JP6439013B1 - 冷凍装置及び冷凍方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】凍結溶媒によって凍結させた被凍結物の外面に付着した凍結溶媒を安全に、且つ効率的に除去することが可能な冷凍装置及び冷凍方法を提供する。
【解決手段】被凍結物を凍結溶媒に浸漬することにより凍結させる冷凍装置1であって、上部開口を有し、内部に凍結溶媒を貯留する凍結液槽2と、凍結液槽2の槽内と槽上との間で昇降自在に設けられた昇降枠3と、被凍結物の収容空間を有し、昇降枠3に保持された状態で凍結溶媒に浸漬されるかご4と、昇降枠3から取り出したかご4を載置可能な液切り台6と、を備え、かご4は、収容空間に被凍結物を出し入れするための開口部4aと、被凍結物を載置可能な、通液性を有する載置部と、かご4を載置部が水平となる第1状態から略90°傾けた第2状態で被凍結物を支持する、通液性を有する支持部4b、4eと、を有する。
【選択図】図8

Description

本発明は、液体の凍結溶媒に被凍結物を浸漬して冷凍する液体冷却式の冷凍装置及び冷凍方法に関する。
従来、例えば食品等の被凍結物を冷却して凍結させる手法として、液体冷却式の冷凍装置及び冷凍方法が知られている。具体的には例えば、−20℃〜−35℃程度の液体の凍結溶媒(エタノール溶液等)にパック詰め食品等の被凍結物を浸漬させて急速に被凍結物を冷却する。これにより、最大氷結晶生成温度帯(0℃〜−5℃)を短時間で通過させることができるので、被凍結物を、細胞破壊や身割れ(クラック)の発生を抑制しながら凍結させることができる。
そして、この様な液体冷却式の冷凍装置としては、凍結溶媒を貯留した凍結液槽と、凍結液槽の上部開口を通して液槽内に進入可能なカーゴ(昇降枠)と、を備え、昇降枠内に設けた棚板に被凍結物を並べて載置した状態で、昇降枠を凍結液槽内に降下させ、被凍結物を凍結溶媒に浸漬させる構成のものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許第4282454号公報
ところで、被凍結物を凍結液槽内で凍結させた後、凍結液槽から引き上げた被凍結物には、その外面に凍結溶媒が付着している。特に、扁平なパック詰め食品等の被凍結物が、水平状態(横置き)でトレイ又はかご等に載置されている場合には、広い面積を有する上面及び下面に、凍結溶媒が比較的多く残留することとなる。しかしながら、このような液体冷却式の冷凍方法に用いる凍結溶媒は、非常に温度が低いため、作業者の手に直接触れることは安全上望ましくない。また、凍結させた被凍結物を箱詰めする場合、被凍結物に付着した凍結溶媒によって箱が濡れてしまうと、箱の強度低下につながる虞がある。また、凍結溶媒にアルコールが含まれている場合には、アルコール臭が箱に残ってしまうという問題もある。
このような問題を解消するため、従来は、被凍結物を梱包する前に、被凍結物の表面に付着した凍結溶媒を布等により手作業で拭き取ったり、エアブロー処理により吹き飛ばしたりしていた。
しかしながら、凍結溶媒を拭き取る作業は手間が掛かる上に、凍結溶媒が作業者の手に触れる虞もある。また、エアブロー処理を行う場合には、凍結溶媒が周囲に飛散してしまうという問題がある。また、被凍結物の表面に付着した凍結溶媒を拭き取り作業又はエアブロー処理等により除去する場合、凍結液槽の凍結溶媒が徐々に外部に持ち出されて減少することとなり、凍結溶媒の補充が頻繁に必要になるという問題もある。
それゆえ本発明は、凍結溶媒によって凍結させた被凍結物の外面に付着した凍結溶媒を安全に、且つ効率的に除去及び回収することによって、ランニングコストの低減が可能な冷凍装置及び冷凍方法を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、本発明の冷凍装置は、被凍結物を凍結溶媒に浸漬することにより凍結させる冷凍装置であって、
上部開口を有し、内部に前記凍結溶媒を貯留する凍結液槽と、
前記凍結液槽の槽内と槽上との間で昇降自在に設けられた昇降枠と、
前記被凍結物の収容空間を有し、前記昇降枠に保持された状態で前記凍結溶媒に浸漬されるかごと、
前記昇降枠から取り出した前記かごを載置可能な液切り台と、を備え、
前記かごは、前記収容空間に前記被凍結物を出し入れするための開口部と、前記被凍結物を載置可能な、通液性を有する載置部と、前記かごを前記載置部が水平となる第1状態から略90°傾けた第2状態で前記被凍結物を支持する、通液性を有する支持部と、を有することを特徴とする。
なお、本発明の冷凍装置にあっては、前記支持部は、前記第2状態で前記被凍結物を下方から支持する下方支持部と、側方から支持する側方支持部とを有することが好ましい。
また、本発明の冷凍装置にあっては、前記かごは略直方体状であり、前記開口部に対向する面に設けられた奥壁と、前記第1状態において該かごの下面を構成する通液性を有する底壁と、上面を構成する天壁と、左右両側の側面を構成する一対の側壁と、を有することが好ましい。
また、本発明の冷凍装置にあっては、前記かごは、前記底壁と前記天壁との間に配置された棚板状の区画壁を有することが好ましい。
また、本発明の冷凍装置にあっては、前記かごは、前記収容空間を幅方向に区画する仕切りを有することが好ましい。
また、本発明の冷凍装置にあっては、前記かごは、前記かごは、前記側壁から外側に突出する取手部を有することが好ましい。
また、本発明の冷凍方法は、被凍結物を凍結溶媒に浸漬することにより凍結させる冷凍方法であって、
かごにおける被凍結物の収容空間に設けた載置部に、被凍結物を載置する投入工程と、
凍結液槽に貯留された凍結溶媒に、前記被凍結物が載置された前記かごを浸漬する浸漬工程と、
前記凍結液槽から前記かごを引き上げる引き上げ工程と、
前記凍結液槽から引き上げた前記かごを、前記載置部が水平となる第1状態から略90°傾けた第2状態で液切り台に配置して該被凍結物に付着した凍結溶媒を落下させる液切り工程と、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、凍結溶媒によって凍結させた被凍結物の外面に付着した凍結溶媒を安全に、且つ効率的に除去することが可能な冷凍装置及び冷凍方法を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る冷凍装置を示す側面図である。 被凍結物の一例を示す斜視図である。 本発明の冷凍装置におけるかごの一例を示す斜視図である。 図3のかごの各収容空間に被凍結物を載置した状態を示す斜視図である。 図4のかごの側面視での断面図である。 図1の冷凍装置における投入台の一例を示す側面図である。 図1の冷凍装置を用いて、被凍結物を凍結溶媒に浸漬する様子を示す側面図である。 図1の冷凍装置における凍結液槽から引き上げたかごを液切り台の上に載せる様子を示す側面図である。 液切り台から取出し台にかごを移動させる様子を示す側面図である。 図9の取出し台に載せたかごから被凍結物を取り出す様子を示す側面図である。
以下に、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について例示説明する。図1に示す冷凍装置1は、液体の凍結溶媒(ブライン)Bが貯留された凍結液槽2と、凍結液槽2の槽内と槽上を昇降自在に設けられた昇降枠3と、被凍結物Aを収容した状態で昇降枠3に配置される複数のかご4と、を備える。
図1に示すように冷凍装置1は、被凍結物Aをかご4に投入する投入工程の作業効率を高めるために、かご4を置くための投入台5を備えていてもよい。図2にも示す投入台5は、かご4を載置する天板5aを備えている。天板5aは、例えば、複数本の長尺状のレール部材を、相互に間隔を空けて平行に並べたものとすることができるが、これに限られず、単純な平板としてもよい。天板5aは、かご4をスライドさせ易いように、平坦であることが好ましい。また、投入台5は、車輪5bを備え、移動自在に構成されている。これにより、かご4に被凍結物Aを投入する投入工程を、凍結液槽2から離れた位置でも行うことができる。
ここで、被凍結物Aは、特に限定されないが、例えばパック詰め食品とすることができる。パック詰め食品とは、例えば、食肉、魚肉、または、ちくわ、天ぷら、団子、蒲鉾等の加工品を、所定量ずつまとめてパックしたものである。また、当該パック詰め食品は、例えば、扁平な略直方体の形状とすることができる。図2は、被凍結物Aの一例を示しており、20本のちくわを全て平行に並べた状態でパック詰めしたものである。また図示例では、ちくわが、幅方向に10本、上下に2段重ねた状態でパック詰めされており、被凍結物Aは、その幅W1及び奥行D1に比べて厚さT1が小さい扁平な直方体状となっている。
また、凍結溶媒Bとしては、使用する温度範囲において液体の状態を維持するものであれば特に限定されるものではないが、例えばエチルアルコールやメチルブタンとすることができる。凍結溶媒Bの温度は、例えば、−20℃〜−35℃の範囲内とすることができるが、これに限られるものではなく、被凍結物Aを冷却して凍結させることができれば、−20℃よりも高い温度であってもよいし、−35℃よりも低い温度であってもよい。
図1に示す凍結液槽2は、昇降枠3が進入可能な矩形の上部開口2aを有する有底角筒状の槽であり、内部の貯留空間に凍結溶媒Bを貯留している。また、図示は省略するが、凍結液槽2は、冷却及び加熱機能を有する温度調整手段を備えており、貯留空間に貯留された凍結溶媒Bの温度を所望の温度に調整し、維持することができるよう構成されている。また、凍結液槽2には、貯留された凍結溶媒Bを撹拌するための撹拌手段を設けることも可能である。
昇降枠3は、凍結液槽2の上方に設けられており、駆動手段(図示省略)により鉛直方向(上下方向)に昇降自在に構成されている。また、昇降枠3は、かご4を載置するための棚板部3aを有しており、本例では、棚板部3aが上下二段構成で配置されている。棚板部3aは通液性を有することが好ましく、例えば金網で構成してもよいし、凍結溶媒Bが通過可能な孔が形成された板で構成してもよい。棚板部3aは、昇降枠3の下降に伴い、凍結液槽2の上部開口2aから凍結液槽2の内部に進入し、凍結溶媒Bに浸漬される構成となっている。なお、昇降枠3は、かご4を保持可能な保持手段(本例では棚板部3a)を有していれば特に形状は限定されない。例えば、棚板部3aの代わりに、保持手段として、かご4の金網部分に引っ掛けて当該かご4を保持するフック手段等を設けてもよい。
かご4は、少なくとも1つの収容空間Sを有する。図3、4、5は、かご4の一例を示している。図3、4に示すかご4は、4つの収容空間Sを有している。かご4は、それぞれの収容空間Sに被凍結物Aを出し入れするための開口部4aを有する。なお、図4、5は、かご4の収容空間Sのそれぞれの載置部(後述する底壁4d及び区画壁4f)に被凍結物Aを載置した状態を示している。
本例では、金網などの通液性を有する部材により略直方体状に形成されたかご4の一方の面に開口部4aが設けられており、開口部4aに対向する面に奥壁4b(図5参照)が設けられている。かご4は、図3、4に示すように載置部が水平となる第1状態で、開口部4aに隣接する左右両側の側面を構成する一対の側壁4cと、下面を構成する(接地面となる)底壁4dと、上面を構成する天壁4eと、を有する。なお、図3、4は、載置部が水平となるように、開口部4aを正面に向けた状態を示している。
また、かご4は、底壁4dと天壁4eとの間で、相互に間隔を空けて配置された棚板状の区画壁4fを有する。本例においては、3枚の区画壁4fが設けられており、かご4の内部に4つの収容空間Sを区画形成している。区画壁4fは、金網等の通液性を有する部材により形成されている。
図4に示すように、本例のかご4の各収容空間Sには、幅方向に3つの被凍結物Aを並べて配置することができる。ここで、収容空間Sを幅方向に区画する仕切りを設けてもよく、この場合、被凍結物Aが収容空間Sの内部において幅方向(左右方向)に移動することを規制することができるので、複数の被凍結物Aが幅方向の何れかに偏ったり、複数の被凍結物Aが重なったりすることを防止することができる。なお、仕切りは、例えば金網等の通液性を有する部材とすることが好ましい。また、収容空間Sの幅W2は、被凍結物Aの1つ分の幅W1以上であれば特に限定されない。
また、各収容空間Sの奥行D2は、被凍結物Aの1つ分の奥行D1に対応している。すなわち、かご4は、収容空間Sの奥行D2が、被凍結物Aの奥行D1よりもわずかに大きくなるように構成されている。収容空間Sの奥行D2は、被凍結物Aの奥行D1以上であり、且つ、被凍結物Aの奥行D1の1.2倍以下であることが好ましい。このような構成とすることで、図9、10に示すように、開口部4aが上を向くようにかご4を配置した第2状態において、収容空間Sから被凍結物Aを容易に取り出すことができる。また、各収容空間Sの高さT2は、被凍結物Aの厚さT1よりも大きく、被凍結物Aの奥行D1よりも小さければ特に限定されないが、収容空間Sに対する被凍結物Aの出し入れを容易にする観点から、被凍結物Aの厚さT1の2倍以上であることが好ましい。また、各収容空間Sの高さT2は、図9、10に示すようにかご4を第2状態で配置した際に被凍結物Aが適切な起立姿勢を維持できるように、被凍結物Aの厚さT1の3倍以下であることが好ましい。このような構成とすることで、起立姿勢とした被凍結物Aを底壁4d、区画壁4f、及び天壁4eの何れかによって側方から支持できるので、水平姿勢となることをより確実に抑制することができる。
なお、図3に示すように、本例のかご4の両側の側壁4cには、幅方向外側に突出する平板状の突片4gが設けられており、突片4gには、係合孔4hが形成されている。昇降枠3からかご4を引き出す際に、突片4gにフック状の治具等を引っ掛けて引き出すことで、昇降枠3の棚板部3aの奥側に位置するかご4を容易に取り出すことができる。また、突片4gは、かご4を昇降枠3の棚板部3aに載置する際、及び棚板部3aからかご4を引き出す際に、突片4gが昇降枠3の左右の柱等に引っ掛からないようにするための面取り部4iが設けられている。突片4gは、図3に示す第1状態において、平面視で三角形状または台形状等とすることができる。なお、本例では、突片4gがそれぞれの側壁4cに、奥行方向に2つずつ設けられているが、その数、形状、及び位置は適宜変更可能である。また、突片4gは必須の構成ではない。
また、図3に示すように、本例のかご4の両側の側壁4cには、幅方向外側に突出する平板状の取手部4jが設けられている。取手部4jは、突片4gに対して垂直な方向に延在している。取手部4jは、かご4を第1状態から第2状態に傾ける際に把持することで、かご4を傾ける操作を容易にするための部材である。なお、突片4gを把持してかご4を傾けることも可能である。すなわち、突片4gも取手部として機能し得る。また、図示例において取手部4jは左右それぞれ1つずつ形成され、正面視で長方形の形状を有しているが、その数、形状、及び位置は適宜変更可能である。また、取手部4jは必須の構成ではない。
以下に、被凍結物Aの冷凍方法の一例について説明する。本発明の冷凍方法は、かご4の収容空間Sに被凍結物Aを水平姿勢で載置する投入工程と、凍結液槽2に貯留された凍結溶媒Bにかご4を浸漬する浸漬工程と、凍結液槽2からかご4を引き上げる引き上げ工程と、引き上げたかご4を被凍結物Aが起立姿勢となるように液切り台6に配置する液切り工程と、を含む。
ここで「水平姿勢」とは、被凍結物Aが全体として略水平方向に延在する、所謂「横置き」の姿勢を意味するものであり、厳密に特定の面が水平方向に延在している必要はない。例えば、図2に示すように、幅W1及び奥行D1よりも厚さT1が小さい扁平形状の被凍結物Aを水平姿勢とした場合には、幅方向及び奥行方向が略水平方向に延在し、厚さ方向が略鉛直方向に延在することとなる。また、「起立姿勢」とは、被凍結物Aが全体として略鉛直方向に延在する、所謂「縦置き」の姿勢を意味するものであり、厳密に特定の面が鉛直方向に延在している必要はない。例えば、幅W1及び奥行D1よりも厚さT1が小さい扁平形状の被凍結物Aを起立姿勢とした場合には、厚さ方向が略水平方向に延在し、幅方向又は奥行方向が略鉛直方向に延在することとなる。すなわち、扁平な被凍結物Aを起立姿勢とした場合、面積の大きな面が水平方向ではなく鉛直方向に近い角度で延在することとなる。
ここで、図6は、投入台5の天板5aに、かご4を第1状態で載せて、投入工程を行う様子を示す側面図である。投入工程では、被凍結物Aの載置部としての区画壁4f及び底壁4d(図3参照)に、被凍結物Aを水平姿勢で載置する。被凍結物Aを水平姿勢で載置することにより、被凍結物Aを、広い面積を有する面を下面として接地させることになるため、安定した状態で区画壁4fおよび底壁4dに載置することができる。投入工程では、先ず、投入台5に1つ目のかご4を載せて、そのかご4の全ての収容空間Sに被凍結物Aを投入し終えてから、そのかご4を奥側にスライドさせ、2つ目のかご4を投入台5に載せて被凍結物Aを投入していく。また、2つ目のかご4の全ての収容空間Sに被凍結物Aを投入し終えてから、1つ目と2つ目のかご4を奥側にスライドさせ、3つ目のかご4を投入台5に載せて被凍結物Aを投入していく。このようにして、それぞれのかご4に順番に被凍結物Aを投入していくことで、被凍結物Aが投入された複数のかご4を投入台5の奥行方向に並べて配置することができ、昇降枠3に複数のかご4をまとめて載せることができる。なお、図6に示す例では、投入台5の奥行方向に4つのかご4が並べて配置されているが、これに限らず、3つ以下、または5つ以上のかご4を配置するようにしてもよい。
なお、投入工程は、図6に示すように、かご4を投入台5の上面に載せた状態で行うことが好ましいが、これに限定されず、昇降枠3の棚板部3aにかご4を載せた状態で行ってもよい。また、図6に示すようにかご4の第1状態で投入工程を行うことで、収容空間Sの載置部(区画壁4f及び底壁4d)に被凍結物Aを載置する作業が容易となる。
投入工程の後、図1に示すように、被凍結物Aを保持したかご4を昇降枠3の棚板部3aに載せて、図7に示すように浸漬工程を行う。本例では、図6に示す投入台5を凍結液槽2の前まで移動させる際に、かご4の開口部4aが凍結液槽2側を向くようにしている。これにより、後述する液切り工程の際に、かご4を手前側に略90°傾ける(倒す)ことで、かご4を開口部4aが上向きとなる第2状態に配置することができる。なお、被凍結物Aを保持したかご4を昇降枠3の棚板部3aに載せる方向は逆向きでもよい。つまり、かご4の奥壁4bが凍結液槽2側を向くようにしてもよい。
また、本例では、図1に示すように、投入台5の高さが凍結液槽2の天板と同じ高さに設定され、昇降枠3の棚板部3aも同一の高さに保持され、投入台5から昇降枠3の棚板部3aまでかご4を奥側に押し込んでスライドさせることができるように構成されている。このような構成とすることにより、かご4を持ち上げることなく投入台5から昇降枠3に移動させることができるので、安全且つ容易にかご4の移動作業を行うことができる。
なお、本例では、図7に示すように、昇降枠3の上下の棚板部3aにそれぞれ、奥行方向に4つのかご4を並べて配置しているが、棚板部3aへのかご4の配置状態については特に限定されない。また、本例では、上段の棚板部3aにかご4を載せた後に下段の棚板部3aにかご4を載せるようにしているが、この順番は逆でもよい。なお、本例においては、投入工程から浸漬工程を終えるまでの過程で、被凍結物Aは水平姿勢を維持しているが、当該過程において被凍結物Aの姿勢が傾いてもよい。
浸漬工程において、図7に示すように、かご4内の全ての被凍結物Aが、凍結溶媒B内に浸漬した状態になるまで昇降枠3を凍結液槽2内に降下させる。被凍結物Aは、凍結溶媒B内で冷却され、時間の経過とともに凍結していく。所望の凍結状態となるまで、被凍結物Aを凍結溶媒Bに浸漬させた状態で維持することで、浸漬工程が完了する。すなわち、浸漬工程において、被凍結物Aが冷凍される。
ついで、引き上げ工程において、昇降枠3を上昇させて、被凍結物Aが載置されたかご4を凍結液槽2から引き上げる。その後、昇降枠3の棚板部3aからかご4を手前側にスライドさせるようにして引き出す。
そして、液切り工程において、図8に示すように、棚板部3aから引き出したかご4を、手前側に略90°傾けて倒しながら、液切り台6の上に配置する。かご4を傾ける際には、両側の側壁4cに設けられた取手部4j(図3参照)を把持しながらかご4を傾けることで、操作が容易となる。これにより、かご4は、第1状態から略90°傾いた第2状態となり、奥壁4bが接地面となる。なお「第2状態」とは、第1状態から厳密に90°傾けた状態のみに限らず、第1状態から90°傾けた状態に対して何れかの方向に僅かに傾いた状態も含む。
液切り台6は、かご4を載置する天板6aを備えている。天板6aは、かご4を下方から支持するとともに、被凍結物Aから落下した凍結溶媒Bが傾斜底面6bに到達するように、通液性を有している。また、天板6aは、かご4をスライドさせ易いように、液切り台6の奥行方向(図8の左右方向)に平坦であることが好ましい。天板6aは、例えば、複数本の長尺状のレール部材を、相互に間隔を空けて平行に並べたものとすることができる。また、液切り台6は、被凍結物Aから落下した凍結溶媒Bを回収するための回収手段を有している。当該回収手段は、例えば図8に示すように、液切り台6において被凍結物Aから落下した凍結溶媒Bを受ける傾斜底面6bと、傾斜底面6bの下端部付近に設けられたチューブ6cと、このチューブ6cから流れてくる凍結溶媒Bを回収する回収容器6dと、で構成することができる。
なお、傾斜底面6bは、傾斜底面6bに滴下した凍結溶媒Bがチューブ6cに向けて流れるように、水平面に対して一方側に傾斜している。また、本例の液切り台6は、昇降自在に構成されており、かご4を載せる面の高さを所望の位置に調整することができる。これにより、液切り台6を用いて行う各作業に応じて、作業者が作業し易い高さに適宜調整できるので、作業性を高めるとともに、作業者の身体的な負担も軽減することができる。
さらに、本例の液切り台6は、車輪6eを有し、移動自在に構成されている。これにより、液切り工程を所望の位置で行うことができ、また、後述する取出し台7への移動も容易となる。
液切り工程を経た被凍結物Aは、箱等に梱包することができる。本例では、図9、10に示すように、液切り台6から取出し台7に被凍結物Aを移動させてから、梱包工程を行う。
図9、10に示す取出し台7は、かご4を載置する天板7aを備えている。天板7aは、かご4を下方から支持するとともに、被凍結物Aから落下した凍結溶媒Bが傾斜底面6bに到達するように、通液性を有している。また、天板7aは、かご4をスライドさせ易いように、取出し台7の奥行方向(図9、10の左右方向)に平坦であることが好ましい。天板7aは、例えば、複数本の長尺状のレール部材を、相互に間隔を空けて平行に並べたものとすることができる。
また、取出し台7は、被凍結物Aから落下した凍結溶媒Bを回収するための回収手段を有している。当該回収手段は、例えば図9、10に示すように、取出し台7において被凍結物Aから落下した凍結溶媒Bを受ける傾斜底面7bと、傾斜底面7bの下端部付近に設けられたチューブ7cと、このチューブ7cから流れてくる凍結溶媒Bを回収する回収容器7dと、で構成することができる。
本例において取出し台7の天板7aは、投入台5の天板5aよりも低い高さに設定されている。これにより、第2状態で配置されたかご4の開口部4aから、被凍結物Aを上方に引き上げることが容易となり、梱包工程の作業効率を高めることができる。
図示例においては、かご4を、開口部4aが上向きとなり、奥壁4bが接地面(下面)となるように配置している。各収容空間S内の被凍結物Aは、下方支持部(支持部)としての奥壁4bによって下方から支持され、側方支持部(支持部)としての底壁4d、区画壁4f、及び天壁4eの何れか2つの壁面によって側方の両側から支持され、起立姿勢を維持することができる。
なお、液切り工程後の補助的な工程として、被凍結物Aの表面に付着した凍結溶媒Bをより完全に除去するため、布等により拭き取ったり、エアブロー処理により吹き飛ばしたりしてもよい。
以上説明したように、本実施形態の冷凍方法では、凍結液槽2において凍結溶媒Bによって凍結された被凍結物Aを凍結液槽2から引き上げた後、当該被凍結物Aが起立姿勢となるようにかご4を液切り台6に配置する構成としている。ここで、被凍結物Aが水平姿勢で凍結溶媒Bに浸漬され、水平姿勢のまま引き上げると、被凍結物Aの上面及び下面には、凍結溶媒Bが多く残留し易いところ、被凍結物Aを起立姿勢とすることで、当該上面及び下面が略鉛直方向に延在することとなるため、付着した凍結溶媒Bがスムーズに流れ落ちる。
このように、被凍結物Aを起立姿勢とすることで、被凍結物Aを水平姿勢で維持する場合に比べて、被凍結物Aに付着した凍結溶媒Bを効率的に落下させることができる。すなわち、引き上げた被凍結物Aの液切れの効率が格段に向上する。また、被凍結物Aに直接触れることなく、かご4を第2状態で液切り台6に配置する作業のみで被凍結物Aに付着した凍結溶媒Bを自動的に落下させることができるので、作業者が低温の凍結溶媒Bに直接触れる機会が少なくなる。このように、本実施形態の冷凍方法によれば、被凍結物Aの外面に付着した凍結溶媒Bを安全に、且つ効率的に除去することが可能となる。
また、本実施形態では、液切り台6の天板6aの下方に回収手段を設けることで、被凍結物Aから落下した凍結溶媒Bを容易に回収することができる。回収した凍結溶媒Bを凍結液槽2に戻すことで、凍結液槽2から外部に持ち出される凍結溶媒Bの量を低減し、凍結溶媒Bの補充回数を低減することができる。すなわち、被凍結物Aの表面に付着した凍結溶媒Bを拭き取ったり、エアブロー処理により除去したりする場合に比べて、凍結溶媒Bの消費量を低減することができる。
また、本実施形態では、移動自在な投入台5及び液切り台6を備えているため、投入工程と、液切り工程を別の場所で同時に行うことができる。これにより、被凍結物Aを冷凍し、梱包するまでの作業効率を向上させることができる。また、本実施形態では、液切り台6とは別に取出し台7を備えているため、液切り工程と梱包工程を別の場所で同時に行うことができる。これにより、被凍結物Aの液切りから梱包までの作業効率を向上させることができる。
また、液切り工程においてかご4を傾ける(倒す)方向は、被凍結物Aが起立姿勢で支持されていれば、図8に示すような手前側に限らず、奥側でもよいし、左右の何れか一方側としてもよいが、被凍結物Aが起立姿勢を維持できるように、下方および側方から支持されている必要がある。
また、本発明の冷凍装置1は、内部の温度が例えば0℃以下等の低温に維持された冷凍室内に設置されることが好ましく、これによれば、凍結溶媒B及び被凍結物Aの温度上昇を抑えることができる。
前述したところは本発明の一実施形態を示したにすぎず、特許請求の範囲において、種々の変更を加えることができる。例えば、投入台5の天板5aを昇降自在な構成としてもよく、これによれば、作業者が天板5aを所望の高さに調整することで、被凍結物Aのかご4への投入作業をより容易に行うことができる。同様に、取出し台7の天板7aを昇降自在な構成としてもよく、これによれば、作業者が天板7aを所望の高さに調整することで、被凍結物Aの梱包作業をより容易に行うことができる。
かくして本発明により、凍結溶媒によって凍結させた被凍結物の外面に付着した凍結溶媒を安全に、且つ効率的に除去することが可能な冷凍装置及び冷凍方法を提供することが可能となった。
1 冷凍装置
2 凍結液槽
2a 上部開口
3 昇降枠
3a 棚板部
4 かご
4a 開口部
4b 奥壁(下方支持部)
4c 側壁
4d 底壁(載置部、側方支持部)
4e 天壁(側方支持部)
4f 区画壁(載置部、側方支持部)
4g 突片
4h 係合孔
4i 面取り部
4j 取手部
5 投入台
5a 天板
5b 車輪
6 液切り台
6a 天板
6b 傾斜底面
6c チューブ
6d 回収容器
6e 車輪
7 取出し台
7a 天板
7b 傾斜底面
7c チューブ
7d 回収容器
A 被凍結物
B 凍結溶媒
S 収容空間

Claims (7)

  1. 被凍結物を凍結溶媒に浸漬することにより凍結させる冷凍装置であって、
    上部開口を有し、内部に前記凍結溶媒を貯留する凍結液槽と、
    前記凍結液槽の槽内と槽上との間で昇降自在に設けられた昇降枠と、
    前記被凍結物の収容空間を有し、前記昇降枠に保持された状態で前記凍結溶媒に浸漬されるかごと、
    前記昇降枠から取り出した前記かごを載置可能な液切り台と、を備え、
    前記かごは、前記収容空間に前記被凍結物を出し入れするための開口部と、前記被凍結物を水平姿勢で載置可能な、通液性を有する載置部と、前記かごを前記載置部が水平となる第1状態から前記水平姿勢の前記被凍結物が起立姿勢となるように略90°傾けた第2状態で前記被凍結物を支持する、通液性を有する支持部と、を有し、
    前記液切り台は、前記かごを前記第2状態で載置可能に構成されている、冷凍装置。
  2. 前記支持部は、前記第2状態で前記被凍結物を下方から支持する下方支持部と、側方から支持する側方支持部とを有する、請求項1に記載の冷凍装置。
  3. 前記かごは略直方体状であり、前記開口部に対向する面に設けられた奥壁と、前記第1状態において該かごの下面を構成する通液性を有する底壁と、上面を構成する天壁と、左右両側の側面を構成する一対の側壁と、を有する、請求項1または2に記載の冷凍装置。
  4. 前記かごは、前記底壁と前記天壁との間に配置された棚板状の区画壁を有する、請求項3に記載の冷凍装置。
  5. 前記かごは、前記収容空間を幅方向に区画する仕切りを有する、請求項1〜4の何れか一項に記載の冷凍装置。
  6. 前記かごは、前記側壁から外側に突出する取手部を有する、請求項3に記載の冷凍装置。
  7. 請求項1〜6の何れか一項に記載の冷凍装置を用いて、被凍結物を凍結溶媒に浸漬することにより凍結させる冷凍方法であって、
    前記かごにおける被凍結物の収容空間に設けた前記載置部に、被凍結物を水平姿勢で載置する投入工程と、
    前記凍結液槽に貯留された凍結溶媒に、前記被凍結物が載置された前記かごを浸漬する浸漬工程と、
    前記凍結液槽から前記かごを引き上げる引き上げ工程と、
    前記凍結液槽から引き上げた前記かごを、前記載置部が水平となる第1状態から前記水平姿勢の前記被凍結物が起立姿勢となるように略90°傾けた第2状態で前記液切り台に配置して該被凍結物に付着した凍結溶媒を落下させる液切り工程と、を含む、冷凍方法。
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