JP6454138B2 - ボタン案内構造 - Google Patents

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Description

本発明は、前面に塗装が施される前パネルに押しボタンを備えた車載機器等のボタン案内構造に関する。
従来、車載機器等を操作する際に使用する押しボタンをスライド可能に案内するボタン案内構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。
上記ボタン案内構造は、機器本体側に設けられたガイド溝部と、押しボタンに設けられたガイドリブとから構成され、ガイド溝部にガイドリブがスライド可能に係合する。
特開2013−137972号公報
特許文献1では、例えば、機器本体のフロントパネル側にガイド溝部が設けられた状態で、フロントパネルの表面に塗料を吹き付けて塗装する場合、塗料がフロントパネルの開口を通じてガイド溝部に吹き付けられて付着すると、塗装が完了した後に機器本体に押しボタンを組付けた際に、押しボタンの操作フィーリングに影響を及ぼすことがある。これを防止するために、ガイド溝部をマスキングする必要があるが、マスキング治具を準備するコストやマスキングを行う工数が増える。更に、マスキングを行っても、わずかな隙間から塗料がガイド溝部に回り込むことがあり、塗装品質がばらつきやすい。
本発明の目的は、コスト・工数低減及び品質向上が図れるボタン案内構造を提供することにある。
この明細書には、2014年11月21日に出願された日本国特許出願・特願2014−236568の全ての内容が含まれる。
上述した課題を解決するため、本発明は、電子機器の前面を構成する前パネルに、スイッチを作動させる押しボタンが案内部を介してスライド可能に設けられるボタン案内構造において、前記前パネルは、前記押しボタンの一部が挿入される筒部を備え、前記押しボタンは、前記筒部に挿入されるボタン本体部と、このボタン本体部を囲むように設けられるとともに、前記ボタン本体部を前記筒部に挿入したときに前記筒部を包み込む外筒部とを備え、前記筒部の外面と前記外筒部とに前記案内部が設けられ、前記筒部は、断面矩形状に形成され、前記案内部は、前記筒部および前記外筒部の周方向の全4面に形成され、前記押しボタン本体部を押したときに、前記筒部から前記押しボタン本体部が抜けるのを防止する抜け止め部が、前記案内部とは別体として前記筒部と前記外筒部とに設けられ、前記抜け止め部は、前記押しボタン本体部を押したときに、前記外筒部に設けた前記抜け止め部の前端面が、前記筒部に設けた前記抜け止め部の前端面に当って前記押しボタン本体部の移動を規制することを特徴とする。
この構成によれば、前パネルを塗装する際に、塗料が筒部の外面側に設けられた案内部に付着することがないため、従来のような案内部に対する塗装のためのマスキングが不要になり、マスキング治具のコストやマスキングの工数を低減することができ、また、マスキングを行った場合のような塗装品質のばらつきがなくなり、コスト・工数の低減及び品質の向上を図ることができる。
また、この構成によれば、押しボタンの抜け止め部でスライド位置規制部材を兼ねることができ、部品数を減らすことができて、コストを低減することができる。
上記構成において、前記案内部は、前記筒部の外面に前記押しボタンのスライド方向に延びるように設けられたリブと、前記リブと摺動可能に係合するように前記外筒部に設けられたリブ係合部とを備えるようにしても良い。この構成によれば、リブとリブ係合部とが摺動可能に係合する簡単な構造とすることができ、コストを低減することができる。
また、上記構成において、前記リブ係合部は、スリット又は溝であっても良い。この構成によれば、スリット又は溝を容易に形成することができ、コストを低減することができる。
また、上記構成において、前記リブは、前記リブ係合部と共に、前記押しボタンのスライド位置を規制するようにしても良い。この構成によれば、押しボタンを案内するリブ及びリブ係合部で、押しボタンの位置決め部を構成することができ、位置決め部を別に設けるのに比べて前パネル及び押しボタンの形状の簡素化、部品点数削減を図ることができ、コストを低減することができる。
また、上記構成において、前記抜け止め部は、前記筒部の外面から突出する凸部と、前記凸部と係合するように前記外筒部に設けられた穴部とを備えても良い。
本発明の前パネルは、ボタンの一部が挿入される筒部を備え、押しボタンは、筒部に挿入されるボタン本体部と、このボタン本体部を囲むように設けられるとともに、ボタン本体部を筒部に挿入したときに筒部を包み込む外筒部とを備え、筒部の外面と外筒部とに案内部が設けられるので、前パネルを塗装する際に、塗料が筒部の外面側に設けられた案内部に付着することがないため、従来のような案内部に対する塗装のためのマスキングが不要になり、マスキング治具のコストやマスキングの工数を低減することができ、また、マスキングを行った場合のような塗装品質のばらつきがなくなり、コスト・工数の低減及び品質の向上を図ることができる。
本発明の一実施形態の押しボタン案内構造を採用した車載装置の斜視図である。 前パネル及び前パネルに装着された押しボタンを斜め前方から見た状態を示す斜視図である。 前パネル及び前パネルから外した押しボタンを斜め前方から見た状態を示す斜視図である。 前パネル及び前パネルに装着された押しボタンを斜め後方から見た状態を示す斜視図である。 前パネル及び前パネルから外した押しボタンを斜め後方から見た状態を示す斜視図である。 前パネル及び押しボタンを示す平面図であり、図6(A)は前パネルの前壁及び筒部を示す平面図、図6(B)は押しボタンを示す平面図である。 前パネルの筒部と押しボタンとの嵌合状態を示す平面図であり、図7(A)は押しボタンを押す前の状態を示す平面図、図7(B)は押しボタンを押した後の状態を示す平面図である。 図2のVIII−VIII線断面図である。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態について説明する。なお、各図面の中で車載装置10の手前側(前方)を矢印FRで表す。
図1は、本発明の一実施形態の押しボタン案内構造を採用した車載装置10の斜視図である。
車載装置10は、その前面を構成する樹脂製の前パネル11と、前パネル11の後部に取付けられる回路基板13とを備える。なお、符号15は、前パネル11に回路基板13を取付けるためのビスである。
車載装置10は、CD、DVD等を再生するオーディオ装置、指定された目的地までの経路を探索するナビゲーション装置等の車載用電子機器などであり、車両のインストルメントパネル等に設けられる収納スペースに埋め込まれて搭載される。
前パネル11は、操作部としての複数の樹脂製の押しボタン21,22,23が設けられている。例えば、一つの押しボタン23は、前パネル11の上部に設けられた開口11a内に後方から挿入されるとともに開口11aから抜けないように抜け止めされ、更に、押しボタン23の後端部に、回路基板13に設けられたスイッチ25が当てられている。従って、押しボタン23を車載装置10の手前側から奥側に押せば、スイッチ25の可動接点が固定接点に接触し、スイッチ25がオンになる。この結果、回路基板13に設けられた所定の回路が閉じた状態となって通電し、所定の機能が実行される。
図2は、前パネル11及び前パネル11に装着された押しボタン23を斜め前方から見た状態を示す斜視図である。図3は、前パネル11及び前パネル11から外した押しボタン23を斜め前方から見た状態を示す斜視図である。
図2及び図3に示すように、前パネル11は、略平板状の前壁11jと、前壁11jに開けられた開口11aと、開口11aの縁部から後方に略垂直に延びる断面矩形状の筒部11bとを備え、筒部11bに後方から押しボタン23の一部が挿入される。
前壁11jの表側の面11cには、着色、装飾等のために吹き付け塗装が施されている。図中の複数のドットは、面11cに吹き付け塗装されて出来た塗装面であることを示す。吹き付け塗装によって吹き付けられた塗料は、面11cだけでなく、筒部11bの内面11hにも付着し、塗装面を形成している。なお、押しボタン23については、少なくとも筒部11b等と摺動する部分には塗装が実施されていない。
押しボタン23は、筒部11b内に挿入されるボタン本体部23aと、ボタン本体部23aを囲む箱状の外筒部23bとを備える。
ボタン本体部23aは、指等で押される前壁23cと、前壁23cの上縁、下縁、側縁からそれぞれ後方に延びる上壁23d、下壁23e、側壁23f,23gとを備える。
外筒部23bは、ボタン本体部23aを筒部11b内に挿入したときに筒部11bを包み込む部分であり、ボタン本体部23aの上壁23d、下壁23e、側壁23f,23gにそれぞれ対向するように設けられた上壁23h、下壁23j、側壁23m,23nを備える。上壁23h、下壁23j、側壁23m,23nは、それぞれの前縁部から後方に延びるスリット23kが形成されている。
図4は、前パネル11及び前パネル11に装着された押しボタン23を斜め後方から見た状態を示す斜視図である。図5は、前パネル11及び前パネル11から外した押しボタン23を斜め後方から見た状態を示す斜視図である。
図4及び図5に示すように、前パネル11の筒部11bは、前壁11jから後方に一体に延びる上壁11d、下壁11e、側壁11f,11gからなり、上壁11d、下壁11e、側壁11f,11gの外面11wに前壁11jから略垂直に延びる、即ち前後方向に延びるリブ11kが一体に形成されている。リブ11kとスリット23kは、摺動可能に係合し、複数(4つ)のリブ11kと複数(4つ)のスリット23kとは、案内部27を構成する。
上壁11dには、リブ11kの一方の側に外面11wから上方に突出するストッパ凸部11mが形成されている。ストッパ凸部11mは、その上面に、前側に設けられた平坦面11pと、後部に後下がりに形成された斜面11qとを備える。
押しボタン23の上壁23hは、スリット23kの一方の側に、筒部11bのストッパ凸部11mと係合するストッパ穴部23pが形成されている。ストッパ凸部11m及びストッパ穴部23pは、筒部11bから押しボタン23が抜けないようにする抜け止め部28を構成する。ストッパ凸部11m及びストッパ穴部23pのそれぞれの前端が前後方向に当ることにより、筒部11bから押しボタン23が抜け止めされる。ストッパ凸部11mの斜面11qは、筒部11bに押しボタン23を装着する際、ストッパ凸部11mを可撓性を有する外筒部23bの内側に容易に移動させて、ストッパ凸部11mとストッパ穴部23pとをスムーズに係合させるための部分である。
押しボタン23のボタン本体部23aと外筒部23bとは、後端に設けられた枠状の接続壁23qで一体に接続される。
ボタン本体部23aの内面23zには、背面視で略横U字形状の厚肉部23rが一体に設けられ、厚肉部23rの背面23sに後方に突出するスイッチ当接部23tが一体成形されている。スイッチ当接部23tは、スイッチ25(図1参照)の可動接点を押す部分であり、押しボタン23を押したときに、スイッチ当接部23tを介してスイッチ25がオンにされる。
図6は、前パネル11及び押しボタン23を示す平面図である。図6(A)は前パネル11の前壁11j及び筒部11bを示す平面図、図6(B)は押しボタン23を示す平面図である。
図6(A),(B)に示すように、前パネル11のリブ11kは、上壁11d及び下壁11e(図5参照)では、筒部11bの左右幅(図の上下方向の幅)の中央部に配置され、側壁11f,11gでは、筒部11bの上下幅の中央部に配置される(図5も参照)。
リブ11kの前端は、前壁11jの背面11tに一体に接続され、リブ11kの後端面11uは、筒部11bの後端面11vと同一平面上に位置する。
また、リブ11kの幅W1に対して、スリット23kの幅W2は、リブ11kがスリット23k内をスムーズにスライドするように大きく形成される。外筒部23bの肉厚(上壁23h、下壁23j(図5参照)、側壁23m,23nの肉厚)Tは、リブ11kの筒部11bの外面11wからの高さHより小さく形成される。
スイッチ当接部23tの後端面23wは、接続壁23qの背面23xと同一平面状に位置する。ストッパ凸部11m及びストッパ穴部23pは、それぞれの輪郭が矩形に形成されている。
図7は、前パネル11の筒部11bと押しボタン23との嵌合状態を示す平面図である。図7(A)は押しボタン23を押す前の状態を示す平面図、図7(B)は押しボタン23を押した後の状態を示す平面図である。
図7(A)に示すように、筒部11bのリブ11kの後端面11uに、押しボタン23のスリット23kの後端面23uが当って、押しボタン23が、スライド方向の最前方位置に位置決めされる。押しボタン23は、スイッチ25(図1参照)の可動接点の弾性力で前方に付勢され、この結果、スリット23kの後端面23uが、リブ11kの後端面11uに押し当てられる。
また、筒部11bのストッパ凸部11mの前端面11sと、押しボタン23のストッパ穴部23pの前端面23vとの間には、クリアランスC1の隙間31が形成されている。
図7(A),(B)に示すように、押しボタン23を白抜き矢印の向きに押すと、押しボタン23は、後方にスライドする。やがて、押しボタン23のストッパ穴部23pの前端面23vが、ストッパ凸部11mの前端面11sに当って、押しボタン23が、スライド方向の最後方位置に位置決めされる。この時の押しボタン23の全スライド量はSである。
このように、抜け止めの作用をするストッパ凸部11mとストッパ穴部23pとで、押しボタン23のスライド方向の後方への移動が規制される。
図8は、図2のVIII−VIII線断面図である。
前パネル11の筒部11bの外面11wに、押しボタン23の外筒部23bの内面24aが摺動可能に嵌合している。また、前パネル11の筒部11bの内面11hと、押しボタン23のボタン本体部23aの外面23yとの間に、クリアランスC2の隙間33が設けられる。この隙間33は、筒部11bとボタン本体部23aとにおいて、上壁11d,23d(図3及び図5参照)間、下壁11e,23e(図3及び図5参照)間、側壁11f,23f間、側壁11g,23g間のそれぞれに設けられる。
このように、筒部11bの外面11wに外筒部23bの内面24aを摺動可能に嵌合させ、筒部11bの内面11hと、ボタン本体部23aの外面23yとの間に隙間33を設けることで、塗装が施されていない筒部11bの外面11wと外筒部23bの内面24aとを摺動させ、筒部11bの内面11h及びボタン本体部23aの外面23yにそれぞれ施された塗装が摺動し合うのを防止することができ、押しボタン23の操作フィーリングを良好にするとともに、摺動による傷が付かないようにすることができる。
また、リブ11kは、押しボタン23の外筒部23bよりも突出量Pだけ突出している。この結果、リブ11kとスリット23kとの摺動面積を最大として、長期に亘ってリブ11kとスリット23kとの摺動による摩耗を抑制することができるとともに、筒部11bの剛性をより高めることができる。
以上の図1、図3〜図5に示すように、電子機器等の前面を構成する前パネル11に、スイッチ25を作動させる押しボタン23が案内部27を介してスライド可能に設けられるボタン案内構造において、前パネル11は、押しボタン23の一部が挿入される筒部11bを備え、押しボタン23は、筒部11bに挿入されるボタン本体部23aと、このボタン本体部23aを囲むように設けられるとともに、ボタン本体部23aを筒部11bに挿入したときに筒部11bを包み込む外筒部23bとを備え、筒部11bの外面11wと外筒部23bとに案内部27が設けられる。
この構成によれば、前パネル11を塗装する際に、塗料が筒部11bの外面11w側に設けられた案内部27に付着することがないため、従来のような案内部に対する塗装のためのマスキングが不要になり、マスキング治具のコストやマスキングの工数を低減することができ、また、マスキングを行った場合のような塗装品質のばらつきがなくなり、コスト・工数の低減及び品質の向上を図ることができる。
また、図5に示したように、案内部27は、筒部11bの外面11wに押しボタン23のスライド方向に延びるように設けられたリブ11kと、リブ11kと摺動可能に係合するように外筒部23bに設けられたリブ係合部としてのスリット23kとを備えるので、リブ11kとスリット23kとが摺動可能に係合する簡単な構造とすることができ、コストを低減することができる。
また、リブ係合部は、スリット23kであるので、スリット23kを容易に形成することができ、コストを低減することができる。
また、図7(A),(B)に示したように、リブ11kは、スリット23kと共に、押しボタン23のスライド位置を規制するので、押しボタン23を案内するリブ11k及びスリット23kで、押しボタン23の位置決め部を構成することができ、位置決め部を別に設けるのに比べて前パネル11及び押しボタン23の形状の簡素化、部品点数削減を図ることができ、コストを低減することができる。
また、筒部11bから押しボタン23が抜けるのを防止する抜け止め部28が、押しボタン23のスライド位置を規制するので、押しボタン23の抜け止め部28でスライド位置規制部材を兼ねることができ、部品数を減らすことができて、コストを低減することができる。
上述した実施形態は、あくまでも本発明の一態様を示すものであり、本発明の主旨を逸脱しない範囲で任意に変形及び応用が可能である。
例えば、上記実施形態において、図5に示したように、リブ11kと摺動可能に係合するように外筒部23bに設けられたリブ係合部として、スリット23kを設けたが、これに限らず、リブ係合部として、前パネルの筒部のリブに摺動可能に係合する溝(凹部)を押しボタンの外筒部の内面に設けても良い。
また、前パネルの筒部の外面に、押しボタンのスライド方向に延びる凹状部を設け、押しボタンの外筒部の内面に上記凹状部にスライド可能に係合する凸状部を設けても良い。
11 前パネル
11b 筒部
11k リブ
11w 筒部の外面
21,22,23 押しボタン
23a ボタン本体部
23b 外筒部
23k スリット(リブ係合部)
25 スイッチ
27 案内部
28 抜け止め部

Claims (5)

  1. 電子機器の前面を構成する前パネルに、スイッチを作動させる押しボタンが案内部を介してスライド可能に設けられるボタン案内構造において、
    前記前パネルは、前記押しボタンの一部が挿入される筒部を備え、
    前記押しボタンは、前記筒部に挿入されるボタン本体部と、このボタン本体部を囲むように設けられるとともに、前記ボタン本体部を前記筒部に挿入したときに前記筒部を包み込む外筒部とを備え、
    前記筒部の外面と前記外筒部とに前記案内部が設けられ
    前記筒部は、断面矩形状に形成され、前記案内部は、前記筒部および前記外筒部の周方向の全4面に形成され、
    前記押しボタン本体部を押したときに、前記筒部から前記押しボタン本体部が抜けるのを防止する抜け止め部が、前記案内部とは別体として前記筒部と前記外筒部とに設けられ、
    前記抜け止め部は、前記押しボタン本体部を押したときに、前記外筒部に設けた前記抜け止め部の前端面が、前記筒部に設けた前記抜け止め部の前端面に当って前記押しボタン本体部の移動を規制することを特徴とするボタン案内構造。
  2. 前記案内部は、前記筒部の外面に前記押しボタンのスライド方向に延びるように設けられたリブと、前記リブと摺動可能に係合するように前記外筒部に設けられたリブ係合部とを備えることを特徴とする請求項1に記載のボタン案内構造。
  3. 前記リブ係合部は、スリット又は溝であることを特徴とする請求項2に記載のボタン案内構造。
  4. 前記リブは、前記リブ係合部と共に、前記押しボタンのスライド位置を規制することを特徴とする請求項2又は3に記載のボタン案内構造。
  5. 前記抜け止め部は、前記筒部の外面から突出する凸部と、前記凸部と係合するように前記外筒部に設けられた穴部とを備えることを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載のボタン案内構造。
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