JP6441053B2 - 密閉型電動圧縮機及び空気調和機 - Google Patents

密閉型電動圧縮機及び空気調和機 Download PDF

Info

Publication number
JP6441053B2
JP6441053B2 JP2014247641A JP2014247641A JP6441053B2 JP 6441053 B2 JP6441053 B2 JP 6441053B2 JP 2014247641 A JP2014247641 A JP 2014247641A JP 2014247641 A JP2014247641 A JP 2014247641A JP 6441053 B2 JP6441053 B2 JP 6441053B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
press
back pressure
fit
electric compressor
fitting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014247641A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016109046A (ja
Inventor
智仁 秋山
智仁 秋山
哲也 田所
哲也 田所
村上 晃啓
晃啓 村上
修平 新村
修平 新村
大我 渕野
大我 渕野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Johnson Controls Air Conditioning Inc
Original Assignee
Hitachi Johnson Controls Air Conditioning Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Johnson Controls Air Conditioning Inc filed Critical Hitachi Johnson Controls Air Conditioning Inc
Priority to JP2014247641A priority Critical patent/JP6441053B2/ja
Priority to CN201510583418.4A priority patent/CN105673491B/zh
Publication of JP2016109046A publication Critical patent/JP2016109046A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6441053B2 publication Critical patent/JP6441053B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Rotary Pumps (AREA)
  • Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)

Description

本発明は、密閉型電動圧縮機及びこれを備える空気調和機に関する。
従来、密閉型電動圧縮機であるスクロール圧縮機としては、固定スクロールと旋回スクロールとの間に圧縮室を形成し、旋回スクロールの背部に設けられた背圧室の圧力を制御する背圧制御機構を備えるものが知られている。背圧制御機構は、圧縮室と背圧室とを連通するように固定スクロールに形成された連通路途中に背圧制御弁を設けて構成されている。背圧制御弁は、前記連通路に臨むように固定スクロールに穿設された背圧弁穴を介して配置される。背圧制御弁が配置された後の背圧弁穴は、その開口側から圧入される閉塞部材によって塞がれる。背圧弁穴に対する閉塞部材の圧入は、数十μmの締め代をもった締まり嵌めにて行われる。
ところで、閉塞部材の背圧弁穴への圧入は固定スクロールに歪みを生じさせる。そして、固定スクロールに生じた歪みが大きいと、圧縮室を形成する旋回スクロールとの間の密着性が阻害される。特に、低速低圧力比の運転条件下ではスクロール圧縮機は漏れ損失による効率低下が生じることとなる。
そこで、閉塞部材を、背圧制御弁に隣接配置する背圧ピンと嵌合部品との2部材に分けるとともに、嵌合部品のみが背圧弁穴に圧入される構成としたスクロール圧縮機が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
このようなスクロール圧縮機によれば、2部材に分けた一方の嵌合部品のみを圧入するので、固定スクロールに生じる歪みは減少する。
特開2007−224839号公報
しかしながら、従来のスクロール圧縮機(例えば、特許文献1参照)では、閉塞部材の部品点数が増加するとともに、組付工数も増加する。
したがって、背圧制御弁等の背圧制御機構の取付工程で固定スクロールといった圧縮機構における歪みの発生を抑制しつつ、部品点数及び組付工数を少なく維持することができる密閉型電動圧縮機が望まれている。
そこで、本発明の課題は、圧縮機構における圧入歪みの発生を抑制しつつ、部品点数及び組付工数を少なく維持することができる密閉型電動圧縮機及びこれを備える空気調和機を提供することにある。
前記課題を解決した本発明の密閉型電動圧縮機は、吸入した冷媒を圧縮して冷凍サイクルに吐出する圧縮機構と、前記圧縮機構を駆動する電動機とを密閉容器内に収容するとともに、潤滑油を前記密閉容器内に貯留する密閉型電動圧縮機であって、前記圧縮機構に設けられる取付穴と、前記取付穴に圧入される圧入部材と、を備え、前記圧入部材は、圧入部と、外径が小さくなるように形成される縮径部と、が前記取付穴への圧入方向に向かって形成されているとともに、前記圧入部材には、前記圧入部の前記圧入方向の長さよりも長く、前記圧入部から前記縮径部にわたって穴が形成され、前記穴は、前記圧入部及び前記縮径部と同軸に形成される円柱形状の空間と、前記円柱形状の空間から前記圧入方向に更に膨出する膨出空間とを有しており、前記縮径部における前記穴の内周面に沿って周回する溝部が形成されていることを特徴とする。
また、前記課題を解決した空気調和機は、前記の密閉型電動圧縮機と、凝縮器と、膨張器と、蒸発器と、が環状に順次接続され、冷媒が流れる冷媒回路を備えることを特徴とする。
本発明によれば、圧縮機構における圧入歪みの発生を抑制しつつ、部品点数及び組付工数を少なく維持することができる密閉型電動圧縮機及びこれを備える空気調和機を提供することにある。
本発明の実施形態に係る空気調和機の構成説明図である。 本発明の実施形態に係る密閉型電動圧縮機の断面図である。 図2の密閉型電動圧縮機における背圧制御機構周りの部分拡大断面図である。 取付穴の開口を塞ぐように圧入される圧入部材の断面図である。 図4の圧入部材の第1変形例に係る圧入部材の断面図である。 図4の圧入部材の第2変形例に係る圧入部材の断面図である。 図4の圧入部材の第3変形例に係る圧入部材の断面図である。 圧縮機構の取付穴に圧入部材を圧入した際に圧縮機構に発生する歪みの大きさを示すグラフである。
以下、本発明を実施形態について適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
本実施形態では、スクロール圧縮機を例にとって密閉型電動圧縮機について説明する。
このスクロール圧縮機は、後に詳しく説明するように、固定スクロールの圧入歪みを低減した構成となっており、固定スクロールに穿設した背圧弁穴(取付穴)に対して圧入する所定の圧入部材の圧入構造に主な特徴点を有している。
以下では、このスクロール圧縮機を備える空気調和機の全体構成について説明した後にスクロール圧縮機について説明する。
<空気調和機の全体構成>
図1は、本実施形態に係る空気調和機101の構成説明図である。
図1に示すように、空気調和機101は、スクロール圧縮機S、四方弁102、膨張器等の冷暖房絞り装置103、室内熱交換器104、及び室外熱交換器105が所定の配管106で環状に接続されている。
この空気調和機101は、四方弁102を切替えることで室内熱交換器104を蒸発器、室外熱交換器105を凝縮器として使用する冷房運転と、室内熱交換器104を凝縮器、室外熱交換器105を蒸発器として使用する暖房運転とを行うヒートポンプ式のものである。なお、図1中、実線矢印Xは冷房運転時における冷媒の循環方向を示し、破線矢印Yは暖房運転時における冷媒の循環方向を示している。
例えば、冷房運転時の空気調和機101においては、スクロール圧縮機Sで圧縮された高温高圧の冷媒は、四方弁102を通過して室外熱交換器105に流入し、空気との熱交換により放熱して凝縮する。その後、冷媒は、冷暖房絞り装置103により等エンタルピ膨張し、低温低圧でガス冷媒と液冷媒とが混在した気液二相流となって室内熱交換器104へ流入する。そして、室内熱交換器104での液冷媒は、空気からの吸熱作用によりガス冷媒に気化する。つまり、液冷媒が気化する際に室内熱交換器104が周囲の空気を冷却することで空気調和機101は、冷房機能を発揮する。次いで、室内熱交換器104を出た冷媒は、スクロール圧縮機Sへ戻って高温高圧に圧縮されると共に、再び四方弁102、室外熱交換器105、冷暖房絞り装置103及び室内熱交換器104を循環する。つまり、この循環が繰り返されることで冷凍サイクルが構成される。
<スクロール圧縮機>
図2は、本実施形態に係るスクロール圧縮機Sの断面図である。
図2に示すように、スクロール圧縮機Sは、縦型スクロール圧縮機であり、冷媒(作動流体)として例えばR32冷媒を使用するものである。
スクロール圧縮機Sは、密閉容器(チャンバともいう)1と、密閉容器1の内部に配置される電動機2と、密閉容器1の内部に配置され電動機2によって駆動されるスクロール圧縮機構3と、電動機2の回転動力をスクロール圧縮機構3に伝達するクランクシャフト6と、を備えている。なお、本実施形態に係るスクロール圧縮機Sの主な特徴点としての前記の圧入構造については、スクロール圧縮機構3を構成する背圧制御弁45(背圧制御機構40)の説明とともに後に詳しく説明する。
密閉容器1は、円筒状の筒チャンバ1aと、筒チャンバ1aの上部に溶接される蓋チャンバ1bと、筒チャンバ1aの下部に溶接される底チャンバ1cと、で構成され、その内部に密閉されたチャンバ内空間(吐出圧力空間ともいう)54を形成している。
また、蓋チャンバ1bには、スクロール圧縮機構3(固定スクロール12)の吸込口4に取り付けられる吸込パイプ7が溶接又はロウ付けされて固定配置されている。また、スクロール圧縮機構3(固定スクロール12)の吐出口5は、チャンバ内空間(吐出圧力空間)54と連通しており、筒チャンバ1aの側面にチャンバ内空間54と外部とを連通する吐出パイプ8が溶接又はロウ付けされて固定配置されている。このスクロール圧縮機Sは、チャンバ内空間54が高圧雰囲気となる、いわゆる高圧チャンバタイプの圧縮機である。
また、密閉容器1の内部には、組み立ての適当な段階で油(潤滑油)が封入される。これにより密閉容器1の底部には、貯油部9が形成される。
電動機2は、固定子2aと、回転子2bと、を備えている。固定子2aは、密閉容器1に焼き嵌め、溶接等により固定されている。回転子2bは、固定子2a内に回転可能に配置されている。また、回転子2bにはクランクシャフト6が固定されている。
クランクシャフト6は、主軸と、偏心部であるピン部6cと、を備えている。クランクシャフト6の主軸は、上側が後記するフレーム13に設けた主軸受13aに支持され、下側が下軸受10で支持されている。電動機2を駆動してクランクシャフト6を回転させると、ピン部6cは主軸に対して偏心回転運動するようになっている。また、クランクシャフト6には、主軸受13a、下軸受10及び後記の旋回軸受部11cへ貯油部9の油を給油するための給油縦穴6a及び給油横穴6bが設けられている。
スクロール圧縮機構3は、旋回スクロール11と、固定スクロール12と、フレーム13と、オルダムリング14と、リリース弁装置15と、背圧制御機構40の構成部品である背圧制御弁45と、を備えている。
旋回スクロール11は、渦巻状の旋回スクロールラップ11aと、旋回端板11bと、クランクシャフト6の偏心部であるピン部6cが挿入される旋回軸受部11cと、を有している。
固定スクロール12は、渦巻状の固定スクロールラップ12aと、固定端板12bと、を有している。また、固定スクロールラップ12aの外周部に吸込口4が配置され、固定スクロールラップ12aの中央部に吐出口5が配置されている。
旋回スクロール11は、固定スクロール12と相対向して旋回自在に配置されており、旋回スクロールラップ11aと固定スクロールラップ12aとの噛み合いによって、吸込口4と連通する圧縮室51が形成されている。
フレーム13は、その外周側が溶接によって密閉容器1の内壁面に固定されており、クランクシャフト6の主軸を回転自在に支持する主軸受13aを備えている。固定スクロール12は、ボルトによりフレーム13と締結され固定される。また、旋回スクロール11とフレーム13との間には、背圧室53が形成されている。
オルダムリング14は、旋回スクロール11とフレーム13の間に配置されており、オルダムリング14のキー部(図示せず)が、旋回スクロール11に形成された旋回オルダム溝(図示せず)と、フレーム13に形成されたフレームオルダム溝(図示せず)に挿入されている。オルダムリング14は、旋回スクロール11を固定スクロール12に対して、自転させずに旋回運動をさせる働きをする自転規制部材である。
リリース弁装置15は、圧縮室51の圧力が高くなり過ぎないように、圧縮室51からチャンバ内空間54に圧力を逃がすためのものである。
(背圧制御機構)
図3は、図2の背圧制御機構40周りの部分拡大断面図である。
図3に示すように、背圧制御機構40は、圧縮室51と背圧室53とを連通する背圧弁連通路41と、この背圧弁連通路41の延在途中に配置された背圧制御弁45と、を主に備えて構成されている。なお、背圧制御弁45は、特許請求の範囲にいう「背圧制御機構の構成部品」に相当する。
背圧弁連通路41は、外周逃げ溝12dと、湾状凹部12eと、背圧弁流入穴42と、背圧弁流出流路44と、を備えて構成されている。
背圧弁流入穴42は、固定スクロール12の固定鏡板12cから上方向に延びる縦穴であり、下側の開口部42aが湾状凹部12eと連通し、上側が背圧弁穴43と連通する。ここで、背圧弁流入穴42の開口部42aは、固定スクロール12に旋回スクロール11を噛み合わせた状態において、旋回運動する旋回スクロール11の旋回端板11bで常に覆われており、背圧室53に直接開口しないようになっている。背圧弁流入穴42と背圧室53とは、固定スクロール12の固定鏡板12cに形成された外周逃げ溝12d及び湾状凹部12eを介して連通するようになっている。
背圧制御弁45は、弁体45aと、コイル状ばね45bと、を備えて構成されている。
弁体45aは、板体で形成され、背圧弁流入穴42の上端開口、つまり開口部42aの反対側の開口を塞ぐように配置されている。
コイル状ばね45bは、弾発ばねであり、弁体45aと後記する圧入部材20との間に配置されている。このコイル状ばね45bは、その一端側を圧入部材20に支持されることによって、その他端側に配置される弁体45aを背圧弁流入穴42の前記上端開口に向けて付勢している。
このような背圧制御弁45によれば、背圧室53内の圧力が圧縮室51内の圧力よりも所定の圧力差を超えて上昇した際に、弁体45aがコイル状ばね45bの付勢力に抗して持ち上がり開弁するようになっている。背圧制御弁45は、この開弁動作によって背圧室53と圧縮室51とを連通させることで背圧室53の圧力(背圧)を制御するようになっている。
以上のような背圧制御弁45の固定スクロール12に対する取り付けは、背圧弁連通路41の延在途中に臨むように固定スクロール12に穿設された背圧弁穴43を介して行われる。なお、背圧弁穴43は、特許請求の範囲にいう「取付穴」に相当する。
このような背圧制御弁45が所定の位置に配置された後の背圧弁穴43は、その開口を介して圧入部材20が圧入されることによって塞がれる。
(圧入構造)
次に、背圧弁穴43に対する圧入部材20の圧入構造について説明する。
図3に示すように、本実施形態での背圧弁穴43は、背圧弁流入穴42と背圧弁流出流路44との接続部に臨むように固定スクロール12の鏡板が上面側から穿たれて形成されたものである。この背圧弁穴43は、円柱状の空間で形成されている。
図4は、背圧制御機構40(図3参照)の構成部品としての背圧制御弁45(図3参照)が取り付けられる背圧弁穴43の開口を塞ぐように圧入される圧入部材20の断面図である。図4中、固定スクロール12及びこれに形成される背圧弁穴43を仮想線(二点鎖線)で示している。
図4に示すように、圧入部材20は、圧入部21と、縮径部22とが背圧弁穴43への圧入方向Pに向かってこの順番で一体になるように形成されている。圧入部材20は、略円筒形状を呈している。
圧入部21は、背圧弁穴43の内径よりも大きい外径を有している。
縮径部22は、背圧弁穴43の内径よりも小さい外径を有している。
また、圧入部21と縮径部22との間には、外径が徐々に縮径していくテーパ部23が形成されている。
また、圧入部材20の圧入方向Pの先端側には、ばね支持部24が形成されている。このばね支持部24は、コイル状ばね45b(図3参照)の内径よりも小さい外径を有する略円柱形状のばね挿通部24aと、ばね座24bとを有して構成されている。
ばね挿通部24aには、コイル状ばね45b(図3参照)の一端側が挿通されるようになっている。
ばね座24bは、ばね支持部24の縮径部22側の基端部に形成され、コイル状ばね45b(図3参照)の一端側を支持するようになっている。
このような圧入部材20における圧入部21、テーパ部23、縮径部22、及びばね挿通部24aは、互いに同軸に並ぶように配置されている。
また、圧入部材20には、圧入部21の圧入方向Pの長さAよりも長い座繰り深さBで圧入方向Pに座繰り穴25が形成されている。この座繰り穴25は、特許請求の範囲にいう「穴」に相当する。
この座繰り穴25は、圧入部21及び縮径部22と同軸に形成される円柱形状の第1空間25aを有して構成されている。
また、座繰り穴25は、円柱形状の第1空間25aから圧入方向Pに更に膨出する第2空間25bを有して構成されている。
この第2空間25bは、特許請求の範囲にいう「膨出空間」に相当する。ちなみに、本実施形態での第2空間25bは、円柱形状の第1空間25aにおける端面を底面とする円錐形状を呈している。
そして、第1空間25aにおける圧入方向Pの長さB(円柱形状の高さB)、つまり座繰り深さBは、前記したように、圧入部21の圧入方向Pの長さAよりも長くなるように設定されている。
また、圧入部21の外径Dに対する座繰り穴25の内径Cの比(C/D)の範囲は、80%以上であることが望ましい。また、比(C/D)の範囲の上限は、100%未満であることが望ましいが、圧入部21よりも縮径した縮径部22まで第1空間25aが設けられるものを想定すると、90%未満がより望ましい。
また、第1空間25aが形成されている縮径部22の半径方向の肉厚は、圧入部21の半径方向の肉厚よりも薄いことが望ましい。
このような圧入部材20の材料としては、固定スクロール12の材料のヤング率よりも小さいものが望ましい。つまり圧入部材20は、固定スクロール12よりも弾性変形し易いものが望ましい。なお、背圧弁穴43が形成される固定スクロール12部分は、特許請求の範囲にいう「取付穴が設けられる部分」に相当する。
以上のような図2に示すスクロール圧縮機Sは、密閉容器1内に、電動機2とスクロール圧縮機構3とを組み込んで製造される。この際、スクロール圧縮機構3を構成する固定スクロール12は、背圧制御機構40が設けられる前に、具体的には固定スクロール12に背圧弁穴43が形成された後であって、圧入部材20が背圧弁穴43に圧入される前に旋回スクロール11との摺動面(固定スクロール12の下面)が研磨される。また、本実施形態での固定スクロール12は、圧入部材20が背圧弁穴43に圧入された後においても更に旋回スクロール11との摺動面12f(図3参照)が研磨される。
次に、スクロール圧縮機Sの冷媒圧縮動作について主に図2を参照しながら説明する。
電動機2が駆動してクランクシャフト6が回転すると、クランクシャフト6のピン部6cが偏心回転する。旋回軸受部11cにピン部6cが挿入された旋回スクロール11は、オルダムリング14に規制されながら旋回駆動する。この一連の動作により、吸込パイプ7(吸込口4)から吸い込まれた冷媒ガスは、旋回スクロール11と固定スクロール12との圧縮室51で圧縮されて、吐出口5から吐出圧力空間であるチャンバ内空間54に吐出される。チャンバ内空間54の冷媒は、吐出パイプ8から空気調和機101(図1参照)の前記冷凍サイクル内を循環して、吸込パイプ7から再びスクロール圧縮機Sへ戻される。
次に、スクロール圧縮機Sの給油動作について主に図2を参照しながら説明する。
背圧室53の圧力は、背圧制御弁45により、吐出圧力と吸込圧力の中間の圧力である背圧に保持されている。このため、貯油部9と背圧室53との間に差圧が発生する。この差圧で貯油部9の油が、クランクシャフト6の下端部に固定配置された給油ピースから給油縦穴6aを通り、クランクシャフト6に設けられた給油横穴6b及びスリット部(図示せず)を経て、旋回軸受部11c及び主軸受13aを潤滑しながら、背圧室53へ流入する。
背圧室53へ流入した油は、背圧室53と圧縮室51との差圧により、途中に背圧制御弁45を設けた背圧弁連通路41を通って、圧縮室51へ流入する。そして、圧縮室51へ流入した油は、圧縮室51のシール性を高めながら、冷媒と共に吐出口5からチャンバ内空間54に吐出される。吐出口5から吐出された油は、チャンバ内空間54で冷媒から分離してチャンバ内空間54の下部に形成された貯油部9に戻る。
次に、本実施形態に係るスクロール圧縮機Sが奏する作用効果について説明する。
スクロール圧縮機Sの圧入部材20は、図4に示すように、背圧弁穴43(取付穴)の内径よりも大きい外径を有する圧入部21と、背圧弁穴43の内径よりも小さい縮径部22と、が圧入方向Pに向かってこの順番で一体になるように形成されている。
したがって、圧入部材20は、背圧弁穴43に対して、小径の縮径部22から大径の圧入部21へと順番に挿入されていく。よって、このスクロール圧縮機Sによれば、背圧弁穴43に対する圧入部材20の圧入工程を容易に行うことができる。
また、スクロール圧縮機Sによれば、圧入部材20が圧入部21と縮径部22との間にテーパ部23を有しているので、圧入工程をさらに容易に行うことができる。
また、従来のスクロール圧縮機(例えば、特許文献1参照)では、前記のように閉塞部材を背圧ピンと嵌合部品との2部材に分けるとともに、嵌合部品のみが背圧弁穴に圧入されるのに対して、本実施形態に係るスクロール圧縮機Sでは、圧入部21と縮径部22とばね支持部24とが一体となるように圧入部材20が形成されている。
したがって、スクロール圧縮機Sによれば、従来のスクロール圧縮機(例えば、特許文献1参照)と異なって、部品点数及び組付工数を少なく維持することができる。
また、従来のスクロール圧縮機(例えば、特許文献1参照)では、前記のように閉塞部材を背圧ピンと嵌合部品との2部材に分けるとともに、嵌合部品のみが背圧弁穴に圧入されるので、背圧弁穴内での背圧ピンの支持が不十分となってこの背圧ピンに対して隣接配置される背圧制御弁の動作が不安定になる恐れがある。
これに対して本実施形態に係るスクロール圧縮機Sでは、圧入部21と縮径部22とばね支持部24とが一体となっているので、このばね支持部24にコイル状ばね45b(図3参照)を介して支持される背圧制御弁45の動作安定性が一段と向上する。
また、スクロール圧縮機Sの圧入部材20には、圧入部21の圧入方向Pの長さAよりも長い座繰り深さBで圧入方向Pに座繰り穴25(図4参照)が形成されている。
したがって、このスクロール圧縮機Sでは、圧入部材20が背圧弁穴43に圧入される際に座繰り穴25の中央に向かって変位し易くなる。これによりスクロール圧縮機Sでは、圧入部材20が背圧弁穴43に圧入される際に、背圧弁穴43が形成される固定スクロール12での歪みの発生を抑制することができる。
また、スクロール圧縮機Sでは、縮径部22の半径方向の肉厚が圧入部21の半径方向の肉厚よりも薄くなっていることで、圧入部材20は背圧弁穴43に圧入される際に座繰り穴25の中央に向かって、より変位し易くなる。これによりスクロール圧縮機Sは、圧入部材20が背圧弁穴43に圧入される際に、固定スクロール12での歪みの発生を確実に抑制することができる。
また、スクロール圧縮機Sでは、圧入部21の外径Dに対する座繰り穴25の内径Cの比(C/D)が80%以上、100%未満となるように設定することで、圧入部材20は背圧弁穴43に圧入される際に座繰り穴25の中央に向かって、より一層変位し易くなる。これによりスクロール圧縮機Sは、圧入部材20が背圧弁穴43に圧入される際に、固定スクロール12での歪みの発生をより確実に抑制することができる。
また、スクロール圧縮機Sでは、座繰り穴25が円柱形状の第1空間25aから圧入方向Pに更に膨出する第2空間(膨出空間)を有して構成されているので、圧入部材20は背圧弁穴43に圧入される際に座繰り穴25の中央に向かって、更に変位し易くなる。これによりスクロール圧縮機Sは、圧入部材20が背圧弁穴43に圧入される際に、固定スクロール12での歪みの発生を更に確実に抑制することができる。
また、圧入部材20の材料として、固定スクロール12の材料のヤング率よりも小さいものを使用することによって、固定スクロール12での歪みの発生をより一層確実に抑制することができる。
以上のようなスクロール圧縮機S及びこれを備える空気調和機101によれば、固定スクロール12の圧入歪みを低減した構成となっており、冷媒の圧縮効率が向上するので空気調和機の成績係数(COP)を向上させることができる。また、スクロール圧縮機Sは、背圧弁穴43(取付穴)に圧入部材20が圧入された固定スクロール12における旋回スクロール11に対する摺動面が研磨されているので、冷媒の圧縮効率は更に向上する。
また、以上のようなスクロール圧縮機S及びこれを備える空気調和機101によれば、部品点数及び組付工数を少なく維持することができるので、製造工程の簡素化を達成することができる。
以上、本実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されず、種々の形態で実施することができる。
図5は、図4の圧入部材の第1変形例に係る圧入部材の断面図である。図6は、図4の圧入部材の第2変形例に係る圧入部材の断面図である。図7は、図4の圧入部材の第3変形例に係る圧入部材の断面図である。なお、図5から図7に示す第1変形例から第3変形例において前記実施形態と同じ構成要素については同一の符号を付してその詳細な説明は省略する。
図5に示すように、第1変形例に係る圧入部材20は、座繰り穴25が円柱形状の第1空間25aのみで形成され、前記実施形態での円錐形状の第2空間25bを有していない。
この第1変形例に係る圧入部材20を有するスクロール圧縮機S(図2参照)によれば、圧入部材20の構造を簡素化することができる。
図6に示すように、第2変形例に係る圧入部材20は、縮径部22の内周面に沿って周回する環状の溝部26を有している。具体的には、第2空間25bを区画する円錐形状の斜面に形成されている。
この第2変形例に係る圧入部材20を有するスクロール圧縮機S(図2参照)によれば、圧入部材20は背圧弁穴43に圧入される際に座繰り穴25の中央に向かって、更に変位し易くなる。これによりスクロール圧縮機Sは、圧入部材20が背圧弁穴43に圧入される際に、固定スクロール12での歪みの発生を更に確実に抑制することができる。
図7に示すように、第3変形例に係る圧入部材20は、縮径部22における円柱形状の第1空間25aの内周面に沿って周回する環状の溝部26を有している。
この第3変形例に係る圧入部材20を有するスクロール圧縮機S(図2参照)によれば、圧入部材20が背圧弁穴43に圧入される際に、この圧入部材20のうち特に圧入部21の座繰り穴25中央への変位がし易くなる。これによりスクロール圧縮機Sは、圧入部材20が背圧弁穴43に圧入される際に、固定スクロール12での歪みの発生を更に確実に抑制することができる。
また、前記実施形態では、スクロール圧縮機Sを例にとって密閉型電動圧縮機について説明したが、本発明の密閉型電動圧縮機はロータリ圧縮機に適用することもできる。そして、シリンダ、ローラ等を含んで構成される圧縮機構の適所に形成される取付穴に、前記圧入部材20が圧入されるものが挙げられる。
次に、本発明のスクロール圧縮機Sの作用効果を検証した実施例について説明する。
(実施例1)
実施例1では、図4に示した固定スクロール12の背圧弁穴43に圧入部材20を圧入した際に、固定スクロール12に発生する歪みの大きさを評価した。
背圧弁穴43の内径は、8.985mmであり、圧入部21(図4参照)の外径は、9.013mmであり、縮径部22(図4参照)の外径は、8.800mmであった。
座繰り深さB(図4参照)と圧入部21の長さA(図4参照)との差(B−A)は、1mmであった。
歪みの大きさの評価は、背圧弁穴43に圧入部材20を圧入した後に、固定スクロール12の鏡板(固定鏡板12c)の下面(旋回スクロール11との摺動面)における平面度(μm)を測定して行った。
この平面度(μm)は、テーブル回転型真円度測定機を用いて固定スクロール12の鏡板の下面(旋回スクロール11との摺動面)における円周(外周)の真円度を測定した値である。本実施例での平面度は、1.93μmであった。その結果を図8に示す。
図8は、固定スクロール12の背圧弁穴43に圧入部材20を圧入した際に、固定スクロール12に発生する歪みの大きさを示すグラフである。図8中、横軸は、圧入部材20の座繰り深さB(図4参照)と圧入部21の長さA(図4参照)との差(B−A)を表し、図8中、「B−A(mm)」と記している。縦軸は、固定スクロール12の鏡板(固定鏡板12c)の下面における平面度(μm)を表し、図8中、「鏡板面平面度(μm)」と記している。
(比較例1)
比較例1では、座繰り深さB(図4参照)と圧入部21の長さA(図4参照)との差(B−A)を、−1mmとした以外は、実施例1と同様にして固定スクロール12の背圧弁穴43に圧入部材20を圧入し、固定スクロール12に発生する歪みの大きさを評価した。
比較例1での平面度は、2.35μmであった。その結果を図8に示す。
(比較例2)
比較例2では、座繰り深さB(図4参照)と圧入部21の長さA(図4参照)との差(B−A)を、0mmとした以外は、実施例1と同様にして固定スクロール12の背圧弁穴43に圧入部材20を圧入し、固定スクロール12に発生する歪みの大きさを評価した。
比較例1での平面度は、2.03μmであった。その結果を図8に示す。
(歪みの大きさを評価)
図8に示すように、圧入部材20の座繰り深さB(図4参照)よりも圧入部21の長さA(図4参照)の方が長い比較例1、及び座繰り深さBと圧入部21の長さAとが等しい比較例2では、鏡板面平面度(μm)が2.0μmを超えていた。
これに対して、圧入部21の長さAよりも座繰り深さBの方が長い実施例1では、鏡板面平面度(μm)が1.93μmと低い値を示した。
つまり、圧入部21の長さAよりも座繰り深さBの方が長い本発明のスクロール圧縮機Sは、座繰り深さBが圧入部21の長さA以上となるスクロール圧縮機と比較して、固定スクロール12に発生する歪みが小さいことが検証された。
1 密閉容器
2 電動機
2a 固定子
2b 回転子
3 スクロール圧縮機構
4 吸込口
5 吐出口
6 クランクシャフト
7 吸込パイプ
8 吐出パイプ
9 貯油部
10 下軸受
11 旋回スクロール
11a 旋回スクロールラップ
12 固定スクロール(圧縮機構)
12a 固定スクロールラップ
12c 固定鏡板
13 フレーム
13a 主軸受
14 オルダムリング
15 リリース弁装置
20 圧入部材
21 圧入部
22 縮径部
23 テーパ部
24 ばね支持部
24a 挿通部
25 座繰り穴(穴)
25a 第1空間
25b 第2空間
26 溝部
40 背圧制御機構
41 背圧弁連通路
42 背圧弁流入穴
43 背圧弁穴(取付穴)
44 背圧弁流出流路
45 背圧制御弁
45a 弁体
51 圧縮室
53 背圧室
101 空気調和機
102 四方弁
103 冷暖房絞り装置
104 室内熱交換器
105 室外熱交換器
106 配管
C 座繰り穴の内径
D 圧入部の外径
P 圧入方向
S スクロール圧縮機(密閉型電動圧縮機)

Claims (7)

  1. 吸入した冷媒を圧縮して冷凍サイクルに吐出する圧縮機構と、前記圧縮機構を駆動する電動機とを密閉容器内に収容するとともに、潤滑油を前記密閉容器内に貯留する密閉型電動圧縮機であって、
    前記圧縮機構に設けられる取付穴と、
    前記取付穴に圧入される圧入部材と、
    を備え、
    前記圧入部材は、圧入部と、外径が小さくなるように形成される縮径部と、が前記取付穴への圧入方向に向かって形成されているとともに、
    前記圧入部材には、前記圧入部の前記圧入方向の長さよりも長く、前記圧入部から前記縮径部にわたって穴が形成され
    前記穴は、前記圧入部及び前記縮径部と同軸に形成される円柱形状の空間と、前記円柱形状の空間から前記圧入方向に更に膨出する膨出空間とを有しており、
    前記縮径部における前記穴の内周面に沿って周回する溝部が形成されていることを特徴とする密閉型電動圧縮機。
  2. 前記圧入部と前記縮径部とは同軸に並ぶ円筒形状を有し、前記縮径部の半径方向の肉厚は、前記圧入部の半径方向の肉厚よりも薄いことを特徴とする請求項1に記載の密閉型電動圧縮機。
  3. 前記圧入部と前記縮径部との間には、外径が徐々に縮径していくテーパ部が形成されていることを特徴とする請求項2に記載の密閉型電動圧縮機。
  4. 前記圧入部材のヤング率は、前記取付穴が設けられる部分のヤング率よりも小さいことを特徴とする請求項1に記載の密閉型電動圧縮機。
  5. スクロール圧縮機であることを特徴とする請求項1に記載の密閉型電動圧縮機。
  6. ロータリ圧縮機であることを特徴とする請求項1に記載の密閉型電動圧縮機。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の密閉型電動圧縮機と、四方弁と、冷暖房絞り装置と、室内熱交換器と、室外熱交換器と、が所定の配管で環状に接続され、冷媒が流れる冷媒回路を備えることを特徴とする空気調和機。
JP2014247641A 2014-12-08 2014-12-08 密閉型電動圧縮機及び空気調和機 Active JP6441053B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014247641A JP6441053B2 (ja) 2014-12-08 2014-12-08 密閉型電動圧縮機及び空気調和機
CN201510583418.4A CN105673491B (zh) 2014-12-08 2015-09-14 密封型电动压缩机及空调机

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014247641A JP6441053B2 (ja) 2014-12-08 2014-12-08 密閉型電動圧縮機及び空気調和機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016109046A JP2016109046A (ja) 2016-06-20
JP6441053B2 true JP6441053B2 (ja) 2018-12-19

Family

ID=56121898

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014247641A Active JP6441053B2 (ja) 2014-12-08 2014-12-08 密閉型電動圧縮機及び空気調和機

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6441053B2 (ja)
CN (1) CN105673491B (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018135863A (ja) * 2017-02-24 2018-08-30 日立アプライアンス株式会社 スクロール圧縮機

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0430374Y2 (ja) * 1985-02-19 1992-07-22
JPH0794824B2 (ja) * 1988-07-07 1995-10-11 三菱電機株式会社 スクロール圧縮機
JPH0315686A (ja) * 1989-06-13 1991-01-24 Sanyo Electric Co Ltd スクロール圧縮機
JP3806265B2 (ja) * 1999-04-05 2006-08-09 松下電器産業株式会社 スクロール圧縮機
JP2005048685A (ja) * 2003-07-30 2005-02-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd スクロール圧縮機
JP2005113727A (ja) * 2003-10-06 2005-04-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd スクロール圧縮機
JP4385722B2 (ja) * 2003-10-22 2009-12-16 パナソニック株式会社 スクロ−ル圧縮機
CN100376798C (zh) * 2004-05-28 2008-03-26 日立空调·家用电器株式会社 涡旋压缩机
JP2006214375A (ja) * 2005-02-04 2006-08-17 Sanyo Electric Co Ltd ロータリコンプレッサ
JP4638762B2 (ja) * 2005-04-15 2011-02-23 日立アプライアンス株式会社 スクロール圧縮機
JP2007239475A (ja) * 2006-03-06 2007-09-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd スクロール圧縮機
JP2008002282A (ja) * 2006-06-20 2008-01-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd スクロール圧縮機
CN200993100Y (zh) * 2006-12-30 2007-12-19 上海三电贝洱汽车空调有限公司 涡旋压缩机的单向阀
JP4903826B2 (ja) * 2009-02-25 2012-03-28 日立アプライアンス株式会社 スクロール流体機械
JP2012002238A (ja) * 2010-06-14 2012-01-05 Tgk Co Ltd 差圧弁

Also Published As

Publication number Publication date
CN105673491B (zh) 2017-12-26
CN105673491A (zh) 2016-06-15
JP2016109046A (ja) 2016-06-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4875484B2 (ja) 多段圧縮機
WO2017141342A1 (ja) スクロール圧縮機
JP4879311B2 (ja) スクロール圧縮機
JP4980412B2 (ja) スクロール圧縮機
JP2006299806A (ja) スクロール圧縮機
JP6762253B2 (ja) 回転式圧縮機及び冷凍サイクル装置
JP6441053B2 (ja) 密閉型電動圧縮機及び空気調和機
JP6061044B2 (ja) スクロール型圧縮機
JPWO2020161965A1 (ja) 回転式圧縮機、回転式圧縮機の製造方法及び冷凍サイクル装置
JP2017194064A (ja) 冷凍サイクル
JP6762113B2 (ja) スクロール圧縮機、及び、空気調和機
JP2003254276A (ja) ロータリコンプレッサ
JP2008196415A (ja) 圧縮機
JP2007064163A (ja) ベーン型圧縮機
JP2015158156A (ja) スクロール型圧縮機
JP5355361B2 (ja) 密閉型回転圧縮機
JP2017145795A (ja) スクロール圧縮機及びそれを備えた空気調和装置
JP2016186235A (ja) シリンダ回転型圧縮機
WO2019043905A1 (ja) スクロール圧縮機および冷凍サイクル装置
WO2023188422A1 (ja) 圧縮機およびアッパーシェル
JP4401365B2 (ja) ロータリコンプレッサ
WO2021038738A1 (ja) スクロール圧縮機
JP6880248B2 (ja) 圧縮機、及び、冷凍サイクル装置
JP4401364B2 (ja) ロータリコンプレッサ
WO2021090423A1 (ja) スクロール圧縮機および冷凍サイクル装置

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20160407

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170619

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20171011

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180416

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180424

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180625

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180807

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180907

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181113

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181121

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6441053

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150