JP6418254B2 - 伝送装置および伝送方法 - Google Patents

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Description

本発明は、光伝送システムにおいて使用される伝送装置および伝送方法に係わる。
近年、ネットワークの高速化および大容量化が要求されている。このため、ノード間の距離が長い場合だけでなく、ノード間の距離が比較的短い場合においても、光信号を利用してデータが伝送されることがある。
図1は、光伝送システムの一例を示す。図1に示す実施例では、ノードAには、MAC(Media Access Control)デバイス1aおよび光トランシーバ2aが設けられている。また、ノードBには、MACデバイス1bおよび光トランシーバ2bが設けられている。
MACデバイス1aは、入力データを指定された形式のフレームに格納して光トランシーバ2aに導く。また、MACデバイス1aは、対向ノードから送信されるフレームからデータを抽出する。光トランシーバ2aは、MACデバイス1aにより生成されるフレームを光信号に変換して対向ノードへ送信する。また、光トランシーバ2aは、対向ノードから受信する光信号を電気信号に変換してMACデバイス1aに導く。なお、MACデバイス1bおよび光トランシーバ2bは、実質的にMACデバイス1aおよび光トランシーバ2aと同じなので、説明を省略する。
上記構成の光伝送システムにおいて、データ伝送のさらなる高速化が要求されている。近年では、ノード間で約100Gbpsのデータを伝送する構成が実用化されている。また、ノード間で400Gbpsのデータを伝送する構成が検討されている。
ところが、データの伝送レートが高くなると、ビット誤り率も高くなる傾向にある。特に、電気回路の高速化は容易ではないので、データの伝送レートが高くなると、電気インタフェースにおいてビット誤りが発生しやすくなる。このため、電気インタフェースにおいて誤り訂正符号(FEC:Forward Error Correction)を利用してビット誤りを検出および訂正する構成が提案されている。図1に示す例では、ノードAにおいてMACデバイス1aと光トランシーバ2aとの間で伝送されるフレームにFECが付加され、ノードBにおいてMACデバイス1bと光トランシーバ2bとの間で伝送されるフレームにFECが付加される。
なお、下記の非特許文献1に関連技術が記載されている。
A 400GbE Architectural Option, IEEE P802.3bs 400Gb/s Ethernet Task Force, July 2014, San Diego
上述のように、電気インタフェースにおいてFECを用いて誤り訂正を行う構成が提案されている。しかしながら、FECを終端する回路の消費電力は小さくない。例えば、100G−KR4を終端する回路の消費電力は約45mWであり、100G−KP4を終端する回路の消費電力は約105mWである。
本発明の1つの側面に係わる目的は、誤り訂正を行う光伝送システムにおいて使用される伝送装置の消費電力を削減することである。
本発明の1つの態様の伝送装置は、第1のノードから第2のノードへ光インタフェースを介してフレームを伝送する光伝送システムにおいて前記第1のノードに設けられる。この伝送装置は、誤り訂正符号が付加されたフレームをフレーム生成回路から第1の電気インタフェースを介して受信する受信器と、前記受信器により受信されたフレームを前記光インタフェースを介して前記第2のノードへ送信する光送信器と、前記第1の電気インタフェースにおけるデータ伝送を表す第1の伝送情報、および前記第2のノード内に設けられる光受信器と前記フレームを終端するフレーム終端回路との間の第2の電気インタフェースにおけるデータ伝送を表す第2の伝送情報に基づいて、前記第1の電気インタフェースで使用される第1の誤り訂正符号の種別と前記第2の電気インタフェースで使用される第2の誤り訂正符号の種別とが同じであるか判定する判定部と、を備える。前記第1の誤り訂正符号の種別と前記第2の誤り訂正符号の種別とが異なるときには、前記受信器は、受信フレームに付加されている誤り訂正符号を終端し、誤り訂正符号が除去されたフレームを前記光送信器に導く。前記第1の誤り訂正符号の種別と前記第2の誤り訂正符号の種別とが同じであるときには、前記受信器は、受信フレームに付加されている誤り訂正符号を終端することなく、誤り訂正符号が付加されたフレームを前記光送信器に導く。
上述の態様によれば、誤り訂正を行う光伝送システムにおいて使用される伝送装置の消費電力が削減される。
光伝送システムの一例を示す図である。 本発明の実施形態に係わる伝送方法の概要を説明する図である。 本発明の実施形態に係わる光伝送システムの一例を示す図である。 光トランシーバ内に設けられる受信器の構成の例を示す図である。 DMT変調を利用してデータを伝送する光伝送システムの一例を示す図である。 DMT変調について説明する図である。 FEC設定処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係わる光伝送システムの他の例を示す図である。 本発明の実施形態に係わる光伝送システムのさらに他の例を示す図である。 FEC設定シーケンスの実施例(その1)を示す図である。 FEC設定シーケンスの実施例(その2)を示す図である。 FEC設定シーケンスの実施例(その3)を示す図である。 FEC設定シーケンスの実施例(その4)を示す図である。 FEC設定シーケンスの実施例(その5)を示す図である。 FEC設定シーケンスの実施例(その6)を示す図である。
図2は、本発明の実施形態に係わる伝送方法の概要を説明する図である。図2に示す光伝送システムは、ノードAおよびノードBを含む。ノードAには、MACデバイス1aおよび光トランシーバ2aが設けられている。また、ノードBには、MACデバイス1bおよび光トランシーバ2bが設けられている。
MACデバイス1aは、MACレイヤの処理を実行し、入力データを指定された形式のフレームに格納して光トランシーバ2aに導く。また、MACデバイス1aは、対向ノードから送信されるフレームからデータを抽出する。光トランシーバ2aは、MACデバイス1aにより生成されるフレームを光信号に変換して対向ノードへ送信する。また、光トランシーバ2aは、対向ノードから受信する光信号を電気信号に変換してMACデバイス1aに導く。なお、MACデバイス1bおよび光トランシーバ2bは、実質的にMACデバイス1aおよび光トランシーバ2aと同じなので、説明を省略する。
以下の記載では、図2に示す光伝送システムにおいて、ノードAからノードBへデータが伝送されるものとする。この場合、送信データは、MACデバイス1aに与えられる。そうすると、MACデバイス1aは、送信データを格納するフレームを生成する。すなわち、MACデバイス1aは、フレームを生成するフレーム生成回路として動作することができる。そして、光トランシーバ2aは、MACデバイス1aにより生成されるフレームを、光インタフェースを介してノードBへ送信する。
ノードAから送信される光信号は、光インタフェースを介してノードBへ伝送される。光トランシーバ2bは、ノードAから受信する光信号を電気信号に変換してMACデバイス1bに導く。このとき、ノードAにおいて生成されたフレームが再生される。MACデバイス1bは、再生されたフレームを終端してデータを抽出する。すなわち、MACデバイス1bは、フレームを終端するフレーム終端回路として動作することができる。
上記光伝送システムにおいて、ビット誤りを検出および訂正するために、データを格納するフレームにFECが付加される。以下、幾つかのケースにおけるFEC処理について説明する。
図2(a)に示すケースでは、ノードAの電気インタフェースIF−1において、FEC−1が使用される。すなわち、MACデバイス1aは、フレームにFEC−1を付加する。また、光トランシーバ2aは、フレームに付加されているFEC−1を終端する。すなわち、光トランシーバ2aは、フレームに付加されているFEC−1を利用して誤り訂正を実行する。そして、光トランシーバ2aは、そのフレームからFEC−1を除去してノードBへ送信する。また、ノードBの電気インタフェースIF−2においても、FEC−1が使用される。すなわち、光トランシーバ2bは、ノードAから受信したフレームにFEC−1を付加する。そして、MACデバイス1bは、フレームに付加されているFEC−1を終端する。すなわち、光トランシーバ2aは、フレームに付加されているFEC−1を利用して誤り訂正を実行する。そして、MACデバイス1bは、そのフレームからデータを抽出する。
このように、図2(a)に示すケースでは、ノードA、Bそれぞれにおいて誤り訂正が行われる。したがって、光トランシーバ(この例では、ノードAの光トランシーバ2a)も誤り訂正を実行する。
ところが、送信側ノード(即ち、ノードA)および受信側ノード(即ち、ノードB)において使用されるFECの種別が互いに同じであるときは、必ずしも送信側ノードおよび受信側ノードのそれぞれにおいて誤り訂正を実行する必要はない。すなわち、図2(b)に示すように、MACデバイス1a、1b間で誤り訂正を実行すれば、ノードAにおいて発生するビット誤りおよびノードBにおいて発生するビット誤りが訂正され得る。
なお、図2(b)に示すケースでは、MACデバイス1aは、フレームにFEC−1を付加する。光トランシーバ2aは、FEC−1を終端することなく、FEC−1が付加されているフレームをノードBへ送信する。光トランシーバ2bは、ノードAから受信したフレームをMACデバイス1bに導く。MACデバイス1bは、フレームに付加されているFEC−1を終端する。すなわち、MACデバイス1bは、フレームに付加されているFEC−1を利用して誤り訂正を実行する。
このように、送信側ノードおよび受信側ノードにおいて使用されるFECの種別が互いに同じであるときは、光トランシーバにおいてFECを終端しなくても、送信側ノードおよび受信側ノードにおいて発生するビット誤りは訂正され得る。ここで、図2(a)に示すケースと比較すると、図2(b)に示すケースでは、光トランシーバ2aにおいてFECを終端するための消費電力が削減される。また、光トランシーバ2bにおいては、受信フレームにFECを付加するための消費電力が削減される。
ただし、図2(c)に示すように、送信側ノードまたは受信側ノードのいずれか一方において誤り訂正が実行されないときは、MACデバイス1a、1b間で誤り訂正を実行することはできない。この場合、光トランシーバ2aは、MACデバイス1aにより生成されるフレームに付加されているFECを終端する。また、図2(d)に示すように、送信側ノードおよび受信側ノードにおいて使用されるFECの種別が互いに異なるときも、MACデバイス1a、1b間で誤り訂正を実行することはできない。この場合も、光トランシーバ2aは、MACデバイス1aにより生成されるフレームに付加されているFECを終端する。
そこで、ノードAは、ノードAにおいて使用されるFECの種別とノードBにおいて使用されるFECの種別とを比較する。そして、双方のFECの種別が互いに一致するときは、ノードAは、MACデバイス1aによりフレームに付加されたFECを終端することなく、FECが付加されたフレームをノードBへ送信する。そして、ノードAにおいてフレームに付加されたFECは、MACデバイス1bにより終端される。この伝送方法により、光トランシーバ(特に、送信側ノードの光トランシーバ)の消費電力が削減される。
図3は、本発明の実施形態に係わる光伝送システムの一例を示す。MACデバイス1aおよび光トランシーバ2aは、ノードAに設けられる。また、MACデバイス1bおよび光トランシーバ2bは、ノードBに設けられる。なお、MACデバイス1a、1bは、MACレイヤの処理を実行する。すなわち、MACデバイス1a、1bは、入力データを指定された形式のフレームに格納する処理、および受信フレームからデータを抽出する処理を実行することができる。
MACデバイス1aは、送信器11aおよび受信器12aを有する。なお、MACデバイス1aは、他の回路要素を有していてもよい。送信器11aは、入力データをフレームに格納し、電気インタフェースIF−1を介して光トランシーバ2aへ送信する。このとき、MACデバイス1aは、送信フレームにFECを付加する。受信器12aは、光トランシーバ2aから電気インタフェースIF−1を介して受信するフレームからデータを抽出する。受信フレームにFECが付加されているときには、MACデバイス1aは、そのFECを終端することができる。なお、MACデバイス1aと光トランシーバ2aとの間の電気インタフェースIF−1においては、例えば、複数の物理レーンを介して複数の電気信号が並列に伝送される。
光トランシーバ2aは、受信器21a、光送信器22a、光受信器23a、送信器24a、電気IF情報収集部25a、FEC設定制御部26a、光IFレート制御部27a、電気IF情報収集部28bを有する。なお、光トランシーバ2aは、他の回路要素を有していてもよい。
受信器21aは、MACデバイス1aから電気インタフェースIF−1を介してフレームを受信する。受信フレームにFECが付加されているときには、受信器21aは、必要に応じてそのFECを終端する。このとき、受信器21aは、FEC設定制御部26aから与えられる指示に従って、受信フレームのFECを終端するか否かを判定する。光送信器22aは、光インタフェースを介してノードBへフレームを送信する。このとき、光送信器22aは、光IFレート制御部27aから指示されるレートでフレームをノードBへ送信する。
光受信器23aは、ノードBから光インタフェースを介してフレームを受信する。このとき、光受信器23aは、光IFレート制御部27aから指示されるレートでフレームを受信する。送信器24aは、光受信器23aにより受信されたフレームを、電気インタフェースIF−1を介してMACデバイス1aへ送信する。このとき、送信器24aは、FEC設定制御部26aから与えられる指示に応じて、MACデバイス1aへ送信するフレームにFECを付加することができる。
ノードA、B間の光インタフェースにおいては、特に限定されるものではないが、例えば、DMT(Discrete Multi-Tone)変調を利用してデータが伝送される。この場合、複数の波長チャネルを利用して複数のDMT変調光信号が伝送されるようにしてもよい。
電気IF情報収集部25aは、MACデバイス1aと光トランシーバ2aとの間の電気インタフェースIF−1におけるデータ伝送を表す伝送情報を取得する。伝送情報は、例えば、下記の項目のうちの少なくとも1つを含む。
(1)伝送レート
(2)変調方式
(3)物理レーンの本数
(4)インタフェースの規格の名称
(5)予め測定されたビット誤り率
ただし、伝送情報は、上記(1)〜(5)に限定されるものではない。例えば、伝送情報は、FECの種別を識別する情報であってもよい。
電気IF情報収集部25aは、取得した伝送情報をFEC設定制御部26aに与える。また、電気IF情報収集部25aは、取得した伝送情報を、光送信器22aを利用してノードBへ送信することができる。なお、伝送情報は、例えば、光トランシーバ内のメモリに予め記録されている。この場合、電気IF情報収集部25aは、光トランシーバ内のメモリから伝送情報を読み出す。或いは、伝送情報は、MACデバイス内のメモリに記録されている。この場合、電気IF情報収集部25aは、MACデバイスから伝送情報を取得する。
FEC設定制御部26aは、電気インタフェースIF−1の伝送情報および電気インタフェースIF−2の伝送情報に基づいて、電気インタフェースIF−1で使用されるFECの種別および電気インタフェースIF−2で使用されるFECの種別が同じであるか否かを判定する。このとき、FEC設定制御部26aは、各電気インタフェースIF−1、IF−2で使用されるFECの種別を認識するようにしてもよい。そして、FEC設定制御部26aは、この判定結果に応じて、FEC設定を表すFEC指示を受信器21aおよび送信器24aに与える。また、FEC設定制御部26aは、この判定結果に応じて、光インタフェースの伝送レートを表すレート指示を光IFレート制御部27aに与える。
光IFレート制御部27aは、FEC設定制御部26aから与えられるレート指示に従って、光送信器22aおよび光受信器23aを制御する。すなわち、光IFレート制御部27aは、FEC設定制御部26aから与えられるレート指示に従って、光送信器22aの送信レートを制御すると共に、光受信器23aの受信レートを制御する。
電気IF情報収集部28aは、ノードBから送信される、電気インタフェースIF−2の伝送情報を取得する。そして、電気IF情報収集部28aは、ノードBから取得した伝送情報をFEC設定制御部26aに与える。
なお、電気IF情報収集部25a、28a、FEC設定制御部26a、光IFレート制御部27aは、例えば、プロセッサシステムにより実現される。プロセッサシステムは、プロセッサエレメントおよびメモリを含む。この場合、プロセッサエレメントは、メモリに格納されているプログラムを実行することにより、FEC設定を実行できる。ただし、電気IF情報収集部25a、28a、FEC設定制御部26a、光IFレート制御部27aは、ソフトウェアおよびハードウェアの組合せで実現してもよい。
ノードBに設けられるMACデバイス1bは、MACデバイス1aと同様に、送信器11bおよび受信器12bを有する。また、ノードBに設けられる光トランシーバ2bは、光トランシーバ2aと同様に、受信器21b、光送信器22b、光受信器23b、送信器24b、電気IF情報収集部25b、FEC設定制御部26b、光IFレート制御部27b、電気IF情報収集部28bを有する。なお、MACデバイス1aおよびMACデバイス1bの構成は、実質的に同じであり、また、光トランシーバ2aおよび光トランシーバ2bの構成は、実質的に同じである。よって、MACデバイス1bおよび光トランシーバ2bについては、説明を省略する。
ただし、電気インタフェースIF−1および電気インタフェースIF−2は、互いに同じである必要はない。すなわち、電気インタフェースIF−1および電気インタフェースIF−2は、互いに異なっていてもよい。
上記構成の光伝送システムにおいて、ノードA、B間でデータ伝送を行うときは、そのデータ伝送に先立って、FECを処理するための構成が決定される。以下の記載では、ノードAからノードBへのデータ伝送に係わる構成が決定されるものとする。ただし、実際には、ノードA、B間が接続されたときに、ノードAからノードBへのデータ伝送に係わる構成、およびノードBからノードAへのデータ伝送に係わる構成が決定されるようにしてもよい。
ノードA、B間が接続されると、ノードAにおいて、電気IF情報収集部25aは、電気インタフェースIF−1のデータ伝送を表す伝送情報を収集する。伝送情報は、上述したように、伝送レート、変調方式、物理レーンの本数、インタフェースの規格の名称、予め測定されたビット誤り率のうちの少なくとも1つを含む。
伝送レートは、例えば、100Gbpsまたは400Gbpsである。変調方式は、MACデバイス1aと光トランシーバ2aとの間で伝送される信号の変調方式を表す。物理レーンの本数は、例えば、4本、8本、または16本である。インタフェースの規格の名称は、たとえば、CAUI−4、CDAUI−8、CDAUI−16である。ビット誤り率は、予め測定されて光トランシーバ2a内の所定のメモリ領域に記録されている。なお、電気IF情報収集部25aは、受信器21aにアクセスすることにより、或いは光トランシーバ2a内の所定のメモリ領域にアクセスすることにより、伝送情報を取得できるものとする。
電気IF情報収集部25aは、取得した伝送情報をFEC設定制御部26aに与える。また、電気IF情報収集部25aは、取得した伝送情報を、光送信器22aを利用してノードBへ送信する。ノードAからノードBに通知される伝送情報は、ノードBにおいてFEC設定制御部26bに与えられる。
同様に、ノードBにおいて、電気IF情報収集部25bは、電気インタフェースIF−2のデータ伝送を表す伝送情報を収集する。そして、電気IF情報収集部25bは、取得した伝送情報をFEC設定制御部26bに与える。また、電気IF情報収集部25bは、取得した伝送情報を、光送信器22bを利用してノードAへ送信する。ノードBからノードAに通知される伝送情報は、ノードAにおいてFEC設定制御部26aに与えられる。
上記手順により、ノードAのFEC設定制御部26aは、電気インタフェースIF−1のデータ伝送を表す伝送情報(以下、「伝送情報IF−1」)、および電気インタフェースIF−2のデータ伝送を表す伝送情報(以下、「伝送情報IF−2」)を取得する。また、ノードBのFEC設定制御部26bも、伝送情報IF−1および伝送情報IF−2を取得する。
FEC設定制御部26aは、伝送情報IF−1と伝送情報IF−2とを比較する。そして、伝送情報IF−1と伝送情報IF−2とが一致するときは、FEC設定制御部26aは、電気インタフェースIF−1で使用されるFECの種別と電気インタフェースIF−2で使用されるFECの種別とが互いに同じであると判定する。一方、伝送情報IF−1と伝送情報IF−2とが一致しないときは、FEC設定制御部26aは、電気インタフェースIF−1で使用されるFECの種別と電気インタフェースIF−2で使用されるFECの種別とが互いに異なっていると判定する。なお、FEC設定制御部26aは、伝送情報IF−1、IF−2に基づいて電気インタフェースIF−1、IF−2で使用されるFECの種別をそれぞれ判定することができる。そして、FEC設定制御部26aは、この判定結果を利用して電気インタフェースIF−1、IF−2で使用されるFECの種別が互いに同じであるか判定してもよい。
電気インタフェースIF−1、IF−2に適用されるFECの種別は、例えば、電気インタフェースIF−1、IF−2のビット誤り率に応じて決定されることが好ましい。そして、電気インタフェースIF−1、IF−2のビット誤り率は、電気インタフェースIF−1、IF−2の伝送レート、変調方式、物理レーンの本数、インタフェースの規格などに依存する。したがって、この実施例では、電気インタフェースIF−1、IF−2に適用されるFECの種別は、電気インタフェースIF−1、IF−2の伝送レート、変調方式、物理レーンの本数、インタフェースの規格に対応するものとする。すなわち、FEC設定制御部26aは、伝送情報IF−1、IF−2を取得することにより、電気インタフェースIF−1、IF−2に適用されるFECの種別を判定することができる。
電気インタフェースIF−1、IF−2に適用されるFECが互いに同じであるときには、図2(b)を参照しながら説明したように、光トランシーバ2aでFECを終端することなく、MACデバイス1a、1b間で誤り訂正を実行できる。よって、電気インタフェースIF−1、IF−2に適用されるFECが互いに同じであるときは、FEC設定制御部26aは、FECを終端しない旨を指示するFEC指示を受信器21aに与える。一方、電気インタフェースIF−1、IF−2に適用されるFECが互いに同じではないときには、図2(c)および図2(d)を参照しながら説明したように、光トランシーバ2aにおいてFECを終端する必要がある。したがって、この場合、FEC設定制御部26aは、FECを終端する旨を指示するFEC指示を受信器21aに与える。
図4(a)は、送信側ノードの光トランシーバ内に設けられる受信器の構成の一例を示す。すなわち、ノードAの光トランシーバ2aに設けられる受信器21aの構成を示す。この実施例では、受信器21aは、FEC処理部30を含む。FEC処理部30は、誤り訂正部31およびFEC除去部32を含む。なお、図4(a)において、受信器21a内の他の回路要素は省略されている。
MACデバイス1aから受信するフレームは、FEC処理部30に導かれる。ここで、MACデバイス1aから受信するフレームには、FECが付加されている。
FEC処理部30には、FEC設定制御部26aからFEC指示が与えられる。ON状態を表すFEC指示がFEC指示部30に与えられたときは、FEC処理部30は、受信フレームに付加されているFECを終端する。すなわち、誤り訂正部31は、受信フレームに付加されているFECを利用してデータの誤りを訂正する。そして、FEC除去部32は、このフレームからFECを除去する。これに対して、OFF状態を表すFEC指示がFEC指示部30に与えられたときは、FEC処理部30はFEC処理を実行しない。この場合、誤り訂正は実行されず、また、フレームからFECは除去されない。
このように、電気インタフェースIF−1、IF−2に適用されるFECが互いに同じであるときには、OFF状態を表すFEC指示がFEC指示部30に与えられる。この場合、受信器21aにおいて誤り訂正は実行されないので、光トランシーバ2aの消費電力が抑制される。
ただし、この実施形態では、光トランシーバ2aは、FECが付加されているフレームをノードBへ送信することもあるし、FECが除去されたフレームをノードBへ送信することもある。ここで、フレームからFECが除去されているときと比較して、フレームにFECが付加されているときは、光インタフェースへ送出される光信号の伝送レートを高くする必要がある。例えば、FECが100G−KP4(RS(544、514、T=15、M=10))である場合、オーバヘッドは約3パーセントである。したがって、このFECが適用される場合、フレームからFECが除去されているときと比較して、フレームにFECが付加されているときは、光インタフェースへ送出される光信号の伝送レートを約3パーセント高くする必要がある。
そこで、FEC設定制御部26aは、光インタフェースの伝送レートを表すレート指示光IFレート制御部27aに与える。レート指示は、光トランシーバ2a内でFECを終端するか否かを表す情報、およびFECの種別を表す情報を含む。
光IFレート制御部27aは、FEC設定制御部26aから与えられるレート指示に従って光送信器22aの送信レートを制御する。例えば、光インタフェースの伝送方式がNRZ(Non Return to Zero)またはPAM4(Pulse Amplitude Modulation 4)であるときは、光IFレート制御部27aは、レート指示に従って光送信器22aのクロックレートを制御する。また、光インタフェースの伝送方式がDMTであるときは、光IFレート制御部27aは、レート指示に従って、サンプリングレートまたはビット割当てを制御する。ここで、図5〜図6を参照しながらDMTについて簡単に記載する。
図5は、DMT変調を利用してデータを伝送する光伝送システムの一例を示す。ここでは、光送信器101から光受信器102へDMT変調光信号が伝送されるものとする。光送信器101と光受信器102との間には、光ファイバ伝送路が設けられている。なお、光ファイバ伝送路上には、1または複数の光増幅器が設けられていてもよい。
光送信器101は、DMT変調部101a、D/Aコンバータ101b、E/O素子101cを有する。DMT変調部101aは、データからDMT変調信号を生成する。このとき、データは、分割されて複数のサブキャリアに割り当てられる。このため、高速データが伝送される場合であっても、各サブキャリアに割り当てられるデータの速度を遅くすることができる。なお、複数のサブキャリアの周波数は互いに異なっている。
D/Aコンバータ101bは、DMT変調部101aにより生成されるDMT変調信号をアナログ信号に変換する。そして、E/O素子101cは、アナログDMT変調信号からDMT変調光信号を生成する。E/O素子101cは、例えば、直接変調レーザ部品により実現される。
図6(a)は、DMT変調光信号のスペクトルの一例を示す。この例では、DMT変調において、N個のサブキャリア1〜Nを利用してデータが伝送される。また、各サブキャリアの光強度(または、光パワー)は、ほぼ等化されている。そして、このDMT変調光信号は、光ファイバ伝送路を介して伝送され、光受信器102により受信される。
光受信器102は、O/E素子102a、A/Dコンバータ102b、DMT復調部102cを有する。O/E素子102aは、受信したDMT変調光信号を電気信号に変換する。O/E素子102aは、例えば、フォトダイオードを含んで構成される。A/Dコンバータ102bは、O/E素子102aから出力される信号をデジタル信号に変換する。そして、DMT復調部102cは、A/Dコンバータ102bから出力されるデジタル信号に対してDMT復調を行ってデータを再生する。
上記構成の光伝送システムにおいて、各サブキャリアに対するデータの割当ては、例えば、伝送装置間の伝送特性に基づいて決定される。伝送特性は、例えば、受信側の光伝送装置においてモニタされる光信号対雑音比(SNR:Signal-to-Noise Ratio)により特定される。すなわち、伝送特性モニタ部103は、光送信器101から受信するDMT変調光信号の光信号対雑音比をモニタする。この場合、伝送特性モニタ部103は、サブキャリア毎に光信号対雑音比をモニタする。
図6(b)は、伝送特性モニタ部103により測定された伝送特性の一例を示す。横軸は、各サブキャリアを識別するサブキャリア番号(1〜N)を表す。縦軸は、光信号対雑音比を表す。この実施例では、サブキャリア番号が小さい周波数領域で伝送特性が良好であり、サブキャリア番号が大きい周波数領域で伝送特性が劣化している。
ビット割当て部104は、伝送特性モニタ部103により測定された伝送特性に基づいて、各サブキャリアに対するビット割当てを決定する。すなわち、各サブキャリアについて、1シンボルで伝送するビット数が決定される。このとき、光信号対雑音比が高いサブキャリアに対して割り当てられるビット数は大きく、光信号対雑音比が低いサブキャリアに対して割り当てられるビット数は小さい。図6(c)に示す例では、サブキャリア1〜100に対してそれぞれ「4ビット」が割り当てられ、サブキャリア101〜190に対してそれぞれ「3ビット」が割り当てられ、サブキャリア191〜256に対してそれぞれ「2ビット」が割り当てられている。
ビット設定部105は、ビット割当て部104によって決定されたビット割当てに従って、各サブキャリアの変調方式を指定する。例えば、「2ビット」が割り当てられるサブキャリアに対しては、QPSKに相当する変調方式が指定される。「3ビット」が割り当てられるサブキャリアに対しては、8PSKに相当する変調方式が指定される。「4ビット」が割り当てられるサブキャリアに対しては、16QAMに相当する変調方式が指定される。そうすると、DMT変調部101aは、ビット設定部105により指定された変調方式で、各サブキャリアを変調する。
図3に示す光送信器22aおよび光受信器23bは、それぞれ、図5に示す光送信器101および光受信器102に相当する。そして、図3に示す光インタフェースの伝送方式がDMTであるときは、光IFレート制御部27aは、レート指示に従って、サンプリングレートまたはビット割当てを制御する。
この場合、光送信器22aにおいて、ノードBへの送信データは、いったんメモリに格納される。そして、このメモリから読み出されるデータが各サブキャリアに分配される。サンプリングレートは、このメモリからデータを読み出す読出しレートに相当する。よって、光トランシーバ2aがFECを終端するときと比較して、光トランシーバ2aがFECを終端しないときは、光IFレート制御部27aは、このサンプリングレートを高くする。
また、光IFレート制御部27aは、このサンプリングレートを維持したまま、各サブキャリアへのビット割当てを変更してもよい。例えば、光トランシーバ2aがFECを終端するときと比較して、光トランシーバ2aがFECを終端しないときは、光IFレート制御部27aは、所定数のサブキャリアに割り当てるビット数を増やす。なお、「ビット割当て」は、変調方式に対応する。すなわち、ビット割当てを増やす処理は、1シンボル当たりのビット数の少ない変調方式から1シンボル当たりのビット数の多い変調方式へ切り替えることを意味する。
上述のようにしてノードAにより生成される光信号は、光インタフェースを介してノードBへ伝送される。ノードBにおいて、光トランシーバ2bは、光インタフェースを介して光信号を受信する。
ノードBにおいて、FEC設定制御部26bは、FEC設定制御部26aと同様に、電気インタフェースIF−1、IF−2に適用されるFECの種別をそれぞれ判定し、電気インタフェースIF−1、IF−2に適用されるFECの種別が互いに同じであるか判定する。そして、FEC設定制御部26bは、光IFレート制御部27bにレート指示を与え、また、送信器24bにFEC指示を与える。なお、FEC設定制御部26aおよびFEC設定制御部26bは、同じ情報(すなわち、伝送情報IF−1および伝送情報IF−2)に基づいて、FECの種別が互いに同じであるか否かを判定する。したがって、ノードA、Bにおいて、同じ判定結果が得られることになる。
光IFレート制御部27bは、FEC設定制御部26bから与えられるレート指示に従って光受信器23bの受信レートを制御する。すなわち、受信フレームからFECが除去されているときと比較して、受信フレームにFECが付加されているときは、光インタフェースから光信号を受信するレートを高くする。このとき、光インタフェースの伝送方式がNRZまたはPAM4であるときは、光IFレート制御部27bは、レート指示に従って光受信器3bのクロックレートを制御する。また、光インタフェースの伝送方式がDMTであるときは、光IFレート制御部27bは、レート指示に従って、サンプリングレートまたはビット割当てを制御する。
なお、光受信器23bにおいて、ノードAから受信するデータは、いったんメモリに格納される。そして、そのメモリから読み出されるデータが送信器24bを介してMACデバイス1bに導かれる。すなわち、サンプリングレートは、このメモリからデータを読み出す読出しレートに相当する。また、各サブキャリアのビット割当ては、各サブキャリアの復調処理を指定する。
送信器24bは、FEC設定制御部26bから与えられるFEC指示に従って、受信フレームを処理する。図4(b)は、受信側ノードの光トランシーバ内に設けられる送信器の構成の一例を示す。すなわち、ノードBの光トランシーバ2bに設けられる送信器24bの構成を示す。この実施例では、送信器24bは、FEC処理部40を含む。FEC処理部40は、FEC付加部41を含む。なお、図4(b)において、送信器24b内の他の回路要素は省略されている。
電気インタフェースIF−1、IF−2に適用されるFECが互いに異なるときは、上述したように、ノードAから送信されるフレームにはFECが付加されていない。この場合、FEC設定制御部26bは、ON状態を表すFEC指示を送信器24bに与える。そうすると、FEC付加部41は、受信フレームにFECを付加する。一方、電気インタフェースIF−1、IF−2に適用されるFECが互いに同じであるときは、上述したように、ノードAから送信されるフレームにはFECが付加されている。この場合、FEC設定制御部26bは、OFF状態を表すFEC指示を送信器24bに与える。そうすると、受信フレームは、FEC処理部40により処理されることなく、MACデバイス1bへ導かれる。
このように、実施形態の伝送方法によれば、送信側ノードおよび受信側ノードに適用されるFECの種別が同じであるときは、光トランシーバにおいてFEC処理は実行されない。したがって、送信側ノードにおいては、誤り訂正のための消費電力が削減される。また、受信側ノードにおいては、FECを生成してフレームに付加するための消費電力が削減される。
なお、上述の実施例では、ノードAからノードBへデータが伝送されるケースについて説明したが、ノードBからノードAへデータが伝送されるときも、同様の手順でFECを処理するための構成が決定される。また、上述のFEC設定は、光インタフェースの伝送方式がDMTであるときは、サブキャリアのビット割当てを決定するネゴシエーションのなかで実行されるようにしてもよい。
さらに、光インタフェースの伝送方式がDMTであるときは、複数のサブキャリアの中から指定される1つのサブキャリアを利用してノードA、B間で伝送情報を通知してもよい。或いは、主データ信号とは別に伝送される制御信号を利用してノード間で伝送情報が通知されるようにしてもよい。
図7(a)は、送信側ノードのFEC設定処理を示すフローチャートである。なお、以下の記載では、ノードAの光トランシーバ2aにおいてFEC設定処理が実行されるものとする。
S1において、FEC設定制御部26aは、送信側ノードのMACデバイスと光トランシーバとの間の電気インタフェース(すなわち、電気インタフェースIF−1)のデータ伝送を表す伝送情報(すなわち、伝送情報IF−1)を取得する。S2において、FEC設定制御部26aは、受信側ノードのMACデバイスと光トランシーバとの間の電気インタフェース(すなわち、電気インタフェースIF−2)のデータ伝送を表す伝送情報(すなわち、伝送情報IF−2)を取得する。なお、FEC設定制御部26aは、S1よりも前にS2を実行してもよい。
S3において、FEC設定制御部26aは、取得した伝送情報に基づいて、送信側ノードの電気インタフェースに適用されているFECおよび受信側ノードの電気インタフェースに適用されているFECが同じであるか判定する。このとき、FEC設定制御部26aは、送信側ノードおよび受信側ノードの電気インタフェースに適用されているFECの種別をそれぞれ認識する。
送信側ノードおよび受信側ノードのFECの種別が同じでないときは、FEC設定制御部26aは、S4において、FEC処理をON状態に制御するFEC指示を生成する。このFEC指示が与えられた後は、受信器21aは、受信フレームを終端する。すなわち、誤り訂正が実行され、受信フレームからFECが除去される。さらに、FEC設定制御部26aは、S5において、送信レートをデフォルト値に制御するレート指示を生成する。このレート指示が与えられると、光IFレート制御部27aは、光送信器22aの送信レートをデフォルト値に制御する。
一方、送信側ノードおよび受信側ノードのFECの種別が同じであるときは、FEC設定制御部26aは、S6において、FEC処理をOFF状態に制御するFEC指示を生成する。このFEC指示が与えられた後は、受信器21aは、受信フレームを終端しない。すなわち、FECが付加されたフレームが受信器21aから光送信器22aに導かれる。さらに、FEC設定制御部26aは、S7において、FECの種別に応じて送信レートを制御するレート指示を生成する。光IFレート制御部27aは、このレート指示に従って光送信器22aの送信レートを制御する。
図7(b)は、受信側ノードのFEC設定処理を示すフローチャートである。なお、以下の記載では、ノードBの光トランシーバ2bにおいてFEC設定処理が実行されるものとする。またS1〜S4、S6の処理は、送信側ノードおよび受信側ノードにおいて実質的に同じなので、説明を省略する。
送信側ノードおよび受信側ノードのFECの種別が同じでないときは、S11が実行される。S11において、FEC設定制御部26bは、受信レートをデフォルト値に制御するレート指示を生成する。このレート指示が与えられると、光IFレート制御部27bは、光受信器23bの受信レートをデフォルト値に制御する。一方、送信側ノードおよび受信側ノードのFECの種別が同じであるときは、S12が実行される。S12において、FEC設定制御部26bは、FECの種別に応じて受信レートを制御するレート指示を生成する。光IFレート制御部27bは、このレート指示に従って光受信器23bの受信レートを制御する。
なお、上述の実施例では、電気インタフェースのデータ伝送を表す伝送情報(伝送レート、変調方式、物理レーンの本数、インタフェースの規格の名称、予め測定されたビット誤り率など)に基づいて、送信側ノードおよび受信側ノードのFECが互いに同じであるか判定される。ただし、本発明は、この方法に限定されるものではない。
たとえば、伝送情報は、FECの種別を直接的に識別する情報であってもよい。この場合、ノードAは、ノードAが使用するFECの種別をノードBに通知し、ノードBは、ノードBが使用するFECの種別をノードAに通知する。この後、FEC設定制御部および光IFレート制御部は、上述の実施例と同様の処理を実行する。
図8は、本発明の実施形態に係わる光伝送システムの他の例を示す。図3に示す実施形態では、光トランシーバ2a、2bがFEC設定処理を起動する。これに対して、図8に示す実施形態では、MACデバイス1a、1bがFEC設定処理を起動する。
したがって、図8に示す実施形態では、MACデバイス1aは、送信器11aおよび受信器12aに加えて電気IF情報提供部13aを備える。電気IF情報提供部13aは、電気インタフェースIF−1のデータ伝送を表す伝送情報IF−1を光トランシーバ2aへ送信する。この伝送情報IF−1は、電気IF情報収集部25aにより受信され、FEC設定制御部26aに与えられる。また、この伝送情報IF−1は、光送信器22aおよび光受信器23bを介して電気IF情報収集部28bにより受信され、FEC設定制御部26bに与えられる。
同様に、MACデバイス1bは、送信器11bおよび受信器12bに加えて電気IF情報提供部13bを備える。そして、電気IF情報提供部13bは、電気インタフェースIF−2のデータ伝送を表す伝送情報IF−2を光トランシーバ2bへ送信する。この伝送情報IF−2は、電気IF情報収集部25bにより受信され、FEC設定制御部26bに与えられる。また、この伝送情報IF−2は、光送信器22bおよび光受信器23aを介して電気IF情報収集部28aにより受信され、FEC設定制御部26aに与えられる。
このように、図8に示す実施形態においても、ノードAのFEC設定制御部26aおよびノードBのFEC設定制御部26bは、同じ伝送情報を取得する。この後のFEC設定手順は、図3および図8に示す実施形態において実質的に同じである。
図9は、本発明の実施形態に係わる光伝送システムのさらに他の例を示す。図8に示す実施形態と同様に、図9に示す実施形態でもMACデバイス1a、1bがFEC設定処理を起動する。ただし、図9に示す実施形態では、MACデバイス1a、1bにおいてFEC設定を変更するか否かが判定される。
したがって、図9に示す実施形態では、MACデバイス1aは、送信器11a、受信器12a、電気IF情報提供部13aに加えて電気IF情報収集部14aを備える。また、MACデバイス1bは、送信器11b、受信器12b、電気IF情報提供部13bに加えて電気IF情報収集部14bを備える。
上記構成の光伝送システムにおいて、電気IF情報提供部13aにより提供される伝送情報IF−1は、光トランシーバ2a、2bを介してMACデバイス1bへ転送される。この伝送情報IF−1は、電気IF情報収集部14bにより受信され、電気IF情報提供部13bに与えられる。同様に、電気IF情報提供部13bにより提供される伝送情報IF−2は、光トランシーバ2b、2aを介してMACデバイス1aへ転送される。この伝送情報IF−2は、電気IF情報収集部14aにより受信され、電気IF情報提供部13aに与えられる。
電気IF情報提供部13aは、電気IF情報提供部13a自身が管理する伝送情報IF−1、およびMACデバイス1bから取得する伝送情報IF−2に基づいて、ノードAのFEC設定を決定する。すなわち、光トランシーバ2aにおいてFECを終端するか否かを表すFEC設定情報が生成される。このFEC設定情報は、送信器11aおよび受信器21aを介してFEC設定制御部26aに与えられる。同様に、電気IF情報提供部13bは、電気IF情報提供部13b自身が管理する伝送情報IF−2、およびMACデバイス1aから取得する伝送情報IF−1に基づいて、ノードBのFEC設定を決定する。すなわち、光トランシーバ2bにおいてFECを終端するか否かを表すFEC設定情報が生成される。このFEC設定情報は、送信器11bおよび受信器21bを介してFEC設定制御部26bに与えられる。この後のFEC設定手順は、図3および図9に示す実施形態において実質的に同じである。
次に、図10〜図15を参照しながら、データ通信が開始される前に実行されるFEC設定のシーケンスを説明する。以下の記載では、図3、図8、又は図9に示すノードA、B間で通信が行われるものとする。光トランシーバ2a、2bは、それぞれプラガブルモジュールである。そして、光トランシーバ2a、2bがそれぞれMACデバイス1a、1bに接続されると、FEC設定シーケンスが開始される。なお、ノードA、B間の伝送方式がDMTである場合、FEC設定シーケンスは、例えば、DMTのサブキャリアのビット配置を決定するネゴシエーションプロセスの中で実行されるようにしてもよい。
図10に示すケースでは、光トランシーバ2aが電気インタフェースIF−1のデータ伝送を表す伝送情報IF−1を管理し、光トランシーバ2bが電気インタフェースIF−2のデータ伝送を表す伝送情報IF−2を管理している。したがって、FEC設定シーケンスが開始されると、光トランシーバ2aは伝送情報IF−1を取得し、光トランシーバ2bは伝送情報IF−2を取得する。そして、光トランシーバ2aは伝送情報IF−1をノードBへ送信し、光トランシーバ2bは伝送情報IF−2をノードAへ送信する。
光トランシーバ2aは、伝送情報IF−1および伝送情報IF−2に基づいて、ノードA、Bで使用されるFECの種別を比較する。この比較結果により、FEC処理を実行するか否かが判定される。そして、光トランシーバ2aは、この判定結果に応じて、FEC設定および伝送レートの設定を行う。同様に、光トランシーバ2bも、FEC設定および伝送レートの設定を行う。この後、ノードA、B間(すなわち、MACデバイス1a、1b間)でデータ通信が開始される。
図11に示すケースでは、ノードA、B内の電気インタフェースのデータ伝送を表す伝送情報は、それぞれMACデバイス1a、1bにより管理されている。したがって、FEC設定シーケンスが開始されると、光トランシーバ2aは、MACデバイス1aに対して伝送情報IF−1を要求し、光トランシーバ2bは、MACデバイス1bに対して伝送情報IF−2を要求する。そして、この要求を受けると、MACデバイス1aは、伝送情報IF−1を光トランシーバ2aに提供し、MACデバイス1bは、伝送情報IF−2を光トランシーバ2bに提供する。以降の手順は、図10および図11において実質的に同じである。なお、図11に示すシーケンスにおいては、光トランシーバは、異なる電気インタフェースを提供するMACデバイスにも接続できる。
図12に示すシーケンスは、図11に示すシーケンスと類似している。ただし、図12に示すケースでは、光トランシーバ2aは、光トランシーバ2bに対して伝送情報IF−2を要求する。そして、この要求を受けると、光トランシーバ2bは、伝送情報IF−2を光トランシーバ2aに提供する。この後、光トランシーバ2aは、伝送情報IF−1を光トランシーバ2bに提供する。以降の手順は、図10および図12において実質的に同じである。
なお、光トランシーバ2aは、FEC設定およびレート設定が終了した後に伝送情報IF−1を光トランシーバ2bに提供してもよい。また、光トランシーバ2bは、FEC設定およびレート設定が終了した後に、再度、伝送情報IF−2を光トランシーバ2aに提供してもよい。
図13に示すケースでは、一方のノードに設けられる光トランシーバがマスタ装置としてFEC設定シーケンスを制御する。図13に示す例では、ノードAに設けられる光トランシーバ2aがマスタ装置として動作する。すなわち、光トランシーバ2aは、MACデバイス1aから伝送情報IF−1を取得した後、光トランシーバ2bに対して伝送情報IF−2を要求する。そして、この要求を受けると、光トランシーバ2bは、MACデバイス1bから伝送情報IF−2を取得して光トランシーバ2aに提供する。以降の手順は、図10および図13において実質的に同じである。
図14に示すケースでは、FEC設定シーケンスが開始されると、MACデバイス1aから光トランシーバ2aへ伝送情報IF−1が提供され、MACデバイス1bから光トランシーバ2bへ伝送情報IF−2が提供される。以降の手順は、図10および図14において実質的に同じである。なお、図14に示すシーケンスにおいては、MACデバイスが所望の電気インタフェースを選択できる。
図15に示すケースでは、ネットワーク管理システム50により各ノードの各光トランシーバの設定が制御される。なお、各ノードには、スイッチ回路が設けられている。スイッチ回路は、スイッチファブリックを含む。スイッチファブリックは、複数のMACデバイスを収容することができる。そして、各MACデバイスには、光トランシーバを接続することができる。各トランシーバは、光ファイバを介して他の光トランシーバに接続され得る。
この実施例では、各ノード内の電気インタフェースは共通化されている。例えば、ノードAにおいて、MACLSI−A1、A2、...と光トランシーバA1、A2、...との間の電気インタフェースは、すべてIF−1である。また、ノードBにおいて、MACLSI−B1、B2、...と光トランシーバB1、B2、...との間の電気インタフェースは、すべてIF−2である。
ネットワーク管理システム50は、ノード間を接続するパスを管理する。図15に示す例では、ノードAのMACLSI−A1とノードBのMACLSI−B1とが接続されると、その間に設定されるパスがネットワーク管理システム50に登録される。
ネットワーク管理システム50は、新たなパスが登録されると、そのパスのためのFEC設定を実行する。すなわち、ネットワーク管理システム50は、ノードAおよびノードBに対して、それぞれ、電気インタフェースにおけるデータ伝送を表す伝送情報を要求する。ノードAおよびノードBは、それぞれ要求に応じて、伝送情報IF−1および伝送情報IF−2をネットワーク管理システム50へ送信する。そうすると、ネットワーク管理システム50は、ノードA、Bにおいてそれぞれ使用されるFECの種別を検出し、それらが互いに同じであるか否かを判定する。また、ネットワーク管理システム50は、この判定結果に応じて、ノードA、Bへ設定情報を送信する。設定情報は、光トランシーバにおいてFECを終端するか否かを表す情報、および光インタフェースの伝送レートを表す情報を含む。そして、ノードAのMACLSI−A1およびノードBのMACLSI−B1は、それぞれ、ネットワーク管理システム50から与えられる設定情報に従って回路の設定を行う。

Claims (6)

  1. 第1のノードから第2のノードへ光インタフェースを介してフレームを伝送する光伝送システムにおいて前記第1のノードに設けられる伝送装置であって、
    誤り訂正符号が付加されたフレームをフレーム生成回路から第1の電気インタフェースを介して受信する受信器と、
    前記受信器により受信されたフレームを前記光インタフェースを介して前記第2のノードへ送信する光送信器と、
    前記第1の電気インタフェースにおけるデータ伝送を表す第1の伝送情報、および前記第2のノード内に設けられる光受信器と前記フレームを終端するフレーム終端回路との間の第2の電気インタフェースにおけるデータ伝送を表す第2の伝送情報に基づいて、前記第1の電気インタフェースで使用される第1の誤り訂正符号の種別と前記第2の電気インタフェースで使用される第2の誤り訂正符号の種別とが同じであるか判定する判定部と、
    前記光インタフェースへ信号を送信する送信レートを制御するレート制御部と、を備え、
    前記第1の誤り訂正符号の種別と前記第2の誤り訂正符号の種別とが異なるときには、
    前記受信器は、受信フレームに付加されている誤り訂正符号を終端し、誤り訂正符号が除去されたフレームを前記光送信器に導き、
    前記レート制御部は、誤り訂正符号が除去されたフレームが第1のレートで前記光インタフェースを介して伝送されるように前記光送信器を制御し、
    前記第1の誤り訂正符号の種別と前記第2の誤り訂正符号の種別とが同じであるときには、
    前記受信器は、受信フレームに付加されている誤り訂正符号を終端することなく、誤り訂正符号が付加されたフレームを前記光送信器に導き、
    前記レート制御部は、誤り訂正符号が付加されたフレームが前記第1のレートよりも高い第2のレートで前記光インタフェースを介して伝送されるように前記光送信器を制御する
    ことを特徴とする伝送装置。
  2. 前記レート制御部は、前記光送信器のクロック周波数を制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の伝送装置。
  3. 前記光送信器は、DMT(Discrete Multi-Tone)変調を利用して前記光インタフェースを介して前記第2のノードへフレームを送信する構成であり、
    前記レート制御部は、前記光送信器において生成されるDMT変調信号の各サブキャリアに割り当てるビットを制御する
    ことを特徴とする請求項に記載の伝送装置。
  4. 前記判定部は、前記第1の電気インタフェースの伝送レートと前記第2の電気インタフェースの伝送レートとを比較することにより、前記第1の誤り訂正符号の種別と前記第2の誤り訂正符号の種別とが同じであるか判定する
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の伝送装置。
  5. 第1のノードから第2のノードへ光インタフェースを介してフレームを伝送する光伝送システムにおいて前記第2のノードに設けられる伝送装置であって、
    前記第1のノードから光インタフェースを介してフレームを受信する光受信器と、
    前記光受信器により受信されたフレームを、前記フレームを終端するフレーム終端回路へ第2の電気インタフェースを介して送信する送信器と、
    前記第1のノード内に設けられる前記フレームを生成するフレーム生成回路と光送信器との間の第1の電気インタフェースにおけるデータ伝送を表す第1の伝送情報、および前記第2の電気インタフェースにおけるデータ伝送を表す第2の伝送情報に基づいて、前記第1の電気インタフェースで使用される第1の誤り訂正符号の種別と前記第2の電気インタフェースで使用される第2の誤り訂正符号の種別とが同じであるか判定する判定部と、
    前記光インタフェースから信号を受信する受信レートを制御するレート制御部と、を備え、
    前記第1の誤り訂正符号の種別と前記第2の誤り訂正符号の種別とが異なるときには、
    前記レート制御部は、前記光インタフェースを介して誤り訂正符号が付加されていないフレームを第1のレートで受信するように前記光受信器を制御し、
    前記送信器は、前記光受信器により受信されたフレームに誤り訂正符号を付加して前記フレーム終端回路へ送信し、
    前記第1の誤り訂正符号の種別と前記第2の誤り訂正符号の種別とが同じであるときには、
    前記レート制御部は、前記光インタフェースを介して誤り訂正符号が付加されているフレームを前記第1のレートよりも高い第2のレートで受信するように前記光受信器を制御し、
    前記送信器は、前記光受信器により受信されたフレームを前記フレーム終端回路へ送信する
    ことを特徴とする伝送装置。
  6. 第1のノードから第2のノードへ光インタフェースを介してフレームを伝送する伝送方法であって、
    前記第1のノードには、フレームを生成するフレーム生成回路および前記フレーム生成回路により生成されたフレームを前記光インタフェースへ出力する第1の伝送装置が設けられており、
    前記第2のノードには、前記光インタフェースからフレームを受信する第2の伝送装置および前記第2の伝送装置により受信されたフレームを終端するフレーム終端回路が設けられており、
    前記フレーム生成回路により生成されるフレームに付加されている誤り訂正符号の種別と、前記フレーム終端回路により終端される誤り訂正符号の種別とが異なるときは、
    前記第1の伝送装置は、
    前記フレーム生成回路により生成されたフレームに付加されている誤り訂正符号を終端し、
    誤り訂正符号が除去されたフレームが第1のレートで前記光インタフェースを介して伝送されるように光送信器を制御し、
    前記光送信器を用いて、誤り訂正符号が除去されたフレームを前記第1のレートで前記光インタフェースへ出力し、
    前記第2の伝送装置は、
    前記光インタフェースを介して伝送されるフレームを前記第1のレートで受信するように光受信器を制御し、
    前記光受信器が前記光インタフェースを介して受信したフレームに誤り訂正符号を付加して前記フレーム終端回路へ導き、
    前記フレーム生成回路により生成されるフレームに付加されている誤り訂正符号の種別と、前記フレーム終端回路により終端される誤り訂正符号の種別とが同じであるときは、
    前記第1の伝送装置は、
    誤り訂正符号が付加されたフレームが前記第1のレートよりも高い第2のレートで前記光インタフェースを介して伝送されるように前記光送信器を制御し、
    前記フレーム生成回路により生成されたフレームに付加されている誤り訂正符号を終端することなく、前記光送信器を用いて、誤り訂正符号が付加されたフレームを前記光インタフェースへ出力し、
    前記第2の伝送装置は、
    前記光インタフェースを介して誤り訂正符号が付加されているフレームを前記第2のレートで受信するように前記光受信器を制御し、
    前記光受信器が前記光インタフェースを介して受信したフレームを前記フレーム終端回路へ導く
    ことを特徴とする伝送方法。
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