JP6431147B1 - 電気化学デバイス - Google Patents

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Abstract

【課題】蓄電装置全体の小型化及び軽量化を確保しながら、リチウムの発火による火災を初期消火で抑制することができる電気化学デバイスを提供する。
【解決手段】電気化学デバイス1は、負極12、セパレータ13及び正極11を積層してなる電極積層体10と、所定温度に達すると燃焼してエアロゾルを発生させる消火薬剤40と、リチウムイオン含有電解質を含み、電極積層体及び消火薬剤を浸漬する電解液と、電極積層体、消火薬剤及び電解液を収納する外装体20と、を含む。
【選択図】図2

Description

本発明は、電気化学デバイスに関し、特に、デバイス内に初期消火機能を有する電気化学デバイスに関する。
例えば動力、発電などの種々の用途のために、高エネルギー密度及び高出力特性を有する蓄電装置の開発が行われている。このような蓄電デバイスの例として、リチウムイオンキャパシタやリチウムイオン電池のような、リチウムを含む電気化学デバイスが挙げられる(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−67105号公報
この種の電気化学デバイスにおいては、エネルギー密度及び出力特性が高いほど、内部短絡が生じた時に大電流が流れ、それに伴って急激な発熱が生じる。かかる発熱により、リチウムが発火し、火災が発生するおそれがある。
このようなデバイスの発熱を抑制するべく、電気化学デバイスの外部に冷却システムを付設することが考えられるものの、このような冷却システムは装置全体の大型化や重量の増加を招く。
そこで、本発明は、蓄電装置全体の小型化及び軽量化を確保しながら、リチウムの発火による火災を初期消火で抑制することができる電気化学デバイスを提供することを目的とする。
上述した課題を解決すべく、本発明は、負極、セパレータ及び正極を積層してなる電極積層体と、所定温度に達すると燃焼してエアロゾルを発生させる消火薬剤と、リチウムイオン含有電解質を含み、前記電極積層体及び前記消火薬剤を浸漬する電解液と、前記電極積層体、前記消火薬剤及び前記電解液を収納する外装体と、を含むことを特徴とする電気化学デバイスを提供する。
上記のように、本発明の電気化学デバイスは、所定温度に達すると燃焼してエアロゾルを発生させる消火薬剤が、電解液に接触した状態で内蔵される点に最大の特徴を有する。
また、上記のような構成を有する本発明の電気化学デバイスでは、前記負極にリチウムをドープするためのリチウム源(例えばリチウム箔)を更に具備すること、が好ましい。
また、上記のような構成を有する本発明の電気化学デバイスでは、前記消火薬剤が、前記セパレータと、前記正極及び前記負極のうちの少なくとも一方と、の間に設けられていること、が好ましい。
また、上記のような構成を有する本発明の電気化学デバイスでは、前記消火薬剤が、シート状に成型され、前記セパレータにおける前記正極側の面上及び前記負極側の面上のうちの少なくとも一方に設けられていること、が好ましい。
また、上記のような構成を有する本発明の電気化学デバイスでは、前記消火薬剤が塩素酸カリウムを含み、DSC評価(100〜400℃、10℃毎分昇温)吸熱ピーク総量が100J/g〜900J/gであること、が好ましい。
本発明によれば、蓄電装置全体の小型化及び軽量化を確保しながら、リチウムの発火による火災を初期消火で抑制することができる電気化学デバイスを提供することができる。
本発明の代表的な実施形態に係るリチウムイオンキャパシタ1の外観を示す概略図である。 図1のA−A線断面図である。 図1のリチウムイオンキャパシタ1の製造工程のうち、正極11、負極12、及びセパレータを積層して電極ユニット10を作製する工程の説明図である。 図1のリチウムイオンキャパシタ1の製造工程のうち、電極ユニット10及びリチウムイオン源30を外装容器20に収納する工程の説明図である。 図1のリチウムイオンキャパシタ1の製造工程のうち、外装容器20に電解液を注入し、外装容器20を封止する工程の説明図である。
以下、図面を参照し、本発明の代表的な実施形態として、リチウムイオンキャパシタの例を用いて詳細に説明する。ただし、本発明はリチウムイオンキャパシタに限定されるものではない。また、本発明はこれら図面に限定されるものではない。なお、図面は、本発明を概念的に説明するためのものであるから、理解容易のために、必要に応じて寸法、比又は数を誇張又は簡略化して表している場合もある。
一般に、リチウムイオンキャパシタは、ハイブリッドキャパシタに属する電気化学デバイスである。リチウムイオンキャパシタでは、正極を構成する材料として、電気二重層キャパシタの電極として用いられる活性炭電極が使用され、負極を構成する材料として、リチウムイオン二次電池の負極に使用されている炭素系電極が使用される。そして、リチウムイオンキャパシタは、負極にリチウムが予め(乃至は使用前に)吸蔵(プレドープ)された状態で、蓄電デバイスとして使用される。
また、リチウムイオンキャパシタは、ラミネート型セルと円筒型セルとに大別されるが、ここでは、ラミネート型のリチウムイオンキャパシタを例に説明することとする。もっとも、本発明は、円筒型のリチウムイオンキャパシタにも適用可能である。
[リチウムイオンキャパシタの構成]
図1及び図2を参照して、本実施形態に係るリチウムイオンキャパシタ1の構成を説明する。本実施形態のリチウムイオンキャパシタ1は、図2に示すように、外装体(外装容器)20、電極積層体(電極ユニット)10、電解液、及び消火薬剤40を含んで構成される。リチウムイオンキャパシタ1では、電極ユニット10に含まれる負極12にリチウムイオンを吸蔵させるために、リチウムイオン源30が用いられる。以下、これら各要素を詳述する。
(外装容器)
外装容器20は、外装体の一例であり、電極ユニット10、消火薬剤40、及び電解液を収納する。外装容器20は、外装フィルム21,22をそれぞれの外周縁部21A,22Aで相互に気密に接合することで形成される。
ここでは、外装フィルム21,22として、矩形のラミネートフィルムが用いられるが、これに限られない。外装フィルム21,22における中央部分には、絞り加工が施されており、これにより、外装容器20の内部には、電極ユニット10の収容空間が形成される。外装容器20としては、例えば金属製の外装缶を用いることもできる。
(電極ユニット)
電極ユニット10は、電極積層体の一例であり、負極、セパレータ及び正極を積層することで形成される。具体的に、電極ユニット10は、複数の正極11及び複数の負極12がセパレータを介して交互に積層されて構成されている。
以下、個々の負極12、正極11及びセパレータ13について説明する。
<負極>
負極12は、シート状の電極であり、負極集電体12Aと、その表面に設けられた負極活物質12Bと、を含んで構成されている。負極集電体12Aの各々は、外装容器20の一端に設けられた負極端子52と電気的に接続されている。
負極集電体12Aは、シート状ないし薄膜状の多孔質であり、例えばエキスパンドメタル、パンチングメタル、金属網、発泡体、あるいは、エッチングにより貫通孔が形成された多孔質箔等の形態を取る。負極集電体12Aの材質の具体例としては、ステンレス、銅、ニッケル等が挙げられる。
負極集電体12Aの孔の形状は、例えば円形、矩形等の多角形、その他の形状に設定することができる。かかる孔の形態及び数は、後述する電解液中のリチウムイオンが集電体に遮断されることなく電極の表裏間を移動できるように、適宜設定される。また、負極集電体12Aの厚みは、例えば出力密度、強度及び軽量化の観点から、適宜設定される。
負極活物質12Bは、リチウムイオンを可逆的に担持可能な活物質を含有しており、追って述べるドーピングによりリチウムイオンを保持することとなる。負極活物質12Bとしては、例えば黒鉛(グラファイト)等を用いることができる。
本実施形態において、負極活物質12Bは、負極集電体12Aの表面上に設けられる。負極活物質12Bの厚みは、得られるリチウムイオンキャパシタ1に十分なエネルギー密度を確保されるよう、正極11の厚みとのバランスを考慮して設定される。
負極活物質12Bは、例えば、負極活物質粉末及びバインダーが水系媒体又は有機溶媒中に分散されてなるスラリーを調製し、このスラリーを負極集電体12Aの表面に塗布して乾燥することによって形成される。あるいは、上記スラリーを予めシート状に成形し、得られる成形体を負極集電体12Aの表面に貼り付けてもよい。なお、必要に応じて導電性助剤が使用されてもよい。
バインダーとしては、例えばスチレンブタジエンゴム(SBR)等のゴム系バインダーや、アクリル系バインダー、ポリ四フッ化エチレン、ポリフッ化ビニリデン等のフッ素系樹脂、ポリプロピレン、ポリエチレン等の熱可塑性樹脂が挙げられる。バインダーの使用量は、負極活物質12Bの種類や電極形状等により適宜設定されてよい。
導電性助剤としては、例えばアセチレンブラック、金属粉末等が用いられてもよい。この導電性粉末の使用量は、負極活物質12Bの電気伝導度、電極形状等に応じて適宜設定される。
<正極>
正極11は、シート状の電極であり、正極集電体11Aと、その表面に設けられた正極活物質11Bと、を含んで構成されている。正極集電体11Aの各々は、外装容器20の一端に設けられた正極端子51と電気的に接続されている。
正極集電体11Aは、シート状ないし薄膜状の多孔質であり、例えばエキスパンドメタル、パンチングメタル、金属網、発泡体、あるいは、エッチングにより貫通孔が形成された多孔質箔等の形態を取る。正極集電体11Aの材質としては、例えばアルミニウム、ステンレスが挙げられる。
正極集電体11Aの孔の形状は、例えば円形、矩形等の多角形、その他の形状に設定することができる。かかる孔の形態及び数は、後述する電解液中のリチウムイオンが集電体に遮断されることなく電極の表裏間を移動できるように、適宜設定される。また、正極集電体11Aの厚みは、例えば出力密度、強度及び軽量化の観点から、適宜設定される。
正極活物質11Bは、アニオンを可逆的に担持できる正極活物質11Bを含有している。正極活物質11Bとしては、例えば活性炭、カーボンナノチューブ等を用いることができる。
正極活物質11Bは、負極活物質12Bと同様の方法によって形成することができる。また、正極活物質11Bの厚みは、得られるリチウムイオンキャパシタ1に十分なエネルギー密度が確保されるよう負極活物質12Bの厚みとのバランスで設計される。
<セパレータ>
セパレータ13は、正極11と負極12との間に介在するシート材である。セパレータ13としては、電解液、正極活物質11B、及び負極活物質12Bに対して耐久性があり、電気伝導性の小さい織布又は不織布からなる多孔体を用いることができる。セパレータ13の材質としては、例えば、セルロース(紙)、ポリエチレン、ポリプロピレン、セルロース/レーヨン、エンジニアプラスチック・スーパーエンジニアプラスチック等の熱可塑性樹脂、ガラス繊維を用いることができる。
ここで、本実施形態のセパレータ13の表面には、消火薬剤40の層が形成されている。消火薬剤40は、所定温度に達すると燃焼してエアロゾルを発生させる。ここで、所定温度は、例えば、リチウム金属の発火温度を踏まえ、150℃〜180℃に設定されてもよい。また、消火薬剤40の層は、セパレータ13の表面をほぼ覆うように形成され、ほぼ均一の厚みを有する。
本実施形態では、消火薬剤40は、セパレータ13の両面に形成されているが、セパレータ13の片面に消火薬剤40が配置されていてもよい。また、消火薬剤40は、全てのセパレータ13に設けられている必要はなく、一部分のセパレータ13に設けられてもよい。即ち、セパレータ13の面の法線方向からみた場合に、消火薬剤40の層は、セパレータ13の全面にわたって連続して存在していても、例えば島(アイランド)状に不連続に存在していてもよい。本発明の効果をより確実に得るという観点からはセパレータ13の全面にわたって連続して存在しているのが好ましい。
また、消火薬剤40は、セパレータ13に付着している必要はなく、セパレータ13から独立してセパレータ13と電極との間に介在するだけでもよい。つまり、消火薬剤40は、外装容器20内において、電解液に接触する位置に配置されていればよい。
消火薬剤40は、電解液と接触しても、溶解せず、化学的な性質を変化させないものであることが望ましい。例えば、消火薬剤40は、塩素酸カリウムを含み、DSC評価(100〜400℃、10℃毎分昇温)吸熱ピーク総量が100J/g〜900J/gであることが好ましい。消火薬剤40の具体的な組成については追って述べる。
<リチウムイオン源>
外装容器20には、電極ユニット10とともに、膜状のリチウムイオン源30が収納されてもよい。リチウムイオン源30は、負極にリチウムをドープするために使用され、例えば箔やシート状のリチウム金属31、及びリチウム極集電体32を含む。リチウム金属31は、リチウム極集電体32に付着され、リチウム極集電体32は、負極端子52に電気的に接続される。
リチウム金属31の寸法(体積)は、負極活物質12Bにドーピングされるリチウムイオンの量を考慮して適宜定められる。例えば、両電極を短絡させた場合における正極11の電位が所定値(例えば2.0V以下)となるように、リチウムイオンのドーピング量が設定される。
リチウム極集電体32としては、リチウム金属31が付着しやすく、必要に応じてリチウムイオンが通過するよう、上述した電極集電体と同様な多孔構造のものを用いることが好ましい。ただし、リチウム極集電体32は、例えばステンレス等のように、リチウム金属31と反応しない材料で作製される。
<電極端子>
外装容器20の一端には、板状の正極端子51が、外装容器20の内部から外部に突出するよう設けられている。また、外装容器20の他端には、板状の負極端子52が、外装容器20の内部から外装容器20の外部に突出するよう設けられている。ただし、正極端子51と負極端子52とは、外装容器20の同じ辺に設けられてもよい。
負極端子52としては、銅、ニッケルなどの金属材料や、このような金属材料の表面にニッケルメッキなどの被膜が施されたものなどを用いることができる。
<電解液>
外装容器20内には、電解液が充填されている。電解液は、リチウムイオン含有電解質と有機溶媒とを含み、電極ユニット10がこれに浸漬されている。電解液は非水系であるのが好ましい。
電解質を構成するリチウム塩としては、リチウムイオンを移送可能で、高電圧下においても電気分解を起こさず、リチウムイオンが安定に存在し得るものであればよい。例えば、イミド構造を有するリチウム塩を採用することができ、一例を挙げれば、リチウムビス(フルオロスルホニル)イミド[LiFSI]、リチウムビス(トリフルオロメタンスルホニル)イミド[LiTFSI]、リチウムビス(ペンタフルオロエタンスルホニル)イミド[LiBETI]等である。なお、これらのリチウム塩は、1種のみを用いても2種以上を用いてもよい。なかでも、イミド構造を有するリチウム塩が好ましい。
また、有機溶媒の具体例としては、エチレンカーボネート(EC)、プロピレンカーボネート(PC)、フルオロエチレンカーボネート(FEC)、エチルメチルカーボネート(EMC)、ジエチルカーボネート(DEC)、ジメチルカーボネート(DMC)、アセトニトリル、アクリロニトリル、アジポニトリル、バレロニトリル、イソブチロ二トリル、γ‐ブチロラクトン、γ‐バレロラクトン、テトラヒドロフランやジオキサン、1,2−ジメトキシエタンやジメチルエーテル、トリグライム、エチルアルコール、エチレングリコール、酢酸メチル、酢酸プロピル、リン酸トリメチル、ジメチルサルフェート、ジメチルサルファイト、N−メチル−2−ピロリドン、エチレンジアミン、ジメチルスルホン、3‐スルホレン、メチルエチルケトンなどが挙げられる。これらの有機溶媒は、単独で又は2種以上を混合して用いることができる。
電解液は、上記の電解質及び有機溶媒を充分に脱水された状態で混合することによって調製されるが、電解液中の電解質の濃度は、電解液による内部抵抗が小さくなるように適宜設定されてよい。また、電解液には、適宜添加剤を添加してもよい。
<消火薬剤>
ここで、本実施形態で用いられる消火薬剤を構成する組成物について説明する。かかる消火薬剤組成物としては、以下に述べるとおり、種々のものを用いることができる。
本実施形態における消火薬剤40は、例えば、燃料(A成分)20〜50質量%及び塩素酸塩(B成分)80〜50質量%を含有し、更に前記燃料及び前記塩素酸塩の合計量100質量部に対して、6〜1000質量部のカリウム塩(C成分)を含有し、熱分解開始温度が90℃超〜450℃の範囲である。
A成分である燃料は、B成分である塩素酸塩と共に燃焼により熱エネルギーを発生させて、C成分のカリウム塩に由来するエアロゾル(カリウムラジカル)を発生させるための成分である。
かかるA成分の燃料としては、例えば、ジシアンジアミド、ニトログアニジン、硝酸グアニジン、尿素、メラミン、メラミンシアヌレート、アビセル、グアガム、カルボキシルメチルセルロースナトリウム、カルボキシルメチルセルロースカリウム、カルボキシルメチルセルロースアンモニウム、ニトロセルロース、アルミニウム、ホウ素、マグネシウム、マグナリウム、ジルコニウム、チタン、水素化チタン、タングステン及びケイ素のうちの少なくとも1種から選ばれるものが好ましい。
B成分の塩素酸塩は強力な酸化剤であり、A成分の燃料と共に燃焼により熱エネルギーを発生させ、C成分のカリウム塩に由来するエアロゾル(カリウムラジカル)を発生させるための成分である。
かかるB成分の塩素酸塩としては、例えば塩素酸カリウム、塩素酸ナトリウム、塩素酸ストロンチウム、塩素酸アンモニウム及び塩素酸マグネシウムのうちの少なくとも1種から選ばれるものが好ましい。
ここで、A成分の燃料とB成分の塩素酸塩の合計100質量%中の含有割合は、以下のとおりである。
A成分:20〜50質量%
好ましくは25〜40質量%
より好ましくは25〜35質量%
B成分:80〜50質量%
好ましくは75〜60質量%
より好ましくは75〜65質量%
次に、C成分のカリウム塩は、A成分とB成分の燃焼により生じた熱エネルギーによりエアロゾル(カリウムラジカル)を発生させるための成分である。
かかるC成分のカリウム塩としては、例えば酢酸カリウム、プロピオン酸カリウム、クエン酸一カリウム、クエン酸二カリウム、クエン酸三カリウム、エチレンジアミン四酢酸三水素一カリウム、エチレンジアミン四酢酸二水素二カリウム、エチレンジアミン四酢酸一水素三カリウム、エチレンジアミン四酢酸四カリウム、フタル酸水素カリウム、フタル酸二カリウム、シュウ酸水素カリウム、シュウ酸二カリウム及び重炭酸カリウムのうちの少なくとも1種から選ばれるものが好ましい。
C成分の含有割合は、A成分とB成分の合計量100質量部に対して、6〜1000質量部であるのが好ましく、より好ましくは10〜900質量部である。
更に、本実施形態の消火薬剤組成物は、熱分解開始温度が90℃超〜450℃の範囲のものであり、好ましくは150℃〜260℃のものである。リチウム金属による火災の初期消火等との関係で特に好ましい熱分解開始温度は、150℃〜180℃である。このような熱分解開始温度の範囲は、上記のA成分、B成分及びC成分を上記の割合で組み合わせることで調製することができる。
なお、消火薬剤のシート等の成型体は、上記の消火薬剤組成物の各成分を混合して、温度を管理しながらシート状に成型し、適宜乾燥することによって、作製すればよい。
本実施形態の消火薬剤組成物は、上記の熱分解開始温度の範囲を満たすことで、火災発生時の熱を受けてA成分とB成分が自動的に着火燃焼して、C成分に由来するエアロゾル(カリウムラジカル)を発生させて消火することができる。
[リチウムイオンキャパシタの製造工程]
図3〜図5を参照して、上述した構成を有するリチウムイオンキャパシタ1の製造工程を説明する。
図3に示すように、電極ユニット10を準備する。具体的には、まず、正極11、負極12、及びセパレータ13を準備する。その際、セパレータ13の表面(片面又は両面)に消火薬剤40の層を形成してもよい。
そして、正極11及び負極12をセパレータ13を介して積層し、電極ユニット10を作製する。このとき、セパレータ13の表面に消火薬剤40の層を形成しない場合には、例えば、セパレータ13と、正極11及び負極12のそれぞれと、の間に、例えばシート状の消火薬剤40を介在させるとよい。
次いで、図4に示すように、電極ユニット10及びリチウムイオン源30を外装容器20内に収容する。その際、電極ユニット10を構成する正極集電体11Aを正極端子51と、負極集電体12Aを負極端子52と、それぞれ接続しておく。
その後、図5に示すように、外装容器20内に電解液を充填し、外装容器20を封止する。これによって、リチウムイオンキャパシタ1が得られる。
このようにして作製されたリチウムイオンキャパシタ1においては、外装容器20内にリチウムイオンを供給し得る電解液が充填されているため、適宜の期間放置されると、リチウムイオン源30から放出されたリチウムイオンが負極12にドーピングされる。
[本実施形態の効果]
本実施形態では、外装容器20内に、電極ユニット10とともに消火薬剤40が封入されている。この消火薬剤40は、所定温度(例えば150℃〜180℃)に達すると燃焼してエアロゾルを発生させる。したがって、電極に使用されているリチウム金属が例えば正極11と負極12との短絡に伴って発火しても、消火薬剤40からのエアロゾルによって消火される。これにより、容器内の更なる温度上昇が抑制され、初期消火が可能となる。
また、消火薬剤40が、セパレータ13と、正極11及び負極12と、の間に設けられていると、消火薬剤40は正極11及び負極12に隣り合うことになる。したがって、短絡により温度が上昇した特定の電極に隣り合う消火薬剤40が当該電極の周囲にエアロゾルを供給し、早急な初期消火が実現可能となる。
また、消火薬剤40が、シート状に成型され、セパレータ13の両面又は片面に設けられることで、リチウムイオンキャパシタ1の製造工程が簡略化される。また、消火薬剤40の入れ忘れなどを防止することができるから、リチウムイオンキャパシタ1の品質の確保が可能となる。
以上、本発明の代表的な実施形態について説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、種々の設計変更が可能であり、それらも本発明に含まれる。
例えば、電極ユニット10は、積層型ユニット以外の構成のもの、例えば正極11と負極12とがセパレータ13を介して積層された状態で捲回されてなる捲回型ユニットであってもよい。
また、本発明の電気化学デバイスは、リチウムイオンキャパシタに限定されず、例えばリチウムイオン二次電池として構成することができる。
リチウムイオン源30は、外装容器20に収納されている必要はない。例えば、製造工程において外装容器20内にリチウムイオンを注入する場合、リチウムイオン源は電気化学デバイスの構成要素とする必要はない。
以下において、実施例及び比較例を用いて本発明をより具体的に説明する。これら実施例及び比較例では、 図1〜図4の構造を有するリチウムイオンキャパシタを以下のようにして作製した。
≪実施例≫
(1)シート状負極の作製
負極活物質としてのグラファイト95質量部、バインダーとしてのSBR1質量部、増粘材としてのカルボキシメチルセルロース(CMC)1質量部、溶媒としての水100質量部を混合し、負極用スラリーを調製した。
次に、負極集電体として厚み10μmの銅箔(多孔箔)を用い、負極用スラリーを負極集電体に塗工し、乾燥させてシート状負極を作製した。負極用スラリーの塗布量は、乾燥後のグラファイトの質量が4mg/cmとなるように調整した。
(2)シート状正極の作製
正極活物質として粉体の活性炭90質量部、バインダーとしてポリアクリル酸(ポリアクリル酸のナトリウム中和塩)6質量部、導電助剤としてアセチレンブラック15質量部、溶媒として水345質量部を混合し、正極用スラリーを調製した。
次に、正極集電体として厚み15μmのアルミニウム箔(多孔箔)を用い、正極用スラリーを正極集電体に塗工し、乾燥させてシート状正極を作製した。正極用スラリーの塗布量は、乾燥後の活性炭の質量が4mg/cmとなるように調整した。
(3)シート状消火薬剤の作製

カルボキシメチルセルロースナトリウム30質量部、KClO370質量部及びクエン酸三カリウム10質量部を混合し、消火薬剤組成物を調製した。この消火薬剤組成物を、周囲温度を管理しながらシート状に成型し、自然乾燥して、シート状消火薬剤を作製した。得られたシート状消火薬剤の、厚みは0.5mm、カリウム塩単体の吸熱ピーク総量(J/g)@DSC10℃/min昇温時(100〜440℃範囲)は300、見かけ密度は2.0g/cmであった。
(4)電解液の調製
溶媒として、エチレンカーボネート(EC)35体積%、ジメチルカーボネート(DMC)35体積%及びエチルメチルカーボネート(EMC)30体積%の混合溶媒を用い、混合溶媒にリチウムビス(フルオロスルホニルイミド)(LiFSI)を1mol/l添加して電解液を調製した。
(5)リチウムイオンキャパシタの作製
上記のようにして作製した正極及び負極をそれぞれ打ち抜き、60mm×40mmのサイズの長方形とし、40mm×40mmの塗膜を残して長辺の一端側の20mm×40mmの領域の塗膜を剥ぎ落として集電用タブを取り付けた。そして、厚さ20μmのセルロース製セパレータを間に介した状態で正極と負極の塗膜部分を対向させて電極積層体を作製した。但し、このとき、電極積層体において、各セパレータの両側に、40mm×40mmのサイズに切断したシート状消火薬剤を配置した。
この電極積層体とリチウムプレドープ用の金属リチウム箔とを、アルミラミネート箔に内包し、上記のように調製した電解液を注入し、封止して本発明のリチウムイオンキャパシタを作製した。
≪比較例≫
電極積層体内にシート状消火薬剤を配置しなかった以外は、上記実施例と同様にして、比較用リチウムイオンキャパシタを作製した。
[評価試験]
上記のようにして作製した本発明のリチウムイオンキャパシタ及び比較用リチウムイオンキャパシタにおいて、リチウムプレドープ、充放電、エージングを行った後、常温(25℃)にて、カットオフ電圧:2.5〜3.5V、測定電流10Cで内部抵抗及び放電容量を測定したところ、いずれも同等の初期性能を発揮した。
その後、鉄製の棒を突き刺して正極及び負極を短絡させて発火するか否かを評価したところ、本発明のリチウムイオンキャパシタでは発火しなかったのに対し、比較用リチウムイオンキャパシタでは発火が認められた。これは、リチウムイオンキャパシタ内で正極及び負極が短絡して着火した際に、その熱を受けて消火薬剤中のA成分とB成分が自動的に着火燃焼して、C成分に由来するエアロゾル(カリウムラジカル)を発生させ、その後の発火を効果的に抑制(消火)したものと考えられる。
上記の実施例及び比較例から、本発明の電気化学デバイスであるリチウムイオンキャパシタにおいては、消火薬剤が電解液に接触した状態で内蔵されており、このような状態で内蔵されていても、消火機能を十分に発揮することがわかった。
1・・・リチウムイオンキャパシタ(電気化学デバイス)、
10・・・電極ユニット、
11・・・正極、
12・・・負極、
13・・・セパレータ、
20・・・外装容器、
30・・・リチウムイオン源、
40・・・消火薬剤。

Claims (5)

  1. 負極、セパレータ及び正極を積層してなる電極積層体と、
    所定温度に達すると燃焼してエアロゾルを発生させる消火薬剤と、
    リチウムイオン含有電解質及び有機溶媒を含む電解液であって、前記電極積層体及び前記消火薬剤を浸漬する電解液と、
    前記電極積層体、前記消火薬剤及び前記電解液を収納する外装体と、
    を含み、
    前記消火薬剤は、シート状に成型されているか又は前記セパレータに付着しており、
    前記消火薬剤は、燃料20〜50質量%及び塩素酸塩80〜50質量%を含有し、前記燃料及び前記塩素酸塩の合計量100質量部に対して、6〜1000質量部のカリウム塩を含有し、前記燃料及び前記塩素酸塩が、燃焼により熱エネルギーを発生させて、前記カリウム塩に由来するエアロゾルを発生すること、
    を特徴とする電気化学デバイス。
  2. 前記負極にリチウムをドープするためのリチウム源を更に具備すること、
    を特徴とする請求項1に記載の電気化学デバイス。
  3. 前記カリウム塩は、酢酸カリウム、プロピオン酸カリウム、クエン酸一カリウム、クエン酸二カリウム、クエン酸三カリウム、エチレンジアミン四酢酸三水素一カリウム、エチレンジアミン四酢酸二水素二カリウム、エチレンジアミン四酢酸一水素三カリウム、エチレンジアミン四酢酸四カリウム、フタル酸水素カリウム、フタル酸二カリウム、シュウ酸水素カリウム、シュウ酸二カリウム及び重炭酸カリウムのうちの少なくとも1種であること、
    を特徴とする請求項1又は2に記載の電気化学デバイス。
  4. 前記消火薬剤は、シート状に成型されており、前記セパレータにおける前記正極側の面上及び前記負極側の面上のうちの少なくとも一方に設けられていること、
    を特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の電気化学デバイス。
  5. 前記消火薬剤が塩素酸カリウムを含み、
    DSC評価(100〜400℃、10℃毎分昇温)吸熱ピーク総量が100J/g〜900J/gであること、
    を特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の電気化学デバイス。


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