JP6446904B2 - 現金収納装置 - Google Patents
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また、本発明の他の観点によれば、所定方向に沿って形成された棒金収納空間の列を有する棒金トレイと、前記棒金収納空間の列に収納される各棒金の側面に対向するように前記所定方向に沿って設けられた棒金検出基板と、を備える、現金収納装置であって、前記棒金検出基板は、前記棒金収納空間の列に含まれる各棒金収納空間に対応する位置に、棒金の有無に応じて出力が変化するセンサを有し、前記現金収納装置は、複数の前記棒金検出基板を有し、前記棒金トレイは、複数の前記棒金収納空間の列を有し、前記棒金収納空間の列に応じて前記棒金収納空間の底部の高さが異なり、前記複数の棒金検出基板が有する複数のセンサは同一の高さに設けられる、現金収納装置が提供される。
また、本発明の他の観点によれば、所定方向に沿って形成された棒金収納空間の列を有する棒金トレイと、前記棒金収納空間の列に収納される各棒金の側面に対向するように前記所定方向に沿って設けられた棒金検出基板と、を備える、現金収納装置であって、前記棒金検出基板は、前記棒金収納空間の列に含まれる各棒金収納空間に対応する位置に、棒金の有無に応じて出力が変化するセンサを有し、前記現金収納装置は、前記センサからの出力値に基づいて前記棒金の有無を判定する判定部をさらに備え、前記センサを前記棒金が収納されない位置にさらに有し、前記判定部は、前記棒金が収納されない位置の前記センサによる検出の結果に応じて、前記棒金の有無を判定するための判定閾値を設定する、現金収納装置が提供される。
本発明の実施形態は、小売店やスーパーマーケットなどの流通施設および商業施設に設置される現金処理装置に適用される。本実施形態による現金処理装置は、例えば、レジで用いられる釣銭準備金として紙幣および硬貨を出金する釣銭出金、およびレジから回収された紙幣および硬貨を入金する売上入金などの処理を実行可能である。さらに、本実施形態による現金処理装置は、硬貨を棒状に包装して得られる棒金を収納する棒金収納装置としての機能を包含する。以下、このような本実施形態による現金処理装置の構成を詳細に説明する。
(1−1.現金処理装置の構成)
図1は、本発明の第1の実施形態による現金処理装置100の外観を示す斜視図である。図1に示したように、現金処理装置100は、操作表示部102、硬貨入金口104、硬貨処理部106、硬貨出金口108、紙幣入出金口110、紙幣処理部112および棒金収納部114を備える。
図2は、棒金収納部114の構成を示す斜視図である。図2に示したように、棒金収納部114は、棒金を立位状態で収納するための棒金トレイ120を有する。棒金トレイ120は、複数の棒金収納列Rを含み、各棒金収納列Rは、棒金を収納するための複数の棒金収納空間により形成される。
棒金収納部114に収納されている棒金数を判定するための比較例による方法として、棒金トレイ120の下部にセンサ取付け板を設け、センサ取付け板において棒金トレイ120の各棒金収納空間Sの底部に対応する位置に磁気センサを設ける方法が考えられる。上記磁気センサの構成例について図4を参照して説明する。
本実施形態においては、現金処理装置100の棒金収納部114に、各棒金収納空間Sにおける棒金の有無を判定するために棒金検出基板が設けられる。この棒金検出基板は、各棒金収納空間Sに収納された棒金の側面と対向するように、棒金収納列Rの列方向に沿って設けられる。以下、図5〜図7を参照し、棒金検出基板の構成をより具体的に説明する。
以上説明したように、本実施形態によれば、コイルLを有する棒金検出基板130を用いて棒金の有無を判定できるので、装置構成の簡素化、製造コストの低減を実現することが可能である。また、棒金検出基板130の突出高さを、コイルLの配線パターンの厚み、すなわち実質的に0にすることができるので、実装上の自由度を向上することが可能である。また、コイルLの検出値は、コイルLと棒金の間が棒金トレイ120のモールドにより隔てられていても棒金の有無により変化するので、棒金トレイ120に穴を空けることが不要である。
以上、本発明の第1の実施形態を説明した。続いて、本発明の第1の実施形態の応用例を説明する。
上述したように、本発明の第1の実施形態は、コイルLのインダクタンスに基づいて棒金の有無を判定する。しかし、コイルLの特性は温度変動に応じて変化する。そこで、第1の応用例として、温度変動に対処することが可能な棒金収納部114の構成を説明する。
次に、第2の応用例として、温度変動に対処するための他の構成を説明する。
第1の実施形態においては、コイルLを用いて各棒金収納空間Sにおける棒金の有無を判定する構成を説明した。これに対し、本発明の第2の実施形態は、光学センサを用いて各棒金収納空間Sにおける棒金の有無を判定することが可能である。以下、このような本発明の第2の実施形態について説明する。
以上、本発明の各実施形態について説明した。続いて、本発明の各実施形態についての幾つかの変形例を説明する。
第1の実施形態においては、図2および図5などを参照し、棒金を収納する棒金収納列Rおよび棒金検出基板130が棒金収納部114の幅方向に沿って形成される例を説明したが、棒金を収納する棒金収納列Rおよび棒金検出基板130は棒金収納部114の引出し方向に沿って設けられてもよい。当該構成によれば、棒金収納部114の引出し方向の棒金収納空間Sの数よりも棒金収納部114の幅方向の棒金収納空間Sの数の方が少ない場合に棒金検出基板130の必要数を削減することが可能である。当該第1の変形例は、第2の実施形態にも同様に適用可能である。
第1の実施形態においては、図2および図3などを参照し、棒金収納列Rが異なる金種の棒金を収納する例を説明したが、棒金収納列Rは同一金種の棒金を収納するように形成されてもよい。この場合、棒金収納列Rに含まれる各棒金収納空間Sの底部の高さは同一である。一方、棒金収納列Rごとに棒金収納空間Sの底部の高さが異なるが、各棒金収納列Rに対応する棒金検出基板130においてコイルLが形成される高さは同一であってもよい。当該第2の変形例は、第2の実施形態にも同様に適用可能である。
第1の実施形態においては、図6などを参照し、各金種の棒金の上面の高さを揃える目的で棒金収納空間Sのグループごとに底部の高さを変化させる手段を説明したが、各金種の棒金の上面の高さを揃えることは必須でない。従って、全ての棒金収納空間Sの底部の高さは同一であってもよい。
第1の実施形態においては、図6などを参照し、底部の高さが異なる棒金収納空間S1〜S6のグループに対して各コイルLが同一の高さに設けられる例を説明したが、各コイルLの高さは棒金収納空間Sのグループごとに異なってもよい。例えば、図12に示すように、各コイルLは、対応する棒金収納空間Sの底部から所定の高さに設けられてもよい。かかる構成により、棒金の金種ごとに望ましい検出位置が異なる場合に、棒金の金種に応じて適切な位置にコイルLを設けることが可能である。
以上説明したように、本発明の実施形態によれば、立位状態で収納される棒金の有無を、当該棒金の側面に対向して設けられるセンサを用いて判定することが可能である。特に、本発明の第1の実施形態によれば、コイルLを有する棒金検出基板130を用いて棒金の有無を判定できるので、装置構成の簡素化、製造コストの低減を実現することが可能である。
102 操作表示部
104 硬貨入金口
106 硬貨処理部
108 硬貨出金口
110 紙幣入出金口
112 紙幣処理部
114、115 棒金収納部
120、122 棒金トレイ
124 開口
130、132 棒金検出基板
134 発光素子
136 受光素子
140 コネクタ
150、152 制御基板
162 サーミスタ
Claims (6)
- 所定方向に沿って形成された棒金収納空間の列を有する棒金トレイと、
前記棒金収納空間の列に収納される各棒金の側面に対向するように前記所定方向に沿って設けられた棒金検出基板と、
を備え、
前記棒金検出基板は、前記棒金収納空間の列に含まれる各棒金収納空間に対応する位置に、棒金の有無に応じて出力が変化するセンサを有し、
前記棒金収納空間の列に含まれる棒金収納空間は、底部の高さが異なる少なくとも複数のグループに分けられ、
前記棒金検出基板に設けられるセンサは、前記複数のグループのうちの2以上のグループに渡って同一の高さに設けられる、
現金収納装置。 - 所定方向に沿って形成された棒金収納空間の列を有する棒金トレイと、
前記棒金収納空間の列に収納される各棒金の側面に対向するように前記所定方向に沿って設けられた棒金検出基板と、
を備える、現金収納装置であって、
前記棒金検出基板は、前記棒金収納空間の列に含まれる各棒金収納空間に対応する位置に、棒金の有無に応じて出力が変化するセンサを有し、
前記現金収納装置は、複数の前記棒金検出基板を有し、
前記棒金トレイは、複数の前記棒金収納空間の列を有し、
前記棒金収納空間の列に応じて前記棒金収納空間の底部の高さが異なり、
前記複数の棒金検出基板が有する複数のセンサは同一の高さに設けられる、
現金収納装置。 - 所定方向に沿って形成された棒金収納空間の列を有する棒金トレイと、
前記棒金収納空間の列に収納される各棒金の側面に対向するように前記所定方向に沿って設けられた棒金検出基板と、
を備える、現金収納装置であって、
前記棒金検出基板は、前記棒金収納空間の列に含まれる各棒金収納空間に対応する位置に、棒金の有無に応じて出力が変化するセンサを有し、
前記現金収納装置は、
前記センサからの出力値に基づいて前記棒金の有無を判定する判定部をさらに備え、
前記センサを前記棒金が収納されない位置にさらに有し、
前記判定部は、前記棒金が収納されない位置の前記センサによる検出の結果に応じて、前記棒金の有無を判定するための判定閾値を設定する、現金収納装置。 - 前記センサは、前記棒金検出基板に配線パターンで形成されたコイルである、請求項1〜3のいずれか一項に記載の現金収納装置。
- 前記現金収納装置は、前記センサからの出力値に基づいて前記棒金の有無を判定する判定部をさらに備える、請求項1または2に記載の現金収納装置。
- 前記棒金トレイは、前記棒金を立位状態で収納する、請求項1〜3のいずれか一項に記載の現金収納装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014165482A JP6446904B2 (ja) | 2014-08-15 | 2014-08-15 | 現金収納装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2014165482A JP6446904B2 (ja) | 2014-08-15 | 2014-08-15 | 現金収納装置 |
Publications (2)
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---|---|
JP2016042256A JP2016042256A (ja) | 2016-03-31 |
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Family Applications (1)
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JP2014165482A Active JP6446904B2 (ja) | 2014-08-15 | 2014-08-15 | 現金収納装置 |
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JP4954741B2 (ja) * | 2007-02-07 | 2012-06-20 | ローレル精機株式会社 | 棒金保管庫 |
JP5061724B2 (ja) * | 2007-05-28 | 2012-10-31 | 富士電機リテイルシステムズ株式会社 | 硬貨収納管理装置 |
JP5930464B2 (ja) * | 2012-09-28 | 2016-06-08 | 株式会社日本コンラックス | 硬貨処理装置 |
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2014
- 2014-08-15 JP JP2014165482A patent/JP6446904B2/ja active Active
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JP2016042256A (ja) | 2016-03-31 |
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