JP6451383B2 - 横架構造体 - Google Patents
横架構造体 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6451383B2 JP6451383B2 JP2015027575A JP2015027575A JP6451383B2 JP 6451383 B2 JP6451383 B2 JP 6451383B2 JP 2015027575 A JP2015027575 A JP 2015027575A JP 2015027575 A JP2015027575 A JP 2015027575A JP 6451383 B2 JP6451383 B2 JP 6451383B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- horizontal
- horizontal structure
- support part
- upper chord
- vertical
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Bridges Or Land Bridges (AREA)
Description
第1の支持部と、前記第1の支持部から水平方向に離間した第2の支持部との間に架設され、上方から鉛直荷重を受ける横架構造体であって、
前記第1の支持部と前記第2の支持部とを、上方に凸となるように湾曲して連結するコンクリート部材と、
前記第1の支持部と前記第2の支持部とを、下方に凸となるように湾曲して連結する鋼材と、
前記コンクリート部材と前記鋼材とを上下に連結する上下連結部材と、
を備え、
前記コンクリート部材及び前記鋼材は、水平方向に平行な水平部を両端に有し、
前記水平部を補強する補強部材をさらに備え、
前記第1の支持部と前記第2の支持部は、一対の鉛直部材に対向するように設けられており、
前記補強部材は、前記水平部と前記鉛直部材とを斜めに連結する
ことを特徴とする。
このような管材の連結構造によれば、上弦材が鋼材でなくコンクリート部材であり、また、斜め材を省略しているので、部材数を少なくでき、鋼材の使用量を削減できる。よってコストの低減を図ることができる。さらに、後述するように、上弦材(コンクリート部材)の剛性を下弦材(鋼材)の剛性よりも大きくでき、これにより、上弦材のライズ量を小さくすることができる。すなわち平坦性の悪化を抑制することができる。
このような横架構造体によれば、土圧に対して抵抗することができ、より有効である。
このような横架構造体によれば、鉛直荷重による圧縮力に耐えることができる。
このような横架構造体によれば、鋼材の持つ引張強度を有効に使うことができる。
本実施形態について説明する前にまず比較例について説明する。
図1は、比較例の横架構造体100の架構図である。
図2は、第1実施形態の横架構造体1の架構図である。また、図3は、第1実施形態の横架構造体1の斜視図であり、図4は、図2のA−A断面図である。
仮に、上弦材12に下弦材14と同じ鋼材(H形鋼)を用いるようにした場合(つまり上弦材12と下弦材14の剛性が同じ場合)には、上弦材12の曲率(ライズ)を下弦材14の曲率(サグ)とほぼ同じにする必要がある。こうすることにより、上弦材12が外側に開こうとする力と、下弦材14が内側に近づこうとする力を釣り合わせることができ、支持部に水平力を発生させないようにできる。しかし、この場合、上弦材12のライズ量Dが大きくなり、平坦性が損なわれてしまう。
Ac=t×B ・・・(1)
となる、なお、コンクリート有効幅Bは、桁行スパン(支点間距離:図3参照)と同じであるとする。
Kc=Ac×Ec=t×B×Ec ・・・(2)
となる。
Ks=As×Es ・・・(3)
となる。
図5は、第2実施形態の横架構造体1の架構図である。
上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは言うまでもない。特に、以下に述べる実施形態であっても、本発明に含まれるものである。
上弦材12及び下弦材14の湾曲(凸状)の形態は、円弧状でもカテナリー状でもよい。また、曲線で構成しても多角形で構成してもよい。
12 上弦材(コンクリート部材)
14 下弦材(鋼材)
16 垂直材(上下連結部材)
18 水平部
19 補強部材
20 支柱
20A 支持部
100 横架構造体
120 上弦材
140 下弦材
160 垂直材
180 斜め材
200 支柱
Claims (6)
- 第1の支持部と、前記第1の支持部から水平方向に離間した第2の支持部との間に架設され、上方から鉛直荷重を受ける横架構造体であって、
前記第1の支持部と前記第2の支持部とを、上方に凸となるように湾曲して連結するコンクリート部材と、
前記第1の支持部と前記第2の支持部とを、下方に凸となるように湾曲して連結する鋼材と、
前記コンクリート部材と前記鋼材とを上下に連結する上下連結部材と、
を備え、
前記コンクリート部材及び前記鋼材は、水平方向に平行な水平部を両端に有し、
前記水平部を補強する補強部材をさらに備え、
前記第1の支持部と前記第2の支持部は、一対の鉛直部材に対向するように設けられており、
前記補強部材は、前記水平部と前記鉛直部材とを斜めに連結する
ことを特徴とする横架構造体。 - 請求項1に記載の横架構造体であって、
前記一対の鉛直部材の外側は地盤である
ことを特徴とする横架構造体。 - 請求項1又は請求項2に記載の横架構造体であって、
前記コンクリート部材は、前記鉛直荷重により圧縮部材となる
ことを特徴とする横架構造体。 - 請求項1乃至請求項3の何れかに記載の横架構造体であって、
前記鋼材は、自重により引張部材となる
ことを特徴とする横架構造体。 - 請求項1乃至請求項4の何れかに記載の横架構造体であって、
前記上下連結部材は、前記鉛直荷重の一部を前記鋼材に伝達する
ことを特徴とする横架構造体。 - 請求項1乃至請求項5の何れかに記載の横架構造体であって、
前記上下連結部材は、前記コンクリート部材の全体座屈を防止する
ことを特徴とする横架構造体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015027575A JP6451383B2 (ja) | 2015-02-16 | 2015-02-16 | 横架構造体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015027575A JP6451383B2 (ja) | 2015-02-16 | 2015-02-16 | 横架構造体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016151090A JP2016151090A (ja) | 2016-08-22 |
JP6451383B2 true JP6451383B2 (ja) | 2019-01-16 |
Family
ID=56696220
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015027575A Active JP6451383B2 (ja) | 2015-02-16 | 2015-02-16 | 横架構造体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6451383B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107489090B (zh) * | 2017-10-11 | 2019-04-02 | 成都研筑舍建筑设计有限公司 | 一种基于节点构造方式的圆竹空间桁架桥梁 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2057168A (en) * | 1931-06-05 | 1936-10-13 | Joseph B Strauss | Bridge |
JP2882541B2 (ja) * | 1990-08-01 | 1999-04-12 | 東急建設株式会社 | 架構材のリフトアップ工法における吊上装置の取付方法および架構材の接合方法 |
JP3908816B2 (ja) * | 1997-01-27 | 2007-04-25 | 三井住友建設株式会社 | 吊床版橋の構築方法 |
JP2967874B1 (ja) * | 1998-05-08 | 1999-10-25 | 住友建設株式会社 | 上路式吊構造橋の架設方法 |
JP6065207B2 (ja) * | 2012-12-17 | 2017-01-25 | 清水建設株式会社 | 空中太陽光発電システム |
-
2015
- 2015-02-16 JP JP2015027575A patent/JP6451383B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016151090A (ja) | 2016-08-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101642420B1 (ko) | 단부 보강형 철골구조물 | |
US20130283728A1 (en) | Truss structure using a material having a pi-shaped cross-section as an upper chord | |
KR102108335B1 (ko) | 내진성능 접합부를 가지는 복합철골보구조 | |
KR101896971B1 (ko) | 내진접합부를 가지는 철골구조물 | |
JP4819605B2 (ja) | 端部と中央部とで強度の異なる緊張材を用いたプレキャストプレストレストコンクリート梁 | |
JP7007937B2 (ja) | トラス梁 | |
JP6872891B2 (ja) | 柱梁接合部の補強構造 | |
JP2014139372A (ja) | 山形ラーメン構造物 | |
JP6451383B2 (ja) | 横架構造体 | |
JP2016216905A (ja) | 柱梁架構 | |
KR101392833B1 (ko) | 트러스형 교량 구조물 | |
KR101198116B1 (ko) | 교량용 강재 거더 | |
JP6934290B2 (ja) | トラス架構 | |
JP2016216929A (ja) | 屋根架構およびその構築方法 | |
JP4449788B2 (ja) | Rc構造部材のヒンジ継手構造 | |
JP2017166123A (ja) | 鉄骨梁および柱梁接合構造 | |
JP2008208612A (ja) | 外部耐震補強構造 | |
JP7000657B2 (ja) | 構造物 | |
JP6265422B2 (ja) | 補強構造及び建物 | |
JP6979283B2 (ja) | 鋼管柱とh形鋼製梁との鋼製柱梁架構 | |
KR101732724B1 (ko) | 조립광폭튜브 플랜지를 갖는 공장용 하이브리드 골조 | |
JP7036368B2 (ja) | 梁材及び梁材の支持構造 | |
KR101798007B1 (ko) | 건축물용 프레임 | |
JP6783038B2 (ja) | 建物構造 | |
KR102158942B1 (ko) | 가설교량용 브라켓 모듈 및 이를 이용한 가설교량의 시공 방법 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180119 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180828 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180904 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20181029 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20181113 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20181126 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6451383 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |