JP6437166B1 - 衝突可視化装置、およびプログラム - Google Patents

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Abstract

衝突発生後に衝突発生時の車両の状況を一目で把握できるようにする。その為に、解析対象の車両について発生した1または一連の複数の衝突の各々の発生時刻を含む時間区間において前記車両に発生したイベントの種類および発生時刻を少なくとも表す情報がイベントの発生順に記録された車両走行情報を解析し、前記時間区間における前記車両の状況を特定する特定手段と、前記特定手段により特定された前記車両の状況を表す図像を表示装置に表示させる可視化手段と、を有する衝突可視化装置、を提供する。

Description

本発明は、衝突などのイベント発生時の車両の運転状況等を可視化する技術に関する。
近年では、車両の乗員に対して安全運転を促し、事故を未然に防ぐ目的で、走行情報解析システムを構築することが一般に行われている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。この種の走行情報解析システムには、車両の走行中にエンジン回転数や走行速度等の車両の走行状態を示す走行情報を一定時間毎に収集し記録する車載器(例えば、イベントデータレコーダ)と、車載器により収集および記録された走行情報を解析する解析装置とが含まれる。また、車載カメラにより撮像した画像を記録するドライブレコーダを車載器として用い、他の車両等との衝突が発生した場合に、衝突発生前後の車両の状況(当該車両の運転状況や衝突の相手車両との位置関係等)を事後的に検証できるようにすることも提案されている。
特開2017−010191号公報 特開2017−005649号公報
車載器により収集される走行情報の種類が多い程、衝突発生時の車両の状況を正確に把握することができると期待される。しかし、車載器により収集される走行情報の種類の種類が多くなるほど、衝突発生時の車両の状況を一目で把握することは困難になる。
本発明は以上に説明した課題に鑑みて為されたものであり、衝突発生後に衝突発生時の車両の状況を一目で把握できるようにする技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明は、連の複数の衝突の各々の種類および発生時刻を少なくとも表す情報が衝突の発生順に記録された車両走行情報を解析し、前記車両の状況を衝突毎に特定する特定手段と、前記衝突の名称と種類と継続時間長を表す文字列、トリガカウンタ、及び前記特定手段により特定された前記車両の状況を表す図像を表示装置に表示させる可視化手段と、を有し、前記特定手段は、一連の複数の衝突が発生していた場合に、前記車両走行情報を解析して複数の衝突の各々の発生順を特定し、更に、前記トリガカウンタを前記衝突の終了時刻が早い順に割り振り、前記可視化手段は、前記特定手段により特定された前記複数の衝突の各々の発生順を反映させた前記図像を表示装置に表示させることを特徴とする衝突可視化装置、を提供する。本態様によれば、表示装置に表示された図像を通じて衝突発生時の車両の状況を一目で把握することが可能となる。
より好ましい態様においては、前記可視化手段は、直近に終了した衝突の開始時点と他の衝突の開始時点の時間差を衝突毎に整理した図表を表示装置に表示させてもよい。
また、前記可視化手段は、ハンドルの切れ角及び車の傾きを示す図像を表示装置に表示させてもよい。
また、上記課題を解決するために本発明は、コンピュータに、一連の複数の衝突の各々の種類および発生時刻を少なくとも表す情報が衝突の発生順に記録された車両走行情報を解析し、前記車両の状況を衝突毎に特定する特定ステップと、前記衝突の名称と種類と継続時間長を表す文字列、トリガカウンタ、及び前記特定手段により特定された前記車両の状況を表す図像を表示装置に表示させる可視化ステップと、を実行させ、前記特定ステップでは、一連の複数の衝突が発生していた場合に、前記車両走行情報を解析して複数の衝突の各々の発生順を特定し、更に、前記トリガカウンタを前記衝突の終了時刻が早い順に割り振り、前記可視化ステップでは、前記特定ステップにより特定された前記複数の衝突の各々の発生順を反映させた前記図像を表示装置に表示させることを特徴とするプログラム、を提供する態様が挙げられる。この態様によっても、表示装置に表示された図像を通じて衝突発生時の車両の状況を一目で把握することが可能となる。
より好ましい態様においては、前記可視化ステップでは、直近に終了した衝突の開始時点と他の衝突の開始時点の時間差を衝突毎に整理した図表を表示装置に表示させてもよい。
また、前記可視化ステップでは、ハンドルの切れ角及び車の傾きを示す図像を表示装置に表示させてもよい。
なお、上記各プログラムの具体的な提供態様としては、CD−ROMなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に上記各プログラムを書き込んで配布する態様や、インターネットなどの電気通信回線経由のダウンロードにより配布する態様が考えられる。
本発明の第1実施形態による衝突可視化装置1Aの構成例を示す図である。 衝突可視化装置1Aの制御部100が衝突可視化プログラム134Aにしたがって実行する衝突可視化処理の流れを示すフローチャートである。 衝突可視化処理の可視化ステップSA110において制御部100が表示部に表示する画面のフォーマットの一例を示す図である。 同制御部100が表示装置に表示する画面の一例を示す図である。 同制御部100が表示装置に表示する画面の一例を示す図である。 同制御部100が表示装置に表示する画面の一例を示す図である。 同制御部100が表示装置に表示する画面の一例を示す図である。 本発明の第2実施形態による衝突可視化装置1Bの構成例を示す図である。 衝突可視化装置1Bの制御部100が衝突可視化プログラム134Bにしたがって実行する衝突可視化処理の流れを示すフローチャートである。 衝突可視化処理の可視化ステップSB110において制御部100が表示装置に表示する画面のフォーマットの一例を示す図である。 同制御部100が表示装置に表示する画面の一例を示す図である。 同制御部100が表示装置に表示する画面の一例を示す図である。 同制御部100が表示装置に表示するアイコンの一例を示す図である。 同制御部100が表示装置に表示するアイコンの一例を示す図である。 同制御部100が表示装置に表示するアイコンの一例を示す図である。 同制御部100が表示装置に表示するアイコンの一例を示す図である。 同制御部100が表示装置に表示するアイコンの一例を示す図である。 同制御部100が表示装置に表示するアイコンの一例を示す図である。 本発明の第3実施形態による衝突可視化装置1Cの構成例を示す図である。 衝突可視化装置1Cの制御部100が衝突可視化プログラム134Cにしたがって実行する衝突可視化処理の流れを示すフローチャートである。 同制御部100が表示装置に表示する画面の一例を示す図である。 本発明の第4実施形態による衝突可視化装置1Dの構成例を示す図である。 衝突可視化装置1Dの制御部100が衝突可視化プログラム134Dにしたがって実行する衝突可視化処理の流れを示すフローチャートである。 同制御部100が表示装置に表示する画面の一例を示す図である。 同制御部100が表示装置に表示する画面の一例を示す図である。 衝突により車両に加わった衝撃の角度の算出方法を説明するための図である。 同制御部100が表示装置に表示する画面の一例を示す図である。 同制御部100が表示装置に表示する画面の一例を示す図である。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施形態を説明する。
(A:第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態の衝突可視化装置1Aの構成例を示す図である。図1に示すように衝突可視化装置1Aは、制御部100、外部機器インタフェース部110、ユーザインタフェース部120、記憶部130、およびこれら各構成要素間のデータ授受を仲介するバス140を有する。なお、図1では、外部機器インタフェース部は「外部機器I/F部」と略記されており、ユーザインタフェース部は「ユーザI/F部」と略記されている。以下、本明細書においても同様に略記する。
制御部100は例えばCPU(Central Processing Unit)である。制御部100は、記憶部130(より正確には、不揮発性記憶部134)に格納されている衝突可視化プログラム134Aにしたがって作動することにより、衝突可視化装置1Aの制御中枢として機能する。制御部100が衝突可視化プログラム134Aにしたがって実行する処理の詳細については、重複を避けるため後に明らかにする。
外部機器I/F部110は、USBインタフェースやパラレルインタフェースなど外部機器を接続するための各種インタフェースの集合体である。本実施形態では、衝突可視化装置1Aにより衝突発生時の状況が解析される車両(以下、解析対象車両)に搭載されたイベントデータレコーダにより収集された車両走行情報は当該イベントデータレコーダに接続されたハードディスクに記録される。このハードディスクを外部機器I/F部110に接続することで上記解析対象車両の車両走行情報を衝突可視化装置1Aに入力することができる。
本実施形態において衝突可視化装置1Aに入力される車両走行情報は、一般的なイベントデータレコーダにより収集および記録される車両走行情報と同様に、イベント概要検索情報、縦方向および横方向衝撃情報、衝突前車両状況情報を少なくとも含んでいる。イベント概要検索情報、縦方向および横方向衝撃情報、衝突前車両状況情報は何れもCSV形式のファイルである。
イベント概要検索情報には1または複数のレコードが含まれており、1つのレコードは1つのイベント(衝突)を表す。衝突が一回しか発生していない単純な事故であれば、イベント概要検索情報には当該衝突に対応するレコードが1つだけ含まれている。これに対して、複数の衝突が連続して発生した複雑な事故であれば、イベント概要検索情報には、一連の複数の衝突の各々に1つずつ対応するレコード、すなわち複数のレコードが含まれている。
イベント概要検索情報を構成するレコードには、レコード構成データを表す文字列または数値が所定の区切り文字(具体的には、カンマ“,”)で区切って配列されている。レコード構成データの具体例としては、イベントの名称を表す文字列(例えば、“直近のイベント”、“1つ前のイベント”等)、イベントの終了順に応じたトリガカウンタ、衝突の種類(正面/後方衝突、側面衝突)、所定の基準点(ゼロ時点)を起算点としたイベントの発生時刻、車両状況識別子、および衝突内容識別子が挙げられる。なお、本実施形態におけるゼロ時刻は、最も遅くに終了したイベント(一般には、直近に発生したイベント)の発生時刻である。
本実施形態では、衝突前車両状況情報では、イベント毎に1つのページが割り当てられており、各ページには、対応するイベント発生前の車両の状況(シートベルトの着用の有無、フロントサイドの乗客の有無および大きさ、シートトラックポジションスイッチの操作状況、エアバッグサプレッションスイッチの操作状況、RSCA解除ボタンの操作状況、エアバッグ警告ランプの点灯状況、イグニッションサイクル)等がカンマで区切って記載されている。車両状況識別子には、衝突前車両状況情報において、当該車両状況識別子を含むレコードに対応するイベントの発生前の車両状況を表すページのページ番号(先頭ページのページ番号は0)が設定されている。
縦方向衝撃情報では、縦方向衝突を表すイベント毎に1つのページが割り当てられており、各ページには、対応するイベントに起因して発生した縦方向(車両の進行方向)の速度変化が継続した時間長、縦方向の速度変化の最大値、縦方向の速度変化が最大となった時刻がカンマで区切って記載されている。横方向衝撃情報についても同様に横方向衝突を表すイベント毎に1つのページが割り当てられており、各ページには、対応するイベントに起因して発生した横方向(車両の進行方向および鉛直方向と直交する方向)の速度変化が継続した時間長、横方向の速度変化の最大値、横方向の速度変化が最大となった時刻がカンマで区切って記載されている。前述の衝突内容識別子には、当該衝突内容識別子を含むレコードに対応するイベントに起因して発生した速度変化に関する情報を掲載したページのページ番号(先頭ページのページ番号は0)が設定されている。例えば、イベントの種別が正面/後方衝突である場合には、衝突内容識別子には縦方向衝撃情報における該当ページのページ番号が設定され、イベントの種別が側面衝突である場合には、衝突内容識別子には横方向衝撃情報における該当ページのページ番号が設定されている。
ユーザI/F部120は、液晶ディスプレイなどの表示装置(図1では図示略)と、マウスやキーボードなどの各種の入力装置(図1では図示略)と、を含む。衝突可視化装置1Aのユーザはマウスを用いたドラッグ&ドロップや各種キーの押下等の入力操作を行うことで、衝突可視化装置1Aに対してデータやコマンドの入力を行うことができる。入力装置に対して入力操作が行われると、ユーザI/F部120はその入力操作の内容を表す操作内容データを制御部100に引き渡す。これにより、ユーザの入力操作の操作内容が制御部100に伝達される。表示装置には、制御部100による制御の下、各種画像が表示される。制御部100による制御の下で表示装置に表示される画像の一例としては、解析対象車両について発生した衝突の状況を表す図像(文字列、図形、グラフ、またはこれらの組み合わせ)の画像が挙げられる。
記憶部130は、図1に示すように揮発性記憶部132と不揮発性記憶部134とを有する。揮発性記憶部132は例えばRAM(Random Access Memory)である。揮発性記憶部132は、前述の衝突可視化プログラム134A等、各種プログラムを実行する際のワークエリアとして制御部100によって利用される。不揮発性記憶部134は例えばハードディスクである。不揮発性記憶部134には、衝突可視化プログラム134Aと、OS(Operating System)を制御部100に実現させるカーネルプログラムが予め格納されている。
衝突可視化装置1Aの電源(図1では図示略)が投入されると、制御部100は、カーネルプログラムを不揮発性記憶部134から揮発性記憶部132へ読み出し、その実行を開始する。カーネルプログラムにしたがって作動し、OSを実現している状態の制御部100は、ユーザI/F部120の入力装置に対する操作により実行を指示されたプログラムを不揮発性記憶部134から揮発性記憶部132へ読み出し、その実行を開始する。例えば、ユーザI/F部120の入力装置に対する操作により衝突可視化プログラム134Aの実行を指示された場合には、制御部100は衝突可視化プログラム134Aを不揮発性記憶部134から揮発性記憶部132へ読み出し、その実行を開始する。衝突可視化プログラム134Aにしたがって作動している制御部100は、外部機器I/F部110を介して車両走行情報を入力されたことを契機として、図2に示す衝突可視化処理を実行する。
図2に示すように、衝突可視化処理には、特定ステップSA100と可視化ステップSA110の2つのステップが含まれる。特定ステップSA100では、制御部100は、外部機器I/F部110を介して入力された車両走行情報を解析し、イベント発生時の解析対象車両の状況を特定する。より詳細に説明すると、図2の特定ステップSA100では、制御部100は、イベント概要検索情報に含まれているレコードの数からイベントが1回だけ発生したのか、複数回発生したのかを特定する。そして、制御部100は、上記レコードに含まれている車両状況識別子の示すページ、および衝突内容識別子の示すページを参照し、当該レコードに対応するイベントの発生前の車両の状況および当該イベントに起因して発生した速度変化等を特定する。
特定ステップSA100に後続する可視化ステップSA110では、制御部100は、特定ステップSA100にて特定した車両の状況を表す図像をユーザI/F部120の表示装置に表示させる。より詳細に説明すると、制御部100は、図3に示すように、軸TA、矩形TBおよび文字列X1〜X9で構成される図像を用いて特定ステップSA100にて特定した車両の状況を表示する。
軸TAは例えば垂直走査方向に延びており、前述のゼロ時点を表す。矩形TBは、当該矩形TBに対応するイベントの発生タイミングに応じた分だけその左端を軸TAから隔てて配置される。また、矩形TBの軸TAと直交する方向の長さはイベントに起因する速度変化の継続時間長に応じて定められる。また、文字列X9には、ゼロ時点から矩形TBに対応するイベント発生までの時間を表す文字列が配置される。イベントが1つだけであった場合、或いは複数のイベントのうちの直近に終了したイベントである場合には、制御部100は、当該イベントに対応する矩形TBをその左端を軸TAに重ねて表示し、さらに文字列X9にはNULL(或いは空白)を設定する。
図3における文字列X1〜X8の各々には、特定ステップSA100にて特定された車両の状況を示す各種情報が設定される。具体的には、文字列X1にはイベントの名称を表す文字列が、文字列X2にはイベントの種類を表す文字列が、文字列X3には速度変化の継続時間長を表す文字列が、文字列X4にはトリガカウンタが夫々設定される。また、文字列X5には衝突前車両状況情報における該当ページを示すページ番号が設定され、文字列X6には当該ページに掲載されている情報の代表であるイグニッションサイクルが設定される。文字列X7には、発生したイベントが正面/後方衝突であった場合には「Front/Rear」が設定され、側面衝突であった場合には「Side」が設定される。そして、文字列X8には、縦方向或いは横方向衝撃情報において当該イベントに起因する速度変化の詳細を表すページのページ番が設定される。
例えば、イベント概要検索情報に正面/後方衝突を示すレコードが1つだけ含まれており、縦方向衝撃情報における該当ページ(イベントが1つだけなのでページ番号=0のページ)には、衝突に起因する速度変化が120ミリ秒に亙って発生したことを示す情報が掲載されていたとする。そして、衝突前車両状況情報における該当ページ(同様にページ番号=0のページ)には、衝突発生前のイグニッションサイクルが8675であったことが掲載されていたとする。この場合、制御部100は図4に示す図像を表示装置に表示させる。この図像を視認したユーザは、衝突が1回だけ発生したこと、その衝突が正面/後方衝突であったこと、その衝突に起因する速度変化が120ミリ秒に亙って継続したこと、その衝突により車両に加わった衝撃の詳細については縦方向衝撃情報のページ番号=0のページを参照すれば良いこと、その衝突の発生前のイグニッションサイクルは8675であったこと、イグニッションサイクル以外の車両の状況については衝突前車両状況情報のページ番号=0のページを参照すれば良いこと、を一目で把握することができる。
イベント概要検索情報に複数のレコードが含まれていた場合には、制御部100はイベント毎に矩形TBおよび文字列X1〜X9をイベント毎に設定した図像を表示装置に表示する。例えば、正面/後方衝突の発生から15ミリ秒後に側面衝突が発生していていた場合には、制御部100は図5に示す図像を表示装置に表示する。図5に示す表示例を視認したユーザは、正面/後方衝突が先に発生しており、その15ミリ秒後に側面衝突が発生していたこと、各衝突に起因する速度変化の継続時間長、および各衝突発生前のイグニッションサイクル等を一目で把握することができる。なお、側面衝突のトリガカウンタが正面/後方衝突のトリガカウンタよりも若くなっている(先に発生した正面/後方衝突が直近のイベントとなっており、15msec後に発生した側面衝突が1つ前のイベントとなっている)理由は次の通りである。前述したように、トリガカウンタはイベントの終了時刻が早い順に割り振られる。図5に示す例では、側面衝突の方が先に終了しているため、側面素衝突のトリガカウンタの方が、その15ミリ秒前に発生した正面/後方衝突のトリガカウンタよりも若くなっているのである。トリガカウンタを参照するだけでは、複数のイベントの発生順を誤って認識する虞があるが、本実施形態では複数のイベントの各々に対応する図像がその発生順に整理されて表示装置に表示されるため、上記のような誤認識が発生することを防止することができる。
なお、複数のイベントが重なり合って発生し、衝突前車両状況情報が複数ページに亙るような複雑な事故の場合、各イベントに関する図像が互いに重なり合い、図4或いは図5に示す可視化では、図6のように省略されて見えなくなるイベントが発生し得る。図6に示す例では、トリガカウンタ=1のイベントTRG1はトリガカウンタ=4のイベントTRG4と重なって発生したため、イベントTRG1に関す情報の図示が省略されている。そこで、図4或いは図5に示した各図像とは別箇に、図7に示すように、直近に終了したイベントの開始時点(すなわち、ゼロ時点)と他のイベントの開始時点の時間差をイベント毎に整理した図像を表示装置に表示させてもよい。図7に示す例では、図6においてイベントTRG4と重なって発生したために省略されていたイベントTRG1が図示されている。
以上説明したように本実施形態によれば、衝突発生時の車両の状況を一目で把握することが可能になり、一連の複数の衝突が発生していた場合にはその発生順についても一目で把握することが可能になる。
(B:第2実施形態)
図8は、本発明の第2実施形態の衝突可視化装置1Bの構成例を示す図である。図8では、図1におけるもの同じ構成要素には図1と同じ符号が付されている。図8と図1とを比較すれば明らかなように衝突可視化装置1Bのハードウェア構成は、衝突可視化装置1Aのハードウェア構成と同じである。衝突可視化装置1Bと衝突可視化装置1Aの相違点は、衝突可視化プログラム134Aに代えて衝突可視化プログラム134Bが不揮発性記憶部134に格納されている点である。以下、第1実施形態との相違点である衝突可視化プログラム134Bを中心に説明する。
図9は、衝突可視化プログラム14Bにしたがって制御部100が実行する衝突可視化処理の流れを示すフローチャートである。図9では図2におけるものと同じ構成要素には、図2と同じ符号が付されている。図9と図2とを対比すれば明らかなように、本実施形態の衝突可視化処理は、可視化ステップSA110の代わり可視化ステップSB110を含む点が第1実施形態の衝突可視化処理と異なる。可視化ステップSB110では、図3に示す図像に代えて、図10に示す図像を用いて車両の状況を表示する点が異なる。
図10では図2におけるものと同じ構成要素には同じ符号が付されている。図10と図2とを対比すれば明らかなように、図10に示す図像は、イベントの発生時点に対応する軸TCを有する点と、イベントに起因して発生した速度変化の開始時点に矩形TBの左端を併せて矩形TBが描画される点と、ゼロ時点から速度変化の開始時点までの時間差を表す文字列X10が描画される点とが異なる。なお、イベントが1つだけであった場合、或いは複数のイベントのうちの直近に終了したイベントである場合には、制御部100は、当該イベントについての軸TCを軸TAに重ねて表示し、さらに文字列X9にはNULL(或いは空白)を設定する。
例えば、第1実施形態において図4に示す表示が行われる事故においてイベントTRG1の速度変化がゼロ時点の28ミリ秒前から始まっていたとする。この場合、制御部100は、図11に示す図像を表示装置に表示させる。同様に、図5に示す表示が行われる事故においてイベントTRG2の速度変化がゼロ時点の45.1ミリ秒前から始まっていたとする。この場合、制御部100は、図12に示す図像を表示装置に表示させる。
本実施形態によっても、衝突発生時の車両の状況を一目で把握することが可能になり、一連の複数の衝突が発生していた場合にはその発生順についても一目で把握することが可能になる。なお、衝突前車両状況情報に含まれているデータの示すシートベルトの着用の有無、フロントサイドの乗客の有無および大きさ、RSCA解除ボタンの操作状況、エアバッグ警告ランプの点灯状況等を予め定められたアイコンを表示装置に表示させることで、これらの情報を含めて衝突発生時の車両の状況を可視化してユーザに把握させるようにしてもよい。例えば、シートベルトの着用の有無(ON、OFF、SNAおよびN/A)については図13に示すアイコンの表示により可視化すればよい。同様に、フロントサイドの乗客の有無および大きさについては図14に示すアイコンの表示、シートトラックポジションスイッチの操作状況については図15に示すアイコンの表示、エアバッグサプレッションスイッチの操作状況については図16に示すアイコンの表示、RSCA解除ボタンの操作状況については図17に示すアイコンの表示、エアバッグ警告ランプの点灯状況については図18に示すアイコンの表示により可視化すればよい。
(C:第3実施形態)
図19は、本発明の第3実施形態の衝突可視化装置1Cの構成例を示す図である。図19では、図1におけるものと同一の構成要素には同一の符号が付されている。図19と図1とを比較すれば明らかなように衝突可視化装置1Cのハードウェア構成は、衝突可視化装置1Aのハードウェア構成と同じである。衝突可視化装置1Cと衝突可視化装置1Aの相違点は、衝突可視化プログラム134Aに代えて衝突可視化プログラム134Cが不揮発性記憶部134に格納されている点である。以下、第1実施形態との相違点である衝突可視化プログラム134Cを中心に説明する。
図20は本実施形態の衝突可視化処理の流れを示すフローチャートである。本実施形態の可視化処理における特定ステップSC100では、第1実施形態の可視化処理の特定ステップSA100における特定内容に加えて、記録開始時点からイベント発生時点までの各記録タイミング(例えば、1ミリ秒間隔の記録タイミング)におけるエンジン回転数、モータ回転数、車速、アクセルペダル踏み込み量、エンジンオイル圧力、ハンドルの切れ角、車の傾き、および車両の移動距離が特定される点が特定ステップSA100と異なる。移動距離については以下の式(1)にしたがって算出される移動距離を記録開始時点からイベント発生時点まで記録タイミング毎に積算して算出すれば良い。なお、式(1)における加速度は、以下の式(2)にしたがって算出される。また、車の傾きについては、記録タイミング毎に、その記録タイミングに至るまでの各記録タイミングにおけるハンドルの切れ角に応じたYow Rate(deg / sec)に記録タイミングの時間間隔を乗算して得られる値を当該記タイミングまで積算して算出すれば良い。
移動距離=初速度+1 / 2×加速度×時間・・・(1)
加速度=(終速度−初速度) / 時間 ・・・(2)
そして、本実施形態の可視化処理における特定ステップSC110では、制御部100は、特定ステップSC100にて特定したエンジン回転数等を、図21に示すように図表化して表示装置に表示する。なお、複数のイベントが連続して発生していた場合には、イベント毎に図21に示す図表を作成して可視化すればよい。本実施形態によれば、衝突発生時のハンドル切れ角や車の向きの時間変化を一目で詳細に把握することが可能になる。
(D:第4実施形態)
図22は、本発明の第3実施形態の衝突可視化装置1Dの構成例を示す図である。図22では、図1におけるものと同一の構成要素には同一の符号が付されている。図22と図1とを比較すれば明らかなように衝突可視化装置1Dのハードウェア構成は、衝突可視化装置1Aのハードウェア構成と同じである。衝突可視化装置1Dと衝突可視化装置1Aの相違点は、衝突可視化プログラム134Aに代えて衝突可視化プログラム134Dが不揮発性記憶部134に格納されている点である。以下、第1実施形態との相違点である衝突可視化プログラム134Dを中心に説明する。
図23は本実施形態の衝突可視化処理の流れを示すフローチャートである。本実施形態の可視化処理における特定ステップSD100は、第1実施形態の可視化処理の特定ステップSA100における特定内容に加えて、記録開始時点からイベント発生時までの各記録時間における速度変化ΔVから縦方向の累積加速度、累積重力加速度、瞬間加速度および瞬間重力加速度を以下の式(3)〜(6)にしたがって特定(算出)する。また、制御部100は、記録開始時点からイベント発生時までの各記録時間における加速度(瞬間加速度)から横方向の速度変化ΔV、累積加速度、累積重力加速度、および瞬間重力加速度を以下の式(7)〜(10)にしたがって特定(算出)する。
縦方向の瞬間加速度=ΔV/3.6/記録時間の時間間隔・・・(3)
縦方向の瞬間重力加速度=式(3)の加速度/9.81・・・(4)
縦方向の累積加速度=ΔV/3.6/記録開始時点からの経過時間・・・(5)
縦方向の累積重力加速度=式(5)の累積加速度/9.81・・・(6)
横方向の瞬間重力加速度=加速度/9.81・・・(7)
横方向の累積加速度=記録開始時点から該当記録時間までの加速度を積算・・・(8)
横方向の累積重力加速度=式(8)の累積加速度/9.81・・・(9)
横方向のΔV=加速度×3.6×記録時間の時間間隔・・・(10)
そして、可視化ステップSD110では、制御部100は、横方向および縦方向の方向毎に、Δ-V、累積重力加速度および瞬間重力加速度を同一のグラフ(図24および図25参照)にプロットして表示装置に表示させる。同一のグラフに表示させることで、衝撃の強さと時間の関係、また衝撃と速度変化の関係をユーザに一目で直観的に理解させることが可能になる。本実施形態によっても、衝突発生時の車両の状況を一目で把握することが可能になる。
また、特定ステップSD100では、縦方向の速度変化ΔVの最大値と、式(10)にしたがって算出される横方向の速度変化ΔVの最大値とを、図26に示す直角三角形の高さbおよび底辺aに当てはめ、イベントデータレコーダに対して衝撃の加わった方向を示す角度θを特定(算出)してもよい。そして、可視化ステップSD110では、一般的な車両の大きさを表す図形TDに一般的なイベントデータレコーダの搭載位置を矩形TEで描画した図像を用いて、特定ステップSD100にて特定した角度θを図27に示すように表示してもよい。
また、相手車両の重量の入力により、衝突時の相手車両の速度(以下、衝突速度)を算出し、算出された衝突速度を表示するようにしてもよい。具体的には、解析対象車両の重量、相手車両の重量、縦方向の速度変化ΔVおよび反発係数を用いて以下の式(11)にしたがって相手車両の相対速度(以下、接近速度)を算出する。なお、反発係数については適宜実験等を行って好適な値を予め設定しておけばよい。追突の場合は、式(11)にしたがって算出された接近速度にゼロ時点の車両速度を加算した値を衝突速度とすればよく、正面衝突の場合は、式(11)にしたがって算出された接近速度を衝突速度とすればよい。
接近速度=ΔV×(解析対象車両の重量+相手車両の重量)/{相手車両の重量×(1+反発係数)}・・・(11)
(E:変形例)
以上本発明の第1〜第4実施形態について説明したが、この実施形態に以下の変形を加えても勿論良い。
(1)上記各実施形態では、解析対象車両に搭載されたイベントデータレコーダにより記録されたCSVファイルをUSBメモリなどの記録媒体経由で衝突可視化装置1A〜1Dの各々へ入力したが、WI−FIなどを利用した無線通信またはLANケーブル等を介した有線通信で上記CSVファイルを衝突可視化装置1A〜1Dの各々へ入力してもよい。
(2)上記各実施形態では、衝突発生前の車両の走行状況等を表す図像の表示先となる表示装置が衝突可視化装置1A〜1Dの各々のユーザI/F部120に含まれていた。しかし、図2、図9、図20または図23における可視化ステップでは、ディスプレイケーブル等を介して外部機器I/F部110に接続される表示装置に上記図像を表示させてもよい。この態様であれば、ユーザI/F部120から表示装置を省略可能である。つまり、衝突発生前の車両の走行状況等を表す図像の表示先となる表示装置は本発明の衝突可視化装置の必須構成要素ではなく、本発明の衝突可視化装置がアクセス可能な外部構成要素であればよい。
(3)上記各実施形態では、図2、図9、図20または図23における特定ステップの処理と、同図における可視化ステップの処理とを制御部100に実行させる衝突可視化プログラムが衝突可視化装置1A〜1Dの各々の不揮発性記憶部134に予め格納されていた。しかし、上記衝突可視化プログラムを、CD−ROM(Compact Disk-Read Only Memory)などのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に書き込んで配布してもよく、またインターネットなどの電気通信回線経由のダウンロードにより配布してもよい。このようにして配布される衝突可視化プログラムにしたがってパーソナルコンピュータなどの一般的なコンピュータを作動させることで、当該コンピュータを本発明の衝突可視化装置として機能させること、すなわち既存のコンピュータを本発明の衝突可視化装置として機能させることが可能になる。
(4)上記各実施形態では、図2、図9、図20または図23における特定ステップを実行する特定手段と、同図における可視化ステップを実行する可視化手段とをソフトウェアモジュールにより実現した。しかし、上記特定手段および可視化手段の各々を電子回路で構成し、図28に示すようにこれら特定手段と可視化手段とを組み合わせて本発明の衝突可視化装置を構成してもよい。
1A,1B,1C,1D…衝突可視化装置、100…制御部、110…外部機器I/F部、120…ユーザI/F部、130…記憶部、132…揮発性記憶部、134…不揮発性記憶部、134A、134B、134C、134D…衝突可視化プログラム、140…バス。

Claims (6)

  1. 連の複数の衝突の各々の種類および発生時刻を少なくとも表す情報が衝突の発生順に記録された車両走行情報を解析し、前記車両の状況を衝突毎に特定する特定手段と、
    前記衝突の名称と種類と継続時間長を表す文字列、トリガカウンタ、及び前記特定手段により特定された前記車両の状況を表す図像を表示装置に表示させる可視化手段と、を有し、
    前記特定手段は、一連の複数の衝突が発生していた場合に、前記車両走行情報を解析して複数の衝突の各々の発生順を特定し、更に、前記トリガカウンタを前記衝突の終了時刻が早い順に割り振り、
    前記可視化手段は、前記特定手段により特定された前記複数の衝突の各々の発生順を反映させた前記図像を表示装置に表示させる
    ことを特徴とする衝突可視化装置。
  2. 前記可視化手段は、直近に終了した衝突の開始時点と他の衝突の開始時点の時間差を衝突毎に整理した図表を表示装置に表示させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の衝突可視化装置。
  3. 前記可視化手段は、
    ハンドルの切れ角及び車の傾きを示す図像を表示装置に表示させる
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の衝突可視化装置。
  4. コンピュータに、
    連の複数の衝突の各々の種類および発生時刻を少なくとも表す情報が衝突の発生順に記録された車両走行情報を解析し、前記車両の状況を衝突毎に特定する特定ステップと、
    前記衝突の名称と種類と継続時間長を表す文字列、トリガカウンタ、及び前記特定手段により特定された前記車両の状況を表す図像を表示装置に表示させる可視化ステップと、を実行させ、
    前記特定ステップでは、一連の複数の衝突が発生していた場合に、前記車両走行情報を解析して複数の衝突の各々の発生順を特定し、更に、前記トリガカウンタを前記衝突の終了時刻が早い順に割り振り、
    前記可視化ステップでは、前記特定ステップにより特定された前記複数の衝突の各々の発生順を反映させた前記図像を表示装置に表示させる
    ことを特徴とするプログラム。
  5. 前記可視化ステップでは、
    直近に終了した衝突の開始時点と他の衝突の開始時点の時間差を衝突毎に整理した図表を表示装置に表示させる
    ことを特徴とする請求項4に記載の衝突可視化装置。
  6. 前記可視化ステップでは、
    ハンドルの切れ角及び車の傾きを示す図像を表示装置に表示させる
    ことを特徴とする請求項4又は請求項5に記載のプログラム。
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