JP6433955B2 - 高分解能の時間−ディジタル変換器 - Google Patents

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Description

本発明は、時間−ディジタル変換器に関し、特に環境妨害を緩和し得るフルディジタル応用の時間−ディジタル変換器に関する。
集積回路の発達につれて、センサにより得られた検出情報をディジタル符号に変換することによってより広範な使用が達成可能である。時間測定システムに関しては、時間−ディジタル変換器は検出情報を表すために時間幅を採用し、時間幅を発振器で計数して検出情報をディジタル出力に変換する。
既存の技術では、時間−ディジタル変換器は一般的に、前段に比較器を構成するだけで時間検出信号の雑音部分を除去している。しかしながら、製造プロセス、電圧、温度等に関連する環境変化が計数プロセスに妨害を生じるかもしれない。更に、高いエネルギー変換効率及び高い精度に対する要求が次第に増している。それゆえ、上記の問題を有効に解決することが時間−ディジタル変換器の重要技術になっている。
本発明は、環境妨害に起因する不正確な計数結果の問題を緩和し、高い分解能を実現するとともに低い電力消費の利点をもたらすように構成された、高分解能の時間−ディジタル変換器を提供することを目的とする。
本発明は、カウンタと、基準値発生器と、比較器とを含む、高い分解能の時間−ディジタル変換器を提供する。前記カウンタは、入力信号のパルス幅を計算するために入力信号をクロック信号に基づいてサンプリングする。前記基準値発生器は、基準値を発生するためにルーラー信号を前記クロック信号に基づいてサンプリングする。前記クロック信号の周波数は前記ルーラー信号の周波数より大きく、前記ルーラー信号の周波数は前記入力信号の周波数より大きい。前記比較器は、前記カウンタ及び前記基準値発生器に結合され、計数結果を発生するために前記入力信号のパルス幅と前記基準値とを比較する。
本発明は更に、位相ロックループ装置と、ダブルエッジ検出回路と、カウンタとを含む、高い分解能の時間−ディジタル変換器を提供する。前記位相ロックループ装置はクロック信号を供給する。前記ダブルエッジ検出回路は、前記位相ロックループ装置に結合され、前記クロック信号の論理レベルを入力信号の立上りエッジ及び立下りエッジに基づいて検出し、前記クロック信号の検出した論理レベルに応答して制御信号を発生する。前記カウンタは、前記位相ロックループ装置と前記ダブルエッジ検出回路とに結合され、前記制御信号に基づいて計数動作を実行するかどうかを決定する。前記カウンタが計数動作を実行するとき、前記カウンタは前記入力信号を前記クロック信号に基づいてサンプリングして前記入力信号に対応する計数結果を出力する。
上記の説明によれば、本発明の実施形態では、クロックの信号の周波数変化を表すためにルーラー信号に基づいて発生される基準値を使用し、入力信号に対応する計数結果を得るために、入力信号のパルス幅と基準値とを比較してその相対的比率を計算する。このようにすると、環境変化に起因する計数精度への影響を効果的に除去することができ、高い分解能の要件を達成するとともに、良好なエネルギー使用率を達成することができる。
本発明の一実施形態による高分解能TDCのブロック略図である。 本発明の別の実施形態による高分解能TDCのブロック略図である。 本発明の一実施形態による高分解能TDCの信号波形図である。 本発明の別の実施形態による高分解能TDCのブロック略図である。 本発明の別の実施形態による高分解能TDCの信号波形図である。 本発明の別の実施形態による高分解能TDCのブロック略図である。
高分解能でフルディジタルの時間−ディジタル変換器(TDC)を実現するために、本発明の一実施形態では、クロック信号の周波数変化を示すためにルーラー信号を供給して基準値を発生させ、入力信号に対応する計数結果を得るために、入力信号のパルス幅と基準値を比較してその相対的比率を計算する。この相対的比率を計算することによって、環境変化に起因する計数精度への影響を有効に除去することができる。その上、上記のアーキテクチャは分数部分の計数機能も提供するため、分解能が有効に改善され、良好なエネルギー使用率が達成される。他方、入力信号のエッジ検出に基づいて、入力信号の立上りエッジの検出時に計数機能が活性化されるのに加えて、計数動作を実行するかどうかを、入力信号の立下りエッジの検出時にクロック信号の論理レベルに基づいて決定することができるため、最終ビットの計数精度が改善される。従って、TDCの総合分解能を向上させることができる。
図1を参照すると、図1は本発明による高分解能TDCのブロック略図である。TDC100は、カウンタ110と、基準値発生器120と、比較器130とを備える。比較器130はカウンタ110と基準値発生器120とに結合される。カウンタ110は入力信号SINをクロック信号CLKに基づいてサンプリングして入力信号SINのパルス幅PW1を計算する。基準値発生器120はルーラー信号SRUをクロック信号CLKに基づいてサンプリングして基準値Rを発生する。比較器130は入力信号SINのパルス幅SW1と基準値Rを比較して計数結果CREを発生する。
本実施形態では、クロック信号CLKの周波数はルーラー信号SRUの周波数より大きくし、ルーラー信号SRUの周波数は入力信号SINの周波数より大きくすることができる。従って、本実施形態では、ルーラー信号SRUと入力信号SINはそれぞれクロック信号に基づいてサンプリングすることができ、基準値Rに対する入力信号SINのパルス幅PW1の比率(この比率は以後相対的比率と言う)を計算して入力信号SINの計数結果CREとして出力することができる。
基準値発生器120は、ルーラー信号SRUをクロック信号CLKに基づいてサンプリングしてルーラー信号SRUのパルス幅を計算し、ルーラー信号SRUのパルス幅をルーラー信号SRUに従って周期的にラッチして基準値Rを発生することに留意されたい。即ち、環境パラメータとともに変化されるクロック信号CLKの変化が基準値Rにリアルタイムに反映され得る。その後、比較器130が入力信号SINのパルス幅PW1を調整された基準値Rに基づいて計数するため、環境変化に起因する計数精度への妨害を有効に除去することができる。
更に、ルーラー信号SRUのパルス幅は、例えば所定の容量変化に基づいて決定される。所定の容量変化は所定値としてもよく、またユーザにより設定可能にしてもよい。このようなアーキテクチャの下では、ルーラー信号SRUは差分容量検出回路及び容量−時間変換器によって発生させることができる。具体的に言うと、差分容量検出回路を用いて上述した所定の容量変化を検出し、所定の容量変化に対応する検出信号をディジタルフォーマットで出力することができる。その後、容量−時間変換器は上述した検出信号をルーラー信号SRUのパルス幅に変換し、発生したルーラー信号SRUをTDC100に供給する。同様に、入力信号SINも、例えば差分容量検出回路によって検出される容量変化に基づいて決定される。それゆえ、別の態様では、本実施形態のTDC100は容量読取回路とみなすこともでき、ルーラー信号SRUの上記の実装はほんの一例にすぎず、本発明はこれに限定されない。
ところで、実際の応用では、クロック信号CLKは全ディジタル位相ロックループ装置又は他の周波数発生器によって供給することができるが、これは本発明によって限定されない。
図2を参照すると、図2は本発明の別の実施形態による高分解能TDCのブロック略図である。TDC200は、カウンタ210と、基準値発生器と、比較器と、ANDゲート240,250とを含む。ANDゲート240はカウンタ210に結合され、ANDゲート250は基準値発生器に結合される。更に、基準値発生器は、カウンタ222と、ラッチ224と、遅延回路226とを含み、比較器は比較回路232とカウンタ234及び236とを含むことができる。
本実施形態では、ANDゲート240はクロック信号CLKと入力信号SINを受信し、サンプリング結果SS1を出力し、カウンタ210のクロック入力端子CKに供給する。従って、カウンタ210はサンプリング結果SS1に含まれる複数のパルスに基づいて入力信号SINのパルス幅PW1を決定することができる。入力信号SINのパルス幅PW1は、例えばサンプリング結果SS1に含まれるパルスの数により決定される。
他方、ANDゲート250はクロック信号CLKとルーラー信号SRUを受信し、サンプリング結果SS2を出力し、基準値発生器のクロック入力端子(例えば、カウンタ222のクロック入力端子)に供給する。従って、基準値発生器はサンプリング結果SS2に含まれる複数のパルスに基づいて基準値Rを計算し、発生する。同様に、基準値Rの値もサンプリング結果SS2に含まれるパルスの数に基づいて決定される。
基準値発生器の詳細な回路に関して言えば、本実施形態では、カウンタ222がANDゲート250に結合され、ラッチ224がカウンタ222と比較回路232との間に結合され、遅延回路226がカウンタ222とラッチ224に結合される。
具体的に言うと、カウンタ222はANDゲート250により出力されるサンプリング結果SS2をクロック入力端子CKに受信し、ルーラー信号SRUをクロック信号CLKに基づいてサンプリングしてルーラー信号SRUのパルス幅PW2を計算する。更に、カウンタ222はルーラー信号SRUの反転信号に従ってリセット動作を実行する。
ラッチ224は、ルーラー信号SRUのパルス幅PW2を基準値Rとして機能するように送信することを決定すること、即ちルーラー信号SRUのパルス幅PW2をラッチして基準値Rをルーラー信号SRUの論理レベルに従って発生させることを決定することができる。
遅延回路226はルーラー信号SRUを受信し、ルーラー信号SRUを連続的に遅延してラッチイネーブル信号LATEN及びカウンタリセット信号CTRESをそれぞれ発生する。遅延回路226はラッチイネーブル信号LATENをラッチ224のイネーブル端子ENに出力し、カウンタリセット信号CTRESをカウンタ222のリセット端子RNに出力する。本実施形態では、遅延回路226は互いに直列に接続されたバッファBUF1及びBUF2を含み得る。バッファBUF1の入力端子はルーラー信号SRUを受信し、バッファBUF1の出力端子はラッチイネーブル信号LATENを発生する。更に、バッファBUF2の入力端子はバッファBUF1の出力端子に結合され、バッファBUF2出力端子はカウンタリセット信号CTRESを発生する。
実際の応用では、ラッチ224は、例えばD型フリップフロップである。更に、他の実施形態では、ラッチ224はデータラッチ機能を有する他の回路装置で実装することもでき、遅延回路226により発生されるラッチイネーブル信号LATEN及びカウンタリセット信号CTRESはラッチ224の実装に適応して調整することができる。
比較器の詳細な回路に関しては、本実施形態では、比較回路232がカウンタ210と基準値発生器とに結合され、カウンタ234が比較回路232に結合され、カウンタ236が比較回路232と基準値発生器とに結合される。
更に、比較回路232は基準値Rとパルス幅PW1を比較して比較結果COMPを出力し、カウンタ234は比較結果COMPをそのクロック入力端子CKから受信し、比較結果COMPを計数して、パルス幅PW1に対して基準値Rによって除算演算を実行することによって得られた商Qを発生する。商Qは計数結果CREの整数部である。更に、パルス幅PW1に対して基準値Rによって除算演算を実行することによって得られた余りが0でないとき、カウンタ236がイネーブルされる。カウンタ236がイネーブルされると、カウンタ236は余りと基準値Rを比較することによって計数結果CREの分数部分Fを決定する。本実施形態では、カウンタ236は、例えば、余りが基準値Rの半分より大きいかどうかを比較して計数結果CREの分数部分Fを決定する。言い換えれば、カウンタ236は計数結果の10分の1の単位(即ち小数点以下の数)を丸め方法で決定することができる。また、他の実施形態では、カウンタ236は余りと基準値Rとの比を計算して計数結果CREの分数部分Fの値を決定することもできる。分数部分の計算の実装例は当業者に知られているので、その詳細な説明は省略する。
余りが0であるかどうかを決定するステップは比較回路232で実行できることに留意されたい。また、他の実施形態では、余りが0であるかどうかを決定するステップはカウンタ236で実行することもでき、これは本発明により限定されない。
また、TDC200は更にバッファBUF3を含むことができる。バッファBUF3の入力端子は比較回路232の出力端子に結合し、バッファBUF3の出力端子はカウンタ210のリセット入力端子RNに結合して、カウンタ210はリセット動作を比較回路232により出力される比較結果COMPに従って実行するようにし得る。本実施形態では、リセット端子RNは、例えば比較結果COMPの反転信号を受信する。
TDC200の動作の詳細は図2及び図3を参照して以下に詳細に説明される。図3は、本発明の一実施形態による高分解能TDCの信号波形図である。入力信号SINはパルスP1を含むことができ、パルスP1の幅はパルス幅PW1である。ルーラー信号SRUはパルスP2及びP3を含むことができ、パルスP2及びP3の幅はそれぞれパルス幅PW21及びPW22である。パルス期間中は、入力信号SIN及びルーラー信号SRUの論理レベルは、例えば高論理レベルであり、非パルス期間中は、入力信号SIN及びルーラー信号SRUの論理レベルは、例えば低論理レベルである。
更に、サンプリング結果SS1は、ANDゲート240により入力信号SINをクロック信号CLKに従ってサンプリングすることによって発生され、サンプリング結果SS2は、ANDゲート250によりルーラー信号SRUをクロック信号CLKに基づいてサンプリングすることによって発生される。環境パラメータの変化はクロック信号CLKの周波数に反映されるため、サンプリング結果SS1及びSS2の周波数もそれに応じて変化される。例えば、パルス幅PW1の区分T1内のサンプリング結果SS1の周波数はパルス幅PW1の区分T2内のサンプリング結果SS1の周波数と異なり、パルス幅PW21内のサンプリング結果SS2の周波数はパルス幅PW22内のサンプリング結果SS2の周波数と異なる。更に、区分T1内のサンプリング結果SS1の周波数はパルス幅PW21内のサンプリング結果SS2の周波数に同一であり、区分T2内のサンプリング結果SS1の周波数はパルス幅PW22内のサンプリング結果SS2の周波数に同一であり得る。従って、本実施形態では、クロック信号CLKの周波数変化をリアルタイムに反映するために、ルーラー信号SRUのパルス幅PW21及びPW22に従ってそれぞれ計算される基準値R1及びR2を採用することができ、入力信号SINのパルス幅PW1に対応する計数結果を得るために、区分T1及び区分T2の幅をそれぞれ基準値R1及びR2を用いて相対的比率の形で計算する。
具体的に言うと、サンプリング結果SS1はパルス幅PW1を計算するためにカウンタ210に送信され、サンプリング結果SS2はパルス幅PW21及びPW22を計算するためにカウンタ222に送信され、パルス幅PW21及びPW22は基準値R1及びR2を発生するためにラッチ224に送信される。基準値R1及びR2はそれぞれパルス幅PW21及びPW22内に含まれるサンプリング結果SS2のパルスの数に基づいて決定されるため、本実施形態では、基準値R1は例えば3であり、基準値R2は例えば2である。
更に、基準値R1及びR2はルーラー信号SRUのパルス幅を周期的にラッチすることによって発生させることができる。図2の実施形態によれば、ルーラー信号SRUは遅延回路226のバッファBUF1に送信することができ、バッファBUF1はルーラー信号SRUを遅延してラッチ224のラッチイネーブル信号LATENを発生し、バッファBUF2はラッチイネーブル信号LATENを遅延してカウンタ222のカウンタリセット信号CTRESを発生する。従って、ルーラー信号SRUのパルスP2を例に取ると、ラッチ224はカウンタ222により計算されたパルス幅PW21に対してラッチ動作を実行して基準値R1を発生し、基準値R1を比較回路232に供給し続けるため、比較回路232は基準値R1に基づいてパルス幅PW1の区分T1に対して比較動作を実行することができる。同様に、ルーラー信号SRUのパルスP3に関しては、ラッチ224はカウンタ222により計算されたパルス幅PW22に対してラッチ動作を実行して基準値R2を発生し、基準値R2を比較回路232に供給し続けるため、比較回路232は基準値R2に基づいてパルス幅PW1の区分T2に対して比較動作を実行することができる。
カウンタ222はリセット信号CTRESの反転信号に基づいてリセット動作を実行することができる。即ち、ルーラー信号SRUが高論理レベルから低論理レベルへ変化すると、カウンタ222はルーラー信号SRUの計算されたパルス幅をクリアし、ルーラー信号SRUが次のパルスを入力するとき、ルーラー信号SRUのパルス幅を再計算することができる。
本実施形態では、基準値R1がパルス幅PW1の区分T1との比較に使用され、得られる区分T1と基準値R1の相対的比率は4である。また、基準値R2がパルス幅PW1の区分T2との比較に使用され、得られる区分T2と基準値R2の相対的比率は3と4の間である。上記の動作は除算演算に相当し、カウンタ234は比較回路232の比較結果COMPに従って上記の除算演算の商Q(例えば7)を計数結果CREの整数部として出力する。計数結果CREの分数部分Fに関しては、基準値R2を上記の除算演算の余りに対応する区分TSと比較することができる。本実施形態では、区分TSは基準値R2の半分より大きいため、カウンタ236は計数結果CREの小数点以下の数に従って5を計数結果CREの分数部分Fとして出力する。他方、区分TSが基準値R2の半分より小さい場合には、カウンタ236は計数結果CREの分数部分Fとして0を出力する。言い換えれば、上記の決定メカニズムは小数点以下の数の計数機能を実現するために丸めを採用することができる。
図4を参照すると、図4は本発明の別の実施形態による高分解能TDCのブロック略図である。TDC400は、位相ロックループ装置410と、ダブルエッジ検出回路420と、カウンタ430とを含む。ダブルエッジ検出回路420は位相ロックループ装置410に結合され、カウンタ430は位相ロックループ装置420とダブルエッジ検出回路420とに結合される。
本実施形態では、位相ロックループ装置410はクロック信号CLKを供給し得る。ダブルエッジ検出回路420は、クロック信号の論理レベルを入力信号SINの立上りエッジ及び立下りエッジに従って検出し、クロック信号CLKの検出論理レベルに応答して制御信号CTLを発生する。カウンタ430は制御信号CTLに基づいて計数動作を実行するかどうかを決定することができる。カウンタ430が計数動作を実行するとき、カウンタ430は入力信号SINをクロック信号CLKに従ってサンプリングして入力信号SINに対応する計数結果CREを出力する。
具体的に言うと、ダブルエッジ検出回路420は、例えばD型フリップフロップで実装される。このようなアーキテクチャの下では、D型フリップフロップのクロック入力端子が入力信号SINを受信し、D型フリップフロップの出力端子が制御信号CTLを出力する。もちろん、ダブルエッジ検出回路420は他のタイプのフリップフロップ又は信号遷移を検出し得る他の回路で実装してもよいが、本発明はこれに限定されない。
TDC400の動作の詳細は図4及び図5を参照して説明される。図5は本発明の別の実施形態による高分解能TDCの信号波形図である。本実施形態では、入力信号SINはパルスP1を含み、パルスP1は、例えば高論理レベルを有する。更に、クロック信号CLK1及びCLK2はそれぞれ複数のパルスを含み得る。
ここでクロック信号CLK1について説明する。ダブルエッジ検出回路420が入力信号SINの立上りエッジを時点TP1で検出した後で、入力信号SINが高論理レベルを有する期間の間、ダブルエッジ検出回路420はそれに対応して制御信号CTLをクロック信号CLK1の論理レベルに従って発生し始める。カウンタ430はそのイネーブル入力端子ENに制御信号CTLを受信し、制御信号CTLの論理レベルに従ってイネーブルされる。例えば、カウンタ430は、制御信号CTLが高論理レベルを有するときにイネーブルされ、カウンタ430がイネーブルされるとき、カウンタ430はクロック信号CLKの論理レベルに応じて計数動作を実行する。
他方、ダブルエッジ検出回路420が入力信号SINの立下りエッジを時点TP2で検出するとき、ダブルエッジ検出回路420はそれに対応して制御信号CTLをクロック信号CLK1の論理レベルに従って発生する。本実施形態では、クロック信号CLK1の一周期TCKは2つの隣接するパルスの立上りエッジに基づいて決定し得る。上記の状態下において、時点TP2において、クロック信号CLK1が高論理レベルを有する場合には、時点TP1とTP2との間のクロック信号CLK1の最終区分TLAST1はクロック信号CLK1の一周期TCKの半分より小さいことを意味するため、区分TLAST1を計数する必要はない。このとき、ダブルエッジ検出回路420により出力される制御信号CTLは、例えば低論理レベルを有する。
クロック信号CLK2を例として取ると、時点TP2において、クロック信号CLK2は低レベルを有する。即ち、時点TP1とTP2との間のクロック信号CLK2の最終区分TLAST2はクロック信号CLK1の一周期の半分以上であるため、区分TLAST2に従って計数動作を実行することができる。
このように、入力信号SINの立上りエッジREが検出されるときに計数動作を実行するのに加えて、入力信号SINの立下りエッジFEに対応するクロック信号の論理レベルを更に決定し、計数動作を実行するかどうかを決定することができる。このようにすると、TDC400の計数精度を効果的に向上させることができる。
本発明のいくつかの実施形態では、上述のダブルエッジ検出回路は図1及び図2の実施形態に適用することもできる。図6を参照すると、図6は本発明の別の実施形態による高分解能TDCのブロック略図である。本実施形態のTDC600は図1の実施形態のアーキテクチャに基づいており、その動作の詳細は上記の実施形態に類似するため、その詳細は省略する。本実施形態のTDC600は更にダブルエッジ検出回路640及び650を含む。ダブルエッジ検出回路640はカウンタ610に結合され、ダブルエッジ検出回路650は基準値発生器620に結合される。ダブルエッジ検出回路640はクロック信号CLKの論理レベルを入力信号SINの立上りエッジ及び立下りエッジで検出し、クロック信号CLKの検出論理レベルに応答して制御信号CTL1を発生するため、カウンタ610は制御信号CTL1に従って計数動作を実行するかどうかを決定する。例えば、ダブルエッジ検出回路640は制御信号CTL1をカウンタ610のイネーブル端子に供給してカウンタ610の動作を制御し、パルス幅PW1を計算する精度を効果的に改善することができる。ダブルエッジ検出回路640は、例えばD型フリップフロップで実装される。
他方、ダブルエッジ検出回路650はクロック信号CLKの論理レベルをルーラー信号SRUの立上りエッジ及び立下りエッジで検出し、クロック信号CLKの検出論理レベルに応答して制御信号CTL2を発生するため、基準値発生器620は制御信号CTL2に従って計数動作を実行するかどうかを決定することができる。例えば、ダブルエッジ検出回路650は制御信号CTL2を基準値発生器620内のカウンタのイネーブル端子に供給してそのカウンタの動作を制御し、基準値Rを計算する精度を効果的に改善することができる。ダブルエッジ検出回路650は、例えばD型フリップフロップで実装される。
要するに、本発明の実施形態では、環境変化に起因する計数精度への影響を除去し、良好なエネルギー使用率を達成するために、ルーラー信号に基づいて発生される基準値を用いてクロック信号の周波数変化を表し、入力信号のパルス幅と基準値を比較してその相対的比率を計算する。更に、本発明の実施形態では、入力信号の立下りエッジに対応するクロック信号の論理レベルを検出し、計数動作を入力信号に対して実行するかどうかを決定することによって、計数精度が効果的に改善される。このように、本発明のTDCは高い分解能の要件を達成することができる。
本発明は電子装置に使用される時間−ディジタル変換器を対象とする。
100,200,400,600 時間−ディジタル変換器(TDC)
110,210,222,234,236,430,610 カウンタ
120,620 基準値発生器
130,630 比較器
224 ラッチ
226 遅延回路
232 比較回路
240,250 ANDゲート
420,640,650 ダブルエッジ検出回路
BUF1,BUF2,BUF3 バッファ
CLK,CLK1,CLK2 クロック信号
CK クロック入力端子
COMP 比較結果
CRE 計数結果
CTL,CTL1,CTL2 制御信号
CTRES カウンタリセット信号
EN イネーブル端子
F 分数部分
FE 立下りエッジ
LATEN ラッチイネーブル信号
OW1,PW2,PW21,PW22 パルス幅
P1,P2,P3 パルス
Q 商
R,R1,R2 基準値
RE 立上りエッジ
RN リセット端子
SIN 入力信号
SRU ルーラー信号
T1,T2,TS,TLAST1,TLAST2 区分
TP1,TP2 時点
TCK 周期

Claims (12)

  1. 入力信号の第1のパルス幅を計算するために前記入力信号をクロック信号に基づいてサンプリングする第1のカウンタと、
    基準値を発生するためにルーラー信号を前記クロック信号に基づいてサンプリングする基準値発生器と、
    前記第1のカウンタと前記基準値発生器とに結合され、計数結果を発生するために前記入力信号の前記第1のパルス幅と前記基準値とを比較する比較器とを備え、
    前記入力信号の前記第1のパルス幅と前記基準値とを比較してその相対的比率を計算し、
    前記クロック信号の周波数は前記ルーラー信号の周波数より大きく、前記ルーラー信号の周波数は前記入力信号の周波数より大きい、
    高分解能の時間−ディジタル変換器。
  2. 前記基準値発生器は、前記ルーラー信号の第2のパルス幅を計算するために前記ルーラー信号を前記クロック信号に基づいてサンプリングし、前記基準値を発生させるために前記第2のパルス幅を前記ルーラー信号に基づいて周期的にラッチするように構成されている、請求項1に記載の高分解能の時間−ディジタル変換器。
  3. 前記基準値発生器は、
    前記ルーラー信号の前記第2のパルス幅を計算するために前記ルーラー信号を前記クロック信号に基づいてサンプリングするとともに、前記ルーラー信号の反転信号に基づいてリセット動作を実行する第2のカウンタと、
    前記第2のカウンタと前記比較器との間に結合され、前記ルーラー信号の前記第2のパルス幅を前記基準値として機能するように送信することを決定する、即ち前記ルーラー信号の前記第2のパルス幅をラッチして前記基準値を前記ルーラー信号の論理レベルに基づいて発生することを決定する、ラッチと、
    を備える、請求項2に記載の高分解能の時間−ディジタル変換器。
  4. 前記基準値発生器は更に、
    前記第2のカウンタと前記ラッチとに結合され、前記ルーラー信号を受信し、その後前記ルーラー信号をラッチしてラッチイネーブル信号及びカウンタリセット信号をそれぞれ発生する遅延回路を備え、前記遅延回路は前記ラッチイネーブル信号を前記ラッチのイネーブル端子に出力し、前記カウンタリセット信号を前記第2のカウンタのリセット端子に出力するように構成されている、請求項3に記載の高分解能の時間−ディジタル変換器。
  5. 前記遅延回路は互いに直列に結合された第1のバッファ及び第2のバッファを備える、請求項4に記載の高分解能の時間−ディジタル変換器。
  6. 前記ルーラー信号の前記第2のパルス幅は所定の容量変化に従って決定されるように構成されている、請求項2に記載の高分解能の時間−ディジタル変換器。
  7. 前記比較器は、
    前記第1のカウンタと前記基準値発生器とに結合され、前記基準値と前記第1のパルス幅とを比較して比較結果を出力する比較回路と、
    前記比較回路に結合され、前記第1のパルス幅に対して前記基準値によって除算演算を実行することによって得られた商を発生するために前記比較結果を計数する第3のカウンタと、
    前記比較回路と前記基準値発生器とに結合され、前記第1のパルス幅に対して前記基準値によって除算演算を実行することによって得られた余りが0でないときイネーブルされる第4のカウンタとを備え、
    前記第4のカウンタがイネーブルされたとき、前記第4のカウンタは前記余りを前記基準値と比較することによって前記計数結果の分数部分を決定するように構成されている、請求項1に記載の高分解能の時間−ディジタル変換器。
  8. 前記第1のカウンタは前記比較回路により出力される比較結果に基づいてリセット動作を実行するように構成されている、請求項7に記載の高分解能の時間−ディジタル変換器。
  9. 前記第1のカウンタに結合され、前記クロック信号及び前記入力信号を受信し、第1のサンプリング結果を出力し前記第1のカウンタのクロック入力端子に供給する第1のANDゲートと、
    前記基準値発生器に結合され、前記クロック信号及び前記ルーラー信号を受信し、第2のサンプリング結果を出力し前記基準値発生器のクロック入力端子に供給する第2のANDゲートと、
    を更に備える、請求項1に記載の高分解能の時間−ディジタル変換器。
  10. 前記第1のカウンタに結合され、前記入力信号の立上りエッジ及び立下りエッジに基づいて前記クロック信号の第1の論理レベルを検出し、前記クロック信号の検出した第1の論理レベルに応答して第1の制御信号を発生する第1のダブルエッジ検出回路を更に備え、前記第1のカウンタは前記第1の制御信号に基づいて計数動作を実行するかどうかを決定するように構成されている、請求項1に記載の高分解能の時間−ディジタル変換器。
  11. 前記基準値発生器に結合され、前記ルーラー信号の立上りエッジ及び立下りエッジに基づいて前記クロック信号の第2の論理レベルを検出し、前記クロック信号の検出した第2の論理レベルに応答して第2の制御信号を発生する第2のダブルエッジ検出回路を更に備え、前記基準値発生器は前記第2の制御信号に基づいて計数動作を実行するかどうかを決定するように構成されている、請求項10に記載の高分解能の時間−ディジタル変換器。
  12. 前記ダブルエッジ検出回路はD型フリップフロップであり、前記D型フリップフロップのクロック入力端子は前記入力信号を受信し、前記D型フリップフロップの信号入力端子は前記クロック信号を受信し、前記D型フリップフロップの出力端子は前記制御信号を前記カウンタのイネーブル端子に出力するように構成されている、請求項10に記載の高分解能の時間−ディジタル変換器。
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