶される。
予測値算出部16は、上記予測式を用いて予測値(MMIap)を算出するとき、この加速度記録部14から最大加速度値(Aumax)を得ている。
一方、αa及びβaは、防災科学技術研究所が運用している地震観測ネットワークであるデータベースであるK−NETの記録波形データを用いて予め算出した係数値である。
過去に発生した13回分の地震時にK−NETで記録された2323個の記録波形データについて、各記録波形の上下方向加速度成分の絶対値の最大値(gal)とMMIの指標値を求め、それぞれを横軸、縦軸にとった片対数グラフ上にプロットすると、図2に示すような関係を示す。
αa及びβaは、図2における上下方向の加速度成分の絶対値の最大値を説明変数(X)とし、MMIの指標値を従属変数(Y)として、回帰分析により回帰係数として算出される。
このK−NETに記録された地震の地震動のデータを用いて回帰分析を行った場合、その結果は、Y=3.56log10X−0.07となるので、上記予測式のαaは3.56、βaは−0.07とした。
尚、各地震の揺れの大きさをMMIの指標値で示すため、この指標値(以下「計算値(MMIa)という」)の算出には、Waldらの非特許文献1による提案による計算式を用いた。
計算式 MMIa=αlog10(Amax)+β
ここで、Amaxは、地震動の最大速度の絶対値である。
また、αは3.66、βは−1.66である。
次に、K−NETに記録された地震波形データと上記予測式及び計算式を用いて、時間に対する予測値(MMIap)及び計算値(MMIa)の時刻歴変化をシミュレーションし、そのシミュレーションによる結果を比較したので、その比較結果を説明する。
図3に示すように、今回検討対象とした2323例の地震波形データのうち、予測値(MMIap)及び計算値(MMIa)がいずれもMMIの指標値で5.5段階以上を示すものは450例ある。
このうち、上記シミュレーションにより、予測値(MMIap)が計算値(MMIa)より先にMMIの指標値で5.5段階に到達する例が384例あり、逆に、計算値(MMIa)が先に達する例が66例あった。
そして、上記384例の地震波形データについてさらに検討すると、図4に示すように、予測値(MMIap)が計算値(MMIa)よりも0秒以上2秒未満の範囲内で、MMIの指標値で5.5段階に到達する地震波形データが126例あることなどが分かった。
また、平均では、予測値(MMIap)は、計算値(MMIa)よりも約5.4秒早く改正メルカリ震度階の5.5段階に達することが分かった。
つまり、本実施形態の地震予測装置1は、地震動指標としてMMIを用い、地震動の初動部分において、警報が必要な大きさの揺れとなるかどうかを早期に予測することができる。
3.地震警報処理
次に、本実施形態の地震予測装置1で実行される地震警報処理Aについて、図5を用いて説明する。
本実施形態の地震警報処理Aは、地震予測装置1の図示しない電源スイッチを入れると開始され、その後、サンプリング周期毎に電源スイッチが切られるまで繰り返し実行される。
この地震警報処理Aでは、最初に、S10の加速度取得処理が実行される。
このS10では、加速度取得部10で実行される処理であって、加速度センサ装置3から入力された地震動の3方向(東西、南北、上下)の加速度成分を示すアナログ信号を入力して、サンプリングする処理が実行される。
そして、このS10では、サンプリングした地震動の上下方向の加速度成分を示すデジタル信号を、加速度記録部14及び地震発生判定部20に出力し、東西方向の加速度成分及び南北方向の加速度成分を示すデジタル信号を地震発生判定部20に出力する処理が実行される。加速度記録部14では、そのデジタル信号が示す地震動の上下方向の加速度成分に関する上下加速度情報を記録する。
次に、S12のMMIap算出処理が実行される。
このS12では、予測値算出部16で実行される処理であって、加速度記録部14に記録された上下加速度情報の中から、上下方向の加速度成分の絶対値のうち最大の絶対値である最大加速度値(Aumax)を用いて、予測値(MMIap)を算出する処理が実行される。
次に、S14では、地震発生判定部20で実行される処理であって、加速度取得部10がデジタル信号に変換した地震動の3方向の加速度成分から、観測点の地震動の加速度を算出する処理が実行される。
次に、S16の処理が実行される。
このS16では、地震が発生しているか判定する処理が実行される。
このS16は、第1警報部18で行われる処理であって、具体的には、フラグ記憶領域20aに記憶されたフラグが、地震発生中を示す「1」であるか、地震が発生していない通常状態を示す「0」であるかを判定する処理が実行される。
このS16で、フラグが「0」、すなわち「通常状態」であると判定されると(S16:YES)、次にS18の処理が実行され、フラグが「1」、すなわち「地震発生中」であると判定されると(S16:NO)、次にS22の処理が実行される。
S18では、観測点の地震動の加速度について、その加速度の絶対値が、前述した地震発生基準値よりも大きいか判定する処理が実行される。
このS18は、地震発生判定部20で実行される。
このS18では、地震動の加速度の絶対値が地震発生基準値よりも大きい場合、すなわち地震が発生している場合(S18:YES)、フラグ記憶領域20aに記憶されたフラグを「0」から「1」に変更する処理が実行され(S20)、本地震警報処理Aが終了して、再び、S10以下の処理が実行される。
一方、地震動の加速度の絶対値が地震発生基準値よりも小さい場合、すなわち地震が発生していない場合(S18:NO)、直ちに本地震警報処理Aが終了し、再び、S10以下の処理が実行される。
次に、S16で、フラグが「1」、すなわち「地震発生中」であると判定された場合(S16:NO)に実行されるS22の処理について説明する。
このS22は、第1警報部18で実行される処理であって、S12で算出された予測値(MMIap)が、警報の基準となる警報基準値以上、すなわち、MMIで5.5段階以上であるか判定する処理が実行される。
このS22において、予測値(MMIap)が警報基準値よりも大きいと判定されると、上述したように、平均では、地震予測装置1が設置された観測点で、実際にMMIで5.5段階以上の揺れが生じる5.4秒前であることが分かる。
そのため、S22において、予測値(MMIap)がMMIで5.5段階以上であると判定された場合(S22:YES)、次にS24の処理が実行され、第1警報部18から外部警報装置5に警報信号を発信する処理が実行される。そして、このS24の後、S27の処理が実行される。
一方、S22において、予測値(MMIap)がMMIで5.5段階未満であると判定された場合(S22:NO)、次にS27の処理が実行される。
S27では、S18と反対に、観測点の地震動の加速度の大きさが、予め定めた地震発生基準値よりも小さいか判定する処理が実行される。
このS27は、地震発生判定部20で実行される。このS27では、S18と同様、観測点の地震動の加速度について、その加速度の絶対値が、前述した地震発生基準値以下か判定する処理が実行される。
このS27により、地震動の加速度の絶対値が基準値以下の場合(S27:YES)、フラグ記憶領域20aに記憶されたフラグを「1」から「0」に変更する処理が実行され(S28)、本地震警報処理Aが終了し、再び、S10以下の処理が実行される。
一方、地震動の加速度の大きさが基準値よりも大きい場合(S27:NO)、直ちに本地震警報処理Aが終了し、再び、S10以下の処理が実行される。
4.本実施形態の地震予測装置の特徴的な作用効果
上述したように、過去に発生した地震の地震動の予測値(MMIap)と計算値(MMIa)とを比較すると、地震の初動の部分では、予測値(MMIap)のほうが計算値(MMIa)よりも5.4秒早く警報基準値に達することが分かった。
従って、本実施形態の地震予測装置1を用いると、地震動指標としてMMIを用い、地震動の初動部分において、警報が必要な地震の発生を早期に予測することができる。
このように警報が必要な地震の発生を早期に予測ができると、例えば270kmで走行する高速鉄道の場合、大きな揺れとなる5.4秒前にブレーキをかけることができるので、本実施形態の地震予測装置1を用いると、大きな揺れとなってブレーキをかける場合に比べ375m手前で停止できる。
他に、本実施形態の地震予測装置1で警報が必要な地震を予測した場合、エレベータを最寄りの階に停止させたり、揺れに弱い機械を止めたり、スピーカやテレビを通じて人々にメッセージを通知する等してもよい。
また、本実施形態の地震予測装置1では、警報が必要な地震の発生をMMIを用いて早期に予測しているので、国際的にもわかりやすい地震の予測が可能である。
また、本実施形態の地震予測装置1では、予め定められた地震発生基準値を予測値(MMIap)が超えた場合にのみ警報がなされるので(S22→S24)、警報が不要な地震が発生した場合に警報がなされる無駄を抑制することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
本実施形態では、第1実施形態と異なる点のみ説明する。尚、第2実施形態について説明する以下の欄では、第2実施形態を本実施形態と呼んで説明する。
1.地震予測装置1
本実施形態の地震予測装置1は、図6に示すように、調整係数設定部22を備えている点が、第1実施形態の地震予測装置1とは異なる。
また、本実施形態では、予測値算出部16で用いる予測値(MMIap)を算出する予測式中に調整値γaが加えられている点が、第1実施形態とは異なる。
予測式 MMIap=αalog10(Aumax)+βa+γa
本実施形態では、γaは−1〜1まで調整することができ、調整係数設定部22としては、例えば回転式の調整ツマミが用いられ、その回転量等を変えることで人の操作によりγaの値を調整することができるものが備えられる。
予測値算出部16は、この調整係数設定部22で設定された調整値γaとして設定した値を用いて、このγaを加えた予測式を用いて予測値(MMIap)を算出する。
尚、本実施形態の地震予測装置1で実行される地震警報処理AのS22でも、予測値(MMIap)の算出は、上述のγaを加えた予測式を用いて行われる。
2.調整値γaについて
次に、警報成功率、及び、空振警報比率について図7を用いて説明する。
この警報成功率、及び、空振警報比率は、K−NETに記録された地震の地震動のデータを用いて算出したものである。
警報成功率は、計算値(MMIa)が5.5以上になるものの総数のうち、予測値(MMIap)が5.5以上になるものの割合である。
空振警報比率は、予測値(MMIap)が5.5以上になるもの総数のうち、計算値(MMIa)が5.5未満となる地震の割合である。
この図7に示すように、警報成功率は、γaが1に近いほど高くなって、γaを1とするとほぼ100%となる。逆に、警報成功率は、γaが−1に近いほど低くなって、γaを−1とすると約40%となる。
一方、空振警報比率は、γaが−1に近いほど低くなり、γaを−1とするとほぼ0%となる。逆に、空振警報比率は、γaが1に近いほど高くなり、γaを1とする約40%となる。
3.本実施形態の地震予測装置の特徴的な作用効果
本実施形態の地震予測装置1は、第1実施形態の地震予測装置1が奏する効果に加え、下記のような効果も奏する。
本実施形態の地震予測装置1を用いて地震の発生を早期に予測して警報する場合、ユーザ側の要求としては、例えば、次の二つの要求が予想される。
一つは、予測ははずれてもよいから、警戒が必要な地震の発生を予測したとき、警戒が必要な地震が本当に発生しているか否かにかかわらず、すべて警報して欲しいと望む場合すなわち、警報成功率を高めたい場合、が考えられる。
もう一つは、警戒が必要な地震が発生しているときに警報がなされない場合があってもよいから、警戒が必要な地震が発生していないときに警報がなされることがないようにして欲しいと望む場合、すなわち空振警報比率を低くしたい場合、とが考えられる。
そのため、本実施形態の地震予測装置1では、予測式内にγaを加えて、算出される予測値(MMIap)の大きさを調整し、上述の二つの要求に対応できるようにしている。
例えば、警報基準値をMMIの5.5段階とし、γaを−1とした場合、図7に示すように、空振警報比率は0%に近くなり、逆に、γaを1とした場合は、警報成功率は100%に近くなる。
すなわち、γaを1とした場合、警戒が必要な地震の発生を予測すると、警戒が必要な地震が本当に発生しているか否かにかかわらず必ず警報がなされる。
一方、γaを−1とした場合、警戒が必要な地震が発生しているときに警報がなされない場合があるが、警戒が必要な地震が発生していないときに警報がなされることはない。
従って、本実施形態の地震予測装置1を用いると、ユーザの要求に応じた予測が可能となる。
(対応関係)
上述の実施形態のS10の処理において加速度取得部10が実行する処理が、特許請求の範囲に記載された上下加速度取得部の一例に相当する。
上述の実施形態のS14の処理において予測値算出部16が実行する処理が、特許請求の範囲に記載された予測値算出部の一例に相当する。
上述の実施形態のS22〜S24の処理において、第1警報部18が外部警報装置5に対して警報信号を送信する処理が、特許請求の範囲に記載された警報部が警報を行う処理の一例に相当する。
(その他の実施形態)
上記実施形態では、加速度センサ装置3は、地震予測装置1とは別装置として説明したが、地震予測装置1に組み込まれていてもよい。
上記実施形態では、外部警報装置5は、地震予測装置1と公衆回線を介して通信可能な装置として説明したが、地震予測装置1に備えられた警報音を発する警報装置でもよい。
また、図8に示すように、地震予測装置1には、従来の判定方法により地震を判定し、警報する一般地震判定部24と第2警報部26とを備えるようにしてもよい。
この場合、第2警報部26は、一般地震判定部24で地震が発生したと判定されたら、外部警報装置5に警報を発する処理を実行する。
このため、本実施形態の地震予測装置1では、第1警報部18または第2警報部26のいずれかで地震が発生したと判定されたら、外部警報装置5において警報がなされることとなる。
尚、この場合、調整係数設定部22は備えていても備えていなくてもよい。
そして、これら一般地震判定部24と第2警報部26とを備える場合、図9に示すように、S24からS27の間で、S25及びS26の処理を実行するようにしてもよい。
この場合、S25では、従来の方法で地震が発生しているか判定され、地震が発生していると判定されたら(S25:YES)、S26において、上記実施形態の早期警報とは別の第2の警報を実行する処理が実行される。
尚、本実施形態の地震予測装置1を構成する各部の機能10〜260は、ROM1aに記憶されたプログラムにより、加速度センサ装置3と外部警報装置5が接続されたコンピュータに実現させることができるが、このプログラムは、ROM1aやバックアップRAMからコンピュータにロードされて用いられてもよいし、ネットワークを介してコンピュータにロードされて用いられてもよい。
また、このプログラムは、コンピュータにて読み取り可能なあらゆる形態の記録媒体に記録されて用いられてもよい。記録媒体としては、例えば、持ち運び可能な半導体メモリ(例えばUSBメモリ、メモリカード(登録商標)など)などが含まれる。
本発明は、特許請求の範囲に記載された発明の趣旨に合致するものであればよく、上述の実施形態に限定されるものではない。

Claims (3)

  1. 地震動を検出するセンサが地震動の検出を始めると、前記地震動の上下方向の加速度成分を示す上下加速度情報を、前記センサから順次取得する上下加速度取得部(10、S10)と、
    前記上下加速度取得部が順次取得した前記上下加速度情報が示す前記地震動の上下方向の加速度成分の絶対値のうち、最大の絶対値を最大加速度値(Aumax)とし、下記の予測式を用いて、地震の揺れの大きさを改正メルカリ震度階の指標値で示した予測値(MMIap)を算出する予測値算出部(16、S12)と、
    調整係数(γa)を調整する調整係数設定部(22)
    備え、
    前記予測式は、
    MMIap=αalog 10 (Aumax)+βa+γa
    であり、但し、αa及びβaは、回帰分析により予め算出された回帰係数であり、
    前記調整係数設定部は、ユーザからの操作に応じて、調整係数(γa)を−1から1までの範囲で調整可能である地震予測装置
  2. 請求項1に記載の地震予測装置において、
    前記予測値算出部で算出された前記予測値(MMIap)と、予め定められた警報基準値とを比較して、前記予測値(MMIap)が前記警報基準値を越えた場合、警報を行う警報部(18、S22〜S24)
    を備えることを特徴とする地震予測装置。
  3. 請求項に記載の地震予測装置において、
    前記地震動の有無により地震の発生を判定する地震発生判定部(20)を備え、
    前記警報部は、
    前記地震発生判定部により、前記地震が発生していると判定されているときに警報を行うことを特徴とする地震予測装置。
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