JP6438826B2 - ボンディング装置及びボンディング方法 - Google Patents
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Description
このような従来技術としては、特許文献1がある。特許文献1の技術は、動作原点位置にいる作業ヘッドをRAM(Random Accesses Memory)に記憶されている原点位置から移動量分だけ認識カメラを移動させ、作業ヘッドに設けられたノズルセンターを認識カメラで下から認識し、ノズルセンターと認識カメラのセンター位置と差分とを算出し、作業ヘッドの原点を補正している。
本発明は、ダイ移送ツールの移動範囲内に設けられた第1の基準マークと、
ダイ移送ツールに設けられた第2の基準マークと、
第1の基準マークを視野範囲内とする認識カメラと、
ダイ移送ツールが、第2の基準マークの位置を、第1の基準マークの位置と一定の関係にある位置に認識カメラの撮像視野内で移動することに基づき、認識カメラの原点若しくはダイ移送ツールの移動原点を補正する補正手段と、
を有するボンディング装置である。
ボンディング方法である。
なお、本書では、各図の説明において、共通な機能を有する構成要素には同一の参照番号を付し、説明の重複をできるだけ避ける。
その端部側付近にフォトマイクロセンサ27などを設けて併用することもある。ボンディングヘッド23をフォトマイクロセンサ27などで検出することやリニアスケール26上の原点を検出することにより動作原点復帰を行う。同様にボンディングヘッド23のX駆動軸に対しても動作原点復帰を行う。なお、リニアスケール以外にもボールネジと回転モータのエンコーダの使用によりY駆動軸の位置を検出することができる。但し、リニアスケールのみでも原点位置を検出することもできる。ボンディングヘッド23のXY駆動軸と同様に、実装撮像カメラ31、中間ステージ撮像カメラ21のそれぞれのXY駆動軸に対して動作原点復帰を行う。また、中間ステージ22の回転軸に対しても光センサなどを用いて動作原点復帰を行う。なお。37は、実装撮像カメラ31のY駆動軸のフォトマイクロセンサである。同様にボンディングヘッド23のX駆動軸に対しても動作原点復帰を行う。ボンディングヘッド23のXY駆動軸と同様に、実装撮像カメラ31、中間ステージ撮像カメラ21のそれぞれのXY駆動軸に対して動作原点復帰を行う。また、中間ステージ22の回転軸に対しても光センサなどを用いて動作原点復帰を行う。なお。37は、実装撮像カメラ31のY駆動軸のフォトマイクロセンサである。
第1に、搬送路60の動作原点からの姿勢ずれを検出すために設けられた搬送基準マークHMである。本実施例では、図2に示すように、搬送路60の両側凸部にHM1,HM2を設ける。搬送基準マークHM1、HM2は、実装撮像カメラ31とボンディングヘッド23がY方向に移動する線に沿って、かつ、実装撮像カメラ31に撮像範囲に入るように設けられる。搬送基準マークHM1、HM2は、搬送路60とコントラストが採れ、撮像カメラの分解能で弁別できるほどの形状を有していればよい。なお、搬送基準マークHM1、HM2をアタッチステージ32上に所定距離離間した位置に設けてもよい。
=θcg+(θbg−θcg)+θab
=θbg+θab (2)
以上説明した動作原点設定後、ダイDの実装処理を行う。
13:ピックアップヘッド 21:中間ステージ撮像カメラ
21c:中間ステージ撮像カメラの撮像視野の中心位置
22:中間ステージ 23:ボンディングヘッド
23C:コレット 23cp:コレットの中心位置
23j:コレット中心軸 23m:マーク部
23o;光学系 23p1、23p2:プリズム
23s:光学系支持部 23K:撮像カメラ姿勢ずれ検出部
23H:ボンディングヘッドの本体 25:旋回駆動装置
26: リニアスケール 27:タッチセンサ
31:実装撮像カメラ
31c:実装撮像カメラの撮像視野の中心位置
32:アタッチステージ 32m:実装面
34:加熱装置 36:リニアスケール
37:フォトマイクロセンサ 41:アンダビジョンカメラ
60:搬送路 100,200:ダイボンダ
D:ダイ(半導体チップ) BM、BM1、BM2:ヘッド基準マーク
HM、HM1、HM2:搬送基準マーク HML:基準マーク直線
P:基板 W:ウェハ
θag:中間ステージ撮像カメラの搬送路に対する全回転角ずれ
θab:中間ステージ撮像カメラのボンディングヘッドに対する回転角ずれ
θbc:ボンディングヘッドの実装撮像カメラに対する回転角ずれ
θbg:ボンディングヘッドの基準マーク直線に対する回転角ずれ、
θcg:実装撮像カメラの基準マーク直線に対する回転角ずれ
Claims (16)
- ダイ移送ツールの移動範囲内に設けられた第1の基準マークと、
前記ダイ移送ツールに設けられた第2の基準マークと、
前記第1の基準マークを視野範囲内とする認識カメラと、
前記ダイ移送ツールが、前記第2の基準マークの位置を、前記第1の基準マークの位置と一定の関係にある位置に前記認識カメラの撮像視野内で移動することに基づき、前記認識カメラの原点または前記ダイ移送ツールの原点を補正する補正手段と、
を有するボンディング装置。 - 前記補正手段は、前記認識カメラの撮像視野内で前記第1の基準マークが移動したことによる軌跡に基づき、前記認識カメラの原点を補正する手段である、
請求項1記載のボンディング装置。 - 前記補正手段は、前記認識カメラの撮像視野内で前記第2の基準マークが移動したことによる軌跡に基づき、前記ダイ移送ツールの原点を補正する手段である、
請求項1記載のボンディング装置。 - 前記第1の基準マークは、第1−1の基準マークと第1−2の基準マークの2つの基準マークであり、
前記補正手段は、前記第1−1の基準マークおよび第1−2の基準マークに基づき、前記ダイ移送ツールの原点を補正する手段である、
請求項1記載のボンディング装置。 - 前記補正手段は、前記認識カメラが前記第1−1の基準マークおよび前記第1−2の基準マークを撮像することにより、前記認識カメラの原点を補正する手段である、
請求項4記載のボンディング装置。 - 前記補正手段は、前記認識カメラが撮像する前記第1−1の基準マーク位置に前記第2の基準マークを一致させるよう前記ダイ移送ツールを移動し、前記認識カメラが撮像する前記第1−2の基準マークの位置に前記第2の基準マークを一致させるよう前記ダイ移送ツールを移動することによって、前記ダイ移送ツールの原点を補正する手段である、
請求項4または5記載のボンディング装置。 - 前記認識カメラの原点の補正は、前記認識カメラの認識システムの位置ずれまたは方向ずれの補正であり、
前記ダイ移送ツールの原点の補正は、前記ダイ移送ツールの位置ずれまたは方向ずれの補正である、
請求項1乃至6のいずれか1項に記載のボンディング装置。 - 前記第1の基準マークは、基板を搬送する搬送路または中間ステージに備えられている、請求項1乃至7のいずれか1項に記載のボンディング装置。
- ダイ移送ツールが、前記ダイ移送ツールに設けられた第2の基準マークの位置を、前記ダイ移送ツールの移動範囲内に設けられた第1の基準マークの位置と一定の関係にある位置に、前記第1の基準マークを撮像視野内とする認識カメラの視野内で移動することに基づき、前記認識カメラの原点または前記ダイ移送ツールの原点を補正する補正方法を有する、
ボンディング方法。 - 前記補正方法は、前記認識カメラの撮像視野内で前記第1の基準マークが移動したことによる軌跡に基づき、前記認識カメラの移動原点を補正する方法である、
請求項9記載のボンディング方法。 - 前記補正方法は、前記認識カメラの撮像視野内で前記第2の基準マークが移動したことによる軌跡に基づき、前記ダイ移送ツールの移動原点を補正する方法である、
請求項9記載のボンディング方法。 - 前記補正方法は、基板を搬送する搬送路に設けられ、第1−1の基準マークと第1−2の基準マークの2つの基準マークである前記第1の基準マークに基づき、前記ダイ移送ツールの原点を補正する方法である、
請求項9記載のボンディング方法。 - 前記補正方法は、前記認識カメラが前記第1−1の基準マークおよび前記第1−2の基準マークを撮像することにより、前記認識カメラの原点を補正する方法である、
請求項12記載のボンディング方法。 - 前記補正方法は、前記認識カメラが撮像する前記第1−1の基準マーク位置に前記第2の基準マークを一致させるよう前記ダイ移送ツールを移動し、前記認識カメラが撮像する前記第1−2の基準マークの位置に前記第2の基準マークを一致させるよう前記ダイ移送ツールを移動することによって、前記ダイ移送ツールの原点を補正する方法である、
請求項12または13記載のボンディング方法。 - 前記認識カメラの原点の補正は、前記認識カメラの認識システムの位置ずれまたは方向ずれの補正であり、
前記ダイ移送ツールの原点の補正は、前記ダイ移送ツールの位置ずれまたは方向ずれの補正である、
請求項9乃至14のいずれか1項に記載のボンディング方法。 - 前記第1の基準マークまたは前記第2の基準マークは、基板を搬送する搬送路または中間ステージに備えられている、請求項9乃至15のいずれか1項に記載のボンディング方法。
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