JP2016065755A - 温度測定センサの製造方法、および、温度測定センサ - Google Patents

温度測定センサの製造方法、および、温度測定センサ Download PDF

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Abstract

【課題】リード線のリードと測温体のリードとが直線状に簡単に接続することができ、リード線のリードと測温体のリードとの間の接続面積が大きく、強度的に優れ、熱サイクル、振動などに対する耐久性が劣ることのない温度測定センサの製造方法を提供する。
【解決手段】測温体12のリード22と、リード線14のリード20とを、それらの端部同士を重ね合わせた状態で溶接する溶接工程と、溶接工程で溶接された部分を覆うように、測温体12のリード22とリード線14のリード20とに半田付けを行う半田付け工程とを備え、溶接工程が、測温体12のリード22を案内する第1の案内溝32aと、リード線14のリード20を案内する第2の案内溝34aとを備えた溶接用電極30によって、測温体12のリード22とリード線14のリード20とを直線状に重ね合わせた状態で溶接する。
【選択図】図2

Description

本発明は、例えば、空調用・一般測定用の温度測定センサ、シリコンウェハなどの半導体製造時に使用される洗浄液などの被測定流体の温度を測定するための温度測定センサの製造方法、および、温度測定センサに関する。
従来、このような温度測定センサ100の構造は、図11の部分拡大断面図に示した構造を有している。
すなわち、このような温度測定センサ100は、温度測定センサ部を構成する、例えば、測温抵抗体やサーミスタなどから構成される測温体102と、図示しない温度検出用回路に接続されるリード線104とを備えている。
そして、リード線104の配線106の被覆108を除去した、例えば、柔軟性、曲げ耐久性が良好な撚り線から構成されるリード110と、測温体102のリード(リードピン)112とが、半田付けによる接続部(半田付け部)114で電気的に接続されている。
このように測温体102とリード線104が、半田付けによる接続部114で電気的に接続された後、これらの測温体102とリード線104と接続部114の外周に、例えば、腐食性の薬液から保護するために、保護管116が設けられている。
そして、この保護管116の内部に、例えば、シリコーン樹脂などの樹脂充填材120を硬化させることによって位置決め固定され、温度測定センサ100が構成されている。
ところで、従来、このようなリード線104のリード110と、測温体102のリード112との接続部114での接続方法として、例えば、手作業で半田付け作業を行っている。
すなわち、このような半田付けによる接続の場合、リード線104のリード110と、測温体102のリード112のような線状のものどうしを半田付けしなくてはならず、非常に不安定な作業で、製品品質にもバラツキがでてしまう。
多くの場合、測温体102かリード線104のどちらかを治具で固定し、もう一方の部品を片手で持ち、空いた片手で半田付けしている。
このような半田付けによる接続方法では、半田付け作業が難しく、熟練者しか作業できなかった。
また、例えば、図12(A)、図12(B)に示したように、半田付け部114において、リード線104のリード110と、測温体102のリード112との間に、隙間122が生じてしまうことがある。
このような隙間122が生じてしまうと、例えば、急速冷凍用の温度測定センサの用途に用いた場合に、熱サイクル、振動などによって、隙間122から、半田付け部114においてクラックが発生してしまうおそれがある。
さらに、図12(C)に示したように、リード線104のリード110と、測温体102のリード112とが、クロス状になって接続面積の小さい強度の弱い製品となってしまう。
このように、リード線104のリード110と、測温体102のリード112とが、クロス状になって接続面積の小さい強度の弱い製品となった場合、熱サイクル、振動などに対する耐久性が劣ることになる。
このように半田付け部114のクラックが発生したり、接触面積が小さい場合には、リード線104のリード110と、測温体102のリード112との間の電気的接続が確保されず、温度測定センサ100による温度測定に支障が生じ、正確な温度が測定されないことになる。
このため、特許文献1(特開平4−319634号公報)には、熱サイクル時の素材熱膨張係数差によるリード線への機械的荷重を受けても安定した電気的接合を備えるようにするために、測温体に接続したリード線のリードと、外部接続用のターミナルとの接続部において、溶接部と半田付け部とを別々の箇所に設けて接続する方法が開示されている。
また、特許文献2(特開平3−11702号公報)には、リード線のリードと、測温体のリードピンとの間を、溶接によって仮止め(固定)した後に、半田付けすることによって接続する方法が開示されている。
特開平4−319634号公報 特開平3−11702号公報
ところで、特許文献1の接続方法は、リード線104のリード110と、測温体102のリード112との間の接続ではなく、測温体に接続したリード線のリードと、外部接続用のターミナルとの接続部であって、接続箇所が相違する。
また、特許文献1では、溶接部と半田付け部とを別々の箇所に設けて接続しなければならず、手間がかかるとともに、半田付け部の接触面積が小さい場合には、強度の弱い製品となって、熱サイクル、振動などに対する耐久性が劣ることになる。
また、特許文献2の接続方法は、図13に示したように、溶接によって仮止め(固定)する方法であって、図13(A)〜図13(C)に示したような課題がある。
すなわち、特許文献2の接続方法は、図13(A)に示したように、一対の上方電極202と、下方電極204とからなる電極200の間に、リード線104のリード110と、測温体102のリード112とを重ね合わせるように挟持する。
そして、スポット溶接を行うことによって、リード線104のリード110と、測温体102のリード112との間に溶接部206を形成した後、図示しないが、半田付けをする方法である。
しかしながら、このような接続方法では、図13(A)に示したように、溶接部206の接続面積が小さく、強度の弱い製品となってしまい、熱サイクル、振動などに対する耐久性が劣ることになる。
また、図13(B)に示したように、リード線104のリード110と、測温体102のリード112とが上下でずれたり、図13(C)に示したように、リード線104のリード110と、測温体102のリード112とが、クロス状になって接続面積の小さい強度の弱い製品となってしまう。
このように、リード線104のリード110と、測温体102のリード112とが、クロス状になって接続面積の小さい強度の弱い製品となった場合、熱サイクル、振動などに対する耐久性が劣ることになる。
本発明は、このような現状に鑑み、リード線のリードと測温体のリードとの間を簡単に電気的に接続でき、しかも、リード線のリードと測温体のリードとが直線状に接続することができ、リード線のリードと測温体のリードとの間の接続面積が大きく、強度的に優れ、熱サイクル、振動などに対する耐久性が劣ることのない温度測定センサの製造方法、および、温度測定センサを提供することを目的とする。
本発明は、前述したような従来技術における課題及び目的を達成するために発明されたものであって、本発明の温度測定センサの製造方法は、
温度測定センサ部を構成する測温体と、
前記測温体のリードに電気的に接続され、温度検出用回路に接続されるリード線とを備えた温度測定センサの製造方法であって、
前記測温体のリードと、前記リード線のリードとを、それらの端部同士を重ね合わせた状態で溶接する溶接工程と、
前記溶接工程で溶接された部分を覆うように、前記測温体のリードとリード線のリードとに半田付けを行う半田付け工程とを備え、
前記溶接工程が、
前記測温体のリードを案内する第1の案内溝と、前記リード線のリードを案内する第2の案内溝とを備えた溶接用電極によって、前記測温体のリードとリード線のリードとを直線状に重ね合わせた状態で溶接するように構成されていることを特徴とする。
このように構成することによって、溶接用電極の第1の案内溝に、測温体のリードを案内し位置決めすることができるとともに、溶接用電極の第2の案内溝に、リード線のリードを案内位置決めすることができる。その結果、測温体のリードとリード線のリードとを正確に直線状に重ね合わせた状態で、例えば、スポット溶接によって溶接することができる。
また、溶接により測温体のリードとリード線のリードとを確実に密着固定してから、溶接された部分を覆うように、半田付けするので、隙間がなく、強度・耐久性の安定した接続が可能である。
さらに、半田付けする際、予め溶接により固定されているため、半田付けが容易になり半田付け時間が短縮できる。
しかも、熱サイクル、振動などの厳しい環境においても、半田はずれによる不具合が発生せず、半田付けが不十分な場合でも、溶接により内部で電気的に接続されているため、製品の機能は満足しており、接合部の信頼性を向上させることができる。
さらに、溶接により測温体のリードとリード線のリードが重なる部分が潰れるため、測温体のリードとリード線のリードの重なる部分が小さくなって、省スペース化に貢献し、短絡のリスクも少ない。
従って、本発明によれば、リード線のリードと測温体のリードとの間を簡単に電気的に接続でき、しかも、リード線のリードと測温体のリードとが直線状に接続することができ、リード線のリードと測温体のリードとの間の接続面積が大きくなり、強度的に優れ、熱サイクル、振動などに対する耐久性が劣ることのない温度測定センサを提供することができる。
また、本発明の温度測定センサの製造方法は、
前記溶接用電極が、
前記測温体のリードを案内する第1の案内溝を備えた第1の溶接用電極と、
前記リード線のリードを案内する第2の案内溝を備えた第2の溶接用電極と、
を備え、
前記第1の溶接用電極と第2の溶接用電極とが相互に離接可能に構成された分離型の溶接用電極であることを特徴とする。
このように構成することによって、第1の溶接用電極と第2の溶接用電極とを離間した状態で、第1の溶接用電極の第1の案内溝に、測温体のリードを案内し位置決めするとともに、第2の溶接用電極の第2の案内溝に、リード線のリードを案内し位置決めすることができる。
そして、第1の溶接用電極と第2の溶接用電極とを接近させた状態で、溶接することによって、測温体のリードとリード線のリードとを正確に直線状に重ね合わせた状態で溶接することができる。
また、本発明の温度測定センサの製造方法は、
前記溶接用電極が、
前記測温体のリードを案内する第1の案内溝を備えた第1の溶接用電極と、
前記リード線のリードを案内する第2の案内溝を備えた第2の溶接用電極と、
前記第1の溶接用電極と第2の溶接用電極との間に設けられた弾性絶縁部と、
が一体化された一体型の溶接用電極であることを特徴とする。
このように構成することによって、第1の溶接用電極の第1の案内溝に、測温体のリードを挿入するように案内し位置決めするとともに、第2の溶接用電極の第2の案内溝に、リード線のリードを挿入するように案内し位置決めすることができる。
そして、この状態で、溶接することによって、測温体のリードとリード線のリードとを正確に直線状に重ね合わせた状態で溶接することができる。
しかも、この際、第1の溶接用電極と第2の溶接用電極との間に、弾性絶縁部が設けられているので、測温体のリードとリード線のリードを挟持して圧着でき、リード線のリードと測温体のリードとの間の接続面積が大きくなるとともに、第1の溶接用電極と第2の溶接用電極との間で短絡することがなく確実に溶接することができる。
さらに、前述したような分離型の溶接用電極とは相違して、一体型の溶接用電極であるので、第1の溶接用電極と第2の溶接用電極とを接離させる必要がないので、製造工程が簡略化でき、コストも低減することができる。
また、本発明の温度測定センサの製造方法は、
前記溶接用電極が、
前記測温体のリードを案内する第1の案内溝の端部に、前記測温体のリードの先端が当接する第1の位置決め用当接部が形成されるとともに、
前記リード線のリードを案内する第2の案内溝の端部に、前記リード線のリードの先端が当接する第2の位置決め用当接部が形成さていることを特徴とする。
このように構成することによって、第1の案内溝の端部に形成された第1の位置決め用当接部に測温体のリードの先端が当接して正確に位置決めができるとともに、第2の案内溝の端部に形成された第2の位置決め用当接部にリード線のリードの先端が当接して正確に位置決めができる。
そして、この状態で、溶接することによって、測温体のリードとリード線のリードとを正確に直線状に重ね合わせた状態で溶接することができる。
これにより、測温体のリードとリード線のリードを正確に位置決めすることができ、これらのリードの間の接触面積を、常に一定の所定の接触面積とすることができ、製品の品質が向上する。
また、本発明の温度測定センサの製造方法は、
前記溶接工程が、
前記測温体を位置決め載置する素子用凹部を備えた測温体載置台に、前記測温体を位置決め載置した状態で行われることを特徴とする。
このように構成することによって、測温体載置台の素子用凹部に測温体を位置決め載置することによって、測温体のリードを溶接用電極の第1の案内溝に、正確に位置決めすることができる。
これにより、測温体のリードとリード線のリードとを正確に直線状に重ね合わせた状態で溶接することができる。その結果、測温体のリードとリード線のリードを正確に位置決めすることができ、これらのリードの間の接触面積を、常に一定の所定の接触面積とすることができ、製品の品質が向上する。
また、本発明の温度測定センサの製造方法は、
前記溶接工程が、
前記リード線を位置決め載置するリード線用凹部を備えたリード線載置台に、前記リード線を位置決め載置した状態で行われることを特徴とする。
このように構成することによって、リード線載置台のリード線用凹部にリード線を位置決め載置することによって、リード線のリードを溶接用電極の第2の案内溝に、正確に位置決めすることができる。
これにより、測温体のリードとリード線のリードとを正確に直線状に重ね合わせた状態で溶接することができる。その結果、測温体のリードとリード線のリードを正確に位置決めすることができ、これらのリードの間の接触面積を、常に一定の所定の接触面積とすることができ、製品の品質が向上する。
また、本発明の温度測定センサの製造方法は、
前記溶接工程が、
前記測温体のリードを案内する複数の第1の案内溝と、前記リード線のリードを案内する複数の第2の案内溝とを備えた溶接用電極によって、一度に複数の測温体のリードとリード線のリードとを重ね合わせた状態で溶接するように構成されていることを特徴とする。
このように構成することによって、一度に複数の測温体のリードとリード線のリードとを重ね合わせた状態で溶接することができ、生産性が向上し、コストと手間を低減することができる。
また、本発明の温度測定センサは、前述のいずれかに記載の温度測定センサの製造方法によって製造された温度測定センサである。
本発明によれば、溶接用電極の第1の案内溝に、測温体のリードを案内し位置決めすることができるとともに、溶接用電極の第2の案内溝に、リード線のリードを案内位置決めすることができる。その結果、測温体のリードとリード線のリードとを正確に直線状に重ね合わせた状態で、例えば、スポット溶接によって溶接することができる。
また、溶接により測温体のリードとリード線のリードとを確実に密着固定してから、半田付けするので、隙間がなく、強度・耐久性の安定した接続が可能である。
さらに、半田付けする際、予め溶接により固定されているため、半田付けが容易になり半田付け時間が短縮できる。
しかも、熱サイクル、振動などの厳しい環境においても、半田はずれによる不具合が発生せず、半田付けが不十分な場合でも、溶接により内部で電気的に接続されているため、製品の機能は満足しており、接合部の信頼性を向上させることができる。
さらに、溶接により測温体のリードとリード線のリードが重なる部分が潰れるため、測温体のリードとリード線のリードの重なる部分が小さくなって、省スペース化に貢献し、短絡のリスクも少ない。
従って、本発明によれば、リード線のリードと測温体のリードとの間を簡単に電気的に接続でき、しかも、リード線のリードと測温体のリードとが直線状に接続することができ、リード線のリードと測温体のリードとの間の接続面積が大きくなり、強度的に優れ、熱サイクル、振動などに対する耐久性が劣ることのない温度測定センサを提供することができる。
図1は、本発明の温度測定センサの部分拡大断面図である。 図2は、本願発明の温度測定センサの製造方法の溶接工程を示す概略図である。 図3は、本発明の温度測定センサの製造方法の半田付け工程を示す概略図である。 図4は、本発明の温度測定センサの製造方法の溶接工程の別の実施例を示す概略図である。 図5は、本発明の温度測定センサの製造方法の溶接工程の別の実施例を示す概略図である。 図6は、本発明の温度測定センサの製造方法の溶接工程の別の実施例を示す概略図である。 図7は、本発明の温度測定センサの製造方法の溶接工程の別の実施例を示す概略図である。 図8は、本発明の温度測定センサの製造方法の溶接工程の別の実施例を示す概略図である。 図9は、本発明の温度測定センサの製造方法の溶接工程の別の実施例を示す概略図である。 図10は、本発明の温度測定センサの製造方法の溶接工程の別の実施例を示す概略図である。 図11は、従来の温度測定センサの部分拡大断面図である。 図12は、従来の温度測定センサの製造方法の半田付け工程を示す概略図である。 図13は、従来の温度測定センサの製造方法の溶接工程を示す概略図である。
以下、本発明の実施の形態(実施例)を図面に基づいてより詳細に説明する。
(実施例1)
図1は、本発明の温度測定センサの部分拡大断面図、図2は、本願発明の温度測定センサの製造方法の溶接工程を示す概略図、図3は、本発明の温度測定センサの製造方法の半田付け工程を示す概略図である。
図1において、符号10は、全体で本発明の温度測定センサを示している。
すなわち、このような温度測定センサ10は、温度測定センサ部を構成する、例えば、測温抵抗体やサーミスタなどから構成される測温体12と、図示しない温度検出用回路に接続されるリード線14とを備えている。
そして、リード線14の配線16の被覆18を除去した、例えば、柔軟性、曲げ耐久性が良好な撚り線から構成されるリード20と、測温体12のリード(リードピン)22とが、後述するように、溶接工程による仮止めの後に、溶接工程で溶接された部分を覆うように、半田付けを行う半田付け工程によって形成された、接続部24で電気的に接続されている。
このように測温体12のリード22とリード線14のリード20とが、接続部24で電気的に接続された後、これらの測温体12のリード22とリード線14のリード20との接続部24の外周に、例えば、腐食性の薬液から保護するために、保護管26が設けられている。
なお、この保護管26の材質としては、被測定流体の種類に応じて、耐薬品性、熱応答性、導電性、腐食性などを考慮に入れて、適宜選択すれば良く、特に限定されるものではなく、例えば、銅、ステンレス、カーボンなどを使用することができる。
そして、この保護管26の内部に、例えば、シリコーン樹脂などの樹脂充填材28を硬化させることによって位置決め固定され、温度測定センサ10が構成されている。
なお、このような樹脂充填材28としては、特に限定されるものではないが、熱伝導性、応力変形などを考慮して、熱伝導性シリコーン樹脂、熱伝導性エポキシ樹脂などを用いることができる。
このように構成される測温体12のリード22とリード線14のリード20との接続部24を形成する接続方法について、以下に説明する。
先ず、測温体12のリード22とリード線14のリード20とを、それらの端部同士を重ね合わせた状態で溶接する溶接工程を行う。
すなわち、図2(A)、図2(B)に示したように、例えば、スポット溶接を行うための上下一対の溶接用電極30を備えている。この溶接用電極30は、相互に離接可能に構成された分離型の溶接用電極30であって、この実施例では、下方に配置された第1の溶接用電極32と、上方に配置された第2の溶接用電極34から構成されている。
そして、図2(B)に示したように、第1の溶接用電極32の上面には、測温体12のリード22を案内するために、断面が円弧形状の溝部である第1の案内溝32aが形成されている。また、同様に、図2(B)に示したように、第2の溶接用電極34の下面には、リード線14のリード20を案内するために、断面が円弧形状の溝部である第2の案内溝34aが形成されている。
図2(A)、図2(B)に示したように、第1の溶接用電極32と第2の溶接用電極34とを離間した状態で、第1の溶接用電極32の第1の案内溝32aに、測温体12のリード22を案内し位置決めするとともに、第2の溶接用電極34の第2の案内溝34aに、リード線14のリード20を案内し位置決めする。
この状態で、図2(C)に示したように、第1の溶接用電極32と第2の溶接用電極34とを接近させ、測温体12のリード22とリード線14のリード20を圧着した状態で、溶接(スポット溶接)することによって、測温体12のリード22とリード線14のリード20とを正確に直線状に重ね合わせた状態で溶接することによって、溶接部36を形成する。
なお、この際、測温体12のリード22とリード線14のリード20とを重ね合わせて圧着した状態で、第1の溶接用電極32と第2の溶接用電極34とが接触して、短絡しないように、第1の溶接用電極32の第1の案内溝32aと、第2の溶接用電極34の第2の案内溝34aの寸法が設定されている。
その後、第1の溶接用電極32と第2の溶接用電極34とを離反させて、溶接部36によって仮止めされた測温体12とリード線14を取り出す。そして、図3(A)、図3(B)に示したように、溶接された溶接部36を覆うように、公知の方法で、機械的にまたは手作業によって、測温体12のリード22とリード線14とに半田付けを行う半田付け工程を行うことによって、接続部24が形成される。
このように構成することによって、溶接用電極30の第1の溶接用電極32の第1の案内溝32aに、測温体12のリード22を案内し位置決めすることができるとともに、溶接用電極30の第2の溶接用電極34の第2の案内溝34aに、リード線14のリード20を案内位置決めすることができる。
その結果、図3(A)、図3(B)に示したように、測温体12のリード22とリード線14のリード20とを正確に直線状に重ね合わせた状態で、例えば、スポット溶接によって溶接することができる。
また、溶接により測温体12のリード22とリード線14のリード20とを確実に密着固定してから、溶接された部分を覆うように、半田付けするので、図3(A)、図3(B)に示したように、接続部24において、隙間がなく、強度・耐久性の安定した接続が可能である。
さらに、半田付けする際、予め溶接により固定されているため、半田付けが容易になり半田付け時間が短縮できる。
しかも、熱サイクル、振動などの厳しい環境においても、いわゆる「半田はずれ」による不具合が発生せず、また、半田付けが不十分な場合でも、溶接により内部で電気的に接続されているため、製品の機能は満足しており、接続部24の信頼性を向上させることができる。
さらに、図3(A)、図3(B)に示したように、溶接により測温体12のリード22とリード線14のリード20が重なる部分が潰れるため、測温体12のリード22とリード線14のリード20の重なる部分が小さくなって、省スペース化に貢献し、短絡のリスクも少ない。
従って、本発明によれば、リード線14のリード20と測温体12のリード22との間を簡単に電気的に接続でき、しかも、リード線14のリード20と測温体12のリード22とが直線状に接続することができ、リード線14のリード20と測温体12のリード22との間の接続面積が大きくなり、強度的に優れ、熱サイクル、振動などに対する耐久性が劣ることのない温度測定センサを提供することができる。
なお、この実施例では、リード線14のリード20を、断面円形形状の撚り線から構成し、測温体12のリード22を、断面円形形状のリードピンから構成したが、その形状、種類(撚り線、リードピン、平板形状のコネクタ、単線など)の組み合わせは、特に限定されるものではない。
例えば、図4(A)、図4(B)に示したように、測温体12のリード22の断面形状が矩形で、リード線14のリード20の断面形状を円形形状とすることができる。また、この場合には、第1の溶接用電極32の第1の案内溝32aの形状を断面矩形形状とし、第2の溶接用電極34の第2の案内溝34aの形状を断面円弧状とすればよい。
また、この実施例では、第1の溶接用電極32の第1の案内溝32aに、測温体12のリード22を案内位置決めし、第2の溶接用電極34の第2の案内溝34aに、リード線14のリード20を案内位置決めするようにした。
しかしながら、これとは逆に、第1の溶接用電極32の第1の案内溝32aに、リード線14のリード20を案内位置決めし、第2の溶接用電極34の第2の案内溝34aに、測温体12のリード22を案内位置決めするようにしても良い。
さらに、この実施例では、上下に第1の溶接用電極32と第2の溶接用電極34とを配置したが、左右に配置したいわゆる「横置き型」とすることも可能である。
(実施例2)
図5は、本発明の温度測定センサの製造方法の溶接工程の別の実施例を示す概略図である。
この実施例の温度測定センサ10の製造方法は、図1〜図4に示した温度測定センサ10の製造方法と基本的には同様な構成であり、同一の構成部材には、同一の参照番号を付して、その詳細な説明を省略する。
この実施例の温度測定センサ10の製造方法では、図5(A)、図5(B)に示したように、溶接工程において、溶接用電極30が、下記のような構造を有している。
すなわち、図5(A)、図5(B)に示したように、測温体12のリード22を案内する第1の案内溝32aを備えた第1の溶接用電極32と、リード線14のリード20を案内する第2の案内溝34aを備えた第2の溶接用電極34と、これらの第1の溶接用電極32と第2の溶接用電極34との間に設けられた弾性絶縁部38を備えている。
そして、これらの第1の溶接用電極32と、第2の溶接用電極34と、弾性絶縁部38とが一体化された一体型の溶接用電極30である。
なお、この場合、図5(A)、図5(B)に示したように、弾性絶縁部38と第1の溶接用電極32とで囲まれた部分で、第1の案内溝32aが形成されるとともに、弾性絶縁部38と第2の溶接用電極34で囲まれた部分で、第2の案内溝34aが形成されている。
なお、この場合、弾性絶縁部38の材質は、特に限定されるものではなく、溶接用電極30による溶接の温度とスパークなどに耐える材料であれば良く、例えば、弾性を有するように形成したフッ素系ゴム、シリコーン系ゴムなどを使用することができる。
このように構成することによって、第1の溶接用電極32の第1の案内溝32aに、測温体12のリード22を挿入するように案内し位置決めするとともに、第2の溶接用電極34の第2の案内溝34aに、リード線14のリード20を挿入するように案内し位置決めすることができる。
そして、この状態で、溶接することによって、測温体12のリード22とリード線14のリード20とを正確に直線状に重ね合わせた状態で溶接することができる。
しかも、この際、第1の溶接用電極32と第2の溶接用電極34との間に、弾性絶縁部38が設けられているので、測温体12のリード22とリード線14のリード20を挟持して圧着でき、リード線14のリード20と測温体12のリード22との間の接続面積が大きくなるとともに、第1の溶接用電極32と第2の溶接用電極34との間で短絡することがなく確実に溶接することができる。
さらに、前述したような実施例1の分離型の溶接用電極30とは相違して、一体型の溶接用電極30であるので、第1の溶接用電極32と第2の溶接用電極34とを接離させる必要がないので、製造工程が簡略化でき、コストも低減することができる。
(実施例3)
図6は、本発明の温度測定センサの製造方法の溶接工程の別の実施例を示す概略図である。
この実施例の温度測定センサ10の製造方法は、図1〜図4に示した温度測定センサ10の製造方法と基本的には同様な構成であり、同一の構成部材には、同一の参照番号を付して、その詳細な説明を省略する。
この実施例の温度測定センサ10の製造方法では、図6(A)、図6(B)に示したように、溶接工程において、溶接用電極30が、下記のような構造を有している。
すなわち、図6(A)、図6(B)に示したように、測温体12のリード22を案内する第1の溶接用電極32の第1の案内溝32aの端部に、測温体12のリード22の先端22aが当接する第1の位置決め用当接部32bが形成されている。
また、同様に、図6(A)、図6(B)に示したように、リード線14のリード20を案内する第2の溶接用電極34の第2の案内溝34aの端部に、リード線14のリード20の先端20aが当接する第2の位置決め用当接部34bが形成さている。
このように構成することによって、第1の案内溝32aの端部に形成された第1の位置決め用当接部32bに測温体12のリード22の先端22aが当接して正確に位置決めができるとともに、第2の案内溝34aの端部に形成された第2の位置決め用当接部34bにリード線14のリード20の先端20aが当接して正確に位置決めができる。
そして、この状態で、溶接することによって、測温体12のリード22とリード線14のリード20とを正確に直線状に重ね合わせた状態で溶接することができる。
これにより、測温体12のリード22とリード線14のリード20とを正確に位置決めすることができ、これらのリード20、22の間の接触面積を、常に一定の所定の接触面積とすることができ、製品の品質が向上する。
なお、その他の実施例においても、このような第1の位置決め用当接部32bと、第2の位置決め用当接部34bを設けても良い。
(実施例4)
図7は、本発明の温度測定センサの製造方法の溶接工程の別の実施例を示す概略図である。
この実施例の温度測定センサ10の製造方法は、図1〜図4に示した温度測定センサ10の製造方法と基本的には同様な構成であり、同一の構成部材には、同一の参照番号を付して、その詳細な説明を省略する。
この実施例の温度測定センサ10の製造方法では、図7に示したように、溶接工程において、測温体12を位置決め載置する素子用凹部40aを備えた測温体載置台40に、測温体12の本体部12aを位置決め載置した状態で、第1の溶接用電極32の第1の案内溝32aに、測温体12のリード22を案内位置決めする。
また、この実施例では、図7に示したように、第2の溶接用電極34の第2の案内溝34aに、リード線14のリード20を、例えば、絶縁性の把持具などで把持して案内位置決めする。
このように構成することによって、測温体載置台40の素子用凹部40aに測温体12を位置決め載置することによって、測温体12のリード22を溶接用電極30(第1の溶接用電極32)の第1の案内溝32aに、正確に位置決めすることができる。
これにより、測温体12のリード22とリード線14のリード20とを正確に直線状に重ね合わせた状態で溶接することができる。その結果、測温体12のリード22とリード線14のリード20とを正確に位置決めすることができ、これらのリード20、22の間の接触面積を、常に一定の所定の接触面積とすることができ、製品の品質が向上する。
(実施例5)
図8は、本発明の温度測定センサの製造方法の溶接工程の別の実施例を示す概略図である。
この実施例の温度測定センサ10の製造方法は、図1〜図4に示した温度測定センサ10の製造方法と基本的には同様な構成であり、同一の構成部材には、同一の参照番号を付して、その詳細な説明を省略する。
この実施例の温度測定センサ10の製造方法では、図8に示したように、溶接工程において、測温体12を位置決め載置する素子用凹部40aを備えた測温体載置台40に、測温体12の本体部12aを位置決め載置した状態で、第1の溶接用電極32の第1の案内溝32aに、測温体12のリード22を案内位置決めする。
また、この実施例では、図8に示したように、溶接工程において、リード線14を位置決め載置するリード線用凹部42aを備えたリード線載置台42に、リード線14を位置決め載置した状態で、第2の溶接用電極34の第2の案内溝34aに、リード線14のリード20を案内位置決めする。
この状態で、この状態で、溶接することによって、測温体12のリード22とリード線14のリード20とを正確に直線状に重ね合わせた状態で溶接することができる。
このように構成することによって、測温体載置台40の素子用凹部40aに測温体12を位置決め載置することによって、測温体12のリード22を溶接用電極30(第1の溶接用電極32)の第1の案内溝32aに、正確に位置決めすることができる。
また、リード線載置台42のリード線用凹部42aにリード線14を位置決め載置することによって、リード線14のリード20を溶接用電極30(第2の溶接用電極34)の第2の案内溝34aに、正確に位置決めすることができる。
これにより、測温体12のリード22とリード線14のリード20とを正確に直線状に重ね合わせた状態で溶接することができる。その結果、測温体12のリード22とリード線14のリード20とを正確に位置決めすることができ、これらのリード20、22の間の接触面積を、常に一定の所定の接触面積とすることができ、製品の品質が向上する。
なお、この実施例では、測温体載置台40の素子用凹部40aに測温体12を位置決め載置するとともに、リード線載置台42のリード線用凹部42aにリード線14を位置決め載置するようにしたが、測温体載置台40、リード線載置台42の少なくともいずれか一方を用いても良い。
(実施例6)
図9は、本発明の温度測定センサの製造方法の溶接工程の別の実施例を示す概略図である。
この実施例の温度測定センサ10の製造方法は、図1〜図4に示した温度測定センサ10の製造方法と基本的には同様な構成であり、同一の構成部材には、同一の参照番号を付して、その詳細な説明を省略する。
この実施例の温度測定センサ10の製造方法では、図9に示したように、溶接工程において、溶接用電極30が、下記のような構造を有している。
すなわち、図9に示したように、測温体12のリード22を案内する第1の溶接用電極32に、複数の第1の案内溝32aが設けられている。同様に、図9に示したように、リード線14のリード20を案内する第2の溶接用電極34に、複数の第2の案内溝34aが設けられている。
なお、図示しないが、この場合には、複数の第1の案内溝32a同士、複数の第2の案内溝34a同士が短絡することのないように相互に絶縁部を設ければよい。
そして、このような構成を備えた溶接用電極30を用いて、一度に複数の測温体12のリード22とリード線14のリード20とを重ね合わせた状態で溶接するように構成されている。
このように構成することによって、一度に複数の測温体12のリード22とリード線14のリード20とを重ね合わせた状態で溶接することができ、いわゆる「多数個取り」とすることができ、生産性が向上し、コストと手間を低減することができる。
この場合、第1の案内溝32a、第2の案内溝34aの数は、特に限定されるものではないことはもちろんである。
以上、本発明の好ましい実施の態様を説明してきたが、本発明はこれに限定されることはなく、例えば、上記の実施例では、いずれも円柱形状の第1の溶接用電極32、第2の溶接用電極34を用いたが、その形状は特に限定されるものではなく、例えば、図10に示したように、角形形状の第1の溶接用電極32、第2の溶接用電極34を用いて、第1の案内溝32a、第2の案内溝34aの長さを調整するようにすることも可能である。
以上、本発明の好ましい実施の態様を説明してきたが、本発明はこれに限定されることはなく、例えば、空調用・一般測定用の温度測定センサ、シリコンウェハなどの半導体製造時に使用される洗浄液などの被測定流体の温度を測定するための温度測定センサなど広範囲な分野に用いることも可能であり、本発明の目的を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
本発明は、例えば、空調用・一般測定用の温度測定センサ、シリコンウェハなどの半導体製造時に使用される洗浄液などの被測定流体の温度を測定するための温度測定センサの製造方法、および、温度測定センサに適用することができる。
10 温度測定センサ
12 測温体
12a 本体部
14 リード線
16 配線
18 被覆
20 リード
20a 先端
22 リード
22a 先端
24 接続部
26 保護管
28 樹脂充填材
30 溶接用電極
32 第1の溶接用電極
32a 第1の案内溝
32b 第1の位置決め用当接部
34 第2の溶接用電極
34a 第2の案内溝
34b 第2の位置決め用当接部
36 溶接部
38 弾性絶縁部
40 測温体載置台
40a 素子用凹部
42 リード線載置台
42a リード線用凹部
100 温度測定センサ
102 測温体
104 リード線
106 配線
108 被覆
110 リード
112 リード
114 接続部(半田付け部)
116 保護管
120 樹脂充填材
122 隙間
200 電極
202 上方電極
204 下方電極
206 溶接部

Claims (8)

  1. 温度測定センサ部を構成する測温体と、
    前記測温体のリードに電気的に接続され、温度検出用回路に接続されるリード線とを備えた温度測定センサの製造方法であって、
    前記測温体のリードと、前記リード線のリードとを、それらの端部同士を重ね合わせた状態で溶接する溶接工程と、
    前記溶接工程で溶接された部分を覆うように、前記測温体のリードとリード線のリードとに半田付けを行う半田付け工程とを備え、
    前記溶接工程が、
    前記測温体のリードを案内する第1の案内溝と、前記リード線のリードを案内する第2の案内溝とを備えた溶接用電極によって、前記測温体のリードとリード線のリードとを直線状に重ね合わせた状態で溶接するように構成されていることを特徴とする温度測定センサの製造方法。
  2. 前記溶接用電極が、
    前記測温体のリードを案内する第1の案内溝を備えた第1の溶接用電極と、
    前記リード線のリードを案内する第2の案内溝を備えた第2の溶接用電極と、
    を備え、
    前記第1の溶接用電極と第2の溶接用電極とが相互に離接可能に構成された分離型の溶接用電極であることを特徴とする請求項1に記載の温度測定センサの製造方法。
  3. 前記溶接用電極が、
    前記測温体のリードを案内する第1の案内溝を備えた第1の溶接用電極と、
    前記リード線のリードを案内する第2の案内溝を備えた第2の溶接用電極と、
    前記第1の溶接用電極と第2の溶接用電極との間に設けられた弾性絶縁部と、
    が一体化された一体型の溶接用電極であることを特徴とする請求項1に記載の温度測定センサの製造方法。
  4. 前記溶接用電極が、
    前記測温体のリードを案内する第1の案内溝の端部に、前記測温体のリードの先端が当接する第1の位置決め用当接部が形成されるとともに、
    前記リード線のリードを案内する第2の案内溝の端部に、前記リード線のリードの先端が当接する第2の位置決め用当接部が形成さていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の温度測定センサの製造方法。
  5. 前記溶接工程が、
    前記測温体を位置決め載置する素子用凹部を備えた測温体載置台に、前記測温体を位置決め載置した状態で行われることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の温度測定センサの製造方法。
  6. 前記溶接工程が、
    前記リード線を位置決め載置するリード線用凹部を備えたリード線載置台に、前記リード線を位置決め載置した状態で行われることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の温度測定センサの製造方法。
  7. 前記溶接工程が、
    前記測温体のリードを案内する複数の第1の案内溝と、前記リード線のリードを案内する複数の第2の案内溝とを備えた溶接用電極によって、一度に複数の測温体のリードとリード線のリードとを重ね合わせた状態で溶接するように構成されていることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の温度測定センサの製造方法。
  8. 請求項1から7のいずれかに記載の温度測定センサの製造方法によって製造された温度測定センサ。
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