JP6451327B2 - ホットスタンプ用重ね合わせブランクと、重ね合わせホットスタンプ成形体の製造方法、および重ね合わせホットスタンプ成形体 - Google Patents
ホットスタンプ用重ね合わせブランクと、重ね合わせホットスタンプ成形体の製造方法、および重ね合わせホットスタンプ成形体 Download PDFInfo
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Description
溶接を行われる前の第1の鋼板5,6および第2の鋼板7,8のうちで、曲げ部2,4となる内側に位置する鋼板7,6を内板と称し、曲げ部2,4の外側に位置する鋼板5,8を外板と称した場合に、
内板7,6と外板5,8が向かい合う側の内板表面で、かつ少なくとも曲げ部2,4が成形される部分にアルミニウム系めっき皮膜を有すること
を特徴とするホットスタンプ用重ね合わせブランク9,10である。
かつ、第1の鋼板5,6および第2の鋼板7,8の重ね合わせ部の少なくとも一部により形成される曲げ部2,4を有し、
溶接を行われる前の第1の鋼板5,6および第2の鋼板7,8のうちで、曲げ部2,4となる内側に位置する鋼板7,6を内板と称し、曲げ部2,4の外側に位置する鋼板を外板5,8と称した場合に、
内板7,6と外板5,8が向かい合う側の内板表面で、かつ少なくとも曲げ部2,4が成形される部分にアルミニウム系めっき皮膜が施されていることを特徴とする重ね合わせホットスタンプ成形体1,3である。
1.本発明に係るホットスタンプ用重ね合わせブランク9,10
図1および図2に示すように、ホットスタンプ用重ね合わせブランク9,10は、少なくとも、第1の鋼板5,6と第2の鋼板7、8を備える。
本発明に係る製造方法では、図1および図2に示すように、上述のホットスタンプ用重ね合わせブランク9,10をホットスタンプ成形することにより、第1の鋼板5,6および第2の鋼板7,8の重ね合わせ部の少なくとも一部により形成される曲げ部2,4を有する重ね合わせホットスタンプ成形体1,3を製造する。
2 曲げ部
5 第1の鋼板(外板)
7 第2の鋼板(内板)
7a 外板との少なくとも曲げ部での接合面
9 ホットスタンプ用重ね合わせブランク
Claims (12)
- ブランクである第1の鋼板と、該第1の鋼板に部分的に重ね合わされて溶接される少なくとも一枚の第2の鋼板と備え、かつ、前記第1の鋼板および前記第2の鋼板の重ね合わせ部の少なくとも一部により形成される曲げ部を有する重ね合わせホットスタンプ成形体の素材であるホットスタンプ用重ね合わせブランクにおいて、
前記溶接を行われる前の前記第1の鋼板および前記第2の鋼板のうちで、前記曲げ部となる内側に位置する鋼板を内板と称し、前記曲げ部の外側に位置する鋼板を外板と称した場合に、
前記外板は、溶融亜鉛めっき皮膜、合金化溶融亜鉛めっき皮膜、電気亜鉛めっき皮膜、Zn−Fe電気めっき皮膜またはZn−Ni電気めっき皮膜を片面または両面に有する亜鉛系めっき鋼板であり、
前記内板と前記外板が向かい合う側の前記内板表面で、かつ少なくとも当該曲げ部が成形される部分にアルミニウム系めっき皮膜を有すること
を特徴とするホットスタンプ用重ね合わせブランク。 - 前記内板は、前記アルミニウム系めっき皮膜を片面または両面に有するアルミニウム系めっき鋼板である請求項1に記載されたホットスタンプ用重ね合わせブランク。
- 前記アルミニウム系めっき皮膜は、純アルミニウムめっき皮膜またはSi含有アルミニウムめっき皮膜である請求項1または請求項2に記載されたホットスタンプ用重ね合わせブランク。
- 前記外板は、他の鋼材との溶接予定部を有するとともに、前記内板は他の鋼材との溶接予定部を有さない請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載されたホットスタンプ用重ね合わせブランク。
- 前記重ね合わせホットスタンプ成形体は、自動車車体構成部材用ホットスタンプ成形体である請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載されたホットスタンプ用重ね合わせブランク。
- 請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載されたホットスタンプ用重ね合わせブランクをホットスタンプ成形することにより、前記曲げ部を有する重ね合わせホットスタンプ成形体を製造することを特徴とする重ね合わせホットスタンプ成形体の製造方法。
- 第1の鋼板と、該第1の鋼板に部分的に重ね合わされて溶接される少なくとも一枚の第2の鋼板(補強部材)からホットスタンプにより成形され、
かつ、前記第1の鋼板および前記第2の鋼板の重ね合わせ部の少なくとも一部により形成される曲げ部を有し、
前記溶接を行われる前の前記第1の鋼板および前記第2の鋼板のうちで、前記曲げ部となる内側に位置する鋼板を内板と称し、前記曲げ部の外側に位置する鋼板を外板と称した場合に、
前記外板は、溶融亜鉛めっき皮膜、合金化溶融亜鉛めっき皮膜、電気亜鉛めっき皮膜、Zn−Fe電気めっき皮膜またはZn−Ni電気めっき皮膜を片面または両面に有する亜鉛系めっき鋼板であり、
前記内板と前記外板が向かい合う側の前記内板表面で、かつ少なくとも当該曲げ部が成形される部分にアルミニウム系めっき皮膜が施されていることを特徴とする重ね合わせホットスタンプ成形体。 - 前記内板は、前記アルミニウム系めっき皮膜を片面または両面に有するアルミニウム系めっき鋼板である請求項7に記載された重ね合わせホットスタンプ成形体。
- 前記アルミニウム系めっき皮膜は、純アルミニウムめっき皮膜またはSi含有アルミニウムめっき皮膜である請求項7または請求項8に記載された重ね合わせホットスタンプ成形体。
- 前記外板は、他の鋼材との溶接予定部を有するとともに、前記内板は他の鋼材との溶接予定部を有さない請求項7から請求項9までのいずれか1項に記載された重ね合わせホットスタンプ成形体。
- 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載されたホットスタンプ用重ね合わせブランクを用いてホットスタンプされた重ね合わせホットスタンプ成形体。
- 自動車車体構成部材用ホットスタンプ成形体である請求項7から請求項11までのいずれか1項に記載された重ね合わせホットスタンプ成形体。
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