JP6436828B2 - 熱処理装置 - Google Patents

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Description

この発明は、半導体ウエハ等の基板を加熱処理する熱処理装置に関する。
このような熱処理装置は、基板を加熱するためのホットプレートと、このホットプレートに対して昇降する昇降ピンとを備え、搬送装置により搬送された基板を昇降ピンにより受け取った後、ホットプレート上に載置し、ホットプレート上に載置された基板をホットプレートからの熱により加熱する構成を有する。このような熱処理装置においては、基板を、その面内で均一に加熱処理することが要請される。
一方、近年、従来よりも薄型の基板が使用される場合がある。例えば、半導体ウエハの場合においては、従来、6インチの半導体ウエハの厚さは675μmであり、8インチの半導体ウエハの厚みは725μmであったのに対して、近年、その厚みが150μm以下の薄型のウエハも多用されている。特に、TAIKOウエハ(「TAIKO」は「半導体ウェハーの加工」についての株式会社ディスコの登録商標)とも呼称される、外周部に形成されたリブ領域と、前記リブ領域の内部に形成された前記リブ領域より厚さの小さい薄厚領域とから構成される半導体ウエハにおいては、薄膜領域の厚みは40μm程度となっている。
このような薄型の基板を熱処理する場合においては、熱処理温度が高温となった場合には、薄型の基板に反りが発生するという問題が生ずる。このため、このような問題を解消するために、薄型の基板をホットプレートの表面に吸着保持する構成が採用される。しかしながら、基板に生ずる反りが大きな場合には、基板の中央部は速やかにホットプレートの表面に吸着保持されたとしても、基板の周辺部がホットプレートに吸着保持されるまでに長い時間を要する場合がある。このような現象が生じた場合においては、基板の中央部と周辺部でホットプレートに接触する時間が異なることから、基板を均一に熱処理することが不可能となる。
なお、特許文献1には、ホットプレート(ベークプレート)の上面に凸部を備え、ホットプレートに基板を載置して基板の下面とホットプレートの上面との間に微小空間を形成した状態で基板に対する熱処理を行う基板熱処理装置において、基板の周縁部に当接して基板をホットプレート側へ押しつける押圧部を備え、この押圧部で基板をホットプレート側へ押しつけた状態で熱処理を行う基板熱処理装置が開示されている。
特開2006−339485号公報
上述した特許文献1に記載の発明によれば、基板の反りを矯正して基板を面内において均一に熱処理しうるものではあるが、基板として、上述したような薄型の基板を使用した場合には、以下のような問題が生ずる。
すなわち、上述したような薄型の基板に対して熱処理を実行する場合には、ホットプレートの上面に凸部を備えることにより、基板の下面とホットプレートの上面との間に微小空間を形成した状態で基板に対する熱処理を行う所謂プロキシミティ方式の熱処理機構を採用しようとしても、薄型の基板の撓みにより、基板の下面とホットプレートとの間に一定の距離を形成することは困難となる。また、薄型の基板を凸部により支持し得たとしても、基板の反りと押圧部による押圧力のバランスをとることが困難であり、基板の下面とホットプレートの表面との距離を基板の全域において均一なものとすることは不可能となる。
この発明は上記課題を解決するためになされたものであり、薄型の基板に生ずる反りを防止し、薄型の基板を均一に熱処理することが可能な熱処理装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、基板を加熱する熱処理装置において、加熱源を備えたホットプレートと、基板を前記ホットプレートの表面に吸着保持する吸着保持機構と、前記ホットプレートの表面に載置された基板の端縁を押圧することにより、前記基板の端縁を前記ホットプレートの表面に押圧する押圧部材と、前記ホットプレートの上方を覆う蓋部材と、前記蓋部材を前記ホットプレートに対して昇降させる駆動源と、を備え、前記押圧部材は、前記基板の端縁に当接する押圧部と、前記ホットプレート上に載置された基板の端縁部の表面とホットプレートの表面との距離に相当する厚さを有し前記ホットプレートの表面に当接する高さ規制部とを備え、前記蓋部材の下部に配設されることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記押圧部材は、前記基板の端縁の複数箇所を押圧するために、前記基板の端縁に対して複数個配設される。
請求項に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の発明において、前記基板は、外周部に形成されたリブ領域と、前記リブ領域の内部に形成された前記リブ領域より厚さの小さい薄厚領域とから構成される半導体ウエハである。
請求項1に記載の発明によれば、基板の端縁を押圧部材によりホットプレートの表面に押圧することにより、熱処理時に基板に発生する反りを防止して基板の全域をホットプレートに吸着保持することができる。このため、基板を均一に熱処理することが可能となる。
また、蓋部材の昇降動作と同期して押圧部材により基板の端縁をホットプレートに対して押圧することが可能となる。このため、押圧部材を昇降させるために特別な昇降機構を配設することが不要となる。
さらに、高さ規制部の作用により、基板の端縁を押圧部によって一定の押圧力でホットプレートに押圧することが可能となる。
請求項2に記載の発明によれば、複数個の押圧部材により、ホットプレートに対して基板の端縁を均一に押圧することが可能となる。
請求項に記載の発明によれば、リブ領域と薄厚領域とを有する半導体ウエハをホットプレートに吸着保持して、均一に熱処理することが可能となる。
この発明に係る熱処理装置の側面概要図である。 この発明に係る熱処理装置の本体1の平面概要図である。 ホットプレート20に設けられた基板100の吸着保持機構を示す側面概要図である。 蓋部材2を下方から見た平面概要図である。 押圧部材10の斜視図である。 押圧部材10により基板100の端縁を押圧して、この基板100の端縁をホットプレート20の表面との間に挟持する状態を示す部分拡大図である。 押圧部材10により基板100の端縁を押圧して、この基板100の端縁をホットプレート20の表面との間に挟持する状態を示す部分拡大図である。 押圧部材10により基板100の端縁を押圧して、この基板100の端縁をホットプレート20の表面との間に挟持する状態を示す部分拡大図である。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、この発明に係る熱処理装置の側面概要図である。この熱処理装置は、ホットプレート20を有する本体1と、その本体1の上方を開閉する蓋部材2と、その蓋部材2を本体1に対して昇降駆動する駆動源3とを備える。
図2は、この発明に係る熱処理装置の本体1の平面概要図である。図3は、ホットプレート20に設けられた基板100の吸着保持機構を示す側面概要図である。図4は、蓋部材2を下方から見た平面概要図である。
この熱処理装置において、本体1は、上部に開口部を有する平面視で四角形の下チャンバー41を含み、下チャンバー41内には、ホットプレート20が支持部材26に支持された状態で配設されている。ホットプレート20は、加熱源としてのヒータ25(図3参照)を備え、後述する吸着保持機構により吸着保持した基板100を加熱する構成を有する。
一方、蓋部材2は、平面視で四角形の外チャンバー42と、その外チャンバー42の内側に取り付けられた平面視で円形の内チャンバー43とを備える。駆動源3は、本体1の側方に設けられたエアシリンダ24と、エアシリンダ24に駆動される連結部材23とを含み、その連結部材23に取り付けられた蓋部材2を本体1に対して相対的に昇降駆動する。
ホットプレート20の上面(表面)は略円形であって、後述する孔部および排気孔31を除いて実質的に平坦面に形成され、その上面を下チャンバー41の上方開口部に臨ませて設けられ、所定の大きさの円盤型の基板100を載置可能に形成されている。ホットプレート20の上面には、所定の大きさの基板100の外周の端縁部に対応する4か所に4つの孔部が形成されており、この孔部に対して4本のリフタピン21が、昇降可能な状態で貫通している。これらのリフタピン21は、基板100の端縁を下方から支持する構成を有し、図示を省略した搬送装置のハンドとの間で基板100の受渡を行いまた基板100をホットプレート20の上面に載置するものである。4本のリフタピン21は、共通の支持部材22に支持されている。この支持部材22は、連結部材23と連結されている。そして、連結部材23は、エアシリンダ24により昇降駆動される。このため、4本のリフタピン21と蓋部材2とは、同期して昇降する。
すなわち、図1に示すように、エアシリンダ24が伸長し、蓋部材2が下チャンバー41の開口部を開放する解放位置まで上昇したときには、リフタピン21は基板100を図示を省略した搬送装置のハンドとの間で基板100を受け渡すための受渡位置まで上昇する。また、エアシリンダ24が短縮し、蓋部材2が下チャンバー41の開口部を閉鎖する閉鎖位置まで下降したときには、リフタピン21はホットプレート20の内部に収納される待機位置まで下降する。このときには、リフタピン21により支持されていた基板100は、ホットプレート20の上面に載置され、蓋部材2はホットプレート20の上面に載置された基板100をほぼ覆う状態となる。なお、図3においては、受渡位置にあるリフタピン21により基板100を支持した状態を仮想線で示している。
図3および図2に示すように、ホットプレート20の内部には、複数の排気路32が放射状にかつ互いに連通するように形成されている。これらの排気路32のうちの一つは、ファンや真空ポンプ等の排気手段と連結する排気管33と連結されている。また、ホットプレート20の表面と排気路32との間には、排気孔31が形成されている。このため、ホットプレート20の表面に基板100が載置された状態において排気管33から排気を行うことにより、基板100はホットプレート20の上面に吸着保持される。
一方、図4に示すように、蓋部材2内には、ホットプレート20の表面に載置された基板100の端縁を押圧することにより、基板100の端縁をホットプレート20の表面に押し付けるための押圧部材10が、内チャンバー43の下部に取り付けられて支持された状態で複数個配設されている。この押圧部材10は、基板100の端縁の複数箇所を押圧するために、図4に示すように、基板100の端縁に対して等間隔に8個、配設されている。また、内チャンバー43には、不活性ガスとしての窒素ガスを噴出するための窒素ガス噴出口44が設けられ、窒素ガス噴出口44は配管45(図1)を介して図示しないガス供給源に接続されている。なお、図4においては、この蓋部材2が下降してホットプレート20と結合した場合の基板100の位置を仮想線で描いてある。
図5は、上述した押圧部材10の斜視図である。
この押圧部材10は、樹脂により構成され、基板100の端縁に当接する押圧部11と、ホットプレート20の表面に当接する高さ規制部12と、蓋部材2内の内チャンバー43に対する接続部13とから構成される。押圧部11は、断面逆山型の形状を有し、基板100に対して線接触する構成を有する。また、接続部13には、押圧部材10を内チャンバー43にネジ止めするための孔部14が形成されている。押圧部材10は内チャンバー43に取り付けられることによって、エアシリンダ24の駆動によって、蓋部材2およびリフタピン21の昇降と同期して昇降する。
図6は、押圧部材10により基板100の端縁を押圧して、この基板100の端縁をホットプレート20の表面との間に挟持する状態を示す部分拡大図である。
図6に示す基板100は、直径が200mmであって、外周部に形成されたその幅が3mm程度の円周状のリブ領域101と、このリブ領域101の内部に形成されたリブ領域101より厚さの小さい薄厚領域102とから構成される半導体ウエハである。この基板100の薄厚領域102の厚みは、例えば、40μm程度となっている。
押圧部材10が蓋部材2とともに下降したときには、図6に示すように、押圧部材10の押圧部11により、基板(半導体ウエハ)100におけるリブ領域101が押圧され、リブ領域101は、押圧部11とホットプレート20の表面との間に挟持される。このときには、押圧部材10における高さ規制部12がホットプレート20の表面に当接することにより、押圧部11の高さ位置が規制される。このため、この高さ規制部12のサイズを予め適切な値に設定することにより、基板100の端縁であるリブ領域101を、押圧部11によって一定の押圧力でホットプレート20に押圧することが可能となる。
次に、以上のような構成を有する熱処理装置により基板100を熱処理する熱処理工程について説明する。基板100に対して熱処理を実行するときには、図1に示すように、蓋部材2を、下チャンバー41の開口部を開放する解放位置まで上昇させる。このときは、図1に示すように、リフタピン21は、図示を省略した搬送装置のハンドとの間で基板100を受け渡すための受渡位置まで上昇している。この状態において、図示を省略した搬送装置のハンドにより支持された基板100を、リフタピン21上に載置する。これにより、基板100は、その端縁を4本のリフタピン21により支持される。
次に、エアシリンダ24を駆動して、蓋部材2を、下チャンバー41の開口部を閉鎖する閉鎖位置まで下降させる。このときには、まず、リフタピン21がホットプレート20の内部に収納される位置まで下降する。これにより、リフタピン21により支持された基板100は、ホットプレート20の上面に載置される。(このときの状態を以下「載置状態」と称する。)この載置状態のときには、蓋部材2は押圧部材10の高さ規制部12がホットプレート20の上面に達するまでは下降していないが、基板100の下面とホットプレート20の上面との間の領域は、排気孔31、排気路32および排気管33を介して排気され、基板100をホットプレート20の上面に吸着保持しようとする。ホットプレート20の上面に吸着保持された基板100は、ホットプレート20により加熱される。
そして、押圧部材10が蓋部材2とともにさらに下降して押圧部材10の高さ規制部12がホットプレート20の上面に達するまで下降することにより、図6に示すように、押圧部材10の押圧部11により、基板100におけるリブ領域101が押圧され、このリブ領域101が押圧部11とホットプレート20の表面との間に挟持され、基板100がホットプレート20に押し付けられる。これにより、上記載置状態の時点において、仮に基板100に加熱に伴う反りが生じようとして、完全に吸着できなかった場合においても、押圧部材10の作用により、この基板100はその端縁領域を含む全領域においてホットプレート20の表面に押し付けられることにより速やかに吸着されて当接し、全領域において均一に熱処理される。
このとき、押圧部材10は、基板100の端縁の複数箇所を押圧するために基板100の端縁に対して等間隔に複数個配設されていることから、これらの複数個の押圧部材10により、ホットプレート20に対して基板100の端縁を均一に押圧することが可能となる。
上記の実施形態と同じ基板100を使用し、ホットプレート20の温度を150℃に設定した場合、本発明を実施しない場合にはリブ領域101の温度上昇が遅れるためにリブ領域101付近に反りが発生し、基板100を載置後に全面を吸着できるまでに21秒を要した。それに対し本発明を実施した場合には、基板100のリブ領域101を押圧部材10によって押圧することでリブ領域101の温度上昇の遅れを低減して反りの発生を抑制低減し、基板100載置後に3秒程度で基板100全面を吸着できるようになり、基板面内を均一に加熱でき、また加熱履歴の均一性を向上できた。
なお、熱処理中においては、蓋部材2の内チャンバー43とホットプレート20とにより構成される空間内は、窒素ガス噴出口44から供給された窒素ガスによりパージされている。
基板100に対する熱処理が終了すれば、図1に示すように、蓋部材2を、下チャンバー41の開口部を開放する解放位置まで再度上昇させる。これにより、リフタピン21は、図示を省略した搬送装置のハンドとの間で基板100を受け渡すための受渡位置まで上昇する。この状態において、リフタピン21により支持された基板100は、図示を省略した搬送装置のハンドにより支持され、後段の処理工程まで搬送される。
なお、上述した実施形態においては、基板100としてリブ領域101と薄厚領域102とを有する半導体ウエハを使用し、この基板100におけるリブ領域101が突出した面をホットプレート20の表面とは逆側に配置して熱処理を実行する場合について説明したが、基板100におけるリブ領域101が突出した面をホットプレート20の表面側に配置して熱処理を実行することも可能である。
図7は、このような実施形態において、押圧部材10により基板100の端縁を押圧して、この基板100の端縁をホットプレート20の表面との間に挟持する状態を示す部分拡大図である。
この実施形態においては、ホットプレート20の表面に凹部が形成され、この凹部内に基板100におけるリブ領域101を収納した状態で、押圧部材10により基板100の端縁を押圧している。このような実施形態を採用した場合においても、押圧部材10の押圧部11により、基板100におけるリブ領域101を押圧して押圧部11とホットプレート20の表面との間に挟持することができる。このときにも、高さ規制部12作用により、基板100の端縁であるリブ領域101を、押圧部11によって一定の押圧力でホットプレート20に押圧することが可能となる。なお、この場合でも、基板100のリブ領域101より内側の素子形成部分に対する加熱処理に寄与するホットプレート20の上面(表面)は実質的に平坦面に形成されているといえる。
さらに、上述した実施形態においては、基板100としてリブ領域101と薄厚領域102とを有する半導体ウエハを使用した場合について説明したが、基板100として均一な厚みを有する半導体ウエハを使用することもできる。
図8は、このような実施形態において、押圧部材10により基板100の端縁を押圧して、この基板100の端縁をホットプレート20の表面との間に挟持する状態を示す部分拡大図である。
この実施形態においては、図6に示す実施形態と同様、凹部を備えないホットプレート20が使用される。そして、上述した実施形態同様、押圧部材10により基板100の端縁を押圧することで、基板100の端縁を押圧部11とホットプレート20の表面との間に挟持することができる。このときにも、高さ規制部12作用により、基板100の端縁を、押圧部11によって一定の押圧力でホットプレート20に押圧することが可能となる。
なお、上述した実施形態においては、押圧部材10を蓋部材2に取り付けることにより、蓋部材2とリフタピン21を昇降駆動するエアシリンダ24を押圧部材10の昇降駆動のためにも兼用し、装置構成を簡易にしているが、押圧部材10専用の駆動源を別個に設けてもよい。また、上述の実施形態においては、押圧部材10における押圧部11として、断面形状が山型で、基板100に対して線接触する構成を有するものを使用している。しかしながら、基板100に対して、点接触や面接触する形状を有する押圧部を有する押圧部材を使用してもよい。
1 本体
2 蓋部材
3 駆動源
10 押圧部材
11 押圧部
12 高さ規制部
20 ホットプレート
21 リフタピン
22 支持部材
23 連結部材
24 エアシリンダ
25 ヒータ
31 排気孔
32 排気路
33 排気管
41 下チャンバー
42 外チャンバー
43 内チャンバー
100 基板
101 リブ領域
102 薄厚領域

Claims (3)

  1. 基板を加熱する熱処理装置において、
    加熱源を備えたホットプレートと、
    基板を前記ホットプレートの表面に吸着保持する吸着保持機構と、
    前記ホットプレートの表面に載置された基板の端縁を押圧することにより、前記基板の端縁を前記ホットプレートの表面に押圧する押圧部材と、
    前記ホットプレートの上方を覆う蓋部材と、
    前記蓋部材を前記ホットプレートに対して昇降させる駆動源と、
    を備え
    前記押圧部材は、前記基板の端縁に当接する押圧部と、前記ホットプレート上に載置された基板の端縁部の表面とホットプレートの表面との距離に相当する厚さを有し前記ホットプレートの表面に当接する高さ規制部とを備え、前記蓋部材の下部に配設されることを特徴とする熱処理装置。
  2. 請求項1に記載の熱処理装置において、
    前記押圧部材は、前記基板の端縁の複数箇所を押圧するために、前記基板の端縁に対して複数個配設される熱処理装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の熱処理装置において、
    前記基板は、外周部に形成されたリブ領域と、前記リブ領域の内部に形成された前記リブ領域より厚さの小さい薄厚領域とから構成される半導体ウエハである熱処理装置。
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