JP6432971B2 - 封印容器 - Google Patents

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本発明は、電子部品(ROM,CPU)及び該電子部品を搭載する基板といった重要部材を内部に収容する封印容器に係り、封印用キャップを外して開封しようとする不正を防止することができる技術に関する。
パチンコ等の遊技機、産業用ロボット、白物家電などの電子機器には、これらの動作を制御する電子部品(ROM,CPU)を搭載した基板が収容される。このような基板の不正な改造を防止して電子器機器の機能を保証するため、または内部に組み込まれている情報を保護するため、該基板を密封可能な基板ケースに収納することが行われている。
例えば、特許文献1にはこのような基板ケースを密封するために使用されるねじについての技術が開示されている。
この基板ケースは、皿状部材に連結部が一体成型されると共に、キャップ状部材に有底円筒状部が一体成型される。これら有底円筒状部と連結部は、該有底円筒状部内に頭部を臨ませたビスにより固定される。
また、有底円筒状部には、封印蓋が嵌入される。この封印蓋は、有底円筒状部に挿入される軸部の外周面に、突環部が突出形成される。突環部には、有底円筒状部の内周面に当接する周面部が形成されるとともに、該突環部における有底円筒状部に対する嵌入方向の前側端縁に、周面部から嵌入方向の前側に向かうにつれて軸中心に向けて傾斜するテーパ面が形成される。そして、封印蓋を有底円筒状部に嵌入すると、突環部が有底円筒状部の内周面に食い込んで抜け止めされるものである。
特開2009−232874号公報
ところで、上記特許文献1に示される基板ケースでは、封印蓋を有底円筒状部に嵌入した際に、突環部が有底円筒状部の内周面に食い込んで抜け止めされる構成であるが、封印蓋の縁から棒状体工具が挿入された場合に、該棒状体工具が、封印蓋の嵌入箇所に至ってしまい、該封印蓋が簡単に外れる恐れがある。
本発明は、前述した課題を解決するためになされたものであり、その目的は、簡易な構成により、封印用キャップに挿入された棒状体工具が、該封印用キャップの嵌入箇所に至ることを初期段階において阻止できる封印容器を提供することにある。
上記課題を解決するために、この発明は以下の手段を提案している。すなわち、本発明は、互いに重ねられる上容器と下容器との間に収容空間を形成する容器と、互いに重なる上容器と下容器のいずれか一方を貫通する貫通部を経由して他方に至り、これら両容器を連結する封印用ねじと、前記貫通部内の前記封印用ねじの頭部を臨むように、前記上容器と下容器のいずれか一方に形成された凹部と、該凹部に挿入されて前記上容器または下容器に連結され、前記貫通部内の前記封印用ねじを覆う封印用キャップと、を具備し、前記封印用キャップと凹部との間に、これらの間からの棒状体の侵入を阻止する侵入防止部を設けたことを特徴としている。
本発明によれば、上容器と下容器のいずれか一方に形成された凹部と、該凹部に挿入された封印用キャップとの間に設けた侵入防止部によって、封印用キャップの嵌入箇所に至る以前において、該封印用キャップと凹部の間からの棒状体の侵入を阻止して、該封印用キャップの取り外しを初期段階で防止することができる。
また、本発明では、上容器と下容器のいずれか一方に形成された凹部と、該凹部に挿入された封印用キャップとの間に侵入防止部を設けるという簡易な構成により、上述した、封印用キャップの嵌入箇所に至る以前にて、該封印用キャップと凹部の間から棒状体の侵入を阻止できる。
本発明に係る封印容器を示す断面図である。 第1実施形態に係る封印容器の外観図である。 第1実施形態に係る封印容器を上方から見た分解斜視図である。 第1実施形態に係る封印容器を下方から見た分解斜視図である。 第1実施形態に係る封印容器の断面図である。 第2実施形態に係る封印容器の断面図である。
図1は、本発明に係る封印容器100を具体的に示す断面図である。
この図1において符号1で示すものは容器であって、プラスチック材料により形成された下容器となるケースベース2、上容器となるケースカバー3、これらケースを連結するための封印用ねじ(後述する)を封印する封印用キャップ4を主な構成要素としている。
ケースベース2及びケースカバー3は、中心線Оを基準として互いに重ねられることで一体化するものであり、これらの間には、電子部品(ROM,CPU)及び該電子部品を搭載する基板(図示略)といった重要部材が収容される収納空間5が形成されている。
互いに重なるケースベース2とケースカバー3には、ケースカバー3を貫通して(符号3Aで貫通部を示す)ケースベース2の雌ねじ部6に至りねじ込まれる封印用ねじ7が設けられている。
この封印用ねじ7は頭部7Aを有し、該頭部7Aとねじ込まれたケースベース2との間に、ケースカバー3を挟み込むことによって、これらケースベース2及びケースカバー3を一体化させる。
また、容器1のケースカバー3には、貫通部3A内にねじ込まれた封印用ねじ7の頭部7Aを臨むように凹部8が形成され、凹部8内には封印用キャップ4が嵌め込まれる。
封印用キャップ4とケースベース2との間には、該封印用キャップ4をケースベース2に連結する連結手段10が設けられ、さらに封印用キャップ4には、該連結手段10に通じる隙間14を塞ぐ封止縁部4Bが、胴体部4Aと一体に設けられている。
そして、このような構成により、封印用ねじ7を封印する封印用キャップ4が連結手段10によりケースカバー3の凹部8内に固定されるとともに、該封印用キャップ4に設けられた封止縁部4Bによって、ドライバ等の棒状の解除工具Tが連結手段10に至ることを阻止する。
容器1のケースカバー3の内側面には、凹部8の内方に突出する侵入防止部20が設けられている。
侵入防止部20の一例としては、ケースカバー3の内側面から凹部8の内方に突出しかつ封印用キャップ4の封止縁部4Bに沿う内側延長部21と、該内側延長部21の端部から封止縁部4Bの内側面4bに向けて突出して外部からのドライバ等の棒状の解除工具Tの侵入を規制する規制部22とを有する構造である。
また、侵入防止部20の規制部22の先端は、封印用キャップ4の封止縁部4Bの内側面4bに接触している。
そして、以上のように構成された封印容器100では、ケースカバー3に形成された凹部8と、該凹部8に挿入された封印用キャップ4との間に設けた侵入防止部20によって、封印用キャップ4の嵌入箇所に至る以前において、該封印用キャップ4と凹部8の間からの棒状の解除工具Tの侵入を阻止して、該封印用キャップ4の取り外しを初期段階で防止することができる。
また、上記封印容器100では、ケースカバー3に形成された凹部8と、該凹部8に挿入された封印用キャップ4との間に侵入防止部20を設けるという簡易な構成により、上述した、封印用キャップ4の嵌入箇所に至る以前にて、該封印用キャップ4と凹部8の間から解除工具Tの侵入を阻止できる。
なお、本例では、容器1の一方側であるケースカバー3に凹部8を形成し、該凹部8内から、該ケースカバー3を、容器1の他方側となるケースベース2に固定するための封印用ねじ7をねじ込むようにしたが、逆であっても良い。すなわち、ケーケースベース2に凹部8を形成し、該凹部8内から、該ケースベース2を、ケースカバー3に固定するための封印用ねじ7をねじ込むようにしても良い。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態に係る封印容器101について、図2〜図5を参照して説明する。
これら図2〜図5において、図2は外観図、図3及び図4は、ケースベース2、ケースカバー3、封印用キャップ4を主な構成要素とする容器1の分解図、図5は図2の断面図である。
これらの図に示されるように、ケースベース2及びケースカバー3は中心線Oを基準として互いに重ねられた状態で箱形状となるものであって、その内部に、電子部品(ROM,CPU)及び該電子部品を搭載する基板(図示略)といった重要部材が収容される収納空間5が形成される。また、封印用キャップ4は全体が円筒状に形成されている。
なお、ケースベース2、ケースカバー3、封印用キャップ4は中心線Oを基準として互いに結合される。
また、封印用キャップ4は、中心線Oに沿う筒状の胴体部4Aと、該胴体部4Aの後端部に配置された円盤状の封止縁部4Bとが一体に設けられた構成である。
また、図5に示されるように、封印用キャップ4には容器1に連結するための連結手段10が設けられているが、該連結手段10は、封印用キャップ4の胴体部4A先端に設けられて外側に突出した係合部11と、凹部8の周縁部に形成されて該係合部11に係合されるスリット状の被係合部12とを有している。また、被係合部12は、凹部8の内周面13の下部にて内側(中心線O側)に突出する突出形状に形成される。
容器1のケースカバー3の内側面には、図5に示されるように凹部8の内方に突出する侵入防止部20が設けられている。
この侵入防止部20は、ケースカバー3の内側面から凹部8の内方に突出しかつ封印用キャップ4の封止縁部4Bに沿う内側延長部21と、該内側延長部21の端部から封止縁部4Bの内側面4bに向けて突出して外部からの棒状の解除工具Tの侵入を規制する規制部22とを有する構造である。
侵入防止部20の規制部22の先端は、封印用キャップ4の封止縁部4Bの内側面4bに形成された嵌合凹部23内に嵌合され、このような規制部22の存在により、直線Lで示すように解除工具Tが挿入された場合、該解除工具Tが封印用ねじ7に至ることを阻止する。
ここで、侵入防止部20の規制部22の先端は、封印用キャップ4の嵌合凹部23内に嵌合された状態にあるので、直線Lで示すように解除工具Tが挿入されて、規制部22に当接したとしても、規制部22が固定されて動かず、その結果、該解除工具Tが封印用ねじ7に至ることを強力に阻止することができる。
以上のように構成された第1実施形態の封印容器101では、まず、中心線Oを基準として基板(図示略)が収容されたケースベース2に対してケースカバー3を重ね合わせて、封印用ねじ7でケースベース2及びケースカバー3を一体化して収納空間5内の基板を保護する。その後、図3〜図4に示すように、ケースカバー3に形成された凹部8へ封印用キャップ4を矢印A方向に挿入するが、その際、ケースカバー3の凹部8内に形成された連結手段10の被係合部12に、封印用キャップ4側に位置する係合部11を周方向に位置合わせるようにする。これにより、図2に示されるように、封印用キャップ4の係合部11が、ケースカバー3の内周面13と摺動した後、該挿入方向(矢印A方向)に対して外方に弾性変形し、その後、被係合部12に係合されることになる。
すなわち、封印容器101では、連結手段10を構成する係合部11と被係合部12により、封印用キャップ4がケースカバー3に固定されて、該封印用キャップ4を容器1に結合させることができる。
また、上記のように構成された封印容器101では、図5に示されるように、ケースカバー3に形成された凹部8と、該凹部8に挿入された封印用キャップ4との間に設けた侵入防止部20によって、封印用キャップ4の嵌入箇所に至る以前において、該封印用キャップ4と凹部8の間からの棒状の解除工具Tの侵入を阻止して、該封印用キャップ4の取り外しを初期段階で防止することができる。
また、上記封印容器101では、侵入防止部20を、ケースカバー3の内側面から凹部8の内方に突出する内側延長部21と、該内側延長部21の端部から封止縁部4Bの内側面4bに向けて突出する規制部22とを有する構成とし、かつ規制部22の先端を、封印用キャップ4の封止縁部4Bの内側面4bに形成された嵌合凹部23内に嵌合させるようにした。これにより、図5に直線Lで示すように解除工具Tが挿入されて、規制部22に当接した場合であっても、嵌合凹部23に嵌合された規制部22が固定されて動かず、その結果、該解除工具Tが封印用ねじ7に至ることを強力に阻止することができる。
さらに、上記封印容器101では、ケースカバー3に形成された凹部8と、該凹部8に挿入された封印用キャップ4との間に侵入防止部20を設けるという簡易な構成により、上述した、封印用キャップ4の嵌入箇所に至る以前にて、該封印用キャップ4と凹部8の間から解除工具Tの侵入を阻止できる効果も奏する。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態について、図6を参照して説明する。
これら図6は第2実施形態に係る封印容器102であって、第1実施形態に示される封印容器101と構成を異にするのは、侵入防止部20に薬剤(材料A、材料B)が収容される薬剤収容袋30が設けられている点である。
この薬剤収容袋30は、侵入防止部20の内側延長部21上に配置されるものであって、複数の薬剤収容袋30A、30Bからなる。
また、この薬剤収容袋30は、封印用キャップ4の封止縁部4Bと封印用ねじ7の頭部7Aとを結ぶ直線Lと交差する位置にあり、混合により発熱する薬剤収容袋30が複数(本例では2つの薬剤収容袋30A、30Bが上下に重なるように)設けられている。
そして、これら薬剤収容袋30(30A、30B)には、解除工具Tが突き刺さることで互いが混合された場合に、発熱反応が生じる材料(材料A、材料B)がそれぞれ収容されている。
例えば、薬剤収容袋30Aの材料Aとして「水」が使用され、薬剤収容袋30Bの材料Bとして「酸化カルシウム/アルミニウム粉末」が使用されており、これら材料A、Bが混合された場合には、およそ98℃まで発熱させることができる。
また、他の例では、薬剤収容袋30Aの材料Aとして「水」が使用され、薬剤収容袋30Bの材料Bとして「生石灰」が使用されており、これら材料A、Bが混合された場合には、およそ80〜90℃まで発熱させることができる。
また、他の例では、薬剤収容袋30Aの材料Aとして「水」が使用され、薬剤収容袋30Bの材料Bとして「鉄粉」が使用されており、これら材料A、Bが酸素存在下で混合された場合には、およそ63℃まで発熱させることができる。
また、封印用キャップ4は、薬剤収容袋30内の材料混合により発生する熱により軟化する材料(例えば、耐熱温度が70〜90℃のポリスチレン、耐熱温度が70〜100℃のABS樹脂等の溶融温度が比較的低い材料)が適宜選択及び使用される。
以上のように構成された第2実施形態の封印容器102では、封印用キャップ4の封止縁部4Bと、ねじ7の頭部7Aとを結ぶ直線Lと交差する位置に、混合により発熱する薬剤収容袋30を複数(本例では、2つの薬剤収容袋30A、30Bに材料A、Bをそれぞれ収容)設けるようにした。
一方、封印用キャップ4は、薬剤により発生する熱により軟化する材料(例えば、ポリスチレン、ABS樹脂などの溶融温度が比較的低い材料)により形成するようにした。
そして、これら構成により、直線Lに沿ってドライバ等の解除工具Tが不正に挿入された際には、複数の薬剤収容袋30を突き破り、各薬剤収容袋30内の薬剤が混合され、かつ薬剤混合により発熱反応が生じた場合には、該薬剤収容袋30に接する封印用キャップ4が軟化及び変形する。その後、管理者がこの状態を見ることにより、封印用キャップ4の不正開封が行われたことを認識することができる。
すなわち、第2実施形態の封印容器102では、不正開封がなされた場合に、封印用キャップ4を軟化及び変形させることで、該封印用キャップ4を不正開封した場合の痕跡を確実に残し、当該不正開封の発見を早期かつ確実に行うことができるものである。
さらに、第2実施形態の封印容器102では、仮に、解除工具Tによる薬剤収容袋30の材料A、B混合がなされたかったとしても、封印用キャップ4との間に設けた侵入防止部20によって、該解除工具Tの侵入を阻止して、該封印用キャップ4の取り外しを初期段階で防止することができる。
なお、第2実施形態では、図6に示すように、侵入防止部20に、混合により発熱する薬剤収容袋30が複数(本例では2つの薬剤収容袋30A、30Bが上下に重なるように)設けられているが、これら薬剤収容袋30の個数は、中に収容される発熱材料により変わるものであり、3つに限定されるものではない。
また、上容器と下容器とを連結する封印用ねじは、一方の容器を貫通して他方に至る長さを有するものであればその径路、具体的形状が上記実施形態に限定されるものではない。
また、第2実施形態では、封印用キャップ4を不透明なプラスチック材料により形成しているが、解除工具Tを使って不正開封を試みようとする者を躊躇させるために、該封印用キャップ4の容器1を透明にして、薬剤収容袋30を外部から目視できるようにしても良い。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
本発明は、電子部品(ROM,CPU)及び該電子部品を搭載する基板といった重要部材を内部に収容する封印容器に係り、封印用キャップを外して開封しようとする不正を防止することができる技術に関する。
1 容器
2 ベースカバー(下容器)
3 ケースカバー(上容器)
4 封印用キャップ
4A 胴体部
4B 封止縁部
5 収容空間
6 雌ねじ部
7 封印用ねじ
8 凹部
20 侵入防止部
21 内側延長部
22 規制部
23 嵌合凹部
30(30A、30B) 薬剤収容袋
100 封印容器
101 封印容器
102 封印容器

Claims (5)

  1. 互いに重ねられる上容器と下容器との間に収容空間を形成する容器と、
    互いに重なる上容器と下容器のいずれか一方を貫通する貫通部を経由して他方に至り、これら両容器を連結する封印用ねじと、
    前記貫通部内の前記封印用ねじの頭部を臨むように、前記上容器と下容器のいずれか一方に形成された凹部と、
    該凹部に挿入されて前記上容器または下容器に連結され、前記貫通部内の前記封印用ねじを覆う封印用キャップと、を具備し、
    前記封印用キャップと凹部との間に、これらの間からの棒状体の侵入を阻止する侵入防止部を設けて構成され、
    前記侵入防止部は、前記凹部の内方に突出しかつ前記封印用キャップの縁部に沿う内側延長部と、該内側延長部の端部から前記縁部の内側面に向けて突出して外部からの棒状体侵入を規制する規制部とを有することを特徴とする封印容器。
  2. 前記侵入防止部の規制部の先端は、前記封印用キャップの縁部の内側面に接触されることを特徴とする請求項1に記載の封印容器。
  3. 前記侵入防止部の規制部の先端は、前記封印用キャップの縁部の内側面に形成された嵌合凹部内に嵌合されることを特徴とする請求項1に記載の封印容器。
  4. 前記侵入防止部の内側延長部上に、前記封印用キャップからの棒状体挿入により破壊されて薬剤混合により発熱反応が生じる複数の薬剤収容袋が設置され、
    前記封印用キャップは、前記薬剤収容袋により発生する熱により軟化する材料により形成されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の封印容器。
  5. 前記薬剤収容袋は、前記侵入防止部の内側延長部上に重ねて配置されることを特徴とする請求項4に記載の封印容器。
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