JP6421370B2 - 流量計及びポンプ装置 - Google Patents
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管状部材、管状部材内に配置され、入口から出口に向かう流動方向に所定ピッチで形成された雌ねじ形状の貫通孔を有するステータ、及び、雄ねじ形状に形成され、前記ステータの貫通孔内に挿通されることにより、その内周面との間に流動空間を形成するロータを備え、前記流動空間を流動体が流動することにより、前記ステータと前記ロータが相対的に回転する流量計本体と、
前記ステータと前記ロータの相対回転数を検出する検出体と、
を備えた流量計と、
管状部材、管状部材内に配置され、入口から出口に向かう流動方向に所定ピッチで形成された雌ねじ形状の貫通孔を有するステータ、及び、雄ねじ形状に形成され、前記ステータの貫通孔内に挿通されることにより、その内周面との間に流動空間を形成し、前記流動空間を流動体が流動することにより回転するロータを備えたポンプ体と、
前記ポンプ体を回転駆動する駆動体と、
前記検出体によって検出される前記ステータ又は前記ロータの回転数に基づいて流量を算出し、得られた算出流量を予め設定した目標流量と比較し、前記算出流量が目標流量となるように、前記駆動体の回転を駆動制御する制御装置と、
を備え、
前記流量計と前記ポンプ体とは、ロータの1回転当たりの通過流量が同一であり、
前記制御装置は、前記ポンプ体のロータの回転数が前記流量計で検出されるロータの回転数と合致するように、前記駆動体の回転を駆動制御することを特徴とするポンプ装置を提供する。
図1は、本実施形態に係る流量計1を示す。この流量計1は、流量計本体2と、その構成部品であるロータ6の回転を検出するための検出体3とで構成されている。
(1)流量計本体2を流量の検出を希望する配管の途中に接続するだけでよいので、設置作業を簡単に行うことができる。
(2)流量計本体2は、管状部材4内にロータ6、ステータ5及び磁石部7のみを収容しただけの単純な構成である。
(3)管状部材4内の構成部品は流動体中にそのまま配置でき、別途防水構造を施す必要がない。
(4)ロータ6の回転は、管状部材4の外部に設けた検出体3によって行うことができる。検出体自体は流動体に浸漬されることがないので、防水構造を設ける必要がなく、コストアップを招来することもない。
(5)1つの検出体3を複数の流量計本体2でのロータ6の回転検出に利用することができる。
(6)ステータ5が摩耗すれば、流量計本体2のみ、可能であればステータ5のみを交換することができる。
図2Aは、第2実施形態に係る流量計1を示す。
この流量計1の流量計本体2は、図1に示す第1実施形態に係る構成に加えてストッパ17を設けた構成となっている。
図3は、第3実施形態に係る流量計1を示す。
この流量計1の流量計本体2は、図2A、Bに示す第2実施形態に係る構成に加えて、軸受部19によって磁石部7の先端側を回転可能に支持するようにしたものである。
図4Aは、第4実施形態に係る流量計1を示す。
この流量計1の流量計本体2は、前述のように、流動体の流動によりロータ6が回転するのではなく、その周囲に配置したステータ5が回転するようになっている。
図5は、前記実施形態に係る流量計1の適用例を示す。
流量計1は、貯留容器26に配置される配管27の途中に配置されている。配管27は、貯留容器の底面から上方に向かう垂直部27aと、その上端部から水平方向に延びる水平部27bと、その先端から鉛直下方に向かう先端部27cとで構成されている。垂直部27aの上流側(下方側)にはポンプ体28が設けられている。垂直部27aの下流側(上方側)には流量計本体29が設けられている。
すなわち、前記ポンプ体28による流動体の目標流量と、流量計本体29によって検出(算出)された検出流量とを比較する。検出流量が目標流量よりも小さい場合、ポンプ体28によって実際に移送できている流量が不足していると判断する。例えば、気化しやすい次亜塩素酸ソーダを移送する場合、移送途中で一部が気体となり、実際の液体流量が減少することがある。そこで、検出流量が目標流量よりも小さければ、駆動体32の回転数を上方修正してポンプ体28のロータ6の回転数を増大させる。これにより、流動体の気化に伴う実際の液体流量の減少を防止することができる。この場合、予め、検出流量と目標流量の差から検出流量が目標流量となるようなロータ6の回転数を求めておくようにすればよい。
このように、検出流量と目標流量とを比較してポンプ体28を駆動制御するようにすれば、流動体の状態如何に拘わらず、確実に目標流量で移送させることができる。
図6は、前記実施形態に係る流量計1の他の適用例を示す。
流量計1は、流動体を流動させるポンプ38に接続される配管39の途中に設けられている。ポンプ38は、モータ40の駆動により吸込口41を介して流動体を吸い込んで、配管39へと流動させるもので、一軸偏心ねじポンプのほか、一般的な容量ポンプや非容量ポンプであってもよい。ポンプ38から吐出される流動体の流量は流量計1によって検出できるようになっている。
前記実施形態では、特に言及しなかったが、流量計として使用する場合、ねじ形状に形成されたステータ5とロータ6のピッチ寸法は、流動体を搬送する場合に比べて大きい値とするのが好ましい。例えば、図7に示すように、ステータ5とロータ6のピッチ寸法P1に対して2倍のP2とするようにすればよい。これにより、流動体が流動する際、ステータ5又はロータ6が回転しやすくなり、流量が少ない場合であっても検出することが可能となる。
また、ステータ5とロータ6の条数を増やすようにしても構わない(例えば、ステータ5を3条、ロータ6を2条とする等)。
例えば、ステータ5、ロータ6又はこれらに一体化した部材の一部に永久磁石を設け、ステータ5又はロータ6が回転することにより周方向に移動する永久磁石の磁力をホール素子にて検出するようにしてもよい。
また、ステータ5、ロータ6又はこれらに一体化した部材の一部に反射シール(マーク)を設け、ステータ5又はロータ6が回転することにより周方向に移動する反射シール(マーク)を光学式タコメータにて検出するようにしてもよい。この場合、光学式タコメータで管状部材4の外部から反射シール(マーク)を検出するために、管状部材4の一部又は全部を透光性(特に無色透明が好ましい)を有する材料で構成する必要がある。
さらに、ステータ5、ロータ6又はこれらに一体化した部材の一部に溝、突起等のパターンを形成し、ステータ5又はロータ6が回転することにより周方向に移動するパターンに対してストロボ光を照射し、ストロボ効果によって回転数を検出するストロボスコープを使用するようにしてもよい。この場合も、前記光学式タコメータの場合と同様に、管状部材4の一部又は全部を透光性(特に無色透明が好ましい)を有する材料で構成する必要がある。
2…流量計本体
3…検出体
4…管状部材
5…ステータ
6…ロータ
7…磁石部
8…出口
9…入口
10…中心孔
11…移送空間
12…被検出磁石
13…カバー
14…連結部
15…制御装置
16…表示装置
17…ストッパ
18…溝部
19…軸受部
20…軸部
21…連通路
22…フレキシブルジョイント
23…第1ストッパ
24…第2ストッパ
25…被検出磁石
26…貯留容器
27…配管
28…ポンプ体
29…流量計本体
30…第1ストッパ
31…従動磁石
32…駆動体
33…モータ
34…駆動磁石
35…被検出磁石
36…第2ストッパ
37…検出体
38…ポンプ
39…配管
40…モータ
41…吸込口
42…吐出口
43…配管
44…第1ストッパ
45…被検出磁石
46…第1カバー
47…第1軸部
48…第1連通路
49…第1軸受部
50…従動磁石
51…第2カバー
52…第2軸部
53…第2軸受部
54…連通路
55…第2ストッパ
Claims (1)
- 管状部材、管状部材内に配置され、入口から出口に向かう流動方向に所定ピッチで形成された雌ねじ形状の貫通孔を有するステータ、及び、雄ねじ形状に形成され、前記ステータの貫通孔内に挿通されることにより、その内周面との間に流動空間を形成するロータを備え、前記流動空間を流動体が流動することにより、前記ステータと前記ロータが相対的に回転する流量計本体と、
前記ステータと前記ロータの相対回転数を検出する検出体と、
を備えた流量計と、
管状部材、管状部材内に配置され、入口から出口に向かう流動方向に所定ピッチで形成された雌ねじ形状の貫通孔を有するステータ、及び、雄ねじ形状に形成され、前記ステータの貫通孔内に挿通されることにより、その内周面との間に流動空間を形成し、前記流動空間を流動体が流動することにより回転するロータを備えたポンプ体と、
前記ポンプ体を回転駆動する駆動体と、
前記検出体によって検出される前記ステータ又は前記ロータの回転数に基づいて流量を算出し、得られた算出流量を予め設定した目標流量と比較し、前記算出流量が目標流量となるように、前記駆動体の回転を駆動制御する制御装置と、
を備え、
前記流量計と前記ポンプ体とは、ロータの1回転当たりの通過流量が同一であり、
前記制御装置は、前記ポンプ体のロータの回転数が前記流量計で検出されるロータの回転数と合致するように、前記駆動体の回転を駆動制御することを特徴とするポンプ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014171499A JP6421370B2 (ja) | 2014-08-26 | 2014-08-26 | 流量計及びポンプ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014171499A JP6421370B2 (ja) | 2014-08-26 | 2014-08-26 | 流量計及びポンプ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2016045160A JP2016045160A (ja) | 2016-04-04 |
JP6421370B2 true JP6421370B2 (ja) | 2018-11-14 |
Family
ID=55635843
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014171499A Active JP6421370B2 (ja) | 2014-08-26 | 2014-08-26 | 流量計及びポンプ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP6421370B2 (ja) |
Family Cites Families (7)
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JPS5788323A (en) * | 1980-11-21 | 1982-06-02 | Tokyo Keiki Co Ltd | Positive-displacement flowmeter |
JPS6199818A (ja) * | 1984-10-22 | 1986-05-17 | Tokyo Keiki Co Ltd | 容積式流量計 |
JPS61126425A (ja) * | 1984-11-26 | 1986-06-13 | Tokyo Keiki Co Ltd | 容積式流量計 |
JPH0619054Y2 (ja) * | 1987-03-30 | 1994-05-18 | 株式会社三ツ葉電機製作所 | 非円形歯車式流量計 |
JP2008175199A (ja) * | 2006-12-20 | 2008-07-31 | Heishin Engineering & Equipment Co Ltd | 一軸偏心ねじポンプ |
JP6028179B2 (ja) * | 2012-03-16 | 2016-11-16 | 兵神装備株式会社 | 次亜塩素酸ナトリウム注入装置 |
-
2014
- 2014-08-26 JP JP2014171499A patent/JP6421370B2/ja active Active
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JP2016045160A (ja) | 2016-04-04 |
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