JP6515217B1 - コネクタ及び測温ユニット - Google Patents
コネクタ及び測温ユニット Download PDFInfo
- Publication number
- JP6515217B1 JP6515217B1 JP2018004760A JP2018004760A JP6515217B1 JP 6515217 B1 JP6515217 B1 JP 6515217B1 JP 2018004760 A JP2018004760 A JP 2018004760A JP 2018004760 A JP2018004760 A JP 2018004760A JP 6515217 B1 JP6515217 B1 JP 6515217B1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base
- lead wire
- connector
- electrode plate
- lead
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
Abstract
Description
加えて、挟持部と、該挟持部に対向する基体側面が面接触することで、リード線と挟持部との接触面積が大きくなり、小さな接触抵抗で電気的な導通状態を保持することができる。また、同様の理由でリード線と挟持部との接触面積が大きくなることから、挟持部にせん断力が集中してリード線が損傷することも無い。
この場合、軸方向断面が略楔形とされた挟持部によって、リード線を挟持するための電極板をテーパ面に沿わせることで、例えば、テーパ面とせず平行面をそのまま延長することで挟持部と平行面との間でリード線を挟持する場合と比較して、リード線と電極板との接触長さをより長く確保することができる。
この場合、挟持部を機械加工で形成する必要がなく容易に軸方向断面の外形を楔形に形成することができる。また、挟持部が、締めリングによってテーパ面へ押さえつけられると、多少のテーパ角度にずれがあっても、電極板の折返部が弾性変形して、リード線に対して面接触し、接触抵抗を下げることができる。
〔第1の実施形態について〕
図1は、本発明の第1の実施形態に係るコネクタを示す斜視図である。図1において、保護部材13は、内部の構成が解るように透明視されると共に、その外形を2点鎖線で示している。
第1の実施形態に係るコネクタ100は、測温抵抗体素子200と、当該測温抵抗体素子200を用いる測定装置に接続される複数の外部導線6とを接続するためのものである。コネクタ100は、測温抵抗体素子200から延びる一対のリード線201が一端部に装着されることで、一対のリード線201と、一対のリード線201に対応する複数の外部導線6とを接続する。
本実施形態におけるコネクタ100を示す断面図中、測温抵抗体素子200は、断面ではなく外観を示している。
電極板2は、平行面10aに固定された矩形板状の基部2aと、基部2aの一端部に一体に繋がっており、リード線201をテーパ面10bとの間で挟持する挟持部2bとを有している。
基部2aは、平行面10aに対して接着材等によって接着固定されている。
挟持部2bは、図4に示すように、締めリング3によって締め付けられていない(締めリング3が外嵌されていない)自由状態において、軸方向に沿って基部2aの一端部から基体1の一端部側へ向かって延びている。挟持部2bの内側面2b1は、軸方向に沿った平面とされている。一方、挟持部2bの外側面2b2は、挟持部2b他端部側から一端部側に向かうに従って幅広となるようにテーパ状に形成されている。この外側面2b2の軸方向に対する傾斜角度は、基体1のテーパ面10bの軸方向に対する傾斜角度とほぼ同じ値とされている。
また、挟持部2bは、軸方向に対して傾斜している外側面2b2と、軸方向に沿った平面である内側面2b1とによって、軸方向断面が略楔形に形成されている。よって、挟持部2bの外側面2b2と、締めリング3とが当接すると、当該挟持部2bはテーパ面10b側へ押圧される。
これにより、挟持部2bは、締めリング3によって締め付けられ、図1から図3に示すようにテーパ面10bに沿うように弾性変形し、リード線201を挟持する。
また、基部2aに設けられた接合部5は、当該接合部5と外部導線6の基端部とを保護する保護部材13によって覆われている。
なお、貫通孔4は、電極板2が固定された基体1に対応する断面形状とされている。貫通孔4は、基体1に対する締めリング3の相対移動を許容する程度に、基体1に対してクリアランスを有する寸法とされている。
また、テーパ面10bと、挟持部2bとによってリード線201のうちの一定長を面接触で挟持するため、リード線201と電極板2との接触面積が大きくなり、小さな接触抵抗で電気的な導通状態を保持することができる。
さらに、本実施形態のコネクタ100によれば、基体1、電極板2、及び締めリング3といった少ない部品点数で簡易な構成とすることができるので小型化が容易となる。
このようにコネクタ100を備えた測温機器によれば、当該測温機器から測温抵抗体素子200のみを取り外して交換可能にできるばかりか、測温抵抗体素子200の脱着を容易とすることができる。
2 電極板
2a 基部
2b 挟持部
2b1 内側面
2b2 外側面
3 締めリング
4 貫通孔
5 接合部
6 外部導線
10 側面
10a 平行面
10b テーパ面
11 折返部
12 直線部
13 保護部材
100 コネクタ
200 測温抵抗体素子
201 リード線
Claims (4)
- 測温抵抗体素子から延びるリード線と、前記リード線に対応する外部導線とを接続するコネクタであって、
軸方向に直交する断面との交線が互いに平行な一対の側面を有する絶縁物質からなる柱状の基体と、
前記一対の側面それぞれに設けられ、前記リード線と前記外部導線とを電気的に導通状態にする、弾性素材からなる電極板と、
前記電極板が固定された前記基体に外嵌され、前記基体の軸方向に沿って移動可能な締めリングと、を備え、
前記電極板は、前記側面に固定されるとともに、前記外部導線が接続された基部と、前記基部から前記基体の一端部側へ向かって前記側面に対して漸次離間するように延び前記リード線を前記側面との間で挟持する挟持部と、を有し、
前記締めリングは、前記挟持部の外側面に当接することで前記電極板を締め付けて弾性変形させて、前記挟持部の基体側の面と前記側面を接触させ、締め付け前に前記挟持部と前記側面との間に差し込まれる前記リード線を前記挟持部に挟持させる
コネクタ。 - 前記側面は、
前記基部が固定された、軸方向に平行な平行面と、
前記平行面の端部に繋がり前記基体の一端部側へ向かって前記基体が先細りとなるように所定の傾斜角度で傾斜し、前記挟持部との間で前記リード線を挟持するテーパ面と、
を含み、
前記挟持部は、当該挟持部の外側面と前記締めリングとが当接したときに、前記テーパ面側へ押圧されて、前記挟持部の基体側の面と前記側面が接触するように、軸方向断面が略楔形に形成されている
請求項1に記載のコネクタ。 - 前記挟持部は、前記基部から軸方向に沿って延びる直線部と、前記直線部の先端を折り返してなる折返部によって、軸方向断面の外形が略楔形に形成されている
請求項2に記載のコネクタ。 - リード線を有する測温抵抗体素子と、
前記リード線に対応する外部導線と、
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のコネクタと、を備えている
測温ユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018004760A JP6515217B1 (ja) | 2018-01-16 | 2018-01-16 | コネクタ及び測温ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018004760A JP6515217B1 (ja) | 2018-01-16 | 2018-01-16 | コネクタ及び測温ユニット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP6515217B1 true JP6515217B1 (ja) | 2019-05-15 |
JP2019124551A JP2019124551A (ja) | 2019-07-25 |
Family
ID=66530812
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018004760A Active JP6515217B1 (ja) | 2018-01-16 | 2018-01-16 | コネクタ及び測温ユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6515217B1 (ja) |
-
2018
- 2018-01-16 JP JP2018004760A patent/JP6515217B1/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019124551A (ja) | 2019-07-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2009244065A (ja) | シャント抵抗およびシャント抵抗への端子取付け方法 | |
JP2021071346A (ja) | セラミック応用電子機器及びコネクタ | |
JP6515217B1 (ja) | コネクタ及び測温ユニット | |
JP6515216B1 (ja) | コネクタ及び測温ユニット | |
JP2004170360A (ja) | 積層型プローブ及び接触子 | |
US6293814B1 (en) | Socket contact with kelvin contact for testing integrated circuit devices | |
US11394148B2 (en) | Contact probe and inspection socket provided with contact probe | |
CN215641664U (zh) | 一种芯片测试结构 | |
JP6422376B2 (ja) | 半導体装置検査用治具 | |
CN106353541B (zh) | 探针的保持结构 | |
US6027354A (en) | High temperature test fixture | |
JP2009014480A (ja) | 検査冶具 | |
JP2021071347A (ja) | セラミック応用電子機器及びコネクタ | |
JP3324741B2 (ja) | 端子の弾性接触片の変位量測定装置及び測定方法 | |
TWI808090B (zh) | 探針及具備該探針之檢測插座 | |
JP2016065755A (ja) | 温度測定センサの製造方法、および、温度測定センサ | |
JPH0996570A (ja) | 熱電対コネクタ | |
JP2010091314A (ja) | 基板検査治具及び検査用プローブ | |
CN113728236B (zh) | 探针装置 | |
JP2577799Y2 (ja) | メルフ型サーミスタ抵抗測定治具 | |
JP2008051563A (ja) | プリント配線基板検査用治具 | |
US20210265551A1 (en) | Thermocouple connector and manufacturing method of the same | |
JPH0921706A (ja) | 熱電対用温度測定器 | |
US20050284652A1 (en) | PTFE stud for ultrahigh-value resistor and method therefor | |
JPH11344522A (ja) | 導電接触器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180412 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190409 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190415 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6515217 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |