JP6432425B2 - 閂受け装置 - Google Patents

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Description

本発明は、構造物の開口部を蓋体で閉鎖した際、蓋体が備える閂を受けて蓋体の閉鎖状態を保持する閂受け装置に関する。
従来の閂受け装置を図8、図9を参照して説明する。
図8に示すように、箱物等の構造物100は、開口部102を有するとともに、開口部102を開閉する蓋体104を有する。蓋体104の自由端側には、施錠装置106が設けられている。
図9に示すように施錠装置106は、蓋体104の外表面において、軸107の周りで揺動自在に支持された操作レバー108と、操作レバー108の操作に連動する機構部110と、機構部110の作動により、係合位置及び非係合位置の両位置へ移動操作される棒状の閂112とを備えている。
図8に示すように閂受け装置は、構造物100の開口部102の周縁に設けられた壁部101に対して一体的にストライカ116が形成され、ストライカ116に閂112と相対する係止孔118が設けられている。
図9に示すように、操作レバー108を矢印方向に揺動操作すると、実線で示す係合位置に位置する閂112が、二点鎖線で示す非係合位置に位置するように連係されている。すなわち、図9の実線で示す係合位置は、閂112の先端114が係止孔118に対して、閂112が係入された位置である。また、図9の二点鎖線で示す非係合位置は、前記ストライカ116の係止孔118から閂112が抜け出した位置であって、二点鎖線で示す閂112の先端114が係止孔118から離脱した状態となる。なお、図9、図10では、機構部110を構成している部材の一部は説明の便宜上省略されている。
また、施錠装置は、蓋体104において、操作レバー108の近傍に、図示はしないキーシリンダーを備えており、図示しないキーを前記キーシリンダーに挿入して操作することにより、操作レバー108の操作による閂112のロック状態の解除、すなわち、係合位置から非係合位置への操作ができないようにされている。
なお、特許文献1は、戸枠に設けられた錠受け装置が開示されている。この錠受け装置は、戸枠の縦枠部材をストライカと取付ベースのプレート部により挟み着けて戸枠に錠受け装置を固定するようにしている。この構成によって、戸枠への取り付け状態において、ストライカに剥離方向への力が加わった場合、取付ベースと戸枠背面壁との接触部全体に抗力を発生させることにより戸枠の材質が弱い場合でも、錠受け装置の戸枠への固定強度を高めるようにしている。
特開2013−209854号公報
ところで、従来は、ストライカ116が壁部101と一体に設けられているため、蓋体の閉鎖状態における建付調整ができず、蓋体、或いは構造体の大きさのバラツキや建付けによる変化の吸収ができない場合があり、この結果、蓋体の閉まりが悪化する虞があった。
また、施錠装置のキーシリンダによる施錠により、閂112を係合位置に保持した状態であっても、図10に示すように、蓋体104を閂112の係止孔118への挿入方向とは反対方向(図10の矢印方向)に移動すると、閂112の先端114が係止孔118から離脱してしまう。この状態では蓋体104を開けることが可能となり、構造物100内に収納した荷物の盗難防止にはならない問題がある。
なお、特許文献1の錠受け装置は、戸枠に対する取り付け構造に特徴があるが、上記のような場合の対策については、開示されていない。
本発明の目的は、ストライカの建付調整ができるとともに、蓋体が押圧された場合であっても開口部に対する蓋体の閉鎖状態を保持できる閂受け装置を提供することにある。
上記問題点を解決するために、本発明の閂受け装置は、係合位置と非係合位置に移動自在に設けられた閂を、構造物の開口部を開閉する蓋体が備えていて、前記係合位置に位置する閂を受け入れることにより、前記蓋体による前記開口部の閉鎖状態を保持する閂受け装置であって、前記閂を係脱自在に受け入れ自在に設けられた係入部を有するストライカを備えた閂受け装置において、前記構造物の開口部の周縁部には、前記係入部に対する前記閂の係入方向と同方向を含むように形成された取付面を有し、前記ストライカは、前記取付面に対して取付けられるとともに、前記係入部を有し、前記ストライカと前記取付面の少なくともいずれか一方には、前記蓋体が閉鎖状態であって、前記係合位置に位置する閂に対する、前記係入部の相対位置を調整する建付調整部を備え、前記ストライカには、前記蓋体に前記閂の反係入方向への押圧があった際に、前記蓋体に当接して前記閂の前記係入部からの離脱を防止する蓋体係止部を有するものである。
また、前記ストライカは、第1プレート部材と第2プレート部材を含み、前記建付調整部による前記係入部の相対位置の調整は、前記取付面に含まれる方向であって、前記閂の係入方向と同方向及び前記閂の係入方向と直交する方向のうち、少なくともいずれか一方の方向の位置調整を、前記第1プレート部材が前記取付面に対して可能となっていることを含み、前記第2プレート部材は、前記第1プレート部材との協働で、または単独で前記係入部を有し、前記第1プレート部材に、蓋体係止部を有していてもよい。
また、前記建付調整部は、前記取付面及び第1プレート部材に形成されたネジ挿通孔であって、少なくともいずれか一方が長孔としたネジ挿通孔と、両ネジ挿通孔に貫通されたネジとを含むようにしてもよい。
また、前記建付調整部による前記係入部の相対位置の調整は、前記取付面に直交する方向の建付調整を、前記第2プレート部材が可能となっていることを含むようにしてもよい。
また、前記ストライカは、単一の部材からなり、前記建付調整部による前記係入部の相対位置の調整は、前記取付面に含まれる方向であって、前記閂の係入方向と同方向及び前記閂の係入方向と直交する方向のうち、少なくともいずれか一方の方向の位置調整を、前記単一の部材が前記取付面に対して可能となっていることを含むようにしてもよい。
本発明によれば、ストライカの建付調整ができるとともに、蓋体が押圧された場合であっても開口部に対する蓋体の閉鎖状態を保持できる。
一実施形態の構造物において、蓋体を閉鎖状態にした構造物の斜視図。 一実施形態の構造物において、蓋体を開放状態にした構造物の斜視図。 一実施形態の閂受け装置の分解斜視図。 一実施形態の閂受け装置の断面図。 一実施形態の閂受け装置の建付調整の断面図。 他の実施形態の閂受け装置の分解斜視図。 他の実施形態なおいて、取付壁に形成された長孔の説明図。 蓋体を開放状態にした従来例の構造物の斜視図。 従来例において、蓋体が有する閂が閂受け装置に掛け止めされた状態を示す構造物の断面図。 従来例において、蓋体が有する閂が閂受け装置から抜け出た状態を示す構造物の断面図。 (a)〜(e)は、他の実施形態の閂受け装置の略体説明図。
(第1実施形態)
以下、本発明を車両Sに搭載される構造物としての荷室ボックス10が備える閂受け装置に具体化した一実施形態を図1〜図5を参照して説明する。なお、図において矢印FRは車両の前後方向Lのうち、前方を示し、矢印UPは車両の上下方向Hのうち上方を示し、矢印RIは車両の幅方向Wのうち、右方向を示している。
図1に示すように荷室ボックス10は、例えば車両Sの後部の荷台N上に固定されている。荷室ボックス10は、荷室本体20と蓋体としての荷室扉40を備えている。
図2に示すように、荷室本体20は、枠体21と前記枠体21の外面に固定された前壁板22、左壁板23、右壁板24、底壁板25及び上壁板26から構成されている。各壁板22〜26は金属製パネルからなる。
枠体21は、下部枠30と、下部枠30から立設された複数の縦枠材32と、縦枠材32の上端間を連結した複数の連結枠材33とを備えている。また、下部枠30の左右両枠材の中間部位から立設した縦枠材32の上端間には、上部枠材34が架設されており、上部枠材34及び上壁板26の下方に配置された連結枠材33に対して前記上壁板26が固定されている。前記枠体21を構成する各枠材は、金属(例えば、鋼材、アルミ材)からなり、L型の型材で形成されている。
図2に示すように荷室本体20の後部には、下部枠30の一部を構成するとともに、左右に延出された下部後枠材27、最後方に位置する左右一対の縦枠材32、該縦枠材32の上端部に連結された連結枠材33、及び上部枠材34で囲まれた開口部35を有する。前記左右に延出された下部後枠材27、最後方に位置する左右一対の縦枠材32、該縦枠材32の上端部に連結された連結枠材33、及び上部枠材34において、前記開口部35に接する部位は、構造物の開口部の周縁部に相当する。
開口部35により、荷室ボックス10の荷室Rは、車両の前後方向Lにおいて、後方に大きく開放可能とされている。荷室扉40は、開口部35を開閉する跳ね上げ式の扉であって、上壁板26の上面に対して複数のヒンジ28を介して上下に回動可能に連結されている。荷室扉40は、開口部35の上部を覆う上部覆板部36と、開口部35の中間部及び下部を覆う平板部37を有している。
図1に示すように、荷室扉40は、開口部35を閉鎖状態とする位置と、図2に示す開放状態とする位置の間で、開閉自在にされている。開口部35を閉塞状態のときに開口部35の下部に位置する荷室扉40の下端は、自由端とされ、その荷室扉40の自由端側には、施錠装置41が設けられている。また、荷室扉40の平板部37には、最後方の縦枠材32の後面の外側方を覆うカバー片49aと、下部後枠材27の後面(取付面29)を下方から覆うカバー片49bを有している。
荷室扉40の閉鎖状態において、カバー片49bの先端は、後述するストライカ52の第1プレート部材53における突片58に対向するように荷室本体20側に延出して配置されている。
図4、図5に示すように施錠装置41は、荷室扉40の外表面において、軸42の周りで揺動自在に支持された操作レバー43と、荷室扉40の自由端側に設けられた機構部ケース47内に納められた機構部44及び四角柱状の閂45とを備えている。機構部44の下部は、閂45が機構部ケース47から下方へ突出するための開口48を有する。
機構部44は、公知の構成のため、機構部44の詳細な説明は省略する。また、図4、図5においては、機構部44の一部の構成が省略して図示されている。
図4に示すように操作レバー43が非操作状態の場合には、閂45の先端46は、前記開口48から機構部ケース47の外方へ突出されるとともに、この状態で機構部44が備えている図示しない弾性部材(例えば、バネ)にて、閂45が開口48から突出する方向へ付勢されていて、この突出状態が保持されている。本実施形態において、閂45が突出する方向は係入方向に相当し、その反対方向が反係入方向に相当する。この実線で示す閂45の先端46の位置が、閂45の係合位置としている。この係合位置に位置する閂45の機構部ケース47の開口48からの突出量a(図4参照)は、一定としている。
なお、閂45の先端46から前面側は、断面円弧状の曲面を有しており、荷室扉40が閉鎖方向に移動した際に、後述する第2プレート部材54のガイド片64に当接した際、前記弾性部材の弾性力に抗しながら円滑に摺接して反突出方向へ移動するようにされている。
図4に示す矢印方向に操作レバー43が回動操作されると、機構部44を介して閂45の先端46が開口48内に没することが可能である。開口48内に没した状態及びその状態のときにおける閂45の先端46の位置は、図4において、二点鎖線で示され、このときの先端46の位置が閂45の非係合位置としている。
また、施錠装置41は、荷室扉40において、操作レバー43の近傍に、図示はしないキーシリンダーを備えており、図示しないキーを前記キーシリンダーに挿入してロック操作することにより、操作レバー43及び機構部44の作動をロックして、操作レバー43の操作による閂45の係合位置から非係合位置への移動を不能にしている。
また、前記キーシリンダーに挿入した図示しないキーをアンロック操作することにより、操作レバー43及び機構部44のロックを解除して、操作レバー43の操作による閂45の係合位置からの非係合位置への移動を許容するようにしている。
図2に示すように閂受け装置50は、荷室本体20の下部後枠材27の取付面29に設けられたストライカ52を備えている。図3に示すように取付面29は、上下方向H及び車両の幅方向Wに沿った平面である。また、取付面29において、閉鎖状態の荷室扉40の施錠装置41の下方に位置する部位には、ネジ挿通孔としての一対の長孔29aが幅方向Wに延出するように透設されるとともに、該幅方向Wにおいて相互に離間して配置されている。
図3に示すように、ストライカ52は、下部後枠材27に取付けられた第1プレート部材53と、第1プレート部材53に取付けられた第2プレート部材54とから構成されている。第1プレート部材53は、幅方向Wに延びる取付壁55と、取付壁55の左右両端上部から車両後方へ突出した一対の取付片56、57と、取付壁55の下部から車両後方へ突出した突片58を備えている。突片58は、蓋体係止部の一例である。また、幅方向Wに離間した取付片56、57間は、空隙Mが形成されている。
第1プレート部材53は、左右両端に上下方向Hに延出されたネジ挿通孔としての一対の長孔53aを有していて、該長孔53aを下部後枠材27の一対の長孔29aに相対して配置した状態で、ネジ部材としてのボルト59が挿通されて、該ボルト59及びナット59aにより、取付面29に対して締結されている。
前記長孔29a、53a、ボルト59及びナット59aは、建付調整部に相当する。また、建付調整部としての長孔29a、53aにより、取付面29に含まれる方向であって、閂45の係入方向と同方向(すなわち、上下方向H)及び閂45の係入方向と直交する方向(すなわち、幅方向W)の両方の方向の位置調整を、第1プレート部材53が取付面29に対して可能となっている。
また、この締結作業時において、第1プレート部材53は、長孔53aが許容する範囲で上下方向Hの取付け調整が可能であるとともに、長孔29aが許容する範囲で幅方向Wの取付け調整が可能である。
長孔53aによる上方向へのストライカ52の建付調整の限度として、ストライカ52の第2プレート部材54が、機構部ケース47の下部に当接しないように、長孔53aが形成されていることが好ましい。
また、長孔53aによるストライカ52の下方向への建付調整の限度として、ストライカ52に対する閂45の掛り代c(図4参照)がなくならないように、長孔53aが形成されている。
取付片56、57には、前後方向Lに延出された一対の長孔56a、57aが透設されている。
第2プレート部材54は、幅方向Wに延出されるとともに左右両端に一対の透孔54aが形成されている。第2プレート部材54は、各透孔54aと第1プレート部材53の長孔56a,57aに相対した状態でボルト63が挿通されて、このボルト60及びナット60aにより、第1プレート部材53に対して締結されている。また、この締結作業時において、第2プレート部材54は、長孔56aが許容する範囲で前後方向L(すなわち、取付面29に直交する方向)の取付け調整が可能である。長孔56a、57a、ボルト60及びナット60aは、建付調整部に相当する。
第2プレート部材54の幅方向Wにおける中間部の部位において、前部側は凹部62が形成されている。第2プレート部材54の凹部62に臨む中間部は、その前縁に下方へ向かう折曲片63が形成されるとともに、後縁に下後方へ斜状に向かうガイド片64が形成されている。折曲片63及びガイド片64が設けられていることにより、中間部の剛性が高められている。
図2に示すように、第2プレート部材54の凹部62を仕切る部位と、第1プレート部材53の空隙Mを仕切る部位との間で形成される係入孔66は、係入部に相当する。
係入孔66は、荷室扉40が閉鎖状態の場合において施錠装置41の開口48から突出した閂45の係入が可能に閂45と相対配置されている。
(実施形態の作用)
次に、実施形態の作用を図4及び図5を参照して説明する。
なお、ストライカ52は、第1プレート部材53に対して第2プレート部材54をボルト63及びナット60aにて緩く締付けて仮取付け状態にするとともに、第1プレート部材53は、荷室本体20の下部後枠材27の取付面29に対してボルト59及びナット59aにて緩く締付けて仮取付け状態にしておく。
この状態で、荷室扉40を荷室本体20に対して、ヒンジ28を介して組み付ける際、図4に示すように機構部ケース47の下面と第2プレート部材54の間の隙間距離bを調整する。すなわち、この隙間距離bの調整は、長孔53aが許容する範囲で第1プレート部材53を上下方向Hに移動して行う。隙間距離bが決定した場合、合わせて、第1プレート部材53の幅方向Wにおける取付面29に対する位置を長孔29aが許容する範囲で調整する。
この調整後の隙間距離b及び第1プレート部材53の幅方向Wにおける取付面29に対する調整後の位置を保持するようにして、第1プレート部材53を取付面29に対してボルト59及びナット59aにて固く締結する。
このようにして、第1プレート部材53を取付面29に対して取付け固定した後、第2プレート部材54の前後方向Lの位置調整を、長孔56a、57aが許容する範囲で行う。このように調整した後は、第2プレート部材54の前後方向Lにおける第1プレート部材53に対する調整後の位置を保持するようにして、第2プレート部材54を第1プレート部材53に対してボルト60及びナット60aにて固く締結する。
上記のようにして機構部ケース47(荷室扉40)と第2プレート部材54との隙間距離bを確保すると、荷室扉40のカバー片49bと突片58との位置関係が相対的に決定され、すなわち、カバー片49bと突片58との距離dが相対的に決定される。
なお、長孔53aによるストライカ52の下方向への建付調整の限度として、ストライカ52に対する閂45の掛り代c(図4参照)がなくならないように、長孔53aが形成されていることから、この距離dは、d<cの関係となっている。
この結果、荷室扉40が閉鎖状態で閂45が係合位置に位置している場合、閂45が、係入孔66に係入されていると、掛り代cが確保されているため、荷室扉40が開くことはない。
従って、閉鎖状態の荷室扉40において、施錠装置41の図示しないキーシリンダーにより、操作レバー43及び機構部44がロックされているとき、図5の二点鎖線で示す位置から実線で示す位置へ荷室扉40を持ち上げて押圧されても、カバー片49bが突片58に係止する。この図5の二点鎖線で示す位置から実線で示す位置へ荷室扉40を持ち上げる方向は、閂45の反係入方向に相当する。
このようにされた場合、図5において閂45は二点鎖線で示す位置から、実線で示す位置まで上動するが、この上動(移動)に要する距離d(図4参照)よりも、掛り代cの方が長いため、閂45が係入孔66から離脱して外れることがない。
また、ストライカ52の第2プレート部材54は、前後方向Lへの位置調整が行うことができるため、荷室扉40のバラツキ、取付け状態等に応じて、荷室扉40の引き込み調整が可能となる。
本実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)本実施形態の閂受け装置50は、荷室ボックス10(構造物)の開口部35の周縁部に、係入孔66(係入部)に対する閂45の係入方向と同方向を含むように形成された取付面29を有する。また、ストライカ52は、取付面29に対して取付けられるとともに、係入孔66(係入部)を有し、ストライカ52と取付面29の両方には、荷室扉40(蓋体)が閉鎖状態であって、係合位置に位置する閂45に対する、係入孔66の相対位置を調整する長孔29a、53a(建付調整部)を備えている。
また、ストライカ52には、荷室扉40(蓋体)に閂45の反係入方向への押圧があった際に、荷室扉40(蓋体)に当接して閂45の係入孔66(係入部)からの離脱を防止する突片58(蓋体係止部)を有している。
この結果、本実施形態によれば、ストライカの建付調整ができるとともに、荷室扉(蓋体)が押圧された場合であっても開口部に対する蓋体の閉鎖状態を保持できる。
(2)本実施形態の閂受け装置50では、ストライカ52は、第1プレート部材53と第2プレート部材54を備えている。
また、長孔29a、53a(建付調整部)による係入孔66(係入部)の相対位置の調整は、取付面29に含まれる方向であって、閂45の係入方向と同方向及び閂45の係入方向と直交する方向の両方の方向の位置調整を、第1プレート部材53が取付面29に対して可能となっている。また、第2プレート部材54は、第1プレート部材53との協働で係入孔66(係入部)を形成している。また、第1プレート部材53に、蓋体係止部としての突片58を有している。
この結果、本実施形態によれば、第1プレート部材53と第2プレート部材54を含むストライカ52による簡単な構成によって、ストライカの建付調整ができるとともに、荷室扉(蓋体)が押圧された場合であっても開口部に対する蓋体の閉鎖状態を保持できる。また、本実施形態によれば、取付面29に含まれる方向であって、閂45の係入方向と同方向及び閂45の係入方向と直交する方向の両方の方向の位置調整を行うことができる。
(3)本実施形態の閂受け装置50では、建付調整部は、取付面29及び第1プレート部材53に形成されたネジ挿通孔としての長孔29a、53aと、両長孔29a、53aに貫通されたネジを含む。この結果、本実施形態によれば、(2)の効果を簡単な構成によって実現できる。
(4)本実施形態の閂受け装置50では、取付面29に直交する方向の建付調整を、第2プレート部材54が可能となっている。この結果、本実施形態によれば、取付面29と直交する方向において、建付調整を行うことができる。
(第2実施形態)
次に第2実施形態を、図6を参照して説明する。なお、第1実施形態の構成と同一構成及び相当する構成については、同一符号を付し、第1実施形態と異なる構成について説明する。第1実施形態では、建付調整部として、取付面29には、長孔29aを形成し、第1プレート部材53の取付壁55には長孔53aをそれぞれ形成した。
図6に示すように、それに対して、本実施形態では、取付面29には、長孔29aに代えてネジ挿通孔としての円形の透孔29bが設けられている。
また、第1プレート部材53の取付壁55には、長孔53aに代えて、幅方向Wに延びる複数の長孔53bを上下方向に並設し、各長孔53bを連通する連通部53cが第1プレート部材53の取付壁55に設けられたところが、第1実施形態と異なっている。
図6では図示していないが、連通部53cは、第1実施形態のボルト59が挿入された状態で、各長孔53b間を移動可能の大きさである。長孔53b、及び連通部53cは、ネジ挿通孔及び建付調整部に相当する。
また、本実施形態では、第1実施形態の第1プレート部材53には、長孔56a、57aの代わりに、円形の透孔56b、57bが形成され、第2プレート部材54には、透孔54aの代わりに、取付面29と直交する前後方向Lに延びる長孔54bが形成されている。長孔54bは、ネジ挿通孔及び建付調整部に相当する。
なお、図6では図示はしていないが、第2実施形態においても、第1実施形態と同様に閂受け装置50は、建付調整部としてのボルト59、60、ナット59a、60aを有する。前記ボルト59は、透孔29b、長孔53b、連通部53cを挿入可能となっている。また、ボルト60は、長孔54b、透孔56b、57bを挿入可能となっている。
上記のように構成した場合にも、第1実施形態と同様の作用効果を実現できる。
(第3実施形態)
次に、第3実施形態を、図7を参照して説明する。本実施形態では、第1実施形態の構成中、取付面29と、第1プレート部材53の取付壁55に対して、長孔29a、53aを上下方向に対して斜状に配置し、かつ、両長孔29a、53aを交差するように形成したものである。このようにしても、第1実施形態と同様の効果を奏する。
なお、本実施形態は以下のように変更してもよい。
・第1実施形態の長孔29aを第1プレート部材53の取付壁55に設け、その代わりに第1実施形態の長孔53aを取付面29に設けてもよい。この実施形態を第1実施形態の変形例1という。
・第1実施形態の第1プレート部材53の長孔56a、57aを、第2プレート部材54に設け、その代わりに、第2プレート部材54の透孔54aを、第1プレート部材53の取付片56、57に設けてもよい。
・図6に示す第2実施形態の第1プレート部材53の透孔29bを第2プレート部材54の取付壁55に設け、その代わりに、第2プレート部材54の長孔53b、及び連通部53cを取付面29に設けてもよい。
・図6に示す第2実施形態の第1プレート部材53の透孔56b、57bを、第2プレート部材54に設け、その代わりに、長孔54bを第1プレート部材53の取付片56、57に設けてもよい。
・図11(a)、図11(b)に示すように閂受け装置50を構成してもよい。図11(a)、図11(b)は、ストライカ52を単一のプレート部材にて構成したものであって、横断面がコ字状に形成されて、取付面29に取付けられる取付壁155と、取付壁155の上下両端から後方へ突出した上部片156及び下部片157が設けられている。上部片156には、閂が係入する係入孔(図示しない)が上下方向に貫通形成されている。また、取付面29、及び取付壁155には、第1実施形態、または第1実施形態の変形例1の長孔29a、53aと同様に長孔が設けられている。このようにすると、上下方向Hと幅方向Wのいずれにも建付調整が可能となる。
また、いずれか一方の長孔を円形の透孔にした他方のみを長孔としてもよい。
図11(a)は、取付面29及び取付壁155のいずれか一方に上下方向に延びる長孔53aを設けて他方に円形の透孔を設けることにより、上下方向Hの建付調整が可能であることを示す。また、図11(b)は、取付面29及び取付壁155のいずれか一方に幅方向Wに延びる長孔29aを設けて他方に円形の透孔を設けることにより、幅方向Wの建付調整が可能であることを示す。
・図11(c)〜図11(e)に示すように閂受け装置50を構成してもよい。なお、図11(c)〜図11(e)は、第1実施形態のさらなる変形例であって、要部の構成のみを図示したものである。
図11(c)は、ストライカ52が、少なくとも上下方向Hに調整できる例であって、取付面29及び取付壁55のいずれか一方に上下方向に延びる長孔53aを設けて他方に円形の透孔を設けることにより、上下方向Hの建付調整が可能であることを示す。
図11(d)は、ストライカ52が、少なくとも幅方向Wに調整できる例であって、取付面29及び取付壁55のいずれか一方に幅方向Wに延びる長孔29aを設けて他方に円形の透孔を設けることにより、幅方向Wの建付調整が可能であることを示す。
図11(e)は、ストライカ52が、少なくとも前後方向Lに調整できる例であって、取付片56、57及び第2プレート部材54のいずれか一方に前後方向Lに延びる長孔を設けて他方に円形の透孔を設けることにより、前後方向Lの建付調整が可能であることを示す。
・前記実施形態では、閂を角柱状としたが、先端をフック状に形成して、係止部に係脱可能に配置してもよい。また、閂の形状は、例えば円柱状、棒状であってもよく、その形状は限定されるものではない。
・前記実施形態では、第2プレート部材54は、第1プレート部材53との協働で係入孔66(係入部)を形成したが、係入孔を第2プレート部材54にのみ設けてもよい。
・前記実施形態では、ストライカ52を、プレート部材構成したが、ブロックで形成してもよい。この場合、ブロックに係入部として、有底の係入穴に形成してもよい。
また、図11(a)及び図11(b)の例において、ストライカ52をブロックで構成した場合、ブロックの下面が、突片58と同様の蓋体係止部となる。
・前記実施形態では、荷室扉40は、上下動する跳ね上げ式としたが、跳ね上げ式に限定するものではない。例えば、右方または左方に開く片開き式の扉、或いは下方へ回動することにより、開口部35を開放するとともに、開放した状態から上方へ回動することにより、開口部35を閉鎖状態にする扉であってもよい。
10…荷室ボックス、20…荷室本体、21…枠体、22…前壁板、
23…左壁板、24…右壁板、25…底壁板、26…上壁板、
27…下部後枠材、28…ヒンジ、29…取付面、
29a…長孔(ネジ挿通孔、建付調整部)、30…下部枠、
32…縦枠材、33…連結枠材、34…上部枠材、35…開口部、
36…上部覆板部、37…平板部、40…荷室扉(蓋体)、
41…施錠装置、42…軸、43…操作レバー、44…機構部、
45…閂、46…先端、47…機構部ケース、48…開口、
49a、49b…カバー片、50…閂受け装置、52…ストライカ、
53…第1プレート部材、53a…長孔(ネジ挿通孔、建付調整部)、
53b…長孔(ネジ挿通孔、建付調整部)、
53c…連通部(ネジ挿通孔、建付調整部)、54…第2プレート部材、
54a…透孔、54b…長孔(ネジ挿通孔、建付調整部)、
55…取付壁、56、57…取付片、58…突片(蓋体係止部)、
59、60…ボルト(建付調整部)、
59a、60a…ナット(建付調整部)、62…凹部、63…折曲片、
64…ガイド片、66…係入孔(係入部)、
100…構造物、101…壁部、102…開口部、104…蓋体、
106…施錠装置、107…軸、108…操作レバー、
110…機構部、112…閂、114…先端、116…ストライカ、
118…係止孔、155…取付壁、156…上部片、157…下部片、
M…空隙、N…荷台、S…車両、R…荷室、
a…突出量、b…隙間距離、c…掛り代、d…距離。

Claims (5)

  1. 係合位置と非係合位置に移動自在に設けられた閂を、構造物の開口部を開閉する蓋体が備えていて、前記係合位置に位置する閂を受け入れることにより、前記蓋体による前記開口部の閉鎖状態を保持する閂受け装置であって、前記閂を係脱自在に受け入れ自在に設けられた係入部を有するストライカを備えた閂受け装置において、
    前記構造物の開口部の周縁部には、前記係入部に対する前記閂の係入方向と同方向を含むように形成された取付面を有し、
    前記ストライカは、前記取付面に対して取付けられるとともに、前記係入部を有し、
    前記ストライカと前記取付面の少なくともいずれか一方には、前記蓋体が閉鎖状態であって、前記係合位置に位置する閂に対する、前記係入部の相対位置を調整する建付調整部を備え、
    前記ストライカには、前記蓋体に前記閂の反係入方向への押圧があった際に、前記蓋体に当接して前記閂の前記係入部からの離脱を防止する蓋体係止部を有し、
    前記ストライカは、第1プレート部材と第2プレート部材を含み、
    前記建付調整部による前記係入部の相対位置の調整は、前記取付面に含まれる方向であって、前記閂の係入方向と同方向及び前記閂の係入方向と直交する方向のうち、少なくともいずれか一方の方向の位置調整を、前記第1プレート部材が前記取付面に対して可能となっていることを含み、
    前記第2プレート部材は、前記第1プレート部材との協働で、または単独で前記係入部を有し、
    前記第1プレート部材に、前記蓋体係止部を有する閂受け装置。
  2. 前記建付調整部は、前記取付面及び前記第1プレート部材に形成されたネジ挿通孔であって、少なくともいずれか一方が長孔としたネジ挿通孔と、両ネジ挿通孔に貫通されたネジ部材とを含む請求項に記載の閂受け装置。
  3. 前記建付調整部による前記係入部の相対位置の調整は、前記取付面に直交する方向の建付調整を、前記第2プレート部材が可能となっていることを含む請求項または請求項に記載の閂受け装置。
  4. 係合位置と非係合位置に移動自在に設けられた閂を、構造物の開口部を開閉する蓋体が備えていて、前記係合位置に位置する閂を受け入れることにより、前記蓋体による前記開口部の閉鎖状態を保持する閂受け装置であって、前記閂を係脱自在に受け入れ自在に設けられた係入部を有するストライカを備えた閂受け装置において、
    前記構造物の開口部の周縁部には、前記係入部に対する前記閂の係入方向と同方向を含むように形成された取付面を有し、
    前記ストライカは、前記取付面に対して取付けられるとともに、前記係入部を有し、
    前記ストライカと前記取付面の少なくともいずれか一方には、前記蓋体が閉鎖状態であって、前記係合位置に位置する閂に対する、前記係入部の相対位置を調整する建付調整部を備え、
    前記蓋体には、前記取付面を覆うカバー片を有し、
    前記ストライカには、前記蓋体に前記閂の反係入方向への押圧があった際に、前記蓋体の前記カバー片に当接して前記閂の前記係入部からの離脱を防止する蓋体係止部を有し、
    前記蓋体が閉鎖状態であって、前記カバー片と前記蓋体係止部との距離よりも、前記ストライカに対する前記閂の掛り代の方が長くなっている閂受け装置。
  5. 前記ストライカは、単一の部材からなり、
    前記建付調整部による前記係入部の相対位置の調整は、前記取付面に含まれる方向であって、前記閂の係入方向と同方向及び前記閂の係入方向と直交する方向のうち、少なくともいずれか一方の方向の位置調整を、前記単一の部材が前記取付面に対して可能となっていることを含む請求項に記載の閂受け装置。
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