JP6422376B2 - 半導体装置検査用治具 - Google Patents

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Description

本発明は半導体装置検査用治具に関し、特に、半導体装置を検査する際に、半導体装置の電極に接触させて、検査に必要な電気回路を構成するために用いる半導体装置検査用治具に関する。
半導体装置検査用治具は、半導体装置が正常に動作するか検査を行う際に、半導体装置の電極端子と検査装置との間を電気的に接続するために用いられる(例えば特許文献1、2を参照)。従来の半導体装置検査用治具は、加工が容易な樹脂板などの絶縁板と、絶縁板に取り付けられた金属ピンなどから構成される。従来、金属ピンは、絶縁板の半導体装置の電極端子に対応する位置に固定されていた。半導体装置検査用治具の金属ピンを半導体装置の電極端子に押し付けることにより、金属ピンと電極端子とが電気的に接続される。
特開2002−365308号公報 特開平7−43383号公報
従来の半導体装置検査用治具は、検査の対象となる半導体装置の形状に合わせて設計されていた。そのため、半導体装置の形状が変更された場合は、半導体装置検査用治具を再設計、再製作する必要があった。つまり、形状の異なる半導体装置ごとに、その形状に合わせた半導体装置検査用治具を用意する必要があった。このため、検査に要する時間および検査に要する費用が増大する問題があった。
本発明は以上のような課題を解決するためになされたものであり、検査の対象となる半導体装置の形状や電極端子の位置の変化に柔軟に対応することができる半導体装置検査用治具の提供を目的とする。
本発明に係る第1の半導体装置検査用治具は、金属薄板からなる複数のプローブ部品と、複数の絶縁性のスペーサと、各プローブ部品を、スペーサを間に挟んで第1の方向に並列配置して任意の位置で固定するホルダと、ホルダを第1の方向と直交する第2の方向の任意の位置で固定するフレームと、を備え、プローブ部品は、検査対象の半導体装置に押圧されるコンタクト部を備え、コンタクト部は弾性を有し、ホルダは第1の方向に延在する第1の溝を備え、複数のプローブ部品および複数のスペーサは、第1の溝の任意の位置に固定され、フレームは第2の方向に延在する第2の溝を備え、ホルダは、フレームの第2の溝に沿って摺動可能であり、第2の溝の任意の位置に固定可能であり、第1の方向に延在するプレートをさらに備え、複数のプローブ部品および複数のスペーサを、第1の溝の任意の位置に嵌合させた状態で、プレートを、複数のプローブ部品および複数のスペーサの上からホルダに対して固定することにより、複数のプローブ部品および複数のスペーサが第1の溝の任意の位置に固定される
本発明に係る第2の半導体装置検査用治具は、金属薄板からなる複数のプローブ部品と、複数の絶縁性のスペーサと、各プローブ部品を、スペーサを間に挟んで第1の方向に並列配置して任意の位置で固定するホルダと、ホルダを第1の方向と直交する第2の方向の任意の位置で固定するフレームと、を備え、プローブ部品は、検査対象の半導体装置に押圧されるコンタクト部を備え、コンタクト部は弾性を有し、ホルダは第1の方向に延在する第1の溝を備え、複数のプローブ部品および複数のスペーサは、第1の溝の任意の位置に固定され、フレームは第2の方向に延在する第2の溝を備え、ホルダは、フレームの第2の溝に沿って摺動可能であり、第2の溝の任意の位置に固定可能であり、フレームは額縁状であり、第2の溝は、フレームの対向する2辺の内側に一対に設けられ、ホルダの両端には第2の溝に嵌合する突起が設けられ、フレームの第2の溝の底部を構成する部材は、フレームに対して着脱可能である。
本発明に係る第3の半導体装置検査用治具は、金属薄板からなる複数のプローブ部品と、複数の絶縁性のスペーサと、各プローブ部品を、スペーサを間に挟んで第1の方向に並列配置して任意の位置で固定するホルダと、ホルダを第1の方向と直交する第2の方向の任意の位置で固定するフレームと、を備え、プローブ部品は、検査対象の半導体装置に押圧されるコンタクト部を備え、コンタクト部は弾性を有し、ホルダは第1の方向に延在する第1の溝を備え、複数のプローブ部品および複数のスペーサは、第1の溝の任意の位置に固定され、フレームは第2の方向に延在する第2の溝を備え、ホルダは、フレームの第2の溝に沿って摺動可能であり、第2の溝の任意の位置に固定可能であり、フレームは額縁状であり、第2の溝は、フレームの対向する2辺の内側に一対に設けられ、ホルダの両端には第2の溝に嵌合する突起が設けられ、フレームの第2の溝の端部を構成する部材は、フレームに対して着脱可能である。
本発明に係る半導体装置検査用治具によれば、複数のプローブ部品を第1の方向において所望の位置に固定することができる。また、複数のプローブ部品が固定されたホルダを、第1の方向と直交する第2の方向において所望の位置に固定することができる。つまり、検査対象の半導体装置の形状および電極端子の位置が変化した場合であっても、その変化に合わせて、第1、第2の方向において個々のプローブ部品の位置を変えることが可能である。よって、検査対象の半導体装置の形状および電極端子の位置が変化した場合に、半導体装置検査用治具を再設計、再製作する必要がないため、検査に要する時間および検査に要する費用を抑制することが可能である。
実施の形態1に係る半導体装置検査用治具の斜視図である。 実施の形態1に係るホルダの分解斜視図である。 実施の形態1に係るホルダおよびプローブ部品の断面図である。 実施の形態1に係るホルダへのプローブ部品およびスペーサの配置を説明するための斜視図である。 実施の形態1に係るスペーサの検査回路への接続例を示す図である。 実施の形態1に係るスペーサの検査回路への別の接続例を示す図である。 実施の形態1に係るスペーサの変形例を示す図である。 実施の形態1に係るスペーサの別の変形例を示す図である。 実施の形態1に係るフレームの斜視図である。 実施の形態1に係るホルダのフレームへの取り付け方法を説明するための図である。 実施の形態1に係るフレームの変形例を示す図である。 実施の形態2に係る半導体装置検査用治具の断面図である。 前提技術に係る半導体装置検査用治具の構成を示す図である。
<前提技術>
本発明の実施形態を説明する前に、本発明の前提となる技術について説明する。図13は、前提技術における半導体装置検査用治具の構成を示す図である。検査の対象となる半導体装置6は、複数の電極端子2を備える樹脂封止型の半導体装置であるとする。
図13に示すように、前提技術における半導体装置検査用治具は、絶縁板1と複数の接触子を備える。絶縁板1は例えば樹脂製の板である。絶縁板1には、半導体装置6の電極端子2に対応する位置に接触子が取り付けられている。接触子は例えば金属ピン5である。金属ピン5には、接触子を電極端子に押し付けるためのスプリング3が装着されている。また、接触子としてそれ自体が弾性を有する金属薄板を用いてもよい。
接触子の半導体装置6とは反対側には、例えばワイヤ4が接合される。ワイヤ4は検査信号を出力する装置と接続される。半導体装置検査用治具の金属ピン5を半導体装置6の電極端子2に接触させることにより、電気的接続をとる。
前提技術における半導体装置検査用治具は、検査対象の半導体装置6の形状に合わせて設計、製作されている。そのため、半導体装置6の形状や、電極端子2の位置などが変更された場合は、半導体装置検査用治具を再設計、再製作する必要があった。つまり、形状の異なる半導体装置ごとに、その形状に合わせた半導体装置検査用治具を用意する必要があった。このため、検査に要する時間および検査に要する費用が増大する問題があった。以下の実施形態は上記課題を解決するためのものである。
<実施の形態1>
<構成>
図1は、本実施の形態1に係る半導体装置検査用治具の斜視図である。図1に示すX方向を第2の方向とする。また、X方向と直交するY方向を第1の方向とする。本実施の形態1における半導体装置検査用治具は、ホルダ10と、複数のプローブ部品40と、複数のスペーサ30と、フレーム20とを備える。プローブ部品40は金属薄板からなる。スペーサ30は絶縁性の材料からなる。スペーサ30はプローブ部品40の間に配置される。ホルダ10は、複数のプローブ部品40および複数のスペーサ30をY方向に並列配置する。プローブ部品40はホルダ10に任意の位置で固定される。
フレーム20は、ホルダ10をX方向の任意の位置で固定する。図1に示すように、第1の方向と第2の方向は90度異なる。
図2は、ホルダ10の分解斜視図である。また、図3は図2の線分ABにおける断面図である。図2に示すようにホルダ10は、Y方向に細長い形状である。ホルダ10は、Y方向に延在する第1の溝11を備える。また、ホルダ10は、Y方向において第1の溝11の両端に突起13を備える。ホルダ10はポリオキシメチレンからなるとする。また、ホルダ10はフェノール樹脂からなってもよい。
図2に示すように、複数のプローブ部品40と複数のスペーサ30は、ホルダ10の溝11に任意の順序で並列配置される。複数のスペーサ30は、Y方向に対して複数種類の厚みを有する。プレート12は、プローブ部品40とスペーサ30を介してホルダ10にねじ留めされる。これにより、ホルダ10の溝11に対してプローブ部品40とスペーサ30が固定される。
図3に示すように、プローブ部品40は、本体部41と、コンタクト部42と、検査回路接続部43とを備える。被測定物に押圧されるコンタクト部42は、本体部41から測定対象物側に延在している。コンタクト部42は弾性を有する。検査回路接続部43は、本体部41からコンタクト部42とは反対側に延在している。検査回路接続部43は、検査回路側に接続される。
図3に示すように、プローブ部品40の本体部41とコンタクト部42の一部が、ホルダ10の溝11に嵌合する。また、スペーサ30のZ方向の長さは、ホルダ10の溝11に嵌合するように設計されている。
図4に示すように、プローブ部品40はホルダの溝11に沿ってスライドさせることができる。スペーサ30も同様に、ホルダ10の第1の溝11に沿ってスライドさせることができる。作業者は半導体装置検査用治具を組み立てる際に、プローブ部品40を第1の溝11に対してスライドさせることで、プローブ部品40を所望の位置に配置することができる。
図5は、プローブ部品40と検査回路側の基板50との接続を示す図である。図5に示すように、検査回路側の基板50には端子51が備わっている。この場合、検査回路接続部43に対して端子51が挿入されることにより、プローブ部品40と検査回路側の基板50とが接続される。
図6は、プローブ部品40と検査回路側の基板50との接続の別の例を示す図である。図6に示すように、検査回路側の基板50にはソケット52が備わっている。この場合、ソケット52に対して検査回路接続部43が挿入されることにより、プローブ部品40と検査回路側の基板50とが接続される。
なお、プローブ部品40に直接ワイヤを接合して、検査回路側と接続してもよい。この場合、プローブ部品40は図7に示すプローブ部品40Aのように変形される。つまり、プローブ部品40の検査回路接続部43が検査回路接続部44に変形する。検査回路接続部44は例えばアルミワイヤと接合される。また、図8に示すプローブ部品40Bのように、検査回路接続部45に2本のワイヤを接合してもよい。
図9は、フレーム20の斜視図である。フレーム20は枠状である。フレーム20のX方向に平行な対向する2つの辺の内側には、第2の溝21が設けられる。第2の溝21はX方向に延在する。第2の溝21の上部には、ねじ留め用のスリット22が設けられる。スリット22は第2の溝21に対して貫通している。
また、図9に示すように、第2の溝21の底部の部材23は、フレーム20に対してねじ留めにより着脱可能である。
<組み立て方法>
半導体装置検査用治具の組み立て方法について説明する。まず、ホルダ10の第1の溝11の検査対象の半導体装置の複数の電極端子のそれぞれに対応する位置に、プローブ部品40が配置される。プローブ部品40の間にはスペーサ30が配置される。そして、プローブ部品40とスペーサ30を介してホルダ10にプレート12がねじ留めされる。
図10は、ホルダ10のフレーム20への取り付け方法を説明するための図である。まず、フレーム20の第2の溝21の底部の部材23を取り外す。そして、第2の溝21の底部の部材23を取り外し部分から、第2の溝21にホルダ10の突起13を嵌合させる。フレーム20の第2の溝21の底部に部材23をねじ留めする。

次に、ホルダ10をフレーム20の第2の溝21に対して摺動させて、ホルダをX方向の所望の位置に移動させる。そして、スリット22を介して、ホルダ10の突起13に設けられたねじ穴13aをねじ留めする。このねじ留めにより、ホルダ10がフレーム20に対して固定される。
図11に、フレーム20の変形例としてフレーム20Aの斜視図を示す。フレーム20Aにおいて、第2の溝21の端部の部材24はフレーム20Aに対して着脱可能である。部材24を取り外すと、フレーム20Aの第2の溝21の端部が開口された状態となる。この開口にホルダ10の突起13を嵌合させることにより、フレーム20Aに対してホルダ10が装着される。
<効果>
本実施の形態1における半導体装置検査用治具は、金属薄板からなる複数のプローブ部品40と、複数の絶縁性のスペーサ30と、各プローブ部品40をスペーサ30を間に挟んで第1の方向に並列配置して任意の位置で固定するホルダ10と、ホルダ10を第1の方向と直交する第2の方向の任意の位置で固定するフレーム20と、を備え、プローブ部品40は、検査対象の半導体装置に押圧されるコンタクト部42を備え、コンタクト部42は弾性を有することを特徴とする。
従って、本実施の形態1における半導体装置検査用治具によれば、複数のプローブ部品40を第1の方向において所望の位置に固定することができる。また、複数のプローブ部品40が固定されたホルダ10を、第1の方向と直交する第2の方向において所望の位置に固定することができる。つまり、検査対象の半導体装置の形状および電極端子の位置が変化した場合であっても、その変化に合わせて、第1、第2の方向においてプローブ部品40の位置を変えることが可能である。よって、前提技術のように半導体装置検査用治具を再設計、再製作する必要がないため、検査に要する時間および検査に要する費用を抑制することが可能である。
また、本実施の形態1における半導体装置検査用治具において、ホルダ10は第1の方向に延在する第1の溝11を備え、複数のプローブ部品40および複数のスペーサ30は、第1の溝11の任意の位置に固定され、フレーム20は第2の方向に延在する第2の溝21を備え、ホルダ10は、フレーム20の第2の溝21に沿って摺動可能であり、第2の溝21の任意の位置に固定可能である。
従って、ホルダ10に第1の方向に延在する第1の溝11を設けることにより、複数のプローブ部品40および複数のスペーサ30を第1の溝11に沿って配置することが可能である。また、フレーム20に第2の方向に延在する第2の溝21を設けることにより、ホルダ10を第2の溝21に沿って摺動させることが可能である。
また、本実施の形態1における半導体装置検査用治具は、第1の方向に延在するプレート12をさらに備え、複数のプローブ部品40および複数のスペーサ30を、第1の溝11の任意の位置に嵌合させた状態で、プレート12を、複数のプローブ部品40および複数のスペーサ30の上からホルダ10に対して固定することにより、複数のプローブ部品40および複数のスペーサ30が第1の溝11の任意の位置に固定される。
従って、プレート12により、第1の溝11に配置されたプローブ部品40およびスペーサ30を押さえることにより、プローブ部品40およびスペーサ30をホルダ10に対して固定することが可能となる。
また、本実施の形態1における半導体装置検査用治具において、フレーム20は額縁状であり、第2の溝21は、フレーム20の対向する2辺の内側に一対に設けられ、ホルダ10の両端には第2の溝21に嵌合する突起13が設けられる。
従って、額縁状のフレーム20の対向する2辺の間においてフレーム20を安定して保持することが可能である。また、フレーム20に設けられる第2の溝21に、ホルダ10の突起13を嵌合させることで、フレーム20に対してホルダ10を摺動させることが可能となる。
また、本実施の形態1における半導体装置検査用治具において、ホルダ10はフレーム20の第2の溝21の任意の位置にねじ留めにより固定される。
従って、フレーム20に対してホルダ10を所望の位置まで摺動させた後、ホルダ10をフレーム20に対して固定することが可能である。
また、本実施の形態1における半導体装置検査用治具において、フレーム20の第2の溝21の底部は、フレーム20に対して着脱可能である。
従って、フレーム20の第2の溝21の底部の部材23をフレーム20から外すことにより、フレーム20の第2の溝21に対して、ホルダ10の突起13を嵌合させることが可能となる。
また、本実施の形態1における半導体装置検査用治具において、フレーム20Aの第2の溝21の端部はフレーム20Aに対して着脱可能である。
従って、フレーム20Aの第2の溝21の端部の部材24をフレーム20Aから外すことにより、フレーム20Aの第2の溝21に対して、ホルダ10の突起13を嵌合させることが可能となる。
また、本実施の形態1における半導体装置検査用治具において、複数のスペーサ30は、第1の方向に対して複数種類の厚みを有する。
従って、プローブ部品40の間に配置するスペーサ30に複数種類の厚みを持たせることにより、プローブ部品40を任意の間隔で配置することが可能となる。
また、本実施の形態1における半導体装置検査用治具において、ホルダ10はポリオキシメチレンからなる。従って、ホルダ10の材料をポリオキシメチレンとすることにより、ホルダ10の電気的絶縁を確保するとともに、ホルダ10の加工性を向上させることが可能となる。
また、本実施の形態1における半導体装置検査用治具において、ホルダ10はフェノール樹脂からなってもよい。従って、ホルダ10の材料をフェノール樹脂とすることにより、ホルダ10の電気的絶縁を確保するとともに、ホルダ10の加工性を向上させることが可能となる。
また、本実施の形態1における半導体装置検査用治具において、プローブ部品40,40A,40Bは、コンタクト部42とは反対側に、検査用の回路と接続するための検査回路接続部43,44,45をさらに備える。
従って、図5に示すように、検査回路側の基板50に端子51が設けられている場合は、検査回路接続部43に端子51を挿入することで、検査用の回路とプローブ部品40とを接続することができる。また、図6に示すように、検査回路側の基板50にソケット52が設けられている場合は、検査回路接続部43をソケット52に挿入することで、検査用の回路とプローブ部品40とを接続することができる。また、図7に示すように、検査回路接続部44に直接ワイヤ70を接合して、検査用の回路とプローブ部品40Aとを接続してもよい。また、図8に示すように、検査回路接続部45に複数のワイヤ70,71を接合してもよい。
<実施の形態2>
図12(a)は、本実施の形態2における半導体装置検査用治具のホルダの延在方向(Y方向)に沿った断面図である。図12(a)においては、図の見易さのためにプローブ部品40、スペーサ30および絶縁性プローブ部品80だけを図示してある。図12(b)は絶縁性プローブ部品80の断面図である。
本実施の形態2における半導体装置検査用治具は、絶縁性プローブ部品80をさらに備える。本実施の形態2における半導体装置検査用治具は、検査対象の半導体装置6の電極端子2に対してケルビン接続(即ち4端子接続)を可能とする。図12(a)に示すように、1つの電極端子2に対して、2つのプローブ部品40が接触する。2つのプローブ部品40の間には、これらのプローブ部品40を絶縁するために絶縁性プローブ部品80が配置される。
図12(b)に示すように、絶縁性プローブ部品80は、本体部81と、弾性を有するコンタクト部82から構成される。絶縁性プローブ部品80は例えば樹脂製の薄板からなる。絶縁性プローブ部品80の本体部81とコンタクト部82の寸法は、プローブ部品40と同じである。
本実施の形態2において、ホルダ10およびフレーム20の構成は実施の形態1と同じため説明を省略する。
<効果>
本実施の形態2における半導体装置検査用治具は、絶縁性の薄板からなる絶縁性プローブ部品80をさらに備え、絶縁性プローブ部品80は、検査対象の半導体装置に押圧される絶縁性コンタクト部82を備え、絶縁性コンタクト部82は弾性を有し、絶縁性プローブ部品80は、プローブ部品40に挟まれてホルダ10に配置される。
従って、プローブ部品40間を絶縁性プローブ部品80で絶縁することにより、2つのプローブ部品40を同一の電極端子2に接触させてケルビン接続を行うことが可能となる。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
1 絶縁板、2 電極端子、3 スプリング、4 ワイヤ、5 金属ピン、6 半導体装置、10 ホルダ、11 第1の溝、12 プレート、13 突起、13a ねじ穴、20,20A フレーム、21 第2の溝、22 スリット、23,24 部材、30 スペーサ、40,40A,40B プローブ部品、41 本体部、42 コンタクト部、43,44,45 検査回路接続部、50 検査回路側の基板、51 端子、52 ソケット、70,71 ワイヤ、80 絶縁性プローブ部品、81 本体部、82 コンタクト部。

Claims (10)

  1. 金属薄板からなる複数のプローブ部品と、
    複数の絶縁性のスペーサと、
    各前記プローブ部品を、前記スペーサを間に挟んで第1の方向に並列配置して任意の位置で固定するホルダと、
    前記ホルダを前記第1の方向と直交する第2の方向の任意の位置で固定するフレームと、
    を備え、
    前記プローブ部品は、
    検査対象の半導体装置に押圧されるコンタクト部を備え、
    前記コンタクト部は弾性を有
    前記ホルダは前記第1の方向に延在する第1の溝を備え、
    前記複数のプローブ部品および前記複数のスペーサは、前記第1の溝の任意の位置に固定され、
    前記フレームは前記第2の方向に延在する第2の溝を備え、
    前記ホルダは、前記フレームの前記第2の溝に沿って摺動可能であり、前記第2の溝の任意の位置に固定可能であ
    前記第1の方向に延在するプレートをさらに備え、
    前記複数のプローブ部品および前記複数のスペーサを、前記第1の溝の任意の位置に嵌合させた状態で、前記プレートを、前記複数のプローブ部品および前記複数のスペーサの上から前記ホルダに対して固定することにより、前記複数のプローブ部品および前記複数のスペーサが前記第1の溝の任意の位置に固定される、
    導体装置検査用治具。
  2. 前記フレームは額縁状であり、
    前記第2の溝は、前記フレームの対向する2辺の内側に一対に設けられ、
    前記ホルダの両端には前記第2の溝に嵌合する突起が設けられる、
    請求項に記載の半導体装置検査用治具。
  3. 前記ホルダは前記フレームの前記第2の溝の任意の位置にねじ留めにより固定される、
    請求項1または請求項に記載の半導体装置検査用治具。
  4. 前記複数のスペーサは、前記第1の方向に対して複数種類の厚みを有する、
    請求項1から請求項のいずれか一項に記載の半導体装置検査用治具。
  5. 絶縁性の薄板からなる絶縁性プローブ部品をさらに備え、
    前記絶縁性プローブ部品は、検査対象の半導体装置に押圧される絶縁性のコンタクト部を備え、
    前記絶縁性のコンタクト部は弾性を有し、
    前記絶縁性プローブ部品は、前記プローブ部品に挟まれて前記ホルダに配置される、
    請求項1から請求項のいずれか一項に記載の半導体装置検査用治具。
  6. 前記ホルダはポリオキシメチレンからなる、
    請求項1から請求項のいずれか一項に記載の半導体装置検査用治具。
  7. 前記ホルダはフェノール樹脂からなる、
    請求項1から請求項のいずれか一項に記載の半導体装置検査用治具。
  8. 前記プローブ部品は、前記コンタクト部とは反対側に、検査用の回路と接続するための検査回路接続部をさらに備える、
    請求項1から請求項のいずれか一項に記載の半導体装置検査用治具。
  9. 金属薄板からなる複数のプローブ部品と、
    複数の絶縁性のスペーサと、
    各前記プローブ部品を、前記スペーサを間に挟んで第1の方向に並列配置して任意の位置で固定するホルダと、
    前記ホルダを前記第1の方向と直交する第2の方向の任意の位置で固定するフレームと、
    を備え、
    前記プローブ部品は、
    検査対象の半導体装置に押圧されるコンタクト部を備え、
    前記コンタクト部は弾性を有し、
    前記ホルダは前記第1の方向に延在する第1の溝を備え、
    前記複数のプローブ部品および前記複数のスペーサは、前記第1の溝の任意の位置に固定され、
    前記フレームは前記第2の方向に延在する第2の溝を備え、
    前記ホルダは、前記フレームの前記第2の溝に沿って摺動可能であり、前記第2の溝の任意の位置に固定可能であり、
    前記フレームは額縁状であり、
    前記第2の溝は、前記フレームの対向する2辺の内側に一対に設けられ、
    前記ホルダの両端には前記第2の溝に嵌合する突起が設けられ、
    前記フレームの前記第2の溝の底部を構成する部材は、前記フレームに対して着脱可能である、
    半導体装置検査用治具。
  10. 金属薄板からなる複数のプローブ部品と、
    複数の絶縁性のスペーサと、
    各前記プローブ部品を、前記スペーサを間に挟んで第1の方向に並列配置して任意の位置で固定するホルダと、
    前記ホルダを前記第1の方向と直交する第2の方向の任意の位置で固定するフレームと、
    を備え、
    前記プローブ部品は、
    検査対象の半導体装置に押圧されるコンタクト部を備え、
    前記コンタクト部は弾性を有し、
    前記ホルダは前記第1の方向に延在する第1の溝を備え、
    前記複数のプローブ部品および前記複数のスペーサは、前記第1の溝の任意の位置に固定され、
    前記フレームは前記第2の方向に延在する第2の溝を備え、
    前記ホルダは、前記フレームの前記第2の溝に沿って摺動可能であり、前記第2の溝の任意の位置に固定可能であり、
    前記フレームは額縁状であり、
    前記第2の溝は、前記フレームの対向する2辺の内側に一対に設けられ、
    前記ホルダの両端には前記第2の溝に嵌合する突起が設けられ、
    前記フレームの前記第2の溝の端部を構成する部材は、前記フレームに対して着脱可能である、
    半導体装置検査用治具。
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